JP2005175809A - 発音装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低ノイズで効率的に音声出力を行なう。
【解決手段】 一定の圧力の圧縮空気を供給できる圧縮空気供給部10と、この圧縮空気供給部10からの圧縮空気の流量を音声信号に応じて可変できる流量可変部(変調部)20と、この流量可変部20から流入する変調圧縮空気による内圧に応じて振動板等が動き、音圧を発生させる発音部30と、この発音部30からの流出空気量を制御する流出空気量一定化部40とによって、音声信号に応じた音圧を発生させるようにした。また、音声信号は、発音部30内の圧力を検出するセンサ31を有し、この検出信号をフィードバックすることにより、高音質の音声を再生できるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種スピーカシステム等に用いられる発音装置に関する。
従来より、振動板を振動させて音声出力を行なうスピーカに代えて、空気流の振動によって音声出力を行なう空気流型スピーカが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この空気流型スピーカでは、例えばボイスコイルに供給される音声電流に応じて空気流量を制御する構造を有し、空気流を音声信号に合わせて変調制御し、その振動によって音声出力を行なうものである。
特開昭63−1300号公報
しかしながら、上述した従来の空気流型スピーカは、高効率で音声を再生し得るものの、特に、狭い間隙に高速で空気を流すため、そこで乱流が発生し、この乱流によるノイズの発生や音質の悪さを原理的に有しており、実用性に乏しいという欠点があった。
また、通常の振動板を用いたスピーカでは、特に低音域で大きな振動板を大きな容積のキャビネット内で大きい振幅で振動させることが必要となり、効率が悪い上、システム自体の規模が大きくなるという問題があった。
そこで本発明は、低音域を小規模のシステムで効果的に出力することが可能な発音装置、並びに低ノイズで効率的に音声出力を行なうことが可能な発音装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、一定の圧力の圧縮空気を供給できる圧縮空気供給部と、前記圧縮空気供給部からの圧縮空気の流量を音声信号に応じて変調する流量可変部と、前記流量可変部から流入する変調圧縮空気による内圧の変化に応じて振動板を振動させて音圧を発生させる発音部と、前記発音部からの流出空気量を制御する流出空気量一定化部とを有し、前記発音部は、薄型キャビネットの片面または両面に振動板が配置され、前記キャビネットに接続された流入用パイプより前記圧縮空気供給部からの圧縮空気が流入されるとともに、前記キャビネットに接続された流出用パイプより前記流出空気量一定化部に圧縮空気が流出され、前記流出空気量一定化部は、前記発音部から流出用パイプを通して流出される圧縮空気の流速変動を抑制し、前記圧縮空気に含まれる高周波成分を除去するローパスフィルタ機能を有することを特徴とする。
また、本発明は、一定の圧力の圧縮空気を供給できる圧縮空気供給部と、前記圧縮空気供給部からの圧縮空気の流量を音声信号に応じて変調する流量可変部と、前記流量可変部から流入する変調圧縮空気による内圧の変化に応じて振動板を振動させて音圧を発生させる発音部と、前記発音部からの流出空気量を制御する流出空気量一定化部とを有し、前記流量可変部は、圧縮空気供給部からの圧縮空気を通す可撓性チューブと、前記可撓性チューブの径方向断面を変調信号に応じて拡縮変形させるアクチュエータとを有することを特徴とする。
本発明にかかる発音装置によれば、薄型キャビネットの片面または両面に振動板が配置され、このキャビネットに接続された流入用パイプより前段の圧縮空気供給部からの圧縮空気が流入されるとともに、このキャビネットに接続された流出用パイプより後段の流出空気量一定化部に圧縮空気が流出される発音部と、この発音部から流出用パイプを通して流出される圧縮空気の流速変動を抑制し、この圧縮空気に含まれる高周波成分を除去するローパスフィルタ機能を有する流出空気量一定化部とを設けたことから、低音域を小規模のシステムで効果的に出力することが可能な発音装置を提供できる効果がある。
また、本発明は、圧縮空気供給部からの圧縮空気を通す可撓性チューブと、この可撓性チューブの径方向断面を変調信号に応じて拡縮変形させるアクチュエータとを有する流量可変部を設けたことから、発音部に変調した圧縮空気を供給する場合に、圧縮空気を隙間を通して変調する従来装置に比べて、滑らかな変調を行なうことができ、低ノイズで効率的に音声出力を行なうことが可能な発音装置を提供できる効果がある。
本発明の実施の形態による発音装置は、一定の圧力の圧縮空気を供給できる圧縮空気供給部と、この圧縮空気供給部からの圧縮空気の流量を音声信号に応じて可変できる流量可変部(変調部)と、この流量可変部から流入する変調圧縮空気による内圧に応じて振動板等が動き、音圧を発生させる発音部と、この発音部からの流出空気量を制御する流出空気量一定化部とによって、音声信号に応じた音圧を発生させるようにした。また、音声信号は、発音部内の圧力を検出するセンサを有し、この検出信号をフィードバックすることにより、高音質の音声を再生できるようにした。
図1〜図3は本発明の実施例による発音装置のシステム構成を示す図であり、図1は発音装置の各機能要素をブロック化して示すブロック図、図2は図1に示す発音装置の各機能要素の配置構造を示すブロック図、図3は図1に示す発音装置の各機能要素のキャビネット構造を示すブロック図である。
また、図4〜図6は図1に示す発音装置の機能要素の具体的構造例を示す図であり、図4は圧縮空気の流量可変部の構造例を示す断面図、図5は発音部の構造例を示す断面図、図6は発音部に接続された流出空気量一定化部の機能を模式的に示すブロック図である。
図1に示すように、本例の発音装置は、圧縮空気供給部10、流量可変部20、発音部30、流出空気量一定化部40、及び駆動回路部50を有している。
圧縮空気供給部10は、圧縮空気を供給するコンプレッサと、このコンプレッサからの圧縮空気を一時的に貯留して空気圧や空気流を調整するチャンバ(タンク)等から構成され、一定の圧縮空気を流量可変部20に供給するものである。
流量可変部20は、圧縮空気供給部10から送出された圧縮空気に音声信号に応じた変調をかけ、その変調圧した圧縮空気を発音部30に供給するものである。本例の流量可変部20は、圧縮空気を通す細長い変形可能な可撓性チューブ(具体的には、後述するシリコンチューブ)を有し、この可撓性チューブの中を圧縮空気を通すとともに、この可撓性チューブの断面径を拡縮するように制御することで、圧縮空気の流れに変調を加えるようになっている。このような流量可変部20によれば、細長い可撓性チューブの断面径を拡縮する構造であることから、圧縮空気を層流状態を崩すことなく変調をかけることができ、従来の間隙を通す方式に比べて、乱流によるノイズの発生を抑制した音響作用を得ることが可能となる。
発音部30は、薄型キャビネットの片面に振動板を配置したものであり、流量可変部20からの変調された圧縮空気によって振動板を振動させて変調信号に応じた音を出力するものである。なお、この発音部30には、その内部の空気圧を検出する圧力センサ(マイク等)31が設けられており、この圧力センサ31の検出信号が駆動回路部50にフィードバックされ、流量可変部20の制御に利用される(フィードバック補正手段)。
流出空気量一定化部40は、発音部30からの空気の流出路に設けられ、流出する空気ができるだけ一定になるように制御するものであり、発音部30の振動板を滑らかに振動させるためのローパスフィルタを構成している。
駆動回路部50は、図示しない音源からの音声信号と圧力センサ31からの検出信号とを入力して駆動信号(変調信号)を生成する駆動アンプ51を有し、流量可変部20を制御するアクチュエータ(具体的には磁気回路のコイル)に駆動信号(変調信号)を供給する。
以上のような構成の発音装置は、例えば図2に示すように設置できる。すなわち、図2に示す例では、圧縮空気供給部10と流量可変部20(駆動回路部50)とを1つのユニットとし、発音部30と流出空気量一定化部40とを1つのユニットとし、両者の間を可撓性チューブの延長パイプ60及び信号線で接続する構成となっている。
すなわち、圧縮空気供給部10と流量可変部20は、コンプレッサ等の大重量の要素を含み、体積も比較的大型であるので、部屋の片隅等(場合によっては屋外も可能)に設置し、発音部30と流出空気量一定化部40は小型軽量であり、また、音響効果を得るために、設置場所を選ぶ必要もあるので、延長パイプ60でつなぎ、部屋の中の適当な場所(壁掛け型や家具の間の狭い隙間でも可能)に設置できるようにする。
ただし、延長パイプ60が長いと音声信号が減衰するため、減衰の許容範囲内で延長パイプ60の長さを設定し、その範囲で設置することが必要である。
また、この場合のキャビネットの構成例としては、図3に示すようになり、圧縮空気供給部10のコンプレッサ71やタンク72、及び流量可変部20を構成する変調部73等を内蔵したキャビネット81と、発音部30の振動板74、及び流出空気量一定化部40の流出孔75等を設けたキャビネット82とを延長パイプ60で接続した構成となっている。
なお、本発明において、チューブ及びパイプという用語は、最大限広い意味を含むものとし、可撓性の有無や材質等は特に記述のあるものを除き問わないものとする。
次に、図4を用いて流量可変部20の具体的構成例について説明する。なお、図4(A)は流量可変部20を圧縮空気の流通方向に沿って切断した状態を示す断面図であり、図4(B)は流量可変部20を圧縮空気の流通方向の直交方向に沿って切断した状態を示す断面図である。
この流量可変部20は、チューブ保持プレート110の下面に配置したシリコンチューブ120を磁気アクチュエータ130によって押圧し、その断面形状を拡縮変形することにより、シリコンチューブ120内に通る圧縮空気の流量を増減し、空気流を変調するようにしたものである。
シリコンチューブ120の両端には、圧縮空気供給部10からの圧縮空気供給パイプ(流入用パイプ)90と上述した延長パイプ(流出用パイプ)60とが接続されている。
磁気アクチュエータ130は、磁気回路を構成する略コ字形のヨーク131と、このヨーク131の一方の凸部に片持ち構造で支持され、先端部に変調用の突起部132Aを有する押圧プレート132と、ヨーク131の他方の凸部に巻回された駆動用コイル133とを有する。
押圧プレート132の突起部132Aは、シリコンチューブ120の中途部を押圧する状態で配置され、その反対側に駆動用コイル133が配置されている。したがって、この駆動用コイル133に変調信号を印加することにより、その変調信号の振幅及び周期に応じた磁束(矢印A)がヨーク131及び押圧プレート132に流れ、押圧プレート132の突起部132Aがコイル133側に吸引され、突起部132Aの位置が変位する。したがって、この押圧プレート132の突起部132Aの変位によってシリコンチューブ120への押圧力が変化し、圧縮空気の流通するシリコンチューブ120の断面積が変化する。なお、図4(B)に示す断面は、円形断面のシリコンチューブ120が半円形の断面に変形した状態を示している。
このような構成の流量可変部20では、駆動用コイル133に駆動回路部50からの変調信号を供給することにより、押圧プレート132の突起部132Aによってシリコンチューブ120の断面積が変化し、圧縮空気の流量が変調される。
そして、本例では、細長いチューブ120の断面積の拡縮によって圧縮空気を変調することから、従来のように間隙を通す変調方式に比べて、滑らかな変調を行なうことができる。このため、圧縮空気の層流を乱すことなく変調でき、乱流の発生によるノイズの発生を抑制でき、ノイズのない構成が可能となる。
なお、可撓性を有する可撓性チューブとしては、シリコンチューブに限定されず、他の樹脂製チューブ等を値用することが可能となる。また、アクチュエータは磁気回路を用いたものでなく、圧電素子等を用いたものであってもよい。
次に、図5を用いて発音部30の具体的構成例について説明する。なお、図5(A)は発音部30の第1の例を示しており、図5(B)は発音部30の第2の例を示している。
まず、図5(A)によって第1の例について説明する。本例の発音部30Aは、薄型キャビネットを構成する底板210と、底板210の外周に設けられた外周枠220と、この外周枠220に弾性体230を介して装着された振動板240とを有している。
すなわち、本例の発音部30Aは、剛性の振動板240を用いたものであり、この振動板240が内部の気圧変化によって弾性体230を介して振動板240が振動し、音を外部に放出する。
また、底板210、外周枠220、弾性体230、及び振動板240は、基本的には互いに気密状態で接合されているが、外周枠220の一方の側部には、上述した延長パイプ60が接続され、発音部30Aの内部に圧縮空気を供給している。
また、外周枠220の他方の側部には、上述した流出空気量一定化部40への流出パイプ400が接続され、発音部30Aの内部から圧縮空気を排出している。
また、底板210の内側面には、上述した圧力センサ31が設けられており、内部の空気圧を検出する。本例の発音部30Aでは、振動板240の面方向に流入する圧縮空気によって振動板240を振動させているため、圧縮空気の変調状態と振動板240の振動状態の間に、ある位相差(歪み)を有することが予想されることから、圧力センサ31によって振動板240の振動状態を検出し、これをフィードバックして変調信号を補正することにより、圧縮空気の変調状態と振動板240の振動状態の間の歪みを除去することができる。
なお、本例では、振動板240を片側に設けたが、両側に設けたものであってもよい。
次に、図5(B)によって第2の例について説明する。本例の発音部30Bは、薄型キャビネットを構成する底板310と、底板310の外周に設けられた外周枠320と、この外周枠320に装着された振動板330とを有している。
すなわち、本例の発音部30Bは、弾性の振動板330を用いたものであり、この振動板330が内部の気圧変化によって振動板330が振動し、音を外部に放出する。
また、この発音部30Bにおいても、底板310、外周枠320、及び振動板330は、基本的には互いに気密状態で接合されているが、外周枠320の一方の側部には、上述した延長パイプ60が接続され、発音部30Bの内部に圧縮空気を供給している。
また、外周枠320の他方の側部には、上述した流出空気量一定化部40への流出パイプ400が接続され、発音部30Bの内部から圧縮空気を排出している。
また、底板310の内側面には、上述した圧力センサ31が設けられており、内部の空気圧を検出する。本例の発音部30Bでは、振動板330の面方向に流入する圧縮空気によって振動板330を振動させているため、圧縮空気の変調状態と振動板330の振動状態の間に、ある位相差(歪み)を有することが予想されることから、圧力センサ31によって振動板330の振動状態を検出し、これをフィードバックして変調信号を補正することにより、圧縮空気の変調状態と振動板330の振動状態の間の歪みを除去することができる。
なお、本例では、振動板330を片側に設けたが、両側に設けたものであってもよい。
次に、図6を用いて流出空気量一定化部40の機能について説明する。図6に示すように、本例の流出空気量一定化部40は、発音部30からの流出パイプ400と、この流出パイプ400を包囲したチャンバ(タンク)410と、このチャンバ410の側面に設けられた排気ダクト420とを有し、チャンバ410と排気ダクト420とによってバスレフ型スピーカと同様の原理を用いてローパスフィルタを構成したものである。
流出パイプ400は、流速一定化のために、細く長い形状のものであり、流速の上昇に応じて空気抵抗が増加し、流速を抑制するような機能を有している。なお、流出パイプ400の内側面に流速の上昇に応じて空気抵抗が増加するような性質の吸音材等を装着することも効果的である。また、この流出パイプ400は途中で湾曲していてもよい。
また、チャンバ410の容積や排気ダクト420の寸法は、必要なローパスフィルタの特性に対応して決定される。このような流出空気量一定化部40では、ローパスフィルタ機能によって変調圧縮空気流に含まれる高周波ノイズ成分を除去し、特に低音域の出力に有効なスピーカを構成することが可能となっている。
なお、図6に示すように、流出パイプ400と排気ダクト420を全てチャンバ410内に内包した構造により、外観形状を単純化し、省スペース化を図った構造を実現できる。
以上のような本実施例の発音装置では、次のような効果を得ることが可能である。
1、大きな容積のキャビネット等が必要なく、大音量で低音を効率よく出力できる。
2、各機能要素は、配置の自由度が高いため、設計時の自由度が向上する。
3、簡単な圧力センサ(マイク等)でモーショナルフィードバックがかけられる。
なお、以上の発音装置の製作においては、次のような工夫を施すものとする。
一般に、空気は流速が急激に変化したり(流れる断面積が急に変化したり)、空気抵抗の高い部分では、乱流等によるノイズが発生しやすい。その対策として、断面積が変化する部分は滑らかに変化するようにし(テーパーや曲率(R)を付けたり、吸音材による空気抵抗を用いたり、吸音したりし)、できうる限り、ノイズの発生を抑えるのが望ましい。抵抗分を作成するのにも、断面積だけでなく、吸音材等の抵抗分も使用する。振動板、エッジ等もノイズを容易に通過させない材質を選ぶ、発音部の内側にも吸音材を入れる等の工夫を行う。
また、排出空気量の完全一定化は難しいため、振動板の音圧と排出空気との相殺でシステムの音圧が落ちることがある。その場合、空気排出部に、チャンバとダクトによるローパスフィルタを構成し、ある周波数(30Hz等)以上の変動は外部に出ないようにする。ここにもチャンバ等に吸音材等入れてノイズの吸音を図る。
本発明の実施例に係る発音装置の各機能要素をブロック化して示すブロック図である。 図1に示す発音装置の各機能要素の配置構造を示すブロック図である。 図1に示す発音装置の各機能要素のキャビネット構造を示すブロック図である。 図1に示す発音装置の圧縮空気の流量可変部の構造例を示す断面図である。 図1に示す発音装置の発音部の構造例を示す断面図である。 図1に示す発音装置の発音部に接続された流出空気量一定化部の機能を模式的に示すブロック図である。
符号の説明
10……圧縮空気供給部、20……流量可変部、30……発音部、31……圧力センサ、40……流出空気量一定化部、50……駆動回路部。

Claims (8)

  1. 一定の圧力の圧縮空気を供給できる圧縮空気供給部と、
    前記圧縮空気供給部からの圧縮空気の流量を音声信号に応じて変調する流量可変部と、
    前記流量可変部から流入する変調圧縮空気による内圧の変化に応じて振動板を振動させて音圧を発生させる発音部と、
    前記発音部からの流出空気量を制御する流出空気量一定化部とを有し、
    前記発音部は、薄型キャビネットの片面または両面に振動板が配置され、前記キャビネットに接続された流入用パイプより前記圧縮空気供給部からの圧縮空気が流入されるとともに、前記キャビネットに接続された流出用パイプより前記流出空気量一定化部に圧縮空気が流出され、
    前記流出空気量一定化部は、前記発音部から流出用パイプを通して流出される圧縮空気の流速変動を抑制し、前記圧縮空気に含まれる高周波成分を除去するローパスフィルタ機能を有する、
    ことを特徴とする発音装置。
  2. 前記発音部内の空気圧を検出する圧力センサと、前記圧力センサの検出信号を前記流量可変部にフィードバックして圧縮空気の変調信号を補正するフィードバック補正手段を有することを特徴とする請求項1記載の発音装置。
  3. 前記流出空気量一定化部は、前記流出用パイプの流出口を包囲したチャンバと、前記チャンバ内の圧縮空気を排出するダクトとを有していることを特徴とする請求項1記載の発音装置。
  4. 前記流量可変部は、圧縮空気供給部からの圧縮空気を通す可撓性チューブと、前記可撓性チューブの径方向断面を変調信号に応じて拡縮変形させるアクチュエータとを有することを特徴とする請求項1記載の発音装置。
  5. 前記圧縮空気供給部と流量可変部がユニット化され、前記発音部と流出空気量一定化部がユニット化されていることを特徴とする請求項1記載の発音装置。
  6. 前記流量可変部と発音部とが長尺な延長パイプで接続されていることを特徴とする請求項1記載の発音装置。
  7. 一定の圧力の圧縮空気を供給できる圧縮空気供給部と、
    前記圧縮空気供給部からの圧縮空気の流量を音声信号に応じて変調する流量可変部と、
    前記流量可変部から流入する変調圧縮空気による内圧の変化に応じて振動板を振動させて音圧を発生させる発音部と、
    前記発音部からの流出空気量を制御する流出空気量一定化部とを有し、
    前記流量可変部は、圧縮空気供給部からの圧縮空気を通す可撓性チューブと、前記可撓性チューブの径方向断面を変調信号に応じて拡縮変形させるアクチュエータとを有する、
    ことを特徴とする発音装置。
  8. 前記アクチュエータは磁気回路とその駆動用コイルとを有し、前記駆動用コイルに変調信号を供給することにより、磁気回路に生じる磁束を制御し、前記可撓性チューブを変形制御する押圧部材を変位させることを特徴とする請求項7記載の発音装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011015237A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Kobayashi Rigaku Kenkyusho 超低周波音発生装置
RU2767297C1 (ru) * 2018-06-14 2022-03-17 Транстрон Инк. Устройство эхоподавления, способ эхоподавления и программа эхоподавления

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