JP2005165525A - 被せ型リーダライタ - Google Patents

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Abstract

【課題】
この発明は、積層物品群を移動させる必要がなく、また積層物品群に触れずに積層物品群の全ての物品を読取り書込み処理することができる能率のよい被せ型情報処理方法および被せ型リーダライタを提供することを目的とする。
【解決手段】
この発明は、RFタグを複数個の略同じ大きさの物品にそれぞれ取付け、前記RFタグを取付けた物品の複数個を積重ねた積層物品群の上方よりリーダライタの環状のアンテナを、該アンテナの環状枠内に通して被せ操作することにより前記積層物品群の全物品の情報を一括して読取り書込み処理する被せ型の情報処理である。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば複数の物品の情報を一括して読取るRFタグの情報処理方法に関し、さらに詳しくは携帯利用可能にして積重ねた物品の情報を一瞬に読取る被せ型情報処理方法および被せ型リーダライタに関する。
従来、この種のリーダライタのアンテナとRFIDタグ(Radio Frequency IDentification Tag、以下RFタグと称す)との間では、例えば特許文献1に開示される通信方法によって情報の送受信が行われている。
このような通信方法は、通常、リーダライタ(識別装置)のアンテナからは、所定周波数の搬送波を変調して生成された送信信号をRFタグに送信する。一方、RFタグでは、識別装置のアンテナから送信された信号に基づいて、データの読出し書込みを行うとともに電力の供給を受ける。識別装置のアンテナから送信された信号に対して、RFタグのアンテナの負荷インピーダンスを読出されたデータに応じて変化させることにより、RFタグから識別装置のアンテナに所望のデータを送出する、いわゆるロードスイッチング方式によって通信を行うことができる。
このようにしてアンテナとRFタグとの間で通信を行い、必要な情報を識別装置がアンテナを介して取得することにより、例えば図書の貸出または返却手続を行っている。
しかしながら、複数冊の図書が積重ねられた場合には、図書に固定されたRFタグも複数枚が、ある間隔をおいて積重ねられる。このように配置された複数枚のRFタグを固定されたアンテナとの間で通信を行う際に、アンテナからの距離が長くなり通信距離が不足するRFタグが現れる。
具体的には、固定されたアンテナコイルに、図16に示すような磁力線が発生し、このような磁界が生じている場合に、アンテナコイルに対してある間隔を隔てA部,B部,C部,D部,E部に配置された複数のRFタグ(RFタグはアンテナコイルに平行に配置されているものとする。)と鎖交する磁界の強さは各部における磁界ベクトルの大きさで表される。ここで、RFタグがA部にある場合には、アンテナコイル内部で発生する最大磁界がRFタグと鎖交するため、RFタグに供給されるエネルギーは最大となる。B部、C部とアンテナコイルに直交する方向にアンテナコイルから遠ざかるにつれて磁界の強さが弱まるためRFタグに供給されるエネルギーは弱くなる。また、D部、E部とアンテナコイルに平行な方向にアンテナコイルの中央位置から遠ざかるにつれてRFタグと鎖交する磁界成分が減っていくため、RFタグに供給されるエネルギーは弱くなる。
このように、固定したアンテナに対して、ある距離をもって配置された複数のRFタグのうちには通信距離が不足するRFタグが現れる。このため、全てのRFタグを正確に読取ることができなかった。
また、図書に固定されたRFタグ同士の干渉によりRFタグの共振周波数が下がるため、複数枚のRFタグを一度に正確に読取ることができないという問題もあった。
その対策として、予めRFタグの共振周波数を高めに設定しておく方法が知られているが、この場合には識別装置のアンテナの共振周波数とRFタグの共振周波数とのずれが生じるため通信距離が大きく低下してしまうという問題が生じ、結果として、多数の図書を積重ねて読取ることができなかった。
このような点を鑑みて近年、略同一の物品を積重ねた積層物品群を一括して読取る手段として、例えば先行出願の特許文献2に開示されているような非接触識別システムの通信方法が知られている。
この非接触識別システムの通信方法では、中央部に矩形の大きな中空の開口部を有する支持台(識別装置)を設け、この支持台にはアンテナコイルを巻回しておき、この支持台の開口部にRFタグを付設した図書等の複数冊を積重ねて置くことにより、一括して読取り書込みしていた。
しかし、これらの物品を積重ねて一括して読取る場合であっても、設置された識別装置の開口部に積層した物品を置いて読取る構成のため、物品をいちいち開口部に入れ、読取り後に取出すという物品の移動操作を要して手間がかかり、能率よく読取ることができなかった。
このため、識別装置側を移動させて読取るように構成することも考えられるが、この場合は識別装置を持ち運びする移動量および物品読取り時の手動操作が大がかりになるなど簡単に利用できなかった。
例えば、回転寿司の客別に積重ねられた皿の数を計数する場合について、その利用可否を考察してみた場合、客別に積重ねられた各々の積層皿群の位置まで識別装置をいちいち持ち運びしなければならず、さらに枚数測定時においても、汚れた皿を掴んで店員が識別装置の開口部に移動操作するか、あるいは識別装置を上下動させて読取り操作しなければならず、多大な作業労力や手間がかかる問題を有して実現できなかった。
特許第2683305号 特開2002−49898号
そこでこの発明は、携帯利用可能に設けて積層物品群を移動させる必要がなく、上下方向に重なった積層物品群の全ての物品の情報を一括して収集する能率のよい被せ型情報処理方法および被せ型リーダライタを提供することを目的とする。
この発明は、RFタグを複数個の略同じ大きさの物品にそれぞれ取付け、前記RFタグを取付けた物品の複数個を積重ねた積層物品群の上方よりリーダライタの環状のアンテナを、該アンテナの環状枠内に通して被せ操作することにより前記積層物品群の全物品の情報を一括して読取り書込み処理する被せ型情報処理方法であることを特徴とする。
この発明によれば、積層物品群の全物品の情報を読取る場合に、利用者がリーダライタを携帯して虫取り網の如く積層物品群に被せれば、その被せられた積層物品群の全物品をまとめて読取り書込み処理することができる。
さらに、このリーダライタは携帯利用可能であるため、積層物品群が数多く分散していても利用者が被せ操作するだけで能率よく情報収集することができる。
この発明の構成は、リーダライタのアンテナに発生させた磁界発生領域をRFタグに対応させたとき、その対応したRFタグのアンテナに発生する電力で該RFタグの制御回路を駆動してリーダライタにRFタグの情報を送信させるRFタグの情報処理装置であって、前記RFタグを取付けた略同じ大きさの物品を複数個積重ねて載置した積層物品群の外周囲を、空間を隔てて環状に囲む枠体を有し、該枠体を前記積層物品群の上方より枠内に通して被せたときの該枠体の高さ位置を定めて停止させる高さ保持手段と、該枠体に沿って環状に周設される磁界発生用のアンテナとを一体的に備えた被せ型リーダライタであることを特徴とする。
この発明によれば、積層物品群に被せ型リーダライタを被せ操作すれば、簡単に物品の情報を読取ることができる。例えば、回転寿司の客別に積重ねられた皿の数を店員が計数する場合に、予め皿にはRFタグが貼付けられてあり、これらの客別の積層皿群を上方より被せ型リーダライタをそれぞれ被せ操作するだけで皿の数を読取ることができる。このため、店員は積層皿群を移動させずに簡単に読取り書込み処理できる。さらに、被せ型リーダライタで被せ操作したときに、該被せ型リーダライタの高さ保持手段によって、該被せ型リーダライタのアンテナを全物品との通信に適した高さ位置に保持できるため、信頼性の高い安定した通信を確保できる。
この発明の別の構成では、前記高さ保持手段は前記枠体を積層物品群の中間高さ位置に保持することを特徴とする。
この場合は、積層物品群に被せ型リーダライタを被せ操作したとき、該被せ型リーダライタを積層物品群の中間高さ位置に保持するため、該被せ型リーダライタの通信領域の基準位置が積層物品群の中間高さ位置になり、これより上下方向に最も離れた上下端部の物品まで通信領域に入り、上下方向に積重なった全ての物品に対する通信を確保できる。
この発明の別の構成では、前記高さ保持手段は積層物品群を載せる載置面を高さ基準位置にして、前記枠体を積層物品群の中間高さ位置に保持させる保持部材を備えたことを特徴とする。
この場合は、積層物品群を載せるテーブル等の載置面を、被せ型リーダライタの高さ基準位置に設定することにより、被せ型リーダライタを被せ操作したときに、保持部材だけが載置面に接触して被せ型リーダライタを中間高さ位置に確保でき、物品には全く触れず、しかも物品を移動させずに読取り書込み処理することができる。
この発明の別の構成では、前記高さ保持手段は積層物品群の物品最上面を高さ基準位置にして、前記枠体の高さ位置を積層物品群の中間高さ位置に保持する保持部材を前記枠体に備えたことを特徴とする。
この場合は、積層物品群の物品最上面を、被せ型リーダライタの高さ基準位置に設定してあるため、被せ型リーダライタを被せ操作すると同時に、この被せ型リーダライタを保持部材によって積層物品群の中間高さ位置に保持することができる。このため、被せ型リーダライタを被せ操作した時点で上下方向に重なった全ての物品に対する通信が完結する。
この発明の別の構成では、前記保持部材は前記枠体もしくは枠体の外方に延出する取っ手に折畳み許容して備えたことを特徴とする。
この場合は、被せ型リーダライタの使用時のみ折畳まれている保持部材を枠体または取っ手より引出して使用可能にし、不使用時には保持部材を枠体または取っ手に折畳んで被せ型リーダライタをコンパクトに設けることができる。さらに、取っ手を備えた場合は、この取っ手を自然に掴んで扱い易くなり、また持ち運びし易いため携帯に適している。
この発明の別の構成では、前記保持部材は積層物品群の物品最上面の形状に沿って位置決め係止される柔軟性を有する係止部材を前記枠体に備えたことを特徴とする。
この場合は、被せ型リーダライタを積層物品群に被せ操作したときに、積層物品群の積層形状に沿って紐等の柔軟性を有する係止部材が係止対応し、その物品最上面に係止部材が位置決め係止されるため積層物品群に係止部材が軽く接して、被せ型リーダライタを被せたときの位置決め操作が簡単に行える。さらに、この係止部材の長さを調整すれば、該被せ型リーダライタの高さ位置を自由に調整できる。
この発明の別の構成では、前記保持部材は積層物品群の物品最上面に広域に接して位置決め係止される位置決め固定板を前記枠体に備えたことを特徴とする。
この場合は、被せ型リーダライタを積層物品群に被せ操作したときに、位置決め固定板が積層物品群の物品最上面に広域に接して係止されるため、被せ型リーダライタはぐらつかず、位置決め固定板を頂点に安定して保持される。
この発明の別の構成では、リーダライタのアンテナに発生させた磁界発生領域をRFタグに対応させたとき、その対応したRFタグのアンテナに発生する電力で該RFタグの制御回路を駆動してリーダライタにRFタグの情報を送信させるRFタグの情報処理装置であって、前記RFタグを取付けた略同じ大きさの物品を複数個積重ねて載置した積層物品群の外周囲を、空間を隔てて囲む大きさの環状を有し、該環状に沿って周設される磁界発生用のアンテナを備えた枠体を複数個設け、前記枠体の複数個を上下方向に離して連設したことを特徴とする。
この場合は、枠体の複数個を上下方向に離して連設することにより、これらの複数段のアンテナから情報収集することができるため、上下方向に交信距離領域を増やすことができる。また、被せ型リーダライタの交信距離領域が増大するため、正確で信頼性の高い情報が得られる。例えば、上下2段にアンテナを連設した場合であれば、時分割して両方のアンテナから交互に情報収集することができる。
この発明の別の構成では、少なくとも読取ったときのRFタグの情報を出力する出力手段を備えたことを特徴とする。
この場合は、被せ型リーダライタがRFタグの情報を読取ったとき、その情報を表示出力あるいは音声出力して利用者に知らせることができる。
この発明の別の構成では、RFタグの情報を表示する表示器を、前記枠体の外方に突出する取っ手に備えたことを特徴とする。
この場合は、取っ手の視認し易い位置に表示器を備えてRFタグの情報を表示させることができる。このため、利用者は被せ型リーダライタを被せ操作した時点で表示器を見れば、一目で物品の情報を把握することができる。
この発明によれば、積層物品群の全物品の情報を収集する場合に、利用者はリーダライタを虫取り網の如く積層物品群に被せるだけで簡単に読取り書込み処理することができる。さらに、このリーダライタは携帯利用できるため、物品の情報処理位置が制限されず、広域に散在する物品に対して有効に使用できるほか、素早く被せ操作して短時間に数多くの物品の情報を能率よく収集することができる。
積層物品群を内部空間に通して被せ操作できる大きさにリーダライタを環状に形成し、このリーダライタの上下方向に対する通信領域を考慮して該リーダライタを、物品の情報を収集するのに適した高さ位置に設ける。
この発明の一実施例を以下に図面に基づいて説明する。
図面は被せ型リーダライタを示し、図1において、この被せ型リーダライタ11は例えば回転寿司の皿を複数枚積重ねた積層皿群の皿数を一括して計数するような場合に適用するものであって、その主要な部分は枠体12と、係止紐13と、取っ手14と、液晶表示器15とを備えている。
前記枠体12は計数対象の積層皿群の上方より被せ操作するため、その皿の外周囲を、空間を隔てて環状に囲むことができる大きさを有している。好ましくは、皿の形状に見合った枠体形状に設ける。例えば、円形皿の場合は、円形の枠体に設けるのが適している。この枠体12には、図2に示すように、外周溝16を形成して磁界発生用のアンテナコイルを巻回したアンテナ17を備えている。
前記係止紐13は枠体12の上面に2本の逆U字形状の係止紐13を上部で交差させて虫取り網の如く取付けている。この係止紐13を設けることにより、前記枠体12を積層皿群(図9および図10参照)の上方より枠内に通して被せたときに積層皿群の皿最上面の形状に沿って柔軟に係止され、この係止位置によって枠体12の高さ位置が決まる。
この枠体12の高さ位置は、10枚前後重ねられた積層皿群に、被せ型リーダライタ11を被せ操作したときに枠体12が積層皿群の略中間高さ位置になるように係止紐13の紐の長さを設定している。これにより、枠体12に巻回されたアンテナ17の通信領域は該アンテナ17を基準高さとする上下方向に通信領域がとれ、その上下方向に最も離れた上下端部の皿まで通信領域内に入り、上下方向に積重ねられた全ての皿に対する通信を確保する。この場合、積層皿群の枚数を10枚前後とするのは、客によって積重ねられる積層皿群の最も重ね頻度が高い枚数であるためである。
前記取っ手14は片手で握り易い棒状を有して枠体12の外周面の一部に外方に延設し、この取っ手14を設けることにより被せ操作がし易くなり、さらに片手で掴んで持ち運び易くなり、店内での携帯利用に好適となる。
前記液晶表示器15は取っ手14の付け根近くの上面に搭載している。この液晶表示器15を設けることによって、被せ型リーダライタ11の被せ操作によって情報収集した皿の数や値段などを表示させることができる。この場合は、積層皿群に対し、店員が被せ型リーダライタ11を被せ操作した時点で液晶表示器15を見れば、一目で皿数を把握することができる。このほか、液晶表示器15に加えてスピーカを併設、あるいは単独に備えることもできる。この場合は、音声により計数した皿数を報知することができる。
図3は被せ型リーダライタ11の主要な構成を示すブロック図である。制御部31はアンテナ17のアンテナコイルに磁界を発生させる。このアンテナ17から発生させた磁界発生領域を皿と一体のRFタグに対応させたとき、その対応したRFタグのアンテナコイルに発生する電力で該RFタグの制御回路を駆動して、被せ型リーダライタ11側にRFタグの情報を送信させ、その送信結果を液晶表示器15に表示させる。
次に、被せ型リーダライタ11の具体的な構成を図4の制御回路ブロック図を参照して説明する。
アンテナ17は、図5にも示すように、アンテナコイル41とマッチング回路42からなる。このうち、アンテナコイル41は導電性の線材によって形成され、アンテナコイル41の両端部は互いに平行に外方に延伸され、マッチング回路42を経て、同軸ケーブルによってアンプ43に接続される。なお、マッチング回路42はアンテナコイル41とのケーブル長が短い場合には、マッチング回路42をアンプ43側に含めた構成とすることもできる。この場合には、アンテナ17はアンテナコイル41部分のみによって形成される。マッチング回路42は、アンプ43と接続するフィーダのインピーダンスとアンテナコイル41のインピーダンスをマッチングさせる回路であり、アンテナコイル41から延伸された両信号線間に2つの容量可変なコンデンサC1,C2が直列に接続され、両コンデンサC1,C2の接合部が接地された構成を有する。
前記アンテナコイル41およびマッチング回路42は、図6に示すように、円形の枠体12に支持されており、この枠体12は寄生容量の影響を避けるために誘電率の低い材料、例えば合成樹脂材にて形成する。アンテナコイル41および枠体12の中央部には、通信対象であるRFタグが取付けられた皿を枠内に通し得る十分な大きさの開口部12aを有している。
アンプ43は、主として、変調回路44、送信部45、受信部46、復調回路47および入出力IF(インターフェース)48からなる。変調回路44は、制御部31のCPU32から出力された送信すべきデータまたはコマンドに応じて図示しない発振回路において生成された高周波を変調する。送信部45では、変調回路44において変調された信号を図示しない増幅回路によって増幅し、アンテナコイル41を駆動する。アンテナ17に受信された信号は、受信部46を介して復調回路47において復調される。入出力IF48は、制御部31との間での信号の伝送制御を行う。
制御部31は主として、CPU32、メモリ33、入出力IF34,35からなる。CPU32は後述するRFタグへのデータの書込みまたは読取りを制御する。メモリ33は、RFタグとの通信を制御するプログラムや処理に用いられるデータ等を格納する。入出力IF34は、アンプ43との間での信号の伝送制御を行い、入出力IF35は液晶表示器15との信号の伝送制御を行う。
図7は皿71の底面中央部に小さなRFタグ72を貼付けた状態を示し、ここでは略同じ大きさの円形の皿71を用い、これら同形状の皿71の全てにデータキャリアとしてのRFタグ72を貼付けている。
図8はRFタグ72の制御回路ブロック図を示し、RFタグ72は主として、アンテナコイル81、送受信部82、電源回路83、復調回路84、変調回路85、メモリ制御部86およびメモリ87からなる。アンテナコイル81によって受信された被せ型リーダライタ11からの信号は、送受信部82を介して電源回路83に出力され、装置各部を駆動するための電力が取出される。また、アンテナコイル81によって受信された被せ型リーダライタ11からの信号は、送受信部82を介して復調回路84に出力され、復調された信号はメモリ制御部86に送られる。メモリ制御部86はバスによってメモリ87と接続され、制御部31から与えられたコマンドまたはデータに従ってメモリ87にデータを書込みまたは読出す。メモリ87から読出されたデータは、変調回路85を介して送受信部82に送られ、アンテナコイル81を駆動する。ロードスイッチング方式で被せ型リーダライタ11との通信を行う場合であれば、抵抗とFET等のスイッチング素子とが直列に接続した変調回路を構成し、これをアンテナコイル81に並列に接続し、スイッチング素子によってアンテナコイルの負荷を変化させることにより、データを被せ型リーダライタ11へ送信する。
このように構成された被せ型リーダライタ11を用いてRFタグの情報を収集する場合の使用方法を図9および図10の使用動作図を参照して説明する。
今、回転寿司の店舗内において、客別に積重ねられた皿71の数を計数する場合、図9に示すように、テーブル上に10枚程度積重ねられた積層皿群73に対し、その上方から店員が被せ型リーダライタ11を被せ操作するだけでよい。この被せ操作したとき、図10に示すように、枠体12の開口部12a内に積層皿群73を通して被さる。その被せ途中で係止紐13が積層皿群73の積層形状に沿って係止され、皿71の最上面に係止紐13が位置決め係止されたとき、積層皿群73の略中間高さ位置に枠体12が位置する。
このため、被せ型リーダライタ11を被せ操作した時点で、該被せ型リーダライタ11の枠体12は積層皿群73の略中間高さ位置になる。このとき、枠体12の高さ位置を基準位置として上下方向に最も離れた上下端部の皿71までの距離が略等しくなり、上下方向に離れた全ての皿71が同出力でありながら通信領域に入り、全てのRFタグ72との通信距離を確保できる。このため、信頼性の高い安定した情報収集ができる。
この場合は、各々の皿71に取付けられたRFタグ72も、アンテナコイル41の移動に伴って、アンテナコイル41面内あるいはアンテナコイル41の中央部近傍のアンテナコイル41に直交する方向の成分が大きい磁界と鎖交する。従って、RFタグ72にはその位置にかかわらず、所要のエネルギーが供給されるため、いずれのRFタグ72も正確に読取ることができる。また、RFタグ同士が干渉して共振周波数がずれるような場合でも、アンテナコイル41の移動により、個々のRFタグ72とアンテナコイル41との結合が高くなるので、それぞれのRFタグ72を正確に読取ることができる。そして、読取った全皿枚数および値段等の結果が液晶表示器15に表示される。これを店員が見て直ちに客別の皿の枚数を知ることができる。
このように、客別の積層皿群73の全皿枚数の情報を読取る場合に、店員が被せ型リーダライタ11を携帯して虫取り網の如く積層皿群73に被せれば、その被せられた積層皿群73の全皿の枚数をまとめて読取り書込み処理することができる。ことに、積層皿群73が1つのテーブル上に数個分散しているような場合でも、積層皿群73毎に素早く被せ操作して読取り書込み処理ができるほか、店舗内で客のテーブル別に積層皿群73が分散していても、店員は被せ型リーダライタ11を携帯して客別に瞬時に被せ操作することにより能率よく情報収集することができる。
図11はこの発明の他の被せ型リーダライタ111を示し、この被せ型リーダライタ111は、高さ位置決めバー112を取っ手113の下面に折畳み許容して設けたものであり、この高さ位置決めバー112のほかは実施例1と同じ構成であるため、異なる構成の高さ位置決めバー112についてのみ説明する。
この高さ位置決めバー112は上端部を取っ手113の付け根近くの下面に回動自由に軸支して取付け、この上端軸支部(図面省略)を回動支点に、下端部を取っ手113に平行する水平位置と、これより略真下に引出して垂下させた垂直位置との90度の傾動角度の間で回動自由にして折畳み許容している。
さらに、この高さ位置決めバー112の長さは、10枚程度の積層皿群の中間高さ位置に枠体114が位置決めされる長さに設定している。従って、被せ型リーダライタ111の使用時のみ折畳まれている高さ位置決めバー112を取っ手113より引出して使用可能に垂設させる。一方、不使用時には高さ位置決めバー112を取っ手113に沿って折畳んで被せ型リーダライタ111をコンパクトに設けることができる。なお、高さ位置決めバー112は折畳まずに垂下状態のまま固定して設けることもできる。
さらに、この高さ位置決めバー112を用いた場合は、高さ位置決めバー112だけがテーブル等の皿の載置面に接触して、被せ型リーダライタ111は皿に一切触れずに積層皿群の中間高さ位置保持できる。このため、被せ型リーダライタ111は皿に全く触れず、しかも皿を動かさずに皿の枚数を読取り書込み処理することができる。
図12はこの発明の他の被せ型リーダライタ121を示し、この被せ型リーダライタ121は、高さ位置決め用の位置決め固定板122を備えたものであり、位置決め固定板122のほかは実施例1と同じ構成であるため、異なる構成の位置決め固定板122についてのみ説明する。
この位置決め固定板122は計数対象となる皿と略同じ大きさで同形状の円板を用い、枠体123の上面周方向に等分配設された4本の支柱124を起立して水平に支持している。この場合、皿の上面全体に位置決め固定板122が広域に接して皿の上面を安定して係止できる形状に設けている。これにより、被せ型リーダライタ121は被せ操作したときにぐらつかず、この位置決め固定板122を頂点として被せ型リーダライタ121の被せ状態を安定して維持する。また、被せ型リーダライタ121を積層皿群の上方より被せ操作したときに、枠体123の高さ位置が積層皿群の中間高さ位置になるように支柱124の長さを定めている。
図13はこの発明の他の被せ型リーダライタ131を示し、この被せ型リーダライタ131は、上下2段の枠体132,133を備えたものであり、そのほかの構造は係止紐がない点を除いては実施例1と同じであるため、異なる構成の上下2段の枠体132,133についてのみ説明する。
この被せ型リーダライタ131は、上枠体132の下面周方向に等分配設された3本の支柱を垂設して、上枠体132と同一の下枠体133とを平行させて固定して上下2段に枠体132,133を連設している。そして、使用時には、この被せ型リーダライタ131を積層皿群に被せ操作し、そのときに両枠体132,133を積層皿群の中間高さ位置に位置させればよい。これにより、時分割して上下の両方のアンテナから交互に情報を収集することができる。
この場合は、上下2段の枠体132,133に備えられた上下のアンテナから情報収集することができるため、上下方向に交信距離領域を増やすことができる。また、被せ型リーダライタの交信距離領域が増大するため、正確で信頼性の高い情報が得られる。
図14はこの発明の他の被せ型リーダライタ141を示し、この被せ型リーダライタ141は楕円形の皿に応じた楕円形の枠体142を備えたものであり、この枠体142は皿に限らず、その他の種々の対象物品に適用することができ、対象物品の形状に応じた任意の枠体に設けることができる。
例えば、図15に示す被せ型リーダライタ151の場合、対象物品がビデオテープ、DVD、CDなどの長方体物品152を有する場合であれば、この被せ型リーダライタ151の枠体153の形状も長方形状にすれば対処することができる。さらに、この矩形の枠体を有する被せ型リーダライタ151の場合も、係止紐、位置決め固定板、高さ位置決めバーなどの高さ保持手段を付設してもよく、また枠体153を上下方向に連設して構成することもできる。
この発明の構成と、上述の実施例の構成との対応において、
この発明の物品は、実施例の皿71に対応し、
以下同様に、
積層物品群は、積層皿群73に対応し、
高さ保持手段、保持部材および係止部材は、係止紐13、高さ位置決めバー112および位置決め固定板122に対応し、
出力手段および表示器は、液晶表示器15に対応するも、この発明は請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
実施例1の被せ型リーダライタを示す外観斜視図。 実施例1の被せ型リーダライタの枠体の要部拡大縦断面図。 実施例1の被せ型リーダライタの主要構成の制御回路ブロック図。 実施例1の被せ型リーダライタの制御回路ブロック図。 実施例1の被せ型リーダライタのアンテナの構成図。 実施例1の被せ型リーダライタのアンテナコイルの配置形状を示す説明図。 実施例1のRFタグを取付けた皿を下方から見て示す外観斜視図。 実施例1の皿に取付けられたRFタグの制御回路ブロック図。 実施例1の被せ型リーダライタの被せ操作初期状態を示す外観斜視図。 実施例1の被せ型リーダライタの被せ操作完了状態を示す外観斜視図。 実施例2の折畳み用の高さ位置決めバーを備えた被せ型リーダライタの外観斜視図。 実施例3の位置決め固定板を備えた被せ型リーダライタの外観斜視図。 実施例4の上下2段の枠体を備えた被せ型リーダライタの外観斜視図。 実施例5の楕円形の枠体を有する被せ型リーダライタを示す外観斜視図。 実施例6の長方形の枠体を有する被せ型リーダライタの使用状態を示す外観斜視図。 アンテナコイルが発生する磁力線を模式的に示した説明図。
符号の説明
11、111、121、131、141、151…被せ型リーダライタ
12、114、123、132、133、142、153…枠体
13…係止紐
14、113…取っ手
15…液晶表示器
17…アンテナ
71…皿
72…RFタグ
73…積層皿群
112…高さ位置決めバー
122…位置決め固定板

Claims (11)

  1. RFタグを複数個の略同じ大きさの物品にそれぞれ取付け、前記RFタグを取付けた物品の複数個を積重ねた積層物品群の上方よりリーダライタの環状のアンテナを、該アンテナの環状枠内に通して被せ操作することにより前記積層物品群の全物品の情報を一括して読取り書込み処理する被せ型情報処理方法。
  2. リーダライタのアンテナに発生させた磁界発生領域をRFタグに対応させたとき、その対応したRFタグのアンテナに発生する電力で該RFタグの制御回路を駆動してリーダライタにRFタグの情報を送信させるRFタグの情報処理装置であって、
    前記RFタグを取付けた略同じ大きさの物品を複数個積重ねて載置した積層物品群の外周囲を、空間を隔てて環状に囲む枠体を有し、該枠体を前記積層物品群の上方より枠内に通して被せたときの該枠体の高さ位置を定めて停止させる高さ保持手段と、該枠体に沿って環状に周設される磁界発生用のアンテナとを一体的に備えた被せ型リーダライタ。
  3. 前記高さ保持手段は前記枠体を積層物品群の中間高さ位置に保持することを特徴とする請求項2記載の被せ型リーダライタ。
  4. 前記高さ保持手段は積層物品群を載せる載置面を高さ基準位置にして、前記枠体を積層物品群の中間高さ位置に保持させる保持部材を備えた請求項2記載の被せ型リーダライタ。
  5. 前記高さ保持手段は積層物品群の物品最上面を高さ基準位置にして、前記枠体の高さ位置を積層物品群の中間高さ位置に保持する保持部材を前記枠体に備えた請求項2記載の被せ型リーダライタ。
  6. 前記保持部材は前記枠体もしくは枠体の外方に延出する取っ手に折畳み許容して備えた請求項4または5記載の被せ型リーダライタ。
  7. 前記保持部材は積層物品群の物品最上面の形状に沿って位置決め係止される柔軟性を有する係止部材を前記枠体に備えた請求項4、5または6記載の被せ型リーダライタ。
  8. 前記保持部材は積層物品群の物品最上面に広域に接して位置決め係止される位置決め固定板を前記枠体に備えた請求項4、5または6記載の被せ型リーダライタ。
  9. リーダライタのアンテナに発生させた磁界発生領域をRFタグに対応させたとき、その対応したRFタグのアンテナに発生する電力で該RFタグの制御回路を駆動してリーダライタにRFタグの情報を送信させるRFタグの情報処理装置であって、
    前記RFタグを取付けた略同じ大きさの物品を複数個積重ねて載置した積層物品群の外周囲を、空間を隔てて囲む大きさの環状を有し、該環状に沿って周設される磁界発生用のアンテナを備えた枠体を複数個設け、前記枠体の複数個を上下方向に離して連設した被せ型リーダライタ。
  10. 少なくとも読取ったときのRFタグの情報を出力する出力手段を備えた請求項2または9記載の被せ型リーダライタ。
  11. RFタグの情報を表示する表示器を、前記枠体の外方に突出する取っ手に備えた請求項2または9記載の被せ型リーダライタ。
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