JP2005173278A - オートフォーカスシステム。 - Google Patents

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JP2005173278A JP2003414035A JP2003414035A JP2005173278A JP 2005173278 A JP2005173278 A JP 2005173278A JP 2003414035 A JP2003414035 A JP 2003414035A JP 2003414035 A JP2003414035 A JP 2003414035A JP 2005173278 A JP2005173278 A JP 2005173278A
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Abstract

【課題】1画素当たりにフォトダイオードを深さ方向で複数持つタイプの撮像素子を用いた電子スチルカメラであっても、最適な合焦位置を検出可能なオートフォーカスシステムを提供する。
【解決手段】1画素当たりでフォトダイオードを深さ方向で複数持つタイプの撮像素子と、前記撮像素子の被写体像の映像信号より画面の鮮鋭度を検出し、その鮮鋭度が最大になるようにフォーカス位置を制御し、ピントを合わせる合焦システムを持つ撮像装置のオートフォーカスシステムにおいて、鮮鋭度検出領域において鮮鋭度を検出するために、深さ方向で複数存在するフォトダイオードのうち、一番表層のフォトダイオードの出力値を評価する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子スチルカメラ等の合焦検出装置に関するものである。特に、1画素当たりでフォトダイオードを深さ方向で複数持つタイプの撮像素子を用いた電子スチルカメラ等の合焦装置の改良に関する。
2次元の撮像装置を有する電子スチルカメラ等では、被写体像の映像信号より画面の鮮鋭度を検出し、その鮮鋭度が最大になるようにフォーカス位置を制御し、ピントを合わせる方式が採用されている。
この場合の鮮鋭度の評価とは、一般にバンドパスフィルターにより抽出された映像信号の高周波成分の強度、あるいは微分回路などで抽出された映像信号のボケ幅検出強度などを使用する。通常の被写体を撮影した場合、これらの高周波成分の強度や、ボケ幅検出強度は、ピントがボケている状態では小さく、ピントが合うにつれて大きくなり、完全にピントの合った状態で最大値に達する。レンズは鮮鋭度が最大となる位置を探し停止させる(特許文献1参照)。
特開2003−255216号公報
一方、1画素当たりにフォトダイオードを深さ方向で複数持つタイプの撮像素子を用いた電子スチルカメラ等で前記鮮鋭度が最大となる位置を検出して合焦位置を検出するには、深さの違う複数のフォトダイオードでそれぞれ違う色の成分を検出する仕組みになっているが、このような構造のために、深さ方向で存在するそれぞれのフォトダイオードの検出するピント位置が異なってしまう。そのために、正確に合焦位置を演算することが不可能となる。
本発明はこのような問題に鑑みて成されたものであり、1画素当たりにフォトダイオードを深さ方向で複数持つタイプの撮像素子を用いた電子スチルカメラであっても、最適な合焦位置を検出可能なオートフォーカスシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のオートフォーカスシステムは、1画素当たりでフォトダイオードを深さ方向で複数持つタイプの撮像素子と、前記撮像素子の被写体像の映像信号より画面の鮮鋭度を検出し、その鮮鋭度が最大になるようにフォーカス位置を制御し、ピントを合わせる合焦システムを持つ撮像装置において、 鮮鋭度検出領域において鮮鋭度を検出するために、前記深さ方向で複数存在するフォトダイオードのうち、一番表層のフォトダイオードの出力値を評価し、その評価値に深さ方向の補正値を加え、深さ方向で異なるフォトダイオードごとの合焦位置すべてに中庸なる合焦位置を抽出可能とすることで、深さ方で異なる位置になるフォトダイオードの全てに最適な合焦位置を検出する。
本発明よれば、鮮鋭度検出領域において鮮鋭度を検出するために、深さ方向で複数存在するフォトダイオードのうち、中間のフォトダイオードの出力値を評価することで、深さ方向で異なるフォトダイオードごとの合焦位置すべてに中庸なる合焦位置を抽出可能とすることで、深さ方で異なる位置になるフォトダイオードの全てに最適な合焦位置を検出可能となった。
以下に本発明の実施例について説明する。
以下に、本発明の第1の実施例の撮像装置について図1〜図4に基づいて説明する。
1は本発明を実施した電子カメラ、2は撮影のためのレンズ装置、3は1画素当たりでフォトダイオードを深さ方向で複数持つタイプの撮像素子で、本実施例においては、1画素当たりで深さ方向の浅い部分から青、緑、赤に感度を持つ3層のフォトダイオードを持つものである。
4は前記撮像素子に結像され光電変換された電気信号をデジタル信号に変換するA/D変換装置で、上記撮像素子3の青、緑、赤のそれぞれのフォトダイオードからの出力にそれぞれ対応した3個のA/D変換装置を持つものである。
5はA/D変換された画像信号を一時的に記録するメモリー装置で、上記3個のA/D変換装置4に対応し、3個のメモリー装置を持つものである。
6はメモリーに蓄えられた画像信号を処理する信号処理回路、7は前記信号処理回路6で処理された画像信号を一時的に記憶するメモリー装置、8は前記信号処理回路から焦点検出のための信号を受け取り、画面の鮮鋭度を検出し合焦状態を判別する焦点演算回路で、ここではバンドパスフィルターで抽出した画像の高周波成分を評価する。
9はカメラ1全体の制御をつかさどる制御装置で撮像素子の画像の読み出しや、A/D4、メモリー6への記録、信号処理回路の制御等のすべてをつかさどる。
10は前記焦点演算回路8で判定された合焦状態の結果に基づきレンズ2を合焦状態へと制御するレンズ制御装置である。
11は前記レンズ制御装置9からの信号を受けて、レンズ装置2の駆動をするモーターを含むレンズ駆動装置である。
12は信号処理回路6で作られた画像を受け取り記録装置13に記録することをつかさどる画像記録用制御装置である。13は最終的な画像を記録する記録装置である。
撮像素子(CCD)3は図2に示す通り、1画素相当の部分で高さ方向にフォトダイオードを複数持つ。本発明の実施例では、3層のフォトダイオードを持つものである。3−1はグリーン成分を検出するフォトダイオードの層、3−2はブルーの成分を検出するフォトダイオードの層、3−3はレッドの成分を検出するフォトダイオードの層である。
以上の構成でカメラの作動について説明する。
S1でAFの開始が指示される。通常、図示しないレリーズボタンが半押しでオンするSW1と、レリーズのタイミングを発生する全押し状態のSW2があるが、撮影者はまずAFのトリガーのためにSW1をオンする(S2)。
SW1がオンしたら、カメラの制御装置9は撮像の開始を指示する(S3)。撮像素子3はレンズ2を通して集光される被写体像を深さ方向で複数存在するフォトダイオードのうちの表面のフォトダイオード3−1で取り込み、取り込んだ光線を光電変換する(S4)。
光電変換された画像信号は制御装置8の指示でA/D変換され(S5)、メモリー5に順次格納される(S6)。
信号処理回路6では焦点演算に必要な信号を焦点演算回路8に入力する(S7)。この際、焦点演算回路8には撮像素子3が持つ深さ方向の違う3個の信号のうちの深さ方向で表面の層である青に相当する画像信号を受け取る。
焦点演算回路8では、受け取った信号を焦点演算回路内8のバンドパスフィルターを通し高周波成分を取り出し(S8)、高周波成分の鮮鋭度を評価する(S9)。
制御装置9は次にレンズ制御装置10にレンズの駆動を指示する。レンズの駆動方向は至近方向、無限方向のどちらでも良い。レンズ制御装置10の指示に従いレンズ駆動装置11はレンズ2を動かす(S11)。
レンズ2の駆動が終了したら、制御装置9の指示に従い撮像素子3は再度撮像を行う(S3)。
撮像が終了したら、再度上記と同様に画像の鮮鋭度を再評価する(S4〜S9)。再評価の結果、画像の鮮鋭度が上がっていたら、レンズを再度同方向に駆動する(S11)。
再評価の結果、画像の鮮鋭度が下がっていたら、レンズを前回と逆方向に駆動する(S11)。
上記を繰り返し、鮮鋭度がピークとなる位置を探し出しオートフォーカス動作は終了する。
これは、所謂山登りAFの原理そのものである。
S10で合焦と判断されたら、AFで得られた合焦位置に対し補正をかける(S12)。これは、上記のように深さ方向でフォトダイオードを複数持つ撮像素子の表面の層の画像データより合焦位置を求めているので、他の層にはピントのずれた合焦位置となる。そこで、すべての層のフォトダイオードにとって中庸となる合焦位置へと補正をかけるものである。
補正をかけたならば、カメラは図示しない表示装置において、合焦表示を表示する(S13)。
次に撮影者が図示しないレリーズ釦のSW2をオンするのを待つ(S14)。SW2がオンしていなければ、SW1の状態を判断し(S15)、SW1がオフされていたら、カメラはスタンバイへ戻る(S16)。
S15でSW1がオンしていれば、SW2がオンされるのを待つ(S14)。SW2がオンしたら、制御装置9の指示で撮像を行う(S17)。
撮像素子3で光電変換された撮影画像は、A/D変換され(S19)、A/D変換された画像信号はメモリー5に一旦蓄えられる(S20)。
メモリー5に蓄えられた画像信号は、信号処理回路6にて画像処理され(S21)、メモリー7に蓄えられて、画像記録用制御装置12を通して記録装置13に記録される(S22)。
上記説明では、本発明の実施例では山登りAFを用いて説明したが、オートフォーカスの評価方法は他の方法でも良い。
本発明では上記の様に1画素当たりでフォトダイオードを深さ方向で複数持つタイプの撮像素子の深さ方向で中間の位置に当たる緑の層のフォトダイオードの光電変換された値を評価した。
ここで、それぞれの層でのピント位置の概念を説明する。
図4は1画素当たりでフォトダイオードを深さ方向で複数持つタイプの撮像素子のそれぞれの層の鮮鋭度の関係を表す。横軸は距離、縦軸は鮮鋭度を表している。
図中a、b、cはそれぞれ1画素当たりでフォトダイオードを深さ方向で複数持つタイプの撮像素子の深さ法の違う3つのフォトダイオードで評価した鮮鋭度の違いである。この図より明らかなように、それぞれ光軸方向でレンズからの距離が違う3個のフォトダイオードでは鮮鋭度のピークの位置がずれている。
本発明では鮮鋭度の評価には深さ方向の表面の層である青の感光層のフォトダイオード3−1の信号を評価しているので、図4から明らかな様に、他の2層には合焦位置と違う位置となる。そこで、補正値を加えることで、すべての層に中庸な合焦結果が得られるものである。
本発明の実施例の電子カメラの回路ブロック図である。 本発明の実施例の撮像素子の1ピクセル分の断層概念図である。 本発明の実施例のフローチャートでカメラの動き方を表している。 本発明の実施例の1ピクセル当たりの各フォトダイオードの合焦検出状態を表す。
符号の説明
1 カメラ
2 レンズ装置
3 撮像素子
4 A/D変換装置
5 メモリー装置
6 信号処理回路
7 メモリー装置
8 焦点演算回路
9 制御装置
10 レンズ制御装置
11 レンズ駆動装置
12 画像記録用制御装置
13 記録装置

Claims (2)

  1. 1画素当たりでフォトダイオードを深さ方向で複数持つタイプの撮像素子と、前記撮像素子の被写体像の映像信号より画面の鮮鋭度を検出し、その鮮鋭度が最大になるようにフォーカス位置を制御し、ピントを合わせる合焦システムを持つ撮像装置のオートフォーカスシステムにおいて、鮮鋭度検出領域において、鮮鋭度を検出するために、前記深さ方向で複数存在するフォトダイオードのうち、一番表層のフォトダイオードの出力値を評価することを特徴とした撮像装置のオートフォーカスシステム。
  2. 請求項1記載の撮像装置のオートフォーカスシステムにおいて、前記深さ方向で複数存在するフォトダイオードのうち、一番表層のフォトダイオードの出力値を評価して得られて合焦位置に一定の補正量を加えることを特徴とする撮像装置のオートフォーカスシステム。
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