JP2005168800A - 透析装置用チューブ - Google Patents

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Abstract

【課題】透析装置設置時の給排水チューブの誤接続の防止と結束止めの不要化による接続作業の容易化を達成でき、かつ、個人用透析装置における緑藻発生の防止も容易に達成できるようにした透析装置用チューブを提供する。
【解決手段】透析装置への給水用チューブと透析装置からの排水用チューブを2連状態に一体化し、両チューブが着色や断面形状により容易に識別できるようになっている透析装置用チューブ。
【選択図】図1

Description

本発明は、透析装置用チューブに関し、とくに透析装置への給水チューブおよび透析装置からの排水チューブの誤接続防止、結束止めの不要化等をはかった透析装置用の給排水チューブに関する。
血液透析装置には、装置的に大別して、個人用透析装置と、多人数に対し中央モニタ装置を備えた多人数用透析装置がある。これら個人用用透析装置および多人数用透析装置の給水用および排水用には、通常、塩化ビニルチューブやシリコーンチューブ等のシングルチューブを用いられ、各チューブがそれぞれ透析装置に接続されている。すなわち、透析装置では、生理食塩水に近い成分の透析液が供給されて血液透析が行われるとともに、人体の過剰水分が厳密に除水されるため、この透析装置には、透析液または浄化水を供給する給水チューブが接続されるとともに、透析装置から排水を行う排水チューブが接続される。
従来、透析装置設置時には、給水チューブと排水チューブを上述の如くシングルチューブにて別々に接続しており、接続後に、各チューブを纏めるため結束バンドで数カ所止めている。このチューブ接続時には、給水および排水の接続を間違えないようにする必要がある。個人用透析装置では浄化水が供給されるが、この給水ラインの圧力が比較的高いため、給水と排水を逆接続すると、熱交換器等を破損させるおそれがある。また、多人数用透析装置では透析液が供給されるが、この多人数用透析装置でも、給水と排水を逆接続すると、装置内の配管外れ等を生じるおそれがある。
また、給水チューブと排水チューブを接続した後に各チューブを結束バンドで纏めており、接続作業完了までの作業性が悪いという問題もある。
さらに、個人用透析装置では、浄化水を使用しているため、給水チューブに光(とくに、日光)が当たるとチューブ内に緑藻が発生し、装置内の清浄度が保たれないおそれがあるという問題もある。
なお、後述の本発明におけるような2連チューブは、たとえば特許文献1に示されているように、局部洗浄装置における温水通路用と電気配線用とにチューブを2連化した例はあるが、透析装置の給排水について、誤接続の防止や結束止めの不要化等のためにチューブを2連化した例は見当たらない。
実開平6−12576号公報
本発明の課題は、上述の如き従来装置における問題点に着目し、透析装置設置時の給排水チューブの誤接続の防止と結束止めの不要化による接続作業の容易化を達成でき、かつ、個人用透析装置における緑藻発生の防止も容易に達成できるようにした透析装置用チューブを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る透析装置用チューブは、透析装置への給水用チューブと透析装置からの排水用チューブを2連状態に一体化したことを特徴とするものからなる。一体化された2連チューブとすることにより、まず、従来のような結束止めは不要化され、接続作業の容易化が達成される。
この2連状態への一体化は、たとえば、給水用チューブと排水用チューブを成形(たとえば、2連チューブ用の成形型を用いた押出成形等)により一体化することができる。あるいは、給水用チューブと排水用チューブを溶着により一体化することもできる。あるいは、給水用チューブと排水用チューブを接着により一体化することもできる。溶着や接着により一体化する方法は、給水用チューブと排水用チューブの母材が異なる場合にも適用可能である。
また、本発明に係る透析装置用チューブでは、上記のように2連状態に一体化しつつ、両チューブを簡単に識別できるようにし、誤接続を防止できるようにすることができる。たとえば、給水用チューブと排水用チューブを着色により識別することができる。つまり、両チューブを色違いにしたり、一方のチューブを着色したり、着色マーク(たとえば、着色ライン)を付したりすることにより識別することができる。あるいは、給水用チューブと排水用チューブを断面形状により識別することもできる。つまり、両チューブの横断面形状を相違させたり、一方のチューブに突起(とくに、凸条の突起)を設けたりすることにより識別することができる。とくに断面形状による場合には、機械的に誤接続できないようにすることもでき、誤接続が確実に防止される。
さらに、とくに透析装置が個人用透析装置からなる場合には、前述の如く給水チューブに光が当たることによる緑藻発生の問題があるので、これを防止するためには、2連状態に一体化されたチューブのうち給水用チューブが遮光チューブからなることが好ましい。遮光は、たとえば当該チューブに全面にわたって遮光可能に着色することにより達成できる。着色は、塗料塗布によってもよく、適切な顔料の練り込みによってもよい。
このような本発明に係る透析装置用チューブは、透析装置が個人用透析装置、多人数用透析装置のいずれの場合にも適用可能である。チューブの材質としては、シリコーン、塩化ビニル、ポリプロピレン等を使用でき、対象となる透析装置に応じて選定すればよい。また、チューブのサイズもとくに限定されないが、通常透析装置の給排水に使用されているチューブサイズは1本当たり、内径5〜15mm程度であるから、本発明に係る透析装置用チューブにおいても、一体化された各チューブについて、この程度のサイズに設定すればよい。
本発明に係る透析装置用チューブによれば、給水用チューブと排水用チューブを一体化された2連チューブとすることにより、透析装置設置時の取り扱いが容易になり、チューブ接続後の結束が不要になり、接続作業全体が大幅に容易化される。また、着色や断面形状の相違化により、簡単に両チューブ間の識別を可能とでき、誤接続(逆接続)を容易に防止できるようになる。さらに、とくに個人用透析装置の場合には、給水用チューブに簡単に遮光機能を付与することができ、緑藻発生も適切に抑制あるいは防止できるようになる。
以下に、本発明の望ましい実施の形態について、図面を参照してせつめいする。
図1は、本発明の一実施態様に係る透析装置用チューブを適用した透析装置を示している。図において、1は透析装置(個人用透析装置または多人数用透析装置のモニタ部)を示しており、透析装置1は、生理食塩水に近い成分を有する透析液を用いて血液透析を行うとともに、人体の過剰水分を厳密に除水する機能を有している。この透析装置1に、給水用チューブ2と排水用チューブ3が一体化された2連チューブ4が接続されている。2連一体化は、前述の如く、成形、溶着、接着等、いずれの方法でも可能である。透析装置1が個人用透析装置の場合には、給水用チューブ2を通して浄化水が供給されて装置内で透析液が生成され、多人数用透析装置の場合には給水用チューブ2を通して透析液が供給される。排水用チューブ3は、透析装置1からの排水を、共通の排水管等へ排出する。
給排水チューブを一体化された2連チューブ4とすることにより、まず、少なくとも従来行われていたチューブ接続後の結束作業が不要になり、透析装置設置時の接続作業全体として作業が容易化される。
また、図2に示すように、たとえば給水用チューブ2a、排水用チューブ3aのうち、給水用チューブ2a側に着色ライン5を設けた2連チューブ4aとすることにより、両チューブ2a、3aを極めて容易に識別できるようになり、誤接続(逆接続)が防止される。着色ライン5は塗料塗布、顔料練り込み等により簡単に付与できる。識別のための着色は排水用チューブ3a側に施してもよく、両チューブ側に色違いに施してもよい。
あるいは、図3に示すように、たとえば給水用チューブ2b、排水用チューブ3bのうち、給水用チューブ2b側に凸条からなる突起6を設けて両チューブ2b、3b間に断面形状差を持たせた2連チューブ4bとすることによっても、両チューブ2b、3bを極めて容易に識別できるようになり、誤接続(逆接続)が防止される。突起6は、たとえば2連チューブ4b成形時に簡単に設けることができる。突起6は排水用チューブ3b側に設けてもよい。また、突起以外でも、両チューブの断面形状を相違させることができ、簡単に識別できる形状差を持たせることができれば、任意の形状の断面に形成できる。
また、とくに透析装置1が個人用透析装置の場合には、図3に示すように、給水用チューブ2c、排水用チューブ3cのうち、給水用チューブ2c側を遮光層7で覆って遮光チューブとした2連チューブ4cに構成することにより、日光が当たること等による給水用チューブ2c内での緑藻の発生を抑制、防止でき、給水用チューブ2c内および透析装置1内を所望の清浄な状態に保つことが可能になる。また、この場合には、遮光層7により給水用チューブ2cと排水用チューブ3cを簡単に識別できるので、図2、図3に示したような識別手段は不要である。
このように、2連チューブ化によりチューブ接続作業が容易化され、両チューブ間を識別できるようにしておくことにより誤接続が防止され、給水用チューブを遮光することにより清浄な状態の維持が可能になる。
本発明に係る透析装置用チューブは、個人用透析装置、多人数用透析装置に限らず、給排水を必要とするあらゆる透析装置に適用できる。
本発明の一実施態様に係る透析装置用チューブを適用した透析装置の正面図である。 本発明における透析装置用チューブの一例を示す正面図および斜視図である。 本発明における透析装置用チューブの別の例を示す正面図および斜視図である。 本発明における透析装置用チューブのさらに別の例を示す正面図および斜視図である。
符号の説明
1 透析装置
2、2a、2b、2c 給水用チューブ
3、3a、3b、3c 排水用チューブ
4、4a、4b、4c 一体化された2連チューブ
5 着色ライン
6 突起
7 遮光層

Claims (8)

  1. 透析装置への給水用チューブと透析装置からの排水用チューブを2連状態に一体化したことを特徴とする透析装置用チューブ。
  2. 給水用チューブと排水用チューブが成形により一体化されている、請求項1の透析装置用チューブ。
  3. 給水用チューブと排水用チューブが溶着により一体化されている、請求項1の透析装置用チューブ。
  4. 給水用チューブと排水用チューブが接着により一体化されている、請求項1の透析装置用チューブ。
  5. 給水用チューブと排水用チューブが着色により識別されている、請求項1〜4のいずれかに記載の透析装置用チューブ。
  6. 給水用チューブと排水用チューブが断面形状により識別されている、請求項1〜4のいずれかに記載の透析装置用チューブ。
  7. 給水用チューブが遮光チューブからなる、請求項1〜6のいずれかに記載の透析装置用チューブ。
  8. 透析装置が個人用透析装置または多人数用透析装置である、請求項1〜7のいずれかに記載の透析装置用チューブ。
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