JP2005167636A - カラー画像形成方法および装置 - Google Patents

カラー画像形成方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005167636A
JP2005167636A JP2003403757A JP2003403757A JP2005167636A JP 2005167636 A JP2005167636 A JP 2005167636A JP 2003403757 A JP2003403757 A JP 2003403757A JP 2003403757 A JP2003403757 A JP 2003403757A JP 2005167636 A JP2005167636 A JP 2005167636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
image data
color image
notation
ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003403757A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005167636A5 (ja
Inventor
Makoto Torigoe
真 鳥越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2003403757A priority Critical patent/JP2005167636A/ja
Priority to US10/971,970 priority patent/US7551318B2/en
Publication of JP2005167636A publication Critical patent/JP2005167636A/ja
Publication of JP2005167636A5 publication Critical patent/JP2005167636A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 特別な設定をすることなくさまざまな画像に応じた好ましい色調でプリントを行うこと。
【解決手段】 輝度色度変換処理301において、YCC(輝度色度)8ビットデータに変換され、ステップ302においてC1とC2に関してヒストグラムを作成し、ステップ303でC1とC2のいずれもが所定値以下、すなわちグレーに近い色である画素数をカウントし、全画素数に対する比率を計算する。この比率が大きければグレーに近い色の面積が大きく、逆に比率が小さければグレーに近い色の面積が小さいということになるので、ステップ304でこの比率に応じてグレーの色調を決定する。グレーの色調の決め方はグレーの面積が大きいときはモノクロ銀塩写真の色調に合わせた、グレーの面積が小さいときはab平面上のbのマイナス側のB点にする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、カラー画像形成方法および装置に関し、より詳細には、カラー色再現性を向上させるための色調整機能を有するカラー画像形成方法および装置に関する。
カラー画像出力装置または画像形成装置の一例としてカラーインクジェットプリンタの場合は、その色調の品質は、その構成色要素のシアン(以下C)、マゼンタ(以下M)、イエロー(以下Y)、ブラック(以下K)の各色のインクが、印字ヘッドから所定の吐出量で安定して吐出することによって保たれる。
また、R=G=Bであるデータはグレースケールのデータとなるが、最近のカラーインクジェットプリンタの場合は、Kインクが装備されていても、粒状感を少なくする目的でグレースケールの薄い部分を主にC、M、Yのインクで生成するいわゆるコンポジットブラックとなっているものが多い。この場合、C、M、Yの打込みドット数をプリンタドライバソフト等で制御して、測色上なるべく無彩色、すなわちCIELab色度座標でa=b=0となるようにしてきた。
さらに、さまざまな要因による色合いのばらつきに対応して、CIELab色度座標のab平面上で90°の範囲内にあるように色調を制御するという提案もある(特許文献1参照)。また、モニターに忠実もしくは記憶色をより好ましく再現するグレーになるようにCIELab色度座標のab平面上でbのマイナス方向に色調を制御するという提案もある(特許文献2参照)。
特開2001−16475号公報 特開2003−209702号公報
しかしながら、上記のいずれの制御による場合も画像に関わらずグレーの色調は固定である。特許文献2に示されるようにモニターに忠実もしくは記憶色をより好ましく再現するためには、グレーの色調をCIELab色度座標のab平面上でbのマイナス方向に制御すべきであるが、一方銀塩モノクロ写真の色調はその多くがbの値としては原点付近もしくはプラス側というようにこれとは異なっている。従って全ての画像において制御の目標とすべきグレーの色調は必ずしも一致するとは限らないため、印字するデータにより適正な色調が実現できないという問題がある。
さらに、グレー以外の色についても、たとえば青色では、空や海のような記憶色を好ましく再現したい場合と衣服のようにそうでない場合があり、画像によって色調を変更することが望ましいが、これを変更する具体的機構が提案されていない。
このような課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、第1の色表記法によって記述された入力カラー画像データを変換手段により変換して第2の色表記法によるカラー画像データを生成して画像形成を行うカラー画像形成方法において、判定変換手段が、第1の色表記法によって記述された入力画像データを変換して第3の色表記法によるカラー画像データを生成するステップと、色判定手段が、入力カラー画像データ中所定の範囲の色となる画像部分の全画像に対する比率を判定変換手段により生成されたカラー画像データに基づいて算出し、比率が所定の値を超えるか否かを判定するステップと、比率が所定の値を超えると判定される場合、色調整手段が所定の色の画像部分の色調整を行ってカラー画像データを生成するステップと、逆変換手段が、色調整手段によって生成されたカラー画像データを変換して第1の色表記法によるカラー画像データを生成するステップとを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、第1の色表記法によって記述された入力カラー画像データを変換手段により変換して第2の色表記法によるカラー画像データを生成し、生成されたカラー画像データを所定の条件に基づき色調整手段により色成分の組み合わせを変更し色調整して画像形成を行うカラー画像形成方法において、判定変換手段が、第1の色表記法によって記述された入力画像データを変換して第3の色表記法によるカラー画像データを生成するステップと、色判定手段が、入力カラー画像データ中所定の範囲の色となる画像部分の全画像に対する比率を判定変換手段により生成されたカラー画像データに基づいて算出し、比率が所定の値を超えるか否かを判定するステップと、比率が所定の値を超えると判定される場合、色調整手段が所定の色の画像部分の色調整を行うステップとを備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のカラー画像形成方法において、第1の色表記法はRGBであり、第2の色表記法には色要素として少なくともシアン、マゼンタおよびイエローを含むことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のカラー画像形成方法において、第2の色表記法には色要素としてブラックをさらに含むことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載のカラー画像形成方法において、所定の範囲の色とはR成分、G成分、B成分の値が所定の誤差範囲内で等しくなるグレー色であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のカラー画像形成方法において、色調整手段は、比率が所定の値を超えると判定される場合、CIELab色度座標のab平面上のb軸にそって負方向に所定の値だけずらして色調整することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項3または4に記載のカラー画像形成方法において、所定の範囲の色とはB成分とR成分およびG成分との比率が所定の値を超える青色であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、RGBによって記述された入力カラー画像データを変換手段により変換して第2の色表記法によるカラー画像データを生成して画像形成を行うカラー画像形成方法において、入力カラー画像データ中R成分、G成分、B成分の値が所定の誤差範囲内で等しくなるグレー色となる画像部分の全画像に対する比率が所定の値を超える場合、色調整手段がCIELab色度座標のab平面上のb軸にそって負方向に所定の値だけずらして所定の色の画像部分の色調整を行ってカラー画像データを生成するステップを備えたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、第1の色表記法によって記述された入力カラー画像データを変換して第2の色表記法によるカラー画像データを生成して画像形成を行う変換手段を備えたカラー画像形成装置において、第1の色表記法によって記述された入力画像データを変換して第3の色表記法によるカラー画像データを生成する判定変換手段と、入力カラー画像データ中所定の範囲の色となる画像部分の全画像に対する比率を判定変換手段により生成されたカラー画像データに基づいて算出し、比率が所定の値を超えるか否かを判定する色判定手段と、比率が所定の値を超えると判定される場合、所定の色の画像部分の色調整を行ってカラー画像データを生成する色調整手段と、色調整手段によって生成されたカラー画像データを変換して第1の色表記法によるカラー画像データを生成する逆変換手段とを備えたことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、第1の色表記法によって記述された入力カラー画像データを変換して第2の色表記法によるカラー画像データを生成する変換手段と、生成されたカラー画像データを所定の条件に基づき色成分の組み合わせを変更し色調整して画像形成を行う色調整手段とを備えたカラー画像形成装置において、第1の色表記法によって記述された入力画像データを変換して第3の色表記法によるカラー画像データを生成する判定変換手段と、入力カラー画像データ中所定の範囲の色となる画像部分の全画像に対する比率を判定変換手段により生成されたカラー画像データに基づいて算出し、比率が所定の値を超えるか否かを判定する色判定手段とを備え、色調整手段は、比率が所定の値を超えると判定される場合、所定の色の画像部分の色調整を行うことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、RGBによって記述された入力カラー画像データを変換して第2の色表記法によるカラー画像データを生成して画像形成を行う変換手段を備えたカラー画像形成装置において、入力カラー画像データ中R成分、G成分、B成分の値が所定の誤差範囲内で等しくなるグレー色となる画像部分の全画像に対する比率が所定の値を超える場合、CIELab色度座標のab平面上のb軸にそって負方向に所定の値だけずらして所定の色の画像部分の色調整を行ってカラー画像データを生成する色調整手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、第1の色表記法によって記述された入力カラー画像データを変換して第2の色表記法によるカラー画像データを生成して画像形成を行う変換手段を備えたカラー画像形成装置において、第1の色表記法によって記述された入力画像データを変換して第3の色表記法によるカラー画像データを生成する判定変換手段と、入力カラー画像データ中所定の範囲の色となる画像部分の全画像に対する比率を判定変換手段により生成されたカラー画像データに基づいて算出し、比率が所定の値を超えるか否かを判定する色判定手段と、比率が所定の値を超えると判定される場合、所定の色の画像部分の色調整を行ってカラー画像データを生成する色調整手段と、色調整手段によって生成されたカラー画像データを変換して第1の色表記法によるカラー画像データを生成する逆変換手段とを備えることにより、さまざまな画像に応じた好ましい色調でプリントができる。
以下、図面に基づいて本発明によるカラー画像出力装置を説明する。
図1は本発明を適用した印字装置の実施形態の1例である。図1において、インクジェットプリンタ13には複数(4個)のヘッドカートリッジ(記録部)1A、1B、1C、1Dがキャリッジ2に交換可能なように搭載されている。なお、複数の記録部1A〜1Dの全体または任意の一つを指す場合、単に記録部(記録ヘッドまたはヘッドカートリッジ)1で示すことにする。
各ヘッドカートリッジ1は、それぞれ、上部にインクタンク部を、下部に記録ヘッド部(インク吐出部)を有しており、記録ヘッドとインクタンクを一体化した構造をしている。各記録部1はキャリッジ2に位置決めして交換可能なように搭載されており、各記録部1のそれぞれには、記録ヘッド部を駆動するための信号などを受けるためのコネクター(不図示)が設けられている。一方、キャリッジ2には、上述のコネクターを通して各記録部1に駆動信号等を伝達するためのコネクターホルダー(電気接続部)が設けられている。そして、キャリジ2上の各記録部1と装置本体側の制御回路とは、信号パルス電流や温調用電流を流すためのフレキシブルケーブルで接続されている。
各ヘッドカートリッジは各々の上部のインクタンク部に1Aは黒(以下K)の顔料インク、1B、1C、1Dはそれぞれシアン(以下C)、マゼンタ(以下M)、イエロー(以下Y,シアン・マゼンタ・イエロー3色はCMY、それに黒を加えた4色はCMYKと表記する)の染料インクが収納され、各々の記録ヘッド部の印字媒体8と対向する面(図示の例では下向きの吐出口面)にはインク滴を吐出するための吐出口が所定の配列を成して形成され、各々収納されたインクを吐出するようになっている。
キャリッジ2は、主走査方向に延在させて装置本体に設置されたガイドシャフト3に沿って往復移動が可能なように案内支持されている。そして、キャリッジ2は、主走査モータ4により、モータプーリ5、従動プーリ6およびタイミングベルト7を介して駆動され、その位置および移動を制御される。用紙やプラスチックシート等の印字媒体8は、2組の搬送ローラ対9、10および11、12の間で挟持され、これらの搬送ローラの回転により記録ヘッド1の吐出口面と対向する位置(記録部)を通して搬送(紙送り)される。 なお、印字媒体8は、記録部において平坦な記録面を形成するように、その裏面をプラテン(不図示)により支持されている。この場合、キャリッジ2に搭載された各ヘッドカートリッジ1は、それらの吐出口面がキャリッジ2から下方へ突出して上述の2組の搬送ローラ対の間で印字媒体8と平行になるように保持されている。
これらが一体となって構成されたインクジェットプリンタ13は、ホストコンピュータ14にケーブル15を介して接続され、ホストコンピュータ14内にインストールされたドライバーソフトにより制御される。
図2は本発明の画像処理システムの構成図である。図2において、ホストコンピュータ14はCPU202と、メモリ203と、外部記憶部204と、入カ部205と、カラー出力装置14(ここではインクジェットプリンタ)とのインタフェース206とを備えている。CPU202は、メモリ203に格納されたプログラムを実行することで後述する色処理、量子化処理等の各種処理を実現する。
このプログラムは、外部記憶部204に記憶され、あるいは外部装置から供給される。ホストコンピュータ14は、インタフェース206を介してカラー出力装置13と接続されており、色処理を施した画像データをカラー出力装置13に送信して記録を行わせる。
[第1実施形態]
図3は、本発明の一実施形態の画像処理システムの動作を表すフローチャートを示す図であり、入力されるRGB各色8ビット(256階調)画像データをCMYK各色1ビットのドットデータとして出力する。
尚、図3に示す機能構成は、カラー出力装置13を制御するホストコンピュータ14上で動作するプリンタドライバとして実現される。
入力画像データとして、例えば、RGB各色8ビットデータは、まず、輝度色度変換処理301において、例えば下記の公知の変換式により、YCC(輝度色度)8ビットデータに変換される。
Y (輝度)=int(0.30R+0.59G+0.11B)、(Yは整数)
C1(色度)=R−Y
C2(色度)=B−Y
次にステップ302においてC1とC2に関してヒストグラムを作成し、ステップ303でC1とC2の絶対値のいずれもが所定値(所定値としては10〜20)以下、すなわちグレーに近い色である画素数をカウントし、全画素数に対する比率を計算する。この比率が大きければグレーに近い色の面積が大きく、逆に比率が小さければグレーに近い色の面積が小さいということになるので、ステップ304でこの比率の大小によってグレーの色調を変更するか否かを決定する。このグレーの色調の変更のための比率の閾値としては50〜80%とすれば、画像のノイズの影響等も排除でき望ましい。なお、本実施形態ではC1、C2によりグレーを判断するが、これに限られずR=B=Gの条件でグレーを抽出することもできる。
グレーの色調の決め方を図4により説明する。図4は、グレーの面積に応じ各データの色調に合わせ色調整する場合のCIELab空間のab平面上の様子を示す図である。グレーの面積が大きいときはモノクロ銀塩写真の色調に合わせたCIELab空間のab平面上の原点付近、すなわちA点にし、グレーの面積が小さいときは特許文献1および2で望ましいとされるab平面上のbのマイナス側のB点にする。ここで、A点はb軸の負の値を持つように図示されているが、原点の近傍であれば正やゼロの値とすることもできる。
ステップ304で決定された色調になるように画像全体のグレー軸の変換処理をステップ305において行う。このグレー軸の変換処理の方法はYCC空間上でY軸を平行移動させて行う。
この後に、ステップ306で変換式の逆変換によってYCCデータをRGBデータ(8ビット)に復元し、次に公知のマスキングや3次元ルックアップテーブルの手法により色補正処理(ステップ307)、同じく公知のUCR処理や3次元ルックアップテーブルにより色変換処理(ステップ308)を経てCMYK各色8ビットデータに変換される。
なお、本実施形態のステップ304におけるグレーの色調決定においては、図4のA点とB点の2点のみを使用したが、これにとらわれることなく、画像中にグレー領域が占める面積比率に応じ、グレーの色調をA点とB点との間のいずれかの点を使用することができる。
カラーインクジェットプリンタ13ではCMYKの色材が用いられるので変換処理が行われる。さらにカラーインクジェットプリンタ13は2値プリンタであるので上記CMYK各色8ビットデータは、量子化処理部(ステップ309)で、CMY各色1ビットデータに量子化処理される。量子化方法は、従来公知の誤差拡散法やディザ法が用いられる。
本実施形態では、ステップ305におけるグレー軸変換処理において、YCC空間におけるY軸を平行移動させることにより色調整することにより、ステップ307から309の間の処理やルックアップテーブルを変更することなくグレーの色調を変更することが可能となったが、ステップ303でグレーの画素数をカウントした後、ステップ307〜309の処理でグレー色調を変更することもできる。
[第2実施形態]
第2実施形態では、第1実施形態と類似するが、グレーではなくブルーの占める面積によってブルーの色調を変更する。図5は、本発明の一実施形態の画像処理システムの動作を表すフローチャートを示す図であり、入力されるRGB各色8ビット(256階調)画像データをCMYK各色1ビットのドットデータとして出力する。図3と同じ番号のステップは図3と同じ処理を示す。ブルーのデータを判断するには図3におけるステップ303に相当するステップ503においてC2のデータを用いて行い、このデータが所定値より大きいかどうかを判断して行う。
また、図3のステップ304に相当するステップ504においては図6を用いて以下に説明するようにブルーの色調決定が行われる。図6は、本実施形態にかかるブルーの面積に応じ各データの色調に合わせ色調整する場合のCIELab空間のab平面上の様子を示す図である。ブルーの面積が大きいときは、海や空の画像中の青と判断されるので記憶色を好ましく出すために彩度を高いA点の位置、逆にブルーの面積が小さいときは衣服等の青と判断されるので記憶色ではないとして彩度を比較的低いB点の位置で再現させる。このブルーの色調の変更のための面積比率の閾値としては20〜30%とすれば、一般的に海や空の含まれる画像とそれ以外の衣服等の画像を分別するのに適している。さらにブルーの色調の変更は、ステップ307における色補正処理のパラメータを変更することによって実現する。本実施形態でブルーの判定をする場合、第1実施形態と同様C1、C2を用いることもでき、R、G、Bを用いて、Bの値がGおよびRの値より所定値以上の場合をブルーとするようにすることもできる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されること無く、公知技術の範囲内でさまざまな応用が可能である。まずインクジェットプリンタとして、上記実施形態ではCMYK4色のインクを用いるものであったが、CMY3色、あるいはCM又はCMYに濃淡インクを装備した6色乃至7色のインクを用いても良い。また、プリンタとしてインクジェットプリンタに限らず、レーザービームプリンタ等の電子写真方式や熱転写方式のプリンタに適用しても良い。さらに、プリンタに限らず、カラー出力装置としては、CRTや液晶等のディスプレイ等にも応用可能である。
本発明を適用した印字装置の実施形態の1例である。 本発明の画像処理システムの構成図である。 本発明の一実施形態の画像処理システムの動作を表すフローチャートを示す図である。 グレーの面積に応じ各データの色調に合わせ色調整する場合のCIELab空間のab平面上の様子を示す図である。 本発明の他の実施形態の画像処理システムの動作を表すフローチャートを示す図である。 ブルーの面積に応じ各データの色調に合わせ色調整する場合のCIELab空間のab平面上の様子を示す図である。
符号の説明
1 ヘッドカートリッジ(記録部)
2 キャリッジ
3 ガイドシャフト
4 主走査モータ
5 モータプーリ
6 従動プーリ
7 タイミングベルト
8 印字媒体
9、10、11、12 搬送ローラ対
13カラー出力装置(インクジェットプリンタ)
14 ホストコンピュータ
15 ケーブル
202 CPU
203 メモリ
204 外部記憶
205 入力部
206 インタフェース

Claims (11)

  1. 第1の色表記法によって記述された入力カラー画像データを変換手段により変換して第2の色表記法によるカラー画像データを生成して画像形成を行うカラー画像形成方法において、
    判定変換手段が、前記第1の色表記法によって記述された入力画像データを変換して第3の色表記法によるカラー画像データを生成するステップと、
    色判定手段が、前記入力カラー画像データ中所定の範囲の色となる画像部分の全画像に対する比率を前記判定変換手段により生成されたカラー画像データに基づいて算出し、該比率が所定の値を超えるか否かを判定するステップと、
    前記比率が所定の値を超えると判定される場合、色調整手段が前記所定の色の画像部分の色調整を行ってカラー画像データを生成するステップと、
    逆変換手段が、前記色調整手段によって生成されたカラー画像データを変換して第1の色表記法によるカラー画像データを生成するステップと
    を備えたことを特徴とするカラー画像形成方法。
  2. 第1の色表記法によって記述された入力カラー画像データを変換手段により変換して第2の色表記法によるカラー画像データを生成し、当該生成されたカラー画像データを所定の条件に基づき色調整手段により色成分の組み合わせを変更し色調整して画像形成を行うカラー画像形成方法において、
    判定変換手段が、前記第1の色表記法によって記述された入力画像データを変換して第3の色表記法によるカラー画像データを生成するステップと、
    色判定手段が、前記入力カラー画像データ中所定の範囲の色となる画像部分の全画像に対する比率を前記判定変換手段により生成されたカラー画像データに基づいて算出し、該比率が所定の値を超えるか否かを判定するステップと、
    前記比率が所定の値を超えると判定される場合、前記色調整手段が前記所定の色の画像部分の色調整を行うステップと
    を備えたことを特徴とするカラー画像形成方法。
  3. 前記第1の色表記法はRGBであり、前記第2の色表記法には色要素として少なくともシアン、マゼンタおよびイエローを含むことを特徴とする請求項1または2に記載のカラー画像形成方法。
  4. 前記第2の色表記法には色要素としてブラックをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載のカラー画像形成方法。
  5. 前記所定の範囲の色とはR成分、G成分、B成分の値が所定の誤差範囲内で等しくなるグレー色であることを特徴とする請求項3または4に記載のカラー画像形成方法。
  6. 前記色調整手段は、前記比率が所定の値を超えると判定される場合、CIELab色度座標のab平面上のb軸にそって負方向に所定の値だけずらして色調整することを特徴とする請求項5に記載のカラー画像形成方法。
  7. 前記所定の範囲の色とはB成分とR成分およびG成分との比率が所定の値を超える青色であることを特徴とする請求項3または4に記載のカラー画像形成方法。
  8. RGBによって記述された入力カラー画像データを変換手段により変換して第2の色表記法によるカラー画像データを生成して画像形成を行うカラー画像形成方法において、
    前記入力カラー画像データ中R成分、G成分、B成分の値が所定の誤差範囲内で等しくなるグレー色となる画像部分の全画像に対する比率が所定の値を超える場合、色調整手段がCIELab色度座標のab平面上のb軸にそって負方向に所定の値だけずらして前記所定の色の画像部分の色調整を行ってカラー画像データを生成するステップ
    を備えたことを特徴とするカラー画像形成方法。
  9. 第1の色表記法によって記述された入力カラー画像データを変換して第2の色表記法によるカラー画像データを生成して画像形成を行う変換手段を備えたカラー画像形成装置において、
    前記第1の色表記法によって記述された入力画像データを変換して第3の色表記法によるカラー画像データを生成する判定変換手段と、
    前記入力カラー画像データ中所定の範囲の色となる画像部分の全画像に対する比率を前記判定変換手段により生成されたカラー画像データに基づいて算出し、該比率が所定の値を超えるか否かを判定する色判定手段と、
    前記比率が所定の値を超えると判定される場合、前記所定の色の画像部分の色調整を行ってカラー画像データを生成する色調整手段と、
    前記色調整手段によって生成されたカラー画像データを変換して第1の色表記法によるカラー画像データを生成する逆変換手段と
    を備えたことを特徴とするカラー画像形成装置。
  10. 第1の色表記法によって記述された入力カラー画像データを変換して第2の色表記法によるカラー画像データを生成する変換手段と、当該生成されたカラー画像データを所定の条件に基づき色成分の組み合わせを変更し色調整して画像形成を行う色調整手段とを備えたカラー画像形成装置において、
    前記第1の色表記法によって記述された入力画像データを変換して第3の色表記法によるカラー画像データを生成する判定変換手段と、
    前記入力カラー画像データ中所定の範囲の色となる画像部分の全画像に対する比率を前記判定変換手段により生成されたカラー画像データに基づいて算出し、該比率が所定の値を超えるか否かを判定する色判定手段と
    を備え、前記色調整手段は、前記比率が所定の値を超えると判定される場合、前記所定の色の画像部分の色調整を行うことを特徴とするカラー画像形成装置。
  11. RGBによって記述された入力カラー画像データを変換して第2の色表記法によるカラー画像データを生成して画像形成を行う変換手段を備えたカラー画像形成装置において、
    前記入力カラー画像データ中R成分、G成分、B成分の値が所定の誤差範囲内で等しくなるグレー色となる画像部分の全画像に対する比率が所定の値を超える場合、CIELab色度座標のab平面上のb軸にそって負方向に所定の値だけずらして前記所定の色の画像部分の色調整を行ってカラー画像データを生成する色調整手段
    を備えたことを特徴とするカラー画像形成装置。
JP2003403757A 2003-10-24 2003-12-02 カラー画像形成方法および装置 Pending JP2005167636A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003403757A JP2005167636A (ja) 2003-12-02 2003-12-02 カラー画像形成方法および装置
US10/971,970 US7551318B2 (en) 2003-10-24 2004-10-22 Image processing apparatus and image processing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003403757A JP2005167636A (ja) 2003-12-02 2003-12-02 カラー画像形成方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005167636A true JP2005167636A (ja) 2005-06-23
JP2005167636A5 JP2005167636A5 (ja) 2005-09-22

Family

ID=34726963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003403757A Pending JP2005167636A (ja) 2003-10-24 2003-12-02 カラー画像形成方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005167636A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7006251B2 (en) Print control apparatus having saturation enhancing function and corresponding print control method
US7463384B2 (en) Image forming method, image processing method and ink jet recording apparatus
US7333239B2 (en) Method for controlling a plurality of printing apparatuses
US6450606B1 (en) Test pattern printing method, information processing apparatus and printing apparatus
US6474768B1 (en) Test pattern printing method, information processing apparatus and printing apparatus
JP2005348053A (ja) 色変換を行う装置、印刷制御装置、方法およびプログラム、色変換データを作成する装置、方法およびプログラム、並びに、色変換データを記録した記録媒体
US7436543B2 (en) Color separation based on ink characteristics
US6505909B1 (en) Test pattern printing method, information processing apparatus and printing apparatus
US20080158281A1 (en) Image forming apparatus and control method thereof
US7443536B2 (en) Method of generating color separation data and image processing apparatus
JP4823052B2 (ja) 画像出力方法および画像出力装置
US7864363B2 (en) Image processing method and image output system
JP2002331693A (ja) 単色プリンタ、および画像処理装置
US8619323B2 (en) Image processing apparatus and image processing method for processing multivalued image data and recording an image in a pixel area on recording medium by a plurality of relative scans of recording head and recording medium
US8130416B2 (en) Image forming apparatus, image forming method, computer program, and recording medium
JP2005167636A (ja) カラー画像形成方法および装置
US7551318B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP4350734B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法、並びに、コンピュータプログラムおよび記憶媒体
JP2020028988A (ja) 画像処理装置、および、コンピュータプログラム
JP2004314490A (ja) 有彩1次色インクと有彩2次色インクとを含む複数のインク成分への分版処理
JP2001016475A (ja) 画像形成装置及び画像処理方法
JP4250961B2 (ja) 色再現範囲の拡張を考慮した分版処理
JP2005205812A (ja) カラー記録方法、並びに、画像処理装置およびその方法
JP3968949B2 (ja) 印刷制御装置、印刷装置、印刷制御方法、印刷方法、記録媒体、および画像処理装置
JP4403709B2 (ja) 有彩1次色インクと有彩2次色インクとを含む複数のインク成分への分版処理

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050614

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050614

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070814

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071015

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080321