JP2005174267A - カードリーダーを利用したカード処理システム。 - Google Patents

Abstract

【課題】従来のインターネットにおける決済では購入者側の問題としては、氏名、住所等の個人情報はもちろん、カード番号、有効期限、ユーザーＩＤ、パスワード等を入力しなければならず、入力の手間がかかる上、間違いも発生し、情報不足から安全性に問題があった、しかも、中間者にカード情報が開示されてしまう可能性がある事から安全性には問題が多かった。
又、情報不足上の理由からカードの正当性を判断できなかった。
【解決手段】カードリーダ通信機器に取り付け、カードをを使用する事で面倒な入力を行う必要性がない上、間違いは発生せず、必要な情報はカード内から直接サーバに送信されるので予めデータを保存する必要性も無ければ、第三者が情報を盗む事も非常に困難になるものと思われる。
【選択図】図１

Description

この発明は通信機器にカードリーダーを装備したアダプターを接続し、容易でしかも安全性の高いカード処理システムに関する。

従来のインターネット上でのクレジット決済システムでは、クレジットカード番号、有効期限をパソコン（携帯電話等）で入力して決済を行うか、もしくは、パソコンの主記憶装置、又はＩＣチップ等にクレジット情報を記憶させ、クレジット決済サーバへ情報を送信する方式であった。
購入者は店舗に行けばカード処理システム（ＣＡＴ）を使い簡単に決済を完了することが出来るが、インターネット上では未だかつてそのようなシステムは存在しておらず、手入力にてカード番号、有効期限を入力するか、予め機器に登録しておくか、専用のＩＣチップ等を利用しているのが現状である。
又、インターネット上での認証技術に於いてはユーザーＩＤ、パスワードを使用しているのでパスワードを複数覚える必要性がある。

しかしながら、以上の技術によれば、利用者側の問題として毎回カード番号、有効期限ユーザーＩＤ、パスワード等を入力しなければならず、しかも利用者側にて複数の違った情報を管理するのは容易ではない。
又、これらの情報は不正に生成することが不可能ではなく、実際にキャッシュカード、クレジットカード等の不正使用事件も発生している。加えて、現在の方式では登録時に中間者にカード番号を開示してしまう恐れがある。
あとパソコンの主記憶装置、ＩＣチップ等に個人情報データと共に保存を行う方式では、携帯電話の遺失や盗難、パソコンへの不正アクセス、機器の廃棄処分時等に第三者にデータを盗まれる可能性がある。
よって前述の問題点を解決するために簡単でしかも安全性が高いシステムを提供する事が課題である。

以上の課題を解決するために、この発明はカードリーダーをアダプター等を使用して携帯電話、パソコン等の通信機器に接続し、カードをカードリーダーに通すことにより、カード情報をサーバへ送信する、カード情報を受け取ったサーバはカード情報を元に会員を特定して暗証番号等の入力を促すことにより処理を完了する。

この発明によれば、利用者はカードリーダー接続されているアダプターを携帯電話、パソコン等の通信機器に取り付け、カードリーダーにカードを通すことによりカード情報内のデータを即座にサーバへ送信することが出来る。
又、カード情報をカードリーダアダプタから直接サーバに送信するので中間者にデータを開示される事はない、しかもカード情報を携帯電話、パソコン等の通信機器にデータを保存する必要性もないので盗難や遺失、不正アクセス等があった場合でもカードさえあれば安全でしかも暗証番号を入力する事でカードの不正使用も防ぐ事が出来る。これらの作業は銀行のＣＤ機を操作する程度の知識があれば簡単に扱うことが出来るものと思われる。

この発明の実施形態を、図１に示す。
消費者２は通信機器にアダプターを介してカードリーダー１を取り付け、
商品提供者、又はサービス提供者４にアクセスして購入手続き後、決済時にカードリーダーにカードを通す事でインターネット８を介して信販会社の決済システム５に送信する。決済システム５は顧客データベースに問い合わせを行い、カード情報が問題無ければ、消費者２に暗証番号の入力を求め、問題なければ決済が完了する。
預金者３は通信機器にアダプターを介してカードリーダー１を取り付け、
インターネット８を介して銀行システム６にアクセスして認証時にカードリーダーにカードを通す事でカード情報が問題無ければ、消費者２に暗証番号の入力を求め、残高照会、振込み等のサービスを実行できる。
消費者２は通信機器にアダプターを介してカードリーダー１を取り付け、旅客機等の予約システム、７にアクセスして認証時にカードリーダーにカードを通す事でカード情報が問題無ければ、消費者２に暗証番号の入力を求め、残高照会、振込み等のサービスを実行できる。

「実施形態の効果」
この実施形態によれば、決済時における購入者の負担は、携帯電話、パソコンにカードリーダーアダプターを取り付けること、クレジットカードをカードリーダーアダプターに通す事、暗証番号を入力することになり、決済時における購入者の負担が激減する。

この発明の一実施形態を示す斜視図である。

符号の説明

１ カードリーダー ２ 消費者
３ 預金者 ４ サービス提供者、商品提供者
５ 信販会社決済システム ６ 銀行預金者システム
７ 予約システム ８ インターネット

Claims (1)

1. カードリーダーをアダプター等を使用して携帯電話等の通信機器に接続し、カードをカードリーダーに通し、サーバはカード情報を元に暗証番号等を入力してもらう。

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