JP2005187033A - 封緘具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 適正な締付強さで緊締して封緘することにより、封緘対象物口部の締付強さ不足による封緘対象物口部からの封緘具の離脱、あるいは封緘対象物口部の過剰な締付による封緘具の不本意な分解や切断などを確実に防止することができる封緘具を提供する。
【解決手段】 袋体14の口部14aを締め付ける係合片1と、係合片1を挿通して締付状態にロックする係合部2とを備え、係合片1には鋸歯状の第1係合手段3が、係合部2には係合爪からなる第2係合手段9が設けられて、係合部2の挿通孔8に挿通された第1係合手段3と第2係合手段9とが互いに係合して不可逆的に袋体14の口部14aを封緘する封緘具において、係合部2への係合片1の挿通量を規制する締付強さ設定手段19を係合片1に設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、たとえば、郵便局や金融機関などにおいて、現金やその他の貴重品を輸送するために使用される袋物の口部を封緘する封緘具に関する。
郵便局や金融機関などにおいて、現金やその他の貴重品を輸送するために使用される袋物の口部を封緘する封緘具として、図12,図13に示すものが提供されている(たとえば、特許文献1)。
この封緘具は、合成樹脂の一体成形品によってなり、封緘対象物である袋物14の口部14aを締め付ける帯状の係合片1と、この係合片1を挿通して締付状態にロックする係合部2とを備え、係合片1には、その内面に鋸歯状の第1係合手段3が設けられ、係合部2には、その挿通孔8の内部に係合爪からなる第2係合手段9が設けられていて、入口8aから挿通孔8に挿通された係合片1の第1係合手段3と係合部2の第2係合手段9とが互いに係合して不可逆的に袋物14の口部14aを封緘するようになっている。
また、帯状の係合片1には、その内面の自由端部1a寄りに複数の小突起4が所望の間隔をおいて形成され、内面の平坦な基端部1b域と鋸歯状の第1係合手段3との境に位置する両側縁に撓み可能な一対の逆さ爪(図示省略)が突設され、その基端縁側に対しては、係合部2の把持片10と切断可能な溝条部6とを介して接合される楕円リング状の切離片7を連設した構造になっている。
したがって、成形された原形の状態では、帯状の係合片1と係合部2とが、切離片7と溝条部6と把持片10を介して一体化されて、その原形状態のまま、封緘具として使用に供されることとなるが、一旦、係合片1の切離片7を把持片10から強く引っ張って、溝条部6を強制的に切断すると、切離片7と把持片10とが完全に分離して、係合片1と係合部2の一体化した原形状態を容易に分解することができる。
また、封緘後に、挿通孔8に工具等の先端部を差し込んで、係合爪からなる第2係合手段9の第1係合手段3に対する係合解除を防止するために、少なくとも、挿通孔8の入口8a側と出口側を係合片1の断面と略等しい大きさとなし、かつ、第2係合手段9と第1係合手段3の確実な係合を得るために、挿通孔8をその長手方向に対して湾曲させている。
前記構成の封緘具の使用に際しては、係合部2に連設されている把持片10を把持して、長尺な係合片1の内面で図14に示すように、袋物14の口部14aを締め付けながら、小突起4を利用して、係合片1の自由端部1aを係合部体2の挿通孔8内に挿通して引き出せば、該挿通孔8内において、係合片1の第1係合手段3に第2係合手段9が弾性的に強固に係合する。これにより、図12に示すように、袋物14の口部14aを緊締して封緘することができる。
一方、袋物14の口部14aを開封する場合には、その封緘状態のまま、切離片7を把持片10から強く引っ張って、切離片7の内周縁と把持片10の外周縁とを接合する溝条部6を全て切断すると、該溝条部6の切断により、把持片10と切離片7とが完全に分離して、係合片1による口部14aの締付状態が即座に解除できるので、これにより、袋物14の口部14aを簡単に開封することが可能になる。
すなわち、図12に示す封緘状態において、袋物14の口部14aを開封しようとした場合には、切離片7と把持片10とを分離する以外方法がないので、両片7・10の分離の有無を確認するだけで、不正行為が行われたか否かの判断が一目瞭然になされるので安全性に優れている。
特許第3213795号
ところで、この種の封緘具では、係合片1による袋物14の口部14aの締付強さが不足すると、封緘具が口部14aから自然発生的に離脱して、口部14aが不本意に開口されたり、あるいは不正行為によって袋物14の口部14aから封緘具を離脱させて開口することが可能になる。また、係合片1による袋物14の口部14aの締付は、把持片10を一方の手で把持し、他方の手で係合片1を引っ張ることによってなされる。このため、係合片1による袋物14の口部14aの締付強さが過剰になると、溝条部6の切断により把持片10と切離片7とが完全に分離して封緘具が分解したり、あるいは係合片1の基端部1bにプレ・ブレークポイントと称される小断面積部分(不図示)が設けられている種類の封緘具では、このプレ・ブレークポイントで切断されることになって、当該封緘具による袋物14口部14aの封緘が不能になる。したがって、新しい封緘具を再使用して、袋物14の口部14aを締付けなければならない無駄が生じる。すなわち、この種の封緘具には、袋物14の口部14aを適正な締付強さで緊締して封緘することが要求される。
本発明は、このような問題を解決するものであって、その目的とするところは、適正な締付強さで緊締して封緘することにより、封緘対象物口部の締付強さ不足による封緘対象物口部からの封緘具の離脱、あるいは封緘対象物口部の過剰な締付による封緘具の不本意な分解や切断などを確実に防止することができる封緘具を提供することにある。
本発明は、封緘対象物の口部を締め付ける帯状の係合片と、この係合片を挿通して締付状態にロックする係合部とを備え、前記係合片には第1係合手段が設けられ、前記係合部には第2係合手段が設けられていて、該係合部の挿通孔に挿通された前記係合片の第1係合手段と前記第2係合手段とが互いに係合して不可逆的に前記封緘対象物の口部を封緘する封緘具において、前記封緘対象物の口部の締め付け時に前記係合部に干渉して該係合部への前記係合片の挿通量を規制して、前記封緘対象物口部の締付強さを設定する締付強さ設定手段が前記係合片に設けられていることを特徴とするものである。
このように、係合片に設けられている締付強さ設定手段が係合部に干渉して、該係合部への係合片の挿通量が規制されることで、封緘対象物口部の締付強さを適正に設定することができる。
本発明においては、締付強さ設定手段が設けられている部位の係合片の厚さ寸法と締付強さ設定手段の高さ寸法との和の値を、係合部の挿通孔の少なくとも入口の高さ寸法よりも大きく設定することが好ましい。このように構成することで、締付強さ設定手段を係合部の挿通孔の入口周縁部に確実に干渉させて、締付強さ設定手段が係合部の挿通孔に挿入されるのを防止し、過剰に締付けられる不都合の発生を回避することができるので、封緘対象物口部の締付強さをさらに一層確実に適正に設定することができる。
また、本発明においては、締付強さ設定手段の数量は1つまたは2つ以上であってもよい。締付強さ設定手段を1つ設けた場合には、1つの締付強さ設定手段に所定の耐剪断強度を保有させることで、係合部との干渉による締付強さ設定手段の剪断破壊によって生じる過剰な締付を回避して、封緘対象物口部の締付強さを適正に設定することができる。一方、締付強さ設定手段を2つ以上設けた場合には、締付強さ設定手段の耐剪断強度を締付強さ設定手段の数量増加に相当して大きくすることが可能であるので、係合部との干渉による締付強さ設定手段の剪断破壊によって生じる過剰な締付を回避して、より一層確実に封緘対象物口部の締付強さを適正に設定することができる。
さらに、本発明においては、締付強さ設定手段を前記帯状の係合片に一体に形成された突起によって構成することが好ましい。このように構成することで、部品点数の削減と締付強さ設定手段製作の容易化を図って、封緘具の製造能率を向上させることができる。
また、本発明においては、締付強さ設定手段を、係合片の第1係合手段を設けた面と同じ面に設けてもよい。このように構成しても、締付強さ設定手段を係合部に干渉させて、該係合部への係合片の挿通量を規制し、封緘対象物口部の締付強さを適正に設定することができる。
さらに、本発明においては、締付強さ設定手段と第1係合手段とを係合片の表裏の両面に互いに分離して設けけてもよい。このように構成しても、締付強さ設定手段を係合部に干渉させて、該係合部への係合片の挿通量を規制し、封緘対象物口部の締付強さを適正に設定することができる。
本発明によれば、係合片に設けられている締付強さ設定手段が係合部に干渉して、該係合部への係合片の挿通量が規制されることで、適正な締付強さで封緘対象物の口部を緊締して封緘することができるので、封緘対象物口部の締付強さ不足による封緘対象物口部からの封緘具の離脱、あるいは封緘対象物口部の過剰な締付による封緘具の不本意な分解や切断などを確実に防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明に係る封緘具において、前記図12〜図14で説明した部分と同一部分については、同一の符号を付して説明する。
図1は本発明の実施形態を示す斜視図、図2は図1の正面図、図3は図1の背面図、図4は図1のA−A線断面図、図5は係合部とその周辺部の拡大断面図、図6は使用状態を示す斜視図である。
これらの図に示されている封緘具は、可撓性を有する合成樹脂の一体成形品によってなり、封緘対象物である袋物14の口部14aを締め付ける帯状の係合片1と、この係合片1を挿通して締付状態にロックする係合部2とを備え、係合片1には、その背面(裏面)に鋸歯状の第1係合手段3が設けられ、係合部2には、その挿通孔8の内部に係合爪からなる第2係合手段9が設けられていて、挿通孔8の入口8aから該係合部2に挿通された係合片1の第1係合手段3と第2係合手段9とが互いに係合して不可逆的に袋物14の口部14aを封緘するようになっている。
帯状の係合片1には、正面(表面)の自由端部1a寄りにおいて、その幅方向の一側に偏った位置に、逆挿入防止用の突起15が形成されている。したがって、係合部2の挿通孔8に対する係合片1の「裏向き逆挿入」、「裏向き正挿入」、「表向き逆挿入」などが防止される(特開2000−226064号公報)。また、図7に示すように、係合部2は、帯状の係合片1における基端の把持片16に対して、抜き孔17および切断可能な溝条部18を介して連設した構成になっている。
前記封緘具が成形された原形の状態では、帯状の係合片1と係合部2とが、把持片16、抜き孔17、溝条部18を介して一体化されて、その原形状態のまま封緘具として使用に供されることとなるが、一旦、把持片16を強く引っ張って、溝条部18を強制的に切断すると、図8に示すように、係合片1と係合部2とがが完全に分離して、係合片1と係合部2の一体化した原形状態を容易に分解することができる。すなわち、係合片1と係合部2の分離の有無を確認することで、不正行為が行われたか否かの判断が一目瞭然になされるので安全性に優れている。
また、封緘後に、挿通孔8に工具等の先端部を差し込んで、係合爪からなる第2係合手段9の第1係合手段3に対する係合解除を防止するために、少なくとも、挿通孔8の入口側と出口側を係合片1の断面と略等しい大きさとなし、かつ、第2係合手段9と第1係合手段3の確実な係合を得るために、図5に示すように、挿通孔8をその長手方向に対して湾曲させている。
一方、帯状の係合片1における基端部1bの正面(表面)には、幅方向の一側に偏って該帯状の係合片1に一体に形成された突起によってなる1つの締付強さ設定手段19を設けてある。つまり、1つの締付強さ設定手段19と第1係合手段3とを係合片1の表裏の両面に互いに分離して設けてある。なお、この1つの締付強さ設定手段19は、所定の耐剪断強度を保有している。また、1つの締付強さ設定手段19が設けられる位置は、前記の位置のみに限定されるものではなく、封緘対象物である袋物14の種類や大きさなどが異なることによって相違する適正な締付強さに応じて、係合片1の長手方向に変わる。
すなわち、封緘対象物である袋物14に要求される適正な締付強さが前記実施形態の封緘対象物の適正な締付強さよりも弱ければ、締付強さ設定手段19の位置は、係合片1の正面(表面)における幅方向の一側に偏った状態で自由端部1a側に変位して設けられ、封緘対象物に要求される適正な締付強さが前記実施形態の封緘対象物の適正な締付強さよりも強ければ、締付強さ設定手段19の位置は、係合片1の正面(表面)における幅方向の一側に偏った状態で係合部2側に変位して設けられる。図中、20はプレ・ブレークポイントと称される小断面積部分を示し、封緘後における不正行為により係合片1に過剰な引っ張り力が負荷され場合に、係合片1を切断させて、不正行為を確認するために設けてある。
前記構成の封緘具の使用に際しては、図6に示すように、封緘対象物である袋物14の口部14aに帯状の係合片1を巻き付けて、係合片1の自由端部1aを係合部2の挿通孔8の入口8a(ただし図6には、入口8aは図示されていない)から挿通して引き出し、さらに矢印Xに示す方向に係合片1を引っ張り出して、図9に示すように、1つの締付強さ設定手段19を挿通孔8の入口8a周縁部に当接して干渉させることにより、封緘対象物である袋物14の口部14aを適正に設定された締付強さで緊締して封緘することができる。また、この封緘状態は、係合片1の第1係合手段3に第2係合手段9が弾性的に強固に係合することになって、不可逆的に保持されることになる。
このように、係合片1に設けられている1つの締付強さ設定手段19が係合部2に干渉して、該係合部2への係合片1の挿通量が規制されることで、適正な締付強さで封緘対象物である袋物14の口部14aを緊締して封緘することができるので、口部14aの締付強さ不足による口部14aからの封緘具の離脱、あるいは口部14aの過剰な締付による封緘具の不本意な分解や切断などを確実に防止することができる。しかも、締付強さ設定手段19が係合片1に一体に形成された突起によって構成されていることにより、締付強さ設定手段19を別途製作して係合片1に取付ける手間が省けるので、部品点数の削減と締付強さ設定手段製作の容易化を図って、封緘具の製造能率を向上させることができる。
前記実施形態では、1つの締付強さ設定手段19と第1係合手段3とを係合片1の表裏の両面に互いに分離して設けを設けた構成で説明しているが、図10に示すように、1つの締付強さ設定手段19を、第1係合手段3と同じ係合片1の背面(裏面)に設けてもよい、このように構成しても、図9で説明した1つの締付強さ設定手段19と第1係合手段3とを係合片1の表裏の両面に互いに分離して設けた構造と同様に、1つの締付強さ設定手段19が係合部2に干渉して、該係合部2への係合片1の挿通量が規制されることで、適正な締付強さで封緘対象物である袋物14の口部14aを緊締して封緘することができるので、口部14aの締付強さ不足による口部14aからの封緘具の離脱、あるいは口部14aの過剰な締付による封緘具の不本意な分解や切断などを確実に防止することができる。
また、図11に示すように、2つの締付強さ設定手段19における一方の締付強さ設定手段19を第1係合手段3と同じ係合片1の背面(裏面)に設け、他方の締付強さ設定手段19を係合片1の正面(表面)に設けてもよい。特に、前記実施形態で説明した1つの締付強さ設定手段19と同じ横断面積を有する締付強さ設定手段19を2つ設けることで、締付強さ設定手段19の耐剪断強度が倍増されることになるので、係合部2との干渉による締付強さ設定手段の剪断破壊によって生じる過剰な締付を回避して、より一層確実に封緘対象物である袋物14の口部14aを適正な締付強さで緊締して封緘することができる。勿論、2つの締付強さ設定手段19それぞれの耐剪断強度を前記実施形態で説明した1つの締付強さ設定手段19の1/2に設定して、2つの締付強さ設定手段19のトータル耐剪断強度を前記実施形態で説明した1つの締付強さ設定手段19の耐剪断強度と等しい値に設定すても、係合部2との干渉による締付強さ設定手段の剪断破壊によって生じる過剰な締付を回避して、封緘対象物である袋物14の口部14aを適正な締付強さで緊締して封緘することができる。
さらに、図12に示すように、2つの締付強さ設定手段19を係合片1の背面(裏面)もしくは正面(表面)の少なくとも一方の面において、幅方向に並列して設けても、締付強さ設定手段19の耐剪断強度を増大させて、係合部2との干渉による締付強さ設定手段の剪断破壊によって生じる過剰な締付を回避し、より一層確実に封緘対象物である袋物14の口部14aを適正な締付強さで緊締して封緘することが可能になる。
一方、図9,図10に示すように、締付強さ設定手段19が設けられている部位の係合片1の厚さ寸法tと締付強さ設定手段19の高さ寸法hとの和の値H1を、係合部2の挿通孔8の少なくとも入口8aの高さ寸法H2よりも大きく設定することと、図11に示すように、係合片1の厚さ寸法tと2つの締付強さ設定手段19の高さ寸法h1,h2との和の値H3を、係合部2の挿通孔8の少なくとも入口8aの高さ寸法H2よりも大きく設定することによって、締付強さ設定手段19を係合部2の挿通孔8の入口8a周縁部に確実に干渉させることができる。このため、締付強さ設定手段10が係合部2の挿通孔8に挿入されるのを防止して、過剰に締付けられる不都合の発生を回避することができるので、封緘対象物である袋物14の口部14aの締付強さをさらに一層確実に適正に設定することができる。
また、前記実施形態では、2つの締付強さ設定手段19を設けた構成で説明しているが、締付強さ設定手段19は3つ以上設けられていてもよい。
本発明に係る封緘具の実施形態を示す斜視図である。 図1の正面図である。 図1の背面図である。 図2のA−A線断面図である。 係合部とその周辺部の拡大断面図である。 使用状態を示す斜視図である。 係合部とその周辺部の拡大背面図である。 開封された状態を示す斜視図である。 第1、第2係合手段が互いに係合しかつ締付強さ設定手段が係合部に干渉した状態の第1実施形態を示す拡大断面図である。 第1、第2係合手段が互いに係合しかつ締付強さ設定手段が係合部に干渉した状態の第2実施形態を示す拡大断面図である。 第1、第2係合手段が互いに係合しかつ締付強さ設定手段が係合部に干渉した状態の第3実施形態を示す拡大断面図である。 複数の締付強さ設定手段が係合部に干渉した状態の第4実施形態を示す拡大説明図である。 従来例の封緘状態を示す斜視図である。 従来例の縦断面図である。 従来例の締付ロック状態を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 帯状の係合片
2 係合部
3 第1係合手段
9 第2係合手段
14 袋物(封緘対象物)
14a 袋物の口部(封緘対象物の口部)
19 締付強さ設定手段
t 締付強さ設定手段が設けられている部位の係合片の厚さ寸法
h 締付強さ設定手段の高さ寸法
h1 締付強さ設定手段の高さ寸法
h2 締付強さ設定手段の高さ寸法
H1 t+hの値
H2 挿通孔の入口の高さ寸法
H3 t+h1+h2の値

Claims (6)

  1. 封緘対象物の口部を締め付ける帯状の係合片と、この係合片を挿通して締付状態にロックする係合部とを備え、前記係合片には第1係合手段が設けられ、前記係合部には第2係合手段が設けられていて、該係合部の挿通孔に挿通された前記係合片の第1係合手段と前記第2係合手段とが互いに係合して不可逆的に前記封緘対象物の口部を封緘する封緘具において、
    前記封緘対象物の口部の締め付け時に前記係合部に干渉して該係合部への前記係合片の挿通量を規制して、前記封緘対象物口部の締付強さを設定する締付強さ設定手段が前記係合片に設けられていることを特徴とする封緘具。
  2. 請求項1に記載の封緘具において、
    前記締付強さ設定手段が設けられている部位の係合片の厚さ寸法と締付強さ設定手段の高さ寸法との和の値を、前記係合部の挿通孔の少なくとも入口の高さ寸法よりも大きく設定したことを特徴とする封緘具。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載の封緘具において、
    前記締付強さ設定手段が1つまたは2つ以上設けられていることを特徴とする封緘具。
  4. 請求項1、請求項2または請求項3のいずれかに記載の封緘具において、
    前記締付強さ設定手段が前記帯状の係合片に一体に形成された突起によって構成されていることを特徴とする封緘具。
  5. 請求項1、請求項2、請求項3または請求項4のいずれかに記載の封緘具において、
    前記締付強さ設定手段が前記係合片の前記第1係合手段を設けた面と同じ面に設けられていることを特徴とする封緘具。
  6. 請求項1、請求項2、請求項3または請求項4のいずれかに記載の封緘具において、
    前記締付強さ設定手段と前記第1係合手段とが前記係合片の表裏の両面に互いに分離して設けられることを特徴とする封緘具。

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