JP2005165679A - 自動販売機 - Google Patents

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Yasutomo Onishi
康友 大西
Keiji Ogawa
啓司 小川
Kiyoshi Hishitani
清 菱谷
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Abstract

【課題】 街中や建物内の至る所でインターネットに接続をさせることが可能な自動販売機を提供する。
【解決手段】 インターネット30に接続されたモデム96と、ユーザが使用するパーソナルコンピュータやPDAとの間でデータの送受信を行い、当該データをモデム96を介してインターネット30に中継する無線LANアクセスポイント29と、ジュース等のほかに、ユーザが無線LANアクセスポイント29を使用する権利を販売する処理も行う販売処理部98と、無線LANアクセスポイント29を使用する権利を得るための情報を表示する表示部100とを備えている。
【選択図】 図8

Description

本発明は、自動販売機に関し、特に、ユーザの使用するパーソナルコンピュータ等をインターネットに接続させることができる自動販売機に関する。
近時、無線LAN(Local Area Network)技術の発達に伴い、喫茶店やホテルなどの街中で、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)などをインターネットに接続させるためのサービスが開始されている(例えば、特許文献1参照。)。また、インターネットを利用した携帯電話型のIP(Internet Protocol)電話のサービスも開始されている。
このように、ユーザが街中でインターネットを利用したり、携帯電話型のIP電話を利用したりする際には、無線LANアクセスポイントと呼ばれる通信中継器を介してインターネットに接続する必要がある。
特開2003−318991号公報
しかしながら、無線LANアクセスポイントが通信可能なエリアには限界がある。一般に現在実用化されているIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11bに準拠した無線LANアクセスポイントの通信距離は屋外で100m程度であるといわれている。このため、ユーザが上述のサービスの提供をあらゆる場所で受けるには、屋内外に多数の無線LANアクセスポイントを設置する必要がある。このような無線LANアクセスポイントを屋内外に多数設置するためには、設置場所の決定や確保等の面から困難が伴う。このため、ユーザが街中や建物内の至る所でインターネットを利用することができないという問題がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、街中や建物内の至る所でインターネットに接続をさせることが可能な自動販売機を提供することを目的とする。
本発明のある局面に係る自動販売機は、情報機器との間で送受信されるデータを中継する通信中継器と、対価に対する商品または役務を提供する提供手段とを備える。
自動販売機に通信中継器を備えることにより、街中や建物内の至る所でインターネットに接続することが可能となる。
本発明の他の局面に係る自動販売機は、情報機器との間で送受信されるデータを中継する通信中継器と、対価に対する商品または役務を提供する提供手段とを備え、前記提供手段は、対価に対して前記通信中継器よりデータ中継をする権利を提供する。
自動販売機に通信中継器を備え、上述のような提供手段を設けることにより、料金先払い形式(プリペイド形式)でインターネットに接続する権利を得ることができるようになる。
本発明のさらに他の局面に係る自動販売機は、情報機器との間で送受信されるデータを中継する通信中継器と、対価に対する商品または役務を提供する提供手段とを備え、前記提供手段は、対価に対して前記商品または役務の提供とともに、前記通信中継器よりデータ中継をする権利を提供する。
自動販売機に通信中継器を備え、上述のような提供手段を設けることにより、ジュース等の購入商品のおまけとして、インターネットに接続する権利を得ることができるようになる。
本発明によると、街中や建物内の至る所でインターネットに接続することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態に係る設置位置決定支援システムについて説明する。
図1は、設置位置決定支援システムの構成を示す外観図である。設置位置決定支援システム20は、無線LANアクセスポイント29を搭載した自動販売機28の設置位置の決定を支援するシステムであり、飲料メーカ側コンピュータ22と、キャリア側コンピュータ26と、サービス会社側コンピュータ24とを備えている。
飲料メーカ側コンピュータ22は、自動販売機28を使用して缶コーヒーなどの飲料を販売する飲料メーカが使用するコンピュータである。
キャリア側コンピュータ26は、自動販売機28に搭載された無線LANアクセスポイント29を利用してインターネット接続サービスを提供する通信事業者(キャリア)が使用するコンピュータである。
サービス会社側コンピュータ24は、飲料メーカとキャリアとの仲介を行ない、自動販売機28の設置位置決定支援のサービスを行なうサービス会社が使用するコンピュータである。
なお、飲料メーカ側コンピュータ22、キャリア側コンピュータ26およびサービス会社側コンピュータ24の各々は、インターネット30に接続されており、相互に通信可能である。また、自動販売機28は、後述のようにインターネット30に接続するためのモデムを搭載している。
図2は、飲料メーカ側コンピュータ22のハードウェア構成を示す機能ブロック図である。飲料メーカ側コンピュータ22は、設置可能位置情報記憶部32と、設置可能位置情報通知部34と、自動販売機設置処理部36と、開局協力金受領部38と、開局協力金記憶部40と、外部I/F(インタフェース)部42とを備えている。
設置可能位置情報記憶部32は、自動販売機28を新規に設置可能な位置に関する情報と、現在設置されている自動販売機を無線LANアクセスポイント29を搭載した自動販売機28に置き換え可能な位置に関する情報とを記憶する記憶装置である。両者の情報をまとめて、以下「設置可能位置情報」という。
図3は、設置可能位置情報の一例を示す図である。設置可能位置情報は、自動販売機28を設置可能なロケーション情報(北緯および東経)と、1日あたりの飲料の平均売上げ本数と、その場所での1日あたりの平均往来人数と、新規に設置される自動販売機28であるのか置き換えられる自動販売機なのかを示す情報とを含む。
例えば、1番目に示されている設置可能位置情報は、北緯「36度28分40秒」および東経「135度38分52秒」に自動販売機28を設置可能であり、その位置に設置されている自動販売機28の1日あたりの平均売上げ本数は45本であり、平均往来人数は3800人であることを示している。また、その位置に設置可能な自動販売機28は置き換え対象の自動販売機28であることを示している。
また、2番目に示されている設置可能位置情報は、北緯「37度45分20秒」および東経「137度39分30秒」に自動販売機28を設置可能であり、その位置の平均往来人数は3800人であることを示している。また、その位置に設置可能な自動販売機28は新規に設置される自動販売機28であることを示している。なお、平均売上げ本数の欄が空欄になっているのは、新規に設置される自動販売機28であることより、その本数が不明だからである。
外部I/F部42は、インターネット30を介して外部のコンピュータ等とのデータの送受信を行うための処理部である。
設置可能位置情報通知部34は、設置可能位置情報記憶部32に記憶されている設置可能位置情報を外部I/F部42を介してサービス会社側コンピュータ24に通知する処理を行う。
自動販売機設置処理部36は、サービス会社側コンピュータ24からの自動販売機28の設置依頼に対して、自動販売機28の設置を了承するか否かの判断を行い、自動販売機28が設置された際に設置の完了を通知する処理を行う。
開局協力金受領部38は、自動販売機28の設置に対し、サービス会社側コンピュータ24より開局協力金を受領する処理を行う。開局協力金は、例えば電子マネーにより支払われる。
開局協力金記憶部40は、支払われた開局協力金を記憶する記憶装置である。
図4は、キャリア側コンピュータ26のハードウェア構成を示す機能ブロック図である。キャリア側コンピュータ26は、重点開局エリア情報記憶部52と、重点開局エリア情報通知部54と、開局位置情報作成部56と、基地局工事処理部58と、開局報奨金支払い部60と、外部I/F部62とを備えている。
重点開局エリア情報記憶部52は、無線LAN基地局を重点的に開局したいエリアの情報(以下、「重点開局エリア情報」という。)を記憶する記憶装置である。
図5は、重点開局エリア情報の一例を示す図である。重点開局エリア情報は、北側を上方とした場合の矩形位置の左上隅座標(始点)および右下隅座標(終点)からなる。また、始点および終点の各々は、北緯および東経からなる。例えば、1番目の重点開局エリアは始点を北緯「35度14分72秒」、東経「135度37分00秒」とし、終点を北緯「36度40分00秒」、東経「135度39分00秒」とする矩形で示されている。
外部I/F部62は、インターネット30を介して外部のコンピュータ等とのデータの送受信を行うための処理部である。
重点開局エリア情報通知部54は、重点開局エリア情報記憶部52に記憶されているエリア情報を外部I/F部62を介してサービス会社側コンピュータ24に通知する処理を行う。
開局位置情報作成部56は、サービス会社側コンピュータ24より開局候補位置情報を受取り、当該開局候補位置情報と重点開局エリア情報とに基づいて、開局位置情報を作成し、外部I/F部62を介してサービス会社側コンピュータ24へ送信する。
基地局工事処理部58は、サービス会社側コンピュータ24より基地局の設置工事の依頼を受付け、基地局工事の発注を行う。また、基地局工事処理部58は、工事が完了した際に工事完了通知を飲料メーカ側コンピュータ22に対して行う。
開局報奨金支払い部60は、基地局の設置依頼に対する報奨として開局報奨金をサービス会社側コンピュータ24に支払う処理を行う。開局報奨金は、例えば電子マネーにより支払われる。
図6は、サービス会社側コンピュータ24のハードウェア構成を示す機能ブロック図である。サービス会社側コンピュータ24は、管理情報記憶部72と、開局候補位置情報作成部76と、開局調整部78と、開局金授受部80と、開局金記憶部82と、外部I/F部84とを備えている。
管理情報記憶部72は、自動販売機28の識別子(以下、「自動販売機ID」という。)と無線LANアクセスポイント29の識別子(以下、「無線LANアクセスポイントID」という。)との対応関係や、自動販売機28の設置位置に関する情報等を記憶する記憶装置である。
外部I/F部84は、インターネット30を介して外部のコンピュータ等とのデータの送受信を行うための処理部である。
開局候補位置情報作成部76は、飲料メーカ側コンピュータ22より受信した自動販売機28の設置可能位置情報とキャリア側コンピュータ26より受信した重点開局エリア情報とから開局候補位置情報を作成し、管理情報記憶部72に記憶するとともに、外部I/F部84を介してキャリア側コンピュータ26に送信する処理部である。
開局調整部78は、キャリア側コンピュータ26より開局位置情報を受信し、飲料メーカ側コンピュータ22へ自動販売機28の設置依頼をしたり、飲料メーカ側コンピュータ22からの自動販売機28の設置完了通知に対して、キャリア側コンピュータ26に対して、基地局工事の依頼をしたりする処理部である。
開局金授受部80は、キャリア側コンピュータ26より開局報奨金を受取るとともに、その一部を開局協力金として飲料メーカ側コンピュータ22に支払う処理を行う。なお、開局報奨金および開局協力金は、例えば、電子マネーにより授受が行われる。
開局金記憶部82は、上述の電子マネーを記憶する記憶装置である。
図7は、サービス会社側コンピュータ24の管理情報記憶部72に記憶されている自動販売機IDと無線LANアクセスポイントIDとの対応関係の一例を示す図である。例えば、自動販売機ID「2214」で識別される自動販売機28には、無線LANアクセスポイントID「198.25.3.101」で識別される無線LANアクセスポイント29が搭載されていることを示している。無線LANアクセスポイントIDは、IP(Internet Protocol)アドレスで示される。
図8は、自動販売機28のハードウェア構成を示す機能ブロック図である。自動販売機28は、モデム96と、無線LANアクセスポイント29と、電力供給部92と、販売処理部98と、表示部100とを備えている。
モデム96は、インターネット30に接続し、データの送受信を行うための装置である。
無線LANアクセスポイント29は、ユーザが使用するパーソナルコンピュータやPDAとの間でデータの送受信を行い、当該データをモデム96を介してインターネット30に中継する通信中継器である。
販売処理部98は、ジュース等の販売に関する処理を行う処理部である。また、販売処理部98は、ユーザが無線LANアクセスポイント29を使用する権利を販売する処理も行う。
表示部100は、無線LANアクセスポイント29を使用する権利を得るための情報を表示する表示装置である。
電力供給部92は、無線LANアクセスポイント29およびモデム96と、販売処理部98および表示部100とをそれぞれ別の系統として、2つの系統にそれぞれ電力を供給する。
図9は、自動販売機28の外観図である。自動販売機28には、コイン投入口108、紙幣投入口110、飲料等を選択するためのボタン部112および上述の表示部100等が備えられている。また、上述のように、自動販売機28には、無線LANアクセスポイント29が搭載されている。
ユーザは、自動販売機28でジュースを買うことも可能であるが、無線LANアクセスポイント29を一定時間使用する権利を買うことも可能である。例えば、無線LANアクセスポイント29を60分間使用する権利を購入するには、ユーザは、料金をコイン投入口または紙幣投入口110より投入した後、ラベル104に対応するボタン部112のボタンを押下する。すると、表示部100に暗証番号(図中の「237JT9H」)が表示される。ユーザは、当該暗証番号を自身が使用するPDAまたはパーソナルコンピュータ等に入力することにより、無線LANアクセスポイント29を60分間使用することができるようになる。
なお、ジュースの景品として無線LANアクセスポイント29を使用する権利をつけるようにしてもよい。例えば、ジュース102を購入すると、無線LANアクセスポイント29を10分間使用する権利がついてくるようにしてもよい。その場合にも、暗証番号が表示部100に表示される。
図10は、ユーザによる無線LANアクセスポイント29の使用態様の一例を示す外観図である。ユーザ122は、無線LANカードなどの無線LAN接続機能が搭載されたPDA124を利用して、自動販売機28の無線LANアクセスポイント29との間でデータの送受信を行い、インターネット30への接続を行う。なお、ユーザ122は必ずしも自動販売機28の近くにいる必要はなく、無線LANアクセスポイント29の通信可能範囲内であればいずれの場所にいてもよい。
図11は、自動販売機28の設置位置支援処理のフローチャートである。キャリア側コンピュータ26の重点開局エリア情報通知部54は、重点開局エリア情報記憶部52に記憶されている重点開局エリア情報をサービス会社側コンピュータ24に送信する(S2)。一方、飲料メーカ側コンピュータ22の設置可能位置情報通知部34は、設置可能位置情報をサービス会社側コンピュータ24に送信する(S4)。
サービス会社側コンピュータ24の開局候補位置情報作成部76は、設置可能位置情報および重点開局エリア情報に従い、開局候補位置情報を作成する(S6)。図12は、開局候補位置情報を模式的に表した図である。このように、無線LANアクセスポイント29の通信可能範囲132が互いに干渉せず、かつ不感地帯がないように自動販売機28の配置が行われる。
なお、最適な無線LAN基地局の配置設計を行うシステムとして、日本電気株式会社が開発したRADIOSCAPE−WAN(日本電気株式会社の商標)が知られている(プレリリース、“屋外広域無線LANエリア自動設計システムを世界で初めて開発”、[online]、2003年6月4日、日本電気株式会社、[平成15年11月10日検索]、インターネット<URL:http://www.nec.co.jp/press/ja/0306/0402.html>)。
開局候補位置情報作成処理(S6)では、基本的にRADIOSCAPE−WANを使用するものであるが、図5に示すような重点開局エリア情報に示される重点開局エリアや図3に示すような設置可能位置情報のうち平均売上げ本数の多い場所や平均往来人数の多い場所に、重点的に無線LAN基地局を開局するようなアルゴリズムを組み入れている。このような付加的な処理を加えることにより、人が集中するところに無線LAN基地局を配置することが可能となり、多くの人が電波状態のいい状況でインターネットに接続できるという効果がある。
サービス会社側コンピュータ24の開局候補位置情報作成部76は、作成された開局候補位置情報を管理情報記憶部72に記憶するとともに、キャリア側コンピュータ26に送信する(S8)。
キャリア側コンピュータ26の開局位置情報作成部56は、開局候補位置情報を受信し、開局候補位置情報および重点開局エリア情報に基づいて、開局位置情報を作成し、サービス会社側コンピュータ24に送信する(S10)。より具体的には、サービス会社側コンピュータ24より提示された開局候補位置の数が、キャリアが想定している開局可能な基地局数を超えているような場合には、重点開局エリア内の開局候補位置を優先させて開局位置とするような処理を行う。
サービス会社側コンピュータ24の開局調整部78は、開局位置情報を受信し、当該開局位置情報とともに自動販売機28の設置依頼を飲料メーカ側コンピュータ22へ送信する(S12)。
飲料メーカ側コンピュータ22の自動販売機設置処理部36は、自動販売機28の設置依頼および開局位置情報を受信し、自動販売機28の設置を了承するか否かの判断を行う(S14)。すなわち、自動販売機設置処理部36は、設置可能位置情報に含まれる平均売上げ本数が所定のしきい値以上の場合に設置を了承し、所定のしきい値未満の場合には設置を了承しない。なお、自動販売機設置処理部36は、平均往来人数が所定のしきい値を超える場合に設置を了承し、所定のしきい値未満の場合には設置を了承しないようにしてもよい。
自動販売機28の設置(無線LAN基地局の開局)を了承する場合には(S14でYES)、自動販売機設置処理部36は、自動販売機28の設置工事依頼を行い、設置が完了した場合に(S16でYES)、無線LAN基地局の開局を了承し、そのための自動販売機28の設置工事が完了した旨をサービス会社側コンピュータ24に通知する(S18)。
サービス会社側コンピュータ24は、上記通知に対し、自動販売機28の設置工事が完了した場所への基地局工事をキャリア側コンピュータ26に対して一括依頼する(S20)。
キャリア側コンピュータ26の基地局工事処理部58は、基地局工事の依頼を受付け、関連する部署等のコンピュータに対して基地局工事の発注を行う(S21)。
また、キャリア側コンピュータ26の開局報奨金支払い部60は、基地局の設置依頼に対する報奨として開局報奨金をサービス会社側コンピュータ24を電子マネーにより支払う(S22)。例えば、10万円相当の電子マネーがサービス会社側コンピュータ24に対して支払われる。
サービス会社側コンピュータ24の開局金授受部80は、キャリア側コンピュータ26より開局報奨金を電子マネーにより受取り、受取った電子マネーのうちの一部を開局協力金として飲料メーカ側コンピュータ22に支払い、残りの電子マネーを開局金記憶部82に記憶する(S24)。例えば、開局報奨金として10万円の電子マネーを受取り、開局協力金として8万円の電子マネーを支払った場合には、残り2万円の電子マネーが開局金記憶部82に記憶される。
一方、キャリア側コンピュータ26の基地局工事処理部58は、基地局工事が完了した際に工事完了通知を飲料メーカ側コンピュータ22に対して行う(S26)。
以上のような処理により、無線LANアクセスポイント29が搭載された自動販売機28の配置および開局手続をスムーズに行なうことができるようになる。
また、自動販売機28の設置場所もスムーズに確保できるようになる。
また、図8に示した自動販売機28では、無線LAN通信に関する部分(無線LANアクセスポイント29およびモデム96)と、飲料等の販売に関する部分(販売処理部98および表示部100)とを別系統とし、それぞれに電力を供給している。このため、電力会社は、無線LAN通信に関する部分の電気料金についてはキャリアに請求し、飲料等の販売に関する部分の電気料金については自動販売機28の設置場所所有者、自動販売機28の所有者または飲料メーカに請求することが可能になる。
さらに、図7に示すように、サービス会社側コンピュータ24の管理情報記憶部72には、自動販売機IDと無線LANアクセスポイントIDとの対応関係が記憶されている。このため、数年毎の自動販売機の入れ替え時において、自動販売機と無線LANアクセスポイントとの対応を取りやすいという効果がある。また、自動販売機に日々の売上げ等を計測するための手段が備わっている場合には、サービス会社側コンピュータ24がインターネットを介して売上げ等の情報を受信する必要があるが、その際にどのIPアドレスにアクセスすればよいかをすぐに調べることができるという効果がある。
以上、本発明に係る設置位置決定支援方法について実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。例えば、図11に示した自動販売機28の設置位置支援処理では、そのすべてをコンピュータを用いて行っているが、必ずしもすべての処理がコンピュータにより行われる必要はなく、その一部が人手によるものであってもよい。
また、開局報奨金の支払いおよび開局協力金の支払いは一括払いであっても分割払いであってもよい。
さらに、自動販売機28の電力供給部92は、無線LAN通信に関する部分と飲料等の販売に関する部分とを1つの系統として電力を供給するようにしてもよい。この場合、電力会社は、無線LAN通信に関する部分の電気料金と飲料等の販売に関する部分の電気料金とを一括して、自動販売機28の設置場所所有者、自動販売機28の所有者または飲料メーカに請求することになる。
さらにまた、無線LAN通信に関する部分に無停電電源を備えるようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、無線LANアクセスポイント29を一定時間使用する権利を得るために、ユーザは表示部100に表示された暗証番号をPDAまたはパーソナルコンピュータ等により入力していたがこの方法に限られるものではない。例えば、Bluetoothによる近距離無線通信や赤外線通信により、暗証番号の入力を行なうようにしてもよい。
本発明は、自動販売機に適用でき、特に、ユーザの使用するパーソナルコンピュータ等をインターネットに接続させる機能を有する自動販売機等に適用できる。
設置位置決定支援システムの構成を示す外観図である。 飲料メーカ側コンピュータのハードウェア構成を示す機能ブロック図である。 設置可能位置情報の一例を示す図である。 キャリア側コンピュータのハードウェア構成を示す機能ブロック図である。 重点開局エリア情報の一例を示す図である。 サービス会社側コンピュータのハードウェア構成を示す機能ブロック図である。 サービス会社側コンピュータの管理情報記憶部に記憶されている自動販売機IDと無線LANアクセスポイントIDとの対応関係の一例を示す図である。 自動販売機のハードウェア構成を示す機能ブロック図である。 自動販売機の外観図である。 ユーザによる無線LANアクセスポイントの使用態様の一例を示す外観図である。 自動販売機の設置位置支援処理のフローチャートである。 開局候補位置情報を模式的に表した図である。
符号の説明
20 設置位置決定支援システム
22 飲料メーカ側コンピュータ
24 サービス会社側コンピュータ
26 キャリア側コンピュータ
28 自動販売機
29 無線LANアクセスポイント
30 インターネット
32 設置可能位置情報記憶部
34 設置可能位置情報通知部
36 自動販売機設置処理部
38 開局協力金受領部
40 開局協力金記憶部
42、62、84 外部I/F部
52 重点開局エリア情報記憶部
54 重点開局エリア情報通知部
56 開局位置情報作成部
58 基地局工事処理部
60 開局報奨金支払い部
72 管理情報記憶部
76 開局候補位置情報作成部
78 開局調整部
80 開局金授受部
82 開局金記憶部
92 電力供給部
96 モデム
98 販売処理部
100 表示部
102 ジュース
104 ラベル
108 コイン投入口
110 紙幣投入口
112 ボタン部
122 ユーザ
124 PDA
132 通信可能範囲

Claims (9)

  1. 情報機器との間で送受信されるデータを中継する通信中継器と、
    対価に対する商品または役務を提供する提供手段とを備える
    ことを特徴とする自動販売機。
  2. さらに、前記通信中継器および前記提供手段に別系統で電力を供給する電力供給手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. さらに、前記通信中継器および前記提供手段に同一系統で電力を供給する電力供給手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  4. さらに、前記通信中継器に接続された無停電電源を備える
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の自動販売機。
  5. 情報機器との間で送受信されるデータを中継する通信中継器と、
    対価に対する商品または役務を提供する提供手段とを備え、
    前記提供手段は、対価に対して前記通信中継器よりデータ中継をする権利を提供する
    ことを特徴とする自動販売機。
  6. 情報機器との間で送受信されるデータを中継する通信中継器と、
    対価に対する商品または役務を提供する提供手段とを備え、
    前記提供手段は、対価に対して前記商品または役務の提供とともに、前記通信中継器よりデータ中継をする権利を提供する
    ことを特徴とする自動販売機。
  7. さらに、情報を表示する表示手段を備え、
    前記提供手段は、前記通信中継器よりデータ中継をする権利を得るための識別情報を前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の自動販売機。
  8. さらに、情報を送信する送信手段を備え、
    前記提供手段は、前記通信中継器よりデータ中継をする権利を得るための識別情報を前記送信手段を介して送信する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の自動販売機。
  9. 前記通信中継器は無線LAN(Local Area Network)アクセスポイントである
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の自動販売機。
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