JP2005164112A - 刺股型開閉式捕獲器 - Google Patents

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JP2005164112A
JP2005164112A JP2003402793A JP2003402793A JP2005164112A JP 2005164112 A JP2005164112 A JP 2005164112A JP 2003402793 A JP2003402793 A JP 2003402793A JP 2003402793 A JP2003402793 A JP 2003402793A JP 2005164112 A JP2005164112 A JP 2005164112A
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Yuji Makino
裕二 牧野
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Abstract

【課題】従来の刺股型捕獲器は、使用者が成人の男性という事を前提に作成されている。しかし不審者が侵入したさきが一人暮らしの市民(女性、高齢者等)の住宅という事も多い。その場合、侵入者を制圧しておくという事より早急に退避することのほうが重要である。従来の物では、仮に侵入者を制圧したとしても警察官または応援が来るまで制圧し続けなければならない。侵入者が激昂している場合は危険である。
【解決手段】安全装置を装着する事により誤作動を未然に防ぎ、ゲート式の可動レバーと逆転防止金具を装着した捕獲レバーによって侵入者を包み込む様に捕獲するため過剰防衛を未然に防ぐ。その時点で非力な人は捕獲器を手放して退避しても侵入者は自力で短時間に解除する事は出来ないので追跡される恐れがない。尚、事前に紐固定金具にロープ等を通しておき固定物に繋げば一層安全である。
【選択図】図1


Description

本発明は、市民の安全を図るための防犯用品としての、捕獲器に関する。
従来の刺股は、長竿の先端部に二股になった角状の棒が装着されており、侵入者をこの二股の部分にて、取り押さえるものである。
特開2003−254697号公報 特開2001−289593号公報 特開2000−230800号公報
従来の刺股は、使用者が成人の男性と前提して設計されているが侵入者された人が非力な場合(女性及び高齢等)に従来の刺股を使用して対抗する事は困難である。
一般市民において、侵入者を捕獲後に警察官または応援が現場に、到着するまで取り押さえておく事は困難であり、危険を伴う。
近年、従来の刺股を改良して、開閉装置等を装着した器具が考案されているが、前述した問題を全て解決しているとは言えない。
本発明は、この様な従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、非力な市民が、確実に侵入者を捕獲し、なおかつ危険な現場から速やかに安全な個所に退避することを目的とするものである。
本発明は、上記目的を達成するために、安全装置及び逆転防止装置付のゲート式レバーを備え捕獲した侵入者に器具を固定させ、侵入者自身では解除できないようにした捕獲用レバー機構を設けたものである。
第1の課題の解決手段は、捕獲用レバーが侵入者を包み込む様に閉まる事によって過剰防衛を未然に防ぎ、捕獲された侵入者は自力で捕獲器を解除することが出来ないので、使用者は必ずしも体力が侵入者に勝っている必要がない。
第2の課題の解決手段は、捕獲用レバーが閉鎖した後に、事前に本体長竿の側面及び底部にある紐固定金具に通しておいたロープ、ワイヤー、チェーンを固定物に繋げば捕獲した侵入者に必要以上に接近している必要がない。
上記について、捕獲レバーが閉鎖した瞬間に器具を手放して逃げても侵入者は追跡する事が困難である。特に女性または高齢者においては侵入者を警察官または応援の人々に引き渡す事より、危険な個所から一刻も早く立ち去る事の方が重要である
また、侵入者が捕獲された時点で戦意を喪失すれば抵抗を断念して、投降する事もある。これがこの器具を使用した場合の最も理想的な、解決手段である。
上述したように、本発明の刺股型開閉式捕獲器は侵入者の捕獲について、非力な女性または高齢者においても安全確実に、使用できるとともに、侵入者を確実に現場で制圧する事によって、市民の安全を図ることが出来、防犯性の高い捕獲器を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図1から図7に基づいて説明する。
図においては、1は安全装置を作動させるためのレバーで、侵入者の身体に当たった時点で作動して6の安全装置解除金具に連結されている安全装置金具を解除させるものである。
2は捕獲用レバーで、可動レバーと連結して作動し逆転防止装置によって侵入者を包み込む様に固定する。
3は可動レバーで、ゲート式となっており侵入者の身体によって押され連結された捕獲レバーを定位置まで導く。
4は安全装置金具で、捕獲時に捕獲レバーの側面が触れて、誤作動を起こす事を防止する。
5は逆転防止装置で、この機構により一度閉鎖した捕獲レバーは、9の固定ボルトをはずさない限り動かず、侵入者はこの器具を自力で解除する事は出来ない。
6は安全装置解除金具で、安全装置レバーと連動し安全装置金具を解除し可動レバー及び捕獲レバーを作動可能状態にする。
7は停止用金具で可動レバーが、これに当たって停止状態となり連動している捕獲レバーが固定する。
8は固定アームで本体竿と可動部分を連結している。
9は固定ボルトで、閉鎖状態の器具を解除するためにある。
10は側部の紐固定金具で、この部分にロープ、ワイヤー、チェーンを通して捕獲
後、固定物に繋ぎとめ又は、侵入者に巻きつけて使用するためにある。
11は本体長竿である。
12は底部の紐固定金具で、この部分にロープ、ワイヤー、チェーンを通し固定物に繋いで使用するためにある。
以下、上記構成の動作を説明する。捕獲器を侵入者に向けて正対する。この時には安全装置が解除されていないので、捕獲レバーの側面への圧力による誤作動は防がれている。
捕獲器の最先端の安全装置レバーが侵入者の身体に触れ一定の位置まで回転した位置で安全装置を押さえていた解除金具が外れて、始動状態となる。
侵入者の身体に可動レバーを押し付けて行く事によって、連動している捕獲レバーが侵入者を包み込む様に閉鎖して捕獲する。この時には逆転防止金具が有効に作動するため、一度閉鎖した状態からは開くことはない。
また、捕獲器を使用するに当たって、本体に三個所ある紐固定金具にロープ、ワイヤー、チェーン等をあらかじめ装着しておけば、現場の状況に応じた臨機応変な対応が出来る。
閉鎖状態の捕獲器を解除する時は本体竿にある固定ボルトを工具にて外す事によって行う。この捕獲器においては解除が簡単に実施できると言う事は、重要ではない。そればかりか侵入者が激昂している場合簡単に解除できると便利ではなく危険である。従って、この捕獲器は面倒な方法で解除しなくてはならない様に設計してある。
本発明の作動前開放時の形態を示す。 同作動終了後閉鎖時の形態を示す。 同閉鎖した捕獲器の解除の方法を示す。 同解除した捕獲器の装着の方法を示す。 同安全装置の作動前捕獲レバー開放時の形態を示す。 同安全装置の安全装置解除金具作動時の形態を示す。 同安全装置の作動後捕獲レバー閉鎖時の形態を示す。 同固定金具(底部)に紐を装着した形態を示す。 同固定金具(側部及び底部)に紐を装着した形態を示す。 同固定金具(側部及び底部)の紐を侵入者に巻きつけた形態を示す。
符号の説明
1 安全装置レバー
2 捕獲用レバー
3 可動レバー
4 安全装置金具
5 逆転防止金具
6 安全装置解除金具
7 停止用金具
8 固定アーム
9 固定ボルト
10 紐固定金具(側部)
11 本体長竿
12 紐固定金具(底部)

Claims (1)

  1. 開閉装置を有する刺股型の捕獲器において、レバー式の安全装置及び逆転防止のゲート式レバーを装着した刺股型開閉式捕獲器。

JP2003402793A 2003-12-02 2003-12-02 刺股型開閉式捕獲器 Pending JP2005164112A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006129802A1 (ja) 2005-06-03 2006-12-07 The Furukawa Electric Co., Ltd. 充電率/残存容量推定方法、電池の状態検知センサ及び電池電源システム
JP2007032948A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Tapikku:Kk 拘束具
JP2009030957A (ja) * 2007-06-27 2009-02-12 Kazuo Yoshida 身体捕捉具
CN102095335A (zh) * 2010-11-15 2011-06-15 李联明 擒拿警棍铐叉

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