JP2005158586A - 映像装置及びスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】 映像装置において、簡易な構成によって、スイッチの操作量の検知の精度を向上させることにある。
【解決手段】 スイッチ本体1に往復移動可能に装着されたスイッチ軸2と、スイッチ軸2に固定されかつスイッチ軸2に略垂直な方向に延びるガイド溝4を有するガイド部材3と、スイッチ本体1に回転自在に支持された一対の突起部7a及び7bと、ガイド溝4に沿って往復移動可能にガイド部材3に支持された突起部8とを有する反射板3と、発光素子9と、複数の受光素子11a〜11eと、スイッチ軸の移動量Δyと各受光素子11a〜11eとを対応させたテーブルと、複数の受光素子11a〜11eからの信号とテーブルとに基づいて移動量Δyを算出する移動量算出部とを備えることを特徴とする映像装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像装置、特に、ユーザからの操作を受け付けるスイッチを有する映像装置に関する。
また、本発明は、スイッチ、特に、ユーザからの操作を受け付けるスイッチに関する。
ユーザからの操作を受け付けるスイッチの従来例が、例えば、特許文献1及び2に記載されている。特許文献1に記載されたスイッチでは、スイッチ軸としてのプランジャの先端に反射部を設け、反射部に対向する位置に一対の発光素子及び受光素子を配置している。この構成では、発光素子から出力した光を反射部で反射させ、その反射光を受光素子で受光している。ユーザからの操作に応じてプランジャが移動すると、その移動に連動して反射部の位置も移動するため、受光素子で検知する反射光の強度が変化し、その強度に応じてスイッチのON/OFFを検知している。特許文献2に記載されたスイッチは、特許文献1に記載された構造と略同一の構造を有し、発光素子の発光量を直接検知するモニタ用の受光素子をさらに設け、発光素子の発光量が一定になるようにフィードバック制御している。
特開平2−309517号公報(第1−3頁、第1−5図) 特開平2−192629号公報(第2−3頁、第1−2図)
ところで、テレビ受像機や映像再生装置等の映像装置では、ON/OFFの検知だけでなく、スイッチの操作量を多段階に検知し、操作量に基づいてよりきめ細かな制御を行いたい場合がある。上記構成において操作量を多段階に検知するためには、受光強度の閾値を複数設定し、受光強度と各閾値との大小関係を検知する必要があるが、操作量に対して反射光強度の変化が緩やかである場合には各閾値との大小関係を正確に検知することが困難である。また、特許文献2に記載されているように発光量を一定に保つようにフィードバック制御すれば、発光素子の発光量の個体間でのばらつきを抑制することは可能であるが、操作量に対する反射強度の変化が緩やかであれば各閾値との大小関係を正確に検知することは困難である。
本発明は、映像装置において、スイッチの操作量の検知の精度を向上させることにある。
第1発明に係る映像装置は、ユーザからの操作を受け付けるスイッチを有する映像装置であって、スイッチ本体と、スイッチ軸と、ガイド部材と、反射板と、発光素子と、複数の受光素子と、テーブルと、移動量算出部とを備えている。
スイッチ軸は、スイッチ本体に往復移動可能に装着されている。ガイド部材は、スイッチ軸に固定されかつスイッチ軸に略垂直な方向に延びるガイド溝を有している。反射板は、反射面を有する反射板本体と、反射板本体の互いに対向する側面にそれぞれ同一軸上に設けられかつスイッチ本体に回転自在に支持された一対の第1及び第2突起部と、反射板本体の側面に形成されかつガイド溝に沿って往復移動可能にガイド部材に支持された第3
突起部とを有している。発光素子は、反射面に向けて光を出力する。複数の受光素子は、反射板からの反射光を検知して電気的な信号に変換する。テーブルは、スイッチ軸の移動量と各受光素子とを対応させている。移動量算出部は、複数の受光素子からの信号とテーブルとに基づいてスイッチ軸の移動量を算出する。
この装置では、反射板は、前記スイッチ軸の移動に連動して第3突起部が第1及び第2突起部を中心に回転することによって反射面の角度を変更する。そして、移動量算出部は、各受光素子からの信号に基づいてどの受光素子が反射光を検知したかを決定し、テーブルを参照して該受光素子に対応する移動量を算出することを特徴とする。
この装置では、ユーザからの操作量であるスイッチの移動量に連動して反射板が回転し、それに連動して複数の受光素子のうちで反射光を検知する受光素子も変わるため、スイッチの移動量と反射光を検知する受光素子とを一対一に対応させることができる。従って、どの受光素子が反射光を検知するかによってスイッチの移動量を求めることができる。また、各受光素子が反射光を検知したか否かが分かれば良いので、発光素子の発光量のばらつきに影響され難い。また、発光素子の発光量のばらつきに影響され難いため、発光量を一定に保つためのフィードバック制御等が必要ない。また、各受光素子と移動量とを対応させたテーブルを有しているので、各発光素子からの信号に基づいてどの受光素子が反射光を検知したのかが分かれば、テーブルを参照してその受光素子に対応する移動量を簡単に求めることができる。また、ガイド部材、第1乃至第3突起部という簡易な構成によって、スイッチ軸の移動に連動して反射板が回転する構造を実現することができる。
この装置によれば、簡易な構成及び制御によって、スイッチの操作量の検知の精度を向上させることができる。
第2発明に係る映像装置は、ユーザからの操作を受け付けるスイッチを有する映像装置であって、スイッチ本体と、スイッチ本体に往復移動可能に装着されたスイッチ軸と、スイッチ軸の移動に連動して移動する反射板と、反射板に向けて光を出力する発光素子と、反射板からの反射光を検知して電気的な信号に変換する複数の受光素子と、各受光素子からの信号に基づいてスイッチ軸の移動量を算出する移動量算出部とを備えたことを特徴とする。
この装置では、ユーザからの操作量であるスイッチの移動量に連動して反射板が移動し、それに連動して複数の受光素子のうちで反射光を検知する受光素子も変わるため、スイッチの移動量と反射光を検知する受光素子とを一対一に対応させることができる。従って、どの受光素子が反射光を検知するかによってスイッチの移動量を求めることができる。また、各受光素子が反射光を検知したか否かが分かれば良いので、発光素子の発光量のばらつきに影響され難い。また、発光素子の発光量のばらつきに影響され難いため、発光量を一定に保つためのフィードバック制御等が必要ない。
この映像装置によれば、簡易な構成及び制御によって、スイッチの操作量の検知の精度を向上させることができる。
第3発明に係る映像装置は、第2発明に係る映像装置において、スイッチ軸の移動量と各受光素子とを対応させたテーブルをさらに有している。そして、移動量検出部は、各受光素子からの信号に基づいてどの受光素子が反射光を検知したかを決定し、テーブルを参照して該受光素子に対応する前記移動量を算出することを特徴とする。
この装置では、各受光素子と移動量とを対応させたテーブルを有しているので、各発光素子からの信号に基づいてどの受光素子が反射光を検知したのかが分かれば、テーブルを
参照してその受光素子に対応する移動量を簡単に求めることができる。
第4発明に係る映像装置は、第2又は第3発明に係る映像装置において、反射板は、スイッチ軸の移動に連動して回転する。そして、反射板の回転に連動して反射光を検知する受光素子が変化することを特徴とする。
この装置では、スイッチ軸の移動に連動させて反射板を回転させることによって、反射光を検知する受光素子が変化し、スイッチ軸の移動量と反射光を検知する受光素子とを一対一に対応させることができる。スイッチ軸の移動に対して、反射板の回転量が大きくなるように構成すれば、限られた空間で反射方向の変化範囲を大きく採ることが可能であり、省スペースで精度の高い検出が可能である。
第5発明に係る映像装置は、第4発明に係る映像装置において、スイッチ軸に固定されかつガイド溝を有するガイド部材をさらに備えている。反射板は、反射面を有する反射板本体と、反射板本体の側面に形成されかつスイッチ本体に回転自在に支持された第1支持部材と、反射板本体の側面に形成されかつガイド溝に沿って往復移動可能にガイド部材に支持された第2支持部材とを有している。そして、スイッチ軸の移動に連動してガイド部材が移動し、ガイド部材の移動に連動して第2支持部材が前記第1支持部材を中心に回転することにより、反射板が回転することを特徴とする。
この装置では、ガイド部材、第1及び第2支持部材という簡易な構成によって、スイッチ軸の移動に連動して反射板が回転する構造を実現することができる。
第6発明に係る映像装置は、第5発明に係る映像装置において、第1支持部材は、反射板本体の互いに対向する側面にそれぞれ同一軸上に設けられた第1及び第2突起部であることを特徴とする。
反射板本体と第1及び第2突起部とを樹脂等で一体形成することができ、コストダウンを図ることができる。
第7発明に係る映像装置は、第2又は第3発明に係る映像装置において、反射板は、スイッチ軸に対して回転不能に固定されており、スイッチ軸の移動に連動して平行移動する。そして、反射板の移動に連動して反射光を検知する受光素子が変化することを特徴とする。
この装置では、反射板をスイッチ軸に対して回転不能に固定することによって、反射板は傾きを一定に保った状態で平行移動するが、反射板の位置によって反射光の反射位置が変わるので、スイッチ軸の移動に連動して反射光を検知する受光素子が変化する。反射板をスイッチ軸に対して回転不能に固定するという簡易な構成により、スイッチ軸の移動量と反射光を検知する受光素子とを一対一に対応させることができる。
第8発明に係るスイッチは、ユーザからの操作を受け付けるスイッチであって、スイッチ本体と、スイッチ本体に往復移動可能に装着されたスイッチ軸と、スイッチ軸の移動に連動して移動する反射板と、反射板に向けて光を出力する発光素子と、反射板からの反射光を検知して電気的な信号に変換する複数の受光素子と、各受光素子からの信号に基づいてスイッチ軸の移動量を算出する移動量算出部とを備えたことを特徴とする。
このスイッチでは、ユーザからの操作量であるスイッチの移動量に連動して反射板が移動し、それに連動して複数の受光素子のうちで反射光を検知する受光素子も変わるため、スイッチの移動量と反射光を検知する受光素子とを一対一に対応させることができる。従
って、どの受光素子が反射光を検知するかによってスイッチの移動量を求めることができる。また、各受光素子が反射光を検知したか否かが分かれば良いので、発光素子の発光量のばらつきに影響され難い。また、発光素子の発光量のばらつきに影響され難いため、発光量を一定に保つためのフィードバック制御等が必要ない。
この映像装置によれば、簡易な構成によって、スイッチの操作量の検知の精度を向上させることができる。
本発明よれば、簡易な構成によって、スイッチの操作量の検知の精度を向上させることができる。
(1)第1実施形態
〔構造〕
図1は、第1実施形態に係るスイッチの一部切欠き側面図である。このスイッチは、映像装置等の電気機器に適用される。スイッチ本体1と、スイッチ軸2と、ガイド部材3と、反射板5と、発光素子9と、受光素子群11とを備えている。
スイッチ本体1は、略直方体形状の中空部材であり、上面に孔1aを有している。スイッチ軸2は、棒状の部材であり、孔1aを介してスイッチ本体1に挿入されている。スイッチ軸2の下部は、付勢部材としてのバネ13を介してスイッチ本体1の底面に固定されている。バネ13は、ユーザからの操作がない場合にスイッチ軸2が図1(a)に示す自由位置に位置するように付勢する。このときのスイッチ軸2の移動量Δy=0とする。スイッチ軸2の上部にはボタン12が固定されており、ボタン12がユーザによって下方に押されると、スイッチ軸2はバネ13の付勢力に抗して下方に移動する。
以下の説明では、スイッチ軸2の軸方向をy軸、y軸に垂直な方向をx軸とし、y軸を鉛直方向、x軸を水平方向として説明する。但し、スイッチの配置の仕方によってはy軸及びx軸は互いに垂直な方向であれば任意の方向で良い。
ガイド部材3は、スイッチ軸2の側面に固定され、スイッチ軸2の軸方向に垂直な方向(水平方向)に延び、反射板3の側方まで延びている。ガイド部材3は、水平方向に延びるガイド溝4を有しており、ガイド溝4には後述する反射板3の突起部8が支持されている。ここでは、ガイド部材3及びガイド溝4は、スイッチ軸2の軸方向に垂直な方向に延びる場合を説明するが、スイッチ軸2の軸方向に垂直な方向から傾いた方向に延びる場合であっても良い。
反射板3は、図1及び図2(a)に示すように、互いに対向する主面6a及び6bと、主面6a及び6bに挟まれて互いに対向する側面6c及び6dとを有する反射板本体6と、反射板本体6の互いに対向する側面6c及び6dにそれぞれ同一軸上に設けられかつスイッチ本体1に回転自在に支持された一対の突起部7a及び7bと、反射板本体1の側面6c及び6dに形成されかつガイド溝4に沿って往復移動可能にガイド部材3に支持された突起部8とを有している。主面6aは、反射面であり、スイッチ軸2とは反対側に位置している。突起部7a及び7bは、それぞれ側面6c及び6dから突出して同軸上に形成されている。突起部7a及び7bは、共通の軸線が主面6a及び6bの長辺を2等分するように形成されている。また、側面6cにおいて、突起部7aから下方に離れた位置には、突起部8が側面6cから突出して形成されている。突起部8の長さは、突起部8が支持されるガイド部材3がスイッチ本体1の内壁面に接触せずに移動できるように、突起部7a及び7bの長さよりも短く形成されている。
また、反射板3の側面6b及び6c側に位置するスイッチ本体1の内壁面には、図2(b)に示すような軸受部14がそれぞれ設けられている。軸受部14には、軸受面15が形成されており、各内壁面の軸受部14の軸受面15に突起部7a及び7bが回転自在に挿入される。軸受面15の開放部15aは、突起部7a及び7bの直径よりも小さく形成されている。突起部7a及び7bを軸受面15に挿入する際には、突起部7a及び7bで開放部15aを押し広げるようにして挿入する。突起部7a及び7bは、軸受面15に支持されて同図(a)の矢印Aに示すように回転する。
また、突起部8は、ガイド部材3のガイド溝4に挿入されて支持される。図2(c)は、突起部8をガイド部材3のガイド溝4に挿入して支持した様子を表す拡大図である。ガイド部材3はスイッチ軸2の側面に固定されているため、スイッチ軸2の上下移動に連動してガイド部材3も上下移動する。このとき、ガイド部材3によって突起部8も上下方向に移動するが、突起部7a及び7bが軸受部14によって支持されているため突起部7a及び7bが軸受部14内で回転する。これにより、突起部8は、ガイド部材3の上下運動によって上下方向に移動するとともにガイド溝4に沿って水平方向に移動(矢印B)することにより、突起部7a及び7bを中心に回転する。この結果、スイッチ軸2の上下移動によって、反射板3は突起部7a及び7bを中心に回転する(矢印C)。
発光素子9は、反射板3の主面6a(反射面)に対向するスイッチ本体1の内壁面に形成された固定部10に固定されている。発光素子9は、指向性の高い半導体レーザが好ましい。発光素子9から出射された光は、主面6aの中央に入射するように調整されている。受光素子群11は、複数の受光素子11a〜11eから構成されており、各受光素子11a〜11eは1列に配置されている。各受光素子11a〜11eは、スイッチ軸2の上下移動によって反射板3が回転する範囲で反射光を受光できる位置に配置されている。各受光素子11a〜11eは、スイッチ軸2の移動量Δyに対して何れかの受光素子11a〜11eに反射光が入射されるように、十分接近させて配置することが好ましい。受光素子の数及びそれらの配列間隔は、反射光の方向の変動範囲に応じて適宜選択すれば良い。
図3は、受光素子群11による反射光の検知からスイッチ軸2の移動量を算出するための回路の構成例である。受光素子群11の各受光素子11a〜11eは、互いに並列に接続されており、それぞれ、カソード側が高電位側VCCに接続されており、アノード側が抵抗器Rを介して基準電位VSS(例えば接地電位)に接続されている。各受光素子11a〜11eのアノード側は、それぞれ比較器16a〜16e(比較部16)に接続されている。比較器16a〜16eは、各受光素子11a〜11eでの反射光の受光を検知するために所定の閾値が設定されている。比較器16a〜16eは、入力電位と閾値とを比較し、各受光素子11a〜11eからの電気的な信号を閾値と比較し、例えば、信号が閾値より大きければLowを出力し、信号が閾値未満であればHighを出力する。
移動量算出部17は、比較器16a〜16eからの信号に基づいて反射光を受光した受光素子を決定し、テーブル18を参照し、該受光素子に対応する移動量Δyを算出する。
なお、各受光素子11a〜11eそれぞれからの電気信号を、比較器16a〜16eに入力する代わりに、直接または増幅(昇圧、降圧)して移動量算出部17に入力し、移動量算出部17において各受光素子11a〜11eからの信号を比較して反射光を受光した受光素子を決定するようにしても良い。
テーブル18は、図4に示すように、反射光を受光する各受光素子11a〜11eとスイッチ軸2の移動量Δyとを対応付けて保持している。テーブル18は、スイッチ軸2の移動量Δyと反射光を受光する各受光素子11a〜11eとの対応を実験により求め、予
め保持しておく。
〔作用効果〕
ユーザがボタン12を操作していない状態では、図1(a)に示すように、ユーザの操作量であるスイッチ軸2の移動量はΔy=0であり、反射板3のy軸からの傾きθ=θ0である。ここでは、θ0を45°とするが、45°以外の角度であっても良い。発光素子9から出射した光は、反射板3の主面6aで反射されて反射位置の真下にある受光素子11aに入射する。このとき、図3において、受光素子11aのみ導通し、受光素子11aのアノード側にのみ電圧が発生する。従って、比較器16aのみがLowを出力し、比較器16b〜16eはHighを出力する。移動量算出部17は、比較器16a〜16eからの信号に基づいて受光素子11aが反射光を検知したことを決定し、テーブル17を参照し、受光素子11aに対応する移動量Δy=0を出力する。
ユーザがボタン12を下方に押すと、図1(b)に示すように、スイッチ軸2及びガイド部材3が連動して下方に移動する。これにより、反射部3の突起部8は、ガイド部材3に連動して下方に移動するとともにガイド溝4内をスイッチ軸2から離れる方向に移動し、突起部7a及び7bを中心に紙面に向かって時計回り(図2(a)矢印A)に回転し、反射板3のy軸からの傾きθはθ1(<θ0)に減少する。この結果、発光素子9から出射された光の反射角も減少し、反射光が受光素子11bに入射する。このとき、図3において、受光素子11bのみ導通し、受光素子11bのアノード側にのみ電圧が発生する。従って、比較器16bのみがLowを出力する。移動量算出部17は、比較器16a〜16eからの信号に基づいて受光素子11bが反射光を検知したことを決定し、テーブル17を参照し、受光素子11bに対応する移動量Δy=Δy1を出力する。
ユーザがボタン12を押す量(操作量)の増大とともに、上記同様にして反射板3のy軸からの傾きが減少し、反射光は受光素子11c、11d、11eに順番に入射する。受光素子11c、11d、11eでの反射光の検知に従い、移動量算出部17はテーブル18を参照することによりそれぞれ移動量Δy=Δy2、Δy3、Δy4を出力する。
本実施形態に係るスイッチによれば、スイッチ軸2の移動に連動して反射板3が回転することにより、反射光を検知する受光素子11a〜11eが順次変化するため、反射光を検知する受光素子11a〜11eとスイッチ軸2の移動量Δyとを一対一に対応させることができる。従来の構成のように、反射光の強度の大きさに応じてスイッチ軸2の移動量Δyを求めようとすると、発光素子9の個体間でのばらつきに影響され易い。一方、本実施形態では、スイッチ軸2の移動量Δyに物理的に対応する位置に各受光素子11a〜11eを配置し、どの受光素子が反射光を検知したかに基づいて移動量Δyを決定するので、各受光素子11a〜11eでは検知したか否かのみの判断が行えれば良く、発光素子9の個体間でのばらつきに影響されにくい。
また、発光素子9の発光量のばらつきに影響され難いため、発光量を一定に保つためのフィードバック制御等が必要ない。また、各受光素子11a〜11eと移動量Δyとを対応させたテーブル18を有しているので、各受光素子11a〜11eからの信号に基づいてどの受光素子が反射光を検知したのかが分かれば、テーブル18を参照してその受光素子に対応する移動量Δyを簡単に求めることができる。
このスイッチを映像装置に用いれば、簡易な構成によって、スイッチの操作量の検知の精度を向上させることができる。
上記スイッチを映像装置に用いる場合、スイッチによって実行される機能が例えば音量アップ又はダウン、チャンネルアップ又はダウン、早送り又は巻き戻し、画面の輝度調整
である場合には、スイッチ軸2の移動量Δyを検知し、それに基づいて各機能の実行をよりきめ細やかに制御することが可能になる。具体的には、ユーザからの操作量がΔy=Δy1である場合には音量アップ又はダウンのスピードをv1とし、Δy=Δy2でv2(>v1)、Δy=Δy3でv3(>v2)、Δy=Δy4でv4(>v3)というように、操作量Δyの増加に従い音量アップ又はダウンのスピードを増加させるようにしても良い。チャンネルアップ又はダウン等についても同様である。
また、ユーザの操作量Δyによって機能実行の感度を変化させたい場合には、Δy=Δy1〜Δy3では機能実行のスピードv1,v2,v3を緩やかに増加又は変化なしとし、Δy=Δy4で機能実行のスピードv4をv3から大幅に増加させるようにしても良い。
また、移動量Δyの検出精度を向上させる場合(検出感度を向上させる場合)には、検出精度を向上させたい移動量Δyの範囲で受光素子の密度を高くすればよい。例えば、移動量Δyが小さい範囲(0〜Δy2)で検出精度を向上させる場合には、図1に示す受光素子群11においてスイッチ軸2に近い側にある受光素子の密度を高くすれば良い。
なお、本実施形態では、反射板3の回転中心である突起部7a及び7bを主面6a及び6bの長辺を二等分する位置に、作用点である突起部8を回転中心よりも下方に配置したが、突起部8を回転中心よりも上方に配置しても良い。この場合、スイッチ軸2の移動に伴う反射板3の回転方向が逆になり(反時計回り)、反射光が移動する方向も逆になるので、受光素子群11を回転中心の位置からスイッチ軸2に近い側に配置する必要がある。
また、回転中心(突起部7a及び7b)と作用点(突起部8)との間の距離を大きくするほど、スイッチ軸2の移動量Δyに対する反射板3の傾きの変化も大きくなり、反射光の方向が変化する範囲も大きくなる。従って、スイッチ軸2の移動量が微小である場合に移動量Δyの検出精度を向上させるには、回転中心と作用点との距離を大きくして反射方向の変化範囲を大きくすることが有効である。
また、回転中心(突起部7a及び7b)は、反射板3の主面6a及び6bの長辺を二等分する位置にある必要はなく、他の位置にあっても良い。例えば、回転中心(突起部7a及び7b)を一端部付近に設け、作用点(突起部8)を他端部付近に設ければ、反射板3の回転半径を大きくとることができる。
また、上記では、図3に示すように、各受光素子11a〜11eそれぞれからの電気信号を個々に比較したが、比較回路16の代わりに、各受光素子11a〜11eそれぞれからの電気信号を直接または増幅(昇圧、降圧)して移動量算出部17に入力し、移動量算出部17においてどの受光素子11a〜11eからの電気信号が最大かを判断し、信号が最大である受光素子を「反射光を検知した受光素子」として決定しても良い。このようにすれば、発光素子9がLED等であり隣接する受光素子で反射光を受光してしまう場合にも、受光量が最大の受光素子に基づいて移動量Δyを求めることができる。
(2)第2実施形態
〔構造〕
図5は、第2実施形態に係るスイッチの一部切欠き断面図である。本実施形態が上記第1実施形態と異なる点は、反射板3が傾きを一定に保った状態で、スイッチ軸2の移動に連動してスイッチ軸2と同じ方向に平行移動する点である。
本実施形態に係る反射板3は、図6に示すように、互いに対向する主面6a及び6bと、主面6a及び6bに挟まれて互いに対向する側面6c及び6dとを備えている。第1実
施形態と同様に、スイッチ軸2と反対側に配置された主面6aが反射面である。主面6bの中央付近には棒状の固定部材3aの一端が固定されており、固定部材3aの他端がスイッチ軸2に固定されている。即ち、反射板3は、固定部材3aによってスイッチ軸2に対して回転不能に固定されている。固定の方法は、反射板3がスイッチ軸2に対して回転不能に固定される方法であれば、他の方法であっても良い。
受光素子群11での受光に基づいて移動量Δyを算出する回路の構成は、図3及び図4と同様である。
〔作用効果〕
ユーザがボタン12を操作していない状態では、図5(a)に示すように、スイッチ軸2の移動量Δy=0であり、反射板3のy軸からの傾きはθ=θ0(例えば45°)である。従って、発光素子9から出射した光は、反射板3の主面6aで反射されて反射位置の真下にある受光素子11aに入射する。このとき、受光素子11aのみが導通し、比較器16aのみからLowが出力され、他の比較器からはHighが出力される。移動量算出部17は、比較器16a〜16eからの信号に基づいて受光素子11aが反射光を検知したことを決定し、テーブル17を参照し、受光素子11aに対応する移動量Δy=0を出力する。
ユーザがボタン12を下方に押すと、図5(b)に示すように、スイッチ軸2が下方に移動するとともに、反射板3が傾きをθ=θ0に保った状態で下方に平行移動する。これにより、発光素子9からの光の反射位置が同図(a)の場合よりも外側上方にずれて、反射光は受光素子11bに入射される。このとき、受光素子11bのみが導通し、比較器16bのみがLowを出力する。移動量算出部17は、比較器16a〜16eからの信号に基づいて受光素子11bで反射光を検知したことを決定し、テーブル18を参照し、受光素子11bに対応するスイッチ軸2の移動量Δy=Δy1を出力する。
ユーザがボタン12を押す量(操作量)の増大とともに、上記同様にして反射板3が下方に平行移動し、光の反射位置が外側上方に向かって移動し、反射光は受光素子11c、11d、11eに順番に入射されるようになる。受光素子11c、11d、11eでの反射光の受光に従い、移動量算出部17はテーブル18を参照することによりそれぞれ移動量Δy=Δy2、Δy3、Δy4を出力する。
本実施形態に係るスイッチでは、スイッチ軸2の移動に連動して反射板3を回転させる機構の代わりに、反射板3をスイッチ軸2に回転不能に固定して平行移動させる構成としたことにより、より簡易な構成で、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
第1実施形態に係るスイッチの一部切欠き側面図。 反射板の構造を説明する図。 スイッチの操作量を検出するための回路構成。 テーブルのデータ構成例。 第2実施形態に係るスイッチの一部切欠き側面図。 反射板の構造を説明する図。
符号の説明
1 スイッチ本体
2 スイッチ軸
3 ガイド部材
4 ガイド溝
5 反射板
6 反射板本体
7a、7b 突起部(回転中心)
8 突起部(作用点)
9 発光素子
10 固定部材
11 受光素子群
12 ボタン
13 バネ
14 軸受部
15 軸受面
15a 開放部
16 比較部
17 移動量算出部
18 テーブル

Claims (8)

  1. ユーザからの操作を受け付けるスイッチを有する映像装置であって、
    スイッチ本体と、
    前記スイッチ本体に往復移動可能に装着されたスイッチ軸と、
    前記スイッチ軸に固定されかつ前記スイッチ軸に略垂直な方向に延びるガイド溝を有するガイド部材と、
    反射面を有する反射板本体と、前記反射板本体の互いに対向する側面にそれぞれ同一軸上に設けられかつ前記スイッチ本体に回転自在に支持された一対の第1及び第2突起部と、前記反射板本体の側面に形成されかつ前記ガイド溝に沿って往復移動可能に前記ガイド部材に支持された第3突起部とを有する反射板と、
    前記反射面に向けて光を出力する発光素子と、
    前記反射板からの反射光を検知して電気的な信号に変換する複数の受光素子と、
    前記スイッチ軸の移動量と各受光素子とを対応させたテーブルと、
    前記複数の受光素子からの信号と前記テーブルとに基づいて前記スイッチ軸の移動量を算出する移動量算出部とを備え、
    前記反射板は、前記スイッチ軸の移動に連動して前記第3突起部が第1及び第2突起部を中心に回転することによって前記反射面の角度を変更し、
    前記移動量算出部は、各受光素子からの信号に基づいてどの受光素子が前記反射光を検知したかを決定し、前記テーブルを参照して該受光素子に対応する前記移動量を算出することを特徴とする、映像装置。
  2. ユーザからの操作を受け付けるスイッチを有する映像装置であって、
    スイッチ本体と、
    前記スイッチ本体に往復移動可能に装着されたスイッチ軸と、
    前記スイッチ軸の移動に連動して移動する反射板と、
    前記反射板に向けて光を出力する発光素子と、
    前記反射板からの前記反射光を検知して電気的な信号に変換する複数の受光素子と、
    各受光素子からの信号に基づいて前記スイッチ軸の移動量を算出する移動量算出部と、を備えたことを特徴とする映像装置。
  3. 前記スイッチ軸の移動量と各受光素子とを対応させたテーブルをさらに有しており、
    前記移動量算出部は、各受光素子からの信号に基づいてどの受光素子が前記反射光を検知したかを決定し、前記テーブルを参照して該受光素子に対応する前記移動量を算出する、ことを特徴とする請求項2に記載の映像装置。
  4. 前記反射板は、前記スイッチ軸の移動に連動して回転し、
    前記反射板の回転に連動して前記反射光を検知する受光素子が変化することを特徴とする、請求項2又は3に記載の映像装置。
  5. 前記スイッチ軸に固定されかつガイド溝を有するガイド部材をさらに備え、
    前記反射板は、反射面を有する反射板本体と、前記反射板本体の側面に形成されかつ前記スイッチ本体に回転自在に支持された第1支持部材と、前記反射板本体の側面に形成されかつ前記ガイド溝に沿って往復移動可能に前記ガイド部材に支持された第2支持部材とを有し、
    前記スイッチ軸の移動に連動して前記ガイド部材が移動し、前記ガイド部材の移動に連動して前記第2支持部材が前記第1支持部材を中心に回転することにより、前記反射板が回転することを特徴とする、請求項4に記載の映像装置。
  6. 前記第1支持部材は、前記反射板本体の互いに対向する側面にそれぞれ同一軸上に設け
    られた第1及び第2突起部であることを特徴とする、請求項5に記載の映像装置。
  7. 前記反射板は、前記スイッチ軸に対して回転不能に固定されており、前記スイッチ軸の移動に連動して平行移動し、
    前記反射板の移動に連動して前記反射光を検知する受光素子が変化することを特徴とする、請求項2又は3に記載の映像装置。
  8. ユーザからの操作を受け付けるスイッチであって、
    スイッチ本体と、
    前記スイッチ本体に往復移動可能に装着されたスイッチ軸と、
    前記スイッチ軸の移動に連動して移動する反射板と、
    前記反射板に向けて光を出力する発光素子と、
    前記反射板からの前記反射光を検知して電気的な信号に変換する複数の受光素子と、
    各受光素子からの信号に基づいて前記スイッチ軸の移動量を算出する移動量算出部と、を備えたことを特徴とするスイッチ。
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