JP2005157647A - 資産配信管理システム、資産配信管理サーバおよび資産配信管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 更新データを配信することに失敗した場合であっても、所定の回数以上は再配信することなく処理手続きの迅速化および簡素化を図るとともに未配信の状態であることを簡易かつ確実に把握することができる資産配信管理システム、資産配信管理サーバおよび資産配信管理方法を提供する。
【解決手段】 開発サーバ1は、送信部1−8により分散開発における資産を資産サーバ2に送信し、サーバは、配信用資産送信部1−7により配信用資産データベース1−11の更新された資産を配信先台帳1−14で管理する開発サーバ1に送信し、また配信履歴台帳1−13により所定の回数、配信用資産送信部1−7に再送信を実行させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 開発サーバ1は、送信部1−8により分散開発における資産を資産サーバ2に送信し、サーバは、配信用資産送信部1−7により配信用資産データベース1−11の更新された資産を配信先台帳1−14で管理する開発サーバ1に送信し、また配信履歴台帳1−13により所定の回数、配信用資産送信部1−7に再送信を実行させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、分散開発における開発資産の配信先および配信履歴を管理することができる資産配信管理システム、資産配信管理サーバおよび資産配信管理方法に関する。
従来、大規模なシステムを開発する場合等においては、開発に関わる開発要員の数が多数となり、また各担当者が作成する開発成果物である資産も多数作成されることとなる。開発の作業形態は、共通部品の開発、共通制御部の開発あるいは業務ロジックの開発等のように細分化され分担して開発作業が行われることが一般的である。また、実際に開発を行うマシン環境は、処理能力の高い情報処理装置により一極集中型で行われる場合もあるが、一極集中型の開発は、高価な情報処理装置を利用する必要があり、一方、複数の情報処理装置を使った分散開発は、低価格のコンピュータを利用することができる。したがって、開発に対する費用低減が可能となり、作業形態の細分化に伴う負荷分散との兼ね合いから複数台の情報処理装置を用いて開発する分散開発を行うことが一般的である。この分散開発を実施する際には、所定の資産を共有するすべての情報処理装置に最新の資産を登録しておく必要があり、最新の資産をサーバに登録することによりその最新の資産を、所定の資産を共有するすべての情報処理装置に配信することができるシステムが多く知られている。
ここで、複数の端末装置がデータファイルのデータを更新した場合には、ホストにデータを送信し、ホストは集中管理しているデータファイルのデータを端末装置から受信した更新データにより更新し、そしてデリバリ開始要求入力装置から要求を受け取ると最新の更新データを各端末装置に配信し、必要なすべての端末装置において常に最新の更新データを利用することができるようにした分散開発支援システムに関する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−6073号公報
しかしながら、上述した従来における形態および従来例においては次のような問題点があった。
従来の分散開発における分散開発支援システムでは、最新の更新データを配信すべき端末装置の情報を把握し、各装置毎の配信状況を確認することが困難であった。
また、上記特許文献1に記載の従来例は、ネットワークのトラブルまたは端末装置の電源が投入されていない等に起因して最新の更新データを各端末装置に配信することに失敗した場合には、必要なすべての端末装置において常に最新の更新データを利用することができるような環境を整えることが困難であった。さらに、最新の更新データを各端末装置に配信することに失敗した場合において、その更新データを再配信した場合であっても最終的に配信されなかった場合であっても配信されなかったというメッセージあるいは表示がなく、配信された情報処理装置と未配信の情報処理装置を判別することができなく配信完了状況を簡易に把握することが困難であるという問題点があった。
そこで、本発明は、ネットワークを介してそれぞれが接続される1以上の端末装置とサーバとを含む資産配信管理システムであって、端末装置に、分散開発における開発成果物をサーバに送信する端末装置資産送信手段と、サーバから分散開発における開発成果物を受信し、開発成果物を記憶する記憶媒体の内容を更新する端末装置更新手段とを設け、サーバに、端末装置から分散開発における開発成果物を受信し、開発成果物を集中管理する記憶媒体の内容を更新するサーバ更新手段と、記憶媒体の更新された内容の開発成果物を端末装置に送信するサーバ資産送信手段と、サーバ資産送信手段により開発成果物を送信する端末装置を管理する端末装置管理手段と、サーバ資産送信手段により開発成果物を端末装置に送信したか否かを管理する配信状況管理手段と、サーバ資産送信手段により開発成果物を端末装置に未送信の場合には、所定の回数、サーバ資産送信手段に再送信を実行させる配信再実行手段とを設けることにより、ネットワークのトラブルまたは端末装置の電源が投入されていない等に起因して最新の更新データを各端末装置に配信することに失敗した場合であっても、未配信の端末装置を把握し、再度配信することにより必要なすべての端末装置において常に最新の更新データを利用することができ、また、所定の回数以上は再配信することなく処理手続きの迅速化および簡素化を図るとともに未配信の状態であることを簡易かつ確実に把握することができる資産配信管理システム、資産配信管理サーバおよび資産配信管理方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、ネットワークを介してそれぞれが接続される1以上の端末装置とサーバと、を含む資産配信管理システムであって、前記端末装置は、分散開発における開発成果物を前記サーバに送信する端末装置資産送信手段と、前記サーバから前記分散開発における開発成果物を受信し、開発成果物を記憶する記憶媒体の内容を更新する端末装置更新手段と、を備え、前記サーバは、前記端末装置から前記分散開発における開発成果物を受信し、前記開発成果物を集中管理する記憶媒体の内容を更新するサーバ更新手段と、前記記憶媒体の更新された内容の前記開発成果物を前記端末装置に送信するサーバ資産送信手段と、前記サーバ資産送信手段により前記開発成果物を送信する前記端末装置を管理する端末装置管理手段と、前記サーバ資産送信手段により前記開発成果物を前記端末装置に送信したか否かを管理する配信状況管理手段と、前記サーバ資産送信手段により前記開発成果物を前記端末装置に未送信の場合には、所定の回数、前記サーバ資産送信手段に再送信を実行させる配信再実行手段と、を備えることを特徴とする資産配信管理システムである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の資産配信管理システムにおいて、前記サーバは、前記サーバ資産送信手段により送信する前記開発成果物の前記端末装置における格納位置を管理する格納位置管理手段を備える。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の資産配信管理システムにおいて、前記サーバは、前記配信再実行手段により前記所定の回数、前記サーバ資産送信手段に再送信を実行させても送信できなかった場合には、エラーメッセージを出力するエラー出力手段を備える。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の資産配信管理システムにおいて、前記端末装置管理手段は、前記開発成果物を送信する前記端末装置の名称および/またはアドレスを管理する。
請求項5記載の発明は、ネットワークを介して接続される1以上の端末装置から分散開発における開発成果物を受信し、開発成果物を集中管理する記憶媒体の内容を更新するサーバ更新手段と、前記記憶媒体の更新された内容の前記開発成果物を前記端末装置に送信するサーバ資産送信手段と、前記サーバ資産送信手段により前記開発成果物を送信する前記端末装置を管理する端末装置管理手段と、前記サーバ資産送信手段により前記開発成果物を前記端末装置に送信したか否かを管理する配信状況管理手段と、前記サーバ資産送信手段により前記開発成果物を前記端末装置に未送信の場合には、所定の回数、前記サーバ資産送信手段に再送信を実行させる配信再実行手段と、を備えることを特徴とする資産配信管理サーバである。
請求項6記載の発明は、ネットワークを介してそれぞれが接続される1以上の端末装置とサーバと、を利用した資産配信管理方法であって、前記資産配信管理方法は、前記端末装置が、端末装置資産送信手段により分散開発における開発成果物を前記サーバに送信するステップと、端末装置更新手段により前記サーバから前記分散開発における開発成果物を受信し、開発成果物を記憶する記憶媒体の内容を更新するステップと、を有し、前記サーバは、サーバ更新手段により前記端末装置から前記分散開発における開発成果物を受信し、前記開発成果物を集中管理する記憶媒体の内容を更新するステップと、サーバ資産送信手段により前記記憶媒体の更新された内容の前記開発成果物を前記端末装置に送信するステップと、端末装置管理手段により前記サーバ資産送信手段で前記開発成果物を送信する前記端末装置を管理するステップと、前記サーバ資産送信手段により前記開発成果物を前記端末装置に送信したか否かを管理する配信状況管理手段ステップと、配信再実行手段により前記サーバ資産送信手段で前記開発成果物を前記端末装置に未送信の場合には、所定の回数、前記サーバ資産送信手段に再送信を実行させるステップと、を有することを特徴とする資産配信管理方法である。
本発明によれば、ネットワークを介してそれぞれが接続される1以上の端末装置とサーバとを含む資産配信管理システムであって、端末装置は、分散開発における開発成果物をサーバに送信する端末装置資産送信手段と、サーバから分散開発における開発成果物を受信し、開発成果物を記憶する記憶媒体の内容を更新する端末装置更新手段とを備え、サーバは、端末装置から分散開発における開発成果物を受信し、開発成果物を集中管理する記憶媒体の内容を更新するサーバ更新手段と、記憶媒体の更新された内容の開発成果物を端末装置に送信するサーバ資産送信手段と、サーバ資産送信手段により開発成果物を送信する端末装置を管理する端末装置管理手段と、サーバ資産送信手段により開発成果物を端末装置に送信したか否かを管理する配信状況管理手段と、サーバ資産送信手段により開発成果物を端末装置に未送信の場合には、所定の回数、サーバ資産送信手段に再送信を実行させる配信再実行手段とを備えることにより、ネットワークのトラブルまたは端末装置の電源が投入されていない等に起因して最新の更新データを各端末装置に配信することに失敗した場合であっても、未配信の端末装置を把握し、再度配信することにより必要なすべての端末装置において常に最新の更新データを利用することができ、また、所定の回数以上は再配信することなく処理手続きの迅速化および簡素化を図るとともに未配信の状態であることを簡易かつ確実に把握することができる。
大規模なシステム開発においてネットワークのトラブルまたは端末装置の電源が投入されていない等に起因して最新の更新データを各端末装置に配信することに失敗した場合であっても、未配信の端末装置を把握し、再度配信することにより必要なすべての端末装置において常に最新の更新データを利用することができ、また、所定の回数以上は再配信することなく処理手続きの迅速化および簡素化を図るとともに未配信の状態であることを簡易かつ確実に把握することができる資産配信管理システムを、ネットワークを介してそれぞれが接続される1以上の端末装置とサーバとを含む資産配信管理システムであって、端末装置に、分散開発における開発成果物をサーバに送信する端末装置資産送信手段と、サーバから分散開発における開発成果物を受信し、開発成果物を記憶する記憶媒体の内容を更新する端末装置更新手段とを設け、サーバに、端末装置から分散開発における開発成果物を受信し、開発成果物を集中管理する記憶媒体の内容を更新するサーバ更新手段と、記憶媒体の更新された内容の開発成果物を端末装置に送信するサーバ資産送信手段と、サーバ資産送信手段により開発成果物を送信する端末装置を管理する端末装置管理手段と、サーバ資産送信手段により開発成果物を端末装置に送信したか否かを管理する配信状況管理手段と、サーバ資産送信手段により開発成果物を端末装置に未送信の場合には、所定の回数、サーバ資産送信手段に再送信を実行させる配信再実行手段とを設けることにより実現した。
本発明の第一の実施例の構成・動作を図を用いて説明する。
図1は、本実施形態における資産配信管理システムの構成を示すブロック図である。図1を参照すると、本実施例は、複数の端末装置である開発サーバ1、…、n(nは任意の正整数)および本システムにおける本来的なサーバである資産サーバ2から構成されており、それぞれがネットワーク(図示せず)を介して接続されている。ネットワークは有線でも無線であってもよく、例えば、インターネットまたはLAN(Local Area Network)等の任意のネットワークである。ここで、資産とは、システム等の分散開発における開発成果物をいう。例えば、ソース、部品/関数、コンパイルユニット、ロードモジュールまたはドキュメント等である。
開発サーバ1は、送信部1−8、編集部1−9、受信部1−10および資産DB1−15を備える情報処理装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ等である。分散開発現場あるいは利用者の自宅に設置されてもよい。
ここで、送信部1−8は、編集部1−9からの指示を受けて、資産サーバ2とネットワークを介して通信し、編集部1−9から依頼された資産種別情報および資産DB1−15から読み取る資産情報、開発サーバ名情報を送信する機能を有している。
編集部1−9は、ドキュメント、プログラムソースあるいはプログラムオブジェクト等の作成を行い、作成された成果物である資産に関する資産情報を資産データベース1−15に登録する機能を有している。また、資産データベース1−15に登録されている資産情報を読み出し、その資産情報に新規なデータを追加する等の編集を行うことにより新たな資産を更新登録する機能を有している。
受信部1−10は、資産サーバ2とネットワークを介して通信し、資産サーバ2が送信する資産種別情報、格納場所情報および最新の資産情報を受信し、資産データベース1−15の所定の格納場所に登録する機能を有している。
資産データベース1−15は、編集部1−9で作成されたドキュメント、プログラムソース、プログラムオブジェクトに関する情報および受信部1−10で受信した資産種別情報、格納場所情報および最新の資産情報を管理している。記憶媒体は、例えば磁気ディスク等である。
資産サーバ2は、配信用資産受信部1−1、受付台帳登録部1−2、配信用資産登録部1−3、配信対象資産取得部1−4、配信用資産読み込み部1−5、配信先指示部1−6、配信用資産送信部1−7、配信用資産データベース1−11、受付台帳1−12、配信履歴台帳1−13および配信先台帳1−14を備える情報処理装置であり、例えば、ワークステーション等である。分散開発を管理する管理事務所等に設置されてよい。
ここで、配信用資産受信部1−1は、開発サーバとネットワークを介して通信し、開発サーバが送信する資産種別情報および資産情報を受信する機能を有している。
受付台帳登録部1−2は、配信用資産受信部1−1で受信した資産情報についてそれぞれ異なる受付番号を付し、受付番号、受付日時、受付サーバ名および資産種別情報を受付台帳1−12に登録する機能を有している。
配信用資産登録部1−3は、受付台帳登録部1−2で付す受付番号とともに資産情報を配信用資産データベース1−11の所定の格納場所に登録する機能を有している。
配信対象資産取得部1−4は、配信対象資産情報を前回の配信に失敗した資産情報については配信履歴台帳1−13から取得し、また以前に配信を実行していない新規の資産情報についてはその資産情報に付された受付番号情報を受付台帳1−12から取得する機能を有している。
配信用資産読み込み部1−5は、配信対象資産取得部1−4で取得した資産情報に付された受付番号情報に基づいて配信用資産データベース1−11から配信対象の資産情報を読み出す機能を有している。
配信先指示部1−6は、資産情報を配信する各開発サーバのサーバ名称情報およびアドレス情報を配信先台帳1−14から読み取り、資産情報を配信する各開発サーバのサーバ名称情報およびアドレス情報を順次、配信用資産送信部1−7に通知する機能を有している。また、配信用資産送信部1−7から資産情報の配信が完了したか否かに関する配信結果情報受け取り、その配信結果情報を配信履歴台帳1−13に登録する機能を有している。
配信用資産送信部1−7は、配信先指示部1−6から通知された資産情報を配信する各開発サーバ毎に、配信先台帳1−14から資産種別毎に決められた格納場所を読み取り、資産種別情報、格納場所情報および資産情報を配信する機能を有している。また、配信結果を配信先指示部1−6に通知する機能を有している。さらに、開発サーバがネットワークに接続されていない等に起因して、通信エラーが発生した場合には、配信先台帳1−14に登録されているエラーリトライ回数分、再送信を実行する機能を有している。
配信用資産データベース1−11は、資産情報を受付番号と結びつけて管理している。記憶媒体は、例えば磁気ディスク等である。
受付台帳1−12は、資産情報を受付番号、受付日時、受け付けた資産情報を送信してきた開発サーバ名および資産種別と結びつけて管理している。記憶媒体は、例えば磁気ディスク等である。
配信履歴台帳1−13は、資産情報に付された受付番号を配信先の開発サーバ名ごとに配信日時、配信状態を管理している。記憶媒体は、例えば磁気ディスク等である。
配信先台帳1−14は、共通情報として、エラーリトライ回数、エラーメッセージ出力先情報を管理しており、また資産種別毎に配信対象とするか否かの情報、資産の格納場所および配信対象とする開発サーバの名称およびアドレス情報を管理している。記憶媒体は、例えば磁気ディスク等である。
図2を参照すると、受付管理台帳1−12は、受付番号、受付日時、どの開発サーバからの依頼か、また資産種別から構成されている。
図3を参照すると、配信用資産データベース1−11は、受付番号毎に資産データから構成されている。
図4を参照すると、配信先台帳1−14は、共通情報として、通信エラー時のリトライ回数、エラーメッセージの出力先、資産種別ごとの配信対象とするか否かの情報、資産の格納先および配信対象とする開発サーバの名称、アドレスから構成されている。
図5を参照すると、配信履歴台帳1−13は、受付番号毎に、資産情報を配信した日時および状態、開発サーバ名から構成されている。配信状態とは、配信完了あるいは配信未完了を区別するものであり、配信状態欄にフラグを立てるか否かにより判別することとしてもよい。
以上のように構成された実施形態における資産配信管理システムの動作について図6のフローチャートに基づいて説明する。
まず、開発サーバ1において、編集部1−9は、ドキュメント、プログラムソースあるいはプログラムオブジェクト等の作成を行う(ステップS501)。また、資産データベース1−15に登録されている資産情報を読み出し、その資産情報に新規なデータを追加あるいは削除等することにより新たな資産の作成を行ってもよい。
編集部1−9は、作成された成果物である資産に関する資産情報を資産データベース1−15に登録し、送信部1−8に資産情報等を送信する旨を指示する(ステップS502)。
送信部1−8は、編集部1−9からの指示を受けて、資産サーバ2とネットワークを介して通信し、編集部1−9から依頼された資産種別情報および資産データベース1−15から読み取る、資産情報、開発サーバ名情報を送信する(ステップS503)。
次に、資産サーバ2において、配信用資産受信部1−1は、開発サーバとネットワークを介して通信し、開発サーバから資産種別情報、資産情報および開発サーバ名情報を受信する(ステップS504)。
受付台帳登録部1−2は、配信用資産受信部1−1で受信した資産情報についてそれぞれ異なる受付番号を付す(ステップS505)。
配信用資産登録部1−3は、受付台帳登録部1−2で付す受付番号とともに資産情報を受付番号を主キーとして配信用資産データベース1−11の所定の格納場所に登録する(ステップS506)。ここで、以前の資産情報をバージョンアップする内容の資産情報の格納方法は、上書き更新しても、並存させてもいずれでもよい。
受付台帳登録部1−2は、受付番号情報、受付日時情報、受付サーバ名情報および資産種別情報を受付台帳1−12に登録する(ステップS507)。
配信先指示部1−6は、資産情報を配信する各開発サーバのサーバ名称情報およびアドレス情報を配信先台帳1−14から読み取る(ステップS508)。なお、配信用資産読み込み部1−5は、配信対象資産情報を前回の配信に失敗した資産情報について配信対象資産取得部1−4で配信履歴台帳1−13から取得した資産情報に付された受付番号情報に基づいて配信用資産データベース1−11から配信対象の資産情報を読み出してもよい。例えば、配信状態を配信完了あるいは配信未完了に区別する配信履歴台帳1−13の配信状態欄のフラグの有無を読み取りそのフラグに応配信対象の資産情報を読み出すこととしてもよい。
配信用資産送信部1−7は、配信先指示部1−6から通知された資産情報を配信する各開発サーバ毎に、配信先台帳1−14から資産種別毎に決められた格納場所を読み取り、資産種別情報、格納場所情報および資産情報を配信する(ステップS509)。配信先台帳1−14から送信が完了していない場合に、再度送信を試みる回数情報を取得してもよい。
配信先台帳1−14から資産種別毎に決められた格納場所を読み取ることにより、各開発サーバの所定の位置に情報を格納することが可能となり資産情報の更新を行う際のデータ読み込み処理の迅速化を図ることができる。
配信先指示部1−6は、配信用資産送信部1−7から資産情報の配信が完了したか否かに関する配信結果情報受け取り、その配信結果情報を配信履歴台帳1−13に登録する(ステップS510)。
ここで、配信用資産送信部1−7は、資産情報の配信が完了していない場合には、配信先台帳1−14から取得した回数情報に基づいて所定の回数、再送信を実行してもよい。例えば、配信先台帳1−14のエラーリトライ回数の項目に予め登録されているデータの値を取り出し、その取り出した値と資産情報の配信を実行する度に1ずつ増加する実行回数の値を格納する実行回数テーブルから取り出した実行回数のデータの値とを比較し、実行回数の値がエラーリトライ回数の値と等しいかあるいは小さい場合には、再度配信を実行するよう配信用資産送信部1−7に指示を出し、一方、実行回数の値がエラーリトライ回数の値よりも大きい場合には、再度配信を実行することを中止するよう配信用資産送信部1−7に指示を出すこととしてもよい。
さらに、配信先台帳1−14から取得した回数情報に基づいて所定の回数、再送信を実行した場合であっても、最終的に送信が完了していない場合には、エラーメッセージ出力部によりエラーメッセージを出力することとしてもよい。例えば、配信先台帳1−14に登録されているエラーメッセージ出力先に資産情報を送信している開発サーバ名および受付番号を添付したエラー表示を出力することとしてもよい。エラーメッセージを出力する場所は、管理者が用いる資産サーバ2のディスプレイ等の画面であっても、配信対象でない他の開発サーバのディスプレイ等の画面であってもよい。このエラーメッセージにより、最新の資産がアップデートされ、その内容が反映されていない開発サーバの存在を明確に把握することが可能となり、必要なすべての開発サーバが最新の情報に基づいて開発を行っていない事態、すなわちバージョンの異なる古い資産に基づいて開発を行う開発サーバが存在することを回避すべく管理者が監視および適切な処置を行うことができる。
配信用資産登録部1−3がステップS506で資産情報を配信用資産データベース1−11に登録することができない場合には、資産情報を転送してきた開発サーバ1に登録することができなかった旨のエラーメッセージを表示することとしてもよい(ステップS511)。
受信部1−10は、資産サーバ2とネットワークを介して通信し、資産サーバ2が送信する資産種別情報、格納場所情報および最新の資産情報を受信し、資産データベース1−15の所定の格納場所に登録する(ステップS512)。
なお、上述する実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。
本発明は、電子メールを利用したデータ配信管理システムにも適用できる。
1、…、n 開発サーバ
2 資産サーバ
1−1 配信用資産受信部
1−2 受付台帳登録部
1−3 配信用資産登録部
1−4 配信対象資産取得部
1−5 配信用資産読み込み部
1−6 配信先指示部
1−7 配信用資産送信部
1−8 送信部
1−9 編集部
1−10 受信部
1−11 配信用資産データベース
1−12 受付台帳
1−13 配信履歴台帳
1−14 配信先台帳
1−15 資産データベース
2 資産サーバ
1−1 配信用資産受信部
1−2 受付台帳登録部
1−3 配信用資産登録部
1−4 配信対象資産取得部
1−5 配信用資産読み込み部
1−6 配信先指示部
1−7 配信用資産送信部
1−8 送信部
1−9 編集部
1−10 受信部
1−11 配信用資産データベース
1−12 受付台帳
1−13 配信履歴台帳
1−14 配信先台帳
1−15 資産データベース
Claims (6)
- ネットワークを介してそれぞれが接続される1以上の端末装置とサーバと、を含む資産配信管理システムであって、
前記端末装置は、分散開発における開発成果物を前記サーバに送信する端末装置資産送信手段と、
前記サーバから前記分散開発における開発成果物を受信し、開発成果物を記憶する記憶媒体の内容を更新する端末装置更新手段と、
を備え、
前記サーバは、前記端末装置から前記分散開発における開発成果物を受信し、前記開発成果物を集中管理する記憶媒体の内容を更新するサーバ更新手段と、
前記記憶媒体の更新された内容の前記開発成果物を前記端末装置に送信するサーバ資産送信手段と、
前記サーバ資産送信手段により前記開発成果物を送信する前記端末装置を管理する端末装置管理手段と、
前記サーバ資産送信手段により前記開発成果物を前記端末装置に送信したか否かを管理する配信状況管理手段と、
前記サーバ資産送信手段により前記開発成果物を前記端末装置に未送信の場合には、所定の回数、前記サーバ資産送信手段に再送信を実行させる配信再実行手段と、
を備えることを特徴とする資産配信管理システム。 - 前記サーバは、前記サーバ資産送信手段により送信する前記開発成果物の前記端末装置における格納位置を管理する格納位置管理手段を備えることを特徴とする請求項1記載の資産配信管理システム。
- 前記サーバは、前記配信再実行手段により前記所定の回数、前記サーバ資産送信手段に再送信を実行させても送信できなかった場合には、エラーメッセージを出力するエラー出力手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載の資産配信管理システム。
- 前記端末装置管理手段は、前記開発成果物を送信する前記端末装置の名称および/またはアドレスを管理することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の資産配信管理システム。
- ネットワークを介して接続される1以上の端末装置から分散開発における開発成果物を受信し、開発成果物を集中管理する記憶媒体の内容を更新するサーバ更新手段と、
前記記憶媒体の更新された内容の前記開発成果物を前記端末装置に送信するサーバ資産送信手段と、
前記サーバ資産送信手段により前記開発成果物を送信する前記端末装置を管理する端末装置管理手段と、
前記サーバ資産送信手段により前記開発成果物を前記端末装置に送信したか否かを管理する配信状況管理手段と、
前記サーバ資産送信手段により前記開発成果物を前記端末装置に未送信の場合には、所定の回数、前記サーバ資産送信手段に再送信を実行させる配信再実行手段と、
を備えることを特徴とする資産配信管理サーバ。 - ネットワークを介してそれぞれが接続される1以上の端末装置とサーバと、を利用した資産配信管理方法であって、
前記資産配信管理方法は、
前記端末装置が、端末装置資産送信手段により分散開発における開発成果物を前記サーバに送信するステップと、
端末装置更新手段により前記サーバから前記分散開発における開発成果物を受信し、開発成果物を記憶する記憶媒体の内容を更新するステップと、
を有し、
前記サーバは、サーバ更新手段により前記端末装置から前記分散開発における開発成果物を受信し、前記開発成果物を集中管理する記憶媒体の内容を更新するステップと、
サーバ資産送信手段により前記記憶媒体の更新された内容の前記開発成果物を前記端末装置に送信するステップと、
端末装置管理手段により前記サーバ資産送信手段で前記開発成果物を送信する前記端末装置を管理するステップと、
前記サーバ資産送信手段により前記開発成果物を前記端末装置に送信したか否かを管理する配信状況管理手段ステップと、
配信再実行手段により前記サーバ資産送信手段で前記開発成果物を前記端末装置に未送信の場合には、所定の回数、前記サーバ資産送信手段に再送信を実行させるステップと、
を有することを特徴とする資産配信管理方法。
Priority Applications (1)
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-
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