JP2005167422A - 電話交換装置、電話交換システム、電話交換装置の制御方法及び電話交換システムの制御方法 - Google Patents
電話交換装置、電話交換システム、電話交換装置の制御方法及び電話交換システムの制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】電話交換装置や電話端末の不正使用の防止を図るようにした。
【解決手段】主装置1AのCPU112において、システムが起動された際に、呼処理動作の実行に先立ち、情報の書き込み不能なメモリ114に記憶されているシステム種別情報を利用して、ボタン電話端末T1,T2を使用するユーザが主装置1Aの正当な使用権利を持つものであるか否かを判定し、この判定結果に基づきボタン電話端末T1,T2の使用を許可するようにしている。
【選択図】 図1
【解決手段】主装置1AのCPU112において、システムが起動された際に、呼処理動作の実行に先立ち、情報の書き込み不能なメモリ114に記憶されているシステム種別情報を利用して、ボタン電話端末T1,T2を使用するユーザが主装置1Aの正当な使用権利を持つものであるか否かを判定し、この判定結果に基づきボタン電話端末T1,T2の使用を許可するようにしている。
【選択図】 図1
Description
この発明は、ボタン電話装置やPBX(Private Branch Exchange)といった電話交換装置の不正使用の防止を高めるようにした電話交換装置、電話交換システム及び電話交換装置及び電話交換システムの制御方法に関する。
従来よりオフィスビルや事業所では、ボタン電話装置やPBXといった電話交換装置が多く使用されている。この種の電話交換装置は、例えば電話機等を内線端末として収容し、この内線端末と公衆網等の外部通信網との間及び内線端末相互間を交換接続して通話を可能にしている。
ところで、このようなシステムでは、電話交換装置に呼処理種別情報を予め記憶しておき、この呼処理種別情報に基づいて交換動作を実行するように構成されている。しかし、使用開始後において、機能を追加する必要が生じたり、また不要な機能を削除する必要が生じることがある。このような場合従来では、例えばユーザからメーカに対し機能の追加を希望する旨を連絡し、その内容に応じてメーカの保守サービス担当者がユーザが希望する機能を電話交換装置に追加する設定作業を行うようにしている。
しかしながら、上記設定作業は、電話交換装置に登録されている呼処理種別情報を書き替えるだけの簡単な作業であるため、ライセンスの無いユーザでも設定作業が簡単に行えてしまい、メーカにとっては不利益となってしまう。また、不当な第三者による呼処理種別情報の改竄、第三者による不正使用が発生するという問題が生じている。
そこで、上記システムでは、電話交換装置内にIDを記憶しておき、リモートシステムからのIDまたは暗号化IDを受信して電話交換装置内に記憶してあるIDと比較して、不一致であれば呼処理動作を規制する方法が提案されている(例えば、特許文献1及び2)。
特開平7−170545号公報
特開2000−66775公報。
ところが上記方法では、リモートシステムからID等を受信しなければならないため、機能の使用要求から呼処理動作に入るまでに多くの手間と時間がかかる。したがって、ユーザにとっては、要求した機能を即時使用することができない。また、リモートシステムのセキュリティが十分とは言えず、不正な第三者によるIDの盗聴等が発生するという問題が生じる。
そこで、この発明の目的は、電話交換装置や電話端末の不正使用の防止を図ることができるとともに、ユーザに対し要求された機能を即時使用できるようにした電話交換装置、電話交換システム、電話交換装置及び電話交換システムの制御方法を提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するために、以下のように構成される。
少なくとも1つの電話端末を通信回線を介して接続可能な電話交換装置であって、電話端末に対し、互いに異なる呼処理機能を実行するための複数の呼処理情報を格納する第1の格納手段と、装置ごとに予め付与され、複数の呼処理機能の中から指定された呼処理機能を実行するための許可情報を情報の書き込み不能な記録媒体に格納する第2の格納手段と、要求される呼処理機能に応じて、該当する呼処理情報を読み出すとともに記録媒体から許可情報を読み出し、これら情報に基づき呼処理機能の実行に関する制御を行う制御手段とを備えるようにしたものである。
少なくとも1つの電話端末を通信回線を介して接続可能な電話交換装置であって、電話端末に対し、互いに異なる呼処理機能を実行するための複数の呼処理情報を格納する第1の格納手段と、装置ごとに予め付与され、複数の呼処理機能の中から指定された呼処理機能を実行するための許可情報を情報の書き込み不能な記録媒体に格納する第2の格納手段と、要求される呼処理機能に応じて、該当する呼処理情報を読み出すとともに記録媒体から許可情報を読み出し、これら情報に基づき呼処理機能の実行に関する制御を行う制御手段とを備えるようにしたものである。
この構成によれば、情報の書き込み不能な記録媒体に保有されている許可情報を利用して、要求される呼処理機能の実行に先立ち、呼処理機能を使用するユーザが正当な使用権利を持つものであるか否かがチェックされ、これにより不正使用の防止を図ることができるとともに、正当なユーザにとっては要求した呼処理機能を即時使用することができる。また、電話交換装置の販売側にとっては、電話交換装置の不正使用による不利益の発生を防ぐことができる。さらに、許可情報は、情報の書き込み不能な記録媒体に記録されているので、不正な第三者による改竄や盗聴等を防ぐことができる。
さらに、装置固有の固有識別情報を情報の書き込み不能な記録媒体に格納する第3の格納手段と、固有識別情報の複製を防止するための複製防止情報を記録媒体に格納する第4の格納手段とを備え、制御手段は、呼処理情報と許可情報とに基づき要求される呼処理機能の実行が許可された場合に、記録媒体から固有識別情報及び複製防止情報を読み出し、これら情報に基づき呼処理機能の実行に関する制御を行うことを特徴とする。
この構成によれば、要求される呼処理機能の実行に先立ち、情報の書き込み不能な記録媒体から固有識別情報及び複製防止情報を読み出し、これら情報に基づき実行すべく呼処理機能の要求が正当なユーザによるものか否かを判定するようにしている。このため、呼処理機能を利用する際のセキュリティをさらに高めることができる。
第4の格納手段は、複製防止情報として、固有識別情報を秘密情報を用いて暗号化した暗号化情報を記録媒体に格納し、制御手段は、記録媒体から固有識別情報及び暗号化情報を読み出すとともに、暗号化情報を秘密情報を用いて復号し、この復号した情報と固有識別情報とが一致した場合に要求される呼処理機能の実行を許可することを特徴とする。
この構成によれば、複製防止情報は固有識別情報を秘密情報により暗号化した情報であるため、他のユーザが故意に複製防止情報を盗用して自己の電話交換装置の機能設定を行おうとしても、不正な機能使用が行われないようにすることができる。
複数の通信回線間の交換を行う電話交換装置と、通信回線の終端に接続される電話端末とを具備し、電話端末は、自端末の種類を示す第1端末種別情報を情報の書き込み不能な記録媒体に格納する第1の格納手段を備え、電話交換装置は、接続可能な電話端末の第2端末種別情報を情報の書き込み不能な記録媒体に格納する第2の格納手段と、電話端末が通信回線に接続された場合に、当該電話端末から第1端末種別情報を取得するとともに、記録媒体から第2端末識別情報を読み出してこれら情報を比較し、これら比較結果に基づき電話端末の接続認証に関する制御を行う制御手段とを備えるようにしたものである。
この構成によれば、電話端末が通信回線に接続された際に、要求される呼処理機能の実行に先立ち、電話交換装置から電話端末に対しアクセスして第1端末種別情報を取得し、この第1端末種別情報と電話交換装置が保有する第2端末種別情報とを比較し、この比較結果に基づいて接続される電話端末が正当なユーザの電話端末であるか否かを判定するようにしている。このため、電話端末ごとに適切な接続認証処理を行うことができ、これにより不正な端末の接続を防止でき、セキュリティをさらに高めることができる。
制御手段は、電話端末の接続可否の判定結果を、接続元の電話端末に通知することを特徴とする。
この構成によれば、電話端末のユーザは少なくとも自身が接続した電話端末が接続認証されたか否かを確認することができる。また、その際に接続可否の判定結果に加えて、その理由または対応ガイダンス情報をユーザに通知するようにすれば、受け付けられなかった場合にユーザはその原因を把握して適切なやり直し等を行うことができる。
この構成によれば、電話端末のユーザは少なくとも自身が接続した電話端末が接続認証されたか否かを確認することができる。また、その際に接続可否の判定結果に加えて、その理由または対応ガイダンス情報をユーザに通知するようにすれば、受け付けられなかった場合にユーザはその原因を把握して適切なやり直し等を行うことができる。
以上詳述したようにこの発明によれば、電話交換装置や電話端末の不正使用の防止を図ることができるとともに、ユーザに対し要求された機能を即時使用できるようにした電話交換装置、電話交換システム及び電話交換装置の制御方法を提供することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる交換システムの概略構成を示す図である。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる交換システムの概略構成を示す図である。
交換システムは、同図に示すように、主装置1Aに、ボタン電話端末T1,T2をそれぞれ内線インタフェースを介して任意に接続して構成されている。
主装置1Aは、さらに、制御ユニット11、内線インタフェース回路12,13、アナログ局線インタフェース回路14、専用線インタフェース回路15を備えている。そして、制御ユニット11、内線インタフェース回路12,13、アナログ局線インタフェース回路14及び専用線インタフェース回路15は、データハイウェイ16を介して互いに接続されている。
制御ユニット11は、タイムスイッチ111と、CPU112と、データベース113と、情報の書き込み不能なメモリ(EEPROM1)114と、LANインタフェース部115と、情報の書き込み不能なメモリ(EEPROM2)116とを備える。これらタイムスイッチ111、CPU112、データベース113、メモリ114及びLANインタフェース部115は、バス117を介して互いに接続されている。
内線インタフェース回路12には、ボタン電話端末T1が必要に応じて接続される。内線インタフェース回路12は、接続されたボタン電話端末T1に関する内線インタフェース動作を行う。また、内線インタフェース回路12は、上記内線インタフェース動作に係わる種々の制御情報の授受を、データハイウェイ16を介して制御ユニット11との間で行なう。
内線インタフェース回路13には、ボタン電話端末T2が必要に応じて接続される。内線インタフェース回路13は、接続されたボタン電話端末T2に関する内線インタフェース動作を行う。また、内線インタフェース回路13は、上記内線インタフェース動作に係わる種々の制御情報の授受を、データハイウェイ16を介して制御ユニット11との間で行う。
アナログ局線インタフェース回路14には、公衆網NWに接続される局線が必要に応じて接続される。アナログ局線インタフェース回路14は、接続された局線に関するインタフェース動作を行なう。また、アナログ局線インタフェース回路14は、上記インタフェース動作に係わる種々の制御情報の授受を、データハイウェイ16を介して制御ユニット11との間で行なう。
専用線インタフェース回路15には、専用網PNWが必要に応じて接続される。専用線インタフェース回路15は、接続された専用線に関するインタフェース動作を行なう。また、専用線インタフェース回路15は、上記インタフェース動作に係わる種々の制御情報の授受を、データハイウェイ16を介して制御ユニット11との間で行なう。
タイムスイッチ111は、CPU112の制御に基づいてPCMハイウェイ上のタイムスロットの入れ替えを行なうことによって、内線インタフェース回路12,13、アナログ局線インタフェース回路14及び専用線インタフェース回路15を任意に交換接続する。
CPU112は、データベース113及びメモリ114,116に格納されているデータに基づいた処理を行なうことで、タイムスイッチ111、内線インタフェース回路12,13、アナログ局線インタフェース回路14及び専用線インタフェース回路15のそれぞれを総括制御し、主装置1Aとしての動作を実現する。
データベース113には、国別の呼処理動作を実行するための呼処理情報が記憶されている。図2は、その記憶内容の一例を示し、例えば日本で呼処理動作させるための情報が記憶されている。
メモリ114には、図3に示す如く、予め指定された呼処理動作を実行するための許可情報としてのシステム種別情報が記憶されている。また、メモリ114には、図5に示す如く、複製防止用のデータが記憶される。
LANインタフェース部115は、接続される保守用のパーソナル・コンピュータPCに関するインタフェース動作を行う。メモリ116には、図4に示す如く、パーソナル・コンピュータPCにより書き込まれるシステム固有のシステム固有識別子情報が記憶される。
次に、以上のような構成における動作について説明する。
まず、システム種別情報及び複製防止データを書き込む動作について説明する。
製造者は、パーソナル・コンピュータPCによりシステム種別情報(例えば使用国コード)及び複製防止データをメモリ114に書き込む。この複製防止データは、例えば製造者がシステム固有識別子情報(例えばMAC(Media Access Control)アドレス)を秘密情報を用いて暗号化したデータである。この秘密情報は、メモリ114に記憶され、予め指定されたデータコードが使用される。
まず、システム種別情報及び複製防止データを書き込む動作について説明する。
製造者は、パーソナル・コンピュータPCによりシステム種別情報(例えば使用国コード)及び複製防止データをメモリ114に書き込む。この複製防止データは、例えば製造者がシステム固有識別子情報(例えばMAC(Media Access Control)アドレス)を秘密情報を用いて暗号化したデータである。この秘密情報は、メモリ114に記憶され、予め指定されたデータコードが使用される。
システム固有識別子情報も同様に、パーソナル・コンピュータPCによりメモリ116に書き込まれる。このデータは、保守者が変更することのできないデータである。
図6は、呼処理動作を規制するためのCPU112の制御処理を示すフローチャートである。まず、主装置1Aの使用者が電源投入を行うと、CPU112はデータベース113から呼処理情報を読み出し(ステップST6a)、続いてメモリ114からシステム種別情報を読み出し(ステップST6b)、これら情報が一致するか否かの判断を行う(ステップST6c)。ここで、一致しない場合には(No)、CPU112は呼処理動作の規制処理を行う(ステップST6d)。
一方、一致したならば(Yes)、CPU112はメモリ114からシステム固有識別子情報を読み出し(ステップST6e)、続いてメモリ114から複製防止データを読み出し、この複製防止データをメモリ114に記憶されている秘密情報を用いて復号する(ステップST6f)。そして、復号データとシステム固有識別子情報とを比較して、一致するか否かの判断を行う(ステップST6g)。ここで、一致しない場合には(No)、CPU112は呼処理動作の規制処理を行う(ステップST6h)。
一方、一致したならば(Yes)、CPU112はシステムを正常に起動させ、呼処理を実行する(ステップST6i)。
なお、上記ステップST6d及びステップST6hでは、呼処理動作を規制した状態でシステムを起動するが、ボタン電話端末T1,T2から保守モードに遷移することのみ可能であり、発信、着信等の呼処理動作は規制される。
以上のように上記第1の実施形態では、主装置1AのCPU112において、システムが起動された際に、呼処理動作の実行に先立ち、情報の書き込み不能なメモリ114に記憶されているシステム種別情報を利用して、例えばボタン電話端末T1,T2を使用するユーザが主装置1Aの正当な使用権利を持つものであるか否かを判定し、この判定結果に基づきボタン電話端末T1,T2の使用を許可するようにしている。
従って、主装置1Aの不正使用の防止を図ることができるとともに、正当なユーザにとってはボタン電話端末T1,T2等を即時使用することができる。また、主装置1Aの販売側にとっては、主装置1Aの不正使用による不利益の発生を防ぐことができる。さらに、システム種別情報は、情報の書き込み不能なメモリ114に記憶されているので、不正な第三者による改竄や盗聴等を防ぐことができる。
また、上記第1の実施形態では、CPU112において、情報の書き込み不能なメモリ116からシステム固有識別子情報を読み出すとともに、メモリ114から複製防止データを読み出して比較し、この比較結果に基づき実行すべく呼処理の要求が正当なユーザによるものか否かを判定するようにしている。
従って、第三者により呼処理情報及びシステム種別情報が見破られる場合にも、主装置1Aの不正使用を防止することができ、これによりセキュリティをさらに高めることができる。
さらに、上記第1の実施形態では、複製防止データとして、システム固有識別子情報を秘密情報により暗号化した情報を用いるため、他のユーザが故意に複製防止データを盗用して自己の主装置の呼処理動作を行おうとしても、不正使用が行われないようにすることができる。
(第2の実施形態)
図7は、この発明の第2の実施形態に係わる交換システムの概略構成を示す図である。なお、図7において、上記図1と同一部分には同一符号を付して説明する。
図7は、この発明の第2の実施形態に係わる交換システムの概略構成を示す図である。なお、図7において、上記図1と同一部分には同一符号を付して説明する。
主装置1Bには、内線インタフェース回路17が備えられる。そして、内線インタフェース回路17には、新たなボタン電話端末T3が接続される。
ボタン電話端末T3は、情報の書き込み不能なメモリ31が設けられている。このメモリ31には、図8に示すように、ボタン電話端末T3の種類を示す端末種別データが記憶されている。
一方、主装置1Bのメモリ114には、図9に示すように、接続が許可された端末を示すシステム種別情報が記憶されている。
次に、以上のような構成における動作について説明する。
まず、端末種別データをボタン電話端末T3のメモリ31に書き込む動作について説明する。
ここで、端末種別データをボタン電話端末T3のメモリ31に書き込む場合に、図10に示すように、パーソナル・コンピュータPC2及びデータ送信装置DTが使用される。いま、製造者がパーソナル・コンピュータPC2を使用して端末種別データを入力したとする。すると、端末種別データは、図11に示すように、データ送信装置DTに供給され、コード化される。データ送信装置DTによりコード化された端末種別データは、ボタン電話端末T3に送られ、メモリ31に書き込まれる。
まず、端末種別データをボタン電話端末T3のメモリ31に書き込む動作について説明する。
ここで、端末種別データをボタン電話端末T3のメモリ31に書き込む場合に、図10に示すように、パーソナル・コンピュータPC2及びデータ送信装置DTが使用される。いま、製造者がパーソナル・コンピュータPC2を使用して端末種別データを入力したとする。すると、端末種別データは、図11に示すように、データ送信装置DTに供給され、コード化される。データ送信装置DTによりコード化された端末種別データは、ボタン電話端末T3に送られ、メモリ31に書き込まれる。
次に、ボタン電話端末T3が接続される際に、主装置1Bは次の処理を実行する。図12は、主装置1Bがボタン電話端末T3から端末種別データを取得する際の信号の送受信手順を示すシーケンス図であり、図13はCPU112の制御処理手順を示すフローチャートである。
まず、ボタン電話端末T3が接続されると、CPU112はボタン電話端末T3の接続を認識し(ステップST13a)、ボタン電話端末T3に対し端末種別データの問い合わせを行う(ステップST13b)。そして、問い合わせに対しボタン電話端末T3から端末種別データを受信すると、CPU112はメモリ114から端末種別データを読み出し、この端末種別データと受信した端末種別データとが一致するか否かの判断を行う(ステップST13c)。ここで、一致しないならば(No)、CPU112はボタン電話端末T3を閉塞の状態にし、使用不可の旨をボタン電話端末T3に通知する(ステップST13d)。
一方、一致したならば(Yes)、CPU112はボタン電話端末T3の接続を許可する。
以上のように上記第2の実施形態では、ボタン電話端末T3が主装置1Bに接続された際に、主装置1Bにおいて、ボタン電話端末T3から端末種別データを取得し、この端末種別データとメモリ114に記憶される端末種別データとを比較し、この比較結果に基づいて接続されるボタン電話端末T3が正当なユーザのものであるか否かを判定するようにしている。
従って、接続されるボタン電話端末T3ごとに適切な接続認証処理を行うことができ、これにより不正な端末の接続を防止でき、セキュリティをさらに高めることができる。
また、上記第2の実施形態では、ボタン電話端末T3の接続認証が行なわれなかった場合に、その旨をボタン電話端末T3に通知するようにしているので、ボタン電話端末T3のユーザは接続認証が行なわれたか否かを確認することができる。また、その際に接続可否の判定結果に加えて、その理由または対応ガイダンス情報をユーザに通知するようにすれば、受け付けられなかった場合にユーザはその原因を把握して適切なやり直し等を行うことができる。
(その他の実施形態)
なお、この発明は上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、上記各実施形態では、システム種別情報及び端末種別データに使用国別コードを用いる例について説明した。しかしこれに限ることなく、例えば使用が許可された呼処理機能についてのコードを用いるようにしてもよい。また、呼処理機能以外にも接続端末数、使用回線数を規定するコードを用いるようにしてもよい。
なお、この発明は上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、上記各実施形態では、システム種別情報及び端末種別データに使用国別コードを用いる例について説明した。しかしこれに限ることなく、例えば使用が許可された呼処理機能についてのコードを用いるようにしてもよい。また、呼処理機能以外にも接続端末数、使用回線数を規定するコードを用いるようにしてもよい。
また、上記第1の実施形態では、システム起動時に主装置の呼処理規制を行う例について説明した。しかしこれに限ることなく、要求される呼処理機能ごとに呼処理規制を行うようにしてもよい。この場合、使用が許可された呼処理機能ごとのシステム種別情報をメモリ114に記憶しておくようにすればよい。
また、上記第1の実施形態では、データベース113に使用可能な国を示す国別コードを記憶する例について説明したが、これに限ることなく主装置1Aで使用可能な全呼処理機能それぞれについての指定コードを記憶しておくようにしてもよい。
その他、システムの構成や種類、主装置といった電話交換装置の構成や種類、ボタン電話端末といった電話端末の種類、不正使用を防止するための制御手順、不正使用を防止するために用いる情報の種類等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
1A,1B…主装置、11…制御ユニット、12,13…内線インタフェース回路、14…アナログ局線インタフェース回路、15…専用線インタフェース回路、16…データハイウェイ、17…内線インタフェース回路、31…メモリ、111…タイムスイッチ、112…CPU、113…データベース、114,116…メモリ、115…LANインタフェース部、117…バス、T1,T2,T3…ボタン電話端末,NW…公衆網、PNW…専用網、PC1,PC2…パーソナル・コンピュータ,DT…データ送信装置。
Claims (8)
- 少なくとも1つの電話端末を通信回線を介して接続可能な電話交換装置であって、
前記電話端末に対し、互いに異なる呼処理機能を実行するための複数の呼処理情報を格納する第1の格納手段と、
装置ごとに予め付与され、前記複数の呼処理機能の中から指定された呼処理機能を実行するための許可情報を情報の書き込み不能な記録媒体に格納する第2の格納手段と、
要求される呼処理機能に応じて、該当する呼処理情報を読み出すとともに前記記録媒体から許可情報を読み出し、これら情報に基づき呼処理機能の実行に関する制御を行う制御手段とを具備したことを特徴とする電話交換装置。 - さらに、装置固有の固有識別情報を情報の書き込み不能な記録媒体に格納する第3の格納手段と、
前記固有識別情報の複製を防止するための複製防止情報を前記記録媒体に格納する第4の格納手段とを備え、
前記制御手段は、前記呼処理情報と前記許可情報とに基づき要求される呼処理機能の実行が許可された場合に、前記記録媒体から前記固有識別情報及び前記複製防止情報を読み出し、これら情報に基づき呼処理機能の実行に関する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の電話交換装置。 - 前記第4の格納手段は、前記複製防止情報として、前記固有識別情報を秘密情報を用いて暗号化した暗号化情報を前記記録媒体に格納し、
前記制御手段は、前記記録媒体から前記固有識別情報及び前記暗号化情報を読み出すとともに、前記暗号化情報を前記秘密情報を用いて復号し、この復号した情報と前記固有識別情報とが一致した場合に要求される呼処理機能の実行を許可することを特徴とする請求項2記載の電話交換装置。 - 前記第2の格納手段は、前記許可情報として、接続端末数、使用回線数及び各呼処理機能についての動作可否、及び使用国の少なくとも1つを規定する情報を前記記録媒体に格納することを特徴とする請求項1記載の電話交換装置。
- 複数の通信回線間の交換を行う電話交換装置と、前記通信回線の終端に接続される電話端末とを具備し、
前記電話端末は、
自端末の種類を示す第1端末種別情報を情報の書き込み不能な記録媒体に格納する第1の格納手段を備え、
前記電話交換装置は、
接続可能な電話端末の第2端末種別情報を情報の書き込み不能な記録媒体に格納する第2の格納手段と、
前記電話端末が前記通信回線に接続された場合に、当該電話端末から前記第1端末種別情報を取得するとともに、前記記録媒体から前記第2端末識別情報を読み出してこれら情報を比較し、これら比較結果に基づき前記電話端末の接続認証に関する制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とする電話交換システム。 - 前記制御手段は、前記電話端末の接続可否の判定結果を、接続元の電話端末に通知することを特徴とする請求項5記載の電話交換システム。
- 少なくとも1つの電話端末を通信回線を介して接続可能な電話交換装置の制御方法であって、
前記電話端末に対し、互いに異なる呼処理機能を実行するための複数の呼処理情報を格納し、
装置ごとに予め付与され、前記複数の呼処理機能の中から指定された呼処理機能を実行するための許可情報を情報の書き込み不能な記録媒体に格納し、
要求される呼処理機能に応じて、該当する呼処理情報を読み出すとともに前記記録媒体から許可情報を読み出し、これら情報に基づき呼処理機能の実行に関する制御を行うことを特徴とする電話交換装置の制御方法。 - 複数の通信回線間の交換を行う電話交換装置と、前記通信回線の終端に接続される電話端末とを具備した電話交換システムで使用される制御方法であって、
前記電話端末において、自端末の種類を示す第1端末種別情報を情報の書き込み不能な記録媒体に格納し、
前記電話交換装置において、接続可能な電話端末の第2端末種別情報を情報の書き込み不能な記録媒体し、
前記電話交換装置において、電話端末が前記通信回線に接続された場合に、当該電話端末から前記第1端末種別情報を取得するとともに、前記記録媒体から前記第2端末識別情報を読み出してこれら情報を比較し、これら比較結果に基づき前記電話端末の接続認証に関する制御を行うことを特徴とする電話交換システムの制御方法。
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