JP2005170355A - 衣類保護 - Google Patents
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Abstract
【課題】シートベルトは搭乗者の安全確保を主目的であるため,シートベルトと衣類との摩擦による衣類生地の損傷に効果的な対策が取られていない。シートベルトは機能上強靭で固い織り方の繊維で構成されており,搭乗中の動作によりヤスリのような作用を衣服生地に及ぼす。右座席シートベルト装着時右側股関節部で衣服とシートベルトとの接触により摩擦による損傷が顕著にみられる。
【解決手段】 シートベルトと着衣の接触による損傷を抑制するにはシートベルトに直接保護部を設ける方法と保護カバーを装着させる方法があり,シートベルトの車体接続部AからプレートストッパーE間の両面に衣服生地素材と同程度の強度を有する素材の布,皮革または摩擦抵抗が小さくなるような表面の滑らかなプラスチックフィルムからなる保護部を設けるまたは保護カバーを装着させる。
【選択図】
図1
【解決手段】 シートベルトと着衣の接触による損傷を抑制するにはシートベルトに直接保護部を設ける方法と保護カバーを装着させる方法があり,シートベルトの車体接続部AからプレートストッパーE間の両面に衣服生地素材と同程度の強度を有する素材の布,皮革または摩擦抵抗が小さくなるような表面の滑らかなプラスチックフィルムからなる保護部を設けるまたは保護カバーを装着させる。
【選択図】
図1
Description
本発明は自動車乗車における連続ウェビングタイプ3点式シートベルト装着時着衣とシートベルトとの接触摩擦による衣服の損傷を遅延させる方法に関してである。
自動車の安全装置であるシートベルトについては2点式,3点式,4点式および多点式のものがあるが連続ウェビングタイプ3点式シートベルトが一般的である。
シートベルトはシートベルト素材の糸,糸の織り方や表面加工について,シートベルトをつなぐ金具は材質や強度について,衝突時の搭乗者安全確保を主題として改良が加えられている。
シートベルトの素材はポリアミド繊維からポリエステル繊維へと移行している。シートベルトは機能上大きな力がかかっても切断や伸びて帯幅が細くなり体に食い込まないよう織り方に高度な技術が活用されている。また車体とシートベルトをつなぐ金具,アンカー,スルーリングやバックルおよびプリテッショナーについても衝撃に耐えられる強度の材質について開発の努力が払われている。
シートベルトは搭乗者の安全確保が主目的であるため,シートベルトと衣類との摩擦による衣類生地の損傷に効果的な対策が取られていない。シートベルトは機能上強靭で固い織り方の繊維で構成されており,乗車中着衣とシートベルトの接触によりシートベルトがヤスリのような作用を衣服生地に及ぼす。右側座席シートベルト装着時搭乗者左側では力が座席左部プレートとバックルの接合部Cから車体との接続部Dの方向へ上方向に働くため,接合部Cが支点となり左側ではシートベルトと着衣股関節部とに間隙が生じ,着衣とシートベルトとの接触する力が小さい。搭乗者右側では接続部Aから座席左部プレートとバックルの接合部Cへの方向に働き,Bで着衣とシートベルトとの接触する力が大くなる。車体との接続部Aが支点,腹部シートベルトと右側股関節部との接触部Bが作用点となるため,右側股関節部では摩擦により着衣に損傷がみられる。特にシートベルト帯状両端部はその効果が顕著である。
シートベルトと着衣の接触による損傷を抑制するにはシートベルトに直接保護部を設ける方法と保護カバーを装着させる方法がある。シートベルト腹部接触部はシートベルトの車体接続部A,座席左部プレートとバックルの接合部Cと接合部Cとの中間部プレートストッパーEで構成される。シートベルトの車体接続部AからプレートストッパーE間のシートベルト両面に衣服生地素材と同程度の強度を有する素材の布,皮革を接着または縫合する。あるいは摩擦抵抗が小さくなるような表面の滑らかなプラスチックフィルムを接着させる。同様にシートベルトの車体接続部AからプレートストッパーE間のシートベルト両面に衣服生地素材と同程度の強度を有する素材の布,皮革でなる保護カバーを装着させる。あるいは摩擦抵抗が小さくなるような表面の滑らかなプラスチックフィルムでなる保護カバーを装着させる。シートベルトの車体接続部A,座席左部プレートとバックルの接合部Cとの間に本発明を講じてもシートベルト作動時においてシートベルトの車体接続部A,座席左部プレートとバックルの接合部C間は固定部であるためシートベルトの作用機能上の障害を生じさせない。
シートベルトの車体接続部AからプレートストッパーE間の両面に衣服生地素材と同程度の強度を有する素材の布,皮革または摩擦抵抗が小さくなるような表面の滑らかなプラスチックフィルムを接着,縫合または衣服生地素材と同程度の強度を有する素材の布,皮革または摩擦抵抗が小さくなるような表面の滑らかなプラスチックフィルムからなる保護カバーを装着させることによりシートベルトの着衣への研磨作用を抑制できる。
シートベルトの車体接続部AからプレートストッパーE間のシートベルト両面に衣服生地素材と同程度の強度を有する素材の布,皮革を接着または縫合する。あるいは摩擦抵抗が小さくなるような表面の滑らかなプラスチックフィルムを接着させる。同様にシートベルトの車体接続部AからプレートストッパーE間のシートベルト両面に衣服生地素材と同程度の強度を有する素材の布,皮革でなる保護カバーを装着させる。あるいは摩擦抵抗が小さくなるような表面の滑らかなプラスチックフィルムでなる保護カバーを装着させる。
シートベルトの車体接続部AからプレートストッパーE間のシートベルト両面に羊皮を接着剤で接着させる。
シートベルトの車体接続部AからプレートストッパーE間にシートベルト両面を覆うことが可能な羊皮製保護カバーを装着させる。
自動車用連続ウェビングタイプ3点式シートベルトについては安全性に対する効果および使いやすさの点で最も一般的であるがシートベルトと衣服との摩擦による衣服生地の部分的損傷については対策が取られていない。本発明は連続ウェビングタイプ3点式シートベルト装着時シートベルトによる衣服生地への摩擦による部分的損傷を遅延させることにより,衣服の自然消耗へと近似させ自動車搭乗者の経済的負担を軽減させる。
1 両面に羊皮を接着させた保護部
2 連続ウェビングタイプ3点式シートベルト
A シートベルトと車体との接続部
B 衣服とシートベルトとの接触部
C プレートとバックルの接合部
D シートベルトと車体との接続部
E プレートストッパー
2 連続ウェビングタイプ3点式シートベルト
A シートベルトと車体との接続部
B 衣服とシートベルトとの接触部
C プレートとバックルの接合部
D シートベルトと車体との接続部
E プレートストッパー
Claims (2)
- 自動車用安全装置連続ウェビングタイプ3点式シートベルト装着時において,右側座席の場合右側股関節部,左側座席の場合左股関節部で着衣とシートベルトとの接触摩擦により,右側座席では着衣右側股関節部に,左側座席では着衣左側股関節部に損傷が生じる。シートベルトの車体接続部AからプレートストッパーE間に皮革または衣類に使用されている布を接着または縫合,あるいは摩擦抵抗が小さくなるように表面の滑らかな摩擦係数の小さいプラスチックフィルムを接着し,右側座席では着衣右側股関節部に,左側座席では着衣左側股関節部に生じる損傷を遅延させることを特徴とする3点式シートベル衣服保護法。
- 自動車用安全装置連続ウェビングタイプ3点式シートベルト装着時において,右側座席の場合右側股関節部,左側座席の場合左股関節部で着衣とシートベルトとの接触摩擦により,右側座席では着衣右側股関節部に,左側座席では着衣左側股関節部に損傷が生じる。シートベルトの車体接続部AからプレートストッパーE間の部分に皮革または衣類に使用されている布でなる,あるいは摩擦抵抗が小さくなるような表面の滑らかな摩擦係数の小さいプラスチックフィルムでなる保護カバーを装着し,右側座席では着衣右側股関節部に,左側座席では着衣左側股関節部に生じる損傷を遅延させることを特徴とする3点式シートベルト衣服保護法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003436533A JP2005170355A (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | 衣類保護 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003436533A JP2005170355A (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | 衣類保護 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005170355A true JP2005170355A (ja) | 2005-06-30 |
Family
ID=34737076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003436533A Pending JP2005170355A (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | 衣類保護 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005170355A (ja) |
-
2003
- 2003-12-12 JP JP2003436533A patent/JP2005170355A/ja active Pending
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