JP2005185366A - 香料等拡散装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】香料や有効成分の種類、装置が設置された空間の大きさ、装置設置場所の気温の高低に関わらず、十分に香料や有効成分を拡散させることができると共に、エネルギーが無駄にならない香料等拡散装置を提供する。
【解決手段】香料等放出手段6を制御して放出させた香料の種類に応じて香料等拡散手段9を駆動させる駆動時間を変化させ、さらに、空間入力手段10によって入力された空間の大きさが大きいほど、気温入力手段10によって入力された気温が低いほど、それぞれ香料等拡散手段9を駆動させる駆動時間を長くする。
【選択図】 図5
【解決手段】香料等放出手段6を制御して放出させた香料の種類に応じて香料等拡散手段9を駆動させる駆動時間を変化させ、さらに、空間入力手段10によって入力された空間の大きさが大きいほど、気温入力手段10によって入力された気温が低いほど、それぞれ香料等拡散手段9を駆動させる駆動時間を長くする。
【選択図】 図5
Description
本発明は、設置された室内等の空間に香料または有効成分を拡散させる香料等拡散装置に関する。
従来、設置された室内等に香料を拡散させる香料拡散装置として、複数種類の香料を格納する香料格納手段と、その香料格納手段に格納されている香料を香料格納手段外部に放出する複数の香料放出手段と、それら香料放出手段によって放出された香料を送風により拡散させる香料拡散手段と、香料放出手段及び香料拡散手段を制御する制御手段とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、装置が設置される空間の大きさを入力する空間入力手段(室内容量選択手段12)を備え、空間入力手段によって入力された空間の大きさが大きいほど、制御手段が放出手段によって放出する香料の量を多くする香料拡散装置も知られている(例えば、特許文献2参照。)。
一方、このような香料拡散装置で拡散される複数種類の香料は、それぞれ濃度、粘性及び持続時間が異なっているため、一定容積及び一定温度の条件のもとでほぼ均一に拡散されるまでの時間が異なり、また、格納手段から放出された香料が装置外に出るまでの風路に付着する度合や、付着した香料が風路から揮発する度合も異なっている。
特開平10−146385号公報
特開平7−184986号公報
上記特許文献1に記載の香料拡散装置では、異なる種類の香料を拡散させる場合であっても同一の制御で香料拡散手段を制御しているため、常に同じ時間だけ香料拡散手段を駆動することになり、香料の種類によっては、風路内などに香料が付着して残ったり、香料が全て装置外へ飛散したとしても空間内に十分に拡散されなかったりするといった問題がある。また、香料の種類によっては、既に十分に香料が拡散されているにも関わらず、香料拡散手段を駆動させ続けることになり、駆動の為のエネルギーが無駄になるといった問題がある。
また、上記特許文献2に記載の装置では、設置される空間の大きさに応じて放出する香料の量は変えていても、同一の制御で香料拡散手段を制御しているので、常に同じ時間だけ香料拡散手段を駆動することになる。そのため、空間の大きさによっては、風路内などに香料が付着して残ったり、香料が全て装置外へ飛散したとしても空間内に十分に拡散されなかったりし、あるいは、十分に香料が拡散された後も香料拡散手段を無駄に駆動させ続けてしまうといった問題がある。
また、特許文献1及び特許文献2に記載の装置は、設置される場所の気温の高低に関わらず、同一の制御で香料拡散手段を制御しているので、常に同じ時間だけ香料拡散手段を駆動することになる。一方、香料は、気温によって粘性が変わり、また、気温が高いほど拡散されやすいといった特性を有している。そのため、気温によっては、放出された香料が風路内などに付着して完全に装置外へ飛散しなかったり、空間内に十分に香料が拡散されなかったりし、あるいは、香料拡散手段を無駄に駆動させ続けたりといった問題がある。
さらに、特許文献1及び特許文献2に記載の装置では、香料等拡散手段による送風の装置外への送出方向が固定されているため、装置が設置されている空間における装置の位置(装置の向き、及び、壁や天井までの距離等)によっては、香料が空間内で偏ってしまい、十分に空間内に拡散しないといった問題がある。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、香料や有効成分の種類、装置が設置された空間の大きさや空間内における装置の位置、装置設置場所の気温の高低に関わらず、放出された香料や有効成分を装置内に残さずに十分に空間内に拡散させることができると共に、拡散手段の不要な駆動によってエネルギーが無駄にならない香料等拡散装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、香料または有効成分を格納する香料等格納手段と、その香料等格納手段に格納されている香料または有効成分を香料等格納手段外部に放出する香料等放出手段と、その香料等放出手段によって放出された香料または有効成分を送風により拡散させる香料等拡散手段と、前記香料等放出手段及び香料等拡散手段を制御する制御手段とを備えた香料等拡散装置において、前記制御手段は、香料等放出手段を制御して放出させた香料または有効成分の種類に応じて、香料等拡散手段を駆動させる駆動時間を変化させることを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、香料または有効成分を格納する香料等格納手段と、その香料等格納手段に格納されている香料または有効成分を香料等格納手段外部に放出する香料等放出手段と、その香料等放出手段によって放出された香料または有効成分を送風により拡散させる香料等拡散手段と、前記香料等放出手段及び香料等拡散手段を制御する制御手段とを備えた香料等拡散装置において、該装置が設置される空間の大きさを入力する空間入力手段又は装置が設置される空間の大きさを検出する空間検出手段を備え、前記制御手段は、空間入力手段によって入力された空間の大きさ又は空間検出手段によって検出された空間の大きさが大きいほど、香料拡散手段を駆動させる駆動時間を長くすることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、香料または有効成分を格納する香料等格納手段と、その香料等格納手段に格納されている香料または有効成分を香料等格納手段外部に放出する香料等放出手段と、その香料等放出手段によって放出された香料または有効成分を送風により拡散させる香料等拡散手段と、前記香料等放出手段及び香料等拡散手段を制御する制御手段とを備えた香料等拡散装置において、該装置が設置される場所の気温を入力する気温入力手段又は装置が設置される場所の気温を検出する気温検出手段を備え、前記制御手段は、気温入力手段によって入力された気温又は気温検出手段によって検出された気温が低いほど、香料等拡散手段を駆動させる駆動時間を長くすることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、香料または有効成分を格納する香料等格納手段と、その香料等格納手段に格納されている香料または有効成分を香料等格納手段外部に放出する香料等放出手段と、その香料等放出手段によって放出された香料または有効成分を送風により拡散させる香料等拡散手段と、前記香料等放出手段及び香料等拡散手段を制御する制御手段とを備えた香料等拡散装置において、該装置が設置される空間の大きさを入力する空間入力手段又は装置が設置される空間の大きさを検出する空間検出手段と、該装置が設置される場所の気温を入力する気温入力手段又は装置が設置される場所の気温を検出する気温検出手段とを備え、前記制御手段は、香料等放出手段を制御して放出させた香料または有効成分の種類に応じて香料等拡散手段を駆動させる駆動時間を変化させ、さらに、空間入力手段によって入力された空間の大きさ又は空間検出手段によって検出された空間の大きさが大きいほど、気温入力手段によって入力された気温又は気温検出手段によって検出された気温が低いほど、それぞれ香料等拡散手段を駆動させる駆動時間を長くすることを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の香料拡散装置において、前記制御手段が香料等放出手段を制御して単位時間あたりの香料または有効成分の放出量を経時的に減少させていくと共に、香料等拡散手段を制御して単位時間あたりの送風量を経時的に減少させていくことを特徴としている。
また、請求項6記載の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の香料拡散装置において、前記制御手段が香料等放出手段を制御して単位時間あたりの香料または有効成分の放出量を繰り返し増減させると共に、香料等拡散手段を制御して香料または有効成分の放出量の増減に合わせて単位時間あたりの送風量を繰り返し増減させることを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の香料拡散装置において、香料等拡散手段による送風の装置外への送出方向を変更する送出方向変更手段と、該装置が設置されている空間における装置の位置を入力する位置入力手段または装置が設置されている空間における装置の位置を検出する位置検出手段とを備え、前記制御手段は、位置入力手段によって入力された装置の位置または位置検出手段によって検出された装置の位置に応じて、送出方向変更手段を制御して拡散手段による送風の装置外への送出方向を変更することを特徴としている。
また、請求項8記載の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の香料拡散装置において、前記香料等格納手段が複数種類の香料または有効成分をそれぞれ格納可能に構成され、前記香料等放出手段が香料等格納手段に格納されている複数の香料または有効成分を個別に放出可能に構成されるとともに、それら香料等格納手段に格納されている複数種類の香料または有効成分のうちから拡散させる香料または有効成分を選択する香料等選択手段を備え、前記制御手段は、香料等放出手段を制御して、香料等選択手段によって選択された香料または有効成分を放出させることを特徴としている。
また、請求項9記載の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の香料拡散装置において、前記香料等格納手段がインクジェットタイプのカートリッジで構成されると共に、前記香料等放出手段がインクジェットプリンタヘッドで構成されることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、香料または有効成分の種類に応じて香料等拡散手段を駆動させる駆動時間を変化させるので、香料または有効成分の種類に関わらず、放出された香料または有効成分を装置内に残すことなく、空間内に十分に香料を拡散させることができると共に、香料等拡散手段を駆動させる為のエネルギーが無駄にならない。
請求項2記載の発明によれば、空間入力手段又は空間検出手段によって装置が設置された空間の大きさの情報が取得され、その取得された情報に基づき、空間が大きいほど香料等拡散手段を駆動させる駆動時間を長くするので、装置が設置された空間の大きさに関わらず、放出された香料または有効成分を装置内に残すことなく、空間内に十分に香料または有効成分を拡散させることができると共に、香料等拡散手段を駆動させる為のエネルギーが無駄にならない。
請求項3記載の発明によれば、気温入力手段又は気温検出手段によって装置が設置された場所の気温の情報が取得され、その取得された情報に基づき、気温が低いほど香料等拡散手段を駆動させる駆動時間を長くするので、装置が設置された場所の気温の高低に関わらず、放出された香料または有効成分を装置内に残すことなく、空間内に十分に香料を拡散させることができると共に、香料等拡散手段を駆動させる為のエネルギーが無駄にならない。
請求項4記載の発明によれば、香料または有効成分の種類に応じて香料等拡散手段を駆動させる駆動時間を変化させ、さらに、空間入力手段又は空間検出手段によって装置が設置された空間の大きさの情報を取得すると共に気温入力手段又は気温検出手段によって装置が設置された場所の気温の情報を取得し、その取得された情報に基づき、空間の大きさが大きいほど、気温が低いほど、それぞれ香料等拡散手段を駆動させる駆動時間を長くするので、香料または有効成分の種類、装置が設置された空間の大きさ、装置設置場所の気温の高低に関わらず、放出された香料または有効成分を装置内に残すことなく、空間内に十分に香料を拡散させることができると共に、香料等拡散手段を駆動させる為のエネルギーが無駄にならない。
請求項5記載の発明によれば、装置の作動当初は香料または有効成分の放出量と送風量とが多いので、空間の装置から遠い部分に香料または有効成分が拡散され、時間が経過すると香料または有効成分の放出量と送風量とが減少し、空間の装置から近い部分に香料または有効成分が拡散される。そのため、空間の全ての部分にムラなく香料または有効成分を拡散させることできる。
請求項6記載の発明によれば、香料または有効成分の放出量と送風量とが繰り返し増減するので、空間の装置から遠い部分に香料または有効成分が拡散される状態と、空間の装置から近い部分に香料または有効成分が拡散される状態が繰り返され、空間の全ての部分に確実にムラなく香料または有効成分を拡散させることできる。
請求項7記載の発明によれば、装置が設置されている空間における位置に応じ、送風の送出方向が変更されるので、装置位置から近い壁、天井及び床等の方向を避けて送風を送出することにより、香料または有効成分を十分にムラなく空間内に拡散させることができる。
請求項8記載の発明によれば、香料等格納手段が複数種類の香料または有効成分をそれぞれ格納可能に構成されると共に、香料等放出手段が香料等格納手段に格納されている複数の香料または有効成分を個別に放出可能に構成されており、複数の香料格納手段に格納された複数種類の香料の内から拡散させる香料を選択する香料選択手段を備えているので、装置から簡単に複数種類の香料または有効成分を拡散させることができ、便利である。
請求項9記載の発明によれば、香料格納手段がインクジェットタイプのカートリッジで構成されると共に、前記香料放出手段がインクジェットプリンタヘッドで構成されるので、精度良く香料放出の制御を行うことができ、放出された香料を装置内に残さずに十分に香料を空間全域に拡散させることができる。
以下、本発明の実施形態について図1〜図9を参照して説明する。
図1〜図3は、本発明に係る香料等拡散装置の一実施形態を示したもので、本実施形態の香料等拡散装置1は、ケーシング2と、そのケーシング2の上部に配設された開閉自在のカバー部材3とを備えている。
ケーシング2は、下ケーシング4とその上側に固設される上ケーシング5とで構成されている。
下ケーシング4は、ケーシング2の底面及び側面下部を構成するトレー状部41と、そのトレー状部41の上側面に形成されて、トレー状部41の上側面と共に送風通路Aの水平部分A1を構成する水平部分形成部42と、送風通路Aの水平部分A1の一端に連通する送風通路Aの垂直部分A2を構成する垂直部分形成部43とを有している。
上ケーシング5は、ケーシング2の側面上部及び上面の一部を構成する外周部51と、下ケーシング4に上ケーシング5を固設した際に下ケーシング4の垂直部分形成部43の上端に接続されて送風通路Aの出口部分A3を構成する出口部分形成部52とを有している。出口部分形成部52の上端は外周部51に接続されており、その出口部分形成部52が接続された外周部51部分には複数の上部送出用スリット53が形成されている。また、出口部分形成部52の装置側面に近い側には複数の側面部送出用スリット54が設けられ、その側面部送出用スリット54に対向する外周部51部分にも側面部送出用スリット55が設けられている。これら送出用スリット53、54、55から、送風通路Aを流れてきた空気が装置1外に送出される。また、上ケーシング5の出口部分形成部52内には、図示しない動力源で駆動されるルーバー(送出方向変更手段)56が設けられている。このルーバー56は、上記側面部送出用スリット54の上部で上記上部送出用スリット53方向への風の流れを遮断して空気を側面部送出用スリット54方向へと導く側面部送出位置56aと、側面部送出用スリット54を覆って空気を上部送出用スリット53方向へと導く上部送出位置56bとの間で揺動可能に構成されている。
下ケーシング4の水平部分形成部42の上側面には、インクジェット式の4色用のプリンタヘッド(香料等放出手段)6が固設されており、そのプリンタヘッド6のインク放出部61に対応させて、水平部分形成部42に放出孔44が形成されている。また、同じく水平部分形成部42の上側面には、プリンタヘッド6に対して適切な位置にカートリッジ(香料等格納手段)7をセットするためのカートリッジセット部材8が固設されている。このカードリッジセット部材8は、カートリッジ7を上側から固定するためのハンドル81と、カートリッジ7内部の香料の残量を検出するための残量検出センサ82とを有している。
下ケーシング4の水平部分形成部42の下側であって、前記垂直部分形成部43と反対側の端部には、送風通路Aに送風するためのファン(香料等拡散手段)9が設けられている。このファン9側の下ケーシング4の側面下部には、装置1内に送風用空気を取り入れるための取入用スリット45が形成されている。これにより、ファン9が駆動すると、取入用スリット45から装置1外の空気が装置1内に取り入れられ、その空気が送風通路Aに送風される。
前記カードリッジセット部材8にセットされるカートリッジ7は、4つのインクタンク71を有する4色用のインクジェットタイプのものであり、それぞれのインクタンク71に互いに異なる種類の香料(例えばニアウリ、ラベンダー、スペアミント、ローズの4種)が格納される。なお、カートリッジ7のセットは、図1に示すように、ケーシング2上部のカバー部材3を開け、カードリッジセット部材8のハンドル81を開放した状態で所定のセット位置にカートリッジを載置し、続いて図2に示すように、ハンドル81を閉め、カバー部材3を閉めることによって行う。また、カートリッジ7の取り外しは、カートリッジ7のセットと逆の手順で行われる。カートリッジ7がカートリッジセット部材8にセットされると、カートリッジ7のインクタンク71下部に付設されたインク放出部72がプリンタヘッド6に係合する。この状態でプリンタヘッド6が駆動すると、プリンタヘッド6からインク放出部72に熱が加えられ、インク放出部72内の香料に発泡が起こり、その圧力により香料が放出される。プリンタヘッド6は、カートリッジ7に格納されている複数の香料または有効成分を個別に放出可能に構成されている。
ケーシング2の前面には、操作者が香料の種類選択や部屋の大きさの入力を行うための操作部(香料等選択手段)10が設けられている。また、この操作部10の左側には、操作部10の操作状況、拡散されている香料の種類等を表示するLCD(Liquid Crystal Display )の表示部11が設けられている。
また、上ケーシング5の外周部51外面の、上記側面部送出用スリット55の上側には、その側面部送出用スリット55に対向する空間の壁等の仕切りまでの距離を検出する赤外線距離センサ(位置検出手段)12が設けられている。
図4を参照して、前記プリンタヘッド6及びファン9、操作部10及び表示部11、赤外線距離センサ12は、制御部13に接続されており、操作部10及び赤外線距離センサ12からの入力信号に基づいて制御部13がプリンタヘッド6、ファン9及び表示部11の制御を行う。
制御部13は、CPU(Central Processing Unit)131と、RAM(Random Access Memory )132と、ROM(Read Only Memory )133とを備えている。
RAM132には、CPU131が演算を行うためのデータが展開される。また、RAM132には、操作者が予め入力した、カートリッジ7内の香料の種類等が記憶されている。
ROM133には、図5〜図8に示すようなテーブルT1、T2、T3、T4が記憶されている。ROM133に記憶されているテーブルT1には、香料としてニアウリを選択した場合の、部屋の大きさ及び気温と送風時間の関係が示されている。また、テーブルT2には、香料としてラベンダーを選択した場合の、部屋の大きさ及び気温と送風時間の関係が示されている。また、テーブルT3には、香料としてスペアミントを選択した場合の、部屋の大きさ及び気温と送風時間の関係が示されている。また、テーブルT4には、香料としてローズを選択した場合の、部屋の大きさ及び気温と送風時間の関係が示されている。具体的には、同じ部屋の大きさ及び同じ気温の条件下では、ニアウリ、ラベンダー、スペアミント及びローズの順で、送風時間が短く設定されており、また、同じ香料及び同じ気温の条件下では、部屋の大きさが大きいほど送風時間が長く設定されている。また、同じ香料及び同じ気温の条件下では、気温が低いほど送風時間が長く設定されている。
次に、図9に示したフローチャートに基づいて、前述した構成からなる香料等拡散装置1の作用について説明する。
前記香料等拡散装置1で香料を拡散させる場合、まず操作者は、表示部11を見ながら操作部10を操作して装置1の動作モードを4つのモードの中から選択する(S1〜S4)。ここで選択する4つのモードとは、香料の種類や気温、部屋の大きさ等に応じた適切な時間だけ送風を行う自動送風モードと、操作者が選択した時間だけ送風を行うタイマー送風モードと、操作者が操作部10で終了操作を行うまで送風を行う連続送風モードと、香料噴射と同時に送風を停止する同時終了モードである。
操作者が自動送風モードを選択した場合には(S1:Yes)、S10に進み、操作者は表示部11を見ながら操作部10を操作して、予めRAM132に記憶されているカートリッジ7内の4種類の香料から、噴射させる香料を選択する。続いて操作者は、表示部11を見ながら操作部10を操作して、装置1が設置されている空間の大きさを、「4.5畳未満」、「4.5畳以上6畳未満」、「6畳以上8畳未満」、「8畳以上」の4つ中から選択する(S11)。次に操作者は、表示部11を見ながら操作部10を操作して、装置1が設置されている場所の気温を、「10℃未満」、「10℃以上15℃未満」、「15℃以上20℃未満」、「20℃以上25℃未満」、「25℃以上」の5つの中から選択する(S12)。
これら選択された香料、空間の大きさ及び気温は制御部13のRAM132に記憶される。制御部13のCPU131は、これらRAM132に記憶された香料、空間の大きさ及び気温に基づき、ROM133に記憶されているテーブルT1、T2、T3、T4を照合して送風時間を決定し(S13)、その送風時間をタイマー時間としてRAM132に記憶させる。
続いて操作者が操作部10を操作して香料拡散のスタート操作をすると(S14:Yes)、CPU131はタイマーを起動させると共に(S15)、ファン9を駆動させて送風を開始し(S16)、プリンタヘッド6を駆動させて香料を噴射させる(S17)。
これにより、カートリッジ7から、S10で選択された香料がカートリッジ7外部に放出され、水平部分形成部42の放出孔44を通って送風通路Aの水平部分A1に落下し、その落下した香料がファン9による送風で拡散される。拡散された香料は、送風通路Aの水平部分A1から垂直部分A2を通り、出口部分A3から装置外に送出される。
S14で決定されたタイマー時間が終了した場合(S18:Yes)、制御部13のCPU131は、ファン9の駆動を停止させ(S50)、装置1の動作を終了する。
操作者がタイマー送風モードを選択した場合には(S2:Yes)、S20に進み、操作者は表示部11を見ながら操作部10を操作して、予めRAM132に記憶されているカートリッジ7内の4種類の香料から、噴射させる香料を選択する。続いて操作者は、表示部11を見ながら操作部10を操作して、ファン9を駆動させる送風時間を、「10分」、「30分」、「60分」の3つ中から選択する(S21)。制御部13のCPU131は、その選択された送風時間をタイマー時間としてRAM132に記憶させる。
続いて操作者が操作部10を操作して香料拡散のスタート操作をすると(S22:Yes)、CPU131はタイマーを起動させると共に(S23)、ファン9を駆動させて送風を開始し(S24)、プリンタヘッド6を駆動させて香料を噴射させる(S25)。
これにより、カートリッジ7から、S20で選択された香料がカートリッジ7外部に放出され、水平部分形成部42の放出孔44を通って送風通路Aの水平部分A1に落下し、その落下した香料がファン9による送風で拡散される。拡散された香料は、送風通路Aの水平部分A1から垂直部分A2を通り、出口部分A3から装置外に送出される。
S21で選択されたタイマー時間が終了した場合(S26:Yes)、制御部13のCPU131は、ファン9の駆動を停止させ(S50)、装置1の動作を終了する。
操作者が連続送風モードを選択した場合には(S3:Yes)、S30に進み、操作者は表示部11を見ながら操作部10を操作して、予めRAM132に記憶されているカートリッジ7内の4種類の香料から、噴射させる香料を選択する。 続いて操作者が操作部10を操作して香料拡散のスタート操作をすると(S31:Yes)、CPU131は、ファン9を駆動させて送風を開始し(S32)、プリンタヘッド6を駆動させて香料を噴射させる(S33)。
これにより、カートリッジ7から、S30で選択された香料がカートリッジ7外部に放出され、水平部分形成部42の放出孔44を通って送風通路Aの水平部分A1に落下し、その落下した香料がファン9による送風で拡散される。拡散された香料は、送風通路Aの水平部分A1から垂直部分A2を通り、出口部分A3から装置外に送出される。
ファン9の駆動中に、操作者が香料拡散の終了操作をすると(S34:Yes)、制御部13のCPU131は、ファン9の駆動を停止させ(S50)、装置1の動作を終了する。
操作者が連続送風モードを選択した場合には(S4:Yes)、S40に進み、操作者は表示部11を見ながら操作部10を操作して、予めRAM132に記憶されているカートリッジ7内の4種類の香料から、噴射させる香料を選択する。 続いて操作者が操作部10を操作して香料拡散のスタート操作をすると(S41:Yes)、CPU131は、ファン9を駆動させて送風を開始し(S42)、プリンタヘッド6を駆動させて香料を噴射させる(S43)。
これにより、カートリッジ7から、S40で選択された香料がカートリッジ7外部に放出され、水平部分形成部42の放出孔44を通って送風通路Aの水平部分A1に落下し、その落下した香料がファン9による送風で拡散される。拡散された香料は、送風通路Aの水平部分A1から垂直部分A2を通り、出口部分A3から装置外に送出される。
送風開始から数秒後、制御部13のCPU131は、ファン9の駆動を停止させ(S50)、装置1の動作を終了する。
上記S16、S24、S32、S42で開始され、S50で停止される送風の間、上記赤外線距離センサ12は、側面部送出用スリット55から、該スリット55に対向する空間の壁等の仕切りまでの距離を検出し、制御部13はその検出結果に基づいてルーバー56を制御している。具体的には、赤外線距離センサ12が検出した距離が所定の基準距離(例えば30cm)よりも長い場合には、ルーバー56を一定間隔で上記側面部送出位置56aと上部送出位置56bとの間で揺動させることによって、装置の上部と側面部とから交互に香料を拡散させるようにし、赤外線距離センサ12が検出した距離が所定の基準距離よりも短い場合には、ルーバー56を上部送出位置56bに位置させ、装置の上部のみから香料を拡散させるようにする。
なお、前記実施形態では、香料を格納するカートリッジとして、4つのインクタンク71を有する4色用のインクカートリッジ7を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、インクタンク71の数は適宜増減することができる。また、前記実施形態では、インクカートリッジ7に、香料としてニアウリ、ラベンダー、スペアミント、ローズの4種類を格納しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の香料や、ビタミンCやカテキン等の有効成分を格納しても良い。
また、図5〜図8に示したテーブルT1〜T4内の、空間の大きさ、気温及び送風時間の数値は一例に過ぎず、数値及びその区切り方は適宜変更することができる。また、空間の大きさは、面積でなく体積で設定してもよい。
また、前記実施形態では、自動送風モードを選択した場合に、S11で操作者が操作部10を操作して、装置1が設置されている空間の大きさを選択するように構成されているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、装置1に赤外線距離センサ等を設け、この距離センサ等で検出された距離に基づき、CPU131が、装置1の設置されている空間の大きさを割り出し、この割り出された空間の大きさに基づいてテーブルT1、T2、T3、T4を照合して送風時間を決定するようにしても良い。
また、前記実施形態では、自動送風モードを選択した場合に、S12で操作者が操作部10を操作して、装置1が設置されている場所の気温を選択するように構成されているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、装置1にサーミスタ等の気温検出手段を設け、この気温検出手段で検出された気温に基づいてテーブルT1、T2、T3、T4を照合して送風時間を決定するようにしても良い。
また、前記実施形態では、装置外への送風方向が上部と側面部との2方向であり、位置検出手段としての赤外線距離センサ12が1つだけ設けられているが、本発明はこれに限定されるものではなく、送風方向及び位置検出手段を適宜増やすことが可能である。また、位置検出手段のかわりに、装置1が設置されている空間における装置1の位置を入力する位置入力手段を設け、この位置入力手段で入力された装置の位置に基づいてルーバー56を制御するようにしても良い。
また、前記実施形態では、プリンタヘッド6によって香料または有効成分を1度に放出しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、数回に分けて香料または有効成分を放出するようにしても良い。この場合、プリンタヘッド6を制御して単位時間あたりの香料または有効成分の放出量を経時的に減少させていくと共に、ファン9を制御して単位時間あたりの送風量を経時的に減少させるようにしても良い。あるいは、プリンタヘッド6を制御して単位時間あたりの香料または有効成分の放出量を繰り返し増減させると共に、ファンを制御して香料または有効成分の放出量の増減に合わせて単位時間あたりの送風量を繰り返し増減させるようにしても良い。
なお、本発明は前記実施形態のものに限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することができる。
6 プリンタヘッド
7 カートリッジ
9 ファン
10 操作部
13 制御部
7 カートリッジ
9 ファン
10 操作部
13 制御部
Claims (9)
- 香料または有効成分を格納する香料等格納手段と、その香料等格納手段に格納されている香料または有効成分を香料等格納手段外部に放出する香料等放出手段と、その香料等放出手段によって放出された香料または有効成分を送風により拡散させる香料等拡散手段と、前記香料等放出手段及び香料等拡散手段を制御する制御手段とを備えた香料等拡散装置において、
前記制御手段は、香料等放出手段を制御して放出させた香料または有効成分の種類に応じて、香料等拡散手段を駆動させる駆動時間を変化させることを特徴とする香料等拡散装置。 - 香料または有効成分を格納する香料等格納手段と、その香料等格納手段に格納されている香料または有効成分を香料等格納手段外部に放出する香料等放出手段と、その香料等放出手段によって放出された香料または有効成分を送風により拡散させる香料等拡散手段と、前記香料等放出手段及び香料等拡散手段を制御する制御手段とを備えた香料等拡散装置において、
該装置が設置される空間の大きさを入力する空間入力手段又は装置が設置される空間の大きさを検出する空間検出手段を備え、前記制御手段は、空間入力手段によって入力された空間の大きさ又は空間検出手段によって検出された空間の大きさが大きいほど、香料拡散手段を駆動させる駆動時間を長くすることを特徴とする香料等拡散装置。 - 香料または有効成分を格納する香料等格納手段と、その香料等格納手段に格納されている香料または有効成分を香料等格納手段外部に放出する香料等放出手段と、その香料等放出手段によって放出された香料または有効成分を送風により拡散させる香料等拡散手段と、前記香料等放出手段及び香料等拡散手段を制御する制御手段とを備えた香料等拡散装置において、
該装置が設置される場所の気温を入力する気温入力手段又は装置が設置される場所の気温を検出する気温検出手段を備え、前記制御手段は、気温入力手段によって入力された気温又は気温検出手段によって検出された気温が低いほど、香料等拡散手段を駆動させる駆動時間を長くすることを特徴とする香料等拡散装置。 - 香料または有効成分を格納する香料等格納手段と、その香料等格納手段に格納されている香料または有効成分を香料等格納手段外部に放出する香料等放出手段と、その香料等放出手段によって放出された香料または有効成分を送風により拡散させる香料等拡散手段と、前記香料等放出手段及び香料等拡散手段を制御する制御手段とを備えた香料等拡散装置において、
該装置が設置される空間の大きさを入力する空間入力手段又は装置が設置される空間の大きさを検出する空間検出手段と、該装置が設置される場所の気温を入力する気温入力手段又は装置が設置される場所の気温を検出する気温検出手段とを備え、前記制御手段は、香料等放出手段を制御して放出させた香料または有効成分の種類に応じて香料等拡散手段を駆動させる駆動時間を変化させ、さらに、空間入力手段によって入力された空間の大きさ又は空間検出手段によって検出された空間の大きさが大きいほど、気温入力手段によって入力された気温又は気温検出手段によって検出された気温が低いほど、それぞれ香料等拡散手段を駆動させる駆動時間を長くすることを特徴とする香料等拡散装置。 - 前記制御手段は、香料等放出手段を制御して単位時間あたりの香料または有効成分の放出量を経時的に減少させていくと共に、香料等拡散手段を制御して単位時間あたりの送風量を経時的に減少させていくことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の香料等拡散装置。
- 前記制御手段は、香料等放出手段を制御して単位時間あたりの香料または有効成分の放出量を繰り返し増減させると共に、香料等拡散手段を制御して香料または有効成分の放出量の増減に合わせて単位時間あたりの送風量を繰り返し増減させることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の香料等拡散装置。
- 香料等拡散手段による送風の装置外への送出方向を変更する送出方向変更手段と、該装置が設置されている空間における装置の位置を入力する位置入力手段または装置が設置されている空間における装置の位置を検出する位置検出手段とを備え、前記制御手段は、位置入力手段によって入力された装置の位置または位置検出手段によって検出された装置の位置に応じて、送出方向変更手段を制御して拡散手段による送風の装置外への送出方向を変更することを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の香料等拡散装置。
- 前記香料等格納手段が複数種類の香料または有効成分をそれぞれ格納可能に構成され、前記香料等放出手段が香料等格納手段に格納されている複数の香料または有効成分を個別に放出可能に構成されるとともに、それら香料等格納手段に格納されている複数種類の香料または有効成分のうちから拡散させる香料または有効成分を選択する香料等選択手段を備え、前記制御手段は、香料等放出手段を制御して、香料等選択手段によって選択された香料または有効成分を放出させることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の香料等拡散装置。
- 前記香料等格納手段がインクジェットタイプのカートリッジで構成されると共に、前記香料等放出手段がインクジェットプリンタヘッドで構成されることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の香料等拡散装置。
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