JP2005184703A - アンテナ - Google Patents

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Minoru Hasegawa
実 長谷川
Rikuro Shimamori
陸郎 嶌森
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Samsung R&D Institute Japan Co Ltd
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Samsung Yokohama Research Institute
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Abstract

【課題】 アンテナの短絡部や給電部を増やさずにSARを改善することができるアンテナを実現する。
【解決手段】 自己の長さの半分を中心とした対象構造を有するアンテナエレメント1と、アンテナエレメント1に給電を行う給電部2と、アンテナエレメント1を短絡する短絡部3とを備え、給電部2及び短絡部3はアンテナエレメント1の両端に各々設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯通信機器等に具備されるアンテナに関する。
携帯電話等の携帯通信機器が放射する電磁波が人体に吸収される量を示す指標としてはSAR(Specific Absorption Rate)が知られている。このSARを改善するためには、原理的には人体に照射される電磁波の強度を低下させればよい。この目的達成のために、従来は、例えば逆Fアンテナの場合、主放射部として給電部及び短絡部を有するが、その短絡部を複数設けることにより放射される電磁波を分散し、これによりSARの低減を図っている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2003−142929号公報 特開2003−142935号公報
しかし、上述した従来のSAR改善方法では、短絡部を複数設けているために、アンテナの構造、特に基板上へ取り付ける部位の構造が複雑である。これにより、基板側のアンテナを搭載するための構造が複雑となる。さらにその取り付け手順も複雑となるために、取り付け作業に時間がかかる等の問題が生じている。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、アンテナの短絡部や給電部を増やさずにSARを改善することができるアンテナを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載のアンテナは、自己の長さの半分を中心とした対象構造を有するアンテナエレメントと、前記アンテナエレメントに給電を行う給電部と、前記アンテナエレメントを短絡する短絡部とを備え、前記給電部及び前記短絡部は、前記アンテナエレメントの両端に各々設けられていることを特徴としている。
請求項2に記載のアンテナにおいては、前記アンテナエレメントに適合する対象構造の遮蔽板によって放射する電磁波の一部分が遮蔽されていることを特徴とする。
請求項3に記載のアンテナにおいては、前記アンテナエレメントは、放射する電磁波の偏波方向の強度を打ち消さないように折り畳まれていることを特徴とする。
本発明によれば、アンテナの短絡部や給電部を増やさずにSARを改善することができるので、アンテナの取り付けに係る構造、作業等の簡素化を図ることが可能である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態を説明する。
図1、図2、図3は、本発明の一実施形態に係るアンテナの概略構成を示す図であり、図1は斜視図、図2は正面図、図3は背面図である。本実施形態においては、逆Fアンテナの電磁波主放射部である給電部2及び短絡部3をアンテナエレメント1の両端に各々設けている。
アンテナエレメント1は導体からなる部材である。アンテナエレメント1は、その電気長が当該アンテナの共振波長λの略1/2となる長さである。また、アンテナエレメント1は自己の長さの半分を中心とした対象構造を有し、図2に示されるように中心線Aの両側が対称な形状となっている。また、アンテナエレメント1は地板4と平行に設けられる。なお、アンテナエレメント1に使用される導体はワイヤ状であってもよく、あるいは板状であってもよい。
給電部2はアンテナエレメント1に給電を行う部材である。給電部2は地板4と垂直な位置に設けられている。そして、給電部2はアンテナエレメント1の一端と、地板4とに接続されている。
短絡部3は地板4と垂直な部材である。短絡部3はアンテナエレメント1の一端(給電部2の接続端は反対の端)と、地板4とに接続されている。これにより、短絡部3はアンテナエレメント1を地板4に短絡する。
地板4は、アンテナエレメント1に適合する対象な構造であり、図2に示されるように中心線Aの両側が対称な形状となっている。また、地板4は、当該アンテナが放射する電磁波の一部分を遮蔽する遮蔽版として機能する。すなわち、図3に示されるように、地板4はアンテナエレメント1の一部分を覆い隠す(背面から一部分が見えないようにする)形状となっている。
上記した構成によれば、アンテナエレメント1が自己の長さの半分を中心とした対象構造を有し、且つ給電部2及び短絡部3がアンテナエレメント1の両端に各々設けられているので、電磁波主放射部である給電部2及び短絡部3の各々の放射電磁波の強度及び位相が一致する。これにより、同一放射量の電磁波主放射部(給電部2、短絡部3)が分散配置されるので、短絡部や給電部を増やさずにSARを改善することができる。原理的には、それぞれ一つずつの給電部2と短絡部3を備えた場合、図7に示される従来の逆Fアンテナに比べてSARを1/2まで小さくすることが可能である。
また、アンテナエレメント1は折り畳むことにより、給電部2と短絡部3との間の間隔を任意に設定することが可能となっている。そして、アンテナエレメント1は、放射する電磁波の偏波方向の強度を打ち消さないように折り畳む。さらには、放射する電磁波の偏波方向に直交するように折り畳むことが望ましい。図4は、放射する電磁波の偏波方向に直交するように折り畳む一例を示している。図4においては電磁波の偏波方向は電流の主方向に一致する。これにより、給電部2側に流れる電流と短絡部3側に流れる電流とが中心線Aを挟んで対峙することがないので、偏波方向の電磁波強度が相殺されない。この結果、放射抵抗の低下を防ぐことができ、アンテナの帯域が狭くなることを防止することができる。
また、地板4の形状を変更してアンテナエレメント1のいずれの場所を覆い隠すのか、又は覆い隠す範囲を調節することにより、当該アンテナの共振帯域幅とSARとのトレードオフ関係を適宜調整することができる。例えば、SARが少し悪化しても広帯域特性が欲しい場合には、アンテナエレメント1を覆い隠す範囲を狭くすればよく、特に電磁波主放射部である給電部2及び短絡部3を含む範囲は覆い隠さないようにするのがより効果的である。これにより、アンテナの整合帯域幅が容易に調整することができる。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、アンテナエレメントは誘電体上に形成されていてもよい。また、給電部は給電端子を介してアンテナエレメントに接続されてもよい。図5,図6は、アンテナエレメント1が誘電体10上に形成された構成例を示す斜視図である。図5,図6においては、アンテナエレメント1が誘電体10上に形成されている。また、給電部2は給電端子20を介してアンテナエレメント1に接続されている。
本発明の一実施形態に係るアンテナの概略斜視図である。 同実施形態に係るアンテナの概略正面図である。 同実施形態に係るアンテナの概略背面図である。 本発明に係るアンテナエレメントの折り畳み方法を説明するための図である。 本発明の他の実施形態に係るアンテナの第1の概略斜視図である。 本発明の他の実施形態に係るアンテナの第2の概略斜視図である。 従来の逆Fアンテナの構成を示す図である。
符号の説明
1…アンテナエレメント、2…給電部、3…短絡部、4…地板、10…誘電体、20…給電端子。

Claims (3)

  1. 自己の長さの半分を中心とした対象構造を有するアンテナエレメントと、
    前記アンテナエレメントに給電を行う給電部と、
    前記アンテナエレメントを短絡する短絡部とを備え、
    前記給電部及び前記短絡部は、前記アンテナエレメントの両端に各々設けられていることを特徴とするアンテナ。
  2. 前記アンテナエレメントに適合する対象構造の遮蔽板によって放射する電磁波の一部分が遮蔽されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
  3. 前記アンテナエレメントは、放射する電磁波の偏波方向の強度を打ち消さないように折り畳まれていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアンテナ。


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