JP2005169523A - テーブル位置決め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のテーブル位置決め装置は、フィードバック制御系の調整が困難であり、テーブル位置決め装置自体が大型化してしまう。
【解決手段】 本発明によるテーブル位置決め装置は、定盤11に設けられたガイド12に沿って駆動手段18により第1の方向に移動し、流体軸受15,17を介して定盤11およびガイド12に非接触状態で保持されたテーブル14と、このテーブル14を定盤11と対向する第2の方向に付勢する複数の付勢手段と、第2の方向に沿ったテーブル14の振動を検出する振動検出手段26と、この振動検出手段26によって検出されるテーブル14の振動に応じて複数の付勢手段による付勢力を制御する制御手段とを具える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、定盤に設けられたガイドに沿って移動するテーブルの位置を位置検出手段からの信号に基づいてフィードバック制御するテーブル位置決め装置に関する。
従来、超精密旋盤などの高精度な工作機械における工具送り装置や、半導体製造装置などにおいて加工対象物が搭載されるワークテーブル駆動装置などに利用されるテーブル位置決め装置は、工具や加工対象物が取り付けられるテーブルを高精度な案内装置を介して定盤上に取り付け、テーブルに固定された送りナットに一端側が螺合する送りねじとこの送りねじの他端に連結される回転モータとを用いたり、あるいはリニアモータを用いてテーブルを案内装置に沿って移動させている。特に、上述したような高精度な移動が要求されるテーブルの場合、定盤や案内装置に対してテーブルを空気軸受などの非接触式の流体軸受で支持すると共に固定側の定盤および案内装置と可動側のテーブルとを非接触状態に保つことができるリニアモータを使用し、案内装置に沿って移動するテーブルの位置を高精度に検出しつつ、その位置検出信号を基にリニアモータの作動をフィードバック制御している。
特に高精度なテーブル位置決め装置において、テーブルを高速で移動させるためには、テーブルを駆動制御しているフィードバック制御系の応答特性を向上させる必要があるが、このフィードバック制御系の応答特性は、テーブル位置決め装置の機械的な共振特性などによって制約を受けることが知られている。より具体的には、案内装置の剛性およびテーブルの質量などによって決まるテーブルの移動方向以外の共振に伴う振動がテーブルの移動方向の位置信号として検出され、この信号をフィードバックすることによってフィードバック制御系が不安定になってしまうため、従来ではテーブルの位置検出手段が共振周波数帯域の振動を検出した場合、これがフィードバック制御系に組み込まれないように応答特性を低下させ、フィードバック制御系の安定性を確保するようにしている。
このようなテーブルの移動方向以外の振動による影響を緩和し得るテーブル位置決め装置が特許文献1で提案されており、その主要部の正面形状を図11に示し、その矢視XII部を図12に抽出拡大して示す。すなわち、基準となる定盤1の表面1aに対して流体軸受2を用いて図11中、上下方向(以下、これをZ軸方向と呼称する)に支持されたテーブル3には、定盤1に対して図11中、左右方向(以下、これをY軸方向と呼称する)に配置された図示しないガイドが貫通し、このガイドの基準となる側面と対向するようにテーブル3に組み込まれた図示しない流体軸受によって、テーブル3は図11中、紙面に対して垂直な方向(以下、これをX軸方向と呼称する)にも支持された状態となっている。リニアモータ4は、テーブル3を挟むようにガイドと平行に定盤1に取り付けられる一対の固定子4aと、これら固定子4aと対向するようにテーブル3にそれぞれ連結された一対の可動子4bとを有し、これら一対の可動子4bにはテーブル3のY軸方向に沿った位置を検出するための図示しないレーザー干渉測長器の検出反射鏡5が組み込まれている。また、テーブル3のZ軸方向の変位を検出する変位検出器6がテーブル3の四隅に取り付けられており、これら変位検出器6からの検出データに基づいてZ軸方向のテーブル3の姿勢を修正するためのアクチュエータ7が定盤1の表面1aと対向するテーブル3の裏面3a側の四隅に組み込まれている。
上述したアクチュエータ7は、コイル7aと鉄心7bとを具えた電磁石であるが、図13に示すようなアクティブ軸受が図11に示した流体軸受2の代わりに採用される場合もある。このアクティブ軸受は、テーブル3をZ軸方向に支持するための流体軸受8の開口部8aとテーブル3との間に圧電素子9を介在させ、この圧電素子9に電圧を印加して圧電素子9自体の厚みを変化させ、定盤1の表面1aと流体軸受8の開口部8aとの間隔を強制的に変化させることにより、流体軸受8の支持力を変更可能としたものである。
このようなZ軸方向の変位を検出する変位検出器6とZ軸方向の推力をテーブル3に与えるアクチュエータ7とを用いてZ軸方向のテーブル3の位置と、X軸方向と平行な軸線を中心とするテーブル3の振動、つまりピッチングと、Y軸方向と平行な軸線を中心とするテーブル3の振動、つまりローリングとを制御しながら、リニアモータ4のフィードバック制御を行ってY軸方向のテーブル3の位置決めを行っている。
特開平10−293611号公報
図11〜図13に示した従来のテーブル位置決め装置においては、テーブル3にZ軸方向の推力を与えるアクチュエータ7として電磁石やアクティブ軸受を採用しているため、テーブル3には一方向の推力のみしか発生しない。具体的には、アクチュエータ7が図12に示すような電磁石の場合、テーブル3を定盤1の表面1a側に引き寄せる方向の力が発生するものの、テーブル3を定盤1の表面1aから引き離す方向への力を発生させることはできない。また、アクチュエータ7が図13に示すようなアクティブ軸受の場合、テーブル3を定盤1の表面1aから引き離す方向への推力が発生する反面、テーブル3を定盤1の表面1a側に引き寄せる方向の力を発生させることができない。つまり、定盤1の表面1aと流体軸受8の開口部8aとの間隔が変わるようにアクティブ軸受の圧電素子9を変形させた場合、これと釣り合うような推力がこれらの間に発生するが、圧電素子9の伸縮によって推力の方向が変わるのではなく、推力の大きさが変わるだけである。
このように、従来のテーブル位置決め装置においてテーブル3のZ軸方向の振動を制御するために設けられたアクチュエータ7は、Z軸方向と平行な一方向のみの推力の強弱を制御しているだけであり、フィードバック制御の応答特性がZ軸方向の一方向側と他方向側とで異なるため、その調整を困難なものとしている。
一方、テーブル3が移動するY軸方向以外のテーブル3の振動を減衰させるために用いられるアクチュエータ7による推力と反対方向の力は、流体軸受2が持つばね剛性による反発力を利用することとなるため、フィードバック制御系の応答特性を向上させるためには、流体軸受2のばね剛性を高める必要があり、しかもこのばね剛性に応じた推力をアクチュエータ7が発生することが要求される。しかしながら、流体軸受2のばね剛性やアクチュエータ7の発生推力を増大させようとすると、テーブル位置決め装置自体が大型化してしまう不具合が生ずる。
(発明の目的)
本発明の目的は、フィードバック制御系の調整が容易であって高精度な位置決めを行い得る小型で応答特性が良好なテーブル位置決め装置を提供することにある。
本発明は、定盤と、この定盤に設けられて第1の方向に延在するガイドと、このガイドに沿って第1の方向に移動し得るテーブルと、このテーブルを前記定盤と対向する第2の方向に前記定盤に対して非接触状態に保持するための第1の流体軸受と、前記テーブルを前記第1および第2の方向と直交する第3の方向に前記ガイドに対して非接触状態に保持するための第2の流体軸受と、前記テーブルを前記第1の方向に駆動する駆動手段と、前記定盤に対して前記第1の方向に沿った前記テーブルの位置を検出する位置検出手段と、この位置検出手段によって検出される前記テーブルの位置信号に基づいて前記駆動手段をフィードバック制御する制御手段とを具えたテーブル位置決め装置であって、前記テーブルを前記第2の方向にそれぞれ付勢する複数の付勢手段と、前記第1の方向以外の前記テーブルの振動を検出する振動検出手段と、この振動検出手段によって検出される前記テーブルの振動に応じて前記複数の付勢手段による付勢力をそれぞれ制御する第2の制御手段とをさらに具えたことを特徴とするものである。
本発明において、テーブルは第1および第2の流体軸受により定盤およびガイドに対して非接触状態に保持され、この状態を保ったまま駆動手段によりテーブルが第1の方向に移動する。第1の方向に沿ったテーブルの位置は、位置検出手段により検出され、その検出信号に基づいて駆動手段が制御装置によりフィードバック制御される。第1の方向に沿って移動中に発生するテーブルの第1の方向以外の振動が振動検出手段により検出され、その検出結果に基づいてテーブルに対する複数の付勢手段による付勢力が第2の制御手段によって制御され、第1の方向以外のテーブルの振動が抑制され、第1の方向に沿ったテーブルの位置決めの際の第1の方向以外の振動による悪影響が緩和される。
本発明によるテーブル位置決め装置において、テーブルの中央部にガイドが貫通する貫通孔を形成し、このテーブルの四隅に第2の方向に沿った定盤との間隔を検出するギャップセンサを振動検出手段として取り付けることができる。
駆動手段は、第1の方向に沿って定盤側に所定間隔で配される固定コイル群と、これら固定コイル群と対向するようにテーブル側に所定間隔で配され、当該固定コイル群とで第1の方向に沿ったテーブルの推力を発生する第1の磁石群とを有する可動磁石型のリニアモータであり、複数の付勢手段は、第2の方向に相隔ててテーブル側に配され、固定コイル群とで第2の方向に沿ったテーブルの推力を発生する第2の磁石群を有するものであってよい。この場合、第1の磁石群を挟んで第2の磁石群を第1の方向に相隔てて2組配し、これら第2の磁石群が組み込まれたリニアモータをガイドを挟んでテーブルの両側に配することができる。
駆動手段は、第1の方向に沿って定盤側に所定間隔で配される第1の固定コイル群と、これら固定コイル群と対向するようにテーブル側に所定間隔で配され、当該固定コイル群とで第1の方向に沿ったテーブルの推力を発生する第1の磁石群とを有する可動磁石型のリニアモータであり、複数の付勢手段は、第1の方向に沿って定盤側にそれぞれ所定間隔で配され、配列間隔が相互にずれた第2および第3の固定コイル群と、第2の方向に沿ってテーブル側にそれぞれ所定間隔で配され、第2および第3の固定コイルとで第2の方向に沿ったテーブルの推力を発生する第2および第3の磁石群とを有するものであってよい。この場合、第2および第3の磁石群を第1の方向に沿った第1の磁石群の配列領域よりも広い間隔で第1の方向に相隔ててそれぞれ2組ずつ配し、第2および第3の固定コイル群ならびに第2および第3の磁石群が組み込まれたリニアモータをガイドを挟んでテーブルの両側に配することができる。
駆動手段は、第1の方向に沿って定盤側に所定間隔で配される第1の固定コイル群と、これら固定コイル群と対向するようにテーブル側に所定間隔で配され、当該固定コイル群とで第1の方向に沿ったテーブルの推力を発生する第1の磁石群とを有する可動磁石型のリニアモータであり、複数の付勢手段は、ガイドに形成されて第1の方向に沿って延在する磁力ターゲットと、テーブルに取り付けられ、磁力ターゲットを挟んで第2の方向に対向し、第2の方向に沿ったテーブルの推力を発生する1組の電磁石とを有するものであってよい。この場合、磁力ターゲットを第3の方向に相隔てて一対形成し、一対の電磁石を1組としてこれを第1の方向にそれぞれ相隔てて4組設け、さらにリニアモータをガイドを挟んでテーブルの両側に配することができる。
本発明のテーブル位置決め装置によると、定盤に設けられたガイドに沿って第1の方向に移動するテーブルを定盤と対向する第2の方向に沿ってそれぞれ付勢する複数の付勢手段と、第1の方向以外のテーブルの振動を検出する振動検出手段と、この振動検出手段によって検出されるテーブルの振動に応じて複数の付勢手段による付勢力を制御する第2の制御手段とを具えているので、テーブルを駆動手段によって第1の方向に移動させた場合、第1の方向以外のテーブルの振動を第2の制御手段にて抑制することができる。この結果、第1の方向に沿ったテーブルの位置決めに対するフィードバック制御を容易かつ高い応答性を以て行うことができ、テーブルの高精度な位置決めが可能である。
テーブルの中央部にガイドが貫通する貫通孔を形成し、このテーブルの四隅に第2の方向に沿った定盤との間隔を検出するギャップセンサを振動検出手段として取り付けた場合には、第1および第3の方向に沿った定盤の基準面に対するテーブルの傾きを検出することができる。
駆動手段が、第1の方向に沿って定盤側に所定間隔で配される固定コイル群と、これら固定コイル群と対向するようにテーブル側に所定間隔で配され、当該固定コイル群とで第1の方向に沿ったテーブルの推力を発生する第1の磁石群とを有する可動磁石型のリニアモータであり、複数の付勢手段が、第2の方向に相隔ててテーブル側に配され、固定コイル群とで第2の方向に沿ったテーブルの推力を発生する第2の磁石群を有する場合には、制御性や調整などの容易性を損なうことなく、テーブル位置決め装置をより小型化させることができる。特に、第1の磁石群を挟んで第2の磁石群を第1の方向に相隔てて2組配し、これら第2の磁石群が組み込まれたリニアモータをガイドを挟んでテーブルの両側に配した場合には、第1および第3の方向をそれぞれ回転中心とするテーブルのローリングおよびピッチングによる影響を緩和させることができる。
駆動手段が、第1の方向に沿って定盤側に所定間隔で配される第1の固定コイル群と、これら固定コイル群と対向するようにテーブル側に所定間隔で配され、当該固定コイル群とで第1の方向に沿ったテーブルの推力を発生する第1の磁石群とを有する可動磁石型のリニアモータであり、複数の付勢手段が、第1の方向に沿って定盤側にそれぞれ所定間隔で配され、配列間隔が相互にずれた第2および第3の固定コイル群と、第2の方向に沿ってテーブル側にそれぞれ所定間隔で配され、第2および第3の固定コイルとで第2の方向に沿ったテーブルの推力を発生する第2および第3の磁石群とを有する場合には、制御性や調整などの容易性を損なうことなく、テーブル位置決め装置をより小型化させることができる。特に、第2および第3の磁石群を第1の方向に沿った第1の磁石群の配列領域よりも広い間隔で第1の方向に相隔ててそれぞれ2組ずつ配し、第2および第3の固定コイル群ならびに第2および第3の磁石群が組み込まれたリニアモータをガイドを挟んでテーブルの両側に配した場合には、第1および第3の方向をそれぞれ回転中心とするテーブルのローリングおよびピッチングによる影響を緩和させることができる。
駆動手段が、第1の方向に沿って定盤側に所定間隔で配される第1の固定コイル群と、これら固定コイル群と対向するようにテーブル側に所定間隔で配され、当該固定コイル群とで第1の方向に沿ったテーブルの推力を発生する第1の磁石群とを有する可動磁石型のリニアモータであり、複数の付勢手段が、ガイドに形成されて第1の方向に沿って延在する磁力ターゲットと、テーブルに取り付けられ、磁力ターゲットを挟んで第2の方向に対向し、第2の方向に沿ったテーブルの推力を発生する1組の電磁石とを有する場合には、制御性や調整などの容易性を損なうことなく、テーブル位置決め装置を小型化させることができる。特に、磁力ターゲットを第3の方向に相隔てて一対形成し、一対の電磁石を1組としてこれらを第1の方向にそれぞれ相隔てて4組設け、さらにリニアモータをガイドを挟んでテーブルの両側に配した場合には、第1および第3の方向をそれぞれ回転中心とするテーブルのローリングおよびピッチングによる影響を緩和させることができる。
本発明によるテーブル位置決め装置の実施形態について、図1〜図10を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態のみに限らず、これらをさらに組み合わせたり、特許請求の範囲に記載された本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が可能であり、従って本発明の精神に帰属する他の技術にも当然応用することができる。
第1の実施形態の外観を図1に示し、その分解状態を図2に示し、リニアモータの部分の概念を図3に示し、そのIV−IV矢視断面構造を図4に示す。すなわち、基準となる平面(以下、これを基準面と呼称する)が形成された定盤11には、基準面11aと平行に第1の方向(以下、この方向を便宜的にY軸方向と記述する)に延在するガイド12が設けられ、その長手方向両端部が一対の支持部材13を介して定盤11に固定されている。このガイド12には、定盤11の基準面11aに対して垂直な一対の案内面12aが相互に平行に形成されている。
定盤11の基準面11aと対向する裏面の四隅に流体軸受15が組み込まれたテーブル14には、ガイド12が貫通する貫通穴16が形成され、この貫通穴16の一対の案内面12aと対向する部分にも流体軸受17が組み込まれている。これらの流体軸受15,17は、所定圧の圧縮空気を定盤11の基準面11aおよびガイド12の案内面12aにそれぞれ噴射することにより、テーブル14を定盤11およびガイド12に対して非接状態に保ち、ガイド12に沿ったテーブル14のY軸方向への移動の際の摩擦抵抗を最小限に抑制している。
テーブル14を挟んでガイド12の両側には、本発明における駆動手段としての一対のリニアモータ18が設けられている。
このリニアモータ18の固定子18aは、ガイド12の案内面12aと平行にY軸方向に延在し、その長手方向両端部が連結部材19を介して支持部材13に固定されている。固定子18aの内外両面には、定盤11の基準面11aに対して垂直な第2の方向(以下、この方向を便宜的にZ軸方向と記述する)に延在する一対のZ軸方向延在部20aと、定盤11の基準面11aと平行に延在する一対のY軸方向延在部20bとを有するコイル20が所定間隔で形成されており、図示しない給電機構によって任意の量の直流電流を任意の向きにそれぞれ個別に流すことができるようになっている。本実施形態では、Y軸方向に隣り合う2つのコイル20における近接する2つのZ軸方向延在部20aの間隔を1Pとした場合、個々のコイル20における一対のZ軸方向延在部20aの間隔が3Pとなるように設定されている。
この固定子18aが貫通する貫通孔21を形成したリニアモータ18の可動子18bは、テーブル14の側端面にそれぞれ一体的に連結されている。可動子18bに形成された貫通孔21は、テーブル14が定盤11の基準面11aと対向するZ軸方向に所定量だけ変位し得るように、固定子18aとの間に所定量の隙間22が形成されている。これら可動子18bの貫通孔21内には、固定子18aの内外両面に設けられたコイル20のZ軸方向延在部20aと対向し得る第1の磁石23群と、Y軸方向延在部20bと対向し得る第2の磁石24群とがそれぞれ組み込まれている。本実施形態における第2の磁石24群は、Y軸方向に沿った可動子18bの両端部に配され、これら第2の磁石24群の間に第1の磁石23群が位置するようになっている。また、第1の磁石23群は、上述した3P間隔でS極とN極とがY軸方向に沿って交互に現れるように配され、第2の磁石24群は、固定子18aの内面側において一方がS極,他方がN極に設定され、固定子18aの外面側において一方がN極,他方がS極となるように設定され、それぞれ3P分の長さをY軸方向に有する。このため、第2の磁石24群が隣接する2つのコイル20のY軸方向延在部20bに同時に対向している場合でも、これら2つのコイル20に同じ方向に同じ量の電流を供給することで、単一のコイル20のY軸方向延在部20bにのみ第2の磁石24群が対向した状態にある場合と同じ推力が得られる。また、常にZ軸方向延在部20aとY軸方向延在部20bとが接続するコイル20の四つの屈曲部分に第2の磁石24群が重なった状態となっているため、個々のコイル20の屈曲部分の影響を相殺することができる。
なお、Y軸方向に隔てた2組の第2の磁石24群の間隔は、nを整数とした場合、(3n+1)Pに設定され、少なくとも一方の組の第2の磁石24群が常に1つのコイル20のY軸方向延在部20bに対して完全に重なり合うように配慮している。
従って、第1の磁石23群と対向状態にある特定のコイル20に電流を流すことにより、ローレンツ力がY軸方向に発生し、このローレンツ力がテーブル14に対するY軸方向の推力となり、これによってテーブル14はY軸方向に所定距離だけ移動する。同様に、第2の磁石24群と対向状態にあるコイル20に電流を流すと、ローレンツ力がZ軸方向に発生してテーブル14にZ軸方向の推力が与えられる。つまり、第2の磁石24群と対向状態にあるコイル20に対する電流量およびその通電方向を制御することにより、可動子18bには上述したY軸方向の推力の他に、任意の大きさを持ったZ軸方向の推力が独立して付与される。
Z軸方向に沿ったテーブル14の推力は、コイル20に供給される電流量にほぼ比例する。この場合、本実施形態では第2の磁石24群が4組設けられているため、各組の第2の磁石24群と対向するコイル20に対して個別に電流の制御を行うことにより、テーブル14の四隅に作用するZ軸方向の推力を別々に調整することができる。このため、テーブル14の基準面11aに対するZ軸方向のテーブル14の位置と、Y軸およびZ軸に直交する第3の方向(以下、この方向を便宜的にX軸方向と記述する)と平行な軸線を中心とするテーブル14のピッチングと、Y軸方向と平行な軸線を中心とするテーブル14のローリングとを制御することが可能である。この結果、テーブル14のY軸方向に沿った移動位置を設定するフィードバック制御系から、上述したピッチングやローリングなどの共振による影響を排除でき、Y軸方向に沿ったテーブル14の移動に対するフィードバック制御の応答特性を改善することができる。
一対のリニアモータ18の可動子18bには、本発明における位置検出手段としての図示しないレーザー測長器の検出反射鏡25がそれぞれ固定され、Y軸方向に沿ったテーブル14の位置がレーザー測長器によって検出され、その検出位置情報が図示しない制御装置に出力されるようになっている。
テーブル14の四隅には、定盤11の基準面11aからのZ軸方向に沿った距離を検出することにより、定盤11の基準面11aに対するテーブル14の位置および姿勢を検出するための変位検出器26が固定されており、本発明における振動検出手段として機能するこれら変位検出器26からの検出信号が制御装置に出力されるようになっている。
本実施形態における制御装置は、リニアモータ18のフィードバック制御を行う本発明における制御手段と、第2の磁石24群を用いてテーブル14に与えられるZ軸方向の推力を制御する第2の制御手段とを一体化したものである。
テーブル14をY軸方向の所定位置に移動する場合、レーザー測長器からの位置信号を基に第1の磁石23群と対向する特定のコイル20に電流を供給する一方、上述した変位検出器26からの検出信号に基づいてZ軸方向のテーブル14の位置と、上述したテーブル14のピッチングおよびローリングとを検出し、定盤11の基準面11aからのテーブル14の高さが一定となると共にテーブル14のピッチングおよびローリングが最小となるように、4組の第2の磁石24群と対向するコイル20に対して適切な量の電流をそれぞれ独立に供給する。これにより、Y軸方向以外のテーブル14の振動による外乱を最小限に抑えることが可能となり、レーザー測長器からの位置信号に基づくフィードバック制御の応答性を高めることができる。
この場合、第2の磁石24群を用いてテーブル14に与えられる推力は、上述したようにローレンツ力に起因してZ軸方向の一方側と他方側とに任意に切り換えることができるため、Z軸方向の一方側と他方側とで推力応答特性に差がなくなり、フィードバック制御系の調整を容易に行うことができる。しかも、流体軸受15,17のばね剛性を高める必要がなくなる分、その軸受面積を小さくすることができ、テーブル位置決め装置自体の小型化が可能となる。
上述した実施形態では、付勢手段としてテーブル14に与えるZ軸方向の推力をコイル20と第2の磁石24群とを有するリニアモータ18によって発生させるようにしたが、このようなリニアモータ18に対して独立したリニアモータ、つまり電磁アクチュエータを本発明の付勢手段として利用することも可能である。このような駆動機構部分の他の実施形態の概念を図5に示し、そのVI−VI矢視断面構造を図6に示すが、先の実施形態と同一機能の要素にはこれと同一符号を記すに止め、重複する説明は省略するものとする。
すなわち、リニアモータ18の固定子18aには、先の実施形態におけるリニアモータ18用のコイル20の他に、配列間隔がY軸方向に沿って相互に半ピッチずれた第2および第3の固定コイル27,28群がそれぞれ3P間隔でY軸方向に沿って配されている。これら第2および第3の固定コイル27,28群は、何れもY軸方向延在部27b,28bがコイル20のY軸方向延在部20bとほぼ同じ長さを有し、Z軸方向延在部27a,28aの長さを最小に抑えた偏平な形状をそれぞれ有する。
一方、リニアモータ18の可動子18bには、第2および第3の固定コイル27,28群のY軸方向延在部27b,28bの一部にそれぞれ重なり合う第2および第3の磁石29,30群がZ軸方向に一直線状に並ぶように固定され、これらはY軸方向に沿った第1の磁石23群の配列領域よりも広い間隔でY軸方向に相隔てて2組ずつ配されている。Z軸方向に一直線状に並ぶ第2および第3の磁石29,30群は、S極とN極とが交互に現れるように磁極の向きが設定され、さらに固定子18aを挟んで対向する一方がS極,他方がN極となるように設定されている。
本実施形態のように、第2および第3の固定コイル27,28群の位相をY軸方向に沿ってずらすことにより、第2および第3の固定コイル27,28群に対する第2および第3の磁石29,30群の相対位置に応じて第2および第3の固定コイル27,28群に対する通電を切り換えて使用することができ、固定子18aに対して可動子18bがどのような位置にあっても、テーブル14に対してZ軸方向に発生する推力を常に電流値に比例して一定に設定することができる。
従って、本実施形態においては、コイル20に通電することによってY軸方向へのテーブル14の移動に対して独立に、上述した第2および第3の磁石29,30群と対向状態にある第2および第3の固定コイル27,28群に所定の向きおよび量の電流を供給することにより、テーブル14に対してZ軸方向に発生する推力を任意に制御することができ、先の実施形態と同様に、Y軸方向以外のテーブル14の振動による外乱を最小限に抑えることが可能となり、レーザー測長器からの位置信号に基づくフィードバック制御の応答性を高めることができる。
本発明の付勢手段として、相互に逆向きに作用する一対の単純な磁力を利用することも可能であり、このような本発明によるテーブル位置決め装置の別な実施形態の外観を図7に示し、その分解状態を図8に示し、リニアモータ18の部分の概念を図9に示し、そのX−X矢視断面構造を図10に示すが、先の実施形態と同一機能の要素にはこれと同一符号を記すに止め、重複する説明は省略するものとする。
すなわち、定盤11の基準面11aと対向するガイド12の図示しない裏面およびその反対側に位置する表面12bには、それぞれY軸方向に沿って相互に平行に延在する磁力ターゲット31が2本ずつX軸方向に相隔てて設けられている。テーブル14の貫通穴16内には、これら磁力ターゲット31と対向するようにY軸方向に相隔てて4組(8個)の電磁石32が組み込まれており、これら8個の電磁石32に対する通電量を変更することによって、磁力ターゲット31に対して電磁石32の吸引力、つまり推力を調整することができる。本実施形態における各磁力ターゲット31は鋼板を積層したものであり、これを高い面精度が要求されるガイド12の案内面12aではなく、それほど高い面精度が要求されないガイド12の表裏面に埋め込んでいるため、電磁石32と共に鉄損や過電流損の影響を受けない磁気特性の良好な付勢手段として使用することが可能である。
本実施形態においても、リニアモータ18によってY軸方向にテーブル14を移動させた場合、テーブル14に発生するピッチングやローリングなどを変位検出器26によって検出し、これが最小となるように上述した4組の電磁石32に対する通電量を制御してZ軸方向の適当な推力をテーブル14に与えることにより、レーザー測長器からの位置信号に基づくリニアモータ18に対するフィードバック制御の応答性を高めることができ、テーブル14を迅速かつ高精度に所望の位置に移動させることができる。
本発明におけるテーブル位置決め装置の一実施形態の外観を表す立体投影図である。 図1に示した実施形態を分解状態で表す立体投影図である。 図1に示した実施形態におけるリニアモータの構造を模式的に表す概念図である。 図3中のIV−IV矢視に沿った断面図である。 リニアモータの他の実施形態の構造を模式的に表す概念図である。 図5中のVI−VI矢視に沿った断面図である。 本発明におけるテーブル位置決め装置の他の実施形態の外観を表す立体投影図である。 図7に示した実施形態を分解状態で表す立体投影図である。 図7に示した実施形態におけるリニアモータの構造を模式的に表す概念図である。 図9中のX−X矢視に沿った断面図である。 従来のテーブル位置決め装置の一例を表す正面図である。 図11に示したテーブル位置決め装置におけるテーブル保持手段の一例を拡大状態で表す正面図である。 図11に示したテーブル位置決め装置におけるテーブル保持手段の他の一例を拡大状態で表す正面図である。
符号の説明
11 定盤
11a 基準面
12 ガイド
12a 案内面
12b 表面
13 支持部材
14 テーブル
15 流体軸受
16 貫通穴
17 流体軸受
18 リニアモータ
18a 固定子
18b 可動子
19 連結部材
20 コイル
20a Z軸方向延在部
20b Y軸方向延在部
21 貫通孔
22 隙間
23 第1の磁石
24 第2の磁石
25 検出反射鏡
26 変位検出器
27,28 第2および第3の固定コイル
27b,28b Y軸方向延在部
27a,28a Z軸方向延在部
29,30 第2および第3の磁石
31 磁力ターゲット
32 電磁石

Claims (8)

  1. 定盤と、この定盤に設けられて第1の方向に延在するガイドと、このガイドに沿って第1の方向に移動し得るテーブルと、このテーブルを前記定盤と対向する第2の方向に前記定盤に対して非接触状態に保持するための第1の流体軸受と、前記テーブルを前記第1および第2の方向と直交する第3の方向に前記ガイドに対して非接触状態に保持するための第2の流体軸受と、前記テーブルを前記第1の方向に駆動する駆動手段と、前記定盤に対して前記第1の方向に沿った前記テーブルの位置を検出する位置検出手段と、この位置検出手段によって検出される前記テーブルの位置信号に基づいて前記駆動手段をフィードバック制御する制御手段とを具えたテーブル位置決め装置であって、
    前記テーブルを前記第2の方向にそれぞれ付勢する複数の付勢手段と、
    前記第1の方向以外の前記テーブルの振動を検出する振動検出手段と、
    この振動検出手段によって検出される前記テーブルの振動に応じて前記複数の付勢手段による付勢力をそれぞれ制御する第2の制御手段と
    をさらに具えたことを特徴とするテーブル位置決め装置。
  2. 前記テーブルは、前記ガイドが貫通する貫通孔をその中央部に有し、前記振動検出手段は、前記テーブルの四隅に取り付けられて前記第2の方向に沿った前記定盤との間隔を検出するギャップセンサであることを特徴とする請求項1に記載のテーブル位置決め装置。
  3. 前記駆動手段は、前記第1の方向に沿って前記定盤側に所定間隔で配される固定コイル群と、これら固定コイル群と対向するように前記テーブル側に所定間隔で配され、当該固定コイル群とで前記第1の方向に沿った前記テーブルの推力を発生する第1の磁石群とを有する可動磁石型のリニアモータであり、
    前記複数の付勢手段は、前記第2の方向に相隔てて前記テーブル側に配され、前記固定コイル群とで前記第2の方向に沿った前記テーブルの推力を発生する第2の磁石群を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテーブル位置決め装置。
  4. 前記第2の磁石群は、前記第1の磁石群を挟んで前記第1の方向に相隔てて2組配され、これら第2の磁石群を組み込んだ前記リニアモータが前記ガイドを挟んで前記テーブルの両側に配されていることを特徴とする請求項3に記載のテーブル位置決め装置。
  5. 前記駆動手段は、前記第1の方向に沿って前記定盤側に所定間隔で配される第1の固定コイル群と、これら固定コイル群と対向するように前記テーブル側に所定間隔で配され、当該固定コイル群とで前記第1の方向に沿った前記テーブルの推力を発生する第1の磁石群とを有する可動磁石型のリニアモータであり、
    前記複数の付勢手段は、前記第1の方向に沿って前記定盤側にそれぞれ所定間隔で配され、配列間隔が相互にずれた第2および第3の固定コイル群と、前記第2の方向に沿って前記テーブル側にそれぞれ所定間隔で配され、前記第2および第3の固定コイルとで前記第2の方向に沿った前記テーブルの推力を発生する第2および第3の磁石群とを有し、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテーブル位置決め装置。
  6. 前記第2および第3の磁石群は、前記第1の方向に沿った前記第1の磁石群の配列領域よりも広い間隔で前記第1の方向に相隔ててそれぞれ2組ずつ配され、前記第2および第3の固定コイル群ならびに前記第2および第3の磁石群を組み込んだ前記リニアモータが前記ガイドを挟んで前記テーブルの両側に配されていることを特徴とする請求項5に記載のテーブル位置決め装置。
  7. 前記駆動手段は、前記第1の方向に沿って前記定盤側に所定間隔で配される第1の固定コイル群と、これら固定コイル群と対向するように前記テーブル側に所定間隔で配され、当該固定コイル群とで前記第1の方向に沿った前記テーブルの推力を発生する第1の磁石群とを有する可動磁石型のリニアモータであり、
    前記複数の付勢手段は、前記ガイドに形成されて前記第1の方向に沿って延在する磁力ターゲットと、前記テーブルに取り付けられ、前記磁力ターゲットを挟んで前記第2の方向に対向し、前記第2の方向に沿った前記テーブルの推力を発生する1組の電磁石とを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテーブル位置決め装置。
  8. 前記磁力ターゲットは、前記第3の方向に相隔てて一対形成され、前記一対の電磁石を1組としてこれが前記第1の方向にそれぞれ相隔てて4組設けられ、さらに前記リニアモータが前記ガイドを挟んで前記テーブルの両側に配されていることを特徴とする請求項7に記載のテーブル位置決め装置。
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