JP2005179814A - 衣料品の首周りの構造 - Google Patents

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卅良 吉田
Kieko Cho
記恵子 長
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Abstract

【課題】従来技術には種々の不具合があり、より効果的な遠赤外線による健康増進、治療機能を持った衣料品の首周りの構造の開発が望まれていた。本発明は、このような課題を解決することを目的としている。
【解決手段】高純度のゲルマニウム粉末が化体した繊維製シートからなる中芯を、衣料品の首回りに収納したことを特徴とする衣料品の首周りの構造。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遠赤外線による健康増進、治療機能を持った衣料品の首周りの構造に関する。
ゲルマニウムには人肌に接して遠赤外線を放射する効果があり、この遠赤外線による健康増進、治療機能を持った衣類として、ゲルマニウムの粉末を内側(肌側)に接着剤等で塗り込んだソックス、サポータ等が知られている。
ところで、遠赤外線効果を主役とするゲルマニウム効果を、肌着のような衣類において好適に発現させるためには、肌とのゲルマニウムの接触面積を広くすることだけでなく、洗濯などでゲルマニウムが抜け落ちたりしないように工夫することが大切である。また、ゲルマニウムを付着させることで衣類としての見栄えが悪くなってしまう、等の不具合が生じないように工夫することも必要である。
そのため、特開2002−275727公報(特許文献1参照)には、上記課題を解決することを目的として、繊維中に、P型のゲルマニウム微結晶を含む微粒子が混ぜ込まれていることを特徴とする有機化学繊維が提案されている。
特開2002−275727公報
他方、人体のつぼは首周りに多く集中しており、この首周りに上記遠赤外線効果を主役とするゲルマニウム効果を持った肌着のような衣料品を提供することが望ましい。しかしながら、遠赤外線による健康増進、治療機能を持った有機化学繊維で作成した布地によって衣料品を製造した場合、非常に効率が悪いだけでなく、使用後のゲルマニウム粉末の回収等の問題を考慮すると、ゲルマニウム粉末を効率的に配置することが望まれているのである。
このような点で従来技術には種々の不具合があり、より効果的な遠赤外線による健康増進、治療機能を持った衣料品の首周りの構造の開発が望まれていた。本発明は、このような課題を解決することを目的としている。
この発明に係る衣料品の首周りの構造は、高純度のゲルマニウム粉末が化体した繊維製シートからなる中芯を、衣料品の首回りに収納したことを特徴とするものである。
また、上記衣料品が、ワイシャツ、Tシャツ、上半身用肌着、上着類から選ばれていることをも特徴としている。
上記繊維製シートが、繊維素材中に混練して紡糸した繊維で作成されたものであることをも特徴としている。
さらに、繊維製シートからなる中芯が、ゲルマニウム粉末が化体した層を肌に面した裏側に配置し、基材層を反対側に配置した2層構造からなることをも特徴としている。
この発明で使用されるゲルマニウム粉末は、粒径が0.02〜0.2μmであることが望ましく、粒径が0.2μmを超えると繊維が紡糸中に切れやすくなる。また、繊維素材100重量部に対して、粉末の配合量は2重量部以下であることが望ましく、配合量が2重量部を超えると繊維が紡糸中に切れやすくなる。
この発明によれば、より効果的な遠赤外線による健康増進、治療機能を持った衣料品の首周りの構造を提供することができる。
以下、この発明の衣料品の首周りの構造の実施の形態を詳細に説明する。
図1はこの発明をワイシャツに適用した実施例を示す正面図である。
上記図1に示したワイシャツ2は、その首周りに衿台3を形成されている。4は衿羽根である。この発明の特徴をなす、高純度のゲルマニウム粉末が化体した繊維製シートからなる中芯1は、衿台3と衿羽根4との間に収納しても良いが、衿台3の中に縫い込む形で縫製して収納することが望ましい。
高純度のゲルマニウム粉末が化体した繊維製シートからなる中芯1は、例えば合成繊維の一例としてのポリエステル繊維製とすることができる。このポリエステル繊維は外径が5μm程度であり、ここに粒径が0.05μm、あるいは0.10μm、あるいは0.15μmのゲルマニウム粉末が多数、混ぜ込まれている。
ゲルマニウム粉末の大部分はポリエステル繊維の内部に埋没しているが、一部はポリエステル繊維の表面から外部に露出している。この外部に露出したゲルマニウム粉末が人肌と近接して、遠赤外線によるゲルマニウム効果を奏する。また、一部が外部に露出したゲルマニウム粉末の大部分は、あたかも大半が海中に没する氷山のようにポリエステル繊維の内部に埋没しているので、織布工程や洗濯に際してゲルマニウム粉末がポリエステル繊維から脱落するような不具合が無い。
ここで、実施形態に適用可能な繊維製シートとは、再生繊維、半合成繊維または合成繊維製シートのいずれかである。再生繊維としては、例えばレーヨン、キュプラ等があり、半合成繊維としては、例えばアセテート等があり、合成繊維としてはポリエステル、ナイロン、アクリル、ビニロン、ビニリデン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン等がある。
例えば、ポリエステル繊維は通常、外径が5μm程度なので原理的にはこの大きさまではゲルマニウム粉末を混練することが可能である。しかし、粒径が0.2μmを超すと紡糸が困難になる(紡糸途中に繊維が切れる)。したがって、粒径が0.02〜0.2μmの微粒子を少なくとも含むゲルマニウム粉末を用いるのが望ましい。
また、繊維素材100重量部に対して、ゲルマニウム粉末は2重量部以下であることが望ましく、粉末が2重量部を超えると繊維が紡糸中に切れやすくなる。ゲルマニウム粉末が2重量%を超えると、ゲルマニウム粉末の粒径に拘わらず繊維強度が不足して紡糸ができず、紡糸できても製織できない。
ゲルマニウム粉末を混練する量の下限は0.05重量%程度と考えられる。なお、粒径0.2μm以下のゲルマニウム粉体を2重量%含有させると、繊維断面の約10%をゲルマニウム粉末が占めることになる。
ところで、肩凝り等を治療・治癒する健康増進、治療効果をもたらすゲルマニウムの遠赤外効果は、その原理が不明であるが、実際に着用前と着用後の首周りの体温の変化を観察すると、着用後に体温の上昇が顕著に現れることから、その効果にはほとんど疑問をもたれていない。
ちなみに、遠赤外線のような電磁波の生体に対する作用については、イオン化作用と非イオン化作用があり、非イオン化作用には熱作用と非熱作用が知られている。イオン化作用は主としてエネルギーの大きい短波長の電磁波(例えば放射線や紫外線)によりもたらされ、長波長の電磁波(例えば赤外線)の場合には、非イオン化作用として熱作用と非熱作用がもたらされる。
赤外線が生体に照射された場合には、吸収したエネルギーにより生体内で温度上昇が起り、いわゆる温熱効果が発揮される。ところが、波長が100ミクロン程度の遠赤外線の場合には、上記の熱作用に加えて、照射された微弱な電磁波が生体に直接作用し、いわゆる非熱作用が発揮されると考えられる。
この発明の衣料品の首周りの構造によれば、ワイシャツ、Tシャツ、U首や丸首等の上半身用肌着のみならず、背広やブレザー、ジャンパー、その他の上着類等にも適用することが可能である。
この発明をワイシャツに適用した実施例を示す正面図である。
符号の説明
1 中芯
2 ワイシャツ
3 衿台
4 衿羽根

Claims (4)

  1. 高純度のゲルマニウム粉末が化体した繊維製シートからなる中芯を、衣料品の首回りに収納したことを特徴とする衣料品の首周りの構造。
  2. 衣料品が、ワイシャツ、Tシャツ、上半身用肌着、上着類から選ばれてなる請求項1記載の衣料品の首周りの構造。
  3. 繊維製シートが、繊維素材中に混練して紡糸した繊維で作成されたものからなる請求項1または2記載の衣料品の首周りの構造。
  4. 繊維製シートからなる中芯が、ゲルマニウム粉末が化体した層を肌に面した裏側に配置し、基材層を反対側に配置した2層構造からなる請求項1ないし3のいずれか記載の衣料品の首周りの構造。
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KR200463148Y1 (ko) * 2012-05-22 2012-10-18 유연홍 셔츠깃 착용용 건강 목 밴드

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