JP2005176234A - 同期ワード検出回路及びベースバンド信号受信回路 - Google Patents

同期ワード検出回路及びベースバンド信号受信回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2005176234A
JP2005176234A JP2003416916A JP2003416916A JP2005176234A JP 2005176234 A JP2005176234 A JP 2005176234A JP 2003416916 A JP2003416916 A JP 2003416916A JP 2003416916 A JP2003416916 A JP 2003416916A JP 2005176234 A JP2005176234 A JP 2005176234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synchronization word
detection
word
phase
baseband signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003416916A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyoshi Ito
徳義 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2003416916A priority Critical patent/JP2005176234A/ja
Priority to US11/011,767 priority patent/US7558355B2/en
Publication of JP2005176234A publication Critical patent/JP2005176234A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • H04L7/041Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal
    • H04L7/042Detectors therefor, e.g. correlators, state machines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】ベースバンド信号のシンボルを正確に復元可能な同期ワード検出回路及びベースバンド信号受信回路を提供する。
【解決手段】同期ワード検出回路は、入力ベースバンド信号のデータと、所定同期ワードとの一致ビット数を求め、一致ビット数と第1の閾値とを比較する一致ビット数比較手段と、一致ビット数比較手段の比較結果を、ベースバンド信号のシンボル送信速度のN(Nは2以上の整数)倍のクロック周波数でサンプリングする比較結果変化検出手段と、比較結果変化検出手段の検出結果を順次格納していく検出結果記憶手段と、検出結果記憶手段に格納されている比較結果の変化に基づいて、Nサイクル区間に含まれる第1の閾値を超えた検出結果の総数を検出する総数検出手段と、検出結果総数に基づいて所定ワードを検出し、それまでのサイクルの中間位相を検出位相とする同期ワード検出手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明、同期ワード検出回路及びベースバンド信号受信回路に関し、例えば、近距離無線通信方式の一種であるブルートゥース(Bluetooth)方式に従う無線信号の受信機に適用し得るものである。
2.4GHz帯の無線帯域信号を使用した無線通信システムであるブルートゥースシステムのブルートゥース受信機は、上述の2.4GHz帯の無線帯域信号から、1MHzのシンボル転送速度のベースバンド信号を取り出すためのRFIC(Radio Frequency Integrated Circuit)トランシーバと、取り出したべースバンド信号(デジタルシリアル信号)からパケット組み立てを行うベースバンド受信回路等からなる。
ベースバンド信号の送信は、625μS毎のスロット境界から開始され、最初に、4シンボル長(ビット長)のプリアンブルが、次に、64シンボル長(ビット長)の同期ワードが、最後に可変長のペイロードが送信される。各ブルートゥース受信機のベースバンド受信回路は、入力されたベースバンド信号中に64ビット長の同期ワードが存在するかどうかをモニタし、自己宛ての同期ワードが出現したら、それに続くペイロードの内容を取り込み処理する。
従って、ベースバンド受信回路は、自己宛ての同期ワードを持つパケットを検出することが必要となる(特許文献1参照)。
例えば、ベースバンド受信回路は、自己宛ての同期ワードを持つパケットを検出する際、例えば、スライディング相関器と呼ばれる同期ワード検出器が使用される。
スライディング相関器とは、入力されたベースバンド信号のシンボル周波数(1MHz)のN倍の周波数(N MHz)を持つサンプルクロックでサンプルした信号と、64ビット長の同期ワードとの間の相関関係を求める回路であり、入力ペースバンド信号を(63×N+1)ビット長のシフトレジスタに格納しておき、このシフトレジスタの先頭からNビツト間隔で取り出した64ビット分の信号と、予め指定されている64ビット長の同期ワードの内容を一致検出して、自己宛の同期ワードが送られてきているか否かを判定する。
このスライディング相関器は、受信したベースバンド信号中に雑音が混入しているような場合においても、1シンボル区間以内で安定的に同期ワードが一致検出したか否かがチェックできるという特徴がある。
例えば、従来のベースバンド受信回路は、この一致検出区間が連続したサンプル周波数のサイクル数の閾値L(0<L≦N)を越えたときに、最終的に同期ワードが一致したとみなし、以降のペイロードデータの受信を行うように判定していた。
特開平10−313290号公報
しかしながら、従来のベースバンド受信回路では、ベースバンド信号中の雑音が大きく、1シンボル区間内で同期ワード一致と不一致を繰り返すような場合においては、正確な同期ワードの検出を行なえないおそれがあった。
そのため、かかる場合においても、安定的に正しくシンボルを復元可能なベースバンド受信回路や、ベースバンド信号に含まれるワードの位相を検出できるワード検出回路が望まれている。安定的に同期ワード検出を行うために、過去のNサイクル分の同期ワードの一致検出信号の履歴をチェックし、この履歴内の一致検出ビット数が閾値M(0<M≦N)を越えているかどうかを調べることによって、最終的な同期ワード検出が成功したか否かを決定する同期ワード検出回路及びベースバンド受信回路が望まれている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明の同期ワード検出回路路は、入力されたベースバンド信号に含まれている所定同期ワードを検出する同期ワード検出回路において、ベースバンド信号のデータの各ビットと、所定ワードの各ビットとの一致ビット数を求め、その一致ビット数と第1の閾値とを比較する一致ビット数比較手段と、一致ビット数比較手段の比較結果を、ベースバンド信号のシンボル送信速度のN(Nは2以上の整数)倍のクロック周波数でサンプリングし、比較結果の変化を検出する比較結果変化検出手段と、比較結果変化検出手段の検出結果を順次格納していく検出結果記憶手段と、検出結果記憶手段に格納されている比較結果の変化に基づいて、Nサイクル区間に含まれる第1の閾値を超えた検出結果の総数を検出する総数検出手段と、総数検出手段の検出結果総数に基づいて、所定同期ワードを検出し、それまでのサイクルの中間位相を検出位相とする同期ワード検出手段とを備えることを特徴とする。
第2の本発明の、入力されたベースバンド信号のシンボル送信速度のN(Nは2以上の整数)倍の周波数を有するN種類のクロック位相のうち、与えられたクロック位相でベースバンド信号をサンプリングするサンプリング手段と、ベースバンド信号に含まれている同期ワードを検出する同期ワード検出回路とを備え、同期ワード検出回路として、第1の本発明のワード検出回路を適用し、同期ワード検出回路の検出位相の情報を、上記サンプリング手段のクロック位相に反映させることを特徴とする。
本発明によれば、安定的に正しくシンボルを復元可能なベースバンド受信回路や、ベースバンド信号に含まれるワードの位相を検出できる同期ワード検出回路を提供できる。
以下では、本発明に係るベースバンド受信回路及び同期ワード検出回路を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態は、安定的に同期ワード検出を行うために、過去のNサイクル分の同期ワードの一致検出信号の履歴をチェックし、この履歴内の一致検出ビット数が閾値M(0<M≦N)を越えているかどうかを調べることによって、最終的な同期ワード検出が成功したか否かを決定する同期ワード検出回路及びベースバンド受信回路について説明する。
(A)実施形態
図1は、本実施形態に係るブルートゥース受信機の要部構成を示すブロック図である。
図1において、本実施形態のブルートゥース受信機1は、受信アンテナ2、RFICトランシーバ(図1ではRIFCと示す)3、同期ワード一致検出器4、同期ワード位相検出器5、FIFOバッファ6等を有する。
RIFCトランシーバ3は、受信アンテナ2が捕捉した2.4GHz帯の無線信号から、1MHzのシンボル送信速度のベースバンド信号S1を取り出す(復調する)ものであり、得られたベースバンド信号S1を、同期ワード一致検出器4、同期ワード位相検出器5及びFIFOバッファ6に与えるものである。
同期ワード一致検出器4は、例えばスライディング相関器等を適用することができ、RIFCトランシーバ3からベースバンド信号S1を受け取り、ベースバンド信号S1のシンボル周波数(1MHz)のN(2以上の整数)倍のサンプル周波数(N MHz)でサンプルして、過去64シンボル分のベースバンド信号S1の履歴と、予め指定された64ビット長の同期ワードとの間で一致比較を行なうものである。また、同期ワード一致検出器4は、予め指定された同期ワードと一致したビット数が閾値L(0<L≦64)を越えたか否かを判定し、この判定結果に応じた単一サイクル同期ワード一致検出信号S2を出力するものである。
同期ワード位相検出器5は、同期ワード一致検出器4から単一サイクル同期ワード一致信号S2を受け取り、Nサイクルの位相のうち、予め指定された同期ワードと一致したシンボル区間内の中間点のクロック位相を検出し、そのクロック位相をベースバンド信号S1の同期ワード位相S3として出力するものである。
FIFOバッファ6は、同期ワード位相検出器5から同期ワード位相S3を受け取り、この同期ワード位相S3を、ベースバンド信号S1をサンブルするためのサンプル位相として使用し、このサンプルにより得られた入力ベースバンド信号S1の内容を、ペイロード信号S7として出力するものである。
以下、各構成要件の具体的な構成及び動作について図面を参照して説明する。
図2は、同期ワード一致検出器4の詳細な構成図である。
図2において、同期ワード一致検出器4は、820ビット構成のシフトレジスタ21、同期ワードレジスタ22、一致比較器23、閾値レジスタ24、大小比較器25及びレジスタ26などを有する。
RFICトランシーバ3から入力されたベースバンド信号S1は、ベースバンド信号S1のシンボル送信速度のN倍の周波数のサンプルクロックでサンプルされ、0〜(N−1)のサンプル位相毎に、予め指定された同期ワードがベースバンド信号S1に含まれているか検出される。
このサンプルクロックの周波数は、通常13又は12が選択され、本実施形態では、13を選択した場合について説明する。
1MHzのシンボル送信速度のベース番号信号S1が13MHzクロックによりサンプルされた信号は、シフトレジスタ21に格納される。
シフトレジスタ21は、820ビット構成であり、各レジスタ要素21−0〜21−819には13MHzクロックがシフトのために入力されるようになっている。
シフトレジスタ21のレジスタ要素の個数は、64ビット長の同期ワードのうち最終ビットを除いた63ビット分については、13MHzクロックでセットしてシフトするので63×13=819個必要であり、同期ワードの最終ビットについては、13MHzクロックで最低1回取り込めるようにすれば同期ワード検出を実行することができるため1個必要となる。その結果、本実施形態は、シフトレジスタ21のレジスタ要素の個数を63×13+1=820個としている。
また、13MHzクロックは、シンボル送信速度1MHzの13倍(N倍)の周波数を有するものである。
従って、シフトレジスタ21に入力されたベースバンド信号S1の内容は、初段のレジスタ要素21−0に入力し、初段のレジスタ要素21−0の内容は、レジスタ要素21−1に入力し、その後、次段のレジスタ要素21−2、21−3、…、21−818、21−819への逐次シフトされる。
また、シフトレジスタ21は、64個のタップを備える。このタップの設置位置は、初段のレジスタ要素21−0の出力を引き出す位置にあり、その後、初段のレジスタ要素21−0から13個ずつ隔てたレジスタ要素21−13、21−26、…、21−806及び21−819の出力を引き出す位置にある。
従って、理想的なベースバンド信号S1がシフトレジスタ21に入力されていると、レジスタ要素21−0、21−13、…、21−806及び21−819は、ベースバンド信号S1の異なるシンボル区間の値を一時的に蓄積するものとなり、又これらタップからの出力は異なるシンボル区間の値に相当する。
これらタップから出力された64ビット長のデータは、一致比較器23にパラレルに与えられる。また、一致比較器23には、同期ワードレジスタ22に格納されている予め指定された64ビット長の同期ワードも与えられている。
一致比較器23において、タップから出力された64ビット長のデータは、予め指定された64ビット長の同期ワードと、それぞれのビット位置単位でその論理値が一致するか否かが比較され、論理値が一致するビット数が大小比較器25に与えられる。
つまり、一致比較器23は、タップから出力されたデータの64ビットのうち、何ビットが同期ワードと一致しているか比較し、一致するビット数を出力する。従って、一致比較器23から出力される一致ビット数は、予め指定された同期ワードと1ビットも一致しない場合の最小値0の値から、すべてのビットが予め指定された同期ワードと一致した場合の最大値64の値までとなるから、7ビット表記で7ビット長のデータとなる。
また、大小比較器25は、閾値レジスタ24に格納されている同期ワードの検出を判定するための予め指定された一致ビット数閾値M(0<M≦64)も与えられている。
大小比較器25において、一致比較器23からの一致ビット数は、閾値レジスタ24からの一致ビット数閾値Mと比較され、一致ビット数が、一致ビット数閾値Mを超えた場合、有意な単一サイクル同期ワード一致信号S2が出力される。
例えば、一致ビット数が、一致ビット数閾値Mを超えている場合、単一サイクル同期ワード一致信号S2は「1」がセットされ、それ以外の場合、単一サイクル同期ワード一致信号S2は「0」がセットされる。
通常、この一致ビット数閾値Mは、例えば、受信電波の状況に応じて50から60程度の値に設定される。
レジスタ26は、13MHzクロックが入力されるようになっており、大小比較器25からの出力を、13クロックサイクルの単一サイクル同期ワードS2として出力するものである。
次に、同期ワード一致検出器4からの単一サイクル同期ワード一致信号S2に基づいて同期ワード位相S3を検出する同期ワード位相検出器5の構成及び動作について詳細に説明する。
ここで、従来の同期ワードの検出は、入力されたベースバンド信号S1に含まれる雑音の影響や周波数ドリフトの影響を除去するために、1シンボル区間(13クロックサイクル数)のうち、所定サイクル区間(例えば3〜4サイクル区間)以上連続して、単一サイクル同期ワード一致信号S2が有意である場合に、同期ワードが検出されたとものとみなしていた。
つまり、従来の同期ワード検出は、1シンボル区間のうち、一致ビット数が一致ビット数閾値Mを超えるサンプルクロックサイクルの区間を判定し、その区間の中間点を同期ワード位相とみなしていた。
しかしながら、以下で説明するように、ベースバンド信号S1が更に強い雑音の影響を受けてしまい、有意な単一サイクル同期ワード一致信号S2の連続性が損なわれ、サンプルクロックサイクルの区間が短くなってしまい、従来の同期ワード検出方法では、正確な同期ワード位相を検出することができなかったり、又は同期ワード一致検出が不可能になったりするおそれがある。
従って、本実施形態では、かかる場合にも対応し得るものであって、正確な同期ワード位相を検出する同期ワード検出器5について説明する。
以下では、説明便宜のために、まず、従来の同期ワード位相の検出方法を用いた場合において、同期ワード位相を正確に検出できた場合の動作と、ベースバンド信号S1が更に強い雑音の影響を受け、同期ワード位相を正確に検出できない場合、又は同期ワード一致検出が不可能となった動作について図3及び図4を参照して説明する。
そして、その後、本実施形態に係る同期ワード位相検出器5の構成及び動作について説明する。
図3は、従来の同期ワード位相の検出方法を用いて同期ワード位相を正確に検出できた場合の動作タイミングを説明する説明図であり、図4は、ベースバンド信号S1が更に強い雑音の影響を受け、同期ワード位相を正確に検出できない場合等の動作タイミングを説明する説明図である。
図3において、図3(A)は、予め指定された同期ワードとの一致ビット数の変化を示す図であり、横軸は時間(サンプルクロックサイクル)を示し、縦軸は予め指定された同期ワードとの一致ビット数を示す。
また、図3(B)は、同期ワード一致検出器4から与えられる単一サイクル同期ワード一致信号S2を示す。
従来の同期ワード位相検出器が有する構成の詳細については省略するが、少なくとも、位相カウンタ、開始位相レジスタ、一致区間長カウンタ及び同期ワード位相レジスタ等を有する。
図3(B)に示すように、単一サイクル同期ワード一致信号S2が有意(図3では「1」)に変化すると、位相カウンタのカウンタ値が、開始位相レジスタにロードされる(図3(D)参照)。
ここで、位相カウンタは、13MHzクロックの到来毎に、「0」〜「12」の範囲で巡回的にカウントアップするものであり、位相カウンタのカウント値が、その時点でのサンプルクロック位相の種類を表すものとなる(図3(C)参照)。
このとき同時に、一致区間長カウンタが、カウンタ値のインクリメントを開始し、単一サイクル同期ワード一致信号S2が有意でなくなるまで(図3では「0」に変化するまで)、カウンタ値がカウントアップされる。これにより、同期ワードとの一致区間のサイクル数が計数される(図3(E)参照)。
そして、一致区間長カウンタのカウンタ値が、予め指定された閾値L(0<L≦N)を超えるか否かが判定され、カウンタ値が閾値Lを超える場合、一致区間の中間点を、ベースバンド信号S1の同期ワード位相として出力される(図3(F)参照)。
この同期ワード位相は、1シンボル区間のうち、どのサンプルクロックサイクル位相で同期ワード一致度が最大になったかを示す位置情報であり、「0」〜「12」までの値を取り得る。
例えば、同期ワード位相は
(開始位相レジスタの内容+一致区間長÷2) mod13
に従って算出される。
ここで、mod13(モジュロ13)としているのは、13個(13種類)の位相を「0」〜「12」で区別しているためであり、(開始位相レジスタの内容+一致区間長÷2)で求めた値を13で割ったときの剰余を求める演算を示す。
従って、算出した同期ワード位相は、1シンボル区間のうち、どのサンプルクロックサイクル位相で同期ワード一致度が最大になったかを示す位置情報であり、「0」〜「12」の値を取り得る。
例えば、図3の例の場合、開始位相レジスタの内容=11であり、一致区間長=7であるので、同期ワード位相は、(11+7÷2) mod13=1となる。なお、ここでは、(11+7÷2)÷13≒1.1となるが、同期ワード位相として小数点にはあり得ないので、「1」とする。
図3の例の場合、同期ワード位相が「1」と算出されるので、サンプルクロックの位相カウンタの値が「1」であるときに、後段のFIF0バッファ6において、ベースバンド信号S1がサンプルされ、この同期ワードに続いて入力されるペイロード信号出力7が得られる。
続いて、図4を参照して、ベースバンド信号S1が更に強い雑音の影響を受けて、正確な同期ワード位相の検出ができなかった場合や、又は同期ワード一致検出が不可能になる場合について説明する。
なお、ここでは上述した従来の同期ワード位相の検出方法を用いた場合であり、また図4における図4(A)〜(F)は、図3(A)〜図3(F)に対応するものである。
ベースバンド信号S1が更に強い雑音の影響を受けた場合、図4(A)に示すように、同期ワードとの一致ビット数が閾値Mの境界を上下する場合が生じ得る。
このとき、図4(B)に示すように、単一サイクル同期ワード一致信号S2で示される一致区間は途切れとぎれになってしまい、一致区間長カウンタが計数する一致区間長は短くなる場合がある。また場合によっては、一致区間長が閾値L(0<L≦N)を越えないことも発生し得る。
例えば、図4において、最大一致区間長は「4」であるが、予め指定される閾値Lの値が「4」と設定されている場合には、同期ワードとの一致は検出されなかったものとみなされてしまう。
また例えば、図4において、予め指定される閾値Lの値が「3」と設定されている場合、同期ワードとの一致は検出されるが、この一致区間長の中間点として求められる同期ワード位相は、必ずしも、シンボル区間の中央付近にならないおそれがある。
このように、従来の同期ワード位相の検出方法は、必ずしも、正確な同期ワード位相を検出できない場合があった。
本実施形態に係る同期ワード位相検出器5は、かかる場合にも対応し得るものであり、単一サイクル同期ワード一致信号S2の値の履歴を過去(N−1)ビット分だけ、シフトレジスタに記憶しておき、この履歴内の同期ワード一致サイクル数が最大になる位相を求めることによって、同期ワード一致判定を行うようにしたものである。
図5は、本実施形態に係る同期ワード位相検出器5の詳細な構成を示す。
図5に示すように、本実施形態に係る同期ワード位相検出器5は、シフトレジスタ501、加算器502、レジスタ503、大小比較器504、閾値レジスタ505、大小比較器506、同期ワード終了区間検出器507、位相カウンタ508、インクリメント制御部509、同期ワード区間カウンタ510、演算回路511、加算器512、mod13回路513及び同期ワード位相レジスタ514などを有する。
シフトレジスタ501は、同期ワード一致検出器4からの単一サイクル同期ワード一致信号S2の値を過去(N−1)サイクル分の履歴を格納するものである。本実施形態では、サンプルクロックサイクル数(N)が13であるので、シフトレジスタ501が過去(13−1=12)ビット分の単一サイクル同期ワード一致信号S2の値を格納する。
従って、シフトレジスタ501は、12ビット長を有するものであり、各レジスタ要素501−0〜501−11には、13MHzクロックがシフトのために入力されるようになっている。
単一サイクル同期ワード一致信号S2が、シフトレジスタ501に与えられると、単一サイクル同期ワード一致信号S2の内容が初段のレジスタ要素501−0に入力し、初段のレジスタ要素501−0の内容が次段のレジスタ要素501−1に入力し、その後、次段のレジスタ要素501−2、501−3、…、501−11への逐次シフトされる。
このようにして、単一サイクル同期ワード一致信号S2の12ビット分の値が、シフトレジスタ501に格納され、その過去12ビット分の単一サイクル同期ワード一致信号S2の値が、加算器502に出力される。
また、加算器には、シフトレジスタ501により履歴が格納された過去12ビット分の単一サイクル同期ワード一致信号S2の内容と共に、単一サイクル同期ワード一致信号S2の内容とが入力される。
加算器502では、過去12ビット分の履歴である単一サイクル同期ワード一致信号S2の内容と、単一サイクル同期ワード一致信号S2の内容との13個の単一サイクル同期ワード一致信号S2のうち、有意な単一サイクル同期ワード一致信号の数が逐次求められる。
つまり、加算器502において、現在入力された単一サイクル同期ワード一致信号S2の内容と、現在よりも12ビット分前の単一サイクル同期ワード一致信号S2の履歴のうち、同期ワードと一致した一致ビット数(同期ワード一致サイクル数S21)が求められ、その同期ワード一致サイクル数(「0」〜「12」の値を取り得るので、4ビット表記)S21が、大小比較器506、レジスタ503及び大小比較器504に与えられる。
また、大小比較器506は、閾値レジスタ505に格納されている一致区間長閾値Lが入力されており、大小比較器506において、加算器502からの同期ワード一致サイクル数S21は、一致区間長閾値Lと比較され、同期ワード一致サイクル数S21が一致区間長閾値Lを超えた場合、有意な複数サイクル同期ワード一致信号S22が同期ワード終了区間検出器507に与えられる。
例えば、同期ワード一致サイクル数S21が、一致区間長閾値Lを超えている場合、複数サイクル同期ワード一致信号S22は「1」がセットされ、それ以外の場合、複数サイクル同期ワード一致信号S22は「0」がセットされる。
また、加算器502からの同期ワード一致サイクル数S21は、レジスタ503及び大小比較器504に逐次与えられる。
ここで、レジスタ503は、13MHzクロックが入力されるようになっており、加算器502からの同期ワード一致サイクル数S21を1クロックサイクル格納するものである。レジスタ504は、1サイクルだけ格納することができるので、同期ワード区間の終わりを認識させることができる。また、レジスタ503により格納された1クロックサイクル前の同期ワード一致サイクル数S21は、大小比較器504に与えられる。
大小比較器504において、直前(1サイクル区間前)の同期ワード一致サイクル数S21と、現在の同期ワード一致サイクル数とが大小比較され、現在の同期ワード一致サイクル数S21が、直前の同期ワード一致サイクル数S21を下回った時点で、有意とする同期ワード区間終了信号が同期ワード終了区間検出器507に与えられる。
これにより、同期ワード区間の終わりを認識することができる。
例えば、現在の同期ワード一致サイクル数S21が、直前の同期ワード一致サイクル数S21を下回った時点で、同期ワード区間終了信号を「1」にセットし、それ以外の場合には、同期ワード区間終了信号を「0」にセットする。
上述したように、同期ワード終了区間検出器507には、大小比較器506から複数サイクル同期ワード一致信号S22と、大小比較器504から同期ワード区間終了信号とが与えられる。
同期ワード終了区間検出器507では、有意な複数サイクル同期ワード一致信号S22が与えられ、かつ、有意な同期ワード区間終了信号が与えられたとき、ベースバンド信号S1に含まれている同期ワードの検出とみなし、有意な同期ワード終了区間検出信号S23が同期ワード位相レジスタ514に与えられる。
同期ワード終了区間検出信号S23は、同期ワード位相S3を求めるためのトリガ信号として使用される。つまり、この同期ワード掲出信号S23は、後述する同期ワード位相レジスタ514に同期ワード位相S3を格納するためのロードイネーブル信号として入力する。
一方、同期ワード一致検出器4からの単一サイクル同期ワード一致信号S2は、インクリメント制御部509にも与えられる。
インクリメント制御部509に単一サイクル同期ワード一致信号S2が入力すると、インクリメント制御部509は、同期ワード区間カウンタ510のカウント値のインクリメントを開始するように制御する。
ここで、同期ワード区間カウンタ510は、13MHzクロックが入力されるようになっており、インクリメント制御部509の制御により、カウンタ値をカウントアップし、同期ワードの区間長を計数するものである。
同期ワード区間カウンタ510は、インクリメント制御部509に単一サイクル同期ワード一致信号S2が入力した時点で、カウント値を「1」に初期化し、大小比較器504からの同期ワード区間終了信号が有意になるまで、カウント値を「1」ずつカウントアップするものであり、カウントアップされたカウンタ値は、演算回路511に与えられる。
また、位相カウンタ508は、13MHzクロックが到来する毎に、「0」〜「12」の範囲で巡回的にカウントアップするものであり、位相カウンタ508によりカウントアップされたカウンタ値は、加算器512に与えられる。
位相カウンタ508の内容と、同期ワード区間カウンタ510の内容とは、以下に示すように、同期ワード位相S3を求めるのに使用される。また、演算回路511、加算器512及びmod13回路513は、同期ワード位相S3を算出する回路である。
例えば、同期ワード位相S3は
(位相カウンタの内容−同期ワード区間カウンタの内容÷2) mod13
に従って算出される。
つまり、同期ワード区間カウンタ510の内容は、演算回路511に与えられ、演算回路511により、そのカウンタ内容が「2」で割られ、その「2」で割られた内容が加算器512に与えられる。
加算器512では、位相カウンタ508のカウンタ値と、演算回路511から演算結果を受け取り、位相カウンタ508の内容から演算回路511の演算結果を引いた値が求められ、mod13回路513に与えられる。
ここで、mod13回路513は、13個(13種類)の位相を「0」〜「12」で区別するためのものであり、(位相カウンタの内容−同期ワード位相区間カウンタの内容÷2)で求めた値を13で割ったときの剰余を求めるものである。
mod13回路513により求められた演算結果は、同期ワード位相レジスタ514に与えられ、同期ワード位相レジスタ514は、同期ワード終了区間検出器507から有意な同期ワード終了区間検出信号S23をトリガ信号として入力した時点のクロック位相をベースバンド信号S1の同期ワード位相S3として出力するものである。
次に、図6を参照して、同期ワード位相検出器5による同期ワード位相S3の検出動作タイミングについて説明する。
図6において、図6(A)は、予め指定された同期ワードとの一致ビット数の変化を示す図であり、横軸は時間(サンプルクロックサイクル)を示し、縦軸は予め指定された同期ワードとの一致ビット数を示す。
また、図6(B)は、同期ワード一致検出器4から与えられる単一サイクル同期ワード一致信号S2を示し、図6(C)は、位相カウンタ508により巡回的にカウントアップされるカウンタ内容を示す。
同期ワード検出器5に入力された単一サイクル同期ワード一致信号S2が、インクリメント制御部509に入力すると、インクリメント制御部509の制御により、同期ワード区間カウンタ510のカウンタ値が「1」に初期化され、カウント値のインクリメントが開始される(図6(D)参照)。
また、図6(E)において、ウィンドウ区間iは、13(N)クロックサイクル数に相当する区間を示し、一致サイクル数は、13クロックサイクル区間における同期ワード一致サイクル数S21の数(すなわち、加算器502からの出力)を示す。
同期ワード終了区間検出器507において、大小比較器506において閾値Lを超えた場合に有意となる複数サイクル同期ワード一致信号S22が入力され、かつ、大小比較器504において同期ワード一致サイクル数S21が直前の同期ワード一致サイクル数S21より小さくなった場合に有意となる同期ワード終了区間信号が入力された場合に、同期ワード終了区間検出信号S23が同期ワード位相レジスタ514に与えられる。
同期ワード位相レジスタ514では、同期ワード終了区間検出器507から与えられた同期ワード終了区間検出信号S23をトリガ信号とし、その時点での位相カウンタ508の内容と、同期ワード区間カウンタ510の内容とに基づいて所定の演算処理がなされて得た位相を、ベースバンド信号S1の同期ワード位相S3として出力する。
例えば、図6の例の場合、ウィンドウ区間i+6の区間で、一致サイクル数(同期ワード一致サイクル数)が直前の一致サイクル数(同期ワード一致サイクル数)よりも小さくなっているので、この時点で、同期ワード終了区間検出器507から同期ワード終了区間検出信号S23が出力される。
同期ワード位相検出レジスタ514では、同期ワード終了区間検出信号S23が入力された時点の位相カウンタ507の内容「5」と、同期ワード区間カウンタ510の内容「8」とに基づいて求められたクロック位相「1」を、ベースバンド信号S1の同期ワード位相S3として検出する。
そして、図6の例の場合、同期ワード位相が「1」と算出されるので、サンプルクロックの位相カウンタの値が「1」であるときに、後段のFIF0バッファ6において、ベースバンド信号S1がサンプルされ、この同期ワードに続いて入力されるペイロード信号出力7が得られる。
なお、同期ワード検出が完了したら、消費電力の低減のために、同期ワード一致検出器4及び同期ワード位相検出器5は、次の同期ワード検出要求があるまで動作を停止するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態では、入力されたベースバンド信号と同期ワードのスライディング相関を取って、その相関が最大値付近のサンプル位相を同期ワードの検出位相とするようにしたので、雑音に強い同期ワード検出が可能である。
また、過去(N−1)ビット分の相関を履歴として記憶し、その履歴情報を用いて同期ワード位相を検出するようにしたので、更に雑音に強い同期ワード検出が可能である。
更に、相関が最大値付近のサンプル位相である同期ワードの検出位相を以降のペイロードのサンプル位相とするため、ペイロードのサンプリングも正確に行なうことができる。
(B)他の実施形態
上述した実施形態では、ブルートゥースにおけるベースバンド信号の受信構成に本発明を適用したものを示したが、本発明の適用対象は、ブルートゥース受信機に限定されるものではなく、シリアルデータのベースバンド信号を受信する回路を含む受信機にも適用することができ、その伝送路も無線に限定されることはない。
また、上述した実施形態で説明した同期ワード位相検出器の構成は、同期ワードの検出目的だけでなく、所定ワード(同期以外の用途のためのものでもよい)を一部に含むシリアルデータの受信機に適用することが可能である。
また、上述した実施形態で説明した同期ワード一致検出器4の構成を、ハードウェア量削減や消費電力低減のためにSRAMマクロを用いるようにしてもよい。
実施形態に係るブルートゥース受信機の要部構成を示すブロック図である。 実施形態に係る同期ワード一致検出器の構成図である。 従来の同期ワード位相検出器による同期ワード位相の検出動作タイミングを示す説明図(1)である。 従来の同期ワード位相検出器による同期ワード位相の検出動作タイミングを示す説明図(2)である。 本実施形態に係る同期ワード位相検出器の構成図である。 本実施形態に係る同期ワード位相検出器による同期ワード位相の検出動作タイミングを示す説明図である。
符号の説明
1…ブルートゥース受信機、2…受信アンテナ、3…RFICトランシーバ、
4…同期ワード一致検出器、5…同期ワード位相検出器、
6…FIFOバッファ。

Claims (5)

  1. 入力されたベースバンド信号に含まれている所定同期ワードを検出する同期ワード検出回路において、
    上記ベースバンド信号のデータの各ビットと、所定同期ワードの各ビットとの一致ビット数を求め、その一致ビット数と第1の閾値とを比較する一致ビット数比較手段と、
    上記一致ビット数比較手段の比較結果を、上記ベースバンド信号のシンボル送信速度のN(Nは2以上の整数)倍のクロック周波数でサンプリングし、比較結果の変化を検出する比較結果変化検出手段と、
    上記比較結果変化検出手段の検出結果を順次格納していく検出結果記憶手段と、
    上記検出結果記憶手段に格納されている比較結果の変化に基づいて、Nサイクル区間に含まれる第1の閾値を超えた検出結果の総数を検出する総数検出手段と、
    上記総数検出手段の上記検出結果総数に基づいて、所定同期ワードを検出し、それまでのサイクルの中間位相を検出位相とする同期ワード検出手段と
    を備えることを特徴とする同期ワード検出回路
  2. 上記総数検出手段が、上記比較結果変化検出手段から入力された現在の1個の検出結果と、上記検出結果記憶手段に格納されている過去(N−1)個の検出結果とのN個の検出結果より、上記検出結果総数を検出することを特徴とする請求項1に記載の同期ワード検出回路。
  3. 上記同期ワード検出手段は、
    上記検出結果総数が第2の閾値を超え、かつ、上記検出結果総数が直前サイクルよりも減少した時点で、所定同期ワードを検出し、
    検出結果が第1の閾値を超えたときから所定同期ワードの検出が終了するまでのサイクル数と、所定同期ワードの検出したときのクロック位相とに基づいて、サイクルの中間位相を検出する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の同期ワード検出回路。
  4. 上記一致ビット数比較手段が、
    上記ベースバンド信号を、そのシンボル送信速度のN倍のクロック周波数でサンプリングしたデータを順次格納していく高速サンプリングデータ記憶部と、
    上記高速サンプリングデータ記憶部に格納されているデータの中から、上記所定同期ワードのビット数に等しいだけ、しかも、相前後するデータが上記クロックのN個分の時間差を有するように取り出すデータ取出部と、
    取り出されたデータの各ビットと、上記所定同期ワードの各ビットとの一致ビット数を求め、その一致ビット数と閾値とを比較する一致ビット数比較部と
    を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の同期ワード検出回路。
  5. 入力されたベースバンド信号のシンボル送信速度のN(Nは2以上の整数)倍の周波数を有するN種類のクロック位相のうち、与えられたクロック位相で上記ベースバンド信号をサンプリングするサンプリング手段と、
    上記ベースバンド信号に含まれている同期ワードを検出する同期ワード検出回路とを備え、
    上記同期ワード検出回路として、請求項1〜4のいずれかに記載のワード検出回路を適用し、上記同期ワード検出回路の検出位相の情報を、上記サンプリング手段のクロック位相に反映させることを特徴とするベースバンド信号受信回路。
JP2003416916A 2003-12-15 2003-12-15 同期ワード検出回路及びベースバンド信号受信回路 Pending JP2005176234A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003416916A JP2005176234A (ja) 2003-12-15 2003-12-15 同期ワード検出回路及びベースバンド信号受信回路
US11/011,767 US7558355B2 (en) 2003-12-15 2004-12-15 Syncword detecting circuit and a baseband signal receiving circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003416916A JP2005176234A (ja) 2003-12-15 2003-12-15 同期ワード検出回路及びベースバンド信号受信回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005176234A true JP2005176234A (ja) 2005-06-30

Family

ID=34735982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003416916A Pending JP2005176234A (ja) 2003-12-15 2003-12-15 同期ワード検出回路及びベースバンド信号受信回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7558355B2 (ja)
JP (1) JP2005176234A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009530935A (ja) * 2006-03-20 2009-08-27 トムソン ライセンシング データパケット組み立て方法及びデバイス

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7702041B1 (en) 2006-01-23 2010-04-20 Marvell International Ltd. Symbol timing method and digital receiver apparatus
US7809083B1 (en) 2006-01-23 2010-10-05 Marvell International Ltd. Differential receiver with frequency offset compensation
JP2007200393A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Nec Electronics Corp 同期信号検出回路と検出方法
US8358566B1 (en) * 2006-07-13 2013-01-22 Marvell International Ltd. Method and device for detecting a sync mark
US20080075057A1 (en) * 2006-09-25 2008-03-27 Mediatek Inc. Frequency correction burst detection
US9100847B2 (en) 2012-11-14 2015-08-04 Qualcomm Incorporated ANT syncword specific acquisition thresholding
CN112887235B (zh) * 2020-12-30 2022-11-29 鹤壁天海电子信息系统有限公司 接收信号的干扰检测方法、终端及存储装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4414676A (en) * 1981-03-31 1983-11-08 Motorola, Inc. Signal synchronization system
JPH10313290A (ja) 1997-05-13 1998-11-24 Sharp Corp ディジタル伝送用受信機
US6587500B1 (en) * 1999-12-17 2003-07-01 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Symbol sampling time settlement of a hard decision radio receiver
US6738437B2 (en) * 2001-03-15 2004-05-18 Qualcomm Incorporated Symbol recovery from an oversampled hard-decision binary stream
US7646831B2 (en) * 2001-10-19 2010-01-12 Nokia Corporation Method and a device for controlling data extraction from a data stream containing at lease one data packet
US7035350B2 (en) * 2001-10-22 2006-04-25 Broadcom Corporation Bluetooth access code assisted initial DC estimation and frame synchronization

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009530935A (ja) * 2006-03-20 2009-08-27 トムソン ライセンシング データパケット組み立て方法及びデバイス
US8279894B2 (en) 2006-03-20 2012-10-02 Thomson Licensing Method and device for data packet assembly

Also Published As

Publication number Publication date
US20050163274A1 (en) 2005-07-28
US7558355B2 (en) 2009-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8259886B2 (en) Communication apparatus
US9853787B2 (en) Carrier frequency offset estimation for wireless communication
US8014379B2 (en) Correlation of access code for bluetooth synchronization
US8605912B2 (en) Biphase mark code decoder and method of operation
US7936793B2 (en) Methods and apparatus for synchronizing data transferred across a multi-pin asynchronous serial interface
US8175206B2 (en) Communication apparatus
KR102422082B1 (ko) 동시 멀티 라디오 수신기
US20180263001A1 (en) Method of operating a receiver to process a preamble of a data packet, and to a receiver operating in accordance with the method
US7711036B2 (en) Synchronous acquisition circuit and a synchronous acquisition method of a spread spectrum code
JP4807645B2 (ja) 周波数オフセットエラーを決定する装置及びそれに基づく受信機
JP2005176234A (ja) 同期ワード検出回路及びベースバンド信号受信回路
US20080101516A1 (en) Synchronization device and method for wireless communication packets
US6795515B1 (en) Method and apparatus for locating sampling points in a synchronous data stream
EP0782295A2 (en) Device for symbol synchronisation in digital communications
JP3762792B2 (ja) 符号列を受信するための方法および装置
JP3490078B2 (ja) ベースバンド信号受信回路及びワード検出回路
US8199869B2 (en) Communication apparatus
JP2002101019A (ja) 受信機の同期方法および同期装置
JP3486186B1 (ja) 受信データ再生装置
JP2009038422A (ja) 同期回路、及び、データ受信方法
US10911129B1 (en) System, apparatus and method for performing antenna diversity selection based on multi-symbol correlations
US8000426B2 (en) Mechanism for constructing an oversampled waveform for a set of signals received by a receiver
KR100946079B1 (ko) 타이밍 오프셋 회복 기능을 갖는 무선 수신 장치 및 이를이용한 타이밍 오프셋 회복 방법
WO2023181257A1 (ja) 通信装置、通信方法、通信プログラム及び通信システム
US20220094578A1 (en) Carrier frequency error estimator with banked correlators

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080826

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081024

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20081218

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090512