JP2005171945A - V型内燃機関 - Google Patents
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Abstract
【課題】 クランク軸の回転を各バンクのカム軸へ伝達するチェーン等の巻掛伝動部材の張力を調整するテンショナをバンク間又はバンク間の外側の一方のみへ配置することが可能なV型内燃機関を提供する。
【解決手段】 クランク軸3の回転を一方のバンク2Rのカム軸4R、5Rへ伝達する第一の巻掛伝動部材16Rと、前記クランク軸の回転を他方のバンク2Lのカム軸4L、5Lへ伝達する第二の巻掛伝動部材16Lとを備えたV型内燃機関1において、前記第一の巻掛伝動部材と前記第二の巻掛伝動部材とが互いに異なる方向へ回転している。
【選択図】 図1
【解決手段】 クランク軸3の回転を一方のバンク2Rのカム軸4R、5Rへ伝達する第一の巻掛伝動部材16Rと、前記クランク軸の回転を他方のバンク2Lのカム軸4L、5Lへ伝達する第二の巻掛伝動部材16Lとを備えたV型内燃機関1において、前記第一の巻掛伝動部材と前記第二の巻掛伝動部材とが互いに異なる方向へ回転している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、クランク軸の回転を各バンクのカム軸へそれぞれチェーン等の巻掛伝動部材で伝達するV型内燃機関に関する。
クランク軸の回転を各バンクのカム軸へ伝達するカム軸駆動用タイミングチェーンの張力を調整するチェーンテンショナのうち、一方のテンショナがバンク間に設けられ、他方のテンショナがバンク間の外側に設けられたV型エンジンが知られている(特許文献1参照)。その他、本発明に関連する先行技術文献として特許文献2が存在する。
特開2000−199434号公報
特開平5−214903号公報
従来のV型内燃機関では、各テンショナがバンク間とバンク間の外側とにそれぞれ配置されるため、バンク間に機器を集めて内燃機関をコンパクト化したい場合やバンク間に空間を確保したい場合、テンショナが障害になる。
そこで、本発明は、クランク軸の回転を各バンクのカム軸へ伝達するチェーン等の巻掛伝動部材の張力を調整するテンショナをバンク間又はバンク間の外側の一方のみへ配置することが可能なV型内燃機関を提供することを目的とする。
本発明のV型内燃機関は、クランク軸の回転を一方のバンクのカム軸へ伝達する第一の巻掛伝動部材と、前記クランク軸の回転を他方のバンクのカム軸へ伝達する第二の巻掛伝動部材と、を備えたV型内燃機関において、前記第一の巻掛伝動部材と前記第二の巻掛伝動部材とが互いに異なる方向へ回転していることにより、上述した課題を解決する(請求項1)。
本発明のV型内燃機関によれば、第一の巻掛伝動部材と第二の巻掛伝動部材とが互いに異なる方向に回転しているので、第一の巻掛伝動部材の緩み側と第二の巻掛伝動部材の緩み側とをバンク間又はバンク間の外側にすることができる。
本発明のV型内燃機関は、前記第一の巻掛伝動部材の張力を調整する第一のテンショナと前記第二の巻掛伝動部材の張力を調整する第二のテンショナとがバンク間に設けられていてもよい(請求項2)。このように第一のテンショナと第二のテンショナとをバンク間に配置するで、内燃機関をコンパクトにすることができる。
本発明のV型内燃機関は、前記第一の巻掛伝動部材の張力を調整する第一のテンショナと前記第二の巻掛伝動部材の張力を調整する第二のテンショナとがバンク間の外側に設けられていてもよい(請求項3)。このように第一のテンショナと第二のテンショナとをバンク間の外側に配置することで、バンク間に空間を確保することができる。
本発明の他のV型内燃機関は、クランク軸の回転が伝達される第一のギヤと、前記第一のギヤと噛み合う第二のギヤと、前記第一のギヤの回転を一方のバンクのカム軸へ伝達する第一の巻掛伝動部材と、前記第二のギヤの回転を他方のバンクのカム軸へ伝達する第二の巻掛伝動部材と、を備えたことにより、上述した課題を解決する(請求項4)。
本発明の他のV型内燃機関によれば、第一のギヤの回転を伝達する第一の巻掛伝動部材はクランク軸の回転方向と同方向へ回転し、第二のギヤの回転を伝達する第二の巻掛伝動部材はクランク軸の回転方向と逆方向へ回転する。そのため、第一の巻掛伝動部材と第二の巻掛伝動部材とをそれぞれ異なる方向へ回転させることができる。従って、第一の巻掛伝動部材の緩み側と第二の巻掛伝動部材の緩み側とをバンク間又はバンク間の外側にすることができる。
本発明によれば、各巻掛伝動部材の緩み側を両方ともバンク間にすることで各テンショナを両方ともバンク間に配置できるので、内燃機関をコンパクトにすることができる。一方、各巻掛伝動部材の緩み側を両方ともバンク間の外側にすることで各テンショナをバンク間の外側へ配置することもできるので、バンク間に空間を確保することができる。
図1及び図2に、本発明の一実施形態に係るV型内燃機関の要部を示す。図2は、図1のV型内燃機関を図1の右側から見た場合の図を示している。本発明のV型内燃機関1は、複数の気筒をそれぞれ有する二つのバンク2L、2Rとクランク軸3とを備えている。各バンク2L、2Rには気筒の吸気弁を開閉させるための吸気側カム軸4L、4Rと気筒の排気弁を開閉するための排気側カム軸5L、5Rとがそれぞれ設けられている。
内燃機関1には、クランク軸3の回転を吸気側カム軸4L、4R及び排気側カム軸5L、5Rへそれぞれ伝達するため、一次回転伝達機構6と、二次回転伝達機構7L、7Rとが設けられている。一次回転伝達機構6は、クランク軸3に取り付けられたクランクスプロケット8と、クランクスプロケット8とプライマリチェーン9を介して接続されるアイドラースプロケット10と、アイドラースプロケット10と同軸上に設けられてアイドラースプロケット10とともに回転するドリブンギヤ11と、プライマリチェーン9の張力を調整するプライマリチェーンテンショナ12とを備えている。
二次回転伝達機構7Rは、アイドラースプロケット10と同軸上に設けられてアイドラースプロケット10とともに回転する中間スプロケット13Rと、一方のバンク2Rの吸気側カム軸4Rに取り付けられた吸気側カムスプロケット14Rと、排気側カム軸5Rに取り付けられた排気側カムスプロケット15Rと、中間スプロケット13Rと吸気側カムスプロケット14Rと排気側カムスプロケット15Rとに巻き掛けられる第一の巻掛伝動部材としてのタイミングチェーン16Rと、タイミングチェーン16Rの張力を調整するタイミングチェーンテンショナ17Rとを備えている。一方、二次回転伝達機構7Lは、ドリブンギヤ11と噛み合うシザースギヤ18と、シザースギヤ18と同軸上に設けられてシザースギヤ18とともに回転する中間スプロケット13Lと、他方のバンク2Lの吸気側カム軸4Lに取り付けられた吸気側カムスプロケット14Lと、排気側カム軸5Lに取り付けられた排気側カムスプロケット15Lと、中間スプロケット13Lと吸気側カムスプロケット14Lと排気側カムスプロケット15Lとに巻き掛けられる第二の巻掛伝動部材としてのタイミングチェーン16Lと、タイミングチェーン16Lの張力を調整するタイミングチェーンテンショナ17Lとを備えている。
以上の構成によれば、図1に示したようにクランク軸3が矢印A方向へ回転する場合、タイミングチェーン16Rも矢印A方向へ回転する。一方、タイミングチェーン16Lは、ドリブンギヤ11及びシザースギヤ18を介してクランク軸3と接続されているため、矢印A方向とは逆方向の矢印B方向へ回転する。
このようにタイミングチェーン16R、16Lが互いに異なる方向へ回転することにより、各タイミングチェーン16R、16Lの緩み側が両方ともバンク2L、2R間になる。そのため、テンショナ17L、17Rはバンク2L、2R間に設けられる。
本発明において、アイドラースプロケット10が設けられる位置は中間スプロケット13Rと同軸上に限定されない。図3に示したように、中間スプロケット13Lと同軸上に設けてもよい。このように、アイドラースプロケット10を中間スプロケット13Lと同軸上に設けることにより、タイミングチェーン16Lをクランク軸3と同じ回転方向へ回転させることができる。この場合、タイミングチェーン16Rは、シザースギヤ18及びドリブンギヤ11を介してクランク軸3と接続されるので、クランク軸3の回転方向とは逆方向の矢印B方向へ回転する。
このように、タイミングチェーン16Lを矢印A方向へ、タイミングチェーン16Rを矢印B方向へそれぞれ回転させることにより、各タイミングチェーン16R、16Lの緩み側を両方ともバンク2L、2R間の外側にすることができる。そのため、テンショナ17L、17Rをそれぞれバンク2L、2R間の外側へ設けることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の形態にて実施してよい。例えば、クランク軸の回転をカム軸へ伝達する巻掛伝動部材はチェーンに限定されず、ベルトでもよい。
1 V型内燃機関
2L、2R バンク
3 クランク軸
4L、4R 吸気側カム軸
5L、5R 排気側カム軸
11 ドリブンギヤ(第一のギヤ、第二のギヤ)
16L、16R タイミングチェーン(第一の巻掛伝動部材、第二の巻掛伝動部材)
17L、17R タイミングチェーンテンショナ(第一のテンショナ、第二のテンショナ)
18 シザースギヤ(第二のギヤ、第一のギヤ)
2L、2R バンク
3 クランク軸
4L、4R 吸気側カム軸
5L、5R 排気側カム軸
11 ドリブンギヤ(第一のギヤ、第二のギヤ)
16L、16R タイミングチェーン(第一の巻掛伝動部材、第二の巻掛伝動部材)
17L、17R タイミングチェーンテンショナ(第一のテンショナ、第二のテンショナ)
18 シザースギヤ(第二のギヤ、第一のギヤ)
Claims (4)
- クランク軸の回転を一方のバンクのカム軸へ伝達する第一の巻掛伝動部材と、前記クランク軸の回転を他方のバンクのカム軸へ伝達する第二の巻掛伝動部材と、を備えたV型内燃機関において、
前記第一の巻掛伝動部材と前記第二の巻掛伝動部材とが互いに異なる方向へ回転していることを特徴とするV型内燃機関。 - 前記第一の巻掛伝動部材の張力を調整する第一のテンショナと前記第二の巻掛伝動部材の張力を調整する第二のテンショナとがバンク間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のV型内燃機関。
- 前記第一の巻掛伝動部材の張力を調整する第一のテンショナと前記第二の巻掛伝動部材の張力を調整する第二のテンショナとがバンク間の外側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のV型内燃機関。
- クランク軸の回転が伝達される第一のギヤと、前記第一のギヤと噛み合う第二のギヤと、前記第一のギヤの回転を一方のバンクのカム軸へ伝達する第一の巻掛伝動部材と、前記第二のギヤの回転を他方のバンクのカム軸へ伝達する第二の巻掛伝動部材と、を備えたことを特徴とするV型内燃機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003415938A JP2005171945A (ja) | 2003-12-15 | 2003-12-15 | V型内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003415938A JP2005171945A (ja) | 2003-12-15 | 2003-12-15 | V型内燃機関 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005171945A true JP2005171945A (ja) | 2005-06-30 |
Family
ID=34735261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003415938A Pending JP2005171945A (ja) | 2003-12-15 | 2003-12-15 | V型内燃機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005171945A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015104496A1 (fr) * | 2014-01-13 | 2015-07-16 | Rdmo | Système de distribution pour moteur bicylindre |
-
2003
- 2003-12-15 JP JP2003415938A patent/JP2005171945A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015104496A1 (fr) * | 2014-01-13 | 2015-07-16 | Rdmo | Système de distribution pour moteur bicylindre |
FR3016402A1 (fr) * | 2014-01-13 | 2015-07-17 | Rdmo | Systeme de distribution pour moteur bicylindrique |
JP2017503968A (ja) * | 2014-01-13 | 2017-02-02 | アールディーエムオー | 2気筒エンジン用タイミングシステム |
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