JP2005173006A - 色合成光学素子およびそれを用いた投写型画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スクリーン上の投影像の劣化や、ゴーストの発生のない小型で高性能な投写型画像表示装置を提供する。
【解決手段】 複数のプリズムを接合して形成され、該プリズム内部に2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイック膜を備える色合成(分離)プリズムであって、該プリズム内部には、該プリズムの屈折率と異なる透明部分を備えない。
【選択図】 図1

Description

本発明は液晶プロジェクター等に用いられる色合成光学素子あるいはそれを用いた投写型画像表示装置に関するものである。
従来、液晶プロジェクター用の色合成光学素子は、色合成方向の断面が直角三角形である4つの三角柱を接合して、その接合面に2種類の異なる波長帯域の光を反射するダイクロイック膜を備える、いわゆるクロスダイクロプリズムを用いられてきた。
このクロスダイクロプリズムは、2種類のダイクロイック膜がプリズム内部で交差しているため、接合するプリズムの角度精度や、接合方法が悪いと、ダイクロイック膜が折れ曲がったたり、段差が生じたりするため、スクリーン上に投影される像の画質が劣化するという問題点があった。このため、クロスダイクロプリズムは、接合する個々のプリズムの直角部分の角度精度を10秒程度の非常に厳しい精度で研磨しなければならず、また、ダイクロイック膜の接合時の段差に関しても、0.01mm以下の段差に抑え込む必要があり、製造コストが高いという欠点を有していた。
このような問題点を考慮して、従来、液晶プロジェクターの色合成光学光学系として、本出願人により、特許文献1、2、3に示すような出願がなされている。この特許文献で開示されている色合成系或いは色分離系は、図5および図6に示す4つの三角柱プリズム2,3,4,5を接合して構成され、2種類の反射波長域を有するダイクロイック層DM1,DM2をプリズム内部で交差させないダイクロプリズムが提案されている。
特開平09−325294号公報 特開2002−055210号公報 特開2002−055305号公報
しかしながら、上記従来例においては、プリズム23,24,25の頂点が一致する部分のプリズム面取り部分20およびプリズム23,24の他の頂点が一致する部分の面取り部分21において、接着剤がはみ出してしまい、接着剤とプリズムの屈折率が異なる場合、この接着剤による楔部分がプリズム効果を有してしまい、不図示の紙面左側のスクリーン上に不要光が発生してしまうという問題があった。この図の場合、プリズムの屈折率を1.62、接着剤の屈折率を1.5とすると、接着剤のはみ出し部分20は、はみ出した接着剤が紙面下側に頂点を有する楔になるが、プリズムの屈折率より接着剤の屈折率のほうが低いため、液晶パネルなどで構成される画像変調手段7から発せられた光線14は紙面下方向に屈折される。よって紙面左側の不図示のスクリーンにおいて、投影像の外側(紙面上側)に、不要光(ゴースト)が投影される。同様に、接着剤のはみ出し部分21は、はみ出した接着剤が紙面上側に頂点を有する楔になるが、プリズムの屈折率より接着剤の屈折率のほうが低いため、画像変調手段7から発せられた光線15は紙面上方向に屈折される。よって紙面左側の不図示のスクリーンにおいて、投影像の外側(紙面下側)に、不要光(ゴースト)が投影される。図5において、実線12,13はスクリーン上に投影される画像変調手段の正規の光線を示し、点線14,15は、不要光線(ゴースト)を示す。
仮に、プリズムの屈折率と、接着剤の屈折率が全く同一の場合、上記ゴーストは、発生しないが、ガラス材料と全く同一の接着剤を開発することは、困難である。
また、プリズムの屈折率より、接着剤の屈折率のほうが、高い場合は、スクリーン上の画像変調手段の画像が投影されているスクリーン上の画面の内側にゴーストが発生してしまい、投影画像が見づらくなる。
また、図6においては、プリズム2のダイクロイック層DM1において、不要光26が反射され、プリズム2の射出面2Aで全反射され、投射レンズ1により、紙面左側の不図示のスクリーン上の、正規な光線16,17の範囲外に不要光線26が投影されてしまうといった問題が生じていた。また、画像変調手段6の中心付近から発せられる不要光28は、ダイクロイック膜26で反射され、プリズム2の射出面2Aで全反射され、投射レンズ1により、紙面左側の不図示のスクリーン上の紙面上側にゴースト光として投影される。
本発明の目的は、上記のような、ゴースト光の発生がなく、製造の容易な色合成光学素子を実現することにある。
以上のような技術的課題を解決するために、
請求項1の色合成光学素子は、複数のプリズムを接合して形成され、該プリズム内部に2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイック膜を備え、該プリズム内部には、該プリズムの屈折率と異なる透明部分を備えないことを特徴としている。
請求項2の色合成光学素子は、複数のプリズムを接合して形成され、該プリズム内部に2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイック膜を備え、該プリズム内部には、接着剤だまり部分を備えないことを特徴としている。
請求項3の色合成光学素子は、少なくとも3つのプリズムより構成される色合成光学素子であり、該3つのプリズムのうちひとつは全反射面と透過面が共通の面である面を備えるプリズムを最も射出側に有し、該プリズムの境界部分には2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイック膜を有し、該2つのダイクロイック膜はプリズム内部で交差せず、該少なくとも3つのプリズムは互いに接合されており、該プリズムの接合面の周辺部には、接着剤のはみ出し部分を備えないことを特徴としている。
請求項4の色合成光学素子は、少なくとも3つのプリズムより構成される色合成光学素子であり、該3つのプリズムのうちひとつは全反射面と透過面が共通の面である面を備えるプリズムを最も射出側に有し、該プリズムの境界部分には2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイック膜を有し、該2つのダイクロイック膜はプリズム内部で交差せず、該少なくとも3つのプリズムは互いに接合されており、該プリズムの接合面の周辺部には、遮光層を設けたことを特徴としている。
請求項5の色合成光学素子は、少なくとも3つのプリズムより構成される色合成光学素子であり、該3つのプリズムのうちひとつは全反射面と透過面が共通の面である面を備えるプリズムを最も射出側に有し、該プリズムの境界部分には2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイック膜を有し、該2つのダイクロイック膜はプリズム内部で交差せず、該少なくとも3つのプリズムは互いに接合されており、該最も射出側のプリズムの入射面のダイクロイック膜が形成されていない部分に溝が形成されており、該最も射出側のプリズムの最も鋭角な部分の射出面には、遮光層あるいは、遮光板が設けられていることを特徴している。
請求項6の色合成光学素子は、少なくとも4つのプリズムより構成される色合成光学素子であり、該4つのプリズムのうちひとつは全反射面と透過面が共通の面である面を備えるプリズムを最も射出側に有し、2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイック膜を有し、該2つのダイクロイック膜はプリズム内部で交差せず、該少なくとも4つのプリズムは互いに接合されており、該2つのダイクロイック膜の間に配置されるプリズムは複数のプリズムより構成されており、該プリズムの接合面の周辺部には、接着剤のはみ出し部分を備えないことを特徴としている。
請求項7の色合成光学素子は、少なくとも4つのプリズムより構成される色合成光学素子であり、該4つのプリズムのうちひとつは全反射面と透過面が共通の面である面を備えるプリズムを最も射出側に有し、2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイック膜を有し、該2つのダイクロイック膜はプリズム内部で交差せず、該少なくとも4つのプリズムは互いに接合されており、該2つのダイクロイック膜の間に配置されるプリズムは複数のプリズムより構成されており、該プリズムの接合面の周辺部には、遮光層を設けたことを特徴としている。
請求項8の色合成光学素子は、少なくとも4つのプリズムより構成される色合成光学素子であり、該4つのプリズムのうちひとつは全反射面と透過面が共通の面である面を備えるプリズムを最も射出側に有し、2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイック膜を有し、該2つのダイクロイック膜はプリズム内部で交差せず、該2つのダイクロイック膜の間に配置されるプリズムは複数のプリズムより構成されており、該最も射出側のプリズムの入射面のダイクロイック膜が形成されていない部分に溝が形成され、該最も射出側のプリズムの最も鋭角な部分の射出面には、遮光層あるいは、遮光板が設けられていることを特徴としている。
請求項9の色合成光学素子は、光の射出側から順に、少なくとも光学的に平滑な面を3面備え、該面の中のひとつの面が透過面と全反射面を兼ねている第1プリズムと、少なくとも光学的に平滑な面を2面備えた第2プリズムと、少なくとも光学的に平滑な面を3面備えた第3プリズムと、少なくとも光学的に平滑な面を2面備えた第4プリズムとを備え、該第1,2,3、および4プリズムは接着剤で接合されており、該第1プリズムと該第2プリズムが向かい合う面のいずれかに第1の色光を反射するダイクロイック膜を備え、該第3プリズムと該第4プリズムが向かい合う面のいずれかに第2の色光を反射するダイクロイック膜を備え、該プリズムの接合面の周辺部には、接着剤のはみ出し部分を備えないことを特徴としている。
請求項10の色合成光学素子は、光の射出側から順に、少なくとも光学的に平滑な面を3面備え、該面の中のひとつの面が透過面と全反射面を兼ねている第1プリズムと、少なくとも光学的に平滑な面を2面備えた第2プリズムと、少なくとも光学的に平滑な面を3面備えた第3プリズムと、少なくとも光学的に平滑な面を2面備えた第4プリズムとを備え、該第1,2,3、および4プリズムは接着剤で接合されており、該第1プリズムと該第2プリズムが向かい合う面のいずれかに第1の色光を反射するダイクロイック膜を備え、該第3プリズムと該第4プリズムが向かい合う面のいずれかに第2の色光を反射するダイクロイック膜を備え、該プリズムの接合面の周辺部には、遮光層を設けたことを特徴としている。
請求項11の色合成光学素子は、光の射出側から順に、少なくとも光学的に平滑な面を3面備え、該面の中のひとつの面が透過面と全反射面を兼ねている第1プリズムと、少なくとも光学的に平滑な面を2面備えた第2プリズムと、少なくとも光学的に平滑な面を3面備えた第3プリズムと、少なくとも光学的に平滑な面を2面備えた第4プリズムとを備え、該第1,2,3、および4プリズムは接着剤で接合されており、該第1プリズムと該第2プリズムが向かい合う面のいずれかに第1の色光を反射するダイクロイック膜を備え、該第3プリズムと該第4プリズムが向かい合う面のいずれかに第2の色光を反射するダイクロイック膜を備え、該第1プリズムの該第2プリズムと接合されている面の接合部分以外の面に溝が形成され、該最も射出側のプリズムの最も鋭角な部分の射出面には、遮光層あるいは、遮光板が設けられていることを特徴している。
ここで、「色合成光学素子」と言う言葉を使っているが、本発明の「色合成光学素子」は「色合成プリズム」「色分解光学素子(プリズム)」、「色分離光学素子(プリズム)」などと称しても構わない。
請求項12の色合成光学素子は、請求項1から11の色合成光学素子を備えたことを特徴とする投写型画像表示装置。
以下において、各実施例を図面を用いて詳細に説明する。
図1および図2は本発明第1の色合成光学素子を使用した色合成投射光学系の断面図を示す。
図1において、画像表示装置6,7,8から発せられた光は、4つの三角柱プリズム2,3,4,5を接合して構成され、2種類の異なる波長帯域の光を反射する2つのダイクロイック層DM1,DM2をプリズム内部に交差しないよう設けた色合成光学素子により色合成され投射レンズ1により、紙面右側の不図示のスクリーン上に拡大投影される。図1において、光線12,13は、画像変調手段7からスクリーンに投影される、正規な光路の最周辺の光線を示す。点線14,15は、画像表示装置7から発せられる、正規な光路より外側に発せられる光線を示す。このような光線は、画像変調手段が、液晶などの周期的な画素配列の集合体である場合に、回折によって生じるものである。
この実施例においては、プリズム3,4,5の頂点が重なりあう部分10の面取り部分の接着剤のはみ出し部分をプリズム接合後に削り取り、接着剤のはみ出し部分が存在しなくなるようにしている。また、同様に、プリズム3,4の接合部の他端の部分11の面取り部分の接着剤のはみ出し部分が存在しなくなるよう接着剤を削り取っている。
このように構成することにより、従来例の図5,6で示したプリズムの接合部分の面取り部分にはみ出す接着剤の楔部分を無くすことができ、画像変調手段7から発せられる不要光線14,15を接着剤を削り取った部分10,11で遮断することができるため、紙面左側の不図示のスクリーン上のゴースト光の発生を抑えることができる。
図2においては、プリズム2とプリズム3の間に形成されるダイクロイック膜DM1によって発生するゴースト光26を溝9によって遮断することができ、紙面左側の不図示のスクリーン上のゴースト光の発生をなくすことができる。
また、プリズム2の射出面2Aの紙面下部に設けられた遮光層27により、画像変調手段6から発せられる不要光28を遮断することができ、不図示のスクリーン上のゴースト光の発生を抑えることができる。
図3および図4は、本発明第2の色合成光学素子の実施例を使用した色合成投射光学系の断面図を示す。
図3においては、プリズム2とプリズム3の間の接合部の紙面上部に遮光層18を設け、プリズム3とプリズム4の間の接合部の紙面下部に遮光層19を設けることにより、ゴースト光の原因となる光線14,15を遮断でき、ゴースト光の発生をなくすことができることを示している。図1に示した第1実施例のプリズムの接合部分の周辺部の面取り部分を削り取るかわりにプリズム面に遮光層を形成している。この遮光層は、たとえば、黒色塗料を接合するプリズム面の周辺部に塗布あるいは、印刷してもよい。
図4においては、図2に示したように、プリズム2の溝9によりゴースト光の発生原因となる光線26を遮断することにより、ゴースト光の発生を抑えていることを示している。
また、プリズム2の射出面2Aの紙面下部に設けられた遮光層27により、画像変調手段6から発せられる不要光28を遮断することができ、不図示のスクリーン上のゴースト光の発生を抑えることができる。
この実施例3は、本発明の第1実施例の色合成光学素子を用いた、第3の実施例の投写型画像表示装置の実施例である。
光源29から発せられた白色光は、放物面鏡30よりほぼ平行な光束に変換される。この放物面鏡から出射した光は、複数の矩形のレンズアレイより構成される第1フライアイレンズ31により複数の矩形のレンズアレイより構成される第2フライアイ32の各コマのほぼ中心部に光源像を形成する。この第2フライアイ32を出射した光は、偏光変換素子33により所定の偏光成分(直線偏光成分)のみに揃えられ、このように直線偏光となった光束は、第1正レンズ34により画像変調手段(液晶パネル、DMD等の画像表示素子)上6(赤用),7(緑用),8(青用)に重ね合わされる。青反射ダイクロミラー36により反射された青色光は高反射ミラー37、第2正レンズ43を介して、青色用画像変調手段8の表示部に集光される。青反射ダイクロミラー36を透過した緑および赤色の光成分のなかの緑色成分は、緑色を反射するダイクロミラー38により反射され、第3正レンズ44を介して、緑色用画像変調手段7の表示部に集光される。ダイクロミラー38を透過した赤色成分の光は、第4正レンズ39、高反射ミラー40、第5正レンズ41、高反射ミラー42、第6正レンズ45を介して、赤色用画像変調手段6の表示部に集光される。第4正レンズ39と第5正レンズ41は、赤色チャンネルのみ他の色チャンネルより光路が長いため、ほぼ等倍結像するリレーレンズの役目を果たしている。
各色の画像変調手段6,7,8で変調された光は、第1プリズム2、第2プリズム3、第3プリズム4、第4プリズム5より構成される色合成プリズムにより色合成され、投射レンズ(ミラーを含んでいても構わない)1により、不図示のスクリーンにカラー画像として投影される。
ここで、本実施例に用いた色合成光学素子は、色分解を目的とする色分解光学素子にも適用可能である。すなわち、色合成光学素子は、複数の色光を略同一の光路に合成するため、及び白色光を複数の色光に分離するために用いるための光学素子であるため、色分解も合成も両方共に可能である。従って、本実施例においては、「色合成光学素子」と称したが、「色分離光学素子」、「色分解光学素子」、「色分離合成素子」などと称しても構わない。
本実施例の色合成光学素子を用いると、プリズム内部においてダイクロイック膜が交差しないので、従来のクロスダイクロプリズムに対し、プリズムの製造およびプリズムの接合が容易となり、製造コストの安い色合成光学素子が実現できる。また、プリズム内部の接着剤だまりを削り取り、プリズムの適切な位置に溝を設けることにより、ゴーストの発生を抑えることが可能となった。これにより、製造コストが安く、かつスクリーン上の投影像の劣化や、ゴーストの発生のない小型で高性能な投写型画像表示装置が実現できた。
本発明第1実施例の色合成光学素子を使用した、色合成投射光学系の断面図を示す。 本発明第1実施例の色合成光学素子を使用した、色合成投射光学系の断面図を示す。 本発明第2実施例の色合成光学素子を使用した、色合成投射光学系の断面図を示す。 本発明第2実施例の色合成光学素子を使用した、色合成投射光学系の断面図を示す。 従来例の色合成光学素子を使用した、色合成投射光学系の断面図を示す。 従来例の色合成光学素子を使用した、色合成投射光学系の断面図を示す。
符号の説明
1 投射レンズ
2 第1プリズム
3 第2プリズム
4 第3プリズム
5 第4プリズム
6,7,8 画像変調手段
9,10,11 遮光溝
12,13,16,17 正規光線
14,15,26 不要光線
18,19,27 遮光層
DM1,DM2 ダイクロイック膜
29 光源
30 放物面鏡
31 第1フライアイレンズ
32 第2フライアイレンズ
33 偏光変換素子
34 第1正レンズ
35,37,40,42 高反射ミラー
36 青反射ダイクロミラー
38 緑色光を反射するダイクロミラー
39 第4正レンズ
41 第5正レンズ
43 第2正レンズ
44 第3正レンズ
45 第6正レンズ

Claims (12)

  1. 複数のプリズムを接合して形成され、該プリズム内部に2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイック膜を備え、該プリズム内部には、該プリズムの屈折率と異なる透明部分を備えないことを特徴とする色合成光学素子。
  2. 複数のプリズムを接合して形成され、該プリズム内部に2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイック膜を備え、該プリズム内部には、接着剤だまり部分を備えないことを特徴とする色合成光学素子。
  3. 少なくとも3つのプリズムより構成される色合成光学素子であり、該3つのプリズムのうちひとつは全反射面と透過面が共通の面である面を備えるプリズムを最も射出側に有し、該プリズムの境界部分には2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイック膜を有し、該2つのダイクロイック膜はプリズム内部で交差せず、該少なくとも3つのプリズムは互いに接合されており、該プリズムの接合面の周辺部には、接着剤のはみ出し部分を備えないことを特徴とする色合成光学素子。
  4. 少なくとも3つのプリズムより構成される色合成光学素子であり、該3つのプリズムのうちひとつは全反射面と透過面が共通の面である面を備えるプリズムを最も射出側に有し、該プリズムの境界部分には2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイック膜を有し、該2つのダイクロイック膜はプリズム内部で交差せず、該少なくとも3つのプリズムは互いに接合されており、該プリズムの接合面の周辺部には、遮光層を設けたことを特徴とする色合成光学素子。
  5. 少なくとも3つのプリズムより構成される色合成光学素子であり、該3つのプリズムのうちひとつは全反射面と透過面が共通の面である面を備えるプリズムを最も射出側に有し、該プリズムの境界部分には2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイック膜を有し、該2つのダイクロイック膜はプリズム内部で交差せず、該少なくとも3つのプリズムは互いに接合されており、該最も射出側のプリズムの入射面のダイクロイック膜が形成されていない部分に溝が形成されており、該最も射出側のプリズムの最も鋭角な部分の射出面には、遮光層あるいは、遮光板が設けられていることを特徴とする色合成光学素子。
  6. 少なくとも4つのプリズムより構成される色合成光学素子であり、該4つのプリズムのうちひとつは全反射面と透過面が共通の面である面を備えるプリズムを最も射出側に有し、2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイック膜を有し、該2つのダイクロイック膜はプリズム内部で交差せず、該少なくとも4つのプリズムは互いに接合されており、該2つのダイクロイック膜の間に配置されるプリズムは複数のプリズムより構成されており、該プリズムの接合面の周辺部には、接着剤のはみ出し部分を備えないことを特徴とする色合成光学素子。
  7. 少なくとも4つのプリズムより構成される色合成光学素子であり、該4つのプリズムのうちひとつは全反射面と透過面が共通の面である面を備えるプリズムを最も射出側に有し、2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイック膜を有し、該2つのダイクロイック膜はプリズム内部で交差せず、該少なくとも4つのプリズムは互いに接合されており、該2つのダイクロイック膜の間に配置されるプリズムは複数のプリズムより構成されており、該プリズムの接合面の周辺部には、遮光層を設けたことを特徴とする色合成光学素子。
  8. 少なくとも4つのプリズムより構成される色合成光学素子であり、該4つのプリズムのうちひとつは全反射面と透過面が共通の面である面を備えるプリズムを最も射出側に有し、2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイック膜を有し、該2つのダイクロイック膜はプリズム内部で交差せず、該2つのダイクロイック膜の間に配置されるプリズムは複数のプリズムより構成されており、該最も射出側のプリズムの入射面のダイクロイック膜が形成されていない部分に溝が形成され、該最も射出側のプリズムの最も鋭角な部分の射出面には、遮光層あるいは、遮光板が設けられていることを特徴とする色合成光学素子。
  9. 光の射出側から順に、少なくとも光学的に平滑な面を3面備え、該面の中のひとつの面が透過面と全反射面を兼ねている第1プリズムと、少なくとも光学的に平滑な面を2面備えた第2プリズムと、少なくとも光学的に平滑な面を3面備えた第3プリズムと、少なくとも光学的に平滑な面を2面備えた第4プリズムとを備え、該第1,2,3、および4プリズムは接着剤で接合されており、該第1プリズムと該第2プリズムが向かい合う面のいずれかに第1の色光を反射するダイクロイック膜を備え、該第3プリズムと該第4プリズムが向かい合う面のいずれかに第2の色光を反射するダイクロイック膜を備え、該プリズムの接合面の周辺部には、接着剤のはみ出し部分を備えないことを特徴とする色合成光学素子。
  10. 光の射出側から順に、少なくとも光学的に平滑な面を3面備え、該面の中のひとつの面が透過面と全反射面を兼ねている第1プリズムと、少なくとも光学的に平滑な面を2面備えた第2プリズムと、少なくとも光学的に平滑な面を3面備えた第3プリズムと、少なくとも光学的に平滑な面を2面備えた第4プリズムとを備え、該第1,2,3、および4プリズムは接着剤で接合されており、該第1プリズムと該第2プリズムが向かい合う面のいずれかに第1の色光を反射するダイクロイック膜を備え、該第3プリズムと該第4プリズムが向かい合う面のいずれかに第2の色光を反射するダイクロイック膜を備え、該プリズムの接合面の周辺部には、遮光層を設けたことを特徴とする色合成光学素子。
  11. 光の射出側から順に、少なくとも光学的に平滑な面を3面備え、該面の中のひとつの面が透過面と全反射面を兼ねている第1プリズムと、少なくとも光学的に平滑な面を2面備えた第2プリズムと、少なくとも光学的に平滑な面を3面備えた第3プリズムと、少なくとも光学的に平滑な面を2面備えた第4プリズムとを備え、該第1,2,3、および4プリズムは接着剤で接合されており、該第1プリズムと該第2プリズムが向かい合う面のいずれかに第1の色光を反射するダイクロイック膜を備え、該第3プリズムと該第4プリズムが向かい合う面のいずれかに第2の色光を反射するダイクロイック膜を備え、該第1プリズムの該第2プリズムと接合されている面の接合部分以外の面に溝が形成され、該最も射出側のプリズムの最も鋭角な部分の射出面には、遮光層あるいは、遮光板が設けられていることを特徴とする色合成光学素子。
  12. 請求項1から11の色合成光学素子を備えたことを特徴とする投写型画像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220196993A1 (en) * 2020-12-23 2022-06-23 Largan Precision Co., Ltd. Light-folding element for camera module, camera module and electronic device

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