JP2005168608A - 生体評価システム - Google Patents

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芳美 榎
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Abstract

【課題】 生体の状態評価を容易に行うことができるようにする。
【解決手段】 本発明の生体評価システム1は、生体信号測定器10を、人体支持手段に付設したことを特徴とする。例えば、シート100の場合には、シートクッション130の臀部下に付設する。これにより、人がシートクッション130上に位置すれば、脈波等により、シートクッション130に振動が伝達されるため、生体信号を採取することができる。特に、生体信号測定器10として圧力センサを用いると、人体支持手段に伝達される生体信号による振動を容易に検出することができる。従って、被験者に特別な負担をかけることなく、生体信号を収集し、心身状態を容易に判定することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、人の心身状態を分析し、判定する生体評価システムに関する。
人の生体の状態、例えば、健康状態であるか否か、あるいは、活性状態(覚醒状態)か睡眠状態であるかを検出する装置として、特許文献1には、人の指尖部に筒状のカバーを装着し、カバー部内面にフォトセンサを配置してなる脈波測定器を用い、得られた脈波データをカオス解析して人の心身状態を判定する装置が開示されている。脈波データをカオス解析することにより得られるカオスアトラクタの形状、あるいはリアプノフ指数を基に、基準となるカオスアトラクタの形状あるいはリアプノフ指数と比較して、意識状態を判定するものである。
特公平6−9546号公報
しかしながら、特許文献1の装置は、脈波データを得るのに、指尖部等に測定器を固着して行わなければならない。従って、例えば、この装置を基にして、自動車の運転者の心身状態を判定する装置として用いることは困難である。すなわち、指尖部に測定器を装着した場合にはハンドル操作の妨げとなる。また、特許文献1には測定器として心電センサも例示されているが、これを運転者の体表面に装着した場合にも、運転に支障を来すおそれがある。
本発明は、上記に鑑みなされたものであり、生体のいずれの部位にも固定的に連結する必要がなく、被験者に負担をかけずに、脈波、心拍、呼吸等の生体信号データが得られ、自動車の運転者などの心身状態を判定する装置として適する生体評価システムを提供することを課題とする。
上記した課題を解決するため、請求項1記載の本発明では、人体支持手段に付設され、人の生体信号を採取する生体信号測定器と、
前記生体信号測定器により採取された生体信号データから、前記人体支持手段に支持された人の心身状態を分析する生体信号分析手段と
を具備することを特徴とする生体評価システムを提供する。
請求項2記載の本発明では、前記人体支持手段がシートであり、そのシートクッションに前記生体信号測定器が付設され、臀部を介して得られる生体信号を採取することを特徴とする請求項1記載の生体評価システムを提供する。
請求項3記載の本発明では、前記生体信号測定器が圧力センサである請求項1又は2記載の生体評価システムを提供する。
請求項4記載の本発明では、前記生体信号分析手段が、生体信号データをカオス解析する手段と、得られたカオス指標を基に、人の心身状態を判定する手段とを備えてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の生体評価システムを提供する。
本発明の生体評価システムは、生体信号測定器が、人体支持手段に付設されている。これにより、人がその人体支持手段上に位置すれば、脈波等により、人体支持手段に振動が伝達されるため、生体信号を採取することができる。特に、生体信号測定器として圧力センサを用いると、人体支持手段に伝達される生体信号による振動を容易に検出することができる。従って、被験者に特別な負担をかけることなく、生体信号を収集し、心身状態を判定することができる。
以下、図面に示した実施形態に基づき本発明をさらに詳細に説明する。図1は、本発明の一の実施形態に係る生体評価システム1を取り付けたシート100を示す図であり、図2は生体評価システム1の概略構成図である。これらの図に示したように、生体評価システム1は、生体信号測定器10と生体信号分析手段20とを備えてなる。
生体信号測定器10は、人体支持手段に付設されて用いられるが、人体支持手段としては、例えば、自動車、列車、航空機などの輸送機器に用いられるシート、事務用のシート、病院等において検査や診断等の際に人が着席するシートなどの各種のシート、あるいは、布団、マットレス、ベッドなどの寝具等が挙げられる。生体信号測定器10は、例えば、図1に示したように、人体支持手段として自動車用のシート100に用いる場合、シートクッション130の臀部下に付設して用いられる。生体信号測定器10は、例えば、圧力センサを用いることができ、シートクッション130に設置した場合には、臀部を介して伝わる脈波により、圧力値が変化するため、生体信号を検出することができる。なお、この場合、着座時において、人に異物感を感じさせない必要があり、圧力センサとしては、例えば、フィルム状の圧電素子を用い、これをシートクッション130の表面、あるいは、シートクッション130に用いられている表皮材135の裏面に貼着するなどして取り付けることが好ましい。フィルム状の圧電素子としては、例えば、(株)東京センサ、製品名:PIEZO FILM LDTシリーズ、型番:LDT4−028K/Lを用いることができる。
なお、図1においては、シートクッション130に生体信号測定器10を配置しているが、脈波や呼吸等に伴う生体信号を検出可能である限り、シートバック120側に配置することもできる。
生体信号分析手段20は、生体信号測定器10により収集した生体信号データをカオス解析する手段と、得られたカオス指標を基に、人の心身状態を判定する手段とを備えてなる。カオス解析手段21としては、例えば、特公平6−9546号公報に示された手法を用いることができる。すなわち、生体信号測定器10により収集された生体信号データの離散データをターケンスの埋め込み手法により4次元数空間に埋め込んだカオスアトラクタを2次元数空間に投影する演算手段21aと、カオスの初期値依存性の程度を指数で示した数値で、カオスアトラクタが描く軌道のうち、近接した2本の軌道間の距離が、時間経過に伴って離れていく度合いを示すリアプノフ指数を算出するリアプノフ指数算出手段21bとを備えてなる。
そして、カオス解析手段21により得られたカオスアトラクタ及びリアプノフ指数のうちのいずれか少なくとも一方をカオス指標として用い、比較・判定手段22において、予めコンピュータの記憶部に記憶している基準となるカオスアトラクタの形状又はリアプノフ指数を読み出して比較し、被験者の心身状態を判定する。
本実施形態の生体信号分析手段20による解析手法は、特公平6−9546号公報に開示された手法と全く同様である。しかし、本実施形態では、生体信号測定器10を、人体支持手段としてのシートクッション130の臀部下に付設しているため、運転者等がシートに着座さえすれば、生体信号を収集することができる。従って、従来のように、指尖部に測定器を装着したりする必要がなく、運転に支障を来すことがないため、自動車等の運転者の心身状態を判定する装置として特に適する。
図1は、本発明の一の実施形態にかかる生体評価システムを取り付けたシートの概略構成を示す図である。 図2は、上記実施形態にかかる生体評価システムの概略構成図である。
符号の説明
1 生体評価システム
10 生体信号測定器
20 生体信号分析手段
21 カオス解析手段
21a 演算手段
21b リアプノフ指数算出手段
22 比較・判定手段

Claims (4)

  1. 人体支持手段に付設され、人の生体信号を採取する生体信号測定器と、
    前記生体信号測定器により採取された生体信号データから、前記人体支持手段に支持された人の心身状態を分析する生体信号分析手段と
    を具備することを特徴とする生体評価システム。
  2. 前記人体支持手段がシートであり、そのシートクッションに前記生体信号測定器が付設され、臀部を介して得られる生体信号を採取することを特徴とする請求項1記載の生体評価システム。
  3. 前記生体信号測定器が圧力センサである請求項1又は2記載の生体評価システム。
  4. 前記生体信号分析手段が、生体信号データをカオス解析する手段と、得られたカオス指標を基に、人の心身状態を判定する手段とを備えてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の生体評価システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008099537A1 (ja) 2007-02-14 2008-08-21 Delta Tooling Co., Ltd. 生体信号分析装置、シート及び生体信号分析方法
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