JP2005169702A - 書籍のページ保持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本が厚い場合や、ページの厚さに差がある場合でも、痕を付けたり、傷めることなく、確実に、且つ安定した状態でページを開いておくことができる書籍のページ保持具を提供する。
【解決手段】 前後一対の操作部2と、前後一対の押え部4a、4bとで形成する。本5の見開きページ5aを押える前側の押え部4aを、綴じ部5bを跨いで各ページ5aを押える左右一対の脚片状に形成する。本5の背表紙を跨いで背側5cを押える後側の押え部4bを、左右一対の脚片状に形成する。前側の押え部4aの左右方向の形成間隔D1を、後側の押え部4bの左右方向の形成間隔D2より大きく選定すると共に、後側の押え部4bを前側の押え部4aの形成間隔D1内に位置決めして形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 前後一対の操作部2と、前後一対の押え部4a、4bとで形成する。本5の見開きページ5aを押える前側の押え部4aを、綴じ部5bを跨いで各ページ5aを押える左右一対の脚片状に形成する。本5の背表紙を跨いで背側5cを押える後側の押え部4bを、左右一対の脚片状に形成する。前側の押え部4aの左右方向の形成間隔D1を、後側の押え部4bの左右方向の形成間隔D2より大きく選定すると共に、後側の押え部4bを前側の押え部4aの形成間隔D1内に位置決めして形成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は書籍のページ保持具に関し、更に詳しくは本やサッシ等の書籍を開いておくために使用する書籍のページ保持具に関するものである。
従来この種の保持具としては、例えば捻りコイルバネの弾発力に抗して互いに接近する方向に手指で操作される前後一対の操作部と、この操作部が操作されると捻りコイルバネが巻装されている枢着軸を中心に外側に回動して押し開かれる前後一対の押え部とで形成されているものがある(例えば特許文献1、同2参照)。
しかし従来品は、前後一対の押え部で開いた本のページと、裏側の、同じ位置を挟圧する仕組みであった。従ってこれによると、例えばページ数が多い厚い本の場合や、開いたページの一方側と他方側とで押える厚さが大きく異なるとき、安定した状態で確実にページを開いておくことができにくい、という問題点があった。
而してこの種の問題を解消するため、例えば捻りコイルバネのバネ力を大きくすると、押え痕をページや本の背側に付け易くなり、本を傷め易い、という新たな問題が発生することになる。
特開平9−272282号公報
実開平6−42211号公報
而してこの種の問題を解消するため、例えば捻りコイルバネのバネ力を大きくすると、押え痕をページや本の背側に付け易くなり、本を傷め易い、という新たな問題が発生することになる。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、本が厚い場合や、押えるページの厚さに差がある場合でも、ページに痕を付けたり、傷めることなく、確実に、且つ安定した状態でページを開いておくことができるよう形成した書籍のページ保持具を提供することにある。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、本が厚い場合や、押えるページの厚さに差がある場合でも、ページに痕を付けたり、傷めることなく、確実に、且つ安定した状態でページを開いておくことができるよう形成した書籍のページ保持具を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち本発明は、図1等に示されるように、捻りコイルバネ1の弾発力に抗して互いに接近する方向に手指で操作される前後一対の操作部2と、この操作部2が操作されると捻りコイルバネ1が巻装されている枢着軸3を中心に外側に回動して押し開かれる前後一対の押え部4a、4bとで形成されている書籍のページ保持具であって、本5の見開きページ5aを押える前側の押え部4aが綴じ部5bを跨いで各ページ5aを押える左右一対の脚片状に形成され、また本5の背表紙を跨いで背側5cを押える後側の押え部4bが左右一対の脚片状に形成され、上記前側の押え部4aの左右方向の形成間隔D1が、後側の押え部4bの左右方向の形成間隔D2より大きく選定されると共に、後側の押え部4bが前側の押え部4aの形成間隔D1内に位置決めされて形成されていることを特徴とする(請求項1)。
即ち本発明は、図1等に示されるように、捻りコイルバネ1の弾発力に抗して互いに接近する方向に手指で操作される前後一対の操作部2と、この操作部2が操作されると捻りコイルバネ1が巻装されている枢着軸3を中心に外側に回動して押し開かれる前後一対の押え部4a、4bとで形成されている書籍のページ保持具であって、本5の見開きページ5aを押える前側の押え部4aが綴じ部5bを跨いで各ページ5aを押える左右一対の脚片状に形成され、また本5の背表紙を跨いで背側5cを押える後側の押え部4bが左右一対の脚片状に形成され、上記前側の押え部4aの左右方向の形成間隔D1が、後側の押え部4bの左右方向の形成間隔D2より大きく選定されると共に、後側の押え部4bが前側の押え部4aの形成間隔D1内に位置決めされて形成されていることを特徴とする(請求項1)。
ここで、後側の押え部4bが前側の押え部4aの形成間隔D1内に位置決めされ、とは後側の押え部4bが前側の押え部4aの形成間隔D1内に納められ、捻りコイルバネ1の復元力で後側の押え部4bは、前側の押え部4aと交差するよう形成されている、ということを意味する。この場合、本発明は、図1Bに示されるように、前側の押え部4aと後側の押え部4bとが線対称に形成されているのが好ましい。なぜならこれによると、前側の押え部4aと後側の押え部4bとがバランス良く交差し、左右安定した状態で本を開かせることができるからである。
また請求項1記載の本発明の場合は、後側の押え部4bの下端が、横バー7で連結されているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、後側の押え部4bの強度が補強され、また横バー7が本5の背表紙に当接し、捻りコイルバネ1の復元力を背表紙に直接加えることができ、本5を一層確実に開かせることができるからである。
なぜならこれによると、後側の押え部4bの強度が補強され、また横バー7が本5の背表紙に当接し、捻りコイルバネ1の復元力を背表紙に直接加えることができ、本5を一層確実に開かせることができるからである。
また請求項1又は2記載の本発明は、線条部材8を介して吸盤9を備え、この吸盤9で懸吊自在に形成されているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、例えば机周りのパソコンの側面等に本体部を吸盤9で吊るして置くことができ、紛失を防止できるからである。
線条部材8としては、例えば糸、紐、ゴム紐、コイルスプリング状に巻回されて伸縮自在に形成されているワイヤ入りの樹脂紐等がある。線条部材8が、ゴム紐や伸縮自在の樹脂紐の場合は、吸着箇所に、コンパクトに且つ体裁良く本体部を配置できる。
なぜならこれによると、例えば机周りのパソコンの側面等に本体部を吸盤9で吊るして置くことができ、紛失を防止できるからである。
線条部材8としては、例えば糸、紐、ゴム紐、コイルスプリング状に巻回されて伸縮自在に形成されているワイヤ入りの樹脂紐等がある。線条部材8が、ゴム紐や伸縮自在の樹脂紐の場合は、吸着箇所に、コンパクトに且つ体裁良く本体部を配置できる。
また請求項1乃至3の何れかに記載の本発明は、前側の押え部4aの左右方向の内側に、前側の押え部4aから一定の間隔をあけて前側の押え部4aより短い補助押え片10を備えて形成されているのが好ましい(請求項4)。
なぜならこれによると、補助押え片10と前側の押え部4aとの間に、前後のページ5aを抜き差しして仮押えでき、使い勝手が良くなるからである。
なぜならこれによると、補助押え片10と前側の押え部4aとの間に、前後のページ5aを抜き差しして仮押えでき、使い勝手が良くなるからである。
本発明は、このように本の見開きページを押える前側の押え部を、綴じ部を跨いで各ページを押える左右一対の脚片状に形成し、また本の背表紙を跨いで背側を押える後側の押え部を、左右一対の脚片状に形成し、上記前側の押え部の左右方向の形成間隔を、後側の押え部の左右方向の形成間隔より大きく選定すると共に、後側の押え部を前側の押え部の形成間隔内に位置決めして形成しているものである。
従って本発明を使用すれば、本が厚い場合や、押えるページの厚さに差があるときでも、ページに痕を付けたり傷めることなく、確実に、且つ安定した状態で本や冊子のページを開いておくことができる。
従って本発明を使用すれば、本が厚い場合や、押えるページの厚さに差があるときでも、ページに痕を付けたり傷めることなく、確実に、且つ安定した状態で本や冊子のページを開いておくことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1等において、1は捻りコイルバネであり、2はこの捻りコイルバネ1の弾発力に抗して互いに接近する方向に手指で操作される前後一対の操作部である。3は、捻りコイルバネ1が巻装されている枢着軸である。また4a、4bは、操作部2が操作されると枢着軸3を中心に外側に回動して押し開かれる前後一対の押え部である。
図1等において、1は捻りコイルバネであり、2はこの捻りコイルバネ1の弾発力に抗して互いに接近する方向に手指で操作される前後一対の操作部である。3は、捻りコイルバネ1が巻装されている枢着軸である。また4a、4bは、操作部2が操作されると枢着軸3を中心に外側に回動して押し開かれる前後一対の押え部である。
本5の見開きページ5aを押える前側の押え部4aは、綴じ部5bを跨いで各ページ5aを押える左右一対の脚片状に形成されている。また本5の背表紙を跨いで背側5cを押える後側の押え部4bも同様、左右一対の脚片状に形成されている。この実施形態の場合、前側の押え部4aと後側の押え部4bとは、線対称に形成されている。なお前側の押え部4aと後側の押え部4bは、ページ5aと背側5cに接触する内面に、滑り止め用の横溝6が複数形成されている。
前側の押え部4aの左右方向の形成間隔D1(図1B参照)は、後側の押え部4bの左右方向の形成間隔D2より大きく選定されている。また後側の押え部4bは、前側の押え部4aの形成間隔D1内に位置決めされて形成されている。従って本発明品は、常時は、図3に示されるように、捻りコイルバネ1の復元力で後側の押え部4bは、前側の押え部4aと交差するよう形成されている。
以上の処において、本発明は、図4、図5等に示されるように、後側の押え部4bの下端が、横バー7で連結されているのでも良い。横バー7は、この実施形態では本5の背側5cに接触する内面に、滑り止め用の横溝6が複数形成されている。この本発明の場合は、横バー7が本5の背表紙に当たるため、捻りコイルバネ1の復元力が背表紙に直接加わることになる。従ってこれによると、本5を一層確実に押し開くことができる。
而して本発明の場合、前側の押え部4aと後側の押え部4bの形状は、任意である。具体的には、押圧時の側面形状が、例えば長円形状(図6参照)、三角形状(図7、図8参照)、逆三角形状(図9、図10参照)、円形状(図11〜図13参照)等に形成されているのでも良い。
また本発明は、図11〜図13に示されるように、線条部材8を介して吸盤9を備え、この吸盤9で懸吊自在に形成されているのでも良い。線条部材8としては、例えば糸、紐、ゴム紐、或いはコイルスプリング状に巻回されたワイヤ入りの伸縮自在の樹脂紐等がある。
また本発明は、図11、図12に示されるように、前側の押え部4aの左右方向の内側に、前側の押え部4aから一定の間隔をあけて前側の押え部4aより短い補助押え片10を備えて形成されているのでも良い。この実施形態では、補助押え片10が前側の押え部4aの隣りに、1個ずつ形成されている。この本発明の場合は、図示されるように、一番上のページ5aを、前側の押え部4aと補助押え片10との間に通して仮押えできる。従ってこれによると、例えばパソコン等に入力する際、前後のページ5aを見返し易くなり、使い勝手が良くなるものである。
1 捻りコイルバネ
2 前後一対の操作部
3 枢着軸
4a 前側の押え部
4b 後側の押え部
5 本
5a ページ
5b 綴じ部
5c 背側
D1 前側の押え部の左右方向の形成間隔
D2 後側の押え部の左右方向の形成間隔
2 前後一対の操作部
3 枢着軸
4a 前側の押え部
4b 後側の押え部
5 本
5a ページ
5b 綴じ部
5c 背側
D1 前側の押え部の左右方向の形成間隔
D2 後側の押え部の左右方向の形成間隔
Claims (4)
- 捻りコイルバネの弾発力に抗して互いに接近する方向に手指で操作される前後一対の操作部と、この操作部が操作されると捻りコイルバネが巻装されている枢着軸を中心に外側に回動して押し開かれる前後一対の押え部とで形成されている書籍のページ保持具であって、本の見開きページを押える前側の押え部が綴じ部を跨いで各ページを押える左右一対の脚片状に形成され、また本の背表紙を跨いで背側を押える後側の押え部が左右一対の脚片状に形成され、上記前側の押え部の左右方向の形成間隔が、後側の押え部の左右方向の形成間隔より大きく選定されると共に、後側の押え部が前側の押え部の形成間隔内に位置決めされて形成されていることを特徴とする書籍のページ保持具。
- 請求項1記載の書籍のページ保持具であって、後側の押え部の下端が、横バーで連結されていることを特徴とする書籍のページ保持具。
- 請求項1又は2記載の書籍のページ保持具であって、線条部材を介して吸盤を備え、この吸盤で懸吊自在に形成されていることを特徴とする書籍のページ保持具。
- 請求項1乃至3の何れかに記載の書籍のページ保持具であって、前側の押え部の左右方向の内側に、前側の押え部から一定の間隔をあけて前側の押え部より短い補助押え片を備えて形成されていることを特徴とする書籍のページ保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003410111A JP2005169702A (ja) | 2003-12-09 | 2003-12-09 | 書籍のページ保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003410111A JP2005169702A (ja) | 2003-12-09 | 2003-12-09 | 書籍のページ保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005169702A true JP2005169702A (ja) | 2005-06-30 |
Family
ID=34731275
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JP2003410111A Pending JP2005169702A (ja) | 2003-12-09 | 2003-12-09 | 書籍のページ保持具 |
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JP (1) | JP2005169702A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5174259B1 (ja) * | 2012-03-23 | 2013-04-03 | 拓也 久冨木 | ページ押さえクリップ |
-
2003
- 2003-12-09 JP JP2003410111A patent/JP2005169702A/ja active Pending
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