JP2005185313A - 遊技場用データ管理システム及びデータ表示装置 - Google Patents

遊技場用データ管理システム及びデータ表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 2以上の大当たり状態を実現するための2以上の役物が設けられたパチンコ遊技機が管理対象であった場合に、各大当たり状態が同時期に発生する割合を示すデータを算出することにより、遊技機の遊技特性の調整や遊技機での遊技機に対する興趣向上などを図ること。
【解決手段】 パチンコ遊技機1は、互いに異なる内容の第1種大当たり及び第2種大当たりが発生可能になっている。管理コンピュータ16は、パチンコ遊技機1が第1種及び第2種大当たりが同時期に発生する割合を演算し、その演算結果を同時発生割合データとして出力する。この同時発生割合データは、印字出力或いは表示出力として遊技場側に提供されると共に、呼出ランプユニット3のデータ表示部13bに遊技客向けデータとして表示される。
【選択図】 図1

Description

本発明はパチンコ遊技機やスロットマシンのように、遊技媒体を使用した遊技により入賞が発生したときに所定個数の遊技媒体を払い出すように構成された遊技機、特には、その遊技時に入賞率を通常時より高めた第1の大当たり状態及び第2の大当たり状態が同時期に発生可能な遊技機に係る稼動データを各遊技機別に区分して集計管理するための遊技場用データ管理システム、及びこのような遊技場用データ管理システムに使用されるデータ表示装置に関する。
近年では、特許文献1及び特許文献2などに見られるように、始動入賞口へのパチンコ玉の入賞に応じて行われる抽選動作の結果が当たりであった場合に大当たり状態を呈する第1種パチンコ遊技機と、始動チャッカー(始動入賞口)へのパチンコ玉の入賞により羽根が短時間だけ開き、その中にあるVゾーンにパチンコ玉が入賞したときに大当たり状態を呈する第2種パチンコ遊技機(所謂ハネモノ)とを融合した形態のパチンコ遊技機(複合パチンコ遊技機)が提案されている。この他にも、第1種パチンコ遊技機若しくは第2種パチンコ遊技機と第3種パチンコ遊技機(所謂権利物)とを融合した形態、或いは同一種のパチンコ遊技機を融合した形態(例えば、第1種パチンコ遊技機の大当たり機能を2台分備えた形態)など、種々の形態の複合パチンコ遊技機が考えられている。
特に、風営法が来年(2004年)1月に改正され7月から施行される予定だが、その法改正により従来の第1種、第2種といった遊技機種別が撤廃されるため、このような複合パチンコ遊技機が実際に遊技店に設置される日は遠くないと予想される。
一方、従来では、特許文献3に見られるように、大当たり状態が発生してから次の大当たり状態が発生するまでの期間のゲーム回数(始動入賞口への入賞回数)が所定回数以内の場合は所謂連チャン状態と判断し、その連チャン回数を台端末装置に表示することが行われているが、このような連チャン状態の発生の有無の判断や連チャン回数の表示は、従来の遊技場用データ管理システムにおいて、複合パチンコ遊技機が管理対象となった場合でも行うことが可能である。
特開2000−33141号公報 特開2003−62215号公報 特開2001−346017号公報
例えば2種類の大当たり状態が設定された複合パチンコ遊技機にあっては、一方の大当たり状態が発生した期間に他方の大当たり状態が発生可能な形態のものが存在することになる。このような形態の複合パチンコ遊技機を管理対象とする場合には、大当たり状態が同時期に発生する割合を算出し、その算出結果をパチンコ遊技機の遊技特性の調整(釘調整)を行う際の指標データに組み込むことが望ましく、また当該同時発生割合データを遊技客に報知することにより、当該データを遊技対象のパチンコ遊技機を選択する際の指標として提供したり、パチンコ遊技機での遊技に対する興趣の向上を図ったりすることが望ましいと考えられる。しかしながら、従来の遊技場用データ管理システムでは、2以上の大当たり状態が発生可能な複合パチンコ遊技機において、大当たり状態が同時期に発生する割合を算出する機能が全く考えられていないという事情があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、第1の目的は、2以上の大当たり状態が発生可能なパチンコ遊技機が管理対象であった場合に、各大当たり状態が同時期に発生する割合を示すデータを算出することにより、遊技機の遊技特性の調整や遊技機での遊技機に対する興趣向上などに有益となる遊技場用データ管理システムを提供することにあり、第2の目的は、このような機能を遊技場用データ管理システムに組み込んだ場合に遊技客側の利便性を高める上で有益となるデータ表示装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、上記目的を達成するために、遊技媒体を使用した遊技により入賞が発生したときに所定個数の遊技媒体を払い出すように構成され、その遊技時に入賞率を通常時より高めた第1の大当たり状態及び第2の大当たり状態が同時期に発生可能な遊技機に係る稼動データを各遊技機別に区分して集計管理する遊技場用データ管理システムにおいて、
前記遊技機において前記第1及び第2の大当たり状態が同時期に発生する割合を演算すると共に、その演算結果を同時発生割合データとして出力するデータ出力手段を備えた構成としたものである。
請求項2記載の発明は、前記データ出力手段に対して、遊技場内に設置された同一機種の遊技機についての前記同時発生割合データを平均した平均値データを出力する機能を付加したものである。
請求項3記載の発明のように、前記遊技機は複数の電動役物を備えたパチンコ遊技機であっても良い。
請求項4記載の発明は、請求項1または3記載の遊技場用データ管理システムに使用されるデータ表示装置において、当該データ表示装置を、前記遊技機と対応した位置に遊技客側から目視可能な状態で設けると共に、前記データ出力手段から出力される前記同時発生割合データを表示する機能を備えた構成としたものである。
請求項5記載の発明は、請求項2または3記載の遊技場用データ管理システムに使用されるデータ表示装置において、当該データ表示装置を、前記遊技機と対応した位置に遊技客側から目視可能な状態で設けると共に、前記データ出力手段から出力される前記同時発生割合データ及び平均値データを互いに比較可能な状態で表示する機能を備えた構成としたものである。
請求項6記載の発明は、遊技媒体を使用した遊技により入賞が発生したときに所定個数の遊技媒体を払い出すように構成され、その遊技時に入賞率を通常時より高めた第1の大当たり状態及び第2の大当たり状態が同時期に発生可能な遊技機に係る稼動データを表示するデータ表示装置において、前記遊技機において前記第1及び第2の大当たり状態が同時期に発生する割合を演算すると共に、その演算結果を同時発生割合データとして表示する機能を備えた構成としたものである。
請求項1記載の発明によれば、遊技機に係る稼働データを各遊技機別に区分して集計管理するためのシステムに設けられたデータ出力手段は、遊技機において第1及び第2の大当たり状態が同時期に発生する割合を演算すると共に、その演算結果を同時発生割合データとして出力する。従って、このように出力された同時発生割合データに基づいて、遊技機の遊技特性の調整などを的確に行うことが可能になる。また、遊技機において大当たり状態が同時期に発生する割合を遊技客に対し報知可能となるから、遊技客側では、その報知内容を遊技対象の遊技機を選択する際の指標として利用できると共に、遊技機での遊技に対する興趣の向上も期待できるようになる。
請求項2記載の発明によれば、データ出力手段から出力される平均値データを、各パチンコ遊技機における大当たり状態の同時発生割合データと比較することにより、当該同時発生割合データが平均的な値に比べてどの程度のレベルにあるかを容易且つ正確に把握可能になる。
請求項3記載の発明によれば、管理対象が複合パチンコ遊技機であっても上述したような効果を得ることができる。
請求項4記載の発明によれば、前記データ出力手段から出力される前記同時発生割合データが、遊技機に対応した位置に設けられたデータ表示装置において遊技客側から目視可能な状態で表示されるから、遊技客側では、その表示内容を遊技対象の遊技機を選択する際の指標として利用できようになってその利便性が向上すると共に、遊技に対する興趣の向上も図り得るようになる。
請求項5記載の発明によれば、前記データ出力手段から出力される前記同時発生割合データ及び前記平均値データが、遊技機に対応した位置に設けられたデータ表示装置において互いに比較可能な状態で表示されるから、当該遊技機において大当たり状態が同時期に発生する割合が平均的な値に比べてどの程度のレベルにあるかを、遊技者側で容易且つ正確に把握可能になり、その利便性が大幅に向上するようになる。
請求項6記載の発明によれば、データ表示装置は、遊技機において第1及び第2の大当たり状態が同時期に発生する割合を演算すると共に、その演算結果を同時発生割合データとして表示するようになる。従って、その表示内容を遊技対象の遊技機を選択する際の指標として利用できようになってその利便性が向上すると共に、遊技に対する興趣の向上も図り得るようになり、しかも、このような効果を、上記演算機能を備えたデータ表示装置を設けるだけの簡単な構成で実現できるようになる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1実施例について図1ないし図9を参照しながら説明する。
図2にはパチンコ遊技機の正面外観が概略的に示されている。この図2において、パチンコ遊技機1は、その上皿2内のパチンコ玉を電動式の玉発射機構(操作ダイヤルのみ符号3を付して示す)により盤面4へ発射する構成となっている。盤面4には、アウト口5、第1スタート入賞口6、第2スタート入賞口7a及び7b、一般的にアタッカーと呼ばれている電動役物8aを備えた大型入賞口8、複合役物9が設けられていると共に、図示しない通常入賞口も設けられている。
複合役物9は、第2種パチンコ遊技機(所謂ハネモノ)の機能を実現するためのセンター役物10内に、第1種パチンコ遊技機(所謂セブン機)の機能を実現するための図柄表示部11を配置した構成となっている。
図3には上記複合役物9が拡大した状態で示されており、以下この図3に基づいて複合役物9の構成を説明する。即ち、複合役物9を構成するセンター役物10は、入賞領域を囲んだ形態の枠状部10aの左右両側に常時において当該入賞領域を閉鎖するように配置された一対の羽根10bを備えており、その羽根10bが図中に二点鎖線で示すように拡開されたときに入賞領域へのパチンコ玉の入賞が可能な状態となる。また、入賞領域の底部は、中央部に形成されたVゾーン10cと当該Vゾーン10c以外の部分を占める通常入賞口10dとに区分されており、そのVゾーン10cをパチンコ玉が通過したときに第2大当たり条件が成立する。
即ち、センター役物10にあっては、第2スタート入賞口7a或いは7bへのパチンコ玉の入賞を動作開始契機として羽根10bを短時間(例えば1秒)だけ拡開する動作を実行する構成となっており、その拡開期間に枠状部10aにより囲まれた入賞領域に入賞したパチンコ玉がVゾーン10cを通過した場合に第2大当たり条件が成立することになる。この第2大当たり条件が成立した状態では、羽根10bが比較的長い時間ずつ所定回数だけ拡開されるものであり、これに応じて入賞領域への入賞率が通常時より大幅に高められた第2の大当たり状態(以下これを第2種大当たりと呼ぶ)を呈する。このような第2種大当たりが発生したときの平均的な差玉数は、例えば1200個前後となるように構成される。尚、上記第2種大当たりにある期間には、第2スタート入賞口7a或いは7bにパチンコ玉が入賞した場合でも羽根10bの短時間拡開動作が行われることはない。
上記入賞領域には、パチンコ玉の通過経路をランダムにするための複数のスタッド10eが立設されている。また、センター役物10の枠状部10aにおいて、羽根10bの基端部に対応した各部位にワープルート入口10fが設けられていると共に、入賞領域の入口に対応した両側部位にワープルート出口10gが設けられており、羽根10bの拡開時にワープルート入口10fにパチンコ玉が進入したときは、そのパチンコ玉がワープルート出口10gから入賞領域の中央に向けて放出されてVゾーン10cへの入賞確率が高くなるように構成されている。
一方、図柄表示部11は、第1スタート入賞口6へのパチンコ玉の入賞に応じて行われる所定確率の抽選動作の結果を表示するためのもので、図2及び図3では、3桁の数字列より成るルーレットを表示する例が示されている。即ち、図柄表示部11は、第1スタート入賞口6へのパチンコ玉の入賞に応じてルーレットの変動表示(本実施例の場合、数字列の各桁の「0」〜「9」の範囲での変動表示)を開始する構成、つまり、第1スタート入賞口6へのパチンコ玉の入賞が動作開始契機となるように構成されたものであり、上記抽選動作の結果が大当たりであったときにはその変動終了時点で数字列が「111」、「222」、…のようなぞろ目図柄(大当たり図柄)となるように制御される。
このようにぞろ目図柄が表示された状態は、第1大当たり条件が成立した状態に相当する。そして、第1大当たり条件が成立したときには、大型入賞口8の電動役物8a(アタッカー)が予め決められたモードにて所定期間だけ開放され、以て当該入賞口8への入賞率が極端に高められた第1の大当たり状態(以下これを第1種大当たりと呼ぶ)を呈するものである。このような第1種大当たりが発生したときの平均的な差玉数は、例えば1800個前後となるように構成される。
この場合、本実施例によるパチンコ遊技機1では、第1種大当たり及び第2種大当たりの同時期に発生可能で尚且つそれら同時期に発生した各大当たりが並行して進行する構成となっている。
また、第1スタート入賞口6へのパチンコ玉の入賞が、図柄表示部11の変動表示期間、第1種大当たり或いは第2種大当たりにある期間中に発生した各場合には、その入賞に応じた抽選結果の表示が保留される。そして、このように保留された抽選結果の表示動作は、図柄表示部11の変動表示の終了、第1種或いは第2種大当たりの終了を待って行われるものであり、以て当該表示保留状態が解除される構成となっている。このような抽選結果の表示の一時的な保留数(所謂保留玉数)は所定の上限値(例えば「4」)に制限されており、当該保留玉数を表示するために、図柄表示部11の上方に発光ダイオードを利用した保留玉表示部11aが設けられている。
このように構成されたパチンコ遊技機1には、以下に述べるような各信号を外部へ出力する機能が設けられている。
即ち、パチンコ遊技機1は、打込パチンコ玉数を示すアウト玉数信号、並びに賞球として払い出されたパチンコ玉の数を示すセーフ玉数信号を出力する構成となっている。また、パチンコ遊技機1は、図柄表示部11による図柄変動動作の実行(以下、これを第1スタートと呼ぶ)毎に第1スタート信号を出力し、第2スタート入賞口7a或いは7bへのパチンコ玉の入賞に応じた羽根10bの短時間拡開動作の実行(以下、これを第2スタートと呼ぶ)毎に第2スタート信号を出力する構成となっており、さらに、第1種大当たり及び第2種大当たりにある各期間に第1大当たり信号及び第2大当たり信号をそれぞれ出力する構成となっている。尚、本実施例のパチンコ遊技機1は、第1種大当たりにある期間に第1大当たり信号を継続的に出力すると共に、第2種大当たりにある期間に第2大当たり信号を継続的に出力する構成となっている。
図1には、本実施例によるパチンコホール用管理システムの概略的構成が本発明の要旨に関係した部分のみ示されている。この図1において、パチンコホール内に多数台ずつ設置されたパチンコ遊技機1及び台間玉貸機12は、互いの間で信号の授受を行い得るように構成されている。パチンコ遊技機1の上方には呼出ランプユニット13が設けられており、当該パチンコ遊技機1は、呼出ランプユニット13(データ表示装置に相当)を介して入出力装置14と接続され、台間玉貸機12はパチンコ遊技機1及び呼出ランプユニット13を介して入出力装置14に接続されている。尚、パチンコ遊技機1から入出力装置14には、前述したアウト玉数信号、セーフ玉数信号、第1スタート信号、第2スタート信号、第1大当たり信号、第2大当たり信号などが出力される。
台間玉貸機12は、プリペイドカード挿入口12aに図示しないプリペイドカードが挿入された状態で当該プリペイドカードに記憶された残高金額データの範囲内でパチンコ玉を放出(貸出)するCR機(カードリーダ機)としての機能を備えたものである。この場合、各台間玉貸機12から入出力装置14には、プリペイドカードによる売上を示す売上信号などが出力される。
呼出ランプユニット13は、複数の表示ランプ13a、例えば液晶パネルより成るデータ表示部13b、呼出ボタン13cなどを備えた周知構成のもので、呼出ボタン13cの操作に伴う呼び出し状態の表示機能、対応するパチンコ遊技機1で発生した大当たり状態などを表示する機能、パチンコ遊技機1での稼動データに基づいて作成した遊技客向けデータ(大当たり発生回数など)を表示する機能(これについては後述する)、パチンコ遊技機1及び台間玉貸機12のためのデータ入出力インタフェースの機能などを備えている。
入出力装置14は、店内LAN15に接続されており、この店内LAN15には、パチンコホールの管理事務所内に設置された管理コンピュータ16(データ出力手段に相当)が接続されている。また、図示しないが、店内LAN15には、景品交換カウンタに設置されたPOS端末及び島端に設置されたパチンコ玉計数機なども接続される。
管理コンピュータ16は、パチンコ遊技機1及び台間玉貸機12から出力される種々の信号(アウト玉数信号、セーフ玉数信号、第1スタート信号、第2スタート信号、第1大当たり信号、第2大当たり信号、売上信号など)に基づいて、パチンコ遊技機1についての稼動データ(アウト玉数(打込パチンコ玉数)、セーフ玉数、差玉数、稼動率、出玉率、ベース、センター役物10及び図柄表示部11の各スタート回数(第1スタート回数、第2スタート回数)、第1種大当たり及び第2種大当たりの各発生回数など)、並びに台間玉貸機12についての貸出高データ(売上金額、割数など)を集計して格納するという周知のデータ集計機能を備えた構成となっている。
また、管理コンピュータ16は、上記のようなデータ集計機能の他に、本発明の要旨に関係した大当たり履歴データの作成及び出力機能を備えており、以下においては、その機能について図4ないし図9も参照しながら説明する。
図4(a)、(b)には、当該パチンコ遊技機1での第1大当たり信号及び第2大当たり信号の出力タイミングの一例が示されている。具体的には、図4(a)には、第1大当たり信号が4回出力され且つ第2大当たり信号が5回出力された場合、つまり、第1種大当たりが4回発生し、第2種大当たりが5回発生した場合について示されており、図4(b)には、同図(a)中の期間P1について、その時間軸を拡大した状態で示されている。また、図4中には、各信号の出力順(各大当たりの発生順)に通し番号「1」〜「9」が付されている。
尚、図4(a)に示した通し番号「7」に対応した第1大当たり信号は、所謂確変を伴った第1種大当たりが発生したときの信号であり、確変が伴っているか否かの判断は、例えば、図柄表示部11の表示図柄に基づいて行うことができる。また、これ以外にも、第1種大当たりの発生時において所謂時短が伴っているか否かの判断についても、図柄表示部11の表示図柄に基づいて行うことができる。
この例では、図4(b)から理解できるように、通し番号「2」に対応した第1種大当たりと通し番号「3」に対応した第2種大当たりとが重複して発生し、通し番号「5」に対応した第1種大当たりと通し番号「6」に対応した第2種大当たりとが重複して発生している。この場合、第1種大当たりの継続時間の方が第2種大当たりの継続時間より長くなるという一般的事情があるため、各大当たりの重複形態が以下に述べる2種類発生することになる。
(1)第1の重複形態
図4(b)に示すように、時刻t1に発生した第1種大当たりが終了する時刻t3以前の時刻t2に第2種大当たりが発生し、その第2種大当たりの終了時刻t4が第1種大当たりの終了時刻t3以降になる重複形態、つまり、第1種及び第2種大当たりがそれぞれ単独で発生している期間が存在する重複形態。尚、図示しないが、第2種大当たりの発生後に第1種大当たりが重複して発生した場合(この場合には、両者の継続時間の関係から第2種大当たりの終了後に第1種大当たりが終了することになる)も、この第1の重複形態に分類される。
(2)第2の重複形態
図4(b)に示すように、第1種大当たりの発生期間(時刻t7〜t10)内に第2種大当たりの発生(時刻t8)及び終了(時刻t9)が収まる重複形態、つまり、第2種大当たりが単独で発生している期間が存在しない重複形態。
本実施例では、上記第1の重複形態を単に「重複」と呼び、上記第2の重複形態を「吸収」と呼ぶことにする。尚、図4(a)に示した通し番号「7」に対応した第1大当たり信号は、所謂確変を伴った第1種大当たりが発生したときの信号であり、確変或いは時短が伴っているか否かの判断は、前記第1実施例で述べた手段で行うことができる。
管理コンピュータ16には、前述のデータ集計機能により得た稼動データ、並びにパチンコ遊技機1から与えられる第1及び第2大当たり信号に基づいて各パチンコ遊技機1に係る大当たり履歴データを作成して出力する機能が設けられているが、本実施例では、その作成・出力形態として第1のデータ作成モード、第2のデータ作成モード及び第3のデータ作成モードが設定されている。そこで、以下においては、第1、第2及び第3のデータ作成モードについて、図4のようなタイミングで第1大当たり信号及び第2大当たり信号を出力したパチンコ遊技機1を対象にして説明する。
(1)第1のデータ作成モード
第1のデータ作成モードでは、パチンコ遊技機1において第1種及び第2種大当たりの何れかが発生するまでの期間の稼動データ並びに当該大当たり期間中の稼動データに基づいて各回の大当たり履歴データを作成し、第1種及び第2種大当たりの双方についての大当たり履歴データを発生順に並べると共に、これに他の所定のデータを付け加えた状態の複合データとして出力する。
具体的には、各大当たり履歴データは、大当たりの発生時刻、大当たりの種類(第1種及び第2種の区別)、大当たりの発生状態(「重複」、「吸収」、「確変」、「時短」の区別)、大当たり間アウト(その種類に関係なく大当たりが新たに発生するまでの期間のアウト玉数)、大当たり間差玉(その種類に関係なく大当たりが新たに発生するまでの期間の差玉数)、大当たり間スタート(直前の同一種類の大当たりが発生してから該当大当たりが発生するまでの期間のスタート回数(第1スタート回数及び第2スタート回数):但し、営業開始後に最初に発生した大当たりについては、営業開始後から該当大当たりが発生するまでの期間のスタート回数)、大当たり中差玉(1回の大当たり期間中の差玉数)、大当たり中アウト(1回の大当たり期間中のアウト玉数)、持ち玉(大当たりが終了した時点での遊技客側の持ち玉数)を組み合わせたデータであり、プリンタを通じた印字出力或いはディスプレイを通じた表示出力として提供される。
図5には、図4のようなタイミングで第1大当たり信号及び第2大当たり信号を出力したパチンコ遊技機1に対応した複合データを、当該図4中に示したタイミングTにて作成した場合の例が示されている。
この図5において、複合データは、大当たりの発生順を示す通し番号(「1」〜「9」)と対応付けた状態で、各大当たり履歴データ(発生時刻、大当たりの種類、発生状態、大当たり間アウト、大当たり間差玉、大当たり間スタート(第1スタート回数及び第2スタート回数)、大当たり中差玉、大当たり中アウト、持ち玉)を記録すると共に、図4(a)中のタイミングTでの大当たり間アウト、大当たり間差玉、大当たり間スタートを記録し、さらに、これらのデータに対し以下に述べるような「第1種合計」、「第2種合計」、「差玉比率」、「第1種平均」、「第2種平均」、「実スタート比率」、「平均スタート」、「平均スタート比率」、「全平均」、「同時発生割合」の各データを付け加えた形態となっている。
「第1種合計」……第1種大当たりが発生するまでの第1スタート回数及び現在時点までの第1スタート回数の合計データ、並びに第1種大当たりの発生に応じた大当たり中差玉についての合計データ、
「第2種合計」……第2種大当たりが発生するまでの第2スタート回数及び現在時点までの第2スタート回数の合計データ、並びに第2種大当たりの発生に応じた大当たり中差玉についての合計データ、
「差玉比率」……第1種大当たりの発生に応じた大当たり中差玉の合計と第2種大当たりの発生に応じた大当たり中差玉の合計との比率を示すデータ、
「第1種平均」……第1種大当たりに対応した大当たり間アウト、大当たり間差玉、第1スタート回数、大当たり中差玉についての第1種大当たり1回当たりの平均をそれぞれ示すデータ(但し、大当たり間アウト、大当たり間差玉についてのデータは、後述する第1種大当たり絞り込みデータの算出に応じて得られるものである)、
「第2種平均」……第2種大当たりに対応した大当たり間アウト、大当たり間差玉、第2スタート回数、大当たり中差玉についての第2種大当たり1回当たりの平均をそれぞれ示すデータ(但し、大当たり間アウト、大当たり間差玉についてのデータは、後述する第2種大当たり絞り込みデータの算出に応じて得られるものである)、
実スタート比率……「第1種平均」中の第1スタート回数と「第2種平均」中の第2スタート回数との比率を示すデータ、
平均スタート……大当たり間アウトの所定の単位数(1000個)当たりの第1スタート回数の平均値(=「第1種平均」中の第1スタート回数÷(「第1種平均」中の大当たり間アウト÷1000))を示すデータ、並びに大当たり間アウト1000個当たりの第2スタート回数の平均値(=「第2種平均」中の第2スタート回数÷(「第2種平均」中の大当たり間アウト÷1000))を示すデータ、
平均スタート比率……「平均スタート」中の第1スタート回数の平均値と第2スタート回数の平均値との比率を示すデータ、
「全平均」……第1種及び2種大当たりの発生に応じた大当たり間アウト、大当たり間差玉、第1スタート回数、第2スタート回数、大当たり中差玉の各平均をそれぞれ示すデータ、
「同時発生割合」……パチンコ遊技機1において第1種及び第2種大当たりが同時期に発生する割合(前記「重複」、「吸収」が発生する割合)であり、
「同時期に発生した大当たり回数」÷「全体の大当たり発生回数」×100 [%]
で得られる。従って、図4の例の場合には、2÷9×100≒22[%]になる。
(2)第2のデータ作成モード
第2のデータ作成モードでは、パチンコ遊技機1において第1種大当たりが発生するまでの期間の稼動データ並びに当該大当たり期間中の稼動データに基づいて第1大当たり履歴データを作成し、この第1大当たり履歴データを発生順に並べると共に、これに他の所定のデータを付け加えた状態の第1種大当たり絞り込みデータとして出力する。
上記第1大当たり履歴データは、基本的には、前述した大当たり履歴データと同様のものであり、大当たりの発生時刻、大当たりの種類、発生状態、大当たり間アウト(但し、この場合は第1種大当たりが新たに発生するまでの期間のアウト玉数)、大当たり間差玉(但し、この場合は第1種大当たりが新たに発生するまでの期間の差玉数であり、当該期間中に発生した第2種大当たり時の差玉数も計算の対象となる)、大当たり間スタート(第1スタート回数)、大当たり中差玉、大当たり中アウト、持ち玉を組み合わせたデータであり、プリンタを通じた印字出力或いはディスプレイを通じた表示出力として提供される。但し、本実施例では、第1種及び第2種大当たりが重複発生するパチンコ遊技機1が管理対象となっているため、第2種大当たりが発生している期間中のアウト玉(大当たり中アウト)を第1種大当たりが発生している期間の大当たり間アウトに加える必要があり、これに伴い、第1種大当たり絞り込みデータ中の大当たり間アウト並びに大当たり間差玉の値が前記複合データと異なる内容となる。
図6には、図4のようなタイミングで第1大当たり信号及び第2大当たり信号を出力したパチンコ遊技機1に対応した第1種大当たり絞り込みデータを、当該図4中に示したタイミングTにて作成した場合の例が示されている。
この図6において、第1種大当たり絞り込みデータは、第1種大当たりの発生順を示す通し番号(「2」、「5」、「7」、「8」)と対応付けた状態で、各第1大当たり履歴データ(発生時刻、大当たりの種類、発生状態、大当たり間アウト、大当たり間差玉、大当たり間スタート(第1スタート回数)、大当たり中差玉、大当たり中アウト、持ち玉の組合せデータ)を記録すると共に、図4中のタイミングTでの大当たり間アウト、大当たり間差玉、大当たり間スタートを記録し、さらに、これらのデータに対し前述した「第1種平均」データと、第1種大当たり絞り込みデータ独自の「同時発生割合」データを付け加えた形態となっている。
この場合の「同時発生割合」は、
「第1種大当たりが発生している期間に発生した第2種大当たりの回数」÷「第1種大当たりの発生回数」×100 [%]
で得られものであり、従って、図4の例の場合には、2÷4×100=50[%]になる。
この第1種大当たり絞り込みデータ中の大当たり間アウトは、前述したように、第1種大当たりが新たに発生するまでの期間のデータであるが、本実施例のように、第1種及び第2種大当たりが重複発生するパチンコ遊技機1が管理対象の場合には、第1種大当たりが新たに発生するまでの期間の大当たり間アウトに対して、第2種大当たりが発生している期間中のアウト玉(大当たり中アウト)を加える必要がある。
具体的には、例えば、図6中の通し番号「2」に対応した大当たり間アウトは、前記複合データ(図5参照)中の通し番号「1」及び「2」に対応した各大当たり間アウト(=3200、1620)の合計に対し、同通し番号「1」に対応した大当たり中アウト(=460)を加算した「5280」になる。
また、図6中の通し番号「5」に対応した大当たり間アウトは、以下のように算出される。即ち、この場合には、前回の第1種大当たりの発生後に第2種大当たりが重複して発生しているため、その重複期間を考慮した計算が必要になる。
具体的には、図5の複合データにおいて、通し番号「2」に対応した第1種大当たりでの大当たり中アウトは「500」、これと重複発生した通し番号「3」に対応した第2種大当たりでの大当たり中アウトは「540」である。つまり、図4(b)中に括弧書きで示すように、第1種大当たりにある期間(t1〜t3)での大当たり中アウトが「500」、第2種大当たりにある期間(t2〜t4)での大当たり中アウトが「540」ということになる。ここで、同図中に括弧書きで示すように、第1種及び第2種大当たりの重複期間(t2〜t3)の大当たり中アウトが例えば「220」であった場合、大当たり中アウトは、第1種大当たりが単独発生している間(t1〜t2)において「280」、第2種大当たりが単独発生している期間にいて「320」となる。
また、図5から明らかなように、上記通し番号「3」に対応した第2種大当たりが終了してから通し番号「4」に対応した第2種大当たりが発生するまでの期間(t4〜t5)の大当たり間アウトは「2580」、当該第2種大当たりが終了してから通し番号「5」に対応した第1種大当たりが発生するまでの期間(t6〜t7)の大当たり間アウトは「1860」、上記第2種大当たりにある期間(t5〜t6)の大当たり中アウトは「450」であるから、通し番号「5」に対応した大当たり間アウトは、上記期間t3〜t4、t5〜t6の各大当たり中アウト(=320、450)と、上記期間t4〜t5、t6〜t7の各大当たり間アウト=2580、1860)とを加算した「5210」になる。
一方、第1種大当たり絞り込みデータ中の大当たり間差玉については、第2種大当たりが発生している期間中の差玉(大当たり中差玉)を加える必要がある。つまり、例えば、図6中の通し番号「2」に対応した大当たり間差玉は、図5中の通し番号「1」及び「2」に対応した各大当たり間差玉(=−1920、−970)の合計に対し、同通し番号「1」に対応した大当たり中差玉(=1180)を加算した「−1710」になる。また、図6中の通し番号「5」に対応した大当たり間差玉は、前述した図6中の通し番号「5」に対応した大当たり間アウトと同種の計算により求めることになり、この場合には「−600」になる。
(3)第3のデータ作成モード
第3のデータ作成モードでは、パチンコ遊技機1において第2種大当たりが発生するまでの期間の稼動データ並びに当該大当たり期間中の稼動データに基づいて第2大当たり履歴データを作成し、この第2大当たり履歴データを発生順に並べると共に、これに他の所定のデータを付け加えた状態の第2種大当たり絞り込みデータとして出力する。
上記第2大当たり履歴データは、基本的には、前述した大当たり履歴データと同様のものであり、大当たりの発生時刻、大当たりの種類、発生状態、大当たり間アウト(但し、この場合は第2種大当たりが新たに発生するまでの期間のアウト玉数)、大当たり間差玉(但し、この場合は第2種大当たりが新たに発生するまでの期間の差玉数であり、当該期間中に発生した第1種大当たり時の差玉数も計算の対象となる)、大当たり間スタート(第2スタート回数)、大当たり中差玉、大当たり中アウト、持ち玉を組み合わせたデータであり、プリンタを通じた印字出力或いはディスプレイを通じた表示出力として提供される。但し、この第2種大当たり絞り込みデータにおいても、前記第1種大当たり絞り込みデータと同様に、大当たり間アウト並びに大当たり間差玉の値が前記複合データと異なる内容となる。
図7には、図4のようなタイミングで第1大当たり信号及び第2大当たり信号を出力したパチンコ遊技機1に対応した第2種大当たり絞り込みデータを、当該図4中に示したタイミングTにて作成した場合の例が示されている。
この図7において、第2種大当たり絞り込みデータは、第2種大当たりの発生順を示す通し番号(「1」、「3」、「4」、「6」、「9」)と対応付けた状態で、各第2大当たり履歴データ(発生時刻、大当たりの種類、発生状態、大当たり間アウト、大当たり間差玉、大当たり間スタート(第2スタート回数)、大当たり中差玉、大当たり中アウト、持ち玉の組合せデータ)を記録すると共に、図4中のタイミングTでの大当たり間アウト、大当たり間差玉、大当たり間スタートを記録し、さらに、これらのデータに対し前述した「第2種平均」データ、第2種大当たり絞り込みデータ独自の「同時発生割合」データを付け加えた形態となっている。
この場合の「同時発生割合」は、
「第2種大当たりが発生している期間に発生した第1種大当たりの回数」÷「第2種大当たり発生回数」×100 [%]
で得られものであり、従って、図4の例の場合には、0÷5×100=0[%]になる。
この第2種大当たり絞り込みデータ中の大当たり間アウトは、前述したように、第2種大当たりが新たに発生するまでの期間のデータであるが、本実施例のように、第1種及び第2種大当たりが重複発生するパチンコ遊技機1が管理対象の場合には、第2種大当たりが新たに発生するまでの期間の大当たり間アウトに対して、第1種大当たりが発生している期間中のアウト玉(大当たり中アウト)を加える必要がある。また、第2種大当たり絞り込みデータ中の大当たり間差玉については、第1種大当たりが発生している期間中の差玉(大当たり中差玉)を加える必要がある。このような計算は、前記第2のデータ作成モード中での説明と同様の手法により行うことができる。
一方、管理コンピュータ16には、上記のような第1ないし第3のデータ作成モードで作成した複合データ、第1種大当たり絞り込みデータ、第2種大当たり絞り込みデータを所定日数分に渡って蓄積すると共に、その蓄積データを印字出力或いはディスプレイを通じた表示出力としてパチンコホール従業員に対し選択的に提供する機能の他に、データ出力機能が設定されている。このデータ出力機能は、上記蓄積データに基づいて作成した遊技客向けデータを呼出ランプユニット13のデータ表示部13bに表示することにより遊技客側に提供するというものであり、以下これについて説明する。
図8及び図9には、データ表示部13bでの表示例が示されている。
即ち、図8は複合データ(図5参照)に基づいて作成した遊技客向けデータの表示例を示すものであり、
・当日の第1種大当たりの発生回数a、
・当日の確変及び時短の発生回数b、
・当日の第2種大当たりの発生回数c、
・複合データにより得られるパチンコ遊技機1全体の同時発生割合d、
・前回の第1種大当たりの終了後から現在時点までの第1スタート回数e(但し、第1種大当たりが未発生の時点では当日の営業開始時点から現在時点までの第1スタート回数)、
・前回の第2種大当たりの終了後から現在時点までの第2スタート回数f(但し、第2種大当たりが未発生の時点では当日の営業開始時点から現在時点までの第2スタート回数)、
・前日の第1種大当たりの発生回数g、
・前日の第2種大当たり発生回数h、
・前々日の第1種大当たりの発生回数i、
・前々日の第2種大当たりの発生回数j、
がそれぞれ数値表示されると共に、第1及び第2スタート回数についてのスタート履歴グラフk、第1種大当たりについての所謂連チャン回数mが表示される。
スタート履歴グラフkは、第1スタート回数及び第2スタート回数についての履歴を互いに識別可能な状態(例えば表示色を変えた状態)のデータセットから成る棒グラフにより表示したものであり、各データセットは、1目盛が1〜100回に対応している。つまり、1目盛のみ表示された棒グラフはスタート回数が1〜100回、2目盛表示された棒グラフはスタート回数が101〜200回、3目盛表示された棒グラフはスタート回数が201〜300回、……ということになる。
この場合、前回の該当大当たりの終了時点(若しくは営業開始時点)から現在時点までの間における第1スタート回数及び第2スタート回数が、「現在」の文字に対応付けて表示されると共に、新たに第1種大当たり或いは第2種大当たりが発生した時点までの各期間の該当スタート回数(第1スタート回数或いは第2スタート回数)についての過去5回分の履歴が、「1回前」、「2回前」、「3回前」、「4回前」、「5回前」の文字に対応付けて表示される。但し、確変(或いは時短)を伴った第1種大当たり及びこの確変(或いは時短)時に発生した第1種大当たり(つまり、連チャン状態)は、これを1回とカウントしており、当該確変(或いは時短)を伴った第1種大当たりが新たに発生するまでの期間の第1スタート回数について棒グラフ表示している。
つまり、図5の複合データの例では、通し番号「7」及び「8」の大当たり履歴データに対応した2回分の第1種大当たりが1回とカウントされるものであり、当該大当たりに対応した第1スタート回数は、「2回前」の履歴となる。この図5の例では、確変(或いは時短)を伴った第1種大当たりに係る通し番号「7」の大当たり履歴データにおける第1スタート回数は「118」であるから、「2回前」の文字に対応した棒グラフは2目盛が表示されることになる。
連チャン回数mは、「現在」、「1回前」、「2回前」、「3回前」、「4回前」、「5回前」の文字に対応付けた状態で数値表示されるものであるが、第2種大当たりについては確変や時短という概念がないので、「‐」が表示されることになる。尚、連チャン回数m=「0」は第1種大当たりが未発生であることを示し、連チャン回数m=「1」は第1種大当たりが単独発生したものであることを示す。
図9は第1種大当たり絞り込みデータ(図6参照)及び第2種大当たり絞り込みデータ(図7参照)に基づいて作成した遊技客向けデータの表示例を示すものであり、前記図8に示した遊技客向けデータと同じ内容の第1種大当たりの発生回数a、確変及び時短の発生回数b、第2種大当たりの発生回数c、パチンコ遊技機1全体の同時発生割合d、第1スタート回数e、第2スタート回数fがそれぞれ数値表示されると共に、第1スタート回数に絞った状態の第1スタート履歴グラフn、第1種大当たりについての連チャン回数p、第2スタート回数に絞った状態の第2スタート履歴グラフq、第1種大当たり絞り込みデータにより得られる同時発生割合(第1種大当たりが発生している期間に第2種大当たりが発生する割合)d1、第2種大当たり絞り込みデータにより得られる同時発生割合(第2種大当たりが発生している期間に第1種大当たりが発生する割合)d2が表示される。
第1スタート履歴グラフnは、第1スタート回数を棒グラフにより表示したものであり、その棒グラフの各データセットは、前記図8に示したスタート履歴グラフkと同様に1目盛が1〜100回に対応している。この場合、前回の第1種大当たりの終了時点(若しくは営業開始時点)から現在時点までの間における第1スタート回数が、「現在」の文字に対応付けて表示されると共に、新たに第1種大当たりが発生した時点までの各期間の第1スタート回数についての過去5回分の履歴が、「1回前」、「2回前」、「3回前」、「4回前」、「5回前」の文字に対応付けて表示される。但し、この第1スタート履歴グラフnにおいても、連チャン状態を1回とカウントしており、当該連チャンの起点となった確変(或いは時短)を伴った第1種大当たりが新たに発生するまでの期間の第1スタート回数について棒グラフ表示している。
つまり、図6の第1種大当たり絞り込みデータの例では、通し番号「7」及び「8」の大当たり履歴データに対応した2回分の第1種大当たりが1回とカウントされるものであり、当該大当たりに対応した第1スタート回数は、「1回前」の履歴となる。この図6の例では、確変(或いは時短)を伴った第1種大当たりに係る通し番号「7」の大当たり履歴データにおける第1スタート回数は「118」であるから、「1回前」の文字に対応した棒グラフは2目盛が表示されることになる。また、連チャン回数pは、「現在」、「1回前」、「2回前」、「3回前」、「4回前」、「5回前」の文字に対応付けた状態で数値表示される。
第2スタート履歴グラフqは、第2スタート回数を棒グラフにより表示したものであり、その棒グラフの各データセットは、前記第1スタート履歴グラフnと同様に1目盛が1〜100回に対応している。この場合、前回の第2種大当たりの終了時点(若しくは営業開始時点)から現在時点までの間における第2スタート回数が、「現在」の文字に対応付けて表示されると共に、新たに第2種大当たりが発生した時点までの各期間の第2スタート回数についての過去5回分の履歴が、「1回前」、「2回前」、「3回前」、「4回前」、「5回前」の文字に対応付けて表示される。
以上要するに、上記した第1実施例によれば、パチンコ遊技機1に係る稼働データ(アウト玉数、セーフ玉数、差玉数、第1スタート回数、第2スタート回数など)を各遊技機1別に区分して集計管理するために設けられた管理コンピュータ16は、パチンコ遊技機1において第1種及び第2種大当たり状態が同時期に発生する割合(第1種及び第2種大当たりが同時期に発生する割合は勿論のこと、第1種大当たりが発生している期間に第2種大当たりが発生する割合、並びに第2種大当たりが発生している期間に第1種大当たりが発生する割合も含む)を演算すると共に、その演算結果である同時発生割合データを含む複合データ(図5参照)、第1種大当たり絞り込みデータ(図6参照)、第2種大当たり絞り込みデータ(図7参照)を、プリンタを通じた印字出力或いはディスプレイを通じた表示出力として提供する。従って、遊技場側では、このように提供される同時発生割合データに基づいて、パチンコ遊技機1の遊技特性の調整(釘調整)などを的確に行うことが可能になる。
また、パチンコ遊技機1と対応した位置には、管理コンピュータ16により演算された同時発生割合データを遊技者側から目視可能な状態の遊技客向けデータとして表示するデータ表示部13bを備えた呼出ランプユニット13が設けられているから、遊技客側では、そのデータ表示部13bでの表示内容を遊技対象のパチンコ遊技機1を選択する際の指標として利用できようになるなど、その利便性が向上すると共に、遊技に対する興趣の向上も図り得るようになる。
また、本実施例によれば、上述したような同時発生割合データが出力されるだけでなく、第1種及び第2種大当たりの双方についての種々の大当たり履歴データ(大当たり間アウト、大当たり間差玉、大当たり間スタート、大当たり中差玉など)を含んで成る複合データと、第1種大当たりについての種々の大当たり履歴データを含んで成る第1種大当たり絞り込みデータと、第2種大当たりについての種々の大当たり履歴データを含んで成る第2種大当たり絞り込みデータとを所定日数分に渡って蓄積すると共に、その蓄積データを印字出力或いはディスプレイを通じた表示出力として遊技場従業員に対し選択的に提供できる構成となっているから、パチンコ遊技機1における第1種及び第2種大当たりの傾向を遊技場側で正確に把握可能になり、以て遊技場の営業計画の立案やパチンコ遊技機1の調整作業などのために貢献できるようになる。
さらに、本実施例によれば、呼出ランプユニット13のデータ表示部13bに表示される遊技客向けデータには、前述した同時発生割合データの他に、上述のように所定日数分に渡って蓄積された複合データ、第1種大当たり絞り込みデータ、第2種大当たり絞り込みデータに基づいて作成した大当たり回数(当日、前日、前々日分)、スタータ回数(当日分)などについてのデータも表示される構成となっているから、遊技客側においてもパチンコ遊技機1における各大当たりの傾向をある程度把握することが可能になり、以て、遊技に対する興趣の向上ひいては遊技客の来店率の向上を図る上で有益になる。
(第2の実施の形態)
図10には本発明の第2実施例が示されており、以下これについて前記実施例と異なる部分のみ説明する。
即ち、前記第1実施例で管理対象としたパチンコ遊技機1は、第1種大当たり及び第2種大当たりにある各期間に第1大当たり信号及び第2大当たり信号をそれぞれ出力する構成となっているため、各大当たりに係る稼働データの区分及び集計管理を、上記第1及び第2大当たり信号を利用して行うことができる。これに対して、2種類の大当たり状態が設定されているにも関わらず、大当たり信号が1種類しか出力されないパチンコ遊技機も存在する可能性があり、本実施例は、このようなパチンコ遊技機を管理対象とした場合に好適するものである。
本実施例では、第1実施例で説明したような第1種大当たり及び第2種大当たりが発生するように構成され、それら大当たりが発生した各期間に同一の大当たり信号が出力されるパチンコ遊技機を管理対象とした例について説明する。但し、ここでは、説明の便宜上、第1種及び第2種大当たりが同時期に発生可能であるが、各大当たりが同時には進行しない構成、つまり、第1種及び第2種大当たりが同時期に発生したときに、一方の大当たりが終了した後に他方の大当たりを実行する構成のパチンコ遊技機を想定することにする。
上記パチンコ遊技機においては、第1種大当たりが発生したときの平均的な差玉数は1800個前後、第2種大当たりが発生したときの平均的な差玉数は1200個前後である。また、第1種大当たり中の平均的なアウト玉数(打込玉数)は400個前後、第2種大当たり中の平均的なアウト玉数は250個程度である。そこで、本実施例においては、大当たり信号が出力された期間(第1種大当たりまたは第2種大当たりの継続期間)における差玉数(大当たり中差玉)またはアウト玉数(大当たり中アウト)が予め設定された上限しきい値及び下限しきい値の範囲に収まっているか否かに基づいて、発生した大当たりの種類(第1種か第2種)を判定する構成となっている。
この場合、第1種大当たりについての大当たり中差玉の上限しきい値及び下限しきい値を例えば「2000」及び「1600」に設定し、第2種大当たりについての大当たり中差玉の上限しきい値及び下限しきい値を例えば「1400」及び「500」に設定する。また、第1種大当たりについての大当たり中アウトの上限しきい値及び下限しきい値を例えば「500」及び「300」に設定し、第2種大当たりについての大当たり中アウトの上限しきい値及び下限しきい値を例えば「300」及び「100」に設定する。
従って、大当たり信号が出力された場合に、これに伴う大当たり中差玉を監視し、最終的に、
1600≦大当たり中差玉≦2000
の状態となったときに第1種大当たりが発生したものと判定し、
500≦大当たり中差玉≦1400
の状態となったときに第1種大当たりが発生したものと判定することになる。
また、大当たり信号が出力された場合に、これに伴う大当たり中アウトを監視し、最終的に、
300≦大当たり中アウト≦500
の状態となったときに第1種大当たりが発生したものと判定し、
100≦大当たり中アウト≦300
の状態となったときに第2種大当たりが発生したものと判定することになる。
尚、第2種大当たりに係る大当たり中差玉及び大当たり中アウトの下限しきい値を、第2種大当たりにおける平均的な大当たり中差玉及び大当たり中アウト(「1200」及び「250」に比べて大幅に小さな値に設定したのは、第2種大当たりの発生時に起こり易い所謂パンク時においても当該第2種大当たりの発生の有無を判定できるようにするためである。
図10には、上記のような判定動作を説明するためのタイミングチャートが示されている。この図10は、横軸がパチンコ遊技機の遊技に伴い増加するアウト玉数、縦軸が当該遊技に伴い変動する差玉数を示すものであり、図中のタイミングt1、t2、t4において第2種大当たりが発生し、タイミングt3、t5において第1種大当たりが発生した場合の例が示されている。
この図10において、ΔY1、ΔY2、ΔY4は第2種大当たりに係る大当たり中差玉、ΔY3、ΔY5は第1種大当たりに係る大当たり中差玉、ΔX1、ΔX2、ΔX4は第2種大当たりに係る大当たり中アウト、ΔX3、ΔX5は第1種大当たりに係る大当たり中アウトであり、これらのデータはパチンコ遊技機において第1及び第2の各大当たりが終了する毎にリアルタイムで集計できる。
このように集計された大当たり中差玉ΔY1〜ΔY5及び大当たり中アウトΔX1〜ΔX5を前記上限しきい値及び下限しきい値と比較することにより、発生した大当たりの種類を判定できるようになる。尚、図10において、時刻t2で発生した2回目の第2種大当たりは、その大当たり中差玉ΔY2及び大当たり中アウトΔX2が極端に少ないため、所謂パンクが発生したものと判断できることになる。
(その他の実施の形態)
その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定されるものではなく、例えば以下に述べるような変形或いは拡大が可能である。
第1実施例においては、呼出ランプユニット13のデータ表示部13bに表示するデータ、特には同時発生割合データを管理コンピュータ16で演算して当該データ表示部13bに出力する構成となっているが、呼出ランプユニット13に対して、パチンコ遊技機1からの稼動データに基づいて第1種及び第2種大当たりが同時期に発生する割合を演算する機能を付与し、このような演算結果をデータ表示部13bに表示する構成としても良い。このような構成によれば、第1実施例で奏する効果を、呼出ランプユニットを設けるだけの簡単な構成で実現できるようになる。
上記各実施例では、第1種大当たりの契機となる第1スタート入賞口6並びに第2種大当たりの契機となる第2スタート入賞口7a、7bを個別に設ける構成としたが、これらを一つのスタート入賞口により兼用する構成としても良い。この場合には、例えば、兼用スタート入賞口へのパチンコ玉の入賞タイミングや予め決められた順番などにより図柄表示部11及びセンター役物10の何れを動作開始させるか選択する手段を設けたり、或いは兼用スタート入賞口へのパチンコ玉の入賞に応じて動作する補助役物により図柄表示部11及びセンター役物10の何れを動作開始させるか選択する手段を設ける構成などが考えられる。但し、このような兼用スタート入賞口を設ける構成では、第1及び第2スタート回数データ及びこれに関連したデータは存在しなくなる。
管理コンピュータ16において、遊技場内に設置された同一機種のパチンコ遊技機1についての同時発生割合データを平均した平均値データを出力する構成としても良く、この場合には、本発明の第3実施例を示す図11のように、データ表示部13bに表示する遊技客向けデータ(複合データ(図5参照)に基づく遊技客向けデータ)中に、同時発生割合データd(=22%)と上記平均値データd3(=25%)とを互いに比較可能な状態で表示する構成とすることができる。
このような構成によれば、パチンコ遊技機1において第1種及び第2種大当たりが同時期に発生する割合が平均的な値に比べてどの程度のレベルにあるかを、遊技者側で容易且つ正確に把握可能になり、その利便性が大幅に向上するようになる。
また、管理コンピュータ16に対して、第1大当たり履歴データを同一機種のパチンコ遊技機1について平均した第1の平均大当たり履歴データを出力する機能、並びに第2大当たり履歴データを同一機種のパチンコ遊技機1について平均した第2の平均大当たり履歴データを出力する機能を付加する構成としても良い。この構成によれば、同一機種のパチンコ遊技機1についての第1の平均大当たり履歴データ及び第2の平均大当たり履歴データを、第1及び第2大当たり履歴データ(第1種大当たり絞り込みデータ(図6参照)、第2種大当たり絞り込みデータ(図7参照))の分析時においてその分析の目安となる標準的なデータとして利用できるようになり、以てパチンコ遊技機1で発生した各大当たりについてのデータ分析の信頼性を高め得るようになる。
第1の大当たり状態の例として第1種パチンコ遊技機に対応した大当たり状態(第1種大当たり)を挙げると共に、第2の大当たり状態の例として第2種パチンコ遊技機に対応した大当たり状態(第2種大当たり)を挙げたが、これに限られるものでない。例えば第3種パチンコ遊技機(所謂権利物)に設定された大当たり状態を第1の大当たり状態或いは第2の大当たり状態として適用する構成、同一種のパチンコ遊技機を融合した構成(例えば、第1種パチンコ遊技機の大当たり機能を2台分備えた構成)、3種類以上の大当たり状態が発生可能な構成など、種々の組合せが考えられる。
第2実施例において、大当たり信号が1種類しか出力されない場合に、大当たり中差玉または大当たり中アウトについて設定したしきい値を利用して2種類の大当たりを判別する例を挙げたが、これに限られるものではない。例えば、一方のしきい値の設定をさらに細かくすることにより、第2種大当たりの継続ラウンド数を特定できるようにしても良い。また、大当たり中差玉と大当たり中アウトの双方にしきい値を設けて発生する大当たりの種類を判別する構成としたが、どちらか一方のしきい値のみで判別する構成としても良いことは勿論、大当たり中セーフや大当たりの継続時間(大当たり信号が出力されている期間)にしきい値を設けて、発生する大当たりの種類や大当たりの継続ラウンド数を判別するようにしても良い。
本発明で管理対象とするパチンコ遊技機は、前記実施例で示した形式のものに限定される訳ではなく、例えば所謂封入式のパチンコ遊技機も管理対象とすることができる。その場合には、入賞に応じて付与される得点が、入賞に応じて払い出される遊技媒体数に該当することは勿論である。また、第1スタート入賞口6、第2スタート入賞口7a、7bは、パチンコ玉の入賞に応じて所定個数のパチンコ玉が払い出されるものに限らず、パチンコ玉の入賞によるパチンコ玉の払出を伴わない通過ゲート式のものも含む概念である。
本発明のシステムによる管理対象の遊技機をスロットマシンとすることも可能である。
本発明の第1実施例を示すシステム全体の概略的構成図 パチンコ遊技機の概略的な正面図 パチンコ遊技機の要部の拡大正面図 第1大当たり信号及び第2大当たり信号の出力パターン例を示すタイミングチャート 複合データの出力例を示す図 第1種大当たり絞り込みデータの出力例を示す図 第2種大当たり絞り込みデータの出力例を示す図 遊技客向けデータの表示例を示す図その1 遊技客向けデータの表示例を示す図その2 本発明の第2実施例を示す作用説明図 本発明の第3実施例を示す図8相当図
符号の説明
1はパチンコ遊技機、6は第1スタート入賞口、7a、7bは第2スタート入賞口、8は大型入賞口、8aは電動役物、9は複合役物、10はセンター役物、10bは羽根、10cはVゾーン、11は図柄表示部、13は呼出ランプユニット(データ表示装置)、13bはデータ表示部、16は管理コンピュータ(データ出力手段)を示す。

Claims (6)

  1. 遊技媒体を使用した遊技により入賞が発生したときに所定個数の遊技媒体を払い出すように構成され、その遊技時に入賞率を通常時より高めた第1の大当たり状態及び第2の大当たり状態が同時期に発生可能な遊技機に係る稼動データを各遊技機別に区分して集計管理する遊技場用データ管理システムにおいて、
    前記遊技機において前記第1及び第2の大当たり状態が同時期に発生する割合を演算すると共に、その演算結果を同時発生割合データとして出力するデータ出力手段を備えたことを特徴とする遊技場用データ管理システム。
  2. 前記データ出力手段は、遊技場内に設置された同一機種の遊技機についての前記同時発生割合データを平均した平均値データを出力することを特徴とする請求項1記載の遊技場用データ管理システム。
  3. 前記遊技機は複数の電動役物を備えたパチンコ遊技機であることを特徴とする請求項1または2記載の遊技場用データ管理システム。
  4. 請求項1または3記載の遊技場用データ管理システムに使用されるデータ表示装置において、
    前記遊技機と対応した位置に遊技客側から目視可能な状態で設けられ、前記データ出力手段から出力される前記同時発生割合データを表示する機能を備えたことを特徴とするデータ表示装置。
  5. 請求項2または3記載の遊技場用データ管理システムに使用されるデータ表示装置において、
    前記遊技機と対応した位置に遊技客側から目視可能な状態で設けられ、前記データ出力手段から出力される前記同時発生割合データ及び平均値データを互いに比較可能な状態で表示する機能を備えたことを特徴とするデータ表示装置。
  6. 遊技媒体を使用した遊技により入賞が発生したときに所定個数の遊技媒体を払い出すように構成され、その遊技時に入賞率を通常時より高めた第1の大当たり状態及び第2の大当たり状態が同時期に発生可能な遊技機に係る稼動データを表示するデータ表示装置において、
    前記遊技機において前記第1及び第2の大当たり状態が同時期に発生する割合を演算すると共に、その演算結果を同時発生割合データとして表示する機能を備えたことを特徴とするデータ表示装置。
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