JP2005167912A - 携帯無線機 - Google Patents

携帯無線機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005167912A
JP2005167912A JP2003407435A JP2003407435A JP2005167912A JP 2005167912 A JP2005167912 A JP 2005167912A JP 2003407435 A JP2003407435 A JP 2003407435A JP 2003407435 A JP2003407435 A JP 2003407435A JP 2005167912 A JP2005167912 A JP 2005167912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
auxiliary conductor
circuit board
housing
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003407435A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4201696B2 (ja
Inventor
Mikio Kuramoto
幹雄 倉元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2003407435A priority Critical patent/JP4201696B2/ja
Publication of JP2005167912A publication Critical patent/JP2005167912A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4201696B2 publication Critical patent/JP4201696B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】 携帯無線機の小型化によるアンテナ特性の劣化を改善する。
【解決手段】 筐体11内に収容した回路基板16からPDC用アンテナ14に給電する携帯電話において、筐体11を表裏二分割して表側の筐体部11aの内面にアンテナ補助導体13を設置するとともに、裏側の筐体部11bに回路基板16を組み付ける。アンテナ補助導体13をクランク型に形成して表側筐体部11aの操作キー部18の列間を縫うように配置する。回路基板16の接続ピン15を表裏の筐体部11a,11bの組立時にアンテナ補助導体13に接触させて回路基板16のグランド層に接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯無線に搭載されたアンテナの特性改善に関する発明である。
近年、準マイクロ波帯を使用した各種移動体通信が脚光を浴びており、携帯電話にもその使用が普及している。携帯電話のアンテナには、そのグランド層となる回路基板に積極的に電流を流し、回路基板をアンテナの一部として利用する方式が多く採られている。例えば、ホイップアンテナや固定式ヘリカルアンテナ等の外付けアンテナ、逆Fアンテナや基板上に形成されるパターンアンテナ等の内蔵アンテナがこれにあたる。
その一方でユーザーの要望より携帯電話の小型化が進んでいる。小型化に伴い実装基板の面積が小さくなり、使用する周波数によっては、アンテナが必要とするグランドパターンの大きさが十分とは言えなくなっている。特に、2003年に放送が開始される予定である地上波デジタルテレビジョン放送は、その受信機が携帯電話に搭載される可能性が高いが、使用される周波数が携帯電話と比較するとかなり低く、帯域が広いため、小型化された携帯電話にアンテナを実装する場合、筐体の大きさ、つまりグランド層パターンの大きさが波長に較べてかなり小さいため、十分なアンテナの特性を確保することが困難になると予測される。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、十分なアンテナグランドパターンの大きさを確保し、アンテナ特性をより向上させることを目的とする。
本発明は、筐体内に収容した回路基板からアンテナに給電する携帯無線機において、上記筐体内に配設したアンテナ補助導体と、該アンテナ補助導体を上記回路基板のグランドと接続させる接続部とを備えたことを特徴とする。
かかる構成によれば、アンテナ補助導体が接続部を介して回路基板のグランドに接続され、アンテナ補助導体がアンテナのグランドとして機能するため、アンテナのグランドの大きさが十分に確保でき、アンテナ特性が向上する。
上記筐体は、液晶表示部を備えた第1の筐体と、操作キー部を備えた第2の筐体とを折畳可能に連結するとともに、上記第1の筐体にアンテナを配置し、上記第2の筐体の下端部に上記アンテナ補助導体を配置するのが好ましい。
かかる構成によれば、アンテナからみたグランドの電気長がアンテナ補助導体の長さ分だけ延長し、アンテナ特性の向上に役立つ。
上記筐体は、液晶表示部を備えた第1の筐体と、操作キー部を備えた第2の筐体とを折畳可能に連結するとともに、上記第2の筐体の上端部にアンテナを配置し、上記第2の筐体の下端部に上記アンテナ補助導体を配置するのが好ましい。
かかる構成によれば、アンテナとアンテナ補助導体の位置関係が筐体の開閉状態にかかわらず常に一定になり、筐体の開閉状態によるアンテナ特性の変化が殆どなくなる。
上記筐体を表裏二分割して表側の筐体部の内面に上記アンテナ補助導体を設置するとともに、裏側の筐体部に上記回路基板を組み付けるように構成し、上記接続部は表裏の筐体部の組立時に上記アンテナ補助導体と接続する接続ピンで構成するのが好ましい。
かかる構成によれば、表裏の筐体部の組み立てると、接続ピンがアンテナ補助導体と接触し、アンテナ補助導体が回路基板のグランドに接続するので、組立工数の上昇は全くない。また、表側の筐体部の内面にアンテナ補助導体を設置してあるので、筐体の厚さが増すこともない。
上記アンテナ補助導体はクランク型に形成して上記筐体の操作キー部の列間を縫うように配置するのが好ましい。
このようにすると、筐体の表面積を増すことなく、アンテナ補助導体の長さを増すことができる。
上記筐体は、液晶表示部を備えた第1の筐体と、操作キー部を備えた第2の筐体とを折畳可能に連結するとともに、上記第2の筐体の上端部にアンテナを配置し、上記第1の筐体の上端部に上記アンテナ補助導体を液晶表示部に沿って配置するのが好ましい。
筐体が折畳式に構成され、第2の筐体に回路基板が収容されている場合には、第2の筐体の上端部にアンテナを配置すると、第1の筐体の上端部にアンテナを配置した場合に比較して、アンテナからみたグランド層の電気長が約1/2になってしまい、モノポール系のアンテナや逆Fアンテナ等の、グランド層の大きさに特性が依存するようなアンテナでは、周波数が低くなると、放射効率の低下が大きくなる。そこで、第1の筐体の上端部にアンテナを配置することで、アンテナ補助導体の長さ分だけグランド層の長さを延長したのと等価にし、低い周波数でも、アンテナの放射効率の低下を少なくしている。
上記アンテナ補助導体の一端を回路基板に回動自在に支持するとともに、該アンテナ補助導体を上記筐体に対して出し入れする出入口を上記筐体に形成するのが好ましい。
かかる構成によれば、筐体外にアンテナ補助導体を取り出して回動させると、アンテナ補助導体と回路基板のグランドとの位置関係が変化し、つまり、アンテナのグランド状態を変化させてグランドの電気長を調整することができる。そのため、アンテナ補助導体が固定されている場合と比較して、アンテナ特性を広範囲に変化させることができる。
上記アンテナ補助導体と回路基板のグランドとの間を開閉するスイッチを設けるのが好ましい。
かかる構成によれば、周波数の低いチャンネルを使用している場合、切換スイッチを0Nにしてアンテナ補助導体と回路基板のグランドとを接続する一方、周波数が高いチャンネルを使用する場合には、切換スイッチをOFFにしてアンテナ補助導体を回路基板のグランドから切り離す。このように使用する周波数に応じて、グランドの電気長を最適に近づけることによって、一つのアンテナで2通りのアンテナ特性を得ることができる。
上記アンテナ補助導体を回路基板のグランドと他の通信方式の給電部との間で切り換えるスイッチを設けるのが好ましい。
かかる構成によれば、使用する通信方式に応じて、アンテナ補助導体を回路基板のグランドと給電部との間で切り換えることができるので、アンテナ補助導体をアンテナとしても兼用でき、アンテナ設置スペースの削減と部品点数の削減を図ることができる。
上記アンテナ補助導体と回路基板のグランドとの間にフィルタを挿入するとともに、上記アンテナ補助導体を回路基板の給電部に接続するのが好ましい。
かかる構成によれば、フィルタを通過する周波数では、アンテナ補助導体が回路基板のグランドと接続する一方、フィルタを通過しない周波数では、アンテナ補助導体が回路基板のグランド層から切り離されることとなる。つまり、アンテナ補助導体をアンテナとしても兼用することができので、アンテナ設置スペースと部品点数の削減が可能になる。
上記アンテナ補助導体を回路基板のグランドと給電部との間で切り換えるスイッチを設けるとともに、上記アンテナを回路基板の給電部とグランドとの間で切り換える他のスイッチを設けるのが好ましい。
かかる構成によれば、アンテナ補助導体は、使用する周波数帯に応じて、アンテナまたはグランド延長部材としての機能を発揮することなり、アンテナを異なる周波数帯で共用する必要がなくなるため、アンテナの設計が容易になるとともに、各帯域の特性を改善することができる。
以上のように本発明の携帯無線機は、筐体の内部に配設したアンテナ補助導体を回路基板のグランドと接続することによって、アンテナ補助導体がアンテナのグランドの一部として機能することになり、その結果、アンテナのグランドが十分に確保され、グランドが小さいことによるアンテナ特性の劣化を改善することができる。
さらに、第1の筐体と第2の筐体を折畳可能に連結してなる携帯無線機においては、第1の筐体にアンテナが実装されている場合には、第2の筐体の下端部にアンテナ補助導体を配置することで、2つの筐体内の回路基板及び接続部、アンテナ補助導体がアンテナのグランドとして動作するため、アンテナのグランドを十分確保することができ、アンテナ特性の改善効果が高くなる。
一方、第2の筐体の上端部にアンテナが配置されている場合には、もともと第1の筐体にアンテナグランド電流が流れやすいため、第1の筐体がアンテナのグランドとして強く機能している。そのとき、第1の筐体の上端部にアンテナ補助導体を配置することにより、アンテナ補助導体がアンテナのグランドの一部として動作する。さらに、この場合、第1の筐体の上端部にアンテナが配置されている場合と比較して、グランドの大きさが約1/2となっているため、グランドが小さいことによるアンテナ特性の劣化が生じるが、上記手法によってアンテナグランドを拡大することによって、アンテナ特性を改善することができる。
さらに、第2の筐体の下端部にアンテナ補助導体を配置すると、アンテナグランド電流は主に第2の筐体に流れるようになるため、アンテナのグランドとしての機能は第2の筐体の方が強くなり、グランドとアンテナの位置関係が筐体の開閉に関わらず一定となるため、開閉時でのアンテナ特性の変化量が少なくなる。また、当然グランドを大きくするという効果も得られる。
また、アンテナ補助導体の一端を回路基板に回動自在に支持することにより、アンテナ補助導体とグランドとの距離、つまりアンテナ補助導体とグランドとの結合を変化させることによって、アンテナのグランド層の大きさを調整することが可能である。
さらに、アンテナ補助導体と回路基板のグランドとの間を開閉するスイッチ等を設けることによって、アンテナのグランド層の大きさを使用する周波数によって切換えることが可能である。この場合、アンテナ補助導体に複数のスイッチを挿入することによって、詳細にアンテナのグランドの大きさを調整することも可能である。
また、アンテナ補助導体を回路基板のグランドと給電部との間で切り換えるスイッチを設けてある場合、アンテナ補助導体が給電部と接続されていると、アンテナ補助導体は回路基板から給電されるアンテナとして動作する一方、アンテナ補助導体がグランドと接続されていると、アンテナ補助導体がグランドの一部として動作し、アンテナ特性を改善させる。このようにアンテナ特性の改善に加えて、1つの部品が2つの機能を果たすため、部品点数とアンテナ設置スペースの削減が可能となる。
さらにまた、スイッチに代わりに、アンテナ補助導体と回路基板のグランドとの間にフィルタを挿入することにより、フィルタを透過する周波数では、アンテナ補助導体がアンテナのグランドの一部として機能するため、アンテナ特性を改善する効果があり、フィルタを透過しない周波数では、アンテナ補助導体を回路基板から給電されるアンテナとして機能することができる。このようにアンテナ特性の改善に加えて、部品点数とアンテナ設置スペースの削減が可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
(実施例1)
図1(a)は本発明を実施したストレート型携帯電話を示す斜視図であり、図1(b)は表側の筐体部11aを内側から見た図であり、図1(c)は図1(a)の携帯電話から表側の筐体部11aを取り外した状態を示す図である。
この携帯電話は、表側の筐体部11aと裏側の筐体部11bとからなる筐体11と、液晶表示部17と、操作キー部19と、アンテナ14とを備えている。アンテナ14はホイップ式の携帯電話(PDC800MHZ、1.5GHZ)用のもので、裏側の筐体部11bの上端部に配置されている。裏側の筐体部11bには回路基板16を組み付けてあり、この回路基板16の下端部には、グランドパターン(図示せず)に実装されている接続部としての接続ピン15を設置してある。
一方、表側の筐体部11aの内面には板金製のアンテナ補助導体13を設置してある。このアンテナ補助導体13は板金部材や導電テープ等の導電性を有する材料から構成され、表側の筐体部11aに貼着または成形固着してある。板金のアンテナ補助導体13をクランク型に形成して表側筐体部11aの操作キー部18の列間を縫うように配置してある。そして、表裏の筐体部11a,11bを組み立てると、接続ピン15の先端がアンテナ補助導体13と接触し、板金のアンテナ補助導体13が回路基板16のグランド層に接続されることになる。
アンテナ補助導体13と回路基板16のグランド層が接続ピン15を介して導通することにより、アンテナ14から見たグランドの大きさがアンテナ補助導体13の長さの分だけ大きくなることと等価になる。これにより、ストレート型の小型端末では比較的アンテナ特性が劣化しやすい800MHZ帯においても、広帯域で良好な特性が得られるようになる。
さらに、アンテナ補助導体13をクランク型に形成して操作キー部17の列間を縫うように配置してあるので、筐体11の表面積を増すことなく、アンテナ補助導体13の長さを増すことができる。また、アンテナ補助導体13は筐体組立と同時に回路基板16のグランド層と接続するので、組立工数の増加は全くない。なお、アンテナ補助導体13を裏側の筐体部11bに配置し、同様に接続ピン15で接続した場合にも、当然同様な効果が得られる。
(実施例2)
図2(a)は本発明を実施した折り畳み型の携帯テレビを示す斜視図であり、図2(b)は第2の筐体22の表側部22aを内側から見た図であり、図2(c)は図2(a)の第2の筐体22から表側部22aを取り外した状態を示す図である。
この携帯テレビは、液晶表示部28を備えた第1の筐体21と、操作キー部29を備えた第2の筐体22とを折畳可能に連結してなるもので、第1の筐体21の上端部にアンテナ23を備えている。第2の筐体22には、実施例1と同様の方法でアンテナ補助導体25、回路基板26及び接続ピン27を取り付けてある。
アンテナ23はテレビ放送受信用のホイップ式のアンテナで第1の筐体21の上端部に実装されている。テレビ放送の周波数は携帯電話と比較すると、使用する周波数が低く帯域が広いため、携帯電話のような小型端末では十分なグランド層の大きさが確保できなくなり、アンテナの特性が劣化するが、以上のようにアンテナ補助導体25を設けることによって、周波数の低い場合にも、十分なグランド層の大きさを確保することが可能となるため、アンテナ特性を劣化させることなく良好な特性を得ることができる。
(実施例3)
図3は本発明を実施した携帯電話を示す図で、同図(a)(b)(c)は図2の(a)(b)(c)と対応している。この携帯電話は、第1の筐体21の下端部に携帯電話用(PDC800MHZ、1.5GHZ)の逆Fアンテナアンテナ33を内蔵している。その他の構成は実施例2と同様に構成してあるので、同一符号を付し説明を省略する。
第1の筐体21の下端部にアンテナ33を配置した場合は、第1の筐体21の上端部にアンテナ33を配置した場合と比較すると、アンテナ33からみたグランドの長さが約1/2となってしまい、モノポール系のアンテナや逆Fアンテナ等の、グランド層の大きさに特性が依存するようなアンテナを使用する場合には、周波数が低くなると、放射効率の低下が大きくなる。しかし、以上のようにアンテナ補助導体25を設けることにより、その長さ分だけグランドの長さを延長する効果があり、低い周波数で使用した場合の、放射効率の低下を少なくすることができる。
(実施例4)
図4(a)は本発明を実施した携帯電話を示す斜視図であり、図4(b)は第2の筐体42の表側部42aを内側から見た図であり、図4(c)は図4(a)の第1及び第2の筐体41,42から表側部41a,41bを取り外した状態を示す図である。
この携帯電話は、液晶表示部48を備えた第1の筐体41と、操作キー部49を備えた第2の筐体42とを折畳可能に連結してある。第2の筐体42の上端部には携帯電話(PDC800MHZ)用のホイップ式のアンテナ45を設けてある。第2の筐体42には、実施例2と同様の方法で、アンテナ補助導体44、第2の回路基板46b及び接続ピン47を組み付けてある。第2の筐体42の裏側部41bには第1の回路基板46aを組み付けてある。
第2の筐体42にアンテナ45が実装されている場合、筐体に流れる電流は第1の回路基板46aのグランド層に流れる電流が大きくなる。そのため、第1の回路基板46aとアンテナ45の位置関係がアンテナ特性に大きな影響を与えることとなり、筐体を開いた状態と閉じた状態でアンテナ特性の変化が大きくなり、両方の状態で良好な特性を得ることが困難である。しかし、本実施例のように第2の回路基板46bの下端部に設けた接続ピン47をアンテナ補助導体44と接続すると、第2の回路基板46bのグランド層に流れる電流が大きくなり、今度は第2の回路基板46bとアンテナ45の位置関係がアンテナ特性に影響を与えることになる。ところが、アンテナ45と第2の回路基板46bの位置関係は筐体の開閉状態にかかわらず常に一定であることから、筐体の開閉によるアンテナ特性の変化が小さくなり、両方の状態で良好な特性を得ることが可能となる。当然、アンテナ45のグランドを拡大する効果も得られている。
(実施例5)
図5(a)は本発明を実施した携帯テレビを示す斜視図であり、図5(b)は第1の筐体51の表側部51aを内側から見た図であり、図5(c)は図5(a)の第1の筐体51から表側部51aを取り外した状態を示す図である。
この携帯テレビは、液晶表示部58を備えた第1の筐体58と、操作キー部59を備えた第2の筐体52とを折畳可能に連結してある。第2の筐体52の上端部には携帯電話用(PDC800MHZ)のホイップ式アンテナ55を設けてある。第1の筐体51の表側部51aは、その液晶表示部58の上方側のコーナー部内面にL型のアンテナ補助導体54を設けてある。一方、第1の筐体51の裏側部51bには回路基板56が組み付けてあり、回路基板56の上方側のコーナー部には、グランドパターンに実装されている接続ピン57を設置してある。そして、表裏の筐体部51a,51bを組み立てると、接続ピン57の先端がアンテナ補助導体54のコーナー部と接触し、アンテナ補助導体54が回路基板56のグランド層に接続されることになる。
第2の筐体52にアンテナ55が実装されている場合、筐体に流れる電流は第1の筐体51b側の回路基板56のグランド層に流れる電流の方が大きくなる。第2の筐体52の上端部にアンテナ55を配置した場合は、第1の筐体51の上端部にアンテナ55を配置した場合に較べて、アンテナ55からみたグランド層の電気長が約1/2となってしまい、モノポール系のアンテナや逆Fアンテナ等の、グランド層の大きさに特性が依存するようなアンテナを使用する場合には、周波数が低くなると、放射効率の低下が大きくなる。そこで、本実施例では、第1の筐体51の上端部にアンテナ補助装置54を設けることによって、その長さ分だけグランドの長さを延長することと等価し、低い周波数でも、アンテナの放射効率の低下を小さくすることが可能である。
(実施例6)
図6は本発明を実施したストレート型携帯電話を示す図で、同図(a)(b)(c)は図1の(a)(b)(c)と対応している。また、図6(d)は同図(c)の平面図である。
この携帯電話は、アンテナ補助導体としての導体棒64の一端をビス65で回路基板16に回動自在に支持するとともに、この導体棒64を筐体11に対して出し入れする出入口(図示せず)を筐体11に形成してある。導体棒64の一端は接続部としての導電部材66を介して回路基板16のグランド層(図示せず)と接続している。その他の構成は実施例1と同様に構成してあるので、同一符号を付し説明を省略する。
本実施例の基本的な効果は他の実施例と同様にアンテナのグランド層の大きさを導体棒64で補うことによるアンテナ特性の改善であるが、導体棒64を回転させて筐体11の外に取り出すことができるため、導体棒64と回路基板16との位置関係を変化させることによって、アンテナのグランド層状態が変化することとなり、アンテナのグランド層の電気長を調整することができる。そのため、導体棒64が筐体11の内部に固設されている場合と比較すると、より有効な効果が得られる。また、使用周波数の波長対して筐体の大きさが1/4波長以下の場合には、アンテナ特性の大幅な改善が期待できる。また、普段は導体棒64を筐体11の内部に収納しておけるため、ポケットなどに入れても邪魔にならない。
(実施例7)
図7は本発明を実施したストレート型携帯テレビを示す図で、同図(a)(b)(c)は図1の(a)(b)(c)と対応している。
この携帯電話は、接続ピン15と回路基板16のグランド層の間にスイッチ76を挿入してある。アンテナ74はホイップ式のテレビ用のアンテナであり筐体71の上端部に配置されている。裏側の筐体部11bの上端には、ホイップ式のテレビ用アンテナ74を設置してある。その他の構成は実施例1と同様に構成してあるので、同一符号を付し説明を省略する。
携帯テレビの使用に際し、周波数の低いチャンネルを受信する場合、スイッチ76をONにし、周波数の高いチャンネルを受信する場合には、スイッチ76をOFFにする。このように受信周波数に応じてグランドの電気長を最適に近づけることによって、1種類のアンテナ74で2通りのアンテナ特性を得ることができる。また、アンテナ補助導体13にスイッチを複数挿入することによって、受信周波数に応じてアンテナ補助導体13の長さをさらに細かく最適化することによって更なる効果を得ることもできる。
(実施例8)
図8は実施例1の携帯電話にPHS機能を追加したもので、同図(a)(b)(c)は図1の(a)(b)(c)と対応している。
この携帯電話は、アンテナ補助導体13を回路基板16のグランド層とPHS給電部87との間で切り換えるスイッチ86を備えている。その他の構成は実施例1と同様に構成してあるので、同一符号を付し説明を省略する。
つまり、この携帯電話は、スイッチ86の切り換えによって、アンテナ補助導体13をPHS給電部87と接続すると、アンテナ補助導体13をPHS用のアンテナとして機能するようにしたものである。携帯電話を使用する時には、アンテナ補助導体13は回路基板16のグランド層と接続されており、PHS給電部87とは接続されていない状態となる。また、PHSを使用する場合は、アンテナ補助導体13はPHS給電部87と接続され、回路基板16のグランド層とは接続されていない状態となる。携帯電話を使用する場合の効果としては実施例1と同様であるが、アンテナ補助導体13をPHSのアンテナとして兼用しているため、PHS用のアンテナの設置スペースと部品点数を削減できるというメリットがある。
(実施例9)
図9は実施例2の携帯テレビに携帯電話(PDC1.5GHZ)の機能を追加したもので、同図(a)(b)(c)は図2(a)(b)(c)と対応している。
この携帯テレビは、アンテナ補助導体25と回路基板26のグランド層との間にローパスフィルタ97を挿入するとともに、アンテナ補助導体25を回路基板26の携帯電話の給電部96に接続してある。ローパスフィルタ96は1GHZ以下の周波数を透過するものである。その他の構成は実施例1と同様に構成してあるので、同一符号を付し説明を省略する。
テレビ放送はUHF帯及びVHF帯であるため、最も高い周波数でも約800MHZである。ローパスフィルタ96を使用することによって、テレビの周波数(800MHZ以下)では接続ピン27と回路基板26のグランド層は導通しており、携帯電話の周波数(1.5GHZ帯)では接続ピン27と回路基板16のグランド層は導通していないこととなる。つまり、アンテナ補助導体25はテレビの周波数では実施例2と同様な効果があり、同時に携帯電話(PDC1.5GHZ)のアンテナとしての機能も果たしているため、携帯電話用のアンテナの設置スペースと部品点数を削減できるメリットがある。
(実施例10)
図10は実施例1の携帯電話を異なる周波数帯で使用できるようにしたもので、同図(a)(b)(c)は図1の(a)(b)(c)と対応している。
この携帯電話はPDC方式(800MHZ帯と1.5GHZ帯のデュアルチャンネル)を使用している携帯電話であり、アンテナ補助導体13を回路基板16のグランド層と給電部107との間で切り換えるスイッチ106aと、アンテナ104を回路基板16の給電部107とグランド層との間で切り換えるスイッチ106bと備えている。アンテナ104は800MHZ帯で、アンテナ補助導体13は1.5GHZ帯でそれぞれ共振する特性を有している。なお、その他の構成は実施例1と同様に構成してあるので、同一符号を付し説明を省略する。
この携帯電話では800MHZ帯の電波を使用する時は、スイッチ106bはアンテナ104と給電部107とを接続し、スイッチ106aはアンテナ補助導体13と回路基板16のグランド層とを接続する。これにより実施例1と同様にアンテナ補助導体13の長さ分だけグランドの長さを延長する効果が得られる。一方、1.5GHZ帯の電波を使用する場合は、スイッチ106bはアンテナ104と回路基板16のグランド層と接続し、スイッチ106aはアンテナ補助導体13と給電部107を接続する。
このようにアンテナ補助導体13は800MHZ帯ではグランドの延長効果があり、1.5GHZ帯ではアンテナとしての役割を果たすことになるので、アンテナを異なる周波数帯で共用する必要が無くなるため、設計が容易になり、各帯域の特性を改善することができる。
なお、アンテナ補助導体13をダイバーシティ用のアンテナと使用してもよいことは言うまでもない。また、今後予想される3G通信方式での800MHZ帯と2GHZ帯とのデュアルチャンネルで実施しても同様な効果が得られることは言うまでもない。また、送信と受信でアンテナを上記のように切り換えてもよい。
本発明は、携帯電話機や携帯テレビなどの携帯無線機への適用が可能である。
実施例1の携帯無線機を示す図である。 実施例2の携帯無線機を示す図である。 実施例3の携帯無線機を示す図である。 実施例4の携帯無線機を示す図である。 実施例5の携帯無線機を示す図である。 実施例6の携帯無線機を示す図である。 実施例7の携帯無線機を示す図である。 実施例8の携帯無線機を示す図である。 実施例9の携帯無線機を示す図である。 実施例10の携帯無線機を示す図である。
符号の説明
11 筐体
11a 表側筐体部
11b 裏側筐体部
13 アンテナ補助導体
14、45、55 PDC用アンテナ
15 接続ピン
16 回路基板
17 液晶表示部
18 操作キー部
21、41、51 第1の筐体
22、42、52 第2の筐体
22a、42a、52a 表側筐体部
22b、42a、52a 裏側筐体部
23 テレビ用アンテナ
25、44、54 アンテナ補助導体
26 回路基板
27、47、57 接続ピン
28、48、58 液晶表示部
29、49、59 操作キー部
33 PDC用逆Fアンテナ
64 導体棒
65 ビス
66 導電部材
74 携帯テレビ用アンテナ
76 スイッチ
86 スイッチ
87 PHS給電部
96 携帯電話給電部
97 ローパスフィルタ
104 PDC用アンテナ
106a スイッチ
106b スイッチ
107 給電部

Claims (11)

  1. 筐体内に収容した回路基板からアンテナに給電する携帯無線機において、上記筐体内に配設したアンテナ補助導体と、該アンテナ補助導体を上記回路基板のグランドと接続させる接続部とを備えたことを特徴とする携帯無線機。
  2. 上記筐体は、液晶表示部を備えた第1の筐体と、操作キー部を備えた第2の筐体とを折畳可能に連結するとともに、上記第1の筐体にアンテナを配置し、上記第2の筐体の下端部に上記アンテナ補助導体を配置したことを特徴とする請求項1に記載の携帯無線機。
  3. 上記筐体は、液晶表示部を備えた第1の筐体と、操作キー部を備えた第2の筐体とを折畳可能に連結するとともに、上記第2の筐体の上端部にアンテナを配置し、上記第2の筐体の下端部に上記アンテナ補助導体を配置したことを特徴とする請求項1に記載の携帯無線機。
  4. 上記筐体を表裏二分割して表側の筐体部の内面に上記アンテナ補助導体を設置するとともに、裏側の筐体部に上記回路基板を組み付けるように構成し、上記接続部を表裏の筐体部の組立時に上記アンテナ補助導体と接続する接続ピンで構成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の携帯無線機。
  5. 上記アンテナ補助導体をクランク型に形成して上記筐体の操作キー部の列間を縫うように配置したことを特徴とする請求項4に記載の携帯無線機。
  6. 上記筐体は、液晶表示部を備えた第1の筐体と、操作キー部を備えた第2の筐体とを折畳可能に連結するとともに、上記第2の筐体の上端部にアンテナを配置し、上記第1の筐体の上端部に上記アンテナ補助導体を液晶表示部の周縁に沿って配置したことを特徴とする請求項1に記載の携帯無線機。
  7. 上記アンテナ補助導体の一端を回路基板に回動自在に支持するとともに、該アンテナ補助導体を上記筐体に対して出し入れする出入口を上記筐体に形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の携帯無線機。
  8. 上記アンテナ補助導体と回路基板のグランドとの間を開閉するスイッチを設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項7に記載の携帯無線機。
  9. 上記アンテナ補助導体を回路基板のグランドと他の通信方式の給電部との間で切り換えるスイッチを設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項7に記載の携帯無線機。
  10. 上記アンテナ補助導体と回路基板のグランド層との間にフィルタを挿入するとともに、上記アンテナ補助導体を回路基板の他の通信方式の給電部に接続したことを特徴とする請求項1ないし請求項7に記載の携帯無線機。
  11. 上記アンテナ補助導体を回路基板のグランドと給電部との間で切り換えるスイッチを設けるとともに、上記アンテナを回路基板の給電部とグランドとの間で切り換える他のスイッチを設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項7に記載の携帯無線機。
JP2003407435A 2003-12-05 2003-12-05 携帯無線機 Expired - Fee Related JP4201696B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003407435A JP4201696B2 (ja) 2003-12-05 2003-12-05 携帯無線機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003407435A JP4201696B2 (ja) 2003-12-05 2003-12-05 携帯無線機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005167912A true JP2005167912A (ja) 2005-06-23
JP4201696B2 JP4201696B2 (ja) 2008-12-24

Family

ID=34729486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003407435A Expired - Fee Related JP4201696B2 (ja) 2003-12-05 2003-12-05 携帯無線機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4201696B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008096443A1 (ja) * 2007-02-08 2008-08-14 Panasonic Corporation 携帯無線機
US7443349B2 (en) 2004-08-09 2008-10-28 Nec Corporation Radio communication device
JP2011155510A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Kyocera Corp 携帯端末
JP2011155523A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Kyocera Corp 携帯端末
JP2011199852A (ja) * 2010-02-24 2011-10-06 Kyocera Corp 携帯端末
US8340736B2 (en) 2009-03-26 2012-12-25 Kyocera Corporation Mobile electronic device
JP2018056820A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 富士通株式会社 無線通信装置、および、受信感度制御方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7443349B2 (en) 2004-08-09 2008-10-28 Nec Corporation Radio communication device
WO2008096443A1 (ja) * 2007-02-08 2008-08-14 Panasonic Corporation 携帯無線機
US8340736B2 (en) 2009-03-26 2012-12-25 Kyocera Corporation Mobile electronic device
JP2011155510A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Kyocera Corp 携帯端末
JP2011155523A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Kyocera Corp 携帯端末
JP2011199852A (ja) * 2010-02-24 2011-10-06 Kyocera Corp 携帯端末
JP2018056820A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 富士通株式会社 無線通信装置、および、受信感度制御方法
JP7004376B2 (ja) 2016-09-29 2022-01-21 Fcnt株式会社 無線通信装置、および、受信感度制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4201696B2 (ja) 2008-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7760146B2 (en) Internal digital TV antennas for hand-held telecommunications device
EP2448065B1 (en) Mobile communiction terminal with a frame and antenna
US7746280B2 (en) Mobile terminal using an internal antenna with a conductive layer
KR101553722B1 (ko) 안테나 장치
US6124831A (en) Folded dual frequency band antennas for wireless communicators
JP4372158B2 (ja) 放送用受信機付き携帯電話
KR101718032B1 (ko) 이동 단말기
JP4124259B2 (ja) アンテナ装置およびそれを使用した無線通信機
US8798694B2 (en) Communication device
US7298339B1 (en) Multiband multimode compact antenna system
US8988286B2 (en) Multi-band antenna for portable terminal with radiators on opposite surfaces of substrate
CN104064865A (zh) 具有基于隙缝的寄生部件的可调谐天线
US20070139286A1 (en) Antenna for wireless devices
JPH11317616A (ja) 移動電話用指向性アンテナ
US6563466B2 (en) Multi-frequency band inverted-F antennas with coupled branches and wireless communicators incorporating same
WO2009087739A1 (ja) 携帯無線機
JP2006217026A (ja) アンテナ装置及びこれを用いた通信機器
US20110169712A1 (en) Portable radio equipment
US7230571B2 (en) Quadband antenna for portable devices
JP2003008320A (ja) 携帯無線機
WO2010028522A1 (en) Mobile multimedia terminal antenna systems and methods for use thereof
JP4201696B2 (ja) 携帯無線機
US20100053456A1 (en) Mobile Multimedia Terminal Antenna Systems and Methods for Use Thereof
KR100724425B1 (ko) 멀티 안테나를 구비한 휴대 단말기
WO2006011323A1 (ja) 携帯電話装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080311

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081007

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131017

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees