JP2005173673A - マークシート方式 - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来の公知の方式の多くの場合、例えば○、0 、「」、□などのような枠の内部を全面塗りつぶしてマークする方法を採用している。このため、回答者は、列状に並んだ意味を有しないこの種枠中の狭い範囲を確実に塗りつぶす作業の繰り返しを強いられ、回答者にとって大きな負担になっている。この欠点は、自動読取り方式のマークシートに対する回答者の不人気の一因となっている。本発明の主たる課題は自動読取り方式のマークシートの回答者に対するマーク作業の負担の軽減である。
【解決手段】表の複数の欄をマーク欄として指定し、各マーク欄内の任意の文字または空白をマーク対象箇所に指定し、それらの文字または空白に筆記によって図形を記入させて得たマーク済みの表を文字認識機能と罫線認識機能を併有するOCRにて表として認識して取得した表データをデータ処理し、マーク欄内の文字列を元の文字列と比較して互に異なるか否かによってそのマーク欄に対するマークの有無を認識し、マーク欄の表中の位置によってマーク位置を同定する。
【選択図】図1

Description

本発明は各種の試験、アンケート、問診票、マーク選択欄を有する帳票類などに用いられるマークシートに関するものである。
マークシートには、従来よりOMRによって読取ってマーク位置を認識し、データとして取得する方式が広く知られている。この方式は、専用の読取り装置にが必要なこと、マーク記入枠やその他の部分がドロップアウトカラーで印刷されているため、マークシートの記述内容が視認しにくいなどの欠点がある。
近時、ファックスおよびイメージスキャナの普及に伴い、イメージスキャナもしくはファックス等の走査型の光学画像読取装置でマーク記入後のマークシートを読取り、元のマークシートの画像とマーク記入後の画像を画像処理によって比較することによって、マークを認識する光学画像読取方式が多数提案がされている。これらの提案によって、専用の読取り装置が不要となり、単色印刷のマークシートが可能となり前記光学画像読取方式の主な欠点が解決されつつある。しかしながら、これらの光学画像読取方式についての公知の提案の多くが、○、0 、「」、□などのマーク枠で囲まれた部分を筆記具にて塗りつぶすことによってマークすることを踏襲している。
この場合マーク対象自体が文字として意味を有していないこと、また、マーク対象が列状に密集して配置しているため、記入者が箇所を間違えてマークし易い。塗りつぶしによるマーク作業は、マーク作業に要する手間と共に、、塗りつぶしが不完全であるとマークの認識に誤りを起こす可能性が大きいため、回答者にとって心理的にも負担となっている。
これらの欠点の改善のための提案が特許文献1、特許文献2など幾つか開示されているが、これらの欠点が十分改善されたとは言い難いのが現状である。
なお、本発明とは直接の関係はないが、表枠もしくは罫線を用いたマークシートの提案が特許文献3、特許文献4および特許文献5に開示されている。
特開2002−7980の公報 特開平5−19436の公報 特開2002−120413の公報 特開平6−215206の公報 特開平5−276322の公報
従来のOMRの方式と公知の画像認識方式による方式の多くの場合、例えば○、0 、「」、□などのような枠の内部を全面塗りつぶしてマークする方法を採用している。このため、回答者は、マーク対象の枠の内部をほぼ完全に筆記具で塗りつぶしてマークしなければならない。このため、マークに伴う作業に時間がかかることが欠点である。また、従来から普及している目視によってマークを判定するマークシートの場合、回答欄である空欄に○印、×印、あるいはチェック印を記入する方法と“はい”、“いいえ”などの回答語句を長円などで囲んでマークする方法の両マーク手段として慣用となっているが、公知の方式では、これら慣用の便利な手段を用いることができなかった。さらに、位置を示すのみで何らの意味を有しないこの種の枠が連続して列状に並ぶ中から、回答者がマークしようとする適切な枠を選択し、限定された狭い範囲を確実に塗りつぶす作業は回答者に集中力を著しく要求し、心理的にも回答者にとって大きな負担となっている。これらのことが、自動読取り方式のマークシートに対する回答者の不人気の一因となっている。
本発明の課題はマークシート回答者に対するマーク作業の負担を軽減した読取り方式を提案することである。
課題解決のための基本的手段は請求項1に記載されるものであって、複数の横罫線と複数の縦罫線で形成される複数の欄とその欄中の記述とで形成される表をマーク用表とし、マーク用表の欄の中から欄内に文字および空白のみを含む複数の欄をマーク欄に指定し、各マーク欄内の任意の文字または空白をマーク対象箇所に指定し、マーク用図形を任意のマーク対象箇所上に筆記具により記入させる手段によってマークさせて取得したマーク済み表を文字認識機能と罫線認識機能を併有するOCRにて認識して取得した読取結果表のデータをデータ処理し、マーク用表の各マーク欄内の文字列と読取結果表の対応する各欄内の文字列を比較して相互に異なるか否かによって各マーク欄に対するマークの有無を認識することを特徴とするマークシート方式を提案することである。
前記基本的手段は次のような原理に基づいている。従来の方式のように、マーク前後のマークシート画像を直接比較し、その間の画像変化によってマークされたか否かを判定し、変化した画像の位置によってマークの位置を同定するのではなく、マーク前後のマークシートの画像をそれぞれ一旦罫線の情報を含む文字型のデータに変換し、マーク欄内のマーク前後の文字列を比較することによってマークされたかを判別する。この際、OCRによって文字上への上書きは文字種の変更として認識され、空白へのマーク用図形の記入は空白への文字の追加として認識されることを利用する。なお、空白へのマーク用図形の記入を空白への文字の追加として認識することは、OCRの文字認識機能として誤認識とも云えるものであるが、その誤認識を逆利用する。なお、マークされた箇所はそのマーク対象箇所の属するマーク欄の表内の位置によって同定する。
これに反し、従来の光学画像方式では、マークされた箇所の同定は、その箇所のマークシート上の幾何学的位置によって同定している。
説明の簡略化のため、今、白色紙に黒インクなどで印刷したマークシートを仮定しよう。従来公知の方式では一般に枠などで位置を決められた狭い範囲を塗りつぶしてマークさせ、その狭い範囲の黒度もしくは画像密集度の変化をOMR方式では光電管によって、光学画像読取方式では画像処理によって検出することによってマーキングを認識している。これに対し、本発明の基本手段は、マーク欄中に図形を記入させてマークさせ、マーク欄内の文字の変化を検出することによってマーキングを検出する。それ故、検出のために利用する画像の範囲の広さが大きく異なる。従来の方式では、検出の対象が普通の文字の外形以下の限られた範囲であるが、本発明の場合は、最小の場合でも文字とその周辺以上の大きさの範囲、時として文字の大きさの数百倍に及ぶ広い範囲を対象として利用する。このような従来公知の方式との基礎的な相異が本発明の種々な特長を生み出す根元となっている。
前記の本発明の基本手段に加え、請求項2に関連する次の(イ)〜(ホ)の付加的手段によって課題を解決する。
(イ)外周枠中空形状の文字以外であるマーク対象箇所を塗面を含有しない図形をマーク図形として上書きすることによってマークさせること、(ロ)マーク欄内の先頭文字の前方に位置する空白あるいは終末文字の後方に位置する空白をマーク対象箇所に指定すること、(ハ)一つのマーク欄内の複数の文字もしくは空白を複数のマーク対象箇所に指定してマーク用図形を一括記入することによってマークさせること、(ニ)順序の意味を有することが容易に類推可能な文字列をマーク対象箇所に指定すること、および(ホ)正否等の意味を有することが容易に類推可能な文字列をマーク対象箇所に指定することである。
ここで本発明の各手段の役割とその間の関係について説明する。基本手段は、マーク箇所が罫線によって区切ることによって、視認性を向上する直接的効果を果たすと共に、付加手段(イ)〜(ハ)を用いても誤認識なくマーキングを認識できるようにし、これら付加手段を利用可能とする。このように付加手段(イ)〜(ハ)は、基本手段の結果利用できる特徴であるが、本発明の効果を一層高める手段でもあるので、本明細書では付加手段と呼ぶことにした。付加手段(ニ)および(ホ)は付加手段(イ)〜(ハ)を活用して本発明の効果を高めるためのより下部の手段である。
付加手段(イ)の特徴は、塗面を含有しない図形を記入するだけでマークできることであり、そのことによって多くの利点が生じる。第一の利点は、外周枠中空型状の文字の中を塗りつぶす従来の方式と比較して、マーキング作業の時間が改善できる。また、括弧などに区切られて限定された狭い範囲を記入して塗りつぶす従来のマーキングは作業は、回答者に器用さと注意力の負担を要求してきたが、この負担を大きく軽減する。
(イ)によって生じる最大の利点は、従来から普及している目視方式のマークシートで慣用されているマークの方法がそのまま採用できることである。すなわち、文字をマーク対象場所に指定する場合、“はい”、“いいえ”などの回答語句をマーク対象箇所にし、長円などで囲んでマークする慣用のマーク手段法が可能になる。他方空白をマーク対象箇所に指定することによって、同様に慣用されている○印、×印、あるいはチェック印をマーク用図形として記入することができる。画像認識を用いる提案を含めて公知の機械式読取法では、このような慣用のマーク手段を用いて誤りなくマークを認識できなかった。
付加手段(イ)において、マーク対象箇所を文字にするか、空白にするかで、それぞれぞれ得失がある。先ず、空白をマーク対象箇所に指定する場合の優れた点は、文字をマーク対象箇所に指定する場合よりも、簡単な図形をマーク用図形として用いることができることである。なぜなら文字の場合は、OCRによってマーク対象である文字が他の文字として認識されるような図形をマーク用図形として用いる必要があるが、空白の場合は、OCRによってと何らかの文字として認識されれば十分であるためである。したがって、空白の場合、マイナス符号でも、マーク用図形の役目を十分果たすことができる。他方文字をマーク対象箇所に指定する場合は、マーク対象箇所である文字をOCRによって他の文字として認識させるためには、空白の場合よりも大きな図形をマーク用図形に指定しなければならないことが不利である。しかし文字を指定する方が有利なこともある。第一の利点は、文字を欄内に有しない空欄をマーク欄とし空白をマーク対象箇所にした場合に比較して、マーク認識の際の認識精度を高めることができることである。ここで空欄をマーク欄としてマーク用図形としてマイナス記号を用いた場合を想定しよう。この場合マークをしたマーク対象欄に関してはマークが正しく認識されて問題はない。しかし、マークをしないマーク対象欄がマークされたと誤認識されることがある。何故なら、消しゴム滓などによる汚れが、OCRによってマーク対象欄にコンマのような文字があると認識されることがあり、それによって、マークしてないマーク欄がマークされたと誤認識される恐れがある。一方文字をマーク箇所に指定する場合は、マークしてない欄であることがマーク欄中の文字が変化しないとの論理で検出できるため、この種の誤りを補正できる。一方空白欄をマーク欄にした場合、前出の誤認識を補う唯一の手段は、もしマーク欄内の文字がコンマなどの文字の場合は一旦マークとの認識を保留してマーク済み表を目視にて再検査して補正するしかない。文字をマーク対象箇所に指定する場合が空白を指定する場合より優れる第二の点は、回答に空白を対象とする場合よりもマーク対象であることを回答者に確実に認識させ易いことことである。さらにこのことを付加手段(ニ)(ホ)によって強調できる。
次に付加手段(ハ)の利点は、付加手段(イ)において空白をマーク対象の有する利点に加えてマーク欄内の文字あるいは文字列に選択肢の符号に対応する数字などの文字を用いることによって、あるいは、“はい”など回答といて意味のある語句を用いることによって、回答者にとってマーク欄の意味をより明確に知らせることができる。
付加手段(ニ)の利点は付加手段(イ)において空白をマーク対象箇所にする場合の利点に加え、(イ)において文字をマーク対象箇所にする場合の利点を有することであり、しかも、マーキングの判定に使える論理の数が(イ)の場合よりも多いため、(イ)の場合よりも的確に補正できる。さらに、文字が複数になるため、付加手段(ホ)(へ)に対して“はい”、“いいえ“など複数の文字を使うことができるため、付加手段(ニ)(ホ)を一層効果的にすることができる。
付加手段(ニ)(ホ)はいずれも、マーク箇所の表現を回答の選択肢符号と合致させたり、回答の正否の意味をもたせることによって、回答者が意図するマーク箇所以外に誤ってマークする機会を減少するための手段である。
回答者に対するマーク作業の負担の軽減
本発明の課題であるマーク作業の負担の軽減は、以下のように実現された。
各マーク欄が罫線で分離されていることにより、視認性のが大幅に改善された。さらに加えて、数字、アルファベット等順序を容易に類推可能な文字などをマーク用図形あるいは、マーク箇所として回答の選択肢符号と合致させることが可能になり、また、回答者に回答者の回答意志と意味的に関連したマーク用図形あるいはマーク対象箇所とすることが可能となり、さらにマークをする位置を従来の方式のように厳しく要求されないなどの結果、心理的にも視認性が改良された。さらに目視式読取り方式のマークシートで慣用されている空欄に○印、×印、あるいはチェック印を記入する方法と“はい”、“いいえ”などの回答語句を長円などで囲んでマークする方法のいずれも利用できるようになった。また、短直線、“○“、”דなども含め任意の簡単な文字(記号を含む)あるいは直線などの簡単な図形を記入するのみでマークすることが可能になり、枠で囲まれた空白部分を全面塗りつぶす必要のあった従来の方式に比較してマーク作業時間が大幅に短縮できた。このようにマーク時間の短縮と心理的な効果を含めての視認性の改善によってマーククシート記入者の負担を大幅に軽減できた。
マークシート利用者の利便性の改善
マークの判別は文字種の認識のみで行うため、マークシートは単色印刷でよい。また、このマークシート方式の実用に必要な設備は、汎用のスキャナ、汎用の表罫線が認識可能な画像認識方式ソフトウエアおよび汎用の表計算ソフトウエアのみでも実施可能であり、しかも、表計算ソフトウエアを利用した場合、マークシートの設計から、マークの認識処理、マーク認識結果の統計処理、グラフの作成に至るマークシートの応用に関する全てのデータ処理を、楽な操作で、高度の専門的知識なしに一貫して実施できた。
実施例の説明に先立ち、本発明の請求範囲に用いられている用語などについて説明する。本請求範囲1に云うマーク用表は、試験回答用紙、アンケート回答用紙などのマークシートの主なる構成要素であって、他の部分と明確に分離してマークシート上に配置される。
前記他の部分には、任意の文字、図形、写真、マーク用表以外の表などが含まれる。
マークシートは、紙、フィルムなどの媒体の面にインクなどによって文字、図形などを印刷などの技術によって描写した物である。一般にマークシートは白色、明色、もしくは無色の媒体表面に暗色の文字、図形などを描写した印刷物であるが、逆に、暗色の媒体表面に白色、明色、もしくは無色の文字、図形などを描写した印刷物も本発明のマークシートとして使用できる。
本請求範囲1に云う “罫線”は、一般に“表枠線”とも別称される。
本請求範囲1に云う“記述“とは、表の欄内にある、文字、図形、写真など意味する。
本請求範囲1に云う”文字“には、記号を含み、かつ日本語のみでなく外国語に用いられる文字も含まれる。ただし、文字には空白文字、および制御用文字は含まない。
なお 、本発明の効果を達成するためには“文字”はOCRによる読取り時に、正しく認識される字体のものを用いることが好ましい。一般に、日本語の場合、行書体、草書体よりも明朝体、ゴシック体などの楷書形の活字体の方が適している。
本請求範囲1において“記述”は任意の文字、写真を含む図形、および空白によって構成される。
本請求範囲1に云う“マーク用表”には、欄内に文字、空白の外に図形や写真を含む欄も混在してよいが、請求範囲1に規定するように、欄内に文字と空白のみを含む欄のみをマーク欄に指定できる。
本請求範囲1に云う“マーク対象箇所”としてはマーク欄内の文字あるいは空白が指定される。
本発明においては請求項に規定するように、各マーク欄に単数または複数のマーク対象箇所を指定する。なお、各マーク欄毎に別個の合い異なるマーク対象箇所を指定してもよい。
また、本発明において、マーク対象箇所の範囲は、マーク対象箇所が文字である場合はその文字の図形を取囲むことが可能な最小面積の仮想四角形の占める範囲と隣接する文字との間の空白範囲との和の範囲にマーク欄が横書きの場合は文字とその上下の横罫線の間の空白の範囲も含めた範囲また縦書きの場合は、文字とその左右の縦罫線の間の空白の範囲を加えた範囲を加えた範囲とする。他方、マーク対象箇所が空白である場合の範囲はその空白を取り囲む複数の罫線および文字の境界線で定まる四角形の範囲とする。ここで、文字の境界線はその文字の図形を取囲むことが可能な最小面積の仮想四角形の外周線とする。
ただし、この範囲は、記入者がこの範囲以外への記入を制限するものではない。実際に、本発明の方式では、多くの場合この範囲を越えて記入してもマークの認識が正しく行われる。
本請求範囲1に云う"マーク用図形"には、点、線、曲線などで描いた通常の図形に加え、文字状の形状を有する図形も含まれる。
本請求範囲1に云う “筆記”に用いる筆記具には鉛筆、ボールペンなどの通常の筆記具の他に、スタンプも含む。
本請求範囲1に云う“筆記にて記入”は、“マーク対象箇所”が空白である場合はその空白にマーク用図形を追記することによって行い、“マーク対象箇所”が文字である場合には、文字上に上書きすることによって行う。
本請求範囲1に云う“文字認識機能と罫線認識機能を併有するOCR”とは、文字列を含む複数の欄から成るマーク済み表を光学的に画像として捉え、画像処理によって、各欄の相対位置を保ったまま、各欄内の文字は文字のまま、図形は近似的な文字に変換して認識することによって表として読取り出力する装置を意味する。
なお、一般に文字認識機能と罫線認識機能を併有するOCRは、手書きの文字や図形を誤認を無視して、自動的に類似の文字として認識する性能を有しているが、本発明のOCRにはこの種のOCRを用いなければならない。一般のOCRではないが、像から図形を除外して後、文字と罫線のみを認識して出力する種のOCRは本発明には不適である。
また、本発明のOCRには、スキャナと市販の罫線認識機能を有する文字認識ソフトウエアとで構成するシステムも含まれる。
OCRには文字認識機能と罫線認識機能を有するOCRの中には活字文字の他に手書き文字を認識できる機能を有するものもあるが、本発明ではこの種のものも使用できる。この種のものを用いるとマーク読取りと共に、回答者の氏名などの手書き箇所を同時に読取ってデータに出力できる利点がある。
本請求範囲1に云う読取結果表のデータは、仮に適当な装置に入力すれば、読取結果表を再現表示することができるデータである。通常この表データは、表内各欄の文字列に対応する文字データに罫線データを付加したデータからなり、そのデータは表内の各文字の文字コードの間に罫線を表す罫線文字のコード、改行などを表す制御コード挿入した形式の文字型データである。
本発明では読取結果表のデータをデータ処理して各マーク欄のマークの有無を判別する。そのためにOCRで得られた読取結果表のデータに基づき仮想した表の各マーク欄内の文字列と対応するマーク用表の各マーク欄内の文字列を比較することによってマークの判別とその位置の同定を行ってもよい。また、OCRで得られた読取結果表のデータを表計算ソフトウエアなどに出力し、そのソフトウエア内の読取結果表に変換した後、ソフトウエア内の実在する表について同様に処理してマークの判別を行ってもよい。一般に仮想した表についてデータ処理するよりも、データを出力して、一旦実在する表としてからデータ処理する方が、データ処理のプログラム設計が容易になる。後者の方が、また、実際に表示させた表を目視にて確認できるため、この段階で修正できる利点もある。
本請求項2において云う“外周枠中空形状の文字”とは、○、0のごとく円、方形、三角形など外周を一周する外枠のみで形成され外枠内が空白である形状の文字である。外周枠中空形状の文字の例を図2に示す。
本請求項2において云う“塗面”とは線で描いた閉曲線の内部を線と同じ色で塗りつぶした図形を意味する。塗面を含有しない図形とは、点および線で描いた図形であって、そのどの部分にも塗面を含まないものを云う。参考のため、図3に塗面を含有しない図形の例と塗面を含有する図形の例を対比して示す。
本請求項2において云う“塗面を含有しない図形”とは、点および線のみで形成、かつ図形のどの部分にも塗面を含まない図形を意味する。図3に塗面を含有しない図形の例と塗面を含有する図形の例を対比して示す。
本請求項2において云う“順序の意味を有することが容易に類推可能な文字列”とはは数字、丸囲い数字、漢数字のごとき数を表す単数あるいは複数の文字とアルファベットのA・B・C、仮名のア・イ・ウ・エ・オのごとく慣習によって文字が順序の意味をもつような単数もしくは複数の文字から成る文字列を意味する。
本請求項2(ホ)において、“正否等の意味を有することが容易に類推可能な文字列”とは、回答者に回答として要求される意味、例えば正、否、どちらでもないなどの意味が言語的表現される“正”、”はい“、”いいえ”、“わからない”、“ある”、“ない“、YES”、“NO”などの単数あるいは複数の文字から成る文字列を意味する。
図1は本発明のマークシートの一例として、実施例2のマークシートに符号を付した説明図を示す。この図を参照しながら、本発明の方式の形態における用語と特長を説明する。このマークシート中は8本の横罫線(符号1など)と5本の縦罫線(符号2など)で形成される27個の欄から成る表を含んでいる。この表がマーク用表である。マークシートには、文字(符号10など)と図形(符号11)からなるマーク用表以外の他の部分を含んでいる。マーク用表の欄は文字を有する欄と文字を有しない欄に区分できる。この例では符号5で示す欄が空白のみを含む欄であり、他は全て文字を含む欄である。この発明では文字のみを含む欄、空白を含む欄、および文字および空白を含む欄のいずれもマーク欄に指定できるが、この例では、空白のみを含む欄はマーク欄に指定されていない。この例では符号3によって矢視する方向にある“はい”あるいは“いいえ”の文字を含む12個の欄がマーク欄であり、それ以外の15個の欄はマーク欄以外の欄である。
符号11で示す記述によって、マーク対象箇所が“はい”および“いいえ”の文字であり、
マーク用図形が2線の平行線であることが指定されている。
この実施例を含めて以下の全ての実施例は、10人の模擬回答者に各1枚のマークシートに回答させて行った。
本実施例は基本手段と付加手段(ア)において文字をマーク対象欄とし、さらに(ニ)を用いた例である。10問の問題に対し、各4つのア、イ、ウ、エの符号を付した選択肢の解答を与え、その中、一つの選択肢を選び回答させる試験を10人の生徒に対して行なった。その解答用紙の一受験者である学生番号1のマーク済みマークシートを図1に記載した。図1に含まれる表が、請求範囲で云うマーク済み表である。また、そのマーク済み表から回答欄のマーク対象欄に記入された2本の平行線を取り除いた表がマーク用表であるが、紙面節約のため省略した。マークシート内の記述によって、2本の平行線をマーク用図形として指定し、回答欄のア、イ、ウ、エの文字をマーク対象箇所に指定している。この図で明らかなように、本実施例では付加手段(ニ)に従ってア、イ、ウ、エを順序を容易に類推可能な文字をマーク対象箇所として用い、マーク対象箇所の表現を選択肢の符号と合致させることによって回答者の意図しない箇所への誤マーキングに対する不安を解消できた。ア、イ、ウ、エは同時に外周中空枠形状の文字であるから付加手段(ア)も用いている。また付加手段(ア)によって塗面を含有しない図形である2線の平行線を用いている。並行線を上書きするのみであるからマーキング作業の負担が軽い。
受験者はマークシートの指示に従って、マークして解答した。学生番号1の受験者のマーク済み表の外観を図5に示す。各解答済みの解答用紙の画像をスキャナにて読みとり、市販の文字認識機能と罫線認識機能を併有する文字認識ソフトウエアにて文字と罫線の情報を含む表データに変換し、そのデータを市販の表計算ソフトウエアに出力した。表計算ソフトウエア内の表としてディスプレイに表示された読取結果表を図6に示す。表の左端の数字は、表計算ソフトのセルの行番号、表の上方のアルファベットは、セルの列符号である。ここで、図6に示すOCRで読取って取得した読取結果表の各欄(すなわち各セル)は、マーク用表の対応する欄の位置と全く相似した位置にあるので、図6の表中の欄の位置(すなわち読取結果表のセルの行番号(1〜5)と列記号(AからK)にて求められるセルの位置)とマーク用表の各マーク欄との対応は容易にできる。図6において、マークされた箇所の文字が元の文字と異なる多様な文字に変化していることが分かろう。次に、計算ソフトウエアに備えられているVBA、スクリプトなどを用いたデータ処理機能によって、読取結果表の各マーク欄内の欄内の文字列を元のマーク表の各マーク欄内の文字列と比較し、比較の結果互いに異なる文字列であることをもってマークしたと判定し、その処理結果を計算ソフトウエア内の別の表にマークされた箇所を1、されない箇所を0として表示させたものを図7に示す。図7のデータから2以上の選択肢にマークの重複、マークなしなどをチェックした後、各問毎にマークされた選択肢符号(例えば第1問は“ア”)を図8(全回答者の各問に対する回答選択肢一覧)を学生番号1の行に同ソフトウエアのデータ処理機能によって記入する。この際、説明の簡略化のため、省略したが、同じ解答用紙内に、学生番号のために別個のマーク用表を設けて各学生にマークさせて、同様にマークを認識させて学生番号のデータを取得し図8の各学生番号のセルに自動記入した。以下受験者全員10人のマーク済み表について同じ操作を繰り返す。さらに、各問の正解を別途入力したのが図8である。
さらに、図8の表の回答者の各問に対する回答選択肢と正解とを比較し、各学生の各問毎の正誤を求め、学生毎の得点、正解率、順位と問題別正解率と平均正解率を同計算機能を利用して求めた。引き続き、同ソフトウエアのグラフ作成機能を用いて、得点の分布の表などのグラフの作成と表示を簡単な操作で行うことができた。
本実施例は基本手段と付加手段(ア)(ハ)および(ホ)を用いた例である。
(本実施例も実施例1と同様に、実施例1と同様に、スキャナと市販の文字認識機能と罫線認識機能を併有する文字認識ソフトウエアの組合わせをOCRとして用い、OCRの出力を文字市販の文字認識ソフトに入力して表にしてからその表をデータ処理する方法により行なった。すなわち、各解答済みの解答用紙の画像をスキャナにて読みとり、市販の文字認識機能と罫線認識機能を併有する文字認識ソフトウエアにて文字と罫線の情報を含むデータに変換し、そのデータを市販の表計算ソフトウエアに出力し、OCRにて読取った結果の表である表計算ソフトウエア内の読取結果表について、その表計算ソフトウエアに付属されたデータ処理機能を利用してマークの判定とその位置の同定のための処理を実行した。図8に一回答者が回答したマーク済みのマークシートを画像を示す。マーク済み表はこの画像内の表部分である。さらに、自明なため省略するが、マーク用表はマーク用表から、この画像の回答欄の“はい”と“いいえ”上に引かれている並行引線を取除いたものである。図9にこのマーク済みマークシートのマーク済み表をOCRで読取って取得した読取結果表を示す。図8と比較すれば、マークされた箇所の“はい”と“いいえ”が他の文字に変化した状態が分かる。またこの例では、”はい“または”いいえ“に2線を上書きすることによって、同時に2つ以上マーク箇所指定しているので手段(ニ)を用いている。
さらに、マーク対象箇所に正否等の意味を有する“はい”、“いいえ”を用いて、付加手段(ホ)を用いることで、回答者に対するマーク対象箇所の視認性を高めている。
この例の場合も基本手段に記載するように対応する読取結果表の欄内の文字列全体を対応するマーク用表の文字列との比較でマーキングの有無を判定できる。しかし、他の論理として先頭文字が対応するマーク用表の先頭文字と異なる文字種であることによって各マーク欄がマークされたか否かを判別することもできるし、さらに別の論理としてマーク欄に対応する読取結果表の欄内の末尾文字が対応するマーク用表の末尾文字と異なる文字種であることによっても判定できる。OCRの文字認識に誤りが発生しなければこれら三種の論理はいづれも同じマーク認識結果を与える。しかし、OCRの文字認識に誤りがある場合これらの結果の間に差が生じることがあれば、マーク済みシートを目視で再確認するなどによって補正できる。また、実際にマーキングしてないマーク欄をマークしたとする誤り判別も、同様に補正できる。なお、この実施例においては、10人全てのマークシートで三種の論理の結果は一致した。
この実施例は、実施例2と同様に基本手段以外に付加手段(ア)(ハ)および(ホ)を応用した他の例である。マーク用図形がマーク箇所の外側を囲む長円形状の図形である以外は実施例2と同じである。図10に一回答者が記入したマーク済みマークシートの画像を示す。図11に図10のマーク済みマークシートのマーク済み表をOCRで読取って取得した読取結果表を示す。対応するマーク欄内の文字列を比較して、実施例2と同様にマークを認識した。10枚のマークシート全てのマーク認識に誤りがなかった。
この実施例は、基本手段以外に付加手段(ア)(ロ)(ハ)および(ホ)を応用した例である。一回答者が記入したマーク済みマークシートの画像を示す。マーク箇所として“はい”および“いいえ”の各両側の空白が追加された以外は、実施例2のマークシートの場合と同じである。
図13に図12のマーク済みマークシートのマーク済み表をOCRで読取って得た読取結果表を示す。対応するマーク欄内の文字列を比較して、実施例2と同様にマークを認識した。10枚のマークシート全てのマーク認識に誤りがなかった。
なお、マーク図形が実施例2では、2線の並行水平引線であったものが、この実施例であは1線の水平引線が指定されている。その理由はこの実施例では、付加手段(ロ)によって簡単な図形のみで誤りなくマークが認定されるため1線の水平引線で十分であるからである。次に、参考のため、文字認識ソフトウエアを他のメーカ製の市販する文字認識機能と罫線認識機能を併有する文字認識ソフトウエアに変更して同じ実験を繰り返した。前記の一回答者のマークシートをそのOCRで読取って得た読取結果表を図14に示す。マークされたマーク欄の文字は、前記OCRの場合と全く異なっているが、マークの認識はこの場合も正しく行われ、10枚のマークシートにおいて全てのマーク認識に誤りがなかった。
この実施例は、基本手段以外に付加手段(イ)の空白をマーク対象箇所にした場合の応用例である。図15に一回答者が記入したマーク済みマークシートの画像を示す。本実施例のマーク用図形である、チェックマークは塗面を含有しない図形であるから、付加手段(イ)を用いている。付加手段(イ)によって、慣用的に正の回答として用いられてきたチェックマークをマーク用図形として用いることができる。さらに図17の例のように、チェックマークは、広いマーク欄内に特に位置の制限なく任意に記入できる。そのことによって、回答者は、狭い範囲に記入することを強制される負担から解放される。これは、本発明の罫線で囲まれた欄の機能が単に文字を収容するための範囲を特定することであって、従来の方式における○、0 、「」、□などのマーク枠のように、塗りつぶす範囲を特定するの機能とは全く異なることから由来している。このことは、この実施例のみでなく、本発明の基本手段によって生じる本発明の方式に共通する特長である。図16に図15のマーク済みマークシートのマーク済み表部分をOCRで読取って得た読取結果表を示す。全てのマーク欄について欄内の文字の有無によって、マークされたか否かを認識した。なお、マークしてない欄をマークしたとの誤認識を防ぐため、認識の際、マーク欄内が、コンマおよびドットの場合は、目視による再検査ができるように配慮した。10枚のマークシート全てのマーク認識に誤りがなかった。また、実際には、目視による再検査の機会はなかった。
この実施例は基本手段以外に付加手段(イ)と付加手段(ロ)を応用した例である。図17に一回答者が記入したマーク済みマークシートの画像を示す。本実施例のマーク用図形である、丸印は塗面を含有しない図形であるから、付加手段(イ)を用いている。基本手段と付加手段(イ)によって慣用的に正の回答として用いられてきた丸印をマーク用図形として用いることができ、回答者にマークの意味が理解できるものになった。また、マーク対象箇所が先頭文字の前方の空白であるから付加手段(ロ)も用いている。(ロ)の付加手段の場合、欄内の文字をこの例のように、回答などと関連させた意味のある文字もしくは文字列にうることによって、回答者に明示できる利点がある。図18に図17のマーク済みマークシートのマーク済み表部分をOCRで読み取った出力結果を示す。図18に見られるように、筆記された丸印は、OCRによて種々な文字として認識されるが、本発明の基本手段によって、全てのマーク欄のマークの有無は正しく認識される。10枚のマーク済みマークシートについてマーク認識を行い、全て誤り無くマーク認識できた。
この実施例は、マーク欄によって異なる手段を指定してマークさせる例であって、図19に一回答者が記入したマーク済みマークシートの画像を示す。この例では、マークシートの“問診票”の文字を除いて全てがマーク用表になっている。紙面の節約のため、以下の処理の記述を省略するが、この場合も10枚のマーク済みマークシートについて、全て誤りなくマーク認識ができた。
用語の説明図であって、実施例2のマークシートの各部に符号を付したものである。 外周枠中空文字の例 塗面を含有しない図形の例 実施例1の学生番号1の回答者マーク済みマークシート 実施例1の学生番号1のOCRで読取って取得した読取結果表の一例 実施例1の学生番号1の回答者のマーク認識結果 実施例1の全回答者の各問に対する選択肢回答結果 実施例2のマーク済みマークシートの一例 実施例2のOCRで読取って取得した読取結果表の一例 実施例3のマーク済みマークシートの一例 実施例3のOCRで読取って取得した読取結果表の一例 実施例4のマーク済みマークシートの一例 実施例4のOCRで読取って取得した読取結果表の一例 実施例4のOCRで読取って取得した読取結果表の他の例 実施例5のマーク済みマークシートの一例 実施例5のOCRで読取って取得した読取結果表の一例 実施例6のマーク済みマークシートの一例 実施例6のOCRで読取って取得した読取結果表の一例 実施例7のマーク済みマークシートの一例
符号の説明
1 横罫線の一つ(この表には計8本ある)である。
2 縦罫線の一つ(この表には計5本ある)である。
3 マーク欄に指定されている欄(この表では“はい”あるいは“いいえ”を含む計12欄がある)である。
4 文字を欄内に含むマーク欄以外の欄(この表には計8つある)である。
5 文字を欄内に含まないマーク欄以外の欄である。
6 マーク欄内の先頭文字の前方にある空白(先頭文字“は”の前方に計6箇所ある)である。
7 マーク欄の末尾文字の後方にある空白(末尾文字“い”の後方に計6箇所ある)である。
8 マーク欄内の先頭文字(“はい”の中の4箇所の“は”、 “いいえ”の中の各前側の “い”であって、計12箇所ある)である。
9 マーク欄内の末尾文字の例( “はい”の中の4箇所の“い”、と “いいえ”の中の各前側の4箇所の“え”であって、計12箇所ある)
10 マークシート内のマーク用表以外の領域の文字である。
11 マークシート内のマーク用表以外の領域の図形である。

Claims (2)

  1. 複数の横罫線と複数の縦罫線で形成される複数の欄と該欄中の記述とで形成される表をマーク用表とし、該マーク用表の欄の中から欄内に文字および空白のみを含む複数の欄をマーク欄に指定し、各該マーク欄内の任意の文字または空白をマーク対象箇所に指定し、マーク用図形を任意の該マーク対象箇所上に筆記にて記入させる手段によってマークさせて取得したマーク済み表を文字認識機能と罫線認識機能を併有するOCRにて認識して取得した読取結果表のデータをデータ処理し、該マーク用表の各該マーク欄内の文字列と該読取結果表の対応する各欄内の文字列を比較して相互に異なるか否かによって各該マーク欄に対するマークの有無を認識することを特徴とするマークシート方式
  2. 塗面を含有しない図形をマーク図形として外周枠中空形状の文字以外であるマーク対象箇所上に記入させることと、マーク欄内の先頭文字の前方に位置する空白あるいは終末文字の後方に位置する空白をマーク対象箇所に指定することと、一つのマーク欄内の連続して並ぶ複数の文字あるいは空白を一括してマーク対象箇所に指定することと、順序の意味を有することが容易に類推可能な文字列をマーク対象箇所に指定することと、正否等の意味を有することが容易に類推可能な文字列をマーク対象箇所に指定することの中の一以上を特徴とする請求項1に記載のマークシート方式。
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