JP2005165911A - 印刷装置および印刷システムおよび通信制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 既存の通信プロトコルを利用して、印刷装置と外部情報処理装置との間で無線通信インタフェースを介した接続処理およびデータ通信サービス処理を容易に行うことである。
【解決手段】 Bluetooth(登録商標)無線インタフェース部118を備える印刷装置において、Bluetooth(登録商標)制御部120は、Bluetooth(登録商標)無線インタフェース部118を介して携帯端末装置140に固有の第1のプロトコル(PPP)で要求される接続要求を処理して第1の接続状態を確立し、該確立後、Bluetooth(登録商標)無線インタフェース部118を介して携帯端末装置140との間でTCP/IPでデータ通信可能な第2の接続状態に遷移させる構成を特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】 Bluetooth(登録商標)無線インタフェース部118を備える印刷装置において、Bluetooth(登録商標)制御部120は、Bluetooth(登録商標)無線インタフェース部118を介して携帯端末装置140に固有の第1のプロトコル(PPP)で要求される接続要求を処理して第1の接続状態を確立し、該確立後、Bluetooth(登録商標)無線インタフェース部118を介して携帯端末装置140との間でTCP/IPでデータ通信可能な第2の接続状態に遷移させる構成を特徴とする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、無線通信インタフェースを備える印刷装置および無線通信インタフェースとネットワークインタフェースとを有する印刷装置が前記無線通信インタフェースを介して無線機器と通信可能な印刷システムおよび通信制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムに関するものである。
近年、デバイスの小型化・軽量化に伴い、個人で使用する携帯端末装置が多種多様になってきている。例えば小型パーソナルコンピュータ、携帯端末装置、携帯電話などがある。一方では通信周波数制御回路や電波強度の調整機能などの技術進歩により、高速であり、かつ、消費電力の低い通信方式が実現されるようになってきている。このような低電力ワイヤレス通信方式が、携帯電話端末やノート型PC(Personal Computer)、個人用情報機器(Personal Digital Assistant;PDA)など多くの情報機器に採用されてきている。
また、低電力ワイヤレス通信方式の代表例として、Bluetooth(登録商標)が挙げられる。特に、このBluetooth(登録商標)方式を主導するbuletoothSIG(Special Interest Group)では、普及促進のため、通信を利用するアプリケーション毎にプロトコルスタックの組み合わせをプロファイルとして規定しており、Bluetooth(登録商標)準拠デバイス間の相互接続性も確保している。
例えば"Dial−up Networking profile"では、携帯電話端末などをインターネットブリッジとして使用する場合の通信プロトコルや通信手順が定められている。
このような背景の下、Bluetooth(登録商標)などの低消費電力ワイヤレス通信方式を採用した個人用情報機器(PDA)から、同様の低消費電力ワイヤレス方式を採用した携帯電話を経由して、インターネット環境にダイヤルアップ接続(PPP接続:Point to Point Protocol接続)を行い自由にインターネット環境を利用できるようになってきている。なお、従来、この種の技術として、下記特許文献が既に公開されている。
特開2003−333072号公報
特開2002−354149号公報
しかしながら、上記のシステム例のように、携帯電話端末と個人用情報機器の接続といった、標準化されたプロトコルスタックの組み合わせによって接続が可能な機器間では、相互に接続が可能であるが、例えば、印刷装置とPDAといったこれまで標準化された接続プロファイルが規定されていないような機器間では、新たなプロファイルを規定しなければならず、また、新たに規定されたプロファイルをそれぞれの機器に対して個別に実装しなければならないため、容易な異機種間の接続を妨げてしまっているのも現状である。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の第1の目的は、無線通信インタフェースを備える印刷装置において、前記無線通信インタフェースを介して外部情報処理装置に固有の第1のプロトコルで要求される接続要求を処理して第1の接続状態を確立し、該確立後、前記無線通信インタフェースを介して前記外部情報処理装置との間で第2のプロトコルでデータ通信可能な第2の接続状態に遷移させることにより、印刷装置と外部情報処理装置とに標準となる通信プロトコルを新たに確定することなく、既存の通信プロトコルを利用して、印刷装置と外部情報処理装置との間で無線通信インタフェースを介した接続処理およびデータ通信サービス処理を容易に行える安価なデータ処理システムを自在に構築することができる印刷装置および通信制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム提供することである。
第2の目的は、無線通信インタフェースとネットワークインタフェースとを有する印刷装置が前記無線通信インタフェースを介して無線機器と通信可能な印刷システムにおいて、無線通信インタフェースを介して外部情報処理装置との間で一対一の接続要求とデータ通信の認証要求とを行い、該無線接続された外部情報処理装置に対して、前記印刷装置の機器情報の参照や設定を行うサービスを提供することにより、印刷装置と外部情報処理装置とに標準となる通信プロトコルを新たに確定することなく、既存の通信プロトコルを利用して、印刷装置と外部情報処理装置との間で無線通信インタフェースを介した接続処理およびデータ通信サービス処理を汎用のインタフェースを利用して容易に行える安価なデータ処理システムを自在に構築することができるとともに、外部情報処理装置に提供すべきコンテンツの保存管理負担を大幅に軽減できる印刷システムおよび通信制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムを提供することである。
本発明に係る第1の発明は、無線通信インタフェースを備える印刷装置であって、前記無線通信インタフェースを介して外部情報処理装置に固有の第1のプロトコルで要求される接続要求を処理して第1の接続状態を確立し、該確立後、前記無線通信インタフェースを介して前記外部情報処理装置との間で第2のプロトコルでデータ通信可能な第2の接続状態に遷移させる通信制御手段(例えば図2に示すBluetooth(登録商標)制御部120)を備えることを特徴とする。
本発明に係る第2の発明は、無線通信インタフェースとネットワークインタフェースとを有する印刷装置が前記無線通信インタフェースを介して無線機器と通信可能な印刷システムであって、前記無線通信インタフェースを介して外部情報処理装置との間で一対一の接続要求とデータ通信の認証要求とを行う通信制御手段(例えば図2に示すBluetooth(登録商標)制御部120,TCP/IPモジュール部114)と、前記通信制御手段により無線接続された外部情報処理装置に対して、前記印刷装置の機器情報の参照や設定を行うサービスを提供するサービス提供手段(例えば図2に示すBluetooth(登録商標)制御部120,WWWサーバ部115)とを有することを特徴とする。
本発明に係る第3の発明は、前記無線通信インタフェースは、Bluetooth(登録商標)規格に準拠して通信することを特徴とする。
本発明に係る第4の発明は、前記無線通信インタフェースは、PPP(Point to Point Protocol)接続の規定に基づいた接続要求に対して処理を行い、該接続確立後、TCP/IPプロトコルに基づいた接続を確立することを特徴とする。
本発明に係る第5の発明は、前記サービス提供手段は、印刷システム内に保存されている印刷ジョブ情報を前記外部情報処理装置に提供することを特徴とする。
本発明に係る第6の発明は、前記サービス提供手段は、前記PPP接続に必要なID情報を元に接続されている前記外部情報処理装置の利用者毎に提供する印刷ジョブ情報を切り替えることを特徴とする。
本発明に係る第7の発明は、前記印刷装置の機器に関する情報を前記外部情報処理装置に提供可能なWebコンテンツとして保存管理する保存手段(図2に示すコンテンツ部117,132)を有することを特徴とする。
本発明に係る第8の発明は、前記サービス提供手段は、前記外部情報処理装置からの情報獲得要求に基づき、前記保存手段に保存管理されている前記印刷装置の機器に関する情報の参照や設定を行うHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)サービスを提供することを特徴とする。
本発明に係る第9の発明は、前記サービス提供手段は、前記外部情報処理装置から前記HTTPで指定されたWEBコンテンツのURL(Uniform Resource Locator)及びパス検査に基づき、機種に依存する機種依存WEBコンテンツか否かを判断することを特徴とする。
本発明に係る第10の発明は、前記サービス提供手段は、指定されたWEBコンテンツが機種に依存する機種依存WEBコンテンツであると判断した場合、前記印刷装置の各制御部に対して前記機種依存コンテンツを要求すると共に、前記印刷装置からの返答結果を前記HTTPに変換して前記外部情報処理装置へ提供し、前記指定されたWEBコンテンツが機種に依存しない機種非依存WEBコンテンツであると判断した場合、前記保存手段から前記機種非依存コンテンツを獲得して前記外部情報処理装置へ提供することを特徴とする。
本発明に係る第11の発明は、前記印刷装置の前記機器情報は、前記印刷装置に装着される給紙装置や排紙装置等のオプション機器に関する情報、前記オプション機器の給紙や排紙等に関する情報を含むことを特徴とする。
本発明に係る第12の発明は、前記サービス提供手段は、前記HTTPで指定されたWEBコンテンツのURL及びパス検査を行う際、当該WEBコンテンツが特定のパスに合致するか否かに基づき、機種依存WEBコンテンツか機種非依存WEBコンテンツかを判別可能とすることを特徴とする。
本発明に係る第13の発明は、前記保存手段は、機種依存WEBコンテンツと機種非依存WEBコンテンツとを独立して保存管理する複数のコンテンツ保存手段を有することを特徴とする。
本発明に係る第14の発明は、前記複数のコンテンツ保存手段の1つは、機種依存WEBコンテンツを前記印刷装置の制御部(例えば図2に示す印刷部130)に備えることを特徴とする。
本発明に係る第15の発明は、前記複数のコンテンツ保存手段の1つは、機種非依存WEBコンテンツを前記印刷装置の通信部(例えば図2に示すネットワークカード部110)に備えることを特徴とする。
本発明に係る第16の発明は、前記複数のコンテンツ保存手段の1つは、機種非依存WEBコンテンツをインタフェース別毎に前記印刷装置の通信部に備えることを特徴とする。
本発明に係る第17の発明は、無線通信インタフェースを備える印刷装置における通信制御方法であって、前記無線通信インタフェースを介して外部情報処理装置に固有の第1のプロトコルで要求される接続要求を処理して第1の接続状態を確立し、該確立後、前記無線通信インタフェースを介して前記外部情報処理装置との間で第2のプロトコルでデータ通信可能な第2の接続状態に遷移させる通信制御ステップ(図6に示すステップS601〜S607)を備えることを特徴とする。
本発明に係る第18の発明は、無線通信インタフェースとネットワークインタフェースとを有する印刷装置が前記無線通信インタフェースを介して無線機器と通信可能な印刷システムにおける通信制御方法であって、前記無線通信インタフェースを介して外部情報処理装置との間で一対一の接続要求とデータ通信の認証要求とを行う通信制御ステップ(図6に示すステップS601〜S607,図9に示すステップS801〜S803)と、前記通信制御ステップにより無線接続された外部情報処理装置に対して、前記印刷装置の機器情報の参照や設定を行うサービスを提供するサービス提供ステップ(図9に示すステップS805,S806)とを有することを特徴とする。
本発明に係る第19の発明は、第17または第18の発明の通信制御方法を実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に格納したことを特徴とする。
本発明に係る第20の発明は、第17または第18の発明の通信制御方法を実行させるプログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、印刷装置と外部情報処理装置とに標準となる通信プロトコルを新たに確定することなく、既存の通信プロトコルを利用して、印刷装置と外部情報処理装置との間で無線インタフェースを介した接続処理およびデータ通信サービス処理を汎用のインタフェースを利用して容易に行える安価なデータ処理システムを自在に構築することができるとともに、外部情報処理装置に提供すべきコンテンツの保存管理負担を大幅に軽減できるという効果を奏する。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明に係るデータ処理装置,携帯端末装置,印刷装置を適用可能な印刷システムの概略構成を説明するブロック図であり、該印刷処理システムは、スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ送受信機能を備えた印刷装置(マルチファンクション装置)101と、PDAなどの携帯端末装置140とがBluetooth(登録商標)網103を介して接続され、さらに印刷装置101はEthernet(米国ゼロックス、DEC、インテル三社が共同開発したバス構造のLAN)等の所定の通信媒体102を介してホストコンピュータ100に接続されているシステム例である。
図1は、本発明に係るデータ処理装置,携帯端末装置,印刷装置を適用可能な印刷システムの概略構成を説明するブロック図であり、該印刷処理システムは、スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ送受信機能を備えた印刷装置(マルチファンクション装置)101と、PDAなどの携帯端末装置140とがBluetooth(登録商標)網103を介して接続され、さらに印刷装置101はEthernet(米国ゼロックス、DEC、インテル三社が共同開発したバス構造のLAN)等の所定の通信媒体102を介してホストコンピュータ100に接続されているシステム例である。
図1において、印刷装置101は通信媒体102を介して、ホストコンピュータ100より画像データや制御プログラムの授受を行うことができる。携帯端末装置140には無線通信プロトコルとしてのBluetooth(登録商標)用の通信ユニットが内蔵され、データや制御プログラムの授受を行うことができる。
図2は、本発明の第1実施形態を示す印刷システムの構成の詳細を説明するブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
図2において、本実施形態における印刷システムは、ホストコンピュータ100と、ネットワークカード部110、印刷部130を備えた印刷装置101と、ホストコンピュータ100及び印刷装置101を接続するEthernet(登録商標)等の所定の通信媒体102と、無線通信インタフェースで接続可能な携帯端末装置140及び携帯端末装置140及び印刷装置101を無線接続するBluetooth(登録商標)網103とから構成されている。
更に、印刷装置101のネットワークカード部110は、ネットワークI/F部111、ネットワークI/F制御部112、lpdサーバ部113、TCP/IPモジュール部114、WWW(World Wide Web)サーバ部115、印刷装置I/F部116、機種非依存コンテンツ部117を備え、また、Bluetooth(登録商標)無線I/F部118、ベースバンド処理部119、Buletooth制御部120を備える。
印刷装置101の印刷部130は、受信バッファ131、機種依存コンテンツ部132、PDLトランスレータ133、中間バッファ134、描画部135、プリンタエンジン136、ネットワークカードI/F部137を備えている。
上記構成を詳述すると、印刷装置101のネットワークカード部110において、ネットワークI/F部111は、通信媒体102との間で通信を行い、通信媒体102を介して受信したデータをサービスに応じて次段に渡す。ネットワークI/F制御部112は、受信した印刷データをlpdサーバ部113に渡す。
lpdサーバ部113は、ホストコンピュータ100から送信された印刷データを受信する。WWWサーバ部115は、ホストコンピュータ100から要求された印刷装置101の状態をHTTPを使用して送受信する。
印刷装置I/F部116は、印刷部130に対して印刷データや機種依存コンテンツの受信を指示する。機種非依存コンテンツ部117は、WWWサーバ部115に対して、機種に依存しないHTMLコンテンツやビットマップコンテンツを格納する。
また、Bluetooth(登録商標)無線I/F部118は、所定の高周波数(例えば、2.4GHz)で電波を送受信する。Bluetooth(登録商標)無線I/F部118は、Bluetooth(登録商標)網103を介して携帯端末装置140と通信を行い、Bluetooth(登録商標)網103を介して受信したデータを次段に渡す。Bluetooth(登録商標)ベースバンド処理部119は、Bluetooth(登録商標)の周波数ホッピング処理やフレームの組立処理及び分解処理を行う。
Bluetooth(登録商標)制御部120は、無線通信プロトコルとしてのBluetooth(登録商標)規格に準拠して無線制御を行い、コマンドをパケットにしてBluetooth(登録商標)ベースバンド処理部119に送信したり、Bluetooth(登録商標)ベースバンド処理部119からのパケットをコマンドとして受信する。WWWサーバ部115は、携帯端末装置140から要求された印刷装置101の状態をHTTPを使用して送受信する。
印刷装置101の印刷部130において、ネットワークカードI/F部137は、印刷装置I/F部116と通信を行い、該通信に基づくデータをサービスに応じて次段に渡す。
受信バッファ131は、RAM或いはHDDデバイスから構成されており、印刷データを受け取り、PDLトランスレータ133に渡す。機種依存コンテンツ部132は、機種に依存したHTMLコンテンツやビットマップコンテンツを格納する。PDLトランスレータ133は、受信バッファ131に入った印刷データを取り出し、PDL(Page Description Language:ページ記述言語)を解析して、描画するための中間データに変換する。
中間バッファ134は、PDLトランスレータ133が変換した描画するための中間データを一時的に蓄えて、描画部135に渡す。描画部135は、描画するための中間データを中間バッファ134から取り出し、ラスタデータに変換してプリンタエンジン136に渡す。
プリンタエンジン136は、既知の電子写真技術或いはインクジェット技術によって描画部135が変換したラスタデータを、用紙に印刷して排出する。ここで、プリンタエンジン部136は、既知の印刷技術を利用するものであり、例えば電子写真方式や、インクジェット方式が一般的である。機種依存コンテンツ部132は、機種に依存したHTMLコンテンツやビットマップコンテンツを格納する。
図3は、図2に示したネットワークカード部110に対するソフトウェアの階層を説明する図である。
図3において、最上位レイヤのWWWサーバ301は、下位レイヤであるイベントコントロールタスク302からのコマンドを元にHTMLコンテンツの制御を行う。
イベントコントロールタスク302は、下位レイヤの第1のBluetooth(登録商標)制御部303から受け取ったイベントを解析し、前記最上位レイヤのWWWサーバ301に対してコマンドのキューイングを行う。
Bluetooth(登録商標)制御部303は、Bluetooth(登録商標)ベースバンド処理部304から上位レイヤであるWWWサーバ301宛ての情報(コマンド)を受け取るとその情報を前記イベントコントロールタスク302に送出し、またイベントコントロールタスク302から携帯端末装置140に送信しようとする情報(レスポンス)を受け取ると下位レイヤであるBluetooth(登録商標)ベースバンド処理部304にその情報を送出する。
尚、このようにBluetooth(登録商標)制御部303が、Bluetooth(登録商標)ベースバンド処理部304からのコマンドを受け取ったときは、該コマンドをイベントコントロールタスク302に送出し、またイベントコントロールタスク302からのレスポンスを受け取ったときはBluetooth(登録商標)ベースバンド処理部304に該レスポンスを送出する動作モードを(印刷装置側)コマンドスルーモードという。
また、Bluetooth(登録商標)ベースバンド処理部304とBluetooth(登録商標)無線I/F部305とで無線インタフェースを構成し、Bluetooth(登録商標)ベースバンド処理部304の上位レイヤであるBluetooth(登録商標)制御部303から受け取った情報は、Bluetooth(登録商標)のジェネリックアクセス・プロファイルとその下位概念であるシリアルポート・プロファイルに従い、無線情報として携帯端末装置140に送信される。
OS306は、機器組み込み型のオペレーティングシステムであって、前記ソフトウェア階層のタスクスィッチングやイベント管理、メモリ管理を行う。
図4は、図1に示した携帯端末装置140におけるソフトウェアの階層を説明する図である。
図4において、Bluetooth(登録商標)制御部402は、上位レイヤであるWWWブラウザアプリケーション401から印刷装置101に送信しようとする情報(コマンド)を受け取ると、下位レイヤであるBluetooth(登録商標)ベースバンド処理部403にその情報を送出し、またBluetooth(登録商標)ベースバンド処理部403からWWWブラウザアプリケーション401宛の情報(レスポンス)を受け取ると該WWWブラウザアプリケーション401にその情報を送出する。
尚、このようにBluetooth(登録商標)制御部402が、WWWブラウザアプリケーション401からコマンドを受け取ったときは該コマンドをBluetooth(登録商標)ベースバンド処理部403に送出し、またBluetooth(登録商標)ベースバンド処理部403からのレスポンスを受け取ったときは、WWWブラウザアプリケーション401に該レスポンスを送出する動作モードを(情報処理端末側)コマンドスルーモードという。
また、上述した印刷装置101と同様、Bluetooth(登録商標)ベースバンド処理部403とBluetooth(登録商標)無線I/F部404とで無線インタフェースを構成し、Bluetooth(登録商標)ベースバンド処理部403の上位レイヤであるBluetooth(登録商標)制御部402から受け取った情報は、Bluetooth(登録商標)のジェネリックアクセス・プロファイルとその下位概念であるシリアルポート・プロファイルに従い、無線情報として印刷装置101に送信される。
このように携帯端末装置140は、Bluetooth(登録商標)制御部402、Bluetooth(登録商標)ベースバンド処理部403、及びBluetooth(登録商標)無線I/F部404を経由し、印刷装置101との間の動作を制御している。
尚、OS405は携帯端末装置140を動作させるためのオペレーティングシステムであって、携帯端末装置140上でのMMIやアプリケーションの制御サービスを実行する。
図5は、本発明に係る印刷システムにおける第1のデータ処理手順の一例を説明するフローチャートであり、図2に示した印刷システム101の電源投入時におけるBluetooth(登録商標)制御部303の動作手順に対応する。なお、S501はステップを示す。
先ず、印刷システム101の電源がオンすると、ステップS501において、Bluetooth(登録商標)制御部120の初期化処理を行い、さらに動作モードをコマンドスルーモードにし、携帯端末装置140からの接続を待機する。
図6は、本発明に係る印刷システムにおける第2のデータ処理手順の一例を説明するフローチャートであり、携帯端末装置140におけるBluetooth(登録商標)制御部402の動作手順に対応する。なお、S601〜S607は各ステップを示す。
先ず、携帯端末装置140において、接続可能なBluetooth(登録商標)端末の検索を実行すると、まずステップS601で、Bluetooth(登録商標)制御部402は、検索コマンド(Inquiry)を送出する。次いで、ステップS602で、送出した検索コマンドに対し印刷装置101が応答したか否かを判断し、正常に応答しなかったと判断した場合は、ステップS603に進み、接続できるデバイスが存在しない旨を携帯端末装置140の表示部を介してユーザに通知し、処理を終了する。
一方、ステップS602で、正常に応答したと判断された場合は、ステップS604に進み、Bluetooth(登録商標)ベースバンド処理部403に接続要求を行う。そして、続くステップS605で、接続要求に対する応答を待機し、Bluetooth(登録商標)ベースバンド処理部404から接続要求の失敗が通知されると、ステップS606に進み、印刷装置101との接続に失敗した旨を携帯端末装置140の表示部を介してユーザに通知し、処理を終了する。
一方、ステップS605で、印刷装置101との接続が成功し、接続が完了した場合は、ステップS607に進み、動作モードをコマンドスルーモードに移行する。
これにより、Bluetooth(登録商標)制御部402は、コマンドを受け取った時は該コマンドをBluetooth(登録商標)ベースバンド処理部403に送出し、逆にBluetooth(登録商標)ベースバンド処理部403からレスポンスがある場合にはそれを受信し、Bluetooth(登録商標)制御部にて、受け取ったイベントを解析することが可能になる。
この状態から以下に示す図7,図8,図9,図10を参照して、ダイヤルアップ接続処理によって、印刷装置101と携帯端末装置140との間でPPP規定(規約)に基づいた接続処理を行い、無線接続を確立し、その上でWEBコンテンツの提供を行う処理について説明する。
図7は、本発明に係る印刷システムにおける第3のデータ処理手順の一例を説明するフローチャートであり、携帯端末装置140に実装されているダイヤルアップ機能により、印刷装置101とのダイヤルアップ接続(PPP接続)の動作手順に対応する。なお、S701〜S707は各ステップを示す。
先ず、携帯端末装置140からダイヤルアップ接続機能を実行すると、ステップS701において、Bluetooth(登録商標)制御部403はダイヤルアップ接続要求を送信する。ダイヤルアップ接続要求は、ダイヤルアップに必要な電話番号データを付加情報として含む。
そして、ステップS702で、接続要求に対して印刷装置101から応答があったかどうかを判断して、接続要求に対して応答がなかったと判断した場合には、ステップS703に進み、接続に失敗したことを携帯端末装置140の表示部を介してユーザに通知し、処理を終了する。
一方、ステップS702で、接続要求に対して応答があったと判断した場合には、ステップS704で、Bluetooth(登録商標)制御部403はダイヤルアップ認証要求を送信する。
なお、ダイヤルアップ認証要求には、付加情報としてダイヤルアップ認証に必要なIDとパスワードが付加されている。
次に、ステップS705において、接続認証に対して印刷装置101からの応答があったかどうかを判断して、認証要求に対して応答がない、あるいは認証不可の応答があったと判断した場合には、ステップS706において、認証に失敗したことを携帯端末装置140の表示部を介してユーザに通知し、処理を終了する。
一方、ステップS705で、認証要求に対して認証可の応答があった場合には、ステップS707で、ダイヤルアップ接続認証処理が完了したことをユーザに通知して処理を終了する。
また、ダイヤルアップ認証に成功した場合には、以降、Bluetooth(登録商標)制御部303及びBluetooth(登録商標)制御部402間の制御処理によって、TCP/IPの接続制御を行うことが可能になる。
図8は、図2に示した携帯端末装置140と印刷装置101とのダイヤルアップ接続を行う際の第1の処理の流れを説明するシーケンス図である。
図8において、携帯端末装置140からダイヤルアップ接続機能を実行すると、Bluetooth(登録商標)制御部402は、Bluetooth(登録商標)ベースバンド処理部403を介して、ダイヤルアップ接続要求を送信する。なお、ダイヤルアップ接続要求はダイヤルアップに必要な電話番号データを付加情報として含む。
そして、ダイヤルアップ接続要求を受信した印刷装置のBluetooth(登録商標)ベースバンド処理部304は、ダイヤルアップ接続要求をBluetooth(登録商標)制御部303に送信する。
TCP/IPモジュール部114は、付加情報として含まれている電話番号データを元に、実際にダイヤルアップ(電話をかける)動作を行わずに、PPP接続の規定に則った形で処理を実行して、回線接続制御のエミュレートを実現する。
また、このとき「電話番号データ」とは実際には、電話番号データには限定しない。例えば、電話番号データには印刷装置を識別できる文字列(数字列)が含まれていてもかまわない。
さらに、Bluetooth(登録商標)制御タスクは、付加されているデータを元に、ダイヤルアップ(電話をかける)動作を行う代わりに、付加されているデータが、該印刷システムを表す情報と一致するかどうかチェックして、結果データをBluetooth(登録商標)ベースバンド処理部304に送信する。
そして、Bluetooth(登録商標)ベースバンド処理部304は携帯端末装置140からのダイヤルアップ接続要求に対する応答結果を送信する。そして、応答結果を受信した携帯端末装置140のBluetooth(登録商標)ベースバンド処理部403は応答結果をBluetooth(登録商標)制御部402に送信し、Bluetooth(登録商標)制御部402は、ダイヤルアップ応答結果を解析し、接続に成功したか否かを判断する。
そして、ダイヤルアップ接続に成功したと判断した場合は、次に「ダイヤルアップ認証」を行う。
この場合もダイヤルアップ接続の場合と同様に、まずダイヤルアップ認証に必要な接続ID、パスワード情報を付加情報として含むダイヤルアップ認証要求をBluetooth(登録商標)ベースバンド処理部403を介して送信する。
そして、Bluetooth(登録商標)制御部303は、Bluetooth(登録商標)ベースバンド処理部304を介して受け取った応答データから接続ID及びパスワードを取得し、ダイヤルアップ認証応答として、再びBluetooth(登録商標)ベースバンド処理部304を介して、Bluetooth(登録商標)制御部402に対して送信する。Bluetooth(登録商標)制御タスクは、応答データを解析し、認証の成否を判定する。
これにより、すなわち図7,図8において説明した処理によって、印刷装置101と携帯端末装置140の間でPPP接続の規定に則った接続処理が完了し、以降、TCP/IPの接続制御によって、印刷装置101と携帯端末装置140の間で通信を行うことになる。
図9は、本発明に係る印刷システムにおける第4のデータ処理手順の一例を説明するフローチャートであり、携帯端末装置140に実装されているダイヤルアップ機能により、ダイヤルアップ接続及び認証を行い印刷装置101及び携帯端末装置140との間でダイヤルアップによる接続が完了した後、印刷装置101が提供するHTMLコンテンツやビットマップコンテンツを携帯端末装置140のHTMLブラウザソフトウェアのGUIでディスプレイに表示する処理手順に対応する。なお、S801〜S806は各ステップを示す。
先ず、ステップS801にて、携帯端末装置140上でHTMLブラウザを起動し、そのURL入力部分に印刷装置101を表すURLを指定する(例えば"http://printer.domain/"、または"http://192.168.0.215/など)。そして、ステップS802では、Bluetooth(登録商標)制御部402は印刷装置のBluetooth(登録商標)制御部303に対してHTTPrequest形式のデータ要求を送信する。
次に、ステップS803では、HTMLrequestに対して応答があったかどうかを判断して、HTMLrequestに対して応答がなかったと判断した場合、ステップS804に進み、HTMLrequestに失敗したことを通知して処理を終了する。
一方、ステップS803でHTMLrequestの応答が受信できたと判断した場合には、ステップS805において、HTMLデータを受信し、ステップS806で携帯端末装置140上のWWWブラウザアプリケーション401に表示を行い、本処理を終了する。
図10は、図2に示した携帯端末装置140と印刷装置101とのダイヤルアップ接続を行う際の第2の処理の流れを説明するシーケンス図であり、ダイヤルアップ接続及び認証を行い印刷装置101及び携帯端末装置140との間でダイヤルアップによる接続が完了した後、印刷装置101が提供するHTMLコンテンツやビットマップコンテンツを携帯端末装置140のHTMLブラウザソフトウェアに表示する際の処理の流れを表すシーケンス例である。
図11は、図2に示した携帯端末装置140のHTMLブラウザに表示されるUI(MobileUI)の画面構成の一例を説明する図である。
WebブラウザがWebサーバにWebページ情報を要求する際に使用される最も一般的な通信プロトコルであるHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)の手順では、はじめに、WebブラウザがWebサーバとの接続を確立し(HTTPconnect)、続いて、WebブラウザからHTTPrequest形式のデータ要求がWebサーバへ発行される。
利用者は、まず携帯端末装置140上でHTMLブラウザを起動する。そして、そのURL部分に印刷装置101のドメイン名を指定する(例えば"http://printer.domain/"、または"http://192.168.0.215/など)。
携帯端末装置140のBluetooth(登録商標)制御部402は、印刷装置101のBluetooth(登録商標)制御部303に対してHTTPrequest形式のデータ要求を送信する。データ要求を受け取った印刷装置101のBluetooth(登録商標)制御部303は、WWWサーバ301に対して要求を送信する。
そして、その要求を受け取った印刷装置101のWebサーバ301が要求内容を解析し、HTTPresponse形式の応答を携帯端末装置140に送り返す。HTMLresponseを受け取った携帯端末装置140のBluetooth(登録商標)制御部402は、WWWブラウザアプリケーション401にHTMLresponseを送信し、WWWブラウザアプリケーション401はHTMLrequestを解析し、印刷装置101から受信した描画可能なデータを携帯端末装置140のWWWブラウザを介して図示しない表示部に表示する。そして、最後に、通信を閉じて(HTTPclose)、1つのHTTPセッションが終了する。
ここで、HTTPresponse形式の内容について以下に説明する。
HTTPresponse形式の1行目は、ステイタスラインと定義されている(RFC2616"HTTP1.1版")。ここには、HTTPバージョンとステイタスコードと理由文とが、空白文字で区切られて並ぶ。特に、2つ目の項目であるステイタスコードは3つの数字から構成され、HTTPresponse形式の内容を分類するために使われる。例えば、HTTP1.1版では、それぞれ下記のようなステイタスコードが規定される。
なお、このステイタスコードは、第1文字目の数字によって、大まかに5つのカテゴリに分類される。すなわち、「1」で始まるものは、HTTP接続情報を通知し、「2」で始まるものは、HTTP接続の成功を通知し、「3」で始まるものは、HTTP接続のリダイレクトを通知し、「4」で始まるものは、クライアント側エラーを通知し、そして、「5」で始まるものは、サーバ側エラーを通知する。
100: Continue
101: Switching Protocols
200: OK
201: Created
202: Accepted
203: Non-Authoritative Information
204: No Content
205: Reset Content
206: Partial Content
300: Multiple Choices
301: Moved Permanently
302: Found
303: See Other
304: Not Modified
305: Use Proxy
307: Temporary Redirect
400: Bad Request
401: Unauthorized
402: Payment Required
403: Forbidden
404: Not Found
405: Method Not Allowed
406: Not Acceptable
407: Proxy Authentication Required
408: Request Time-out
409: Conflict
410: Gone
411: Length Required
412: Precondition Failed
413: Request Entity Too Large
414: Request-URI Too Large
415: Unsupported Media Type
416: Requested range not satisfiable
417: Expectation Failed
500: Internal Server Error
501: Not Implemented
502: Bad Gateway
503: Service Unavailable
504: Gateway Time-out
505: HTTP Version not supported」
次に、コンテンツの説明を行う。
101: Switching Protocols
200: OK
201: Created
202: Accepted
203: Non-Authoritative Information
204: No Content
205: Reset Content
206: Partial Content
300: Multiple Choices
301: Moved Permanently
302: Found
303: See Other
304: Not Modified
305: Use Proxy
307: Temporary Redirect
400: Bad Request
401: Unauthorized
402: Payment Required
403: Forbidden
404: Not Found
405: Method Not Allowed
406: Not Acceptable
407: Proxy Authentication Required
408: Request Time-out
409: Conflict
410: Gone
411: Length Required
412: Precondition Failed
413: Request Entity Too Large
414: Request-URI Too Large
415: Unsupported Media Type
416: Requested range not satisfiable
417: Expectation Failed
500: Internal Server Error
501: Not Implemented
502: Bad Gateway
503: Service Unavailable
504: Gateway Time-out
505: HTTP Version not supported」
次に、コンテンツの説明を行う。
印刷装置101にWWWサーバ部115を備える理由は、印刷装置101の状態監視、初期値設定、印刷ジョブの制御をホストコンピュータ100が有するWWWブラウザで閲覧し操作させるためであるが、印刷装置101のWWWサーバ部115の内部構造としては、ホストコンピュータ100から要求されたWEBコンテンツを提供するデータベースとして動作している。
図12は、本発明に係る印刷システムで処理可能な基本的なHTML(Hyper Text Markup Language)の表記の一例を示す図である。
この表記は、説明を行うために単純化しており、実際には更に複雑な文書が記述される。
図12において、
<!DOCTYPE HTML PUBLIC"-//IETF//DTD HTML2.0//EN">
の行は、SGML(Standard Generalized Markup Language)文書における文書型宣言であり、当該文書がHTMLであることを示している。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC"-//IETF//DTD HTML2.0//EN">
の行は、SGML(Standard Generalized Markup Language)文書における文書型宣言であり、当該文書がHTMLであることを示している。
<html>から</html>に囲まれた領域にHTML文書が記述される。
<head>から</head>に囲まれた領域はHTML文書のヘッダ領域を示すものであり、<title></title>に囲まれた"WEB Console Interface"という文字列が、当該文書の主題を表している。
<body>から</body>に囲まれた領域はHTML文書の内部を示しており、この中で、2つのイメージと1つのリンクを取り込んでいる。
1つ目のイメージは<img SRC="/mfp/device.png">であり、このイメージの概観を図13に示す。/mfp/device.pngはURL(Uniform Resource Locator)表記でないため、印刷装置101の内部データであることがわかる。更に、/mfp/device.pngは印刷装置101の概観を示すものであり、これは印刷装置101の機種に依存した「機種依存なWEBコンテンツ」であることがわかる。
通常の印刷装置とは異なる印刷装置である場合、即ち、例えばカラー機種の印刷装置である場合や、用紙カセットの段数が少ない異なる概観を持つ印刷装置である場合には、/mfp/device.pngは異なるイメージを表示する。
2つ目のイメージは<img SRC="/nic/error.png">であり、これも同様にURL表記でないため、印刷装置101の内部データであることがわかる。更に、/nic/error.pngはカセット給紙を促す抽象的なイメージを示しており、これは機種に依存しない「機種非依存なWEBコンテンツ」であることがわかる。
このように、WEBコンテンツには、大きくわけて、機種に依存するWEBコンテンツと、機種に依存しないWEBコンテンツとがあり、更に機種に依存するWEBコンテンツは、その情報を管理する各制御部によって区別される。
通常、印刷装置101のネットワークカード部110は、機種に依存するWEBコンテンツは印刷部130内にある機種依存コンテンツ部132に格納し、機種に依存しないWEBコンテンツはネットワークカード部110内にある機種非依存コンテンツ部117に格納するといったごとく、機種依存なWEBコンテンツと機種非依存なWEBコンテンツとを分けて格納し、更に、機種依存コンテンツ部132に格納されるWEBコンテンツは、機種に応じてその内容を分けて格納する。例えば図13のdevice.pngの場合は機種に応じた概観をイメージにして格納する。
図13は、図2に示した機種依存コンテンツ部132に記憶される機種に依存するWEBコンテンツの一例を示す図であり、例えば図2に示した印刷装置101の外観を示すイメージデータである。
また、図12に示す<a HREF="confirm.html">Document1.xls</a>は、リンク表記であり、これは印刷部130内に存在する印刷ジョブのリストを表している。Document1.xlsをクリックすることで"printjob.html"というHTMLファイルのリンクへの移動が可能となり、該当印刷ジョブの詳細情報を表示することが可能となる。
次に、上記の機種依存なWEBコンテンツと機種非依存なWEBコンテンツ、及びコントローラごとの機種非依存なWEBコンテンツをどのようにして切り分けて取得するかについて述べる。第1実施形態では、これらの違いを区別するために、パス構造を使用する。
また、第1実施形態では、/dev/で始まるWEBコンテンツの場合は、印刷部に機種依存なWEBコンテンツとして機種依存コンテンツ部132から取得し、/nic/で始まるWEBコンテンツの場合は、機種非依存なWEBコンテンツとして機種非依存コンテンツ部117から取得することにする。
次に、上記の印刷部130内に存在している印刷ジョブのリストの表示をどのようにして行うかについて説明する。
第1実施形態では、印刷装置101内に存在する印刷ジョブのうち、印刷装置101内のBluetooth(登録商標)制御部303が携帯端末装置140とBluetooth(登録商標)接続・認証処理を行う際に取得した"ID"情報を利用して、ID情報と印刷ジョブのオーナ情報とが一致したジョブのみを表示する。
図14は、図2に示した携帯端末装置140と印刷装置101とのダイヤルアップ接続を行う際の第3の処理の流れを説明するシーケンス図であり、D情報と印刷ジョブのオーナ情報との比較を行い、印刷ジョブリストを含むHTMLファイルを作成する手順を表したシーケンス例である。
図14に示すように、本シーケンス例では、図10で説明したHTMLリクエスト処理と同様の処理を行う。
つまり、携帯端末装置140から印刷ジョブのリストを表示するフレームのURL指定があった場合、HTMLリクエスト処理を印刷装置101に対して行う。
HTMLファイルの要求を受けた印刷装置101のWWWサーバ部301は、印刷部130より、現在印刷装置101内に存在する印刷ジョブに関するリスト情報(このリスト情報には、印刷ジョブのジョブ名、オーナ名、ジョブハンドルなどの情報が含まれている)を取得する。
印刷ジョブのリスト情報を取得したWWWサーバ301は、接続されている携帯端末装置140のID情報とオーナ名情報を比較し、一致するジョブリストのみを抽出して、印刷ジョブリストを表示させるHTMLファイルを作成する。作成されたHTMLファイルは、HTMLリクエスト処理に基づき、Bluetooth(登録商標)制御部303及びBluetooth(登録商標)制御部403を介して携帯端末装置140のWWWブラウザアプリケーション401に送信され、携帯端末装置140の図示しない表示部に表示を行う。
以上説明したように、本発明の第1実施形態によれば、印刷装置と接続可能な無線携帯端末装置に対して、携帯端末装置140に実装されているダイヤルアップ接続機能を利用して、印刷装置101との接続を確立し、接続時に必要なID情報を元に、携帯端末装置のユーザに固有の印刷ジョブリスト情報をWWWアプリケーション上に表示させることが可能となる。このことにより以下の効果(1)〜(5)が得られる。
(1)印刷装置101に、携帯端末装置140とダイヤルアップ接続規定に基づいた接続機能を持たせることにより、携帯端末装置140に特別な追加機能を持たせることなく、印刷装置101と携帯端末装置140との接続が可能になる。
(2)印刷装置101と携帯端末装置140の接続時に用いられるID情報を元に、ユーザ毎に提供するWEBコンテンツを区別することが可能となり、必要な情報だけを各ユーザに提供することが可能になる。
また、WEBコンテンツを機種依存なWEBコンテンツと機種非依存なWEBコンテンツ、更に機種に依存するWEBコンテンツは、その情報を管理する各コントローラ毎に固有な機種依存なWEBコンテンツに分類し、機種に依存するWEBコンテンツは印刷部130に配置し、機種に依存しないWEBコンテンツはネットワークカード部110に配置するといったごとく、分散配置することにより、以下の効果(3)〜(5)を得ることができる。
(3)ネットワークカード部110に接続される可能性のある全てのモデルについて、WEBコンテンツをネットワークカード部110内の機種非依存コンテンツ部117に持たせる必要がなく、ネットワークカード部110の容量コストを削減することが可能となる。
(4)上記と同様の理由で、ネットワークカード部110に接続する印刷部130として、将来開発されるであろう印刷部の固有情報への対応に関しても、ネットワークカード部110のROM交換なしで対応することが可能となる。
(5)印刷部130の立場からみると、ネットワークカードが不要な場合、要求された印刷装置の状態をHTTPを使用して送受信するWWWサーバ部115、及び機種非依存なWEBコンテンツを格納する機種非依存コンテンツ部117をネットワークカード部110に追い出すことにより、コストアップを抑えることが可能となる。
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態においては、印刷ジョブリスト情報を提供する際に、ダイヤルアップ接続時に使用したIDを利用して表示するジョブリスト情報の区別を行っているが、さらに不正なジョブ操作を防ぐために、ダイヤルアップ接続時に使用するパスワード情報を利用することができる。
上記第1実施形態においては、印刷ジョブリスト情報を提供する際に、ダイヤルアップ接続時に使用したIDを利用して表示するジョブリスト情報の区別を行っているが、さらに不正なジョブ操作を防ぐために、ダイヤルアップ接続時に使用するパスワード情報を利用することができる。
そこで、第2実施形態では、携帯端末装置140上のWWWアプリケーションから印刷装置101内に保存されているジョブリスト情報を作成する際に、携帯端末装置140から接続しているユーザのIDとパスワードの情報を利用し、2つの情報と一致するジョブに関してのみ詳細な情報の表示を行うことが可能になる。
さらに、印刷装置101内に存在するジョブに対して印刷実行命令や削除命令などのジョブ操作を携帯端末装置140から行うことも可能である。そのときに、ダイヤルアップ接続時に使用しパスワード情報を元に、該当ジョブが本当にそのユーザが利用可能なジョブなのかどうかを「パスワード情報」を利用して判断することが可能になる。
以上説明したように、第2実施形態によれば、印刷装置101内に存在する印刷ジョブに関する詳細情報や、ジョブの操作(印刷実行・ジョブ削除など)を行う場合に、ID不正使用により、第3者からの不正なアクセスを防ぐという効果が期待できる。
〔第3実施形態〕
上記第1実施形態においては、ネットワークカード部110内に各1つのTCP/IPモジュール部114とWWWサーバ部115および機種非依存コンテンツ部117を持ち、ネットワークI/F部111およびBluetooth(登録商標)無線I/F部118の両方の制御を各1つずつのモジュールで行っていたが、この部分を各I/F毎に分割することも可能である。
上記第1実施形態においては、ネットワークカード部110内に各1つのTCP/IPモジュール部114とWWWサーバ部115および機種非依存コンテンツ部117を持ち、ネットワークI/F部111およびBluetooth(登録商標)無線I/F部118の両方の制御を各1つずつのモジュールで行っていたが、この部分を各I/F毎に分割することも可能である。
図15は、本発明の第3実施形態を示す印刷システムの構成を説明するブロック図であり、図2と同一のものには同一の符号を付してある。
第3実施形態では、図15に示すように、ネットワークI/F制御部112に対しては、TCP/IPモジュール部1014a、WWWサーバ部1015a、機種非依存コンテンツ部1017aを持ち、Bluetooth(登録商標)無線I/F部118に対しては、TCP/IPモジュール部1014b、WWWサーバ部1015b、機種非依存コンテンツ部1017bを持つ構成になる。
このような構成で各I/F毎にHTTPrequestに対して、各モジュールが動作して、WWWコンテンツの提供を行う。なお、それぞれの各モジュールの動作に関しては、図14にて説明したとおりであり、ここでは省略する。
以上説明したように、本発明の第3実施形態によれば、ネットワークカード部ないにそれぞれのI/F毎にTCP/IPモジュール、WWWサーバ、機種非依存コンテンツ部を設けることにより、I/F毎の処理を別々に行うことが可能になり、また、I/F毎に異なるコンテンツを提供することが可能となる。このことから、各I/F毎に最適な情報量のWWWコンテンツ提供が行えるという効果が期待できる。
以下、図16に示すメモリマップを参照して本発明に係る印刷システムで読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図16は、本発明に係る印刷システムで読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図5,図6,図7,図9に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態では、携帯端末装置140として、PAD等の携帯装置を例としたが、通信機能を備える他のデバイス、例えば携帯電話等であっても適用することが可能であり、提供すべきサービスも、印刷処理サービスに限定されるものではない。
100 ホストコンピュータ(外部装置)
101 印刷装置
102 通信媒体
110 ネットワークカード部(ネットワークモジュール)
111 ネットワークI/F部
112 ネットワークI/F制御部
113 lpdサーバ部
114 TCP/IPモジュール部
115 WWWサーバ部(サービス提供手段、コンテンツ獲得手段)
116 印刷装置I/F部
117 機種非依存コンテンツ部(データベース)
118 Bluetooth(登録商標)無線I/F部
119 Bluetooth(登録商標)ベースバンド処理部
120 Bluetooth(登録商標)制御部
130 印刷部
131 受信バッファ
132 機種依存コンテンツ部(コンテンツ保持手段)
133 PDLトランスレータ
134 中間バッファ
135 描画部
136 プリンタエンジン
137 ネットワークカードI/F部
140 携帯端末装置
101 印刷装置
102 通信媒体
110 ネットワークカード部(ネットワークモジュール)
111 ネットワークI/F部
112 ネットワークI/F制御部
113 lpdサーバ部
114 TCP/IPモジュール部
115 WWWサーバ部(サービス提供手段、コンテンツ獲得手段)
116 印刷装置I/F部
117 機種非依存コンテンツ部(データベース)
118 Bluetooth(登録商標)無線I/F部
119 Bluetooth(登録商標)ベースバンド処理部
120 Bluetooth(登録商標)制御部
130 印刷部
131 受信バッファ
132 機種依存コンテンツ部(コンテンツ保持手段)
133 PDLトランスレータ
134 中間バッファ
135 描画部
136 プリンタエンジン
137 ネットワークカードI/F部
140 携帯端末装置
Claims (20)
- 無線通信インタフェースを備える印刷装置であって、
前記無線通信インタフェースを介して外部情報処理装置に固有の第1のプロトコルで要求される接続要求を処理して第1の接続状態を確立し、該確立後、前記無線通信インタフェースを介して前記外部情報処理装置との間で第2のプロトコルでデータ通信可能な第2の接続状態に遷移させる通信制御手段を備えることを特徴とする印刷装置。 - 無線通信インタフェースとネットワークインタフェースとを有する印刷装置が前記無線通信インタフェースを介して無線機器と通信可能な印刷システムであって、
前記無線通信インタフェースを介して外部情報処理装置との間で一対一の接続要求とデータ通信の認証要求とを行う通信制御手段と、
前記通信制御手段により無線接続された外部情報処理装置に対して、前記印刷装置の機器情報の参照や設定を行うサービスを提供するサービス提供手段と、
を有することを特徴とする印刷システム。 - 前記無線通信インタフェースは、Bluetooth(登録商標)規格に準拠して通信することを特徴とする請求項2記載の印刷システム。
- 前記無線通信インタフェースは、PPP(Point to Point Protocol)接続の規定に基づいた接続要求に対して処理を行い、該接続確立後、TCP/IPプロトコルに基づいた接続を確立することを特徴とする請求項2記載の印刷システム。
- 前記サービス提供手段は、印刷システム内に保存されている印刷ジョブ情報を前記外部情報処理装置に提供することを特徴とする請求項2記載の印刷システム。
- 前記サービス提供手段は、前記PPP接続に必要なID情報を元に接続されている前記外部情報処理装置の利用者毎に提供する印刷ジョブ情報を切り替えることを特徴とする請求項2記載の印刷システム。
- 前記印刷装置の機器に関する情報を前記外部情報処理装置に提供可能なWebコンテンツとして保存管理する保存手段を有することを特徴とする請求項2記載の印刷システム。
- 前記サービス提供手段は、前記外部情報処理装置からの情報獲得要求に基づき、前記保存手段に保存管理されている前記印刷装置の機器に関する情報の参照や設定を行うHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)サービスを提供することを特徴とする請求項2記載の印刷システム。
- 前記サービス提供手段は、前記外部情報処理装置から前記HTTPで指定されたWEBコンテンツのURL(Uniform Resource Locator)及びパス検査に基づき、機種に依存する機種依存WEBコンテンツか否かを判断することを特徴とする請求項2記載の印刷システム。
- 前記サービス提供手段は、指定されたWEBコンテンツが機種に依存する機種依存WEBコンテンツであると判断した場合、前記印刷装置の各制御部に対して前記機種依存コンテンツを要求すると共に、前記印刷装置からの返答結果を前記HTTPに変換して前記外部情報処理装置へ提供し、前記指定されたWEBコンテンツが機種に依存しない機種非依存WEBコンテンツであると判断した場合、前記保存手段から前記機種非依存コンテンツを獲得して前記外部情報処理装置へ提供することを特徴とする請求項2または9記載の印刷システム。
- 前記印刷装置の前記機器情報は、前記印刷装置に装着される給紙装置や排紙装置等のオプション機器に関する情報、前記オプション機器の給紙や排紙等に関する情報を含むことを特徴とする請求項2〜10のいずれかに記載の印刷システム。
- 前記サービス提供手段は、前記HTTPで指定されたWEBコンテンツのURL及びパス検査を行う際、当該WEBコンテンツが特定のパスに合致するか否かに基づき、機種依存WEBコンテンツか機種非依存WEBコンテンツかを判別可能とすることを特徴とする請求項2〜10のいずれかに記載の印刷システム。
- 前記保存手段は、機種依存WEBコンテンツと機種非依存WEBコンテンツとを独立して保存管理する複数のコンテンツ保存手段を有することを特徴とする請求項7記載の印刷システム。
- 前記複数のコンテンツ保存手段の1つは、機種依存WEBコンテンツを前記印刷装置の制御部に備えることを特徴とする請求項13記載の印刷システム。
- 前記複数のコンテンツ保存手段の1つは、機種非依存WEBコンテンツを前記印刷装置の通信部に備えることを特徴とする請求項13記載の印刷システム。
- 前記複数のコンテンツ保存手段の1つは、機種非依存WEBコンテンツをインタフェース別毎に前記印刷装置の通信部に備えることを特徴とする請求項13記載の印刷システム。
- 無線通信インタフェースを備える印刷装置における通信制御方法であって、
前記無線通信インタフェースを介して外部情報処理装置に固有の第1のプロトコルで要求される接続要求を処理して第1の接続状態を確立し、該確立後、前記無線通信インタフェースを介して前記外部情報処理装置との間で第2のプロトコルでデータ通信可能な第2の接続状態に遷移させる通信制御ステップを備えることを特徴とする通信制御方法。 - 無線通信インタフェースとネットワークインタフェースとを有する印刷装置が前記無線通信インタフェースを介して無線機器と通信可能な印刷システムにおける通信制御方法であって、
前記無線通信インタフェースを介して外部情報処理装置との間で一対一の接続要求とデータ通信の認証要求とを行う通信制御ステップと、
前記通信制御手段ステップにより無線接続された外部情報処理装置に対して、前記印刷装置の機器情報の参照や設定を行うサービスを提供するサービス提供ステップと、
を有することを特徴とする通信制御方法。 - 請求項17または18記載の通信制御方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
- 請求項17または18記載の通信制御方法を実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003406861A JP2005165911A (ja) | 2003-12-05 | 2003-12-05 | 印刷装置および印刷システムおよび通信制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム |
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Publications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2014094545A (ja) * | 2012-11-12 | 2014-05-22 | Canon Marketing Japan Inc | 画像形成装置、携帯端末、情報処理システム、並びに、それらの方法及びプログラム |
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2003
- 2003-12-05 JP JP2003406861A patent/JP2005165911A/ja active Pending
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