JP2005160239A - 高圧電源装置 - Google Patents
高圧電源装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005160239A JP2005160239A JP2003396723A JP2003396723A JP2005160239A JP 2005160239 A JP2005160239 A JP 2005160239A JP 2003396723 A JP2003396723 A JP 2003396723A JP 2003396723 A JP2003396723 A JP 2003396723A JP 2005160239 A JP2005160239 A JP 2005160239A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pwm
- voltage power
- output
- high voltage
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
【課題】 高圧出力数が更に多い場合には、高圧出力数と同じ数の束線が必要となり、コストUPの要因となっていた。
【解決手段】 デジタルPWM手段より発生したPWMパルス信号を選択的に出力する選択手段を備え、選択手段より、PWMパルスを複数の高圧電源に時分割で供給し、複数の電源の出力を制御手段からの設定値に制御する。また、出力検出信号をデジタルデータに変換する手段、デジタルデータ、及び一連の制御を行う制御手段、デジタルPWM手段をワンチップにIC化する。
【選択図】 図1
【解決手段】 デジタルPWM手段より発生したPWMパルス信号を選択的に出力する選択手段を備え、選択手段より、PWMパルスを複数の高圧電源に時分割で供給し、複数の電源の出力を制御手段からの設定値に制御する。また、出力検出信号をデジタルデータに変換する手段、デジタルデータ、及び一連の制御を行う制御手段、デジタルPWM手段をワンチップにIC化する。
【選択図】 図1
Description
本発明は電源装置に関わるもので、特に電子写真方式を用いた複写機、プリンタに備わる高圧電源装置に関するものである。
従来例の複写機、プリンタに備わる高圧電源の概略のブロック図を図4に示す。ここでは高圧A、高圧B、高圧Cという3つの高圧出力を持つ電源装置について説明する。まず各部品について説明する。1、2、3は1次側に入力された電圧を1次−2次間の巻き数比に応じて変換して2次側に所定の電圧を出力するインバータトランス、4、5、6は1、2、3のインバータトランスをそれぞれ駆動するスイッチング素子のトランジスタ、7はセレクト信号によって多入力の内の一つの信号を選択して出力するアナログマルチプレクサである。8は入力信号を所定期間ラッチしておくサンプルホールド回路、9は一定電流を流す定電流源、10はトランジスタ、11は2入力の大小比較結果を出力する比較器、12はカウンタ、13は各要素の制御を司るコントローラ、14はセレクト信号によって入力信号を多出力に振り分けるデコーダ、15、16、17は入力信号に応じて、そのDutyを制御するデジタルPWM回路である。
次に、各部品要素の接続、及び一連の動作について説明する。まず、トランス1、2、3の1次側入力にはB電圧として所定の電圧が入力されており、トランジスタ4、5、6のベースに15、16、17のPWM回路から信号線415、416、417を介して、それぞれパルス信号を供給することによって、各トランスの2次側に巻き数比に応じた振幅を持つパルス出力を得る。そのパルス出力をダイオード301とコンデンサ201、ダイオード302とコンデンサ202、ダイオード303とコンデンサ203、それぞれで整流しダイオード301、302、303のカソード側に直流高圧出力を発生させる。そして、各高圧出力は図示しない各高圧負荷(例えば帯電器等)に供給され電子写真画像形成プロセスに寄与することとなる。(高圧A,B,C)
各高圧出力に抵抗101と抵抗102、抵抗103と抵抗104、抵抗105と抵抗106が接続されるとともに、上記各抵抗の抵抗分割により降圧された電圧、すなわち各高圧出力の検出信号が信号線401、402、403を介して7のアナログマルチプレクサに入力される。7のアナログマルチプレクサでは13のコントローラーからのセレクト信号である信号線404も入力され、このセレクト信号に応じて信号線401、402、403の信号線を選択してその信号を信号線405に出力する。8のサンプルホールド回路では所定期間、405の信号線からの信号をホールドして信号線406に出力する。信号線406は11の比較器の反転入力に接続される。また、9の定電流源の出力はコンデンサ107、及び11の比較器の非反転入力に接続されており、9の定電流源によってコンデンサ107が充電され、信号線407の電圧は9の定電流源の電流値、及びコンデンサ107の容量値によって定められる傾きをもって上昇していく。(コンデンサ107の充電開始の前には必ず、13のコントローラから信号線410を介してトランジスタ10をONさせ、コンデンサ107を放電させておく)
11の比較器では信号線406の電位に対して信号線407の電位が上回ったときにその出力である信号線408を“L”から“H”に変化させる。これからもわかるように、信号線406の電圧値が高いほど、すなわちその前段の高圧出力値が高いほど、信号線408の“L”から“H”に変化するまでの時間が長く、逆に信号線406の電圧値が低いほど、すなわちその前段の高圧出力値が低いほど、信号線408の“L”から“H”に変化するまでの時間が短くなる。この信号線408は12のカウンタのイネーブル端子に接続されており、このイネーブル端子が“L”の期間だけカウントアップ動作を行い、そのカウント値は信号線409に出力され、ここでデジタルデータに変換される。(13のコントローラから信号線411を介してカウントアップ動作前にカウント値をリセットしている)
当然のごとく、前段の高圧出力値に応じて12のカウンタ値が増減することとなり、8のサンプルホールド回路から12のカウンタまでの構成でいわゆるA/D変換器を構成している。信号線409は14のデコーダーの入力に接続されており、さらに13のコントローラーから信号線404を介してセレクト信号も入力され、このセレクト信号に応じて信号線409の信号を信号線412を介して15のPWM回路へ、信号線413を介して16のPWM回路へ、信号線414を介して17のPWM回路へそれぞれ出力する。
各高圧出力に抵抗101と抵抗102、抵抗103と抵抗104、抵抗105と抵抗106が接続されるとともに、上記各抵抗の抵抗分割により降圧された電圧、すなわち各高圧出力の検出信号が信号線401、402、403を介して7のアナログマルチプレクサに入力される。7のアナログマルチプレクサでは13のコントローラーからのセレクト信号である信号線404も入力され、このセレクト信号に応じて信号線401、402、403の信号線を選択してその信号を信号線405に出力する。8のサンプルホールド回路では所定期間、405の信号線からの信号をホールドして信号線406に出力する。信号線406は11の比較器の反転入力に接続される。また、9の定電流源の出力はコンデンサ107、及び11の比較器の非反転入力に接続されており、9の定電流源によってコンデンサ107が充電され、信号線407の電圧は9の定電流源の電流値、及びコンデンサ107の容量値によって定められる傾きをもって上昇していく。(コンデンサ107の充電開始の前には必ず、13のコントローラから信号線410を介してトランジスタ10をONさせ、コンデンサ107を放電させておく)
11の比較器では信号線406の電位に対して信号線407の電位が上回ったときにその出力である信号線408を“L”から“H”に変化させる。これからもわかるように、信号線406の電圧値が高いほど、すなわちその前段の高圧出力値が高いほど、信号線408の“L”から“H”に変化するまでの時間が長く、逆に信号線406の電圧値が低いほど、すなわちその前段の高圧出力値が低いほど、信号線408の“L”から“H”に変化するまでの時間が短くなる。この信号線408は12のカウンタのイネーブル端子に接続されており、このイネーブル端子が“L”の期間だけカウントアップ動作を行い、そのカウント値は信号線409に出力され、ここでデジタルデータに変換される。(13のコントローラから信号線411を介してカウントアップ動作前にカウント値をリセットしている)
当然のごとく、前段の高圧出力値に応じて12のカウンタ値が増減することとなり、8のサンプルホールド回路から12のカウンタまでの構成でいわゆるA/D変換器を構成している。信号線409は14のデコーダーの入力に接続されており、さらに13のコントローラーから信号線404を介してセレクト信号も入力され、このセレクト信号に応じて信号線409の信号を信号線412を介して15のPWM回路へ、信号線413を介して16のPWM回路へ、信号線414を介して17のPWM回路へそれぞれ出力する。
15、16、17のPWM回路はさらに13のコントローラから信号線418、419、420がそれぞれ接続されている。この信号線418、419、420には高圧出力A,B,Cの出力設定値(目標値)に対応したデジタルデータが設定され、15、16、17のPWM回路では信号線418、419、420のデータと信号線412、413、414との大小関係を比較し、信号線412、413、414の値が大きければ信号線415、416、417のパルス出力のDutyを最小分解能分狭く、逆に信号線412、413、414の値が小さければ信号線415、416、417のパルス出力のDutyを最小分解能分広くするように動作する。
こうして、13のコントローラから出力される信号線404のセレクト信号を順次、所定のタイミングで切り替え、高圧A,B,C−A,B,C−というようにPWM制御対象を切り替えながら時分割で高圧A,B,Cの複数電源出力を所定値に制御していく。(例えば、特許文献1参照。)
特開2003―143849公報
しかしながら、高圧電源の構成として、図4のように高圧インバータトランス、高圧インバータトランスを駆動させるトランジスタ、高圧整流素子及びマルチプレクサ等で構成された高圧ユニット部と高圧出力値を所望の値に制御するため、各高圧インバータトランスの駆動素子に制御パルスを供給するための高圧制御手段部を別のユニットとするものがあるが、この場合、高圧ユニット部と高圧制御手段部の信号インターフェイスとして束線が用いられる。高圧制御手段部のPWM回路より出力されるPWM信号も束線によって高圧ユニットに伝送され、従来例の場合高圧出力数が3つのためPWM回路の出力束線として3本必要であるが、高圧出力数が更に多い場合には、高圧出力数と同じ数の束線が必要となり、コストUPの要因となっていた。
本発明においては、複数の高圧電源を有し、該複数の高圧電源の各出力検出信号を時分割で切り替える手段と、時分割で切り替えられた該出力検出信号をデジタルデータに変換する手段と、該デジタルデータ、及び一連の制御を行う制御手段からの前記複数の高圧電源の出力電圧に対応した設定デジタルデータを基にデジタル的にPWM信号を時分割で発生させるデジタルPWM手段、を備えた高圧電源装置において、前記デジタルPWM手段より発生したPWMパルス信号を選択的に出力する選択手段を備え、該選択手段より、前記PWMパルスを前記複数の高圧電源に時分割で供給し、前記複数の電源の出力を前記制御手段からの設定値に制御することを特徴とする高圧電源装置。及び複数の高圧電源を有し、該複数の高圧電源の各出力検出信号を時分割で切り替える手段と、時分割で切り替えられた該出力検出信号をデジタルデータに変換する手段と、該デジタルデータ、及び一連の制御を行う制御手段からの前記複数の高圧電源の出力電流に対応した設定デジタルデータを基にデジタル的にPWM信号を時分割で発生させるデジタルPWM手段、を備えた高圧電源装置において、前記デジタルPWM手段より発生したPWMパルス信号を選択的に出力する選択手段を備え、該選択手段より、前記PWMパルスを前記複数の高圧電源に時分割で供給し、前記複数の電源の出力を前記制御手段からの設定値に制御することを特徴とする高圧電源装置。を実現することによって、課題を解決できる。
また、・出力検出信号をデジタルデータに変換する手段・デジタルデータ、及び一連の制御を行う制御手段・デジタルPWM手段をワンチップにIC化することにより、装置の信頼性向上、小型化も実現できる。
本発明により、前記デジタルPWM手段より発生したPWMパルス信号を選択的に出力する選択手段を備え、該選択手段より、前記PWMパルスを前記複数の高圧電源に時分割で供給し、前記複数の電源の出力を前記制御手段からの設定値に制御することを特徴とする高圧電源装置。によって、PWM出力束線数を1つにできる為、コストダウンを実現できる。また、・出力検出信号をデジタルデータに変換する手段・デジタルデータ、及び一連の制御を行う制御手段・デジタルPWM手段をワンチップにIC化することにより、装置の信頼性向上、小型化も実現できる。
本発明第1の実施形態の概略ブロック図を図1に示す。
図1において、従来例の機略ブロック図と異なる点は、高圧制御手段部にPWM時分割回路18を設けることにより、PWM出力束線を1本でPWM信号を高圧ユニット部へ伝送し、高圧ユニット部に設けられたPWMパルス出力回路19によって、各高圧へのPWMパルスを供給するようにしたことである。
第1の実施形態においても、従来例同様、高圧A、高圧B、高圧Cという3つの高圧出力を持つ電源装置について説明する。まず各部品について説明する。1、2、3は1次側に入力された電圧を1次−2次間の巻き数比に応じて変換して2次側に所定の電圧を出力するインバータトランス、4、5、6は1、2、3のインバータトランスをそれぞれ駆動するスイッチング素子のトランジスタ、7はセレクト信号によって多入力の内の一つの信号を選択して出力するアナログマルチプレクサである。8は入力信号を所定期間ラッチしておくサンプルホールド回路、9は一定電流を流す定電流源、10はトランジスタ、11は2入力の大小比較結果を出力する比較器、12はカウンタ、13は各要素の制御を司るコントローラ、14はセレクト信号によって入力信号を多出力に振り分けるデコーダ、18は入力信号に応じて、そのDutyを制御し、時分割でPWM出力を行うPWM時分割回路、19はPWM時分割回路の出力を元に各高圧電源にPWMパルスを供給するPWMパルス出力回路である。
次に、各部品要素の接続、及び一連の動作について説明する。まず、トランス1、2、3の1次側入力にはB電圧として所定の電圧が入力されており、トランジスタ4、5、6のベースに19のPWMパルス出力回路から信号線415、416、417を介して、それぞれパルス信号を供給することによって、各トランスの2次側に巻き数比に応じた振幅を持つパルス出力を得る。そのパルス出力をダイオード301とコンデンサ201、ダイオード302とコンデンサ202、ダイオード303とコンデンサ203、それぞれで整流しダイオード301、302、303のカソード側に直流高圧出力を発生させる。そして、各高圧出力は図示しない各高圧負荷(例えば帯電器等)に供給され電子写真画像形成プロセスに寄与することとなる。(高圧A,B,C)
各高圧出力に抵抗101と抵抗102、抵抗103と抵抗104、抵抗105と抵抗106が接続されるとともに、上記各抵抗の抵抗分割により降圧された電圧、すなわち各高圧出力の検出信号が信号線401、402、403を介して7のアナログマルチプレクサに入力される。7のアナログマルチプレクサでは13のコントローラからのセレクト信号である信号線404も入力され、このセレクト信号に応じて信号線401、402、403の信号線を選択してその信号を信号線405に出力する。8のサンプルホールド回路では所定期間、405の信号線からの信号をホールドして信号線406に出力する。信号線406は11の比較器の反転入力に接続される。また、9の定電流源の出力はコンデンサ107、及び11の比較器の非反転入力に接続されており、9の定電流源によってコンデンサ107が充電され、信号線407の電圧は9の定電流源の電流値、及びコンデンサ107の容量値によって定められる傾きをもって上昇していく。(コンデンサ107の充電開始の前には必ず、13のコントローラから信号線410を介してトランジスタ10をONさせ、コンデンサ107を放電させておく)
11の比較器では信号線406の電位に対して信号線407の電位が上回ったときにその出力である信号線408を“L”から“H”に変化させる。これからもわかるように、信号線406の電圧値が高いほど、すなわちその前段の高圧出力値が高いほど、信号線408の“L”から“H”に変化するまでの時間が長く、逆に信号線406の電圧値が低いほど、すなわちその前段の高圧出力値が低いほど、信号線408の“L”から“H”に変化するまでの時間が短くなる。この信号線408は12のカウンタのイネーブル端子に接続されており、このイネーブル端子が“L”の期間だけカウントアップ動作を行い、そのカウント値は信号線409に出力され、ここでデジタルデータに変換される。(13のコントローラから信号線411を介してカウントアップ動作前にカウント値をリセットしている)
当然のごとく、前段の高圧出力値に応じて12のカウンタ値が増減することとなり、8のサンプルホールド回路から12のカウンタまでの構成でいわゆるA/D変換器を構成している。信号線409は14のデコーダの入力に接続されており、さらに13のコントローラから信号線404を介してセレクト信号も入力され、このセレクト信号に応じて信号線409の信号を、信号線425を介して18のPWM時分割回路へ出力する。
各高圧出力に抵抗101と抵抗102、抵抗103と抵抗104、抵抗105と抵抗106が接続されるとともに、上記各抵抗の抵抗分割により降圧された電圧、すなわち各高圧出力の検出信号が信号線401、402、403を介して7のアナログマルチプレクサに入力される。7のアナログマルチプレクサでは13のコントローラからのセレクト信号である信号線404も入力され、このセレクト信号に応じて信号線401、402、403の信号線を選択してその信号を信号線405に出力する。8のサンプルホールド回路では所定期間、405の信号線からの信号をホールドして信号線406に出力する。信号線406は11の比較器の反転入力に接続される。また、9の定電流源の出力はコンデンサ107、及び11の比較器の非反転入力に接続されており、9の定電流源によってコンデンサ107が充電され、信号線407の電圧は9の定電流源の電流値、及びコンデンサ107の容量値によって定められる傾きをもって上昇していく。(コンデンサ107の充電開始の前には必ず、13のコントローラから信号線410を介してトランジスタ10をONさせ、コンデンサ107を放電させておく)
11の比較器では信号線406の電位に対して信号線407の電位が上回ったときにその出力である信号線408を“L”から“H”に変化させる。これからもわかるように、信号線406の電圧値が高いほど、すなわちその前段の高圧出力値が高いほど、信号線408の“L”から“H”に変化するまでの時間が長く、逆に信号線406の電圧値が低いほど、すなわちその前段の高圧出力値が低いほど、信号線408の“L”から“H”に変化するまでの時間が短くなる。この信号線408は12のカウンタのイネーブル端子に接続されており、このイネーブル端子が“L”の期間だけカウントアップ動作を行い、そのカウント値は信号線409に出力され、ここでデジタルデータに変換される。(13のコントローラから信号線411を介してカウントアップ動作前にカウント値をリセットしている)
当然のごとく、前段の高圧出力値に応じて12のカウンタ値が増減することとなり、8のサンプルホールド回路から12のカウンタまでの構成でいわゆるA/D変換器を構成している。信号線409は14のデコーダの入力に接続されており、さらに13のコントローラから信号線404を介してセレクト信号も入力され、このセレクト信号に応じて信号線409の信号を、信号線425を介して18のPWM時分割回路へ出力する。
18のPWM時分割回路はさらに13のコントローラから信号線424が接続されている。この信号線424には高圧出力A,B,Cの出力設定値(目標値)に対応したデジタルデータが時分割で設定され、18のPWM時分割回路では信号線424のデータと信号線425との大小関係を比較し、信号線425の値が大きければ信号線424のパルス出力のDutyを最小分解能分狭く、逆に信号線425の値が小さければ信号線424のパルス出力のDutyを最小分解能分広くするように動作する。
次に、PWM時分割回路18及びPWMパルス出力回路19の動作タイミングについて説明する。図3はPWM時分割回路18及びPWMパルス出力回路19の動作に関連する信号の高圧制御タイミングチャートを示す。
SEL信号(セレクト信号)404はコントローラ13より出力され、アナログマルチプレクサ7に入力される高圧A〜Cの出力検出信号401〜403を選択する信号であり、図3に示す番号が1の時には高圧出力Aの出力検出信号401が、2の時には高圧出力Bの出力検出信号402が、3の時には高圧出力Cの出力検出信号403が各々選択される。セレクト信号の選択チャンネルが1の時、425からは高圧Aの出力検知信号を8のサンプルホールド回路からデコーダ14までの構成でデジタル変換した検知側デジタルデータがA_SEN1が出力され、これと同じタイミングで424から高圧Aの所望出力を得るための設定側デジタルデータが出力される。PWM時分割回路18は、検知側デジタルデータ値と設定側出力データ値の比較を行い、適切なPWMパルス設定のデータPWM_A1を算出して、図3のタイミングで426へ出力する。PWMパルス出力回路は、データPWM_A1に基づいてPWMパルスを図3のタイミングで417を介して高圧Aのインバータトランスを駆動させるトランジスタ4に供給する。このようにして出力されたPWMパルスは、再度セレクト信号のチャンネルが選択され、PWMパルス設定データPWM_A2がPWM時分割回路18よPWMパルス出力回路19の入力され、該データPWM_A2のパルスが出力されるまでラッチされる。セレクト信号404の選択チャンネルとして2、3が選択された場合も1が選択された場合と同様、図3に示すような動作をおこなうので、説明は省略する。こうして、13のコントローラから出力される信号線404のセレクト信号を順次、所定のタイミングで切り替え、高圧A,B,C−A,B,C−というようにPWM制御対象を切り替えながら時分割で高圧A,B,Cの複数電源出力を所定値に制御していく。
(第2の実施形態)
本発明第2の実施例の概略ブロック図を図2に示す。図2において、本発明第1の機略ブロック図と異なる点は、第1の実施形態が高圧出力A〜Cにおいて高圧出力電圧を検知しているのに対し、第2の実施形態では高圧出力A〜Cの高圧出力電流を検知していることである。
本発明第2の実施例の概略ブロック図を図2に示す。図2において、本発明第1の機略ブロック図と異なる点は、第1の実施形態が高圧出力A〜Cにおいて高圧出力電圧を検知しているのに対し、第2の実施形態では高圧出力A〜Cの高圧出力電流を検知していることである。
トランス1、2、3の1次側入力にはB電圧として所定の電圧が入力されており、トランジスタ4、5、6のベースに19のPWMパルス出力回路から信号線415、416、417を介して、それぞれパルス信号を供給することによって、各トランスの2次側に巻き数比に応じた振幅を持つパルス出力を得る。そのパルス出力をダイオード301とコンデンサ201、ダイオード302とコンデンサ202、ダイオード303とコンデンサ203、それぞれで整流しダイオード301、302、303のカソード側に直流高圧出力を発生させる。そして、各高圧出力は図示しない各高圧負荷(例えば帯電器等)に供給され電子写真画像形成プロセスに寄与することとなる。(高圧A,B,C)
各高圧出力に抵抗107と抵抗108、抵抗109と抵抗110、抵抗111と抵抗112が接続されるとともに、抵抗108、110、112の両端電圧の差分、すなわち各高圧電流出力の検出信号が信号線401、402、403を介して7のアナログマルチプレクサに入力される。それ以外の構成に関しては第1の実施形態と同じなので、説明を省略する。
各高圧出力に抵抗107と抵抗108、抵抗109と抵抗110、抵抗111と抵抗112が接続されるとともに、抵抗108、110、112の両端電圧の差分、すなわち各高圧電流出力の検出信号が信号線401、402、403を介して7のアナログマルチプレクサに入力される。それ以外の構成に関しては第1の実施形態と同じなので、説明を省略する。
Claims (3)
- 複数の高圧電源を有し、
該複数の高圧電源の各出力検出信号を時分割で切り替える手段と、
時分割で切り替えられた該出力検出信号をデジタルデータに変換する手段と、
該デジタルデータ、及び一連の制御を行う制御手段からの前記複数の高圧電源の出力電圧に対応した設定デジタルデータを基にデジタル的にPWM信号を時分割で発生させるデジタルPWM手段、
を備えた高圧電源装置において、
前記デジタルPWM手段より発生したPWMパルス信号を選択的に出力する選択手段を備え、該選択手段より、前記PWMパルスを前記複数の高圧電源に時分割で供給し、前記複数の電源の出力を前記制御手段からの設定値に制御することを特徴とする高圧電源装置。 - 複数の高圧電源を有し、
該複数の高圧電源の各出力検出信号を時分割で切り替える手段と、
時分割で切り替えられた該出力検出信号をデジタルデータに変換する手段と、
該デジタルデータ、及び一連の制御を行う制御手段からの前記複数の高圧電源の出力電流に対応した設定デジタルデータを基にデジタル的にPWM信号を時分割で発生させるデジタルPWM手段、
を備えた高圧電源装置において、
前記デジタルPWM手段より発生したPWMパルス信号を選択的に出力する選択手段を備え、該選択手段より、前記PWMパルスを前記複数の高圧電源に時分割で供給し、前記複数の電源の出力を前記制御手段からの設定値に制御することを特徴とする高圧電源装置。 - 請求項1及び請求項2の高圧電源装置において、
・出力検出信号をデジタルデータに変換する手段
・デジタルデータ、及び一連の制御を行う制御手段
・デジタルPWM手段
はワンチップにIC化されていることを特徴とする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003396723A JP2005160239A (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | 高圧電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003396723A JP2005160239A (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | 高圧電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005160239A true JP2005160239A (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=34722083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003396723A Withdrawn JP2005160239A (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | 高圧電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005160239A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007086618A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
JP2011172336A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Denso Corp | 電力変換装置 |
-
2003
- 2003-11-27 JP JP2003396723A patent/JP2005160239A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007086618A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
JP2011172336A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Denso Corp | 電力変換装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4272851B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20110121755A1 (en) | Method of controlling supply voltage, multi-channel light-emitting diode driving circuit and multi-channel system using the same | |
US9008251B2 (en) | Adaptive phase-shifted synchronization clock generation circuit and method for generating phase-shifted synchronization clock | |
JP5480919B2 (ja) | 電力変換装置 | |
TW201249088A (en) | Systems and methods for flyback power converters with switching frequency and peak current adjustments | |
JP2009278718A (ja) | 電圧検出回路およびスイッチング電源装置 | |
CN103179745A (zh) | 发光二极管驱动装置 | |
JP2009058857A (ja) | バックライト装置 | |
JP2005160239A (ja) | 高圧電源装置 | |
JP4591887B2 (ja) | 電源装置、および携帯機器 | |
US7696794B2 (en) | Drive circuit for a switch in a switching converter | |
JP4832240B2 (ja) | 多出力電源装置 | |
CN104038043B (zh) | Pfc转换器的电源管理ic、控制方法、检测器及方法 | |
JP2010178460A (ja) | 電源供給器制御回路およびその電圧感知方法 | |
JP2009044448A (ja) | 複合機能集積回路及び複合機能集積回路の制御方法 | |
JP2003330251A (ja) | 高圧電源装置の保護装置 | |
JP2003324957A (ja) | 電源装置およびその制御方法 | |
JP2015220812A (ja) | 電圧検出装置 | |
JP2002010642A (ja) | 電源装置およびその出力制御方法 | |
KR100573121B1 (ko) | 플라즈마 디스플레이 장치의 다출력 전원공급장치 | |
JP2003143849A (ja) | 電源装置及びその制御方法 | |
JP2005151674A (ja) | 電源装置 | |
JPH09149653A (ja) | 交流電源装置、マスタ機専用の交流電源装置およびスレーブ機専用の交流電源装置 | |
JP2717662B2 (ja) | パルス幅変調回路及び該回路を用いた安定化電源 | |
JP2001251851A (ja) | 電源装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070206 |