JP2005156741A - カメラ機能付電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
電子機器のカメラ機能はメインの機能ではないため、例えば携帯電話ならば着信があった場合には使用中のカメラ機能が中断され、メイン機能の通話処理が開始されてしまう。したがって、通話などの後にカメラ機能を再起動させてもその合焦設定は初期設定の状態に戻っており、また最初から焦点を合わせ直さなければならない、という課題がある。
【解決手段】
上記課題を解決するために、カメラ機能の中断が発生した際に直前のフォーカスレンズ位置を記憶しておき、カメラ機能が再起動された際などにその記憶してあるフォーカスレンズ位置にフォーカスレンズを移動させる機能を有する。具体的な構成例としては、フォーカスレンズ駆動部と、第一信号取得部と、デフォルトセット部と、合焦フォーカスレンズ位置記憶部と、第二信号取得部と、復帰部と、を有するカメラ機能付電子機器である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、カメラ機能付電子機器におけるカメラ機能でのフォーカスレンズの制御に関する。
従来、カメラ機能付携帯電話をはじめとして、ノートパソコンやPDAなどに内蔵、あるいはアクセサリとして付設するなどの形態でカメラ機能を有する電子機器が多数提供されている。そして、これら電子機器が有するカメラには、撮影時に被写体に焦点を合わせるためのフォーカス機構を有するものがある。そして、これら電子機器におけるフォーカス機構は、それがオートフォーカスならばいわゆる「山登り制御」と呼ばれる方法を基本とした技術が大半である。特許文献1で開示されている技術は、この山登り制御に関して、予め定められた複数色のうちの一色が指定され、処理中の映像中の色彩が指定された色のときとそうでないときとで、異なる増幅率によって輝度信号が増幅される。これによって、指定色を有する被写体についての合焦状態を特によく反映するようにすることが可能な技術である。
第2668160号公報
しかし、これら電子機器のカメラ機能はメインの機能ではないため、例えば携帯電話ならば着信があった場合にはメインの機能である通信機能が優先され、カメラ機能を使用中でもそのカメラ機能が中断され通話処理などが開始されてしまう。そして、このような場合、中断前までのカメラ機能での撮影で有効であったフォーカスによる合焦設定は破棄される。したがって、通話などの後にカメラ機能を再起動させてもその合焦設定は初期設定の状態に戻っており、また最初から焦点を合わせ直さなければならない、という課題がある。
上記課題を解決するために、第一の発明のカメラ機能付電子機器は、カメラ機能の中断が発生した際に、直前のフォーカスレンズ位置を記憶しておき、カメラ機能が再起動された際などにその記憶してあるフォーカスレンズ位置にフォーカスレンズを移動させる機能を有する。具体的な構成例としては、フォーカスレンズ駆動部と、カメラ機能の中断に際してフォーカスレンズをデフォルト位置に戻すための第一信号を取得する第一信号取得部と、第一信号に基づいてフォーカスレンズをデフォルトにセットするデフォルトセット部と、合焦フォーカスレンズ位置記憶部と、カメラ機能が再起動された際などにフォーカスレンズを合焦位置に復帰させるための第二信号を取得する第二信号取得部と、第二信号に基づいて合焦フォーカスレンズ位置にフォーカスレンズを復帰させる復帰部と、を有するカメラ機能付電子機器である。
第二の発明のカメラ機能付電子機器は、合焦フォーカスレンズ位置を決定する際に利用するコントラスト情報を、カメラ機能の中断前と中断後で比較する機能を有する。具体的な構成例としては、第一の発明のカメラ機能付電子機器を基本として、コントラスト履歴情報保持部と、中断前のコントラスト情報を取得する第一コントラスト情報取得部と、中断後のコントラスト情報を取得する第二コントラスト情報取得部と、両者を比較するコントラスト情報比較部と、をさらに有する。
第三の発明のカメラ機能付電子機器は、カメラ機能の中断前と中断後のコントラスト情報の差異が所定の関係である場合には、中断前のフォーカスレンズ位置を始点として中断後のフォーカスレンズ位置を定めるための駆動信号を出力する出力する機能を有する。具体的な構成としては、第二の発明のカメラ機能付電子機器を基本として、フォーカスレンズ駆動信号出力部をさらに有し、前記フォーカスレンズ駆動信号出力部は、合焦フォーカスレンズ位置を始点として撮影対象に合焦したフォーカスレンズ位置を探索し始める合焦位置探索開始信号出力手段を有する。
第四の発明のカメラ機能付電子機器は、合焦位置を探索するためフォーカスレンズを駆動中に着信などがあった場合に、合焦位置が決定されるまで着信音を鳴らさないなどの処理を行う機能を有する。具体的な構成としては、第一から第三の発明のいずれか一を基本として、着信呼出手段を有する携帯電話機能部と、駆動中判断部と、着信呼出手段の機能を制限する制限部と、を有する。
以上のような構成をとる第一の発明によって、電子機器の中央制御装置の処理能力が低くカメラ機能とその他の機能を並行して処理できないような電子機器の場合に、着信やアプリケーションの起動などによってカメラ機能が中断されても、通話後にカメラ機能を再起動させた際に再度合焦位置を探索せずにその直前のフォーカスレンズ位置に戻すことが可能となる。これは、合焦に相当な時間を要するようなカメラ機能がメインではない電子機器においては、フォーカスレンズの合焦位置の再探索という無駄な時間を省き、またその時間の分の電力の消費を抑えることができるという効果を奏する。
また、第二の発明では、比較するコントラスト情報に大きな差異がある場合には通話中に被写体が移動したなどの可能性が高いので、中断前のフォーカスレンズ位置を有効にしないなどの処理を行うことが可能となり、誤ったフォーカスレンズ位置に設定されてしまうことを防ぐことができる。
また第三の発明によって、撮影に当たって手で電子機器を構えた場合など、カメラ機能の中断前と中断後によってその構える位置がずれることなどによって生じる合焦するフォーカスレンズ位置のずれを素早く修正することができる。
また第四の発明によって、中断直前の被写体に対する合焦位置を確定させることが可能となり、再起動させた際により正確な合焦位置にフォーカスレンズを戻すことができる。
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、実施例1は、主に請求項1について説明する。また、実施例2は、主に請求項2について説明する。また、実施例3は、主に請求項3について説明する。また実施例4は、主に請求項4について説明する。
≪実施例1≫ (実施例1の概念) 図1に示すのは、本実施例のカメラ機能付電子機器による合焦の概念を説明するための図である。図に示す(a)は、カメラ機能付電子機器である携帯電話のカメラ機能のフォーカス機構で焦点が合わせられて撮影された花の写真である。そしてユーザーが続けてこの花を撮影しようとした時に携帯電話に着信があった。すると携帯電話は、カメラ機能を中断しフォーカスレンズをデフォルト位置に移動し、通話のための処理を行う。その後通話が終了し、ユーザーは携帯電話のカメラ機能を再起動し、さっきまで撮影していた花の撮影を再開した。このとき、従来の携帯電話のカメラ機能では、再起動した場合のフォーカスレンズ位置はデフォルト位置に戻されたままなので再度フォーカスレンズを移動させ合焦位置を探索する必要がある。しかし、本実施例のカメラ機能付電子機器では、着信などによる中断前のフォーカスレンズ位置を記憶している。したがって、再起動した場合にフォーカスレンズが中断前のフォーカスレンズ位置に復帰されるので、図中(b)に示すように中断前に撮影していた花にフォーカスレンズが最初から合焦された状態で撮影を再開することができる。
なお、本実施例においては上記「フォーカス機構」は、コントラスト情報などを利用して自動で焦点を合わせるいわゆるオートフォーカスであっても良いし、手動でフォーカスレンズを移動させるマニュアルフォーカスであってもよい。
(実施例1の構成) 図2に示すのは、本実施例のカメラ機能付電子機器の機能ブロックを表す図である。この図にあるように、本実施例のカメラ機能付電子機器(0200)は、「フォーカスレンズ駆動部」(0201)と、「第一信号取得部」(0202)と、「デフォルトセット部」(0202)と、「合焦フォーカスレンズ位置記憶部」(0203)と、「第二信号取得部」(0204)と、「復帰部」(0205)と、を有する。ここで、各部は、ハードウエア、ソフトウエア、ハードウエアとソフトウエアの両者、のいずれかによって構成される。たとえば、これらを実現する一例としては、CPU、メモリ、バス、インターフェイス、周辺装置などから構成されるハードウエアと、これらのハードウエア上にて実行可能なソフトウエアを挙げることができる。具体的には、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インターフェイスを介して入力されるデータの蓄積、出力などにより各部の機能が実現される。
なお「カメラ機能付電子機器」は、その特徴として何らかの信号によりカメラ機能が中断されることのある電子機器であり、例えば、カメラ機能を有する携帯電話やPHS(パーソナル・ハンディフォン・システム)、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタンツ)、ノートパソコン、デスクトップパソコンなどが挙げられる。また、これら電子機器のカメラ機能はビデオカメラも含む概念とし、さらに電子機器に内蔵されていても良いし、あるいはアクセサリなどとして付設されても良い。
「フォーカスレンズ駆動部」(0201)は、フォーカスレンズを駆動する機能を有する。「フォーカスレンズ」とは、カメラにおいて被写体に焦点を合わせるためにその位置を移動するレンズをいうが、もちろん1枚とは限らず複数合わさって焦点を合わせるレンズ群であっても良い。このフォーカスレンズ駆動部は、例えば駆動回路がシンプルな直流モーターや、振動を回転力に変える超音波モーターや、パルスモーターなどと、そのモーターの回転数を制御するマイクロプロセッサなどの制御回路とにより実現されうる。なお、後述する「フォーカスレンズ位置」は、例えばこれらモーターの回転数やパルスモーターのパルス数、あるいは実際のレンズの移動距離などの数値で示される情報である。
このフォーカスレンズ駆動部によって、カメラのフォーカスレンズが、被写体に合焦するために駆動されたり、あるいはデフォルトの位置に戻されたり合焦位置に復帰させたりするために駆動されたりする。
「第一信号取得部」(0202)は、第一信号を取得する機能を有する。「第一信号」とは、フォーカスレンズ駆動部(0201)でのフォーカスレンズの駆動を制御するための信号をいい、例えば、携帯電話が通話などによりカメラ機能を中断させる際に出力されるカメラ機能中断信号や、そのカメラ機能中断信号に関連付けられて出力されるフォーカスレンズ駆動制御信号が挙げられる。あるいは着信信号そのものであっても良い。またはPDAならばその他のアプリケーションを起動させた際にカメラ機能を中断させるために出力される信号なども挙げられる。
「デフォルトセット部」(0203)は、第一信号取得部(0202)で取得した第一信号に基づいてフォーカスレンズをデフォルト位置にセットする機能を有する。「デフォルト位置」とは、予め設定されている位置をいい、例えば上記通話などによりカメラ機能が中断された際にフォーカスレンズが固定されるべく設定された位置などが挙げられる。
図3に示すのは、この第一信号取得部と、デフォルトセット部の機能を説明するための概略図である。この図にあるように、撮影のために携帯電話のカメラのフォーカスレンズがデフォルト位置から被写体に焦点が合ったフォーカスレンズ位置である合焦フォーカスレンズ位置に移動した(1)。このとき、携帯電話の通信機能で友人の携帯電話からの着信を知らせる信号が取得された(2)。すると、第一信号が出力され第一信号取得部に取得される(3)。そしてこの取得を受け、デフォルトセット部が合焦フォーカスレンズ位置にあるフォーカスレンズをデフォルト位置へとセットする(4)。なお、図ではフォーカスレンズ位置の初期位置とデフォルト位置を同一としたが、勿論別々の位置であっても構わない。
このように、着信やアプリケーションの起動などによって電子機器のカメラ機能が中断された際に出力された第一信号を第一信号取得部で取得し、その取得を受けデフォルトセット部によりフォーカスレンズはデフォルト位置にセットされることになる。
「合焦フォーカスレンズ位置記憶部」(0204)は、合焦フォーカスレンズ位置を記憶する機能を有する。「合焦フォーカスレンズ位置」とは、第一信号取得部(0202)が第一信号を取得する直前のフォーカスレンズの位置をいう。なお「直前のフォーカスレンズ位置」とは、第一信号の取得によってカメラ機能が中断される前回に撮影した被写体に合焦しているフォーカスレンズ位置でも良いし、撮影はまだ行われていないが合焦処理は完了し位置が決定されたフォーカスレンズ位置であっても良い。または、フォーカスレンズが合焦位置を探索するため駆動中であるならば、第一信号の取得によってカメラ機能が中断される直前に駆動中のフォーカスレンズが位置していた位置であっても良い。なお、この合焦フォーカスレンズ位置記憶部は、メモリやハードディスクなどの磁気記憶装置で実現されうる。またここで記憶される合焦フォーカスレンズ位置は、前述のように、例えば、モーターの回転数やパルスモーターのパルス数、あるいは実際のレンズの移動距離などの数値で示される情報が挙げられる。
「第二信号取得部」(0205)は、第二信号を取得する機能を有する。「第二信号」とは、フォーカスレンズ駆動部(0201)でのフォーカスレンズの駆動を制御するための信号をいい、例えば、カメラ機能の再起動信号そのものや、その再起動信号の出力の際に再起動信号と関連付けられて出力される信号や、通話終了信号などが挙げられる。
「復帰部」(0206)は、第二信号取得部(0205)で取得した第二信号に基づいてフォーカスレンズを、前記デフォルト位置から、合焦フォーカスレンズ位置記憶部(0204)に記憶された合焦フォーカスレンズ位置に復帰する機能を有する。
このように、着信やアプリケーションの起動が終了しカメラ機能が再起動された際に第二信号が出力され、その第二信号の出力を受けデフォルト位置のフォーカスレンズが合焦フォーカスレンズ位置に復帰することができる。
(実施例1の処理の流れ) 図4に示すのは、本実施例のカメラ機能付電子機器の処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、下記処理の流れは、方法、計算機に実行させるためのプログラム、またはそのプログラムが記録された読み取り可能な記録媒体として実施されうる(本明細書の全体を通して同様である)。
まず、焦点を合わせるためにフォーカスレンズを駆動する。次に、この図にあるように、被写体に合焦した新たなフォーカスレンズ位置を決定した場合(ステップS0401)、前記ステップS0401で決定されたフォーカスレンズ位置(第一信号を取得する直前の合焦フォーカスレンズの位置の一例である)を記憶する(ステップS0402)。このとき通話機能で着信などが発生すると、第一信号を取得する(ステップS0403)。そして第一信号を取得した場合、フォーカスレンズをデフォルト位置にセットする(ステップS0404)。やがて通話等が終了すると、第二信号を取得する(ステップS0405)。そして第二信号を取得した場合、フォーカスレンズを、ステップS0404でセットしたデフォルト位置から、前記ステップS0402で記憶した合焦フォーカスレンズ位置に復帰する(ステップS0406)。
もちろん、ステップS0401で新たなフォーカスレンズ位置が決定されなければこの処理の流れにおけるステップS0402でのフォーカスレンズ位置の記憶は行われない。しかし、図に示す様に本処理の流れはループしているので、このような場合ステップS0406においてフォーカスレンズが復帰される合焦フォーカスレンズ位置は、前回の処理の流れのステップS0401、ステップS0402において決定され記憶されたフォーカスレンズ位置となる。
なお、これは処理の一例であり、例えば実施例3で後述するように、被写体に合焦したフォーカスレンズ位置を探索中で位置が未決定状態の場合などには、ステップS403のフォーカスレンズ位置の記憶処理の前に第一信号を取得する場合などもあり得る。もちろんこの場合、ステップS0403で記憶されるフォーカスレンズ位置は、合焦位置を探索中のフォーカスレンズ位置のうち、第一信号を取得する直前のフォーカスレンズ位置ということになる。
(実施例1の効果の簡単な説明) 以上のように本実施例のカメラ機能付電子機器により、着信やアプリケーションの起動などによってカメラ機能が中断されても通話後にカメラ機能を再起動させた際に、再度合焦位置を探索せずその直前のフォーカスレンズ位置に戻すことが可能となる。このように再探索処理が省かれることにより、電子機器の処理負担の軽減や処理時間の短縮、またそれに伴う電力の消費を抑えることができる。
≪実施例2≫ (実施例2の概念) 図5に示すのは、本実施例の概念を説明するための図である。この図にある(a)は、本実施例のカメラ付電子機器であるカメラ付携帯電話でユーザーが撮影しようとした被写体である。このときこのカメラ付携帯電話に着信が入ったのでカメラ機能が中断された。そして通話後に、もう一度この被写体を撮影しようとカメラ付携帯電話を構え直した際の被写体の状況を示したものが(b)である。このように、カメラ機能の中断前とカメラ機能の再起動後とで被写体の状況が変化し、中断前のフォーカスレンズ位置では再起動後の被写体に焦点が合っていない状況になっていることがある。本実施例は、実施例1を基本として上記のような場合に対応するため、中断直前のフォーカスレンズ位置にフォーカスレンズ位置を復帰させずもう一度フォーカスレンズの合焦位置の探索を開始するなどの処理が行えるカメラ機能付電子機器である。
(実施例2の構成) 図6に示すのは、本実施例のカメラ機能付電子機器の機能ブロックの一例を表す図である。なお、本実施例のカメラ機能付電子機器は実施例1を基本としているが、実施例1で説明したカメラ機能付電子機器の各機能ブロックである「フォーカスレンズ駆動部」と、「第一信号取得部」と、「デフォルトセット部」と、「合焦フォーカスレンズ位置記憶部」と、「第二信号取得部」と、「復帰部」については、図6では同様であるとして図示を省略している。この図にあるように、本実施例のカメラ機能付電子機器(0600)は、実施例1を基本として、「コントラスト履歴情報保持部」(0601)と、「第一コントラスト情報取得部」(0602)と、「第二コントラスト情報取得部」(0603)と、「コントラスト情報比較部」(0604)と、をさらに有している。
「コントラスト履歴情報保持部」(0601)は、コントラスト履歴情報を保持する機能を有する。「コントラスト履歴情報」とは、フォーカスレンズ位置に関連付けたコントラスト情報の履歴をいう。「コントラスト情報」とは、あるフォーカスレンズ位置における撮影フレーム内のコントラストを示す情報をいい、例えば、画素ごとの輝度値を表す情報や、その画素ごとの輝度値をフーリエ変換し、その高周波成分を積分した値を示す情報などが挙げられる。このようにコントラスト履歴情報保持部でコントラスト情報の履歴が保持されることによって、カメラ機能の中断前と再起動後とで、そのコントラスト情報を比較することが可能になる。
「第一コントラスト情報取得部」(0602)は、コントラスト履歴情報保持部(0601)から、第一コントラスト情報を取得する機能を有する。「第一コントラスト情報」とは、前記第一信号を取得する直前の合焦フォーカスレンズ位置に関連付けられたコントラスト情報をいう。前述のように、第一信号とはカメラ機能中断信号や着信信号などであり、したがって第一コントラスト情報は、カメラ機能中断や着信直前のフォーカスレンズ位置におけるコントラスト情報が挙げられる。
「第二コントラスト情報取得部」(0603)は、コントラスト履歴情報保持部(0601)から、第二コントラスト情報を取得する機能を有する。「第二コントラスト情報」とは、前記第二信号を取得することで復帰した合焦フォーカスレンズ位置に関連付けられたコントラスト情報をいう。前述のように、第二信号とはカメラ機能の再起動信号や通話終了信号などであり、したがって第二コントラスト情報は、カメラ機能の再起動後や通話終了後にフォーカスレンズが復帰したフォーカスレンズ位置におけるコントラスト情報が挙げられる。
「コントラスト情報比較部」(0604)は、第一コントラスト情報取得部(0602)が取得した第一コントラスト情報と、第二コントラスト情報取得部(0603)が取得した第二コントラスト情報とを比較する機能を有する。図7に示すのは、このコントラスト情報比較部での比較について説明するための図である。コントラスト情報を、横軸を各画素、縦軸をその画素における輝度値としたグラフで示した場合、着信などでカメラ機能が中断する前のコントラスト情報(第一コントラスト情報)は、図中(a)のグラフで示される情報であった。一方、通話後などで再起動した後は撮影フレーム内の中央の被写体が後方に移動している。そのため、そのコントラスト情報は、図中(b)ので示されるように、中央部の輝度値が低いグラフで示される情報である。そして、コントラスト情報比較部では、この2つのコントラスト情報を比較し、差異が所定の基準以上あるか判断する。そして所定の基準以上の差異があるとの比較結果が出た場合には、例えば、最初からフォーカスレンズ位置の探索を再開する、などの処理を行う。あるいは、所定の範囲内であれば、被写体の移動がほとんど無いとして、実施例1で説明した機能ブロックの作用により、フォーカスレンズがカメラ機能中断前の合焦フォーカスレンズ位置に復帰されても良い。または、実施例3で後述するように、コントラスト情報の差異が想定される所定の関係内であれば、その所定の関係に合わせたフォーカスレンズの駆動処理が行われても良い。
(実施例2の処理の流れ) 図8に示すのは、本実施例のカメラ機能付電子機器の処理の流れの一例を表すフローチャートである。まず、焦点を合わせるためにフォーカスレンズを駆動する。次に、この図にあるように、被写体に合焦したフォーカスレンズ位置を決定した場合(ステップS0801)、前記ステップS0801で決定されたフォーカスレンズ位置を記憶する(ステップS0802)。そして、ステップS0802で記憶されたフォーカスレンズ位置における第一コントラスト情報を取得する(ステップS0803)。このとき通話機能で着信などが発生すると、第一信号を取得する(ステップS0804)。そして第一信号を取得した場合、フォーカスレンズをデフォルト位置にセットする(ステップS0805)。やがて通話等が終了すると、第二信号を取得する(ステップS0806)。そして第二信号を取得した場合、フォーカスレンズを、ステップS0805でセットしたデフォルト位置から、前記ステップS0802で記憶した合焦フォーカスレンズ位置に復帰する(ステップS0807)。続いて、ステップS0807で復帰した合焦フォーカスレンズ位置における第二コントラスト情報を取得する(ステップS0808)。最後に、ステップS0803で取得した第一コントラスト情報と、ステップS0808で取得した第二コントラスト情報とを比較する(ステップS0809)。また、もちろん本処理例でも、ステップS0801で新たなフォーカスレンズ位置が決定されない場合の処理の流れは、実施例1で説明した流れと同様である。
またこの比較結果によって、前述のように、例えばフォーカスレンズ位置を合焦フォーカスレンズ位置に復帰させたままにせず、大きく被写体が移動したものとして最初からフォーカスレンズ位置の探索を再開するなどの処理が行われる。
(実施例2の効果の簡単な説明) 以上のように、本実施例のカメラ機能付電子機器によって、カメラ機能の中断前と再起動後とで撮影フレーム内の被写体が変化した場合に対応することが可能になる。
≪実施例3≫ (実施例3の概念) 図9に示すのは、本実施例の概念を説明するための図である。この図にあるように、本実施例のカメラ機能付電子機器でも実施例2と同様に、第一コントラスト情報(図中(a)のグラフ)と第二コントラスト情報(図中(b)のグラフ)を比較する。そして、その差異が例えば右方向にずれているなど所定の関係である場合、カメラ機能付電子機器の位置が微妙に右に変化したなどと判断する。これは、カメラ機能の中断前と再起動後で手ぶれが起こっていたり、あるいは前回と同じ位置に正確にカメラを構えることができないなどの理由から発生する。そしてこのような場合、本実施例のカメラ機能付電子機器はフォーカスレンズを中断前の合焦フォーカスレンズ位置に復帰させた後、そこから微妙にずれた合焦位置の探索を開始する。このようにして、手ぶれなどによる合焦フォーカスレンズ位置の微妙な変化がおきた場合に、最初から探索を再度開始するよりも早く合焦フォーカスレンズ位置を決定することが可能になる。
(実施例3の構成) 図10に示すのは、本実施例のカメラ機能付電子機器の機能ブロックの一例を表す図である。なお、本実施例のカメラ機能付電子機器は実施例2を基本としているが、実施例2と同様に、実施例1で説明した各機能ブロックである「フォーカスレンズ駆動部」と、「第一信号取得部」と、「デフォルトセット部」と、「合焦フォーカスレンズ位置記憶部」と、「第二信号取得部」と、「復帰部」については図示を省略している。この図にあるように、本実施例のカメラ機能付電子機器(1000)は、実施例2を基本として、「コントラスト履歴情報保持部」(1001)と、「第一コントラスト情報取得部」(1002)と、「第二コントラスト情報取得部」(1003)と、「コントラスト情報比較部」(1004)と、を有している。なお、これらの機能ブロックは実施例2と同様であるのでその説明は省略する。そして、本実施例のカメラ機能付電子機器は、さらに「フォーカス駆動信号出力部」(1005)と、「合焦位置探索開始信号出力手段」(1006)と、をさらに有する。
「フォーカス駆動信号出力部」(1005)は、撮影対象に合焦したフォーカスレンズ位置を探索するために前記フォーカスレンズ駆動部にフォーカスレンズの移動位置を定めるための駆動信号を出力する機能を有する。
そして、コントラスト情報比較部での比較結果が第一コントラスト情報と、第二コントラスト情報とが所定の関係にあるとの比較結果である場合には、前記フォーカスレンズ駆動信号出力部の「合焦位置探索開始信号出力手段」(1006)は、前記合焦フォーカスレンズ位置を始点として撮影対象に合焦したフォーカスレンズ位置を探索し始めるフォーカスレンズ駆動信号を出力する。
「所定の関係」とは、例えば、中断前と再起動後のコントラスト情報が所定の差異内で右方向にずれている関係や、所定の差異内で輝度値が全体的に低くなっている関係などが挙げられる。前者は、前述のように前回位置の正確な再現ができなかった場合や手ぶれなどでカメラ機能付電子機器の位置が右方向にずれた場合などに発生し、後者は、同様にしてカメラ機能付電子機器の位置が前後にずれた場合などに発生すると考えられる。したがって、フォーカスレンズの合焦位置がずれたといってもそれは微調整で修正できる範囲であり、カメラ機能中断前の合焦フォーカスレンズ位置を探索の始点とすることで探索時間を速めることができる。
(実施例3の処理の流れ) 図11に示すのは、本実施例のカメラ機能付電子機器の処理の流れの一例を表すフローチャートである。まず、焦点を合わせるためにフォーカスレンズを駆動する。次に、この図にあるように、被写体に合焦したフォーカスレンズ位置を決定した場合(ステップS1101)、前記ステップS1101で決定されたフォーカスレンズ位置を記憶する(ステップS1102)。そして、ステップS1102で記憶されたフォーカスレンズ位置における第一コントラスト情報を取得する(ステップS1103)。このとき通話機能で着信などが発生すると、第一信号を取得する(ステップS1104)。そして第一信号を取得した場合、フォーカスレンズをデフォルト位置にセットする(ステップS1105)。やがて通話等が終了すると、第二信号を取得する(ステップS1106)。そして第二信号を取得した場合、フォーカスレンズを、ステップS1105でセットしたデフォルト位置から、前記ステップS1102で記憶した合焦フォーカスレンズ位置に復帰する(ステップS1107)。続いて、ステップS1107で復帰した合焦フォーカスレンズ位置における第二コントラスト情報を取得する(ステップS1108)。そして、ステップS1103で取得した第一コントラスト情報と、ステップS1108で取得した第二コントラスト情報とを比較する(ステップS1109)。そしてステップS1109での比較結果が所定の関係にあるとの比較結果の場合には、合焦フォーカスレンズ位置を始点として撮影対象に合焦したフォーカスレンズ位置を探索し始めるフォーカスレンズ駆動信号を出力する(ステップS1110)。
また、もちろん本処理例でも、ステップS1101で新たなフォーカスレンズ位置が決定されない場合の処理の流れは、実施例1で説明した流れと同様である。また、ステップS1109での比較結果が所定の関係に無ければ、例えば被写体が大きく移動したものとして、最初から撮影対象に合焦したフォーカスレンズ位置を探索し始める処理が行われても良い。
(実施例3の効果の簡単な説明) 以上のように、本実施例によって手ぶれなどで微妙な合焦フォーカスレンズ位置の変化が起こった場合に、カメラ機能の中断前の合焦フォーカスレンズ位置を探索の始点とすることができる。したがって、フォーカスレンズ位置の微調整処理などを、最初から探索処理を行うよりも速く行うことが可能になる。
≪実施例4≫ (実施例4の概念) 本実施例のカメラ機能付電子機器はカメラ機能付携帯電話であり、着信があった際にカメラ機能でフォーカスレンズ位置決め実行中である場合に、その位置が決定されるまで着信音の再生やバイブレーション機能の作動、電光部の明滅などの呼出手段を実行しないよう制限するカメラ機能付携帯電話である。
(実施例4の構成) 図12に示すのは、本実施例のカメラ機能付電子機器の機能ブロックの一例を表す図である。なお、本実施例は実施例1から3のいずれか一を基本としているが、図12ではそれらの機能ブロックのうち「第一信号取得部」と、「デフォルトセット部」と、「合焦フォーカスレンズ位置記憶部」と、「第二信号取得部」と、「復帰部」については図示を省略している。この図にあるように、本実施例のカメラ機能付電子機器(1200)は、「フォーカスレンズ駆動部」(1201)と、「着信呼出手段」(1203)を有する「携帯電話機能部」(1202)と、「駆動中判断部」(1204)と、「制限部」(1205)と、をさらに有する。
「フォーカスレンズ駆動部」(1201)は、実施例1で記載済みであるのでその説明は省略する。また「携帯電話機能部」(1202)は、データの送受信手段を含む通話手段や着信手段を有する、所謂一般的な携帯電話の機能を有している。
「着信呼出手段」(1203)は、携帯電話機能部(1202)に含まれる機能であり、着信を利用者に知らせるための機能を有する。例えば、着信音の再生機構やバイブレーション機能の作動機構、電光部の明滅機構などが挙げられる。
「駆動中判断部」(1204)は、フォーカスレンズ駆動部(1201)が、フォーカスレンズを合焦位置に位置決めするために、フォーカスレンズを駆動中であるか判断する機能を有する。この駆動中判断部での判断は、例えばフォーカスレンズ駆動部であるモーターの駆動用のパルス信号を取得して駆動中であると判断したり、またはフォーカスレンズ駆動部を制御する中央演算装置の制御信号に基づいて駆動中か否か判断したりすることが挙げられる。
「制限部」(1205)は、駆動中判断部(1204)での判断結果がフォーカスレンズを合焦位置に位置決めするために駆動中であるとの判断結果である場合には着信呼出手段(1203)の機能を制限する機能を有する。この制御部は、例えば携帯電話の各機能を制御する中央演算装置によって実現され得る。
(実施例4の処理の流れ) 図13に示すのは、本実施例のカメラ機能付電子機器の処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、通話機能で着信などが発生すると、第一信号を取得する(ステップS1301)。そして第一信号を取得した場合、フォーカスレンズを合焦位置に位置決めするために駆動中であるか判断する(ステップS1302)。そして、ステップS1302での判断結果が駆動中であるとの判断結果である場合に、呼出音などの着信呼出手段を制限する(ステップS1303)。また、フォーカスレンズの駆動を続行し、被写体に合焦したフォーカスレンズ位置を決定する(ステップS1304)。そして、前記ステップS1304で決定されたフォーカスレンズ位置を記憶する(ステップS1305)。続いて、ステップS1403での着信呼出手段の制限が解除し(ステップS1306)、フォーカスレンズがデフォルト位置にセットする(ステップS1307)。そして制限の解除により呼出が実行され通話が始まる。やがてその通話が終了すると、第二信号を取得する(ステップS1308)。そして第二信号を取得した場合、フォーカスレンズを、ステップS1307でセットしたデフォルト位置から、前記ステップS1305で記憶した合焦フォーカスレンズ位置に復帰する(ステップS1309)。
またステップS1302における判断結果が駆動中ではないとの判断結果の場合、着信呼出手段を制限、解除するステップS1303、ステップS1306やフォーカスレンズ位置を決定、記憶するステップS1304、ステップS1305の処理は行われない。この場合ステップS1302の判断処理の後、続いてステップS1307のステップであるフォーカスレンズをデフォルトの位置にセットする処理が行われる。なお、この場合には、ステップS1310でフォーカスレンズが復帰される合焦フォーカスレンズ位置は、実施例1で説明した様に、本処理の流れがループしているので、前回の処理の流れにおいて決定、記憶された合焦フォーカスレンズ位置である。
(実施例4の効果の簡単な説明) 以上のように、本実施例のカメラ機能付電子機器によって撮影対象に合焦したフォーカスレンズ位置が決定されるまで着信呼出を制限することができる。そして、カメラ機能の再起動後にフォーカスレンズがそのフォーカスレンズ位置に復帰するので、合焦位置探索中に着信場合でもそれまでの合焦位置決定のためのデータを無駄にせず、決定処理を速く行うことが可能になる。
実施例1のカメラ機能付電子機器の合焦の概念を説明するための図 実施例1のカメラ機能付電子機器の機能ブロックの一例を表す図 実施例1の第一信号取得部とデフォルトセット部の機能を説明するための概略図 実施例1のカメラ機能付電子機器の処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例2のカメラ機能付電子機器の概念を説明するための図 実施例2のカメラ機能付電子機器の機能ブロックの一例を表す図 実施例2のカメラ機能付電子機器のコントラスト情報比較部での比較について説明するための図 実施例2のカメラ機能付電子機器の処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例3のカメラ機能付電子機器の概念を説明するための図 実施例3のカメラ機能付電子機器の機能ブロックの一例を表す図 実施例3のカメラ機能付電子機器の処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例4のカメラ機能付電子機器の機能ブロックの一例を表す図 実施例4のカメラ機能付電子機器の処理の流れの一例を表すフローチャート
符号の説明
0200 カメラ機能付電子機器
0201 フォーカスレンズ駆動部
0202 第一信号取得部
0203 デフォルトセット部
0204 合焦フォーカスレンズ位置記憶部
0205 第二信号取得部
0206 復帰部

Claims (4)

  1. フォーカスレンズ駆動部と、
    前記フォーカスレンズ駆動部でのフォーカスレンズの駆動を制御するための信号である第一信号を取得する第一信号取得部と、
    前記第一信号取得部で取得した第一信号に基づいてフォーカスレンズをデフォルト位置にセットするデフォルトセット部と、
    前記第一信号取得部が第一信号を取得する直前のフォーカスレンズの位置である合焦フォーカスレンズ位置を記憶する合焦フォーカスレンズ位置記憶部と、
    前記フォーカスレンズ駆動部でのフォーカスレンズの駆動を制御するための信号である第二信号を取得する第二信号取得部と、
    前記第二信号取得部で取得した第二信号に基づいてフォーカスレンズを、前記デフォルト位置から、前記合焦フォーカスレンズ位置記憶部に記憶された合焦フォーカスレンズ位置に復帰する復帰部と、
    を有するカメラ機能付電子機器。
  2. フォーカスレンズ位置に関連付けてコントラスト情報の履歴であるコントラスト履歴情報を保持するコントラスト履歴情報保持部と、
    前記コントラスト履歴情報保持部から、前記第一信号を取得する直前の合焦フォーカスレンズ位置に関連付けられたコントラスト情報である第一コントラスト情報を取得する第一コントラスト情報取得部と、
    前記コントラスト履歴情報保持部から、前記第二信号を取得することで復帰した合焦フォーカスレンズ位置に関連付けられたコントラスト情報である第二コントラスト情報を取得する第二コントラスト情報取得部と、
    前記第一コントラスト情報取得部が取得した第一コントラスト情報と、前記第二コントラスト情報取得部が取得した第二コントラスト情報とを比較するコントラスト情報比較部と、
    をさらに有する請求項1に記載のカメラ機能付電子機器。
  3. 撮影対象に合焦したフォーカスレンズ位置を探索するために前記フォーカスレンズ駆動部にフォーカスレンズの移動位置を定めるための駆動信号を出力するフォーカスレンズ駆動信号出力部を有し、
    前記コントラスト情報比較部での比較結果が第一コントラスト情報と、第二コントラスト情報とが所定の関係にあるとの比較結果である場合には、前記フォーカスレンズ駆動信号出力部は、前記合焦フォーカスレンズ位置を始点として撮影対象に合焦したフォーカスレンズ位置を探索し始めるフォーカスレンズ駆動信号を出力する合焦位置探索開始信号出力手段を有する
    請求項2に記載のカメラ機能付電子機器。
  4. 着信呼出手段を有する携帯電話機能部と、
    前記フォーカスレンズ駆動部が、フォーカスレンズを合焦位置に位置決めするために、フォーカスレンズを駆動中であるか判断する駆動中判断部と、
    前記駆動中判断部での判断結果がフォーカスレンズを合焦位置に位置決めするために駆動中であるとの判断結果である場合には前記着信呼出手段の機能を制限する制限部と、
    を有する請求項1から3のいずれか一に記載のカメラ機能付電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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