JP2005187094A - 運送器具管理方法及び運送器具管理システム - Google Patents

運送器具管理方法及び運送器具管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】 運送器具の回収率を高める。
【解決手段】 被運送物を運送するための運送器具に備わるデバイスと、前記運送器具の管理するための運送器具管理サーバと、前記運送器具の管理するための情報を格納する運送器具管理データベースと、前記運送を管理するための運送管理サーバと、前記運送を管理するための情報を格納する運送管理データベースと、ピッキング作業者が利用する端末であって、前記運送管理データベースにアクセスし、前記デバイスに情報を書き込むものと、運送者が利用する端末であって、前記デバイスに対し情報を読み書きし、前記運送器具管理データベース及び前記運送管理データベースにアクセスするものと、運送元の構内各所に設けられている複数の読取装置であって、前記デバイスに書き込まれている情報を読み取るものと、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、物流センターにおける運送器具の所在管理及び、物流センターより搬出された運送器具の運送先、所在をRFID(Radio Frequency Identification;無線自動識別又は電波方式認識)を活用することにより明確に把握し、運送器具の客先滞留、紛失を防止することに特徴を有するRFIDによる運送器具管理方法及び運送器具管理システムに関する。
従来、物流センター等で所有するパレット等の運送器具は実際の納品物を積載し運送者により指定の納品先にトラック等の運送手段により運送される。
なお、本発明に関連する先行技術文献としては以下のものがある。
特開2001−233410号公報 特開2001−322718号公報 特開2003−226434号公報
本来であれば納品先にて物流センター所有のパレット等の運送器具は納品先倉庫で検品と共に運送品の納品を実施し、物流センター所有のパレットは物流センターに回収されるべきものであるが、納品先に未回収のまま滞留もしくは納品先より別の物流拠点への出荷に使用され、紛失してしまう問題がある。
また、パレットによる運送では納品先を間違えてしまう誤運送の問題もある。
現状ではバーコード等の光学系の自動認識を用いた運送品管理システム等も存在するが、読み取り精度が低いことや、運送者への作業負担を強いるものであり、運送者が入出庫の登録を怠ったり、パレットに貼付されたバーコードが汚れや破損により読めないなどの問題があり、精度の高いパレットの所在管理を実現できていない。また、パッシブ型のRFIDを使った運送器具管理サーバも見られるが、パッシブ型の読取り距離、読取り精度の制約により、リアルタイムに機材の所在が管理できない問題があった。
そこで、本発明は、物流センターが所有しているパレット等の運送器具の在庫、搬出入状況、運送器具の物流センター内ロケーション等のリアルタイムな把握を実現すると共に、運送器具の運送先における滞留状況、日数等を把握可能とし、運送器具の高い回収率を実現するRFIDによる運送器具管理システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、上記実現の為に運送者に利用価値、利便性を与えることで運送者による運送の入出庫登録を徹底することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、ピッキング作業者の端末が、運送管理データベースに書き込まれている各運送を特定するための運送指示ID及び各運送における運送者を特定するための運送者IDを、前記被運送物を運送するための運送器具に備わるデバイスに書き込むデバイス書込みステップと、前記運送元の構内に設けられている読取装置が、前記デバイスに予め書き込まれているIDであって各運送器具を特定するためのもの(運送器具ID)並びに前記デバイス書込みステップで前記デバイスに書き込まれた前記運送指示ID及び前記運送者IDを読み取る第1読取りステップと、運送器具管理サーバが、前記第1読取りステップで前記読取装置が読み取った内容及び前記第1読取りステップを行った読取装置を特定するための読取装置IDを基に、前記運送器具IDと前記読取装置IDを関連付けて運送器具管理データベースに書き込む第1運送器具管理データベース書込みステップと、運送管理サーバが、前記第1読取りステップで前記読取装置が読み取った内容を基に、前記運送器具IDを前記運送指示IDに関連付けて運送管理データベースに書き込む運送管理データベース書込みステップと、運送者の端末が、当該運送者を特定するための運送者IDに対応する運送器具IDを前記運送管理データベースから検索する運送管理データベース検索ステップと、前記運送者の端末が、運送器具ID及び運送者IDを運送器具のデバイスから読み取る第2読取りステップと、前記運送者の端末が、当該運送者を特定するための前記運送者ID及び前記運送管理データベース検索ステップで検索した運送器具IDを、前記第2読取りステップで読取った前記運送者ID及び前記運送器具IDと比較する運送者ID・運送器具ID比較ステップと、を備えることを特徴とする運送器具管理方法が提供される。
上記の運送器具管理方法は、前記運送者の端末が、前記運送者ID・運送器具ID比較ステップで一致が確認された場合に、前記運送器具に備わるデバイスのアクティブ機能を停止するアクティブステップ停止ステップを更に備えていてもよい。
上記の運送器具管理方法は、前記運送者の端末が、前記運送者ID・運送器具ID比較ステップで一致が確認された場合に、比較成功の旨並びに該比較に係る前記運送者ID及び前記運送器具IDを前記運送器具管理サーバに通知する比較成功通知ステップと、前記運送器具管理サーバが、前記比較成功通知ステップを受けた場合に、前記運送器具管理データベースの前記運送者ID及び前記運送器具IDに係るレコードに搬出の旨を書き込む第2運送器具管理データベース書込みステップと、を更に備えていてもよい。
上記の運送器具管理方法において、前記デバイス書込みステップでは、各運送における運送先の位置を示す運送先位置情報も前記運送器具の前記デバイスに書き込んでもよく、当該方法は、前記運送者の端末が、前記運送先位置情報を前記運送器具の前記デバイスから読み取る第3読取りステップと、前記運送者の端末が、現在位置を示す現在位置情報を獲得する第1現在位置情報獲得ステップと、前記運送者の端末が、前記第3読取りステップで読み取った前記運送先位置情報を、前記現在位置情報獲得ステップで獲得した前記現在位置情報と比較する位置情報比較ステップと、を更に備えていてもよい。
上記の運送器具管理方法は、前記運送者の端末が、前記位置情報比較ステップで一致が確認された場合に、運送完了の旨及び運送完了時刻を前記運送装置の前記デバイスに書き込む第1運送完了情報書込みステップを更に備えていてもよい。
上記の運送器具管理方法において、前記第3読取りステップでは、前記運送者の端末が、前記運送器具IDも前記運送器具の前記デバイスから読み取ってもよく、当該方法は、前記運送者の端末が、前記位置情報比較ステップで一致が確認された場合に、運送完了の旨、前記運送器具ID、前記現在位置情報及び運送完了時刻を前記運送器具管理サーバに送信する第1運送完了情報送信ステップと、前記運送器具管理サーバが、前記第1運送完了情報送信ステップの結果受信した前記現在位置情報、前記運送完了時刻を前記運送器具IDと関連付けて前記運送器具管理データベースに書き込む第2運送完了情報書みステップと、を更に備えていてもよい。
上記の運送器具管理方法において、前記第3読取りステップでは、前記運送者の端末が、前記運送器具IDも前記運送器具の前記デバイスから読み取ってもよく、当該方法は、前記運送者の端末が、前記位置情報比較ステップで一致が確認された場合に、運送完了の旨及び前記運送器具IDを前記運送管理サーバに送信する第2運送完了情報送信ステップと、前記運送管理サーバが、前記第2運送完了情報送信ステップの結果受信した前記運送完了の旨を前記運送器具IDと関連付けて前記運送管理データベースに書き込む第3運送完了情報書みステップと、を更に備えていてもよい。
上記の運送器具管理方法は、前記運送者の端末が、現在位置を示す現在位置情報を獲得する第2現在位置情報獲得ステップと、前記運送者の端末が、前記運送者ID及び前記現在位置情報に対応する運送器具IDのリストを前記運送器具管理データベースから検索する運送器具IDリスト検索ステップと、前記運送者の端末が、前記運送器具の前記デバイスから前記運送器具IDを読み取る第4読取りステップと、を更に備えていてもよい。
本発明の第2の観点によれば、被運送物を運送するための運送器具に備わるデバイスと、前記運送器具の管理するための運送器具管理サーバと、前記運送器具の管理するための情報を格納する運送器具管理データベースと、前記運送を管理するための運送管理サーバと、前記運送を管理するための情報を格納する運送管理データベースと、ピッキング作業者が利用する端末であって、前記運送管理データベースにアクセスし、前記デバイスに情報を書き込むものと、運送者が利用する端末であって、前記デバイスに対し情報を読み書きし、前記運送器具管理データベース及び前記運送管理データベースにアクセスするものと、運送元の構内各所に設けられている複数の読取装置であって、前記デバイスに書き込まれている情報を読み取るものと、を備えることを特徴とする運送器具管理システムが提供される。
上記の運送器具管理システムにおいて、前記デバイスはRFIDデバイスであってもよい。
上記の運送器具管理システムにおいて、前記RFIDデバイスはアクティブ機能及びパッシブ機能を備えていてもよい。
上記の運送器具管理システムにおいて、前記運送器具管理データベースは、前記各運送器具を特定するための運送器具ID及び前記各読取装置を特定するための読取装置IDを相互に関連付けて格納してもよい。
上記の運送器具管理システムにおいて、前記運送器具管理データベースは、前記各運送器具を特定するための運送器具ID及び各運送者を特定するための運送者IDを相互に関連付けて格納してもよい。
上記の運送器具管理システムにおいて、前記運送管理データベースは、各運送を特定するための運送指示ID、各運送者を特定するための運送者ID及び運送先の位置を示す運送先位置情報を相互に関連付けて格納してもよい。
上記の運送器具管理システムにおいて、前記運送管理データベースは、各運送を特定するための運送指示ID及び各運送器具を特定するための運送器具IDを相互に関連付けて格納してもよい。
上記の運送器具管理システムにおいて、前記ピッキング作業者が利用する端末は、各ピッキング作業者を特定するためのピッキング作業者ID、各運送を特定するための運送指示ID、各運送者を特定するための運送者ID及び運送先の位置を示す運送先位置情報を相互に関連付けて格納する運送管理データベースから、前記ピッキング作業者IDに対応する前記運送指示ID、前記運送者ID及び前記運送先位置情報を検索する検索手段と、前記検索手段で検索した前記運送指示ID、前記運送者ID及び前記運送先位置情報を前記運送器具に備わる前記デバイスに書き込む書込み手段と、を備えていてもよい。
上記の運送器具管理システムにおいて、前記読取装置は、各運送器具を特定するための運送器具IDを前記運送器具に備わる前記デバイスから読み取る読取り手段と、前記読取り手段により読取った前記運送器具ID及び当該読取装置を特定するための読取装置IDとを前記運送器具管理サーバに送信する送信手段と、を備え、前記運送器具管理サーバは、前記送信手段により送信されてきた前記読取装置IDを前記送信手段により送信されてきた前記運送器具IDと関連付けて前記運送器具管理データベースに格納する手段を備えていても良い。
上記の運送器具管理システムにおいて、前記ピッキング作業者の端末は、前記運送管理サーバから各運送を特定するための運送指示IDを獲得する獲得手段と、前記獲得手段により獲得した前記運送指示IDを前記運送器具の前記デバイスに書き込む書込み手段と、を備え、前記読取装置は、各運送器具を特定するための運送器具ID及び前記運送指示IDを前記運送器具の前記デバイスから読み取る読取り手段と、前記読取り手段により読取った前記運送器具ID及び運送指示IDを前記運送管理サーバに送信する送信手段と、を備え、前記運送管理サーバは、前記送信手段により送信されてきた前記運送器具IDを前記送信手段により送信されてきた前記運送指示IDと関連付けて前記運送管理データベースに格納する格納手段を備えていても良い。
上記の運送器具管理システムにおいて、前記運送者の端末は、当該運送者を特定するための運送者IDに対応する運送器具を特定するための運送器具IDを前記運送管理データベースから前記運送管理サーバを介して検索する検索する検索手段を備えていてもよい。
本発明によれば、ピッキングにより生じた運送器具の運送指示ID及び運送者IDとの対応関係を、運送器具IDを運送管理データベースに書き込むことにより、運送管理データベースに保持させ、運送者の端末が当該運送者の運送者IDに対応する運送器具IDを運送管理データベースから検索し、これらを運送器具のデバイスから読取った運送者ID及び運送器具IDと比較するので、運送者は正しい運送器具を確認することができる。
また、本発明によれば、運送器具IDと読取装置IDを関連付けて運送器具管理データベースに書き込むので、運送器具IDが関連付けられた運送器具が読取装置が関連付けれた読取装置の近くに存在することを利用して、運送者は運送器具の位置を容易に知ることができる。
更に、本発明によれば、運送器具に備わるデバイスのアクティブ機能を停止するので、当該デバイスの電源が無駄に浪費されることを防止することができる。
更に、本発明によれば、搬送器具管理データベースを参照すれば、各運送者に係る各運送器具が搬出されたのか否かを知ることができる。
更に、本発明によれば、物流センターが所有しているパレット等の運送器具の在庫、搬出入状況、物流センター内ロケーション等をリアルタイムに把握することが可能となることにある。
更に、本発明によれば、運送器具が滞留している運送先、運送先に運送を実施した運送者等を高い精度で特定可能とし、運送器具の確実な回収が可能となることにある。
更に、本発明によれば、運送者が携行するハンディ端末により間違いのない運送品の積込み、積み下ろしチェックの機能と運送における最適経路を探索可能な機能を提供することにより運送者による入出庫登録の徹底を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の形態は、固有の一意なIDを所有し、アクティブ型及びパッシブ型による通信機能を併せ持ち、かつパッシブ型アクセスにより内蔵のメモリにリードライト可能な機能を有するRFIDデバイスを装着した運送器具101、運送器具に装着されたRFIDへのリードライト機能、無線LANによるネットワーク接続手段を有する第1種ハンディ端末102、物流センター構内の各所に設置されパレットのRFIDデバイスの発信する電波を受信するアクティブ型読取装置103、104、105、運送器具管理サーバ106、運送管理サーバ107、運送器具に装着されたRFIDへのリードライト機能、回線によるネットワーク接続機能、GPSによる位置取得手段を持つ第2種ハンディ端末108とから構成される。
運送器具101にはRFIDデバイスが装着されている。RFIDデバイスは一般的にアンテナから発信された電波を受信し、RFIDデバイスが装備されたアンテナで受けた電波を電力としてRFIDデバイスの内部のICチップを動作させ、RFIDデバイスが内部に電子的に保有する固有のIDを電波により返すパッシブ型と自身に内蔵された電池により、設定された一定間隔で電波を発信し、デバイスの持つ固有のID及びデバイス内のメモリに書き込まれた情報を返すアクティブ型がある。運送器具101に実装されたRFIDデバイスはアクティブ型、パッシブ型の双方の通信方式を実装したもので、パッシブ型でのアクセスにより、アクティブ型による電波の発信、停止制御が可能な機能を有し、アクティブ、パッシブ双方で固有のIDを共有しているものである。また、IDを読み出すだけでなく内部に数KBitの書き換え可能なメモリを有しており、パッシブ型のリーダーライタを使って内部にデータを書き込む機能を有する。本システムでは物流センター内でアクティブ型で利用し、搬出後はパッシブ型を使用することを大きな特徴としている。
第1種ハンディ端末102はPDA等の携帯可能な情報処理装置である。第1種ハンディ端末102は運送器具101に実装されたRFIDデバイスをパッシブ型通信によりリードライトする機能、無線LANによりネットワークに接続する機能、運送管理サーバより運送指示情報を検索、参照するアプリケーションを備えており、物流センター内のピッキング作業者が携帯する。
アクティブ型読取装置103、104、105は物流センター内の運送器具プールや運送品プール、搬出入ゲート等に設置され、運送器具101に装着されたRFIDデバイスがアクティブ機能により発信するIDやRFIDデバイスに書き込まれた情報を受信し、受信した情報と共に各々固有のアクティブ型読取装置の識別情報(ID)と合わせて常にネットワークを介して、運送器具管理サーバ106に通知する機能を有する。
運送器具管理サーバ106は運送器具管理データベースを備えており、アクティブ型読取装置103、104、105より発信された運送器具101に装着された各RFIDデバイスに格納された固有の運送器具IDやその他の情報をアクティブ型読取装置103、104、105の個別のアクティブ型読取装置を特定する一意なIDと共に紐付けデータベースに保持、管理する機能を有する。
運送管理サーバ107は運送管理データベースを備えておりピッキング作業者への運送指示情報検索機能、運送者が運送者を特定する一意な運送者IDにより、運送対象とする運送情報の検索、第1種ハンディ端末102で運送先別の運送指示情報を検索可能とする機能を有する。
第2種ハンディ端末108はPDA等の情報処理装置である。第2種ハンディ端末108はパレットに実装されたRFIDをリードライトする機能、回線によりネットワークに接続する手段、GPSによる自己位置情報取得機能、運送管理サーバ107より運送対象となる運送器具IDを読み出す機能を備えており、運送者が携帯している。
次に、本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。
まず、図2、3、4、5を参照して、本システムにおける運送器具搬出における流れを説明する。図2、3を参照すると、まず、ステップG1において、運送器具101は常に物流センター構内でアクティブ型機能により運送器具101に実装されたRFIDデバイスに書き込まれた情報(運送器具ID、運送指示情報を一意に特定するID、運送者を一意に特定するID、運送先位置情報(緯度及び経度により表される。)等)を運送器具置き場等に設置されたアクティブ型読取装置103、104又は105に対して常に発信している。運送器具IDは運送器具101に装着されたRFIDデバイスに固有のIDで書き換えられることはない。運送指示ID、運送者ID、運送位置情報等はこの時点では0等の初期値でクリアされており無効な値が書き込まれている。ステップG2において、アクティブ型読取装置103、104又は105は運送器具101に装着されたRFIDデバイスより受けた情報と自身のアクティブ型読取装置103、104又は105を一意に特定可能なIDを運送器具管理サーバ106に転送し、ステップG3において、運送器具管理サーバ106はアクティブ型読取装置103、104又は105より転送された運送器具IDを基に、運送器具管理データベースの検索を実行し、運送器具IDに紐付けされたアクティブ型読取装置IDが変更されていたり、運送器具管理データベース上に未登録の運送器具IDの場合にはアクティブ型読取装置ID、運送器具IDを紐付けし運送器具管理データベースへの登録、更新を実行する。このことにより、運送器具管理サーバ106は、物流センター内における運送器具101の位置をアンテナからの通知を常に監視、登録することで把握することが可能となる。
続いて、ピッキング作業者Aは、ステップG4にて、ピッキング作業者Aの携行する第1種ハンディ端末102で運送管理サーバ107に運送指示情報の問い合わせを実行する。この問合せには、ピッキング作業者を一意に特定するIDを付記する。ステップG5において、第1種ハンディ端末102より問合せを受けた運送管理サーバ107は、第1種ハンディ端末102に登録されたピッキング作業者を一意に特定するIDを基に自身に備えた運送管理データベースを検索し、第1種ハンディ端末102に運送指示情報(運送指示ID、運送者ID、運送先位置情報、被運送物IDを含む。)を送信する。続いてステップG6において、ピッキング作業者Aは第1種ハンディ端末102の画面に従いピッキング作業を実施し、ピッキング作業終了と共に第1種ハンディ端末102で運送指示情報に従いピッキングした被運送物を混載した運送器具101に装着されたRFIDデバイスにパッシブ型の通信により運送指示情報に含まれる運送指示ID、運送者ID、運送先位置情報を追記する。情報を書き込まれた運送器具101は、ステップG7にて、RFIDデバイスのアクティブ型機能により、書き込まれた情報を電波で発信し、ステップG8において、その情報を受けたアクティブ型読取装置103、104又は105は運送器具管理サーバ106に運送器具101より受けた運送器具ID、運送指示ID、運送者ID、運送位置情報及びアクティブ型読取装置IDを送信する。
次にステップG9において、アクティブ型読取装置103、104又は105より情報を受信した運送器具管理サーバ106は受信した運送器具IDを基に運送器具IDとアクティブ型読取装置103、104又は105を一意に特定可能なIDを紐付け、運送器具管理データベースに登録し、ステップG10において、ステップG8において受信した情報を運送管理サーバ107に送信する。ステップG11において、運送管理サーバ107は受信した運送指示IDと運送器具IDを紐付け、運送管理データベースに登録する。G4からG11までのステップは、運送指示情報がなくなるまで繰り返される。
図4、5を参照すると、次にステップG12において、物流センターに到着した運送者Dは、自身の携行する第2種ハンディ端末108により、運送管理サーバ107に問合せを実行する。この問合せには、運送者IDを付記する。ステップG13において、運送管理サーバ107は、送信されてきた運送者IDを基に運送管理データベースを検索し、運送指示情報(運送器具IDを含む。)を返す。ステップG15において、運送者Dは運送指示情報に含まれる運送器具IDを基に運送器具101を特定し、ステップG14において、トラック等への運送積み込みの際に運送者Dは第2種ハンディ端末108にて運送器具101に装着されたRFIDデバイスより運送器具ID、運送者ID、運送先位置情報を読み出し、ステップG15において、運送指示情報に含まれる運送器具ID、運送者IDとRFIDデバイスより読み出した運送器具ID、運送者IDを比較し、運送者が運送する荷物として正しいことを判定し、第2種ハンディ端末108の画面にて表示する。比較結果が正しい場合には、第2種ハンディ端末108は、その旨を運送器具101及び運送器具管理サーバ106に通知する。運送器具101への通知の際には、運送器具IDにより通知先を特定する。運送器具管理サーバ106への通知の際には、運送器具、運輸業者IDを付記する。ステップG16において、運送器具管理サーバ106は、第2種ハンディ端末108が読み出した運送器具IDの運送器具が、第2種ハンディ端末108が読み出した運送者IDにより特定される運送者Dにより搬出されることを運送器具管理データベースに登録し(これは、運送器具管理データベースの運送者ID及び運送器具IDにより特定されるレコードの搬出される旨を書き込むためのフィールドに所定値を書き込むことにより実現される。)、ステップG17において、第2種ハンディ端末108からの比較結果が正しい旨の通知により、運送器具101は、これに装着されたRFIDデバイスのアクティブ型機能を停止する。また、ステップG18において、運送者は運送器具101と共に被運送物を運送トラックに積み込む。そして、ステップG19において第2種ハンディ端末108は、各運送器具101に装着されたRFIDデバイスより読み出した運送先位置情報を基に運送者の最適運送ルートを算出し、運送者は第2種ハンディ端末108が算出した最適運送ルートに従い運送を実施する。
次に、図6、7を参照して、本システムにおける運送器具の運送先での搬入における流れを説明する。
ステップH1において運送者Dは、運送器具101を運送した運送先において運送器具101の積み下ろしをする際に、運送器具101に装着されたRFIDデバイスの情報(運送器具ID、運送先位置情報)を第2種ハンディ端末108によって読み出し、第2種ハンディ端末108のGPS機能により取得した自己位置情報(緯度及び経度により表される。)と運送器具101に装着されたRFIDデバイスから読み出した運送先位置情報を比較することにより、運送器具101が正しい運送先に到着しているかの判定を実施し、その結果を第2種ハンディ端末108の画面にて表示する。運送者Dは、第2種ハンディ端末108の画面で正しいことを確認すると共に、ステップH2において、運送者Dの操作により、第2種ハンディ端末108は、運送完了処理の実行を運送器具101、運送器具管理サーバ106及び運送管理サーバ107に指示する。運送器具101に対する指示においては、運送完了時刻の通知も行う。運送器具管理サーバ106に対する指示においては、ステップH1で読み出した運送器具ID、GPS機能により取得した自己位置情報、運送完了時刻の通知も行う。運送管理サーバ107に対する指示においては、ステップH1で読み出した運送器具IDの通知も行う。
ステップH3において、運送器具101は、これ装着されたRFIDデバイスに運送完了時刻を書き込む。ステップH4において、運送器具管理サーバ106は、送信されてきた運送器具IDを基に、送信されてきた運送先位置情報、運送完了時刻を運送器具管理データベースの運送先IDにより特定されるレコードに登録する。ステップH5において、運送管理サーバ107は、運送器具101が運送を完了したことを自身が備える運送管理データベースの運送器具IDにより特定されるレコードに更新する。なお、運送器具IDと運送指示IDとは既に関連付けられているため、このレコードは運送指示IDについてもユニークである。
続いて、ステップH6において、第2種ハンディ端末108は、ステップH1で読み出した運送器具IDを運送器具管理サーバ106に送信し、本運送器具が今回、即日回収すべきであるか否かを問合せる。ステップH7において、運送器具管理サーバ106は、送信されてきた運送器具IDを基に運送器具の回収期限を検索し、即日回収するべきであるか否かの回答を第2種ハンディ端末108に送信する。運送者Dは第2種ハンディ端末108の画面に運送器具101が回収対象であることが表示されているならば、ステップH8において運送器具を回収する。運送者Dは運送対象の運送器具101の数だけ、ステップH1〜H8を繰り返す。
これにより、間違いのない運送先に積荷を届け、運送器具101の位置情報を運送器具管理サーバ106に記録すると共に、運送器具の速やかな回収が可能になる。最後に運送者Dは、ステップH9において、第2種ハンディ端末108により次の運送先を検索し、運送を続けることとなる。
最後に、図8、9を参照して、本システムにおける運送器具の回収の流れを説明する。運送先における搬入作業の流れの中で、即日回収の対象でない運送器具を後日に回収するために、ステップJ1において、運送者Dは、自身の携帯している第2種ハンディ端末108のネットワーク機能を使用して運送器具管理サーバ106に接続し、回収対象となる運送器具101のIDを第2種ハンディ端末108で取得した運送者Dの現在位置情報、運送者を一意に特定するIDキーとして問合せる。ステップJ2において運送器具管理サーバ106は、運送者Dの位置情報、運送者IDを基に回収対象の運送器具IDのリストを作成し、第2種ハンディ端末108に戻す。続いてステップJ3において、運送者Dは第2種ハンディ端末108により回収対象の運送器具に装着されたRFIDデバイスから運送器具IDを読出し、運送器具ID一覧に含まれることを確認し、運送器具が回収対象の運送器具であることを確認した上でトラックに積み込む。ステップJ4において、全ての運送器具101を回収し終えた運送者Dはこれらを物流センターに運送する。
物流センターに到着した運送者Dは、ステップJ5において、回収した運送器具をトラック等の運送手段から下ろし、ステップJ6において、第2種ハンディ端末108にて運送器具101に装着されたRFIDデバイスに格納された運送器具ID以外の情報(運送指示ID、運送者ID、運送先位置情報)をクリアすると共に、ステップJ7において運送器具101に装着されたRFIDデバイスのアクティブ機能を復帰させ運送器具プールに運送器具101を戻す。この様に搬出時に停止されていたアクティブ機能を物流センターに回収した時点で復帰させることで必要のない場所でのアクティブ型の電波発信機能を停止し、RFIDデバイスに内蔵された電池を無駄に使用することなく、電池交換のサイクルを伸ばすことができる。また、運送先の無線機器等に悪影響等をきたす心配がなくなる。
アクティブ方式の通信を復帰した運送器具101に装着されたRFIDデバイスは、ステップJ8において、運送器具IDのアクティブ方式の通信により発信を開始する。ステップJ9において、この電波を受信したアクティブ型読取装置103、104又は105は受信した情報を運送器具管理サーバ106に送信する。ステップJ10において運送器具のID、アクティブ型読取装置のID及びクリアされた情報等をアクティブ型読取装置Bより受信した運送器具管理サーバ106は運送器具が物流センター内に回収されたことを運送器具管理データベースに登録する。このことにより、運送器具が物流センター内に回収されたこととなる。
本発明によれば、物流における運送器具管理といった用途に適用できる。また、物流器具に限らずレンタル業者の管理といった用途にも適用可能である。
本発明の実施形態による運送器具管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態による運送器具管理方法の被運送物搬出時の工程を示す第1のフローチャートである。 本発明の実施形態による運送器具管理方法の被運送物搬出時の工程を示す第2のフローチャートである。 本発明の実施形態による運送器具管理方法の被運送物搬出時の工程を示す第3のフローチャートである。 本発明の実施形態による運送器具管理方法の被運送物搬出時の工程を示す第4のフローチャートである。 本発明の実施形態による運送器具管理方法の被運送物搬入時の工程を示す第1のフローチャートである。 本発明の実施形態による運送器具管理方法の被運送物搬入時の工程を示す第2のフローチャートである。 本発明の実施形態による運送器具管理方法の運送器具回収時の工程を示す第1のフローチャートである。 本発明の実施形態による運送器具管理方法の運送器具回収時の工程を示す第1のフローチャートである。
符号の説明
101 運送器具
102 第1種ハンディ端末
103 アクティブ型読取装置
104 アクティブ型読取装置
105 アクティブ型読取装置
106 ハンディ端末
107 運送器具管理サーバ
108 第2種運送管理サーバ

Claims (19)

  1. ピッキング作業者の端末が、運送管理データベースに書き込まれている各運送を特定するための運送指示ID及び各運送における運送者を特定するための運送者IDを、前記被運送物を運送するための運送器具に備わるデバイスに書き込むデバイス書込みステップと、
    前記運送元の構内に設けられている読取装置が、前記デバイスに予め書き込まれているIDであって各運送器具を特定するためのもの(運送器具ID)並びに前記デバイス書込みステップで前記デバイスに書き込まれた前記運送指示ID及び前記運送者IDを読み取る第1読取りステップと、
    運送器具管理サーバが、前記第1読取りステップで前記読取装置が読み取った内容及び前記第1読取りステップを行った読取装置を特定するための読取装置IDを基に、前記運送器具IDと前記読取装置IDを関連付けて運送器具管理データベースに書き込む第1運送器具管理データベース書込みステップと、
    運送管理サーバが、前記第1読取りステップで前記読取装置が読み取った内容を基に、前記運送器具IDを前記運送指示IDに関連付けて運送管理データベースに書き込む運送管理データベース書込みステップと、
    運送者の端末が、当該運送者を特定するための運送者IDに対応する運送器具IDを前記運送管理データベースから検索する運送管理データベース検索ステップと、
    前記運送者の端末が、運送器具ID及び運送者IDを運送器具のデバイスから読み取る第2読取りステップと、
    前記運送者の端末が、当該運送者を特定するための前記運送者ID及び前記運送管理データベース検索ステップで検索した運送器具IDを、前記第2読取りステップで読取った前記運送者ID及び前記運送器具IDと比較する運送者ID・運送器具ID比較ステップと、
    を備えることを特徴とする運送器具管理方法。
  2. 請求項1に記載の運送器具管理方法において、
    前記運送者の端末が、前記運送者ID・運送器具ID比較ステップで一致が確認された場合に、前記運送器具に備わるデバイスのアクティブ機能を停止するアクティブステップ停止ステップを更に備えることを特徴とする運送器具管理方法。
  3. 請求項1に記載の運送器具管理方法において、
    前記運送者の端末が、前記運送者ID・運送器具ID比較ステップで一致が確認された場合に、比較成功の旨並びに該比較に係る前記運送者ID及び前記運送器具IDを前記運送器具管理サーバに通知する比較成功通知ステップと、
    前記運送器具管理サーバが、前記比較成功通知ステップを受けた場合に、前記運送器具管理データベースの前記運送者ID及び前記運送器具IDに係るレコードに搬出の旨を書き込む第2運送器具管理データベース書込みステップと、
    を更に備えることを特徴とする運送器具管理方法。
  4. 請求項1に記載の運送器具管理方法において、
    前記デバイス書込みステップでは、各運送における運送先の位置を示す運送先位置情報も前記運送器具の前記デバイスに書き込み、
    当該方法は、
    前記運送者の端末が、前記運送先位置情報を前記運送器具の前記デバイスから読み取る第3読取りステップと、
    前記運送者の端末が、現在位置を示す現在位置情報を獲得する第1現在位置情報獲得ステップと、
    前記運送者の端末が、前記第3読取りステップで読み取った前記運送先位置情報を、前記現在位置情報獲得ステップで獲得した前記現在位置情報と比較する位置情報比較ステップと、
    を更に備えることを特徴とする運送器具管理方法。
  5. 請求項4に記載の運送器具管理方法において、
    前記運送者の端末が、前記位置情報比較ステップで一致が確認された場合に、運送完了の旨及び運送完了時刻を前記運送装置の前記デバイスに書き込む第1運送完了情報書込みステップを更に備えることを特徴とする運送器具管理方法。
  6. 請求項4に記載の運送器具管理方法において、
    前記第3読取りステップでは、前記運送者の端末が、前記運送器具IDも前記運送器具の前記デバイスから読み取り、
    当該方法は、
    前記運送者の端末が、前記位置情報比較ステップで一致が確認された場合に、運送完了の旨、前記運送器具ID、前記現在位置情報及び運送完了時刻を前記運送器具管理サーバに送信する第1運送完了情報送信ステップと、
    前記運送器具管理サーバが、前記第1運送完了情報送信ステップの結果受信した前記現在位置情報、前記運送完了時刻を前記運送器具IDと関連付けて前記運送器具管理データベースに書き込む第2運送完了情報書みステップと、
    を更に備えることを特徴とする運送器具管理方法。
  7. 請求項4に記載の運送器具管理方法において、
    前記第3読取りステップでは、前記運送者の端末が、前記運送器具IDも前記運送器具の前記デバイスから読み取り、
    当該方法は、
    前記運送者の端末が、前記位置情報比較ステップで一致が確認された場合に、運送完了の旨及び前記運送器具IDを前記運送管理サーバに送信する第2運送完了情報送信ステップと、
    前記運送管理サーバが、前記第2運送完了情報送信ステップの結果受信した前記運送完了の旨を前記運送器具IDと関連付けて前記運送管理データベースに書き込む第3運送完了情報書みステップと、
    を更に備えることを特徴とする運送器具管理方法。
  8. 請求項1に記載の運送器具管理方法において、
    前記運送者の端末が、現在位置を示す現在位置情報を獲得する第2現在位置情報獲得ステップと、
    前記運送者の端末が、前記運送者ID及び前記現在位置情報に対応する運送器具IDのリストを前記運送器具管理データベースから検索する運送器具IDリスト検索ステップと、
    前記運送者の端末が、前記運送器具の前記デバイスから前記運送器具IDを読み取る第4読取りステップと、
    を更に備えることを特徴とする運送器具管理方法。
  9. 被運送物を運送するための運送器具に備わるデバイスと、
    前記運送器具の管理するための運送器具管理サーバと、
    前記運送器具の管理するための情報を格納する運送器具管理データベースと、
    前記運送を管理するための運送管理サーバと、
    前記運送を管理するための情報を格納する運送管理データベースと、
    ピッキング作業者が利用する端末であって、前記運送管理データベースにアクセスし、前記デバイスに情報を書き込むものと、
    運送者が利用する端末であって、前記デバイスに対し情報を読み書きし、前記運送器具管理データベース及び前記運送管理データベースにアクセスするものと、
    運送元の構内各所に設けられている複数の読取装置であって、前記デバイスに書き込まれている情報を読み取るものと、
    を備えることを特徴とする運送器具管理システム。
  10. 請求項9に記載の運送器具管理システムにおいて、
    前記デバイスはRFIDデバイスであることを特徴とする運送器具管理システム。
  11. 請求項10に記載の運送器具管理システムにおいて、
    前記RFIDデバイスはアクティブ機能及びパッシブ機能を備えることを特徴とする運送器具管理システム。
  12. 請求項9に記載の運送器具管理システムにおいて、
    前記運送器具管理データベースは、前記各運送器具を特定するための運送器具ID及び前記各読取装置を特定するための読取装置IDを相互に関連付けて格納することを特徴とする運送器具管理システム。
  13. 請求項9に記載の運送器具管理システムにおいて、
    前記運送器具管理データベースは、前記各運送器具を特定するための運送器具ID及び各運送者を特定するための運送者IDを相互に関連付けて格納することを特徴とする運送器具管理システム。
  14. 請求項9に記載の運送器具管理システムにおいて、
    前記運送管理データベースは、各運送を特定するための運送指示ID、各運送者を特定するための運送者ID及び運送先の位置を示す運送先位置情報を相互に関連付けて格納することを特徴とする運送器具管理システム。
  15. 請求項9に記載の運送器具管理システムにおいて、
    前記運送管理データベースは、各運送を特定するための運送指示ID及び各運送器具を特定するための運送器具IDを相互に関連付けて格納することを特徴とする運送器具管理システム。
  16. 請求項9に記載の運送器具管理システムにおいて、
    前記ピッキング作業者が利用する端末は、各ピッキング作業者を特定するためのピッキング作業者ID、各運送を特定するための運送指示ID、各運送者を特定するための運送者ID及び運送先の位置を示す運送先位置情報を相互に関連付けて格納する運送管理データベースから、前記ピッキング作業者IDに対応する前記運送指示ID、前記運送者ID及び前記運送先位置情報を検索する検索手段と、
    前記検索手段で検索した前記運送指示ID、前記運送者ID及び前記運送先位置情報を前記運送器具に備わる前記デバイスに書き込む書込み手段と、
    を備えることを特徴とする運送器具管理システム。
  17. 請求項9に記載の運送器具管理システムにおいて、
    前記読取装置は、各運送器具を特定するための運送器具IDを前記運送器具に備わる前記デバイスから読み取る読取り手段と、
    前記読取り手段により読取った前記運送器具ID及び当該読取装置を特定するための読取装置IDとを前記運送器具管理サーバに送信する送信手段と、
    を備え、
    前記運送器具管理サーバは、前記送信手段により送信されてきた前記読取装置IDを前記送信手段により送信されてきた前記運送器具IDと関連付けて前記運送器具管理データベースに格納する格納手段を備えることを特徴とする運送器具管理システム。
  18. 請求項9に記載の運送器具管理システムにおいて、
    前記ピッキング作業者の端末は、
    前記運送管理サーバから各運送を特定するための運送指示IDを獲得する獲得手段と、
    前記獲得手段により獲得した前記運送指示IDを前記運送器具の前記デバイスに書き込む書込み手段と、
    を備え、
    前記読取装置は、
    各運送器具を特定するための運送器具ID及び前記運送指示IDを前記運送器具の前記デバイスから読み取る読取り手段と、
    前記読取り手段により読取った前記運送器具ID及び運送指示IDを前記運送管理サーバに送信する送信手段と、
    を備え、
    前記運送管理サーバは、前記送信手段により送信されてきた前記運送器具IDを前記送信手段により送信されてきた前記運送指示IDと関連付けて前記運送管理データベースに格納する格納手段を備えることを特徴とする運送器具管理システム。
  19. 請求項9に記載の運送器具管理システムにおいて、
    前記運送者の端末は、当該運送者を特定するための運送者IDに対応する運送器具を特定するための運送器具IDを前記運送管理データベースから前記運送管理サーバを介して検索する検索する検索手段を備えることを特徴とする運送器具管理システム。
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