JP2005164409A - ナビゲーションシステム及び連絡支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの連絡先の選択を支援する「ナビゲーションシステム及び連絡支援方法」を提供する。
【解決手段】目的地までの推奨ルートによる経路誘導案内を案内画像310によって行っている場合に、ユーザから関連先連絡を指示されると、目的地に対応する地点を住所として、バディリストに登録されているバディを抽出する。目的地が職場であり、職場住所を住所として、上司であるバディAと同僚であるバディBが登録されている場合には、情報表示エリア320に、バディAのアイコン331とバディBのアイコン332を表示する(c)。そして、いずれかのバディのアイコンのタッチパネル18による選択操作が発生したならば選択されたアイコンに対応するバディとのボイスチャットコネクションを確立する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ユーザに対して目的地までの経路案内を行うナビゲーションシステムにおいて、ユーザの外部との連絡を支援する技術に関するものである。
ユーザに対して目的地までの経路案内を行うナビゲーションシステムにおいて、ユーザの外部との連絡を支援する技術としては、たとえば、緊急事態発生時に、予め登録しておいた緊急連絡先の内で、ナビゲーションシステムにおいて算出した現在位置近傍に存在する緊急連絡先に自動的に発呼し、ユーザと現在位置近傍の緊急連絡先との通話を可能とする技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
また、電話番号と当該電話番号を連絡先とする人や組織の名称との対応を予め登録しておいた電子的な電話帳を設け、ユーザによって電話帳の内から選択された名称に対応する電話番号に発呼する技術も、移動電話をはじめとする各種電話装置において広く用いられている。
特開平10-262125号公報
さて、前述した電話帳を用いる技術によれば、電話帳に多数の人や組織が登録されている場合には、速やかに所望の連絡先を選択することが困難となる。
一方、前述した特許文献1のように現在位置近傍に存在する相手に自動的に連絡する技術は、緊急施設への緊急連絡には適しているが、日常的な連絡先の選択には適していない。なぜならば、ユーザの現在位置と、ユーザが所望する連絡先との間の相関は一般的に低いと考えられるからである。
そこで、本発明は、ユーザの意図にあった連絡先への連絡を、ユーザが、より容易に行うことができるように支援することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、目的地までの間の経路である推奨ルートを設定し、設定した推奨経路に従った経路案内を行うナビゲーションシステムに、無線通信装置と、複数の連絡先の各々について、連絡先に関連づけた地点と、前記無線通信装置による通信を介して接続可能な通信網上における連絡先の識別情報である通信先特定情報とを記述したアドレス帳情報を記憶した記憶手段と、前記アドレス帳情報において、前記目的地に対応する地点に関連づけられた連絡先を連絡候補として選定する連絡候補選定手段と、前記連絡候補選定手段が選定した連絡候補について、前記アドレス帳情報に記述されている前記通信先特定情報を用いて、前記無線通信装置による通信を介した当該連絡候補との間の通信路を開設する通信路開設手段とを備えたものである。
一般的に言って、目的地に向かっているときに外部と連絡を取る場合には、その目的地にいる人に連絡をとる場合が多いものである。そして、本ナビゲーションシステムによれば、予め各連絡先を地点に関連づけておき、目的地となっている地点に関連づけられた連絡先を通信路を開設する連絡先の候補として自動的に選定するので、ユーザは、目的地にいる人へ連絡をとりたいと意図をもったときに、そのような意図にあった連絡を容易に行うことができるようになる。
ここで、このようなナビゲーションシステムに、さらに、前記連絡候補選定手段が選定した連絡候補の一覧をユーザに対して提示し、提示した連絡候補の一覧の内からユーザによって選択された連絡候補を連絡実行先として受け付ける連絡候補提示手段を設け、前記通信路開設手段において、前記連絡候補提示手段が受け付けた連絡実行先について前記アドレス帳情報に記述されている前記通信先特定情報を用いて、前記無線通信装置による通信を介した当該連絡実行先との間の通信路を開設するようにしてもよい。
このようにすることにより、ユーザは、ナビゲーションシステムに、目的地に関連づけられた連絡先だけを提示させることができると共に、提示された連絡先の内から実際に連絡をとりたい連絡先を選択するだけの簡易な操作で、その連絡先と連絡をとることができるようになる。したがって、アドレス帳情報に多数の連絡先が登録されている場合であっても、ユーザは、目的地にいる人へ連絡をとりたいと意図をもったときに、そのような意図にあった連絡を容易に行うことができる。
また、これらのナビゲーションシステムに、さらに前記目的地の到着予想時刻を算出する到着予想時刻算出手段を設けると共に、前記記憶手段に、ユーザの予定が記述されたスケジュールデータを記憶するようにし、前記連絡候補選定手段において、前記スケジュールデータに前記目的地における予定が記述されており、前記到着予想時刻から当該目的地における予定への遅刻が推定される場合に、前記連絡候補を選定するようにしてもよい。
このようにすることにより、ユーザが目的地での予定の遅刻することが予測されたときに、ユーザに対して、目的地にいる連絡先に連絡をとるよう促すと共に、ユーザが、当該連絡先に容易に連絡をとることができるようにすることができる。
また、本発明は、前記課題達成のために、目的地までの間の経路である推奨ルートを設定し、設定した推奨経路に従った経路案内を行うナビゲーションシステムに、無線通信装置と、複数の連絡先の各々について、連絡先に関連づけた地点と、前記無線通信装置による通信を介して接続可能な通信網上における連絡先の識別情報である通信先特定情報とを記述したアドレス帳情報を記憶した記憶手段と、前記アドレス帳情報において、前記推奨ルート近傍の地点に関連づけられた連絡先を連絡候補として選定する連絡候補選定手段と、前記連絡候補選定手段が選定した連絡候補の一覧をユーザに対して提示し、提示した連絡候補の一覧の内からユーザによって選択された連絡候補を連絡実行先として受け付ける連絡候補提示手段と、前記連絡候補提示手段が受け付けた連絡実行先について前記アドレス帳情報に記述されている前記通信先特定情報を用いて、前記無線通信装置による通信を介した当該連絡実行先との間の通信路を開設する通信路開設手段とを備えたものである。
目的地に向かって推奨ルートに従って走行しているときには、推奨ルート近傍に住んでいる知人や推奨ルート近傍の施設に立ち寄ろうと考える場合がある。そして、本ナビゲーションシステムによれば、予め各連絡先を地点に関連づけておき、推奨ルート近傍の地点に関連づけられた連絡先を通信路を開設する連絡先の候補として自動的に選定するので、ユーザは、推奨ルート近傍の知人にそのような立ち寄りを連絡したいと意図したとき、または、推奨ルート近傍の施設に利用予約をとるため連絡したいと意図したときに、そのような意図にあった連絡を容易に行うことができるようになる。
ここで、以上のナビゲーションシステムは、前記記憶手段に、前記アドレス帳情報に登録された各連絡先に対して割り当てたアイコンを特定するアイコン特定情報を記録し、前記連絡候補提示手段において、前記連絡候補の一覧として、前記アイコン特定情報において、当該連絡候補に割り当てられているアイコンの一覧を表示し、ユーザから選択されたアイコンに対応する連絡候補を連絡実行先として受け付けるようにしてもよい。
このようにすることにより、ユーザは、アイコンの表示より直感的に各連絡候補を把握できると共に、アイコンを選択するだけの簡易な操作によって実際に連絡を取る連絡先を連絡候補の内から選択することができるようになる。
なお、以上のナビゲーションシステムにおいて、前記無線通信装置を、移動電話端末としてもよく、この場合には、前記通信先特定情報としては、前記連絡先の電話番号を用いるようにする。
または、以上のナビゲーションシステムにおいて、前記通信路開設手段が開設する通信路をボイスチャットサーバを利用したボイスチャット用の通信路としてもよい。そして、この場合には、前記連絡候補提示手段において、前記無線通信装置を介して前記ボイスチャットサーバにアクセスして、各連絡候補の前記ボイスチャットサーバへの接続中の有無を調査し、前記連絡候補の一覧において、前記連絡候補を、前記ボイスチャットサーバへの接続中の有無に応じて異ならせた形態で提示するようにしてもよい。または、前記連絡候補提示手段において、前記無線通信装置を介して前記ボイスチャットサーバにアクセスして、各連絡候補の前記ボイスチャットサーバへの接続の有無を調査し、前記連絡候補の一覧において、前記連絡候補の内の、前記ボイスチャットサーバへ接続中の連絡候補のみを提示するようにしてもよい。
このようにすることにより、現在ボイスチャット可能な連絡候補とそうではない連絡候補を区別可能に表示したり、現在ボイスチャット可能な連絡候補のみを表示することができるようになる。
ここで、以上のナビゲーションシステムにおいて、連絡候補の一覧としてアイコンの一覧を表示する場合には、ナビゲーションシステムに地図上に、現在位置と目的地と前記推奨ルートを表した案内画像を表示する案内画像表示手段を設け、前記連絡候補提示手段において、前記アイコンを、当該アイコンに対応する連絡候補が前記アドレス帳情報において関連づけられている地点に相当する、前記案内画像上の位置に表示するようにしてもよい。また、この場合には、前記連絡候補提示手段において、前記案内画像が表す地図の縮尺を、現在位置から前記目的地までの間の前記推奨ルートが前記案内画像中に収まる縮尺に変更した上で、前記アイコンの表示を行うようにしてもよい。
以上のように、本発明によれば、意図にあった連絡先への連絡を、ユーザが、より容易に行うことができるようになる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係る連絡システムの構成を示す。
図示するように、連絡システムは、各車両に搭載された車載システム1、車載システム1が、無線通信を介してアクセス可能なインターネットなどのWAN2、WAN2に接続したボイスチャットサーバ3と、WAN2に接続したボイスチャット端末4とを有する。
そして、ボイスチャットサーバ3は、各車載システム1のユーザの状態を管理するユーザステータス管理部31と、車載システム1間または車載システム1とボイスチャット端末4間またはボイスチャット端末4間のボイスチャット用のコネクションを提供するコネクションサービス部32と、各車載システム1とボイスチャット端末4のユーザの各種情報を登録したユーザ管理テーブル33とを有する。
また、ボイスチャット端末4は、固定ボイスチャットクライアント41や、WAN2に接続するための通信装置42や、ユーザとの間で音声を入出力するためのマイク43やスピーカ44などを備えている。
次に、図2に車載システム1の構成を示す。
図示するように、車載システム1は、ナビゲーション装置11と、WAN2に接続するための無線通信装置12と、GPS受信機13、走行状態センサ14、地図データを記憶したDVDドライブやHDDなどの記憶装置である外部記憶装置15、入力装置16、表示装置17、表示装置17の表示面上に配置された透明な感圧式の入力装置16であるタッチパネル18、スピーカ19、マイク20とを有する。
そして、ナビゲーション装置11は、現在状態算出部111、ルート探索部112、ナビゲート画像生成部113、ボイスチャットクライアント114、音声認識部115、メモリ116、主制御部117、ユーザインタフェース制御部118とを有する。ここで、走行状態センサ14は、角加速度センサや地磁気センサなどの方位センサや車速パルスセンサなどの車速センサなどの車両状態を検出するセンサ群である。
また、ユーザインタフェース制御部118は、表示装置17や入力装置16やタッチパネル18を用いたグラフィカルユーザインタフェースや、スピーカ19やマイク20を用いた音声によるユーザインタフェースを制御するものであり、この音声によるユーザインタフェースには、音声認識部115を用いてマイク20からの入力音声内容を認識し、認識した入力音声内容に応じたコマンドを入力コマンドとして受け付ける音声入力処理も含まれる。
なお、以上のボイスチャットサーバ3や、ボイスチャット端末4や、ナビゲーション装置11は、ハードウエア的には、CPUや、メモリ116や、外部記憶装置15や通信装置42等の周辺デバイスを有する一般的な構成を備えたコンピュータであって良く、この場合、以上に示したボイスチャットサーバ3やボイスチャット端末4やナビゲーション装置11の各部は、CPUが予め用意されたプログラムを実行することにより具現化するプロセスとして実現されるものであって良い。また、この場合、このような各装置のプログラムは、適当な記憶媒体や通信路を介して、当該装置に提供されるものであって良い。
以下、このような連絡システムの動作について説明する。
まず、各々の車載システム1において行う経路誘導動作について説明する。
現在状態算出部111は、走行状態センサ14やGPS受信機13の出力から推定される現在位置に対して、外部記憶装置15から読み出した前回決定した現在位置の周辺の地図とのマップマッチング処理などを施して、現在位置や、車両の進行方向を算出する処理を繰り返す。
また、主制御部117は、ユーザインタフェース制御部118を介してユーザから経路誘導開始を指示されると、ユーザから目的地の設定を受け付け、ルート探索部112に、設定を受け取った目的地までの、現在位置算出部が算出した現在位置からのルートを探索させ、推奨ルートとして設定する。
また、ナビゲーション画像生成部は、地図データ記録部に記憶された道路地図上に、現在状態算出部111が算出した現在位置や、ユーザから設定を受け付けた目的地や、ルート探索部112が設定した推奨ルートを表した案内画像を生成し、ユーザインタフェース制御部118を介して表示装置17に表示する。ただし、目的地や推奨ルートは、目的地や推奨ルートが設定されている場合にのみ案内画像に含まれる。
図3bは、図3aに示すように現在位置301から目的地302までの推奨ルート303が設定されている場合の案内画像310の例を示したものであり、案内画像310は、地図データが表す現在位置周辺範囲304の地図画像311上に、現在状態算出部111が算出した現在位置を地図上で示す現在位置マーク312と、ルート探索部112が探索して設定したルートを表すルート図形313が表されたものとなる。なお、図7bに示すように、さらに地図画像311の表示範囲に目的地が含まれる場合には、目的地を表す目的地マーク314も表示されることになる。
また、主制御部117は、推奨ルートが設定されている場合には、現在位置から目的地までの道程距離と、目的地到着予想時刻を、地図データや車両の走行速度に基づいて算出し、ユーザインタフェース制御部118を介して、図3bに示すように案内画像310の下に設けた情報表示エリア320に表示する処理も行う。
そして、主制御部117は、算出された現在位置が目的地近傍に達すると、推奨ルートと目的地を無効化する。
以上、車載システム1における経路誘導動作について説明した。
次に、本連絡システム上において行うボイスチャットについて説明する。
まず、図4aに示すように、ボイスチャットサーバ3のユーザ管理テーブル33は、車載システム1とボイスチャット端末4のユーザ毎のエントリを有する。そして、各エントリには、ユーザのアドレスとスクリーン名とパスワードが予め登録される。スクリーン名はボイスチャットにおいて当該ユーザが用いる自己の名称である。また、アドレスは当該ユーザの識別子であり、このアドレスとしては、たとえば、当該ユーザのインスタントメッセージアドレスや電子メールアドレスを用いることができる。
また、ユーザ管理テーブル33には、各ユーザのステータスとして、接続中、切断中が登録される。接続中とは、そのユーザがボイスチャットに参加可能な状態にあることを示し、切断中は、そのユーザがボイスチャットに参加できない状態にあることを示す。また、ユーザ管理テーブル33の、接続中のユーザのエントリには、その時点においてユーザが使用しているボイスチャット端末4または車載システム1のWAN2上のアドレスがWANアドレスとして登録される。
次に、ボイスチャット端末4の固定ボイスチャットクライアント41と、ナビゲーション装置11のボイスチャットクライアント114は起動したとき又はユーザからサーバ接続の操作を受け付けたときに、通信装置42または無線通信装置12を介して、ボイスチャットサーバ3に対して、自身のユーザのプリセットされた、又は、その時点で入力を受け付けたアドレスとスクリーン名とパスワードを含む接続要求を発行する。この接続要求を受けたボイスチャットサーバ3のユーザステータス管理部31は、ユーザ管理テーブル33を参照し、接続要求に含まれているアドレスとスクリーン名とパスワードの組が登録されたエントリが存在する場合には、そのエントリのステータスを接続中に設定すると共に、そのエントリに接続要求発行元のWANアドレスを登録する。そして、接続要求受け入れを、接続要求発行元の固定ボイスチャットクライアント41またはボイスチャットクライアント114に応答する。この応答を受けた固定ボイスチャットクライアント41またはボイスチャットクライアント114は、自身の状態をサーバ接続中として管理する。
また、ボイスチャット端末4の固定ボイスチャットクライアント41と、ナビゲーション装置11のボイスチャットクライアント114は動作を停止するとき又はユーザからサーバ切断操作を受け付けたときに、通信装置42または無線通信装置12を介して、ボイスチャットサーバ3に対して、自己のアドレスとスクリーン名とパスワードを含む切断要求を発行することによりボイスチャットサーバ3を切断し、自身の状態をサーバ切断中として管理する。この切断要求を受けたボイスチャットサーバ3のユーザステータス管理部31は、ユーザ管理テーブル33の、接続要求に含まれているアドレスとスクリーン名とパスワードの組が登録されたエントリのステータスを切断中に設定する。
また、ユーザステータス管理部31は、ステータスに切断中が設定されているユーザのエントリに登録されているWANアドレスの固定ボイスチャットクライアント41またはボイスチャットクライアント114に対して、定期的に接続維持問い合わせを行い、接続維持要求が応答されなかった固定ボイスチャットクライアント41またはボイスチャットクライアント114のユーザについては、対応するユーザ管理テーブル33のエントリのステータスを切断中に設定する。一方、サーバ接続中の固定ボイスチャットクライアント41またはボイスチャットクライアント114は、ユーザステータス管理部31から、接続維持問い合わせを受け取ったならば、接続維持要求を応答する。ただし、これは、サーバ接続中の固定ボイスチャットクライアント41またはボイスチャットクライアント114側から定期的に接続維持要求を発行し、ユーザステータス管理部31において一定期間以上、接続維持要求を受け取らなかった、固定ボイスチャットクライアント41またはボイスチャットクライアント114のユーザについては、対応するユーザ管理テーブル33のエントリのステータスを切断中に設定するようにしてもよい。
また、ユーザステータス管理部31は、固定ボイスチャットクライアント41またはボイスチャットクライアント114からの、スクリーン名とアドレスによって、または、他の条件によって、問い合わせの対象となる1または複数の他ユーザを指定した接続状態問い合わせに応じて、指定された各他ユーザのサーバ接続状態を通知する処理を行う。すなわち、ユーザステータス管理部31は、問い合わせの対象となる各ユーザについて、そのユーザのユーザ管理テーブル33のエントリのステータスが接続中であれば接続中である旨を応答し、そうでなければ切断中である旨を通知する。
次に、ボイスチャットサーバ3のコネクションサービス部32は、ユーザ管理テーブル33のエントリにステータスとして接続中が設定されているユーザの固定ボイスチャットクライアント41またはボイスチャットクライアント114から、スクリーン名とアドレスによって通話相手ユーザを指定したボイスチャット開始要求を受け取ると、ユーザ管理テーブル33を参照して通話相手ユーザのステータスが接続中であるかどうかを調べ、接続中であれば、ボイスチャット開始要求発行元の固定ボイスチャットクライアント41またはボイスチャットクライアント114と、通話相手ユーザの固定ボイスチャットクライアント41またはボイスチャットクライアント114の間にボイスチャットのコネクションを設定する。このコネクションの設定法には、コネクションサービス部32が自身と、ボイスチャットを行う二つの固定ボイスチャットクライアント41またはボイスチャットクライアント114との間に、それぞれコネクションを設定して、一方のコネクションで受信したボイスデータを、他方のコネクションに中継する形態と、コネクションサービス部32が、ボイスチャット開始要求発行元の固定ボイスチャットクライアント41またはボイスチャットクライアント114に、通話相手ユーザの固定ボイスチャットクライアント41またはボイスチャットクライアント114のWANアドレスを通知し、WANアドレスの通知を受けた固定ボイスチャットクライアント41またはボイスチャットクライアント114において、通知されたWANアドレスを用いて、通話相手の固定ボイスチャットクライアント41またはボイスチャットクライアント114との間に直接コネクションを設定し、設定したコネクションを用いてボイスデータを送受する形態とをとることができる。
さて、このようにしてボイスチャット用のコネクションが設定されたボイスチャットクライアント114では、ユーザインタフェース制御部118を介してマイク20から入力する音声を取込んで、所定フォーマットのボイスデータにエンコードして設定されたコネクションに送信すると共に、設定されたコネクションから受信したボイスデータをデコードしてユーザインタフェース制御部118を介してスピーカ19に出力する。また、ボイスチャット用のコネクションが設定された固定ボイスチャットクライアント41においても同様に、ボイスチャット端末4に備えたマイク43から入力する音声を取込んで、所定フォーマットのボイスデータにエンコードして設定されたコネクションに送信すると共に、設定されたコネクションから受信したボイスデータをデコードしてボイスチャット端末4に備えた固定スピーカ44に出力する。
そして、このような構成において、車載システム1のナビゲーション装置11の主制御部117はユーザのボイスチャットの通話相手の選択を支援する処理も行う。
以下、このボイスチャットの通話相手の選択を支援する処理について説明する。
まず、本実施形態において、外部記憶装置15またはメモリ116に記憶しておく、バディリストとスケジュールデータと施設リストと住所変換テーブルについて説明する。
バディリストは、ボイスチャットシステムにおける電話帳であり、ユーザは、連絡システムのユーザとなっている知人をバディとして登録することができる。図4bに示すように、バディリストでは、バディを、家族や職場といったカテゴリに分類して登録することができる。そして、各バディ毎に設けたエントリには、他バディに対してユーザが任意に与えた名称であるバディネームと、バディを表すアイコンとしてユーザが選択したアイコンの種別を示すバディアイコン、バディのアドレスとボイスチャットサーバ3のスクリーン名を示すユーザ情報、バディの住所、バディの電話番号などを登録することができる。なお、ここで、ユーザ情報に登録するバディのアドレスは、ボイスチャットサーバ3のユーザ管理テーブル33に登録される、当該バディである他ユーザのアドレスと同じものとする。
次に、スケジュールデータは、ユーザの電子的なスケジュール帳であり、図4cに示すように予定毎のエントリが設けられる。そして、各エントリには、予定の開始時刻と終了時刻を記述する予定日時、予定がいずれかへの訪問である場合にその訪問先名称を記述する訪問先、予定がいずれかへの訪問である場合にその訪問先住所を記述する訪問先住所、予定の概要を記述する予定タイトル、その予定のメモなどが含まれる。
そして、施設リストには、図4dに示すように、各種施設を、レストランやホテルといったカテゴリに分類して登録することができる。そして、各施設毎に設けたエントリには、施設の名称と、施設を表すアイコンの種別を示す施設アイコン、施設の受け付けのアドレスとボイスチャットサーバ3のスクリーン名を示す施設ユーザ情報、施設の住所、施設の電話番号などを登録することができる。なお、ここで、施設ユーザ情報に登録するアドレスは、ボイスチャットサーバ3のユーザ管理テーブル33に登録されるアドレスと同じものとする。
また、最後に、住所変換テーブルは住所と地図上の座標と対応を示す変換テーブルである。
次に、ナビゲーション装置11の主制御部117が行う連絡処理について説明する。
図5に、連絡処理の手順を示す。
図示するように連絡処理では、前述した推奨ルートによる経路誘導中に(ステップ502)、ユーザから入力装置16の所定操作またはマイク20からの所定の音声入力によって関連先連絡要求が入力されるのを待つ(ステップ504)。
そして、経路誘導中にユーザから関連先連絡要求が入力されたならば、まず、現在設定されている目的地を取得し(ステップ506)、取得した目的地に対応する住所がバディリストに登録されているエントリを抽出し、抽出したエントリに対応するバディを関連バディとする(ステップ508)。なお、目的地に対応する住所は前述した住所変換テーブルを参照して求める。
そして、ボイスチャットクライアント114を制御して、予め緊急連絡先として定めておいた特定のバディ(たとえば、家族の一人や秘書)である緊急連絡先バディと各関連バディとのサーバ接続状態を、連絡先バディと各関連バディのバディリストに登録されているスクリーン名とアドレスを含めた接続状態問い合わせを無線通信装置12を介して発行することにより、ボイスチャットサーバ3に問い合わせる(ステップ510)。
ボイスチャットサーバ3のユーザステータス管理部31は、前述のように、この接続状態問い合わせに対して、指定された各バディであるボイスチャットサーバ3のユーザのボイスチャットサーバ3に対する接続中、切断中のステータスを応答する。
主制御部117は、この応答をボイスチャットクライアント114を介して受けたならば、緊急連絡先バディと各関連バディの各バディについて、当該バディを表すアイコンを、当該バディのボイスチャットサーバ3に対する接続中、切断中のステータスに応じた形態でユーザインタフェース制御部118を介して表示装置17に表示する(ステップ512)。ここで、各バディを表すアイコンは、当該バディのバディリストのエントリのバディアイコンが示す種別のアイコンである。
図3cは、このような緊急連絡先バディ、各関連バディの提示例を示したものである。この例は、目的地としてユーザの職場が登録されており、ナビゲーション装置11において職場までの推奨ルートによる経路誘導案内を行っている場合についてのものである。また、目的地である職場を住所とするバディとして、バディリストに上司であるバディAと同僚であるバディBが登録されており、緊急連絡先としてはユーザの妻であるバディCが設定されているものとする。
この場合には、バディA、B、Cの全員のステータスが、ボイスチャットサーバ3に接続中であれば、図示するように、情報表示エリア320には、バディAのアイコン331とバディBのアイコン332と、バディCのアイコン333が表示される。また、もし、バディBとバディCのステータスがボイスチャットサーバ3から切断中であれば、図3dに示すように、接続中であるバディAのアイコン331よりも、切断中であるバディBとバディCのアイコン332、333を弱い調子で表示する。ただし、切断中であるバディについては、そのアイコンを表示しないようにしてもよい。
次に、主制御部117は、ユーザから入力装置16の所定操作またはマイク20からの所定の音声入力によるキャンセル指示の発生と(ステップ514)、ステータスが接続中のバディのアイコンの選択操作の発生(ステップ516)を監視する。ここで、アイコンの選択操作は、ユーザインタフェース制御部118が、ユーザのタッチパネル18によるアイコン表示範囲内の位置入力によって受け付け、主制御部117に通知する。
そして、キャンセル指示が発生したならば(ステップ514)、表示したバディのアイコンを消去し、表示装置17の表示をアイコン表示前の図3bの元の表示に戻し(ステップ524)、ステップ502からの処理に戻る。
一方、接続中のバディのアイコンの選択操作が発生した場合には(ステップ516)、バディリストの選択されたバディのエントリからスクリーン名とアドレスを取得し、ボイスチャットクライアント114を制御して、取得したスクリーン名とアドレスによってアイコンが選択されたバディを通話相手ユーザとして指定したボイスチャット開始要求をボイスチャットサーバ3のコネクションサービス部32に発行して、前述のコネクションサービス部32のコネクション設定サービスを受けることにより、選択されたユーザとの間のボイスチャットのコネクションを確立する(ステップ518)。
以降、ボイスチャットクライアント114は、ユーザインタフェース制御部118を介してマイク20から入力する音声を取込んで、所定フォーマットのボイスデータにエンコードして確立したコネクションに送信すると共に、設定されたコネクションから受信したボイスデータをデコードしてユーザインタフェース制御部118を介してスピーカ19に出力するボイスチャット処理を行い(ステップ520)、ユーザと通話相手とのボイスチャットを可能とする。
そして、その後、ユーザからボイスチャットの終了が指示されたならば(ステップ522)、ボイスチャットのコネクションを切断し、表示したバディのアイコンを消去し、表示装置17の表示をアイコン表示前の図3bの元の表示に戻し(ステップ524)、ステップ502からの処理に戻る。
以上、連絡処理について説明した。
なお、以上の連絡処理で無条件にアイコンの表示対象とした緊急連絡先バディは、これを設定しないようにしてもよい。すなわち、関連バディについてのみ、そのアイコンの表示と、通話相手としての選択の受け付けを行うようにしてもよい。
また、ステップ508においてステータスが接続中の関連バディが一人のみ抽出された場合には、そのままステップ518に進んで、無条件に当該関連バディとのボイスチャットを開始するようにしてもよい。
さて、一般的に言って、目的地に向かっているときには、その目的地にいる人に連絡をとる機会が多いものである。そして、本連絡処理によれば、目的地となっている地点に関連づけられたバディが連絡先の候補として自動的に選定されて提示されるので、ユーザは、目的地にいる人へ連絡をとりたいと意図をもったときに、そのような意図にあった連絡を容易に行うことができるようになる。
次に、ナビゲーション装置11の主制御部117が行う遅刻連絡処理について説明する。
図6に、遅刻連絡処理の手順を示す。
図示するように遅刻連絡処理では、まず、現在推奨ルートによる経路誘導中であるかどうかを調べ(ステップ602)、経路誘導中でなければ経路誘導の開始を待つ。
一方、現在経路誘導中であれば、まず、前述したスケジュールデータと、目的地を取得する(ステップ604、606)。
そして、スケジュールデータに、取得した目的地に対応する住所が訪問先住所に登録されているエントリであって、エントリの予定日時が示す予定開始時刻が現在時刻以降の所定時間内(たとえば、現在から1時間半以内)のエントリが存在するかどうかを調べ(ステップ608)、存在しない場合にはステップ602に戻る。なお、目的地に対応する住所は前述した住所変換テーブルを参照して求める。
一方、取得した目的地に対応する住所が訪問先住所に登録され、予定開始時刻が現在時刻以降所定時間内の予定日時が登録されているエントリがスケジュールデータのエントリが存在する場合には(ステップ608)、目的地到着予想時刻を取得し、存在したエントリ中に、エントリの予定日時が示す予定開始時刻が目的地到着予想時刻より前のエントリが含まれているかどうかを調べ(ステップ610)、予定開始時刻が目的地到着予想時刻より前のエントリが含まれていなければステップ602に戻る。
一方、予定開始時刻が目的地到着予想時刻より前のエントリが含まれていた場合には、目的地に対応する住所がバディリストに登録されているエントリを抽出し、抽出したエントリに対応するバディを関連バディとする(ステップ612)。
そして、各関連バディのサーバ接続状態を各関連バディのバディリストに登録されているスクリーン名とアドレスを含めた接続状態問い合わせを無線通信装置12を介してボイスチャットサーバ3に発行することにより取得する(ステップ614)。
そして、各関連バディについて、当該バディを表すアイコンを、当該バディのボイスチャットサーバ3に対する接続中、切断中のステータスに応じた形態でユーザインタフェース制御部118を介して表示装置17に表示する(ステップ616)。ここで、各バディを表すアイコンは、当該バディのバディリストのエントリのバディアイコンが示す種別のアイコンである。また、スケジュールデータの、訪問先住所に目的地に対応する住所が設定され、予定日時が示す予定開始時刻が現在時刻より後の所定期間内であって目的地到着予想時刻より前のエントリの予定タイトルと、予定開始時刻と目的地到着予測時刻との差と共に、遅刻が予想される旨のメッセージを表示する。
図7aは、各関連バディと遅刻メッセージの提示例を示したものである。この例は、目的地としてユーザの職場が登録されており、ナビゲーション装置11において職場までの推奨ルートによる経路誘導案内を行っている場合についてのものであり、スケジュールデータとして登録した予定「月例会議」の開始時刻よりも、職場への到着予想時刻が15分後である場合についてのものでる。また、目的地である職場を住所とするバディとして、バディリストに上司であるバディAと同僚であるバディBが登録されている場合についてのものである。
この場合には、バディA、Bの全員のステータスが、ボイスチャットサーバ3に接続中であれば、図示するように、情報表示エリア320には、バディAのアイコン331とバディBのアイコン332とが、遅刻が予想される旨を示す遅刻メッセージ701と共に表示される。なお、もし、バディBのステータスがボイスチャットサーバ3から切断中であれば、接続中であるバディAのアイコン331よりも、切断中であるバディBのアイコン332が弱い調子で表示されることになる。ただし、切断中であるバディについては、そのアイコンを表示しないようにしてもよい。
次に、主制御部117は、ユーザから入力装置16の所定操作またはマイク20からの所定の音声入力によるキャンセル指示の発生と(ステップ618)、ステータスが接続中のバディのアイコンの選択操作の発生を監視する(ステップ620)。ここで、アイコンの選択操作は、ユーザインタフェース制御部118が、ユーザのタッチパネル18によるアイコン表示範囲内の位置入力によって受け付け、主制御部117に通知する。
そして、キャンセル指示が発生したならば(ステップ618)、表示したバディのアイコンを消去し、表示装置17の表示をアイコン表示前の図3bの元の表示に戻し(ステップ628)、ステップ630に進む。
一方、接続中のバディのアイコンの選択操作が発生した場合には(ステップ620)、バディリストの選択されたバディのエントリからスクリーン名とアドレスを取得し、ボイスチャットクライアント114を制御して、取得したスクリーン名とアドレスによってアイコンが選択されたバディを通話相手ユーザとして指定したボイスチャット開始要求をボイスチャットサーバ3のコネクションサービス部32に発行して、前述のコネクションサービス部32のコネクション設定サービスを受けることにより、選択されたユーザとの間のボイスチャットのコネクションを確立する(ステップ622)。
以降、ボイスチャットクライアント114は、ユーザインタフェース制御部118を介してマイク20から入力する音声を取込んで、所定フォーマットのボイスデータにエンコードして確立したコネクションに送信すると共に、設定されたコネクションから受信したボイスデータをデコードしてユーザインタフェース制御部118を介してスピーカ19に出力するボイスチャット処理を行い(ステップ624)、ユーザと通話相手とのボイスチャットを可能とする。
そして、その後、ユーザからボイスチャットの終了が指示されたならば(ステップ626)、ボイスチャットのコネクションを切断し、表示したバディのアイコンを消去して表示装置17の表示をアイコン表示前の図3bの元の表示に戻し(ステップ628)、ステップ630に進む。
ステップ630とステップ632では、目的地到着時刻がステップ610で目的地到着予想時刻を取得してから20分以上遅延方向に変化したことと、経路誘導の終了とを監視し、経路誘導が終了した場合には(ステップ632)、始めのステップ602に戻って、以上の処理を行い、目的地到着時刻がステップ610で目的地到着予想時刻を取得してから20分以上遅延方向に変化したならば(ステップ630)、ステップ606からの処理を再度行う。
以上、遅刻連絡処理について説明した。
このように、本遅刻連絡処理によれば、ユーザが目的地での予定の遅刻することが予測されたときに、ユーザに対して、目的地にいる連絡先に連絡をとるよう促すと共に、ユーザが当該連絡先に容易に連絡をとることができるようにすることができる。
ところで、以上の連絡処理や遅刻連絡処理では、案内画像310とは別に設けた情報表示エリア320にバディのアイコンを表示し、このアイコンの操作に応じてボイスチャットの通話相手のバディの選択を受け付けるようにしたが、このバディのアイコンの表示は、案内画像310上の目的地近傍に行うと共に、このアイコンの操作に応じてボイスチャットの通話相手のバディの選択を受け付けるようにしてもよい。
すなわち、たとえば、連絡処理のステップ512や遅刻連絡処理のステップ616において、図7bに示すように、案内画像310として表示する地図画像311に対応する地理的範囲を現在位置と目的地の双方が含まれる範囲に設定すると共に、案内画像310上に目的地からの吹き出しの形態を有するウインドウ710を設定し、このウインドウ710中に各バディのアイコン331、332を表示し、表示したアイコンの操作に応じてボイスチャットの通話相手のバディの選択を受け付けるなどしてよい。なお、この場合には、連絡処理のステップ524や遅刻連絡処理のステップ628では、ウインドウ710やアイコンを消去すると共に、案内画像310として表示する地図画像311に対応する地理的範囲を、連絡処理のステップ512や遅刻連絡処理のステップ616において当該地理的範囲を変更する前の元の範囲に戻す処理を行うようにする。
または、以上の連絡処理や遅刻連絡処理におけるバディのアイコンの表示と、アイコンの選択の受け付けは、次のように行うようにしてもよい。
すなわち、以上の連絡処理や遅刻連絡処理において情報表示エリア320に表示したアイコンのうちステータスが接続中のバディのアイコンを、一つずつ順番に一定期間ずつ表示装置17に表示すると共に、当該アイコンの表示に併せて当該アイコンのバディネームを音声によりスピーカ19から出力する。そして、ユーザから所定の選択操作があったときに表示しているアイコンを選択されたアイコンとして、当該アイコンのバディをボイスチャットの通話相手のバディとする。または、アイコンの表示は行わずに、以上の連絡処理や遅刻連絡処理において情報表示エリア320にアイコンを表示したバディのうちのステータスが接続中のバディのバディネームを、一つずつ順番に音声によりスピーカ19から出力し、ユーザから所定の選択操作があったタイミングに対応する期間に音声出力を行っていたバディネームのバディをボイスチャットの通話相手のバディとするようにしてもよい。
また、以上の実施形態において、主制御部117は、さらに、以下に説明するルート沿バディ連絡処理を行うようにしてもよい。
すなわち、このルート沿バディ連絡処理では、経路誘導中にユーザからルート沿バディ連絡要求が入力されたならば、現在設定されている推奨ルート上の任意の地点までの最短距離が所定距離以内の地点に対応する住所がバディリストに登録されているバディを関連バディとして抽出する。
そして、図7cに示すように、案内画像310として表示する地図画像311に対応する地理的範囲を現在位置から目的地までの間の推奨ルートの全てが含まれる範囲に設定すると共に、案内画像310上に、抽出した各関連バディの住所に対応する地点からの吹き出しの形態を有するウインドウ720を設定し、各ウインドウ720中に当該ウインドウに対応する地点を住所とする関連バディのアイコン721を表示し、表示したアイコン721の操作に応じてボイスチャットの通話相手のバディの選択を受け付けるなどしてよい。
さて、目的地に向かって推奨ルートに従って走行しているときには、推奨ルート近傍に住んでいる知宅に立ち寄ろうと考える場合がある。そして、このようなルート沿いバディ連絡処理によれば、推奨ルート近傍の地点に関連づけられたバディを連絡先の候補として自動的に選定するので、推奨ルート近傍の知人にそのような立ち寄りを連絡したいと意図したときに、そのような意図にあった連絡を容易に行うことができるようになる。また、案内画像310上の各知人宅の位置に対応する位置に、その知人であるバディを表すアイコンが表示されるので、各知人宅と推奨ルートとの関係などを考慮して、知人訪問の是非や訪問する知人の選択などを行うことができるようになる。
また、以上の実施形態において、主制御部117は、さらに、以下に説明するルート沿施設連絡処理を行うようにしてもよい。
すなわち、このルート沿施設連絡処理では、経路誘導中にユーザから施設のカテゴリを指定したルート沿施設連絡要求が入力されたならば、現在設定されている推奨ルート上の任意の地点までの最短距離が所定距離以内の地点に対応する住所が施設住所として、施設リストの指定されたカテゴリに登録されている施設を関連施設として抽出する。
そして、図7dに示すように、案内画像310として表示する地図画像311に対応する地理的範囲を現在位置から目的地までの間の推奨ルートの全てが含まれる範囲に設定すると共に、案内画像310上に、抽出した各関施設の施設住所に対応する地点からの吹き出しの形態を有するウインドウ730を設定し、各ウインドウ730中に、当該ウインドウに対応する地点を施設住所とする関連施設のアイコンとして、施設リストの当該関連施設のエントリの施設アイコンで示される種別のアイコン731を表示し、表示したアイコン731の操作に応じてボイスチャットの通話相手として、アイコンが選択された施設のエントリの施設ユーザ情報で示されるボイスチャットサーバ3のユーザを選択するなどしてよい。すなわち、この場合、主制御部117は、ボイスチャットクライアント114を制御して、アイコンが選択された施設のエントリに施設ユーザ情報として記述されたスクリーン名とアドレスによって通話相手ユーザを指定したボイスチャット開始要求をボイスチャットサーバ3のコネクションサービス部32に発行して、前述のコネクションサービス部32のコネクション設定サービスを受けることにより、選択されたユーザとの間のボイスチャットのコネクションを確立する。
さて、目的地に向かって推奨ルートに従って走行しているときには、推奨ルート近傍のレストランで食事をしたいなど、推奨ルート近傍の施設を利用したい考える場合がある。そして、以上のルート沿い施設連絡処理によれば、ユーザから指定されたカテゴリの施設の内の推奨ルート近傍の地点に関連づけられた施設を連絡先の候補として自動的に選定するので、ユーザが、レストランである施設の予約などのために当該施設に連絡をとりたいと意図したときに、そのような意図にあった連絡を容易に行うことができるようになる。また、案内画像310上の各施設の位置に対応する位置に、その施設を表すアイコンが表示されるので、各施設位置と推奨ルートとの関係などを考慮して利用する施設を選定することができるようになる。
また、以上の実施形態では、各バディをアイコンにより示したが、これは図7eに示すように、アイコンに代えてバディネームの一覧740を表示し、一覧中のバディネームの選択に応じて、通話相手とするバディを受け付けるようにしてもよい。または、走行状態センサ14から求まる車両の走行中、停止中の状態に応じて、車両の走行中には以上のようにアイコンによってバディを表示してアイコンの選択に応じて、通話相手とするバディを受け付けるようにし、車両の停止中には図7eに示すように、アイコンに代えてバディネームの一覧740を表示し、一覧中のバディネームの選択に応じて、通話相手とするバディを受け付けるようにしてもよい。
ところで、以上の実施形態では、ボイスチャットを利用して連絡を行う場合について説明したが、本実施形態は移動電話その他の通信手段により連絡を行う場合についても同様に適用可能である。
すなわち、たとえば、移動電話を用いて連絡を行う場合には、車載システム1に無線通信装置12に代えて移動電話機を備えるようにする。そして、主制御部117は、表示したアイコンのユーザの選択操作などに応じて通話相手として受け付けたバディのバディリストのエントリに登録された電話番号、または、表示したアイコンのユーザの選択操作などに応じて通話相手として受け付けた施設の施設リストに登録された電話番号に対する発呼を移動電話機に行わせるようにする。なお、この場合には、バディの接続中、切断中のステータスに応じたアイコンの表示形態の操作は行わない。
なお、以上の実施形態は、地図データを定常的に備えずに、随時無線通信を介して、所定のサーバから地図データの提供や推奨ルートの設定等のサービスを受ける、いわゆる通信型ナビゲーション装置に対しても同様に適用可能である。
本発明の実施形態に係る連絡システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る車載システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態で用いる各種データを示す図である。 本発明の実施形態に係る車載システムの表示画面例を示す図である。 本発明の実施形態に係る車載システムの連絡処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る車載システムの遅刻連絡処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る車載システムの表示画面例を示す図である。
符号の説明
1…車載システム、2…WAN、3…ボイスチャットサーバ、4…ボイスチャット端末、11…ナビゲーション装置、12…無線通信装置、13…GPS受信機、14…走行状態センサ、15…外部記憶装置、16…入力装置、17…表示装置、18…タッチパネル、19…スピーカ、20…マイク、31…ユーザステータス管理部、32…コネクションサービス部、33…ユーザ管理テーブル、41…固定ボイスチャットクライアント、42…通信装置、43…マイク、44…スピーカ、111…現在状態算出部、112…ルート探索部、113…ナビゲート画像生成部、114…ボイスチャットクライアント、115…音声認識部、116…メモリ、117…主制御部、118…ユーザインタフェース制御部。

Claims (14)

  1. 目的地までの間の経路である推奨ルートを設定し、設定した推奨経路に従った経路案内を行うナビゲーションシステムであって、
    無線通信装置と、
    複数の連絡先の各々について、連絡先に関連づけた地点と、前記無線通信装置による通信を介して接続可能な通信網上における連絡先の識別情報である通信先特定情報とを記述したアドレス帳情報を記憶した記憶手段と、
    前記アドレス帳情報において、前記目的地に対応する地点に関連づけられた連絡先を連絡候補として選定する連絡候補選定手段と、
    前記連絡候補選定手段が選定した連絡候補について、前記アドレス帳情報に記述されている前記通信先特定情報を用いて、前記無線通信装置による通信を介した当該連絡候補との間の通信路を開設する通信路開設手段とを有することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1記載のナビゲーションシステムであって、
    前記連絡候補選定手段が選定した連絡候補の一覧をユーザに対して提示し、提示した連絡候補の一覧の内からユーザによって選択された連絡候補を連絡実行先として受け付ける連絡候補提示手段を有し、
    前記通信路開設手段は、前記連絡候補提示手段が受け付けた連絡実行先について前記アドレス帳情報に記述されている前記通信先特定情報を用いて、前記無線通信装置による通信を介した当該連絡実行先との間の通信路を開設することを特徴とするナビゲーションシステム。
  3. 請求項1または2記載のナビゲーションシステムであって、
    前記目的地の到着予想時刻を算出する到着予想時刻算出手段を有し、
    前記記憶手段には、ユーザの予定が記述されたスケジュールデータが記憶されており、
    前記連絡候補選定手段は、前記スケジュールデータに前記目的地における予定が記述されており、前記到着予想時刻から当該目的地における予定への遅刻が推定される場合に、前記連絡候補を選定することを特徴とするナビゲーションシステム。
  4. 目的地までの間の経路である推奨ルートを設定し、設定した推奨経路に従った経路案内を行うナビゲーションシステムであって、
    無線通信装置と、
    複数の連絡先の各々について、連絡先に関連づけた地点と、前記無線通信装置による通信を介して接続可能な通信網上における連絡先の識別情報である通信先特定情報とを記述したアドレス帳情報を記憶した記憶手段と、
    前記アドレス帳情報において、前記推奨ルート近傍の地点に関連づけられた連絡先を連絡候補として選定する連絡候補選定手段と、
    前記連絡候補選定手段が選定した連絡候補の一覧をユーザに対して提示し、提示した連絡候補の一覧の内からユーザによって選択された連絡候補を連絡実行先として受け付ける連絡候補提示手段と、
    前記連絡候補提示手段が受け付けた連絡実行先について前記アドレス帳情報に記述されている前記通信先特定情報を用いて、前記無線通信装置による通信を介した当該連絡実行先との間の通信路を開設する通信路開設手段とを有することを特徴とするナビゲーションシステム。
  5. 請求項2または4記載のナビゲーションシステムであって、
    前記記憶手段には、前記アドレス帳情報に登録された各連絡先に対して割り当てたアイコンを特定するアイコン特定情報が記録されており、
    前記連絡候補提示手段は、前記連絡候補の一覧として、前記アイコン特定情報において、当該連絡候補に割り当てられているアイコンの一覧を表示し、ユーザから選択されたアイコンに対応する連絡候補を前記連絡実行先として受け付けることを特徴とするナビゲーションシステム。
  6. 請求項1または4記載のナビゲーションシステムであって、
    前記無線通信装置は、移動電話端末であり、
    前記通信先特定情報は、前記連絡先の電話番号であることを特徴とするナビゲーションシステム。
  7. 請求項2または4記載のナビゲーションシステムであって、
    前記通信路開設手段が開設する通信路はボイスチャットサーバを利用したボイスチャット用の通信路であり、
    前記連絡候補提示手段は、前記無線通信装置を介して前記ボイスチャットサーバにアクセスして、各連絡候補の前記ボイスチャットサーバへの接続中の有無を調査し、前記連絡候補の一覧において、前記連絡候補を、前記ボイスチャットサーバへの接続中の有無に応じて異ならせた形態で提示することを特徴とするナビゲーションシステム。
  8. 請求項2または4記載のナビゲーションシステムであって、
    前記通信路開設手段が開設する通信路はボイスチャットサーバを利用したボイスチャット用の通信路であり、
    前記連絡候補提示手段は、前記無線通信装置を介して前記ボイスチャットサーバにアクセスして、各連絡候補の前記ボイスチャットサーバへの接続の有無を調査し、前記連絡候補の一覧において、前記連絡候補の内の、前記ボイスチャットサーバへ接続中の連絡候補のみを提示することを特徴とするナビゲーションシステム。
  9. 請求項5記載のナビゲーションシステムであって、
    地図上に、現在位置と目的地と前記推奨ルートを表した案内画像を表示する案内画像表示手段を有し、
    前記連絡候補提示手段は、前記アイコンを、当該アイコンに対応する連絡候補が前記アドレス帳情報において関連づけられている地点に相当する、前記案内画像上の位置に表示することを特徴とするナビゲーションシステム。
  10. 請求項9記載のナビゲーションシステムであって、
    前記連絡候補提示手段は、前記案内画像が表す地図の縮尺を、現在位置から前記目的地までの間の前記推奨ルートが前記案内画像中に収まる縮尺に変更した上で、前記アイコンの表示を行うことを特徴とするナビゲーションシステム。
  11. 目的地までの間の経路である推奨ルートを設定し、設定した推奨経路に従った経路案内を行う、無線通信装置が接続されたナビゲーションシステムにおいて、ユーザの外部との連絡を支援する連絡支援方法であって、
    複数の連絡先の各々について、連絡先に関連づけた地点と、前記無線通信装置による通信を介して接続可能な通信網上における連絡先の識別情報である通信先特定情報とを記述したアドレス帳情報において、前記目的地に対応する地点に関連づけられた連絡先を連絡候補として選定するステップと、
    選定した連絡候補について、前記アドレス帳情報に記述されている前記通信先特定情報を用いて、前記無線通信装置による通信を介した当該連絡候補との間の通信路を開設するステップとを有することを特徴とする連絡支援方法。
  12. 目的地までの間の経路である推奨ルートを設定し、設定した推奨経路に従った経路案内を行う、無線通信装置が接続されたナビゲーションシステムにおいて、ユーザの外部との連絡を支援する連絡支援方法であって、
    複数の連絡先の各々について、連絡先に関連づけた地点と、前記無線通信装置による通信を介して接続可能な通信網上における連絡先の識別情報である通信先特定情報とを記述したアドレス帳情報において、前記目的地に対応する地点に関連づけられた連絡先を連絡候補として選定するステップと、
    選定した連絡候補の一覧をユーザに対して提示し、提示した連絡候補の一覧の内からユーザによって選択された連絡候補を連絡実行先として受け付けるステップと、
    受け付けた連絡実行先について前記アドレス帳情報に記述されている前記通信先特定情報を用いて、前記無線通信装置による通信を介した当該連絡実行先との間の通信路を開設するステップとを有することを特徴とする連絡支援方法。
  13. コンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータに、
    目的地までの間の経路である推奨ルートを設定し、設定した推奨経路に従った経路案内を行うステップと、
    複数の連絡先の各々について、連絡先に関連づけた地点と、無線通信を介して接続可能な通信網上における連絡先の識別情報である通信先特定情報とを記述したアドレス帳情報において、前記目的地に対応する地点に関連づけられた連絡先を連絡候補として選定するステップと、
    選定した連絡候補について、前記アドレス帳情報に記述されている前記通信先特定情報を用いて、無線通信による当該連絡候補との間の通信路を開設するステップとを実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  14. コンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータに、
    目的地までの間の経路である推奨ルートを設定し、設定した推奨経路に従った経路案内を行うステップと、
    複数の連絡先の各々について、連絡先に関連づけた地点と、無線通信を介して接続可能な通信網上における連絡先の識別情報である通信先特定情報とを記述したアドレス帳情報において、前記目的地に対応する地点に関連づけられた連絡先を連絡候補として選定するステップと、
    選定した連絡候補の一覧をユーザに対して提示し、提示した連絡候補の一覧の内からユーザによって選択された連絡候補を連絡実行先として受け付けるステップと、
    受け付けた連絡実行先について前記アドレス帳情報に記述されている前記通信先特定情報を用いて、無線通信による当該連絡実行先との間の通信路を開設するステップとを実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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