JP2005168941A - 眼科撮像方法、眼科光学アダプタ、および眼科光学装置 - Google Patents

眼科撮像方法、眼科光学アダプタ、および眼科光学装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 非接触かつ高い安全性で眼科光学アダプタを用いることができ、被検眼の有する光学特性を補正し高画質な眼科撮影/観察/検査を行なえるようにする。
【解決手段】 平面18として構成された第1面と、被検眼Eの角膜にほぼ等しい曲率を有する凹面15として構成された第2面と、被検眼に装着された際、被検眼の眼窩部周辺に密着し、第2面が被検眼角膜と非接触でかつ被検眼角膜と所定の間隙を形成するよう位置決めするフランジ部14、第2面と被検眼角膜との間の間隙に水を注入するための注入口12を有するアイカップアダプタ11を被検眼の眼科光学装置による撮影/観察に用いる。アイカップアダプタ11をフランジ部14を介して被検眼に装着し、液体注入口12から被検眼角膜との間の間隙に水を注入することにより、高い安全性を確保でき、また、アイカップアダプタ11により被検眼の光学的収差の影響を排除し、眼科光学装置を介して高倍率で撮影/観察を行なうことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、超狭角/超高倍率で被検眼の観察/撮影を行なうための眼科撮像方法、眼科光学アダプタ、および眼科光学装置に関するものである。
従来の眼底カメラの撮影範囲は、高倍率の製品でもせいぜい画角で20度程度であり、眼底血管を診断可能な程度までクローズアップして観察することが可能な1度(網膜上で0.3mm)程度の高倍率/超狭角な撮影を行なえる眼底カメラは実現されていなかった。このような高倍率化は、単に従来の眼底カメラの結像倍率を高倍率にし、あるいはさらに装置を高解像度化するだけでは実現できなかった。
この理由は、被写体である人眼の球面収差(以下、単に収差と表記する)がゼロではないためで、この収差量のために被写体も含めた上での高解像度が実現できない要因になっていた。ちなみに人眼の収差量はスポットサイズで16μm程度あり、これが得られる画像の解像度の限界を決めてしまう。
一方、眼底の細動脈は30μm、毛細血管は10μm程度の直径であるから、結像光学系を単に高倍率化しただけではこれらの血管を診断可能なレベルの解像度を有する画像を得ることは不可能である。
この問題を解決するためにはGoldman型コンタクトレンズ(下記の非特許文献1)を眼球に乗せて被検眼のレンズのパワーを打ち消す方法が考えられる。この方法によれば収差が減少し、前述のスポットサイズを4〜3μm程度まで改善することがシミュレーションで確認されている。Goldman型コンタクトレンズは次のような光学原理に基づく。
人眼の焦点距離は約17mm程度で、眼底カメラの観察/撮影に影響する収差は角膜入射時に発生する。これは角膜の曲率半径が7.7mm程度の曲りの大きい曲面となっているためである。Goldman型コンタクトレンズは、眼底カメラに向けられる片面が平面、他方の面(被検眼に対する接触面)が凹面のPMMA(メタクリル/アクリル)樹脂などの材料から構成されたコンタクトレンズである。このような平凹レンズとして構成されたGoldman型コンタクトレンズを被検眼に装着することにより、上記の角膜で生じる収差量を打ち消すことができる。
また、コンタクトレンズを用いて眼底カメラの眼底観察用光学系の見掛けの画角を変更する技術も知られている(下記の特許文献1)。
「眼科器械の使い方」 医学書院 1992年9月15日(第3版第1刷) P180〜181 特開平10−174676号公報
しかしながら、上述のような従来のコンタクトレンズ方式の眼科光学アダプタは、いずれも角膜に直接接触して用いるために点眼麻酔を使う必要があり、また角膜を傷付ける危険性が高い、などの問題点がある。
また、従来のコンタクトレンズ方式の眼科光学アダプタを用いて眼底を撮影しようとすると、通常の倍率の眼底カメラ(特別な光学アダプタを使用せずに撮影する眼底カメラ)ではコンタクトレンズの表面反射が撮影像にかぶってしまい、良好な像が得られない、という問題がある。
そこで、被検者(患者)の苦痛を低減する、また点眼麻酔を不要とする見地から、適当な装着手段を用いて、上述の各種の目的に応じて作成されたコンタクトレンズ方式の眼科光学アダプタと同等の光学部材を角膜から離間させた状態に位置決めして用いることも考えられる。このような構成でもコンタクトレンズの目的、たとえば収差キャンセル機能は同様に達成できるものと考えられるが、被検眼とコンタクトレンズの光軸は精密に合せなければならず、もし光軸ずれなどが生じた場合は収差に関してはかえって逆効果となる問題がある。また、この構成では、角膜の表面反射が画質に影響を与えるし、角膜が空気と触れているため、まばたきが不可能である状態での装着であれば被検者(患者)に与える不快感はやはり大きくなる。
本発明の課題は、上記の問題に鑑み、非接触かつ高い安全性で眼科光学アダプタを用いることができ、眼科光学装置の撮影または観察に作用する被検眼の有する光学特性、たとえば球面収差を補正し、これによりたとえば高倍率かつ超狭角で外乱光の影響が少なく高画質な眼科撮影/観察/検査を行なえるようにすることにある。
上記課題を解決するため、本発明の眼科撮像方法、および眼科光学アダプタにおいては、所定の屈折力を有する個体レンズと、所定の屈折力を有するとともに前記個体レンズと密着した液体レンズと、前記個体レンズが被検眼と非接触状態で、かつ前記液体レンズは被検眼の角膜に接触状態を保つよう位置決めする位置決め手段とを有する眼科光学アダプタを前記位置決め手段により被検眼に対して位置決めした状態において、眼科光学装置を介して被検眼の画像を取得する構成を採用した。
また、本発明の眼科光学アダプタにおいては、前記個体レンズおよび前記液体レンズが構成する合成レンズが負の屈折力を有し、眼科光学装置の撮影または観察に作用する被検眼の有する球面収差を補正する構成を採用した。
また、本発明の眼科光学アダプタにおいては、前記液体レンズを構成する液体を注入または排出する開放部を前記個体レンズに設けた構成を採用した。
また、本発明の眼科光学アダプタ、および該眼科光学アダプタを用いて被検眼の観察または撮影を行なう眼科光学装置においては、前記眼科光学アダプタを介して被検眼の観察または撮影を行なう主光学系中に、主光学系と同軸の照明光軸を形成するよう照明光学系の照明光を導入するビームスプリッタ手段を配置した構成を採用した。
また、本発明の眼科光学アダプタ、および該眼科光学アダプタを用いて被検眼の観察または撮影を行なう眼科光学装置においては、照明光軸とほぼ垂直に交差するよう形成された眼科光学アダプタの照明光入射面を介して照明光を照射するよう、前記眼科光学アダプタを介して被検眼の観察または撮影を行なう主光学系の光軸と交差するよう照明光学系の照明光軸を配置した構成を採用した。
また、本発明の眼科光学アダプタ、および該眼科光学アダプタを用いて被検眼の観察または撮影を行なう眼科光学装置においては、眼科光学アダプタの光結合手段を介して前記眼科光学アダプタに照明光を導入する光ファイバを有する構成を採用した。
また、本発明の眼科光学アダプタ、および該眼科光学アダプタを用いて被検眼の観察または撮影を行なう眼科光学装置においては、前記眼科光学アダプタを介して被検眼の観察または撮影を行なう主光学系に設けられた変倍手段と、前記変倍手段の倍率選択に応じて照明系に挿入される、照明光源に起因する外乱反射光を除去する反射光除去部材を有する構成を採用した。
本発明の眼科撮像方法、および眼科光学アダプタにおいては、所定の屈折力を有する個体レンズと、所定の屈折力を有するとともに前記個体レンズと密着した液体レンズとから成る構成を採用することにより、非接触かつ高い安全性で被検眼の光学特性の影響を排除し、外乱光の影響を低減し、高画質な眼科撮影/観察/検査を行なえる、という優れた効果がある。
本発明の眼科光学アダプタにおいては、前記個体レンズおよび前記液体レンズが構成する合成レンズが負の屈折力を有し、眼科光学装置の撮影または観察に作用する被検眼の有する球面収差を補正する構成を採用することにより、眼科光学装置によって高倍率かつ超狭角で高画質な眼科撮影/観察/検査を行なえる、という優れた効果がある。
本発明の眼科光学アダプタにおいては、液体レンズを構成する液体を注入または排出する開放部を前記個体レンズに設ける構成を採用することにより、液体レンズを構成する液体の注入または排出を容易に行なえ、眼科撮影/観察/検査の利便性を高めることができる。
本発明の眼科光学アダプタ、および該眼科光学アダプタを用いて被検眼の観察または撮影を行なう眼科光学装置においては、眼科光学装置の主光学系中に、主光学系と同軸の照明光軸を形成するよう照明光学系の照明光を導入するビームスプリッタ手段を配置する構成により、外乱光の影響を低減し、高画質の眼科撮影/観察/検査を行なえる、という優れた効果がある。
本発明の眼科光学アダプタ、および該眼科光学アダプタを用いて被検眼の観察または撮影を行なう眼科光学装置においては、眼科光学アダプタの照明光入射面を介して照明光を照射するよう、前記眼科光学アダプタを介して被検眼の観察または撮影を行なう主光学系の光軸と交差するよう照明光学系の照明光軸を配置する構成により、外乱光の影響を低減し、高画質の眼科撮影/観察/検査を行なえる、という優れた効果がある。
本発明の眼科光学アダプタ、および該眼科光学アダプタを用いて被検眼の観察または撮影を行なう眼科光学装置においては、眼科光学アダプタに設けた光結合手段に光ファイバを結合し、前記眼科光学アダプタに照明光を導入する構成により、外乱光の影響を低減し、また、常にほぼ一定の照明条件を容易に形成でき、高画質の眼科撮影/観察/検査を行なえる、という優れた効果がある。
本発明の眼科光学アダプタ、および該眼科光学アダプタを用いて被検眼の観察または撮影を行なう眼科光学装置においては、前記眼科光学アダプタを介して被検眼の観察または撮影を行なう主光学系に設けられた変倍手段と、前記変倍手段の倍率選択に応じて照明系に挿入される、照明光源に起因する外乱反射光を除去する反射光除去部材を有する構成により、外乱光の影響を低減し、高画質の眼科撮影/観察/検査を行なえる、という優れた効果がある。
以下では、眼底カメラなどの眼科光学装置とともに使用する眼科光学アダプタ、および眼科光学アダプタを用いる場合に好適な眼科光学装置の構成を例示する。
図1は本発明を採用した眼科光学アダプタの構成を示している。
本発明の眼科光学アダプタは、少なくとも所定の屈折力(diopter)を有する個体レンズと、個体レンズと密着した液体レンズと、個体レンズが被検眼と非接触状態で、かつ前記液体レンズは被検眼の角膜に接触状態を保つよう位置決めする位置決め手段とを含んで構成される。
図1のアイカップアダプタ11は、上記の個体レンズを構成するもので、図1上部に外観形状を、また同図左側に断面形状を示すように、Goldmanコンタクトレンズと同様の平凹形状で、ガラスないし樹脂(PMMAなど)などの光透過性を有する材質から一体形成される。あるいは、複数部品から構成する場合でも、少なくとも下記の第1面と第2面の間が光透過性を有するよう形成される。
アイカップアダプタ11は、第1面(第1光学面)として機能する平面18、第2面(第2光学面)として機能する凹部15およびフランジ部14から成る構成を有する。
アイカップアダプタ11のフランジ部14は、上記の位置決め手段を構成するもので、人間(あるいは他の被検体)の眼窩周囲にほぼ相当する形状/サイズに形成されている。これにより、アイカップアダプタ11は、図1右側に示すように被検眼Eの眼窩部(瞼ないしその周囲。以下単に眼窩部という)にフランジ部14を当てて密着させることにより単眼ゴーグル形式で被検眼Eに装着することができる。
被検眼Eへの装着時、アイカップアダプタ11の凹部15は被検眼Eの角膜側に位置することになるが、凹部15の曲率Rは、平均的な被検眼Eの角膜の曲率とほぼ等しい曲率(あるいはそれよりわずかに緩い曲率)として構成される(たとえばR=7.7mm程度)。これにより、このとき凹部15と被検眼Eの角膜の間には数mm(たとえば3mm程度)の隙間が形成されるよう、先のフランジ部14の形状および寸法が決定される。なお、個人差(あるいは年齢差)の条件を吸収するために、アイカップアダプタ11の寸法(あるいは形状)は一定である必要はなく、異なるサイズの製品をユーザ(検者/医師)に供給し、上記条件に応じて適宜選択できるようにしておくとよい。
そして、凹部15と被検眼Eの角膜の間の間隙には、上記の液体レンズを構成する水(あるいは他の適当な液体、たとえば蒸留水、生理食塩水や、被検眼に対して低刺激な薬剤溶液など。以下では便宜上、単に水を例示する)を注入して眼底カメラにより観察/撮影を行なう。このため、アイカップアダプタ11には注入口12を設けておく。水の注入は、アイカップアダプタ11を被検眼Eに装着した後、不図示のポンプなどの手段によって行なう。なお、図では注入口12は1つのみしか示していないが、注入口12の数は任意であり、また、さらに必要に応じて水抜きを行なうための孔(排出口)や、エア抜き用の孔(エア抜き孔)を設けておき、これらの孔から必要に応じてポンプなどの適当な手段を用いて水抜き/エア抜きを行なうことができる(具体的な構成については後述の図7および図8を参照)。
なお、上記の注入口12、排出口、エア抜き孔などの名称は単に便宜上のもので、本発明の眼科光学アダプタにおいて、液体レンズを構成する液体を注入または排出可能な開放部として構成されていれば良く、この開放部にはたとえば、貫通孔のみならず個体レンズに設けた溝や切り欠きのような形態も含まれる。
本実施例のアイカップアダプタ11(個体レンズ)は、図2に示すように液体レンズ(13)を介して角膜から離間して装着されるので、Goldmanコンタクトレンズなどの公知の眼科光学アダプタとは異なり、被検眼Eに対しては非接触で用いることができ被検眼の角膜には一切触れない。
図2は、図1のアイカップアダプタ11を被検眼Eに装着した状態を示している。アイカップアダプタ11はフランジ部14の部分で被検眼Eの眼窩部に密着しており、凹部15と被検眼Eの角膜の間には注入口12から水13が注入されている。前述のように、凹部15の曲率が平均的な被検眼Eの角膜の曲率とほぼ等しいとすれば、水13が構成する液体レンズの光学的機能は屈折力(diopter)=0のメニスカスレンズと同等である。
そして、本実施例において、アイカップアダプタ11(個体レンズ)および水(液体レンズ)13が構成する合成レンズは、Goldman型コンタクトレンズと同様、負の屈折力(diopter)を与えられており、被検眼Eの主に角膜で生じる球面収差をほぼ打ち消す(キャンセルする)ものである。なお、本実施例では、被検眼の球面収差補正のため、アイカップアダプタ11(個体レンズ)および水(液体レンズ)13が構成する合成レンズは、負の屈折力を有するものであるが、眼科光学アダプタの目的によってはこれら個体レンズおよび液体レンズの屈折力(diopter)の設定は任意であり、目的に応じて当業者が変更することができる。
したがって、アイカップアダプタ11を装着した上、眼底カメラを用いて観察/撮影を行なえば、アイカップアダプタ11および水13が構成する個体/液体レンズにより被検眼Eの球面収差を補正し、被検眼Eの収差の影響を受けることなく高倍率の撮影を行なうことができる。図1および図2に示したようなアイカップアダプタ11の光学シミュレーションの結果によれば、眼球の収差が4〜3μm程度までは改善することができると考えられる。
したがって、本実施例のアイカップアダプタ11によれば、血管を診断可能な程度までクローズアップして観察することが可能な1度(網膜上で0.3mm)程度の倍率を持つ眼底カメラを実現することができ、このような眼底カメラによれば、眼底血管中の血球の流れなどを直接観察し、たとえば動脈硬化の程度などを診断することができる。
そして、図1および図2に示したようにアイカップアダプタ11と角膜の隙間に水を注入する方式を採用することにより、アイカップアダプタ11の角膜接触を避けることができ、また、点限麻酔の必要がないし、角膜を傷付ける危険性を極めて低くすることができる。
図2の構成では、前述のようにアイカップアダプタ11を非接触で用い水を注入しない構成よりも、本実施形態のようにアイカップアダプタ11と被検眼Eの間に水13を注入する構成では、眼とアイカップアダプタ11から成る合成光学系の焦点距離が多少長くなる(空気よりも水の方が屈折率が大きい(1.33>1.0)ため)が、収差キャンセルについてはほぼ同程度の効果を得ることができる。
また、各媒質の屈折率はそれぞれアイカップアダプタ11の屈折率n=1.49(PMMA材質の場合)、水の屈折率n=1.33、人眼の角膜屈折率n=1.38程度であり、各媒質の屈折率は比較的近い。前述のようにアイカップアダプタ11を非接触で用い水を注入しない構成では、アイカップアダプタ11と被検眼Eの光軸がずれた場合は収差は改善せず、逆に悪化する可能性(片ボケの画像となる)があるが、本実施形態のようにアイカップアダプタ11と被検眼Eの間に水13を注入する構成では、アイカップアダプタ11と被検眼Eの角膜の間を屈折率の近い水(ないし液体)13が埋めることになるので、アイカップアダプタ11と被検眼Eの光軸ずれが生じた場合でも急激に収差が悪化することがない。さらに、水と被検眼Eの角膜の屈折率が近いことから、角膜の表面反射の影響を低減できる、というメリットもある。
図3〜図6は、図1および図2のアイカップアダプタ11とともに用いるに好適な眼底カメラの構成例、特にその照明系の構成を中心に示したものである。図3〜図6では同一ないし相当する部材には同一符号を付し、それぞれについては重複した説明は省略する。
図3の構成は、撮影/観察光学系(以下主光学系という)の光軸と照明光軸を同軸に置いた構成例である。図3では、主光学系の対物レンズ21および結像レンズ23の間に偏光ビームスプリッタ22を配置し、照明レンズ26、コンデンサーレンズ27、およびランプ28から成る照明系の照明光を導入している。被検眼Eには前述のように構成されたアイカップアダプタ11を装着してある。
図3の構成では、観察および撮影は、CCD(あるいはCMOS)センサなどから成る撮像素子24で眼底像を撮影し、モニタ25にその画像を表示することにより行なうようになっているが、もちろん接眼レンズなどの観察光学系を介して検者が直接眼底像を観察できるようにしてもよい。
照明光はアイカップアダプタ11の入射平面から被検眼E中に照射される。前述のように構成されたアイカップアダプタ11を装着することにより、主光学系の対物レンズ21および結像レンズ23には被検眼Eの収差の影響を受けることなく高倍率のものを使用することができ、これにより、被検眼Eの眼底血管(動脈25aおよび静脈25b)を極めて大きく拡大して観察/撮影することができる。
図4の構成は、照明光軸30を、ミラー(あるいはプリズム)29を用いて主光学系の対物レンズ21および結像レンズ23の光軸に対して斜めに交差するように配置するとともに、アイカップアダプタ11の後面を照明光軸30とほぼ垂直に交差するような傾斜角度を有する照明光入射面17として形成したものである。また、対物レンズ21および結像レンズ23の間には絞り29が配置されている。主光学系および照明系のその他の構成は図3と同様である。
図4の構成によれば、主光学系の光軸と照明光軸が一致しないように交差させているので、外乱光によるゴーストなどに起因する画質低下を防ぐことができる。特にアイカップアダプタ11を前提とする高倍率かつ高解像度の主光学系においては、外乱光の影響は低倍率/低解像度のシステムよりもより大きな問題となるが、図4のように主光学系の光軸と照明光軸を交差させる構成はこの点において有利である。また、図4の構成では、アイカップアダプタ11に照明光入射面17を設け、照明光軸30がほぼ垂直にアイカップアダプタ11に入射するようになっているため、この点でも外乱光の影響を低減することができる。
図4の構成は、ミラー29およびアイカップアダプタ11の形状以外は図3のものとほぼ同様であるから、図3および図4の構成を共用できるよう眼底カメラを構成するのも容易であり、その場合でも多大なコストを必要としない。
図5でも主光学系および照明系のその他の構成は図3および図4とほぼ同様であるが、図5では照明光を光ファイバ31を介してアイカップアダプタ11に導くようになっている。
図5のアイカップアダプタ11には、光カプラ16(あるいは単なる小孔などの簡単な結合部)を複数設け、これら光カプラ16は照明系からの照明光を導く光ファイバ31と結合するようになっている。光カプラ16の装着方向は、光ファイバ31の照明光が眼底中心部方向に照射されるように選択されている。なお、光カプラ16は単なる小孔などの簡単な結合部として構成されていてもよい。
図5のような構成によっても、主光学系の光軸に対して傾斜した照明光軸を実現することができ、外乱光の影響を低減し、高倍率かつ高画質の撮影/観察が可能となる。また、図5の構成では、光カプラ16により光ファイバ31が同一条件で結合されるようになっており、常にほぼ同一の条件で照明光を照射できる、という利点がある。
図6の照明系は、ランプ43ないしフラッシュランプ45の照明光を照明レンズ44、および主光学系の対物レンズ21および結像レンズ23の間に配置された孔あきミラー40を介して照射するように構成されている。孔あきミラー40の後部には絞り40aが配置されている。また、図6では照明光はリング状に投光できるよう、リングスリット46を照明系内の適当な位置に配置してある。
また、結像レンズ23としては、超高倍率のレンズ23a、高倍率のレンズ23b、低倍率のレンズ23cを交換できるように構成される。なお、このような交換式レンズの構成、あるいは結像レンズ23をズーム系として構成するのは図3〜図5の構成でも同様に採用できる。また、孔あきミラー40と結像レンズ23の間にはフォーカスレンズ41およびリレーレンズ42が配置されている。
図6では、図3の場合と同様に主光学系の光軸と照明光軸は一致しているが、外乱光、特に照明光源のゴーストを防止するための遮光板(ないし反射光除去部材)として黒点板47を絞り40aと共役な位置に配置してある。
黒点板47は着脱式となっており、結像レンズ23として超高倍率のレンズ23a(あるいは高倍率のレンズ23b)を選択すると、これと連動して黒点板47が照明光路に挿入されるよう制御する。
図6の構成によれば、リング状の照明光で照明を行なうことができ、また、アイカップアダプタ11を用いる超高倍率/高倍率の撮影/観察を行なう場合には照明光源の輝点のゴーストを遮光する黒点板47が照明光路に挿入されるようになっているので、高画質の眼底画像を得ることができる。
図7および図8に、図5および図6の眼底カメラの外観構造の一例をそれぞれ示す。
図7および図8の眼底カメラ100は、操作レバー111とこれに付随した操作リング111aの操作により架台112上を前後左右方向並びに被検者113に対して上下方向に移動できるように構成されている。また、眼底カメラ本体(100)は、被検眼を中心に水平面内で回動できると共に、軸110aを中心に垂直面内でも回動できるようになっていて、額当て114に額を当てて着座する被検者113の被検眼に対して位置合わせ(アライメント)できるようになっている。図7および図8では、被検者113は、図9および図10で後述するようなバンド201、フレーム202、から成る装具を用いてアイカップアダプタ11を装着している。
図7の構成では、照明系の照明光を光ファイバ31を介してアイカップアダプタ11に導くようになっており、光ファイバ31は眼底カメラ100の側面に設けられた挿入口131を介して装着されている。光ファイバ31の他端は前述の光カプラ16(詳細不図示)を介してアイカップアダプタ11と接続される。
図7および図8において、アイカップアダプタ11の上部の注入口(12)には、水を注入するパイプ(あるいはホース)203が接続され、一方、下部の水(エア)抜き口(詳細不図示であるが、前述の注入口12同様にアイカップアダプタに設けられた貫通穴として構成される)には、水ないしエアを排出するパイプ(あるいはホース)204が接続され、さらにパイプ204の中間部にはバルブ205が設けられている。
したがって、被検者113が着座しアイカップアダプタ11を装着した後、バルブ205を開き、パイプ203から水を注入(大気圧を利用、あるいは適当な手段で発生したパイプ203を介して与える陽圧/パイプ204を介して与える陰圧を用いる)することにより、アイカップアダプタ11の凹面と被検眼の間の空間を水で満たすことができる。このときエア抜きはパイプ204を介して行なわれ、充分な注入状態となった時にバルブ205を閉じる。
観察/撮影終了後は、バルブ205を開いて水抜きを行なうか、あるいは被検者113が(装具ごと/アイカップアダプタ11のみ)アイカップアダプタ11を外して水を捨てる。
上記のような簡単な構成により、アイカップアダプタ11に対する水(エア)の注入あるいは排出を容易に行なうことができる。
図8では、アイカップアダプタ11の装着構造、水(エア)の注入あるいは排出のための構造は図7と同様であるが、図6の黒点板47の挿入/離脱を操作するため、眼底カメラ100の側面にはレバー147を設けてある。レバー147は、不図示のメカニズムを介して黒点板47の挿入/離脱を制御する。
図9および図10はそれぞれ異なるアイカップアダプタ11の装具の構成を示すものである。
図9および図10において、アイカップアダプタ11の装具(検査用ゴーグル)はバンド201およびフレーム202を有する。バンド201はゴムなどの弾性体から構成され、適当な樹脂などの材料から構成されたフレーム202を被検者の眼窩部周囲に密着させるよう圧接するようになっている。
眼底カメラが両眼同時の検査を行なえるよう構成されていれば別であるが、アイカップアダプタ11は片眼づつ装着すべきであるから、図9および図10ではアイカップアダプタ11はフレーム202の片側のみに装着されている。そして、アイカップアダプタ11が無い側は図9では光透過性のあるガラス(あるいは類似の材料)203が嵌装され、図10ではアイカップアダプタ11が無い側の眼の前方の部分のガラス203を楕円形の穴203aを構成するよう切り取ってあり、アイカップアダプタ11が無い側の眼で被検者が固視灯などによる視線誘導を受けることができるようになっている。したがって、図9および図10のアイカップアダプタ11の装具(検査用ゴーグル)は、左右対称に構成した左眼用および右眼用のものをユーザに供給する。
また、アイカップアダプタ11は図9ではフレーム202に固着されているが、図10ではアイカップアダプタ11はマウント207に着脱できるように構成されている。マウント207には爪や溝を用いた嵌着構造を用いることができる。図10のようにアイカップアダプタ11はマウント207に着脱できるよう構成し、アイカップアダプタ11を安価な樹脂材料から構成すれば、アイカップアダプタ11を使い捨て(ディスポーザブル)に構成することができる。これにより、感染などの事故を防止でき、衛生的にシステムを運用することができる。
なお、図9および図10に示した構成では、装具としてフレーム202を用いているが、このような構成では、前述の通りアイカップアダプタ11の位置決めを図1に示したフランジ部14により行ないフレーム202およびバンド201はその保持力を与えるよう作用させる構成の他、フレーム202を被検者の眼窩部ないし顔面に沿った形状に形成し、このフレーム202によってアイカップアダプタ11の位置決めを行なうようにする構成を採用することができる。
なお、以上では、眼科光学アダプタのアイカップアダプタ11(個体レンズ)および水(液体レンズ)13が構成する合成レンズが負の屈折力を有し、眼科光学装置の撮影または観察に作用する被検眼の有する球面収差を補正し、高倍率かつ超狭角の眼科撮影/観察/検査を行なえるようにするための構成を示したが、これらのレンズの屈折力(diopter)が負ではない、たとえば0ないし正である場合でも、本発明の個体レンズと液体レンズを組合せる構成により得られる効果(特に非接触による安全性の向上)は同様に期待できる。たとえば、特許文献1に示されたコンタクトレンズ(眼科光学アダプタ)は、画角変更のため、正の屈折力を有する凸レンズ形状であるが、本発明の個体レンズと液体レンズを組合せる構成は、このような正の屈折力を有する眼科光学アダプタを構成する場合にも同様に適用することができるのはいうまでもない。
また、上記実施例では、個体レンズの屈折力が負、液体レンズの屈折力がほぼ0の設定となっているが、個体レンズおよび液体レンズが構成する合成レンズが目的の光学的機能を達成するために必要な屈折力を持つように個体レンズおよび液体レンズの屈折力配分を行なえばよい。したがって、上記実施例では、被検眼の球面収差補正に必要な屈折力を個体レンズに(ほぼ)全て受け持たせるようになっているが、各部材(特に個体レンズ:アイカップアダプタ11)の形状やサイズを調節することにより、逆に個体レンズ側の屈折力を0とし、液体レンズ側に目的の光学的機能を達成するために必要な屈折力を割り当てるように配分してもよい。
本発明のアイカップアダプタ、すなわち眼科光学アダプタは、単体製品としてユーザに供給する他、眼底カメラのような眼科撮影/観察装置の付属品、あるいはオプション部品として供給することができる。また、眼科撮影/観察装置の側に上記実施例で示したような眼科光学アダプタと共に用いるに好適な構成を組み込んでおくことにより、眼科光学アダプタおよび眼科撮影/観察装置双方の付加価値を高めることができる。
本発明を採用したアイカップアダプタの構造を示した説明図である。 図1のアイカップアダプタの被検眼装着状態を示した説明図である。 図1のアイカップアダプタとともに用いられる眼底カメラの構成例を示した説明図である。 図1のアイカップアダプタとともに用いられる眼底カメラの構成例を示した説明図である。 図1のアイカップアダプタとともに用いられる眼底カメラの構成例を示した説明図である。 図1のアイカップアダプタとともに用いられる眼底カメラの構成例を示した説明図である。 図5の眼底カメラの外観構造を示した説明図である。 図6の眼底カメラの外観構造を示した説明図である。 本発明を採用したアイカップアダプタの装具の構成例を示した説明図である。 本発明を採用したアイカップアダプタの装具の異なる構成例を示した説明図である。
符号の説明
E 被検眼
11 アイカップアダプタ
12 注入口
14 フランジ部
15 凹部
16 光カプラ
17 照明光入射面
18 平面
21 対物レンズ
22 偏光ビームスプリッタ
23 結像レンズ
24 撮像素子
26 照明レンズ
27 コンデンサーレンズ
28 ランプ
29 絞り
30 照明光軸
31 光ファイバ
40a 絞り
41 フォーカスレンズ
42 リレーレンズ
46 リングスリット

Claims (10)

  1. 所定の屈折力を有する個体レンズと、所定の屈折力を有するとともに前記個体レンズと密着した液体レンズと、前記個体レンズが被検眼と非接触状態で、かつ前記液体レンズは被検眼の角膜に接触状態を保つよう位置決めする位置決め手段とを有する眼科光学アダプタを前記位置決め手段により被検眼に対して位置決めした状態において、眼科光学装置を介して被検眼の画像を取得することを特徴とする眼科撮像方法。
  2. 所定の屈折力を有する個体レンズと、
    所定の屈折力を有するとともに前記個体レンズと密着した液体レンズと、
    前記個体レンズが被検眼と非接触状態で、かつ前記液体レンズは被検眼の角膜に接触状態を保つよう位置決めする位置決め手段とを有し、
    前記位置決め手段により被検眼に対して位置決めされた状態において眼科光学装置を介して被検眼の撮影または観察を行なうことを特徴とする眼科光学アダプタ。
  3. 請求項2に記載の眼科光学アダプタにおいて、前記個体レンズおよび前記液体レンズが構成する合成レンズが負の屈折力を有し、眼科光学装置の撮影または観察に作用する被検眼の有する球面収差を補正することを特徴とする眼科光学アダプタ。
  4. 請求項2に記載の眼科光学アダプタにおいて、前記液体レンズを構成する液体を注入または排出する開放部を前記個体レンズに設けたことを特徴とする眼科光学アダプタ。
  5. 請求項2に記載の眼科光学アダプタにおいて、前記位置決め手段により被検眼に対して位置決めされた状態で、前記眼科光学装置の照明光軸とほぼ垂直に交差するよう形成された照明光入射面を前記個体レンズに設けたことを特徴とする眼科光学アダプタ。
  6. 請求項2に記載の眼科光学アダプタにおいて、前記位置決め手段により被検眼に対して位置決めされた状態で、光ファイバから照明光を導入するための光結合手段を前記個体レンズに設けたことを特徴とする眼科光学アダプタ。
  7. 請求項2に記載の眼科光学アダプタを前記位置決め手段により被検眼に対して位置決めした状態で被検眼の撮影または観察を行なう眼科光学装置において、
    前記眼科光学アダプタを介して被検眼の撮影または観察を行なう主光学系中に、主光学系と同軸の照明光軸を形成するよう照明光学系の照明光を導入するビームスプリッタ手段を配置したことを特徴とする眼科光学装置。
  8. 請求項5に記載の眼科光学アダプタを前記位置決め手段により被検眼に対して位置決めした状態で被検眼の撮影または観察を行なう眼科光学装置において、
    前記照明光入射面を介して照明光を照射するよう、前記眼科光学アダプタを介して被検眼の撮影または観察を行なう主光学系の光軸と交差するよう照明光学系の照明光軸を配置したことを特徴とする眼科光学装置。
  9. 請求項6に記載の眼科光学アダプタを前記位置決め手段により被検眼に対して位置決めした状態で被検眼の撮影または観察を行なう眼科光学装置において、
    照明光学系の照明光を導く光ファイバを有し、前記光結合手段を介して前記眼科光学アダプタに照明光を導入することを特徴とする眼科光学装置。
  10. 請求項2に記載の眼科光学アダプタを前記位置決め手段により被検眼に対して位置決めした状態で被検眼の撮影または観察を行なう眼科光学装置において、
    前記眼科光学アダプタを介して被検眼の撮影または観察を行なう主光学系に設けられた変倍手段と、
    前記変倍手段の倍率選択に応じて照明系に挿入される、照明光源に起因する外乱反射光を除去する反射光除去部材を有することを特徴とする眼科光学装置。
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