JP2005175913A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリ容量を低減すると共に回路規模の縮小と演算速度の向上を図ることが可能なシェーディング補正回路部を有する画像処理装置を提供する。
【解決手段】光軸中心から複数の参照点までの距離に応じた複数のシェーディング補正係数を格納したシェーディング補正係数格納部104 と、光軸中心から着目画素までの距離の水平及び垂直成分とから近似係数を演算する近似係数演算器203 と水平及び垂直成分を加算する加算器204 と水平又は垂直成分の少なくとも一方に近似係数を乗算する乗算器205 とを有し光軸中心から着目画素までの距離の近似値を演算する距離近似値演算回路101 と、着目画素と参照点との位置関係を演算する着目画素・参照点位置関係演算回路103 と、得られた位置関係とシェーディング補正係数とから着目画素のシェーディング補正係数を補間演算する補間演算器105 とでシェーディング補正回路部を構成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、画像内の位置に応じたシェーディング補正係数を生成するのに好適な画像処理装置に関する。
従来、シェーディング補正装置として、例えば特開昭62−168278号公報には、画像内における各画素の位置に応じてROMに記憶されている値をシェーディング補正係数として出力するようにした装置が提案されている。この提案による装置では、水平方向及び垂直方向の画素位置カウンタと2つのROMを有し、それぞれのカウンタのカウント値に応じてROMから読み出したデータをもとに、シェーディング補正係数を決定している。
また、特開平9−307789号公報には、カメラ撮像画像のシェーディング補正に関して、画面中心から画素位置までの距離を簡易に求める手法が提案されている。この提案による手法では、画面中心を原点とした画素位置(x,y)までの距離を、|x|>|y|の場合は|x|+0.5 |y|,|x|≦|y|の場合は|y|+0.5 |x|として近似している。
特開昭62−168278号公報 特開平9−307789号公報
一方、本件発明者は、先に特願2003−197723号において、シェーディング補正係数を光軸中心からの距離に応じて折れ線状の関数に近似し、記憶するシェーディング補正係数を少なくすることでメモリ容量を低減する手法を提案した。本発明は、光軸中心からの着目画素の距離を、例えば水平、垂直の2成分から1つの成分に合成することによって、更にメモリ容量を低減すると共に、1成分に合成する際の距離演算を近似係数を用いて、上記従来例よりも正確に実施し、高精度のシェーディング補正を可能とした画像処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、画像の光軸中心からの距離に応じたシェーディング補正係数を出力するシェーディング補正回路を有する画像処理装置であって、前記シェーディング補正回路は、光軸中心から異なる距離を有する複数の参照点までの距離に応じた複数のシェーディング補正係数を、それぞれ格納したシェーディング補正係数格納部と、光軸中心から着目画素までの距離の水平成分|X|と垂直成分|Y|とを算出する水平距離演算器及び垂直距離演算器と、前記水平成分|X|と垂直成分|Y|とから近似係数を演算する近似係数演算器と、水平成分|X|と垂直成分|Y|とを加算する加算器と、水平成分|X|又は垂直成分|Y|の少なくとも一方に、光軸中心から着目画素までの距離の近似値を演算するための近似係数を乗算する乗算器とを有し、光軸中心から着目画素までの距離の近似値を演算する距離近似値演算回路と、着目画素と該着目画素に近接する複数の参照点との位置関係を演算する着目画素・参照点位置関係演算回路と、該着目画素・参照点位置関係演算回路で得られた位置関係と着目画素に近接する複数の参照点に係るシェーディング補正係数とから、着目画素におけるシェーディング補正係数を補間演算するシェーディング補正係数補間演算器とを備えていることを特徴とするものである。
このように構成された画像処理装置におけるシェーディング補正回路は、着目画素の光軸中心からの距離を演算し、複数個設定した参照点に参照点シェーディング補正係数を記憶させ、着目画素と参照点それぞれの光軸中心からの距離の関係と参照点シェーディング補正係数から着目画素のシェーディング補正係数を求める方式のものであり、着目画素の光軸中心からの距離は、光軸中心を原点とした水平位置及び垂直位置を利用し、水平位置の絶対値と垂直位置の絶対値の和に近似係数を乗ずるか、あるいは水平位置の絶対値又は垂直位置の絶対値のいずれか一方に近似係数を乗じたものと他方との和で導出される。これにより、本来、ルート演算処理が必要となる距離演算を乗算と加算とで容易に実施できるため、回路規模の縮小と演算速度の向上を図ることが可能なシェーディング補正回路を有する画像処理装置を実現することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る画像処理装置において、前記水平距離演算器は、最初に着目する画素の水平位置の初期値に対して1ずつ加算して水平位置Xを生成する水平カウンタを有し、前記垂直距離演算器は垂直位置の初期値に対して1ずつ加算して垂直位置Yを生成する垂直カウンタを有することを特徴とするものである。
このように構成された画像処理装置においては、着目画素の水平距離及び垂直距離を演算するにあたり、着目画素を画素の配列に従って順次処理していく手法とし、初期値の設定とカウントアップとで着目画素位置を簡易に設定することができ、回路規模の縮小と演算速度の向上を図ることができる。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る画像処理装置において、前記近似係数演算器は、光軸中心から着目画素までの距離の水平成分|X|を垂直成分|Y|の2 N 倍(Nは0以上の整数)又は1/2N 倍(Nは0以上の整数)で区切られた複数の区間で比較評価する条件判定器と、近似係数を前記区間毎に格納し、前記条件判定器で条件判定された区間に対応する近似係数を前記乗算器に対して出力する近似係数格納部とを有することを特徴とするものである。
このように構成された画像処理装置においては、着目画素の水平位置の絶対値、垂直位置の絶対値をもとにした条件判定は、2N 倍(Nは0以上の整数)又は1/2N 倍(Nは0以上の整数)で区切っているため、ビットシフトで実現でき、近似係数格納部に格納された近似係数を選択することで、精度を確保しながら回路規模の縮小と演算速度の向上を図ることができる。
請求項4に係る発明は、請求項1に係る画像処理装置において、前記近似係数演算器は、光軸中心から着目画素までの距離の水平成分|X|を垂直成分|Y|の正の整数倍又は1/2N 倍(Nは0以上の整数)で区切られた複数の区間で比較評価する条件判定器と、近似係数を前記区間毎に格納し、前記条件判定器で条件判定された区間に対応する近似係数を前記乗算器に対して出力する近似係数格納部とを有することを特徴とするものである。
このように構成された画像処理装置においては、条件判定に用意する値が細かく設定され、一層精度の向上を図ることができる。
請求項5に係る発明は、請求項1に係る画像処理装置において、前記参照点間隔が2N (Nは0以上の整数)となるように参照点を設定する参照点設定器を含むことを特徴とするものである。
このように構成された画像処理装置においては、参照点間隔を2N (Nは0以上の整数)にすることで、後段の補間演算処理に必要な除算をビットシフトで実現できるため、回路規模の縮小と演算速度の向上を図ることができる。
請求項6に係る発明は、請求項5に係る画像処理装置において、前記参照点設定器は、前記光軸中心から最も遠い着目画素までの距離が、光軸中心から最も遠い参照点までの距離を超えない最大の値となるように参照点を設定することを特徴とするものである。
このように構成された画像処理装置においては、着目画素を参照点の設定範囲内に収めることができ、後段の補間演算の高精度化を図ることができる。
本発明によれば、着目画素の光軸中心からの距離は、光軸中心を原点とした水平位置及び垂直位置を利用し、水平位置の絶対値と垂直位置の絶対値の和に近似係数を乗ずるか、あるいは水平位置の絶対値又は垂直位置の絶対値のいずれか一方に近似係数を乗じたものと他方との和で導出される。これにより、本来、ルート演算処理が必要となる距離演算を乗算と加算とで容易に実施できるため、回路規模の縮小と演算速度の向上を図ることが可能なシェーディング補正回路を有する画像処理装置を実現することができる。
次に、発明を実施するための最良の形態について説明する。
まず、本発明に係る画像処理装置の実施例1について説明する。図1は、本発明の実施例1に係る画像処理装置におけるシェーディング補正回路部の構成を示すブロック図である。図1において、101 は距離近似値演算回路、102 は参照点設定器、103 は着目画素・参照点位置関係演算回路、104 は参照点シェーディング補正係数格納部、105 はシェーディング補正係数補間演算器である。
図2は、図1に示した実施例1における距離近似値演算回路101 の構成例を示すブロック図である。図2において、201 は垂直距離演算器、202 は水平距離演算器、203 は近似係数演算器、204 は加算器、205 は乗算器である。また、図3は、同じく図1に示した実施例1における距離近似値演算回路101 の他の構成例を示すブロック図で、301 は垂直距離演算器、302 は水平距離演算器、303 は近似係数演算器、304 は加算器、305 は乗算器である。
本実施例は、画像内の各画素について画像の光軸中心からの距離を与え、その距離に関するシェーディング補正係数を演算するものである。距離からシェーディング補正係数を演算する手法は、先に提案した特願2003−197723号に記載のものと同様のものとし、ここでは各画素の光軸中心からの距離の導出について詳細に説明する。基本的な考え方は、距離の水平成分Xと距離の垂直成分Yから距離を求めるときの演算(X2 +Y2 1/2 を行う際に、ルート演算を避け、簡易な演算で実現できる近似係数AあるいはBを用いて、A×(|X|+|Y|)あるいは|X|+B×|Y|に近似することである。近似係数A及びBは、XとYの関係によって決まるもので、それぞれを図4及び図5に示す。
図4は、(X2 +Y2 1/2 =A×(|X|+|Y|)と近似した場合の近似係数Aを示しており、XとYの絶対値の関係、例えば|X|/|Y|によって決まる。図5は(X2 +Y2 1/2 =|X|+B×|Y|と近似した場合の近似係数Bを示しており、XとYの絶対値の関係、例えば|X|/|Y|によって決まる。
以上の考え方を踏まえて、図1〜図3に示した実施例1の構成及び動作について説明する。距離近似値演算回路101 は、次の動作によって画像の光軸中心から着目画素までの距離を演算する。図2に示した構成の距離近似値演算回路101 では、垂直距離演算器201 は着目画素の光軸中心からの距離の垂直成分|Y|を出力し、水平距離演算器202 は着目画素の光軸中心からの距離の水平成分|X|を出力する。近似係数演算器203 は、着目画素の光軸中心からの距離の垂直成分|Y|と水平成分|X|の関係から近似係数Aを生成し、加算器204 は着目画素の光軸中心からの距離の垂直成分|Y|と水平成分|X|の和を演算する。乗算器205 は、近似係数Aと着目画素の光軸中心からの距離の垂直成分と水平成分の和(|Y|+|X|)との積を演算し、着目画素距離を得る。
図3に示した構成の距離近似値演算回路101 では、垂直距離演算器301 は着目画素の光軸中心からの距離の垂直成分|Y|を出力し、水平距離演算器302 は着目画素の光軸中心からの距離の水平成分|X|を出力する。近似係数演算器303 は、着目画素の光軸中心からの距離の垂直成分|Y|と水平成分|X|の関係から近似係数Bを生成する。乗算器305 は、近似係数Bと着目画素の光軸中心からの距離の垂直成分|Y|の積を演算し、加算器304 は前記積と光軸中心からの距離の水平成分との和(|X|+B×|Y|)を演算し、着目画素距離を得る。なお、着目画素の光軸中心からの距離の垂直成分と水平成分とは逆になっていても差し支えない。
参照点設定器102 は、参照シェーディング補正係数を持たせるべき参照点を設定する。参照点の間隔は、後段の補間演算において参照点間隔での除算が可能なように2N (Nは0以上の整数)とする。また、画像サイズから事前に解っている最も遠い着目画素距離が、最も遠い参照点までの距離を超えない最大の値となるように参照点を設定する。
着目画素・参照点位置関係演算回路103 は、着目画素と参照点との位置関係を演算する。参照点シェーディング補正係数格納部104 は、参照点に設定した参照点シェーディング補正係数を格納しており、着目画素距離をもとに、後段で補間演算するのに用いる参照点のデータを吐き出す。シェーディング補正係数補間演算器105 は、参照点シェーディング補正係数をもとに、着目画素と参照点との位置関係を利用して着目画素のシェーディング補正係数を演算する。
図6は、図2及び図3に示した距離近似値演算回路における垂直距離演算器201 ,301 及び水平距離演算器202 ,302 の構成例を示すブロック図である。図6において、401 は垂直初期位置設定器、402 は水平初期位置設定器、403 は垂直カウンタ、404 は水平カウンタ、405 及び406 は絶対値演算器である。
垂直初期位置設定器401 及び水平初期位置設定器402 は、最初に着目する画素、すなわち画像の端部の光軸中心を原点とした位置の垂直成分及び水平成分を設定する記憶装置である。垂直初期位置設定器401 に設定した値を垂直カウンタ403 の初期値として設定し、水平初期位置設定器402 に設定した値を水平カウンタ404 の初期値として設定する。着目画素を例えば水平方向に移動していき、他方の端部に達したら垂直方向に1つ移動して再度水平方向に移動していくことを繰り返していく場合、光軸中心を原点とした着目画素の位置の水平成分は、着目画素が移動するたびに水平カウンタ404 で1つカウントアップし、最終端部に達した次には初期値に戻す。また、光軸中心を原点とした着目画素の位置の垂直成分は、水平カウンタ404 が最終端に達するたびに垂直カウンタ403 で1つカウントアップする。光軸中心を原点とした着目画素の位置の垂直成分及び水平成分は、絶対値演算器405 及び406 によって絶対値に変換され、正値のみをもつ着目画素の原点からの距離の垂直成分|Y|及び水平成分|X|となる。
図7は、図2及び図3に示した距離近似値演算回路における近似係数演算器203 ,303 の構成例を示すブロック図である。図7において、501 は条件判定器、502 は近似係数格納部である。条件判定器501 は、水平成分|X|を垂直成分|Y|の2N 倍(Nは0以上の整数)及び1/2N 倍(Nは0以上の整数)と比較して条件判定を行い、その判定結果をもとに近似係数格納部502 は近似係数を出力する。
(1)条件判定その1
(X2 +Y2 1/2 =A×(|X|+|Y|)と近似した場合の近似係数Aを出力する例を以下に示す。
|X|の評価 近似係数A
|X|≧256 ×|Y| 1
256 ×|Y|>|X|≧128 ×|Y| 0.99
128 ×|Y|>|X|≧64×|Y| 0.98
64×|Y|>|X|≧32×|Y| 0.97
32×|Y|>|X|≧16×|Y| 0.94
16×|Y|>|X|≧8×|Y| 0.90
8×|Y|>|X|≧4×|Y| 0.82
4×|Y|>|X|≧2×|Y| 0.75
2×|Y|>|X|>1/2×|Y| 0.71
1/2×|Y|≧|X|>1/4×|Y| 0.75
1/4×|Y|≧|X|>1/8×|Y| 0.82
1/8×|Y|≧|X|>1/16×|Y| 0.90
1/16×|Y|≧|X|>1/32×|Y| 0.94
1/32×|Y|≧|X|>1/64×|Y| 0.97
1/64×|Y|≧|X|>1/128 ×|Y| 0.98
1/128 ×|Y|≧|X|>1/256 ×|Y| 0.99
1/256 ×|Y|≧|X| 1
近似係数Aの精度は一例であり、近似係数に設定したビット幅に対して適切なものとする。
(2)条件判定その2
(X2 +Y2 1/2 =|X|+B×|Y|と近似した場合の近似係数Bを出力する例を以下に示す。
|X|の評価 近似係数B
|X|=0 1
0<|X|≦|Y|/256 0.996
|Y|/256 <|X|≦|Y|/128 0.992
|Y|/128 <|X|≦|Y|/64 0.984
|Y|/64<|X|≦|Y|/32 0.969
|Y|/32<|X|≦|Y|/16 0.939
|Y|/16<|X|≦|Y|/8 0.883
|Y|/8<|X|≦|Y|/4 0.781
|Y|/4<|X|≦|Y|/2 0.618
|Y|/2<|X|≦|Y| 0.414
|Y|<|X|≦2×|Y| 0.236
2×|Y|<|X|≦4×|Y| 0.123
4×|Y|<|X|≦8×|Y| 0.062
8×|Y|<|X|≦16×|Y| 0.031
16×|Y|<|X|≦32×|Y| 0.016
32×|Y|<|X|≦64×|Y| 0.008
64×|Y|<|X|≦128 ×|Y| 0.004
128 ×|Y|<|X|≦256 ×|Y| 0.002
256 ×|Y|<|X| 0
上記近似係数Bの精度は一例であり、近似係数に設定したビット幅に対して適切なものとする。
図8は、図2に示した距離近似値演算回路における近似係数演算器203 の他の構成例を示すブロック図で、この構成例は、高精度な処理を実現できるようにした近似係数演算器である。図8において、601 は高精度条件判定器、602 は近似係数格納部である。高精度条件判定器601 は、水平成分|X|を垂直成分|Y|の正の整数倍及び1/2N 倍(Nは0以上の整数)と比較して条件判定を行い、その判定結果をもとに近似係数格納部602 は近似係数を出力する。
前記図7に示した近似係数演算器の条件判定器501 における条件判定(その1)において、|X|<|Y|の領域では|X|の変化に対して判定間隔は細かく実施しているが、|X|>|Y|の領域では|X|の変化に対して判定間隔が粗い。しかし、判定間隔が粗くても、近似係数の変化が少ない領域では判定間隔を細かくする必要はない。そこで、精度を高めるために、|Y|の正の整数倍も条件判定に用いることとする。なお、2N 倍(Nは0以上の整数)以外の正の整数倍は、2N 倍(Nは0以上の整数)の組み合わせによって実現する。
(X2 +Y2 1/2 =A×(|X|+|Y|)と近似した場合の高精度の近似係数Aを出力する例を以下に示す。
|X|の評価 近似係数A
|X|≧256 ×|Y| 1
256 ×|Y|>|X|≧128 ×|Y| 0.99
128 ×|Y|>|X|≧64×|Y| 0.98
64×|Y|>|X|≧32×|Y| 0.97
32×|Y|>|X|≧24×|Y| 0.96
24×|Y|>|X|≧20×|Y| 0.95
20×|Y|>|X|≧16×|Y| 0.94
16×|Y|>|X|≧12×|Y| 0.93
12×|Y|>|X|≧10×|Y| 0.91
10×|Y|>|X|≧8×|Y| 0.90
8×|Y|>|X|≧6×|Y| 0.87
6×|Y|>|X|≧5×|Y| 0.85
5×|Y|>|X|≧4×|Y| 0.82
4×|Y|>|X|≧3×|Y| 0.79
3×|Y|>|X|≧2×|Y| 0.75
2×|Y|>|X|>1/2×|Y| 0.71
1/2×|Y|≧|X|>1/4×|Y| 0.75
1/4 ×|Y|≧|X|>1/8×|Y| 0.82
1/8×|Y|≧|X|>1/16×|Y| 0.90
1/16×|Y|≧|X|>1/32×|Y| 0.94
1/32×|Y|≧|X|>1/64×|Y| 0.97
1/64×|Y|≧|X|>1/128 ×|Y| 0.98
1/128 ×|Y|≧|X|>1/256 ×|Y| 0.99
1/256 ×|Y|≧|X| 1
上記近似係数Aの精度は一例であり、近似係数に設定したビット幅に対して適切なものとする。
本発明に係る画像処理装置の実施例1におけるシェーディング補正回路部の構成を示すブロック図である。 図1に示した実施例1のシェーディング補正回路部における距離近似演算回路の構成例を示すブロック図である。 図1に示した実施例1のシェーディング補正回路部における距離近似演算回路の他の構成例を示すブロック図である。 (X2 +Y2 1/2 =A×(|X|+|Y|)と近似した場合における近似係数Aと、X及びYの絶対値比|X|/|Y|との対応関係を示す図である。 (X2 +Y2 1/2 =|X|+B×|Y|と近似した場合における近似係数Bと、X及びYの絶対値比|X|/|Y|との対応関係を示す図である。 図2及び図3に示した距離近似値演算回路における垂直距離演算器及び水平距離演算器の構成を示すブロック図である。 図2及び図3に示した距離近似値演算回路における近似係数演算器の構成例を示すブロック図である。 図2及び図3に示した距離近似値演算回路における近似係数演算器の他の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
101 距離近似値演算回路
102 参照点設定器
103 着目画素・参照点位置関係演算回路
104 参照点シェーディング補正係数格納部
105 シェーディング補正係数補間演算器
201 ,301 垂直距離演算器
202 ,302 水平距離演算器
203 ,303 近似係数演算器
204 ,304 加算器
205 ,305 乗算器
401 垂直初期位置設定器
402 水平初期位置設定器
403 垂直カウンタ
404 水平カウンタ
405 ,406 絶対値演算器
501 条件判定器
502 近似係数格納部
601 高精度条件判定器
602 近似係数格納部

Claims (6)

  1. 画像の光軸中心からの距離に応じたシェーディング補正係数を出力するシェーディング補正回路を有する画像処理装置であって、前記シェーディング補正回路は、光軸中心から異なる距離を有する複数の参照点までの距離に応じた複数のシェーディング補正係数を、それぞれ格納したシェーディング補正係数格納部と、光軸中心から着目画素までの距離の水平成分|X|と垂直成分|Y|とを算出する水平距離演算器及び垂直距離演算器と、前記水平成分|X|と垂直成分|Y|とから近似係数を演算する近似係数演算器と、水平成分|X|と垂直成分|Y|とを加算する加算器と、水平成分|X|又は垂直成分|Y|の少なくとも一方に、光軸中心から着目画素までの距離の近似値を演算するための近似係数を乗算する乗算器とを有し、光軸中心から着目画素までの距離の近似値を演算する距離近似値演算回路と、着目画素と該着目画素に近接する複数の参照点との位置関係を演算する着目画素・参照点位置関係演算回路と、該着目画素・参照点位置関係演算回路で得られた位置関係と着目画素に近接する複数の参照点に係るシェーディング補正係数とから、着目画素におけるシェーディング補正係数を補間演算するシェーディング補正係数補間演算器とを備えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記水平距離演算器は、最初に着目する画素の水平位置の初期値に対して1ずつ加算して水平位置Xを生成する水平カウンタを有し、前記垂直距離演算器は垂直位置の初期値に対して1ずつ加算して垂直位置Yを生成する垂直カウンタを有することを特徴とする請求項1に係る画像処理装置。
  3. 前記近似係数演算器は、光軸中心から着目画素までの距離の水平成分|X|を垂直成分|Y|の2 N 倍(Nは0以上の整数)又は1/2N 倍(Nは0以上の整数)で区切られた複数の区間で比較評価する条件判定器と、近似係数を前記区間毎に格納し、前記条件判定器で条件判定された区間に対応する近似係数を前記乗算器に対して出力する近似係数格納部とを有することを特徴とする請求項1に係る画像処理装置。
  4. 前記近似係数演算器は、光軸中心から着目画素までの距離の水平成分|X|を垂直成分|Y|の正の整数倍又は1/2N 倍(Nは0以上の整数)で区切られた複数の区間で比較評価する条件判定器と、近似係数を前記区間毎に格納し、前記条件判定器で条件判定された区間に対応する近似係数を前記乗算器に対して出力する近似係数格納部とを有することを特徴とする請求項1に係る画像処理装置。
  5. 前記参照点間隔が2N (Nは0以上の整数)となるように参照点を設定する参照点設定器を含むことを特徴とする請求項1に係る画像処理装置。
  6. 前記参照点設定器は、前記光軸中心から最も遠い着目画素までの距離が、光軸中心から最も遠い参照点までの距離を超えない最大の値となるように参照点を設定することを特徴とする請求項5に係る画像処理装置。
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