JP2005154039A - ゴミ処理設備のゴミ搬入装置およびゴミ搬入方法 - Google Patents

ゴミ処理設備のゴミ搬入装置およびゴミ搬入方法 Download PDF

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清久 吉田
Hideji Ito
秀次 伊東
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Abstract

【課題】 安全かつ確実にゴミのチェックおよび仕分けを行うことができ、ゴミの搬入効率の高いゴミ搬入装置および搬入方法を提供することである。
【解決手段】 ゴミ処理設備のゴミ搬入装置において、ゴミ搬入車(10)をその上に支持するプラットフォーム(2)と、前記ゴミ搬入車からゴミピット(1)にゴミを搬送するベルトコンベア(4)と、を備え、前記ベルトコンベアを、前記プラットフォームよりも低い位置で、かつ前記プラットフォームから前記ゴミピットにわたって設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴミ処理設備のゴミ搬入装置およびゴミ搬入方法に関する。
ゴミ収集車により回収されてきたゴミを、ゴミ清掃工場(ゴミ処理施設)のゴミピットに収集する方法として、例えば、図2に示すものがある。この方法は、ゴミ収集車10をゴミピット1近傍まで移動させた後、ゴミ収集車10の荷台に備え付けられたゴミ収容タンク11をダンプ(傾動)させることによって、ゴミ収容タンク11内のゴミをゴミピット1に直接投入するものである。
また、他の方法として、例えば、図3に示すものがある。この方法は、ゴミ収容タンク11内のゴミを、直接ゴミピット1に投入するのではなく、一旦ダンピングボックス13内に蓄えてから、ゴミピット1へと投入するものである。ダンビングボックス13は、ゴミピット1とゴミ収集車10との間にダンプ自在に設置される。このため、ダンピングボックス13の基端側には、ダンピングボックス13をダンプさせるための横軸14及び油圧シリンダ等の駆動装置5が設けられる。
ゴミ収集車10のゴミを一旦ダンピングボックス13に蓄える理由は、ゴミピット1にゴミを投入する前に、ダンピングボックス13において、不法投棄等の不正ゴミを取り除くといったゴミの仕分け作業を行うためである。
ゴミ収集車10は、同図に示すように、後ろ向きでダンピングボックス13に近付き、スロープ16を乗り上げてダンピングボックス13内に進出した後、除々にゴミを落下させながら前進する。
ダンピングボックス13に投入されたゴミは、作業者によって危険物、不正ゴミ等が取り除かれた後、ダンピングボックス13からゴミピット1へと投入される。
特開平10−101203号公報
ゴミ収集車10によって回収されてきたゴミの中から、不正ゴミ等を取り除く必要がある場合には、図3に示すようにゴミ収集車10とゴミピット1との間にダンピングボックス13等のゴミの仕分け作業ができる領域を設ける必要がある。ところが、作業者にとって、ダンピングボックス13内の作業は困難を伴うとともに、ダンピングボックス13内は作業者にとって決して良い環境とは言えない。
また、ダンピングボックス13はゴミピット1に向かってダンプするような構成となっているため、作業者がゴミピット1内に落下しないような対策が必要となる。
さらに、通常ダンピングボックス13はサイズが大きく、重量も嵩むため、装置全体が大型化してしまう。
そしてさらに、ゴミ収容タンク11内のゴミをダンピングボックス13に排出する際に、ダンピングボックス13内にゴミを万遍なく敷き詰めるために、一定量ずつゴミを排出させなければならない。そのために、ゴミ収集車10をダンピングボックス13内で除々に前進させながらゴミを排出させる必要があり、効率が悪いうえに手間がかかるという問題点もある。
そこで、本発明では、安全かつ確実で、しかも容易に不正ゴミ等のチェックおよび仕分け作業が行えるとともに、ゴミの搬送効率の高いゴミ搬入装置および搬入方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るゴミ搬入装置は、ゴミ処理設備のゴミ搬入装置において、ゴミ収集車を支持するプラットホームと、前記ゴミ収集車から排出されるゴミをゴミピットに搬送するベルトコンベアとを備え、前記ベルトコンベアを、前記プラットホームよりも低い位置で、かつ、前記プラットホームから前記ゴミピットにわたって設けたことを特徴とする。
この発明では、ゴミ収集車を所定位置に配置および支持するためにゴミ処理施設に設けられたゴミピット近傍にプラットホームが設けられる。プラットホームとゴミピットの間には、ゴミ収集車から排出されるゴミを搬送するためのベルトコンベアが設置される。ベルトコンベアはプラットホームからゴミピットにわたって設けられ、ベルトコンベア上を搬送されるゴミはそのままゴミピットに投入されるようになっている。また、ベルトコンベアの搬送面は、プラットホームよりも若干低い位置に設置される。
ゴミ収集車からのゴミはゴミピットに投入される前に、ベルトコンベア上に排出されるが、このとき、ゴミ収集車からのゴミの排出とともに、ベルトコンベアを駆動させる。これにより、ゴミ収集車をいちいち移動させることなしに、ゴミをベルトコンベア上に万遍なく敷き詰めることができる。さらにベルトコンベア上にゴミを敷き詰めた後、ベルトコンベアを停止させれば、ベルトコンベア上でゴミのチェックおよび仕分け作業を行うことができる。ゴミのチェックおよび仕分け作業が完了したら、再びベルトコンベアを駆動すれば、ゴミはそのままゴミピットに投入される。
このように、本発明によれば、ゴミの敷き詰め作業、ゴミのチェック仕分け作業、ゴミの投入作業が効率よく、しかも容易に行えるようになる。
また、本発明に係るゴミ搬入方法は、ゴミ収集車を支持するゴミ処理設備内のプラットホームと、前記ゴミ収集車から排出されるゴミをゴミピットに搬送するベルトコンベアとを備えたゴミ搬入装置を用いたゴミ搬入方法において、前記ゴミ収集車を、前記ゴミ収集車のゴミ排出口が前記ベルトコンベアに向くように前記プラットホーム上に停止させるステップと、前記ベルトコンベアを運転させつつ、前記ゴミ収集車内のゴミを前記ベルトコンベア上に連続的に排出するステップと、前記ベルトコンベア上のゴミ内容物のチェック及び仕分け作業のために、前記ベルトコンベア上のゴミが前記ゴミピットに落ちる前に、一旦ベルトコンベアを停止するステップと、ゴミ内容物のチェック及び仕分け作業の完了後、前記ベルトコンベアの運転を再開し、前記ベルトコンベア.Eのゴミを前記ゴミピットに投入するステップとからなる。
この発明は、プラットホームとゴミピットとの間にゴミ搬送用のベルトコンベアを設けたゴミ搬入装置を用いたゴミ搬入方法に関するものである。先ず、ゴミ収集車を、ゴミ収集車のゴミ排出口(ハッチ)がベルトコンベアに向くようにプラットホームの所定位置に停止させる。ハッチが後方に配置された一般的なゴミ収集車の場合、ゴミ収集車は、プラットホーム上をベルトコンベアに向かって後進する。
次に、ゴミ収集車内のゴミをベルトコンベア上に排出するが、このとき、ベルトコンベアを運転させつつ、ゴミ収集車のゴミ収容タンクのダンプ角度を調整して、排出ゴミをベルトコンベア上に万遍なく敷き詰める。
排出ゴミをベルトコンベア上に万遍なく敷き詰めた後、ベルトコンベアを一且停止させて、ベルトコンベア上でゴミのチェックおよび仕分け作業を行う。次に、ゴミのチェックおよび仕分け作業が完了したら、再び、ベルトコンベアを駆動して、ベルトコンベア上のゴミをゴミピットに投入する。
以上の方法により、ゴミの敷き詰め作業、ゴミのチェック仕分け作業、ゴミの投入作業が効率よく、しかも容易に行えるようになる。
本発明に係るゴミ搬入装置によれば、ゴミ処理設備のゴミ搬入装置において、ゴミ収集車を支持するプラットホームと、前記ゴミ収集車から排出されるゴミをゴミピットに搬送するベルトコンベアとを備え、前記ベルトコンベアを、前記プラットホームよりも低い位置で、かつ、前記プラットホームから前記ゴミピットにわたって設けたので、ゴミを効率よく、しかも確実にゴミピットに投入することができる。また、ベルトコンベア上でゴミのチェックおよび仕分け作業が行えるので、作業環境も向上し、さらに、ゴミの仕分け作業が容易となる。さらにまた、ゴミ収集車からのゴミをベルトコンベアによって順次ゴミピット方向に送り出すことができるので、従来のようにゴミを蓄積するための大型のダンピングボックスが不要となり、装置の小型化が可能となる。
また、本発明に係るゴミ搬入方法は、ゴミ収集車を支持するゴミ処理設備内のプラットホームと、前記ゴミ収集車から排出されるゴミをゴミピットに搬送するベルトコンベアとを備えたゴミ搬入装置を用いたゴミ搬入方法において、前記ゴミ収集車を前記ゴミ収集車のゴミ排出口が前記ベルトコンベアに向くように前記プラットホーム上に停止させるステップと、前記ベルトコンベアを運転させつつ、前記ゴミ収集車内のゴミを前記ベルトコンベア上に連続的に排出するステップと、前記ベルトコンベア上のゴミ内容物のチェック及び仕分け作業のために、前記ベルトコンベア上のゴミが前記ゴミピットに落ちる前に、一旦ベルトコンベアを停止するステップと、ゴミ内容物のチェック及び仕分け作業の完了後、前記ベルトコンベアの運転を再開し、前記ベルトコンベア上のゴミを前記ゴミピットに投入するステップとからなるので、ゴミを効率よく、しかも確実にゴミピットに投入することができる。また、ベルトコンベア上でゴミのチェックおよび仕分け作業が行えるので、作業環境も向上し、さらに、ゴミの仕分け作業が容易となる。さらにまた、ゴミ収集車を停止させたたまま、ベルトコンベアのみを駆動させることによって、ゴミを連続的にベルトコンベア上に排出することができるので、従来のダンピングボックスを用いた場合のように、ゴミ収集車を除々に移動させながら複数同にわたってゴミを排出する必要がなくなり、ゴミの搬入効率を高めることができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1の(A)、(B)、(C)は本発明に係るゴミ搬入装置を示す。
このゴミ搬入装置は、図1の(A)に示すように、ゴミ収集車10を支持するプラットホーム2と、ゴミ収集車10から排出されるゴミをゴミピット1に搬送するベルトコンベア3と、ベルトコンベア3を駆動する電動モータ3c等から構成される。
プラットホーム2はゴミ収集車10が進入してくる部分である。したがって、プラットホーム2のベルトコンベア3側端部に車止め2bを設け(図1の(C)参照)、これにより、ゴミ収集申10がベルトコンベア3に向かって後進したときに、ゴミ収集車10が車止め2bによって所定位置に停止できるようになっている。すなわち、この車止め2bがゴミ収集車10の後方位置決めを補助するとともに、ゴミ収集車10がプラットホーム2から落下するのを防止する。
なお、本実施の形態では、ゴミ収集車10の左右の車輪に対応する2つの車止め2bがそれぞれ設けられているが、これに限らず、左右の車輪を止められるゴミ収集車10のトレッド幅以上の長い1つの車止めを用いてもよい。
プラットホーム2とゴミピット1との間には、ベルトコンベア3を設置するための底床部2aが設けられている。底床部2aはプラットホーム2よりも低く掘り下げられた長方の凹部であり、この底床部2aにベルトコンベア3を設置することによって、プラットホーム2に対するベルトコンベア3の上面(搬送面)高さを調整できるようになっている。
底床部2aには、ベルトコンベア3を支持する支柱が複数本設けられており、この支柱上にベルトコンベア3が設置される。
ところで、本実施の形態では、ゴミが搬送されるベルトコンベア3の搬送面がプラットホーム2の上面と略同一高さに設定されているが、これに限るのものではなく、支柱の高さを調整することによって、ベルトコンベア3の搬送面がプラットホーム2の上面よりも若干高く設定されるようにしてもいいし、低く設定されるようにてもいい。
低床部2aの長手方向(奥行き)はプラットホーム2の下部まで掘り下げられている。したがって、プラットホーム2の一部はその下が低床部2aによる下部空間となっている。そして、ベルトコンベア3の一部、すなわち、ベルトコンベア3の端部3aから所定部分まではこの下部空間内に設置される。
これにより、プラットホーム2の端部からベルトコンベア3の搬送面にかけて段差や隙間を生じさせることなく連続的な面(プラットホーム2の上面からベルトコンベア3の搬送面にかけて連続的な面)を構成し、ゴミを確実かつスムーズに搬送することができる。ベルトコンベア3は、両端3a、3bのベルト車の間に幅広の無端環状のベルトを循環させる連続式運搬機械である。
ベルト幅は、ゴミを確実に搬送するため、及び周囲へのゴミの散乱を防止するため、ゴミ収容タンク11のハッチ12の幅よりも大きく設定される。ただし、ゴミの種類によっては、あるいは、ゴミの散乱度合いを許容できる範囲内で、ベルト幅をハッチ12よりも狭く設定してもよい。
なお、ベルトはゴム層で保護された帆布、あるいは鋼線を用いるのが一般的であるが、これに限定されるものではない。
さらに、ベルトコンベア3はベルトコンベア3の下部に設けられた電動モータ3cによって駆動される。ベルトコンベア3の両端部3a、3bは、搬送面からベルト車回りにかけて斜め下方向に若干傾斜している。これにより、ベルトコンベア3のプラットホーム2側の端部3aはプラットホーム2の下部空間に適切に収まるとともに、ベルトコンベア3の搬送面はプラットホーム2の上面と面一に構成することができる。
一方、ゴミピット1側の端部3bはゴミピット1の入口であるバンカーゲート5の開口部6に近接する位置まで延びている。そして、この端部3bも下方に傾斜しているので、ゴミピット1へのゴミの投入をよりスムーズに行うことができる。ゴミピット1には、安全柵であるバンカーゲート5が設けられている。バンカーゲート5は、図1の(B)に示すように、両端の支柱を支点として中央部から開口する開口部6を有する。
そして、ゴミをゴミピット1に投入する際に、この開口部6が開口し、それ以外の場合は、開口部6を閉鎖している。これにより、誤って不正ゴミがゴミピット1に投入するのを、あるいは、作業員がゴミピット1に落下するのを防止する。
なお、開口部6は作業員が任意の時に、手動あるいは所定の開口駆動装置を用いて開口できるようにしてもよいが、例えば、ベルトコンベア3の駆動(回転)に連動して開口するようにしてもよい。この場合、ベルトコンベア3が停止しているときは、開口部6が閉じられており、ベルトコンベア3が回転し始めると、これに伴って開口部6が開口するようにしてもよい。こうすることで、ゴミの投入作業が効率良く行われるようになる。
また、バンカーゲート5は金網で構成されるものの他、鉄製の平板でもよい。さらに、本実施の形態では、バンカーゲート5の開口部6は、いわゆる観音開きとなっているが、これに限らず、上下方向に開口するものでもよいし、両開きではなく、片開きであってもよい。
また、開口部6はバンカーゲート5の全面が開口するようになっているが、バンカーゲート5の一部が開口するようにしてもよい。
次に、本発明に係るゴミ搬入装置におけるゴミ搬送方法について説明する。本発明に係るゴミ搬送方法は、プラットホーム2上を(ハッチ12がベルトコンベア3に向くように)後進してきたゴミ収集車10がプラットホーム2に設けられた車止め2bによって所定の停止位置で停止するステップと、ベルトコンベア3を運転させつつ、ゴミ収集車10内のゴミをベルトコンベア3上に連続的に排出するステップと、ベルトコンベア3上のゴミ内容物のチェック及び仕分けを行うために、ベルトコンベア3上のゴミをゴミピット1に投下する前に、一旦ベルトコンベア3を停止させるステップと、ゴミ内容物のチェックおよび仕分け作業の完了後、ベルトコンベア3の運転を再開し、ベルトコンベア3上のゴミをゴミピット1に投下するステップとからなる。
ゴミ収集車10がプラットホーム2上の所定の位置で停止するステップは、先ず、ゴミの回収を完了したゴミ収集車10がプラットホーム2内に後ろ向きで進入してくる。そして、ゴミ収集車10が所定位置まで後進すると、ゴミ収集車10の後輪がプラットホーム2上に設けられた車止め2bに当接する。これにより、運転手はゴミ収集車10の停車位置を確認し、その位置にゴミ収集車10を停止させることができる。
車止め2bは、プラットホーム2のベルトコンベア3側端部に設置されているので、この位置でゴミ収容タンク11をダンプさせれば、ゴミ収容タンク11内のゴミはベルトコンベア3の搬送面上にちょうど投下されるようになっている。
次に、ゴミ収集車10内のゴミをベルトコンベア3上に連続的に排出するステップは、先ず、ゴミ収集車10が車止め2bによって前記所定位置に停止したら、ベルトコンベア3を運転する。そして、ゴミ収容タンク11のダンプ及びハッチ12の開口を行って、ゴミをベルトコンベア3上に連続的に排出する。ここで、ゴミ収容タンク11のダンプ角度を調節して、少量のゴミを連続的にベルトコンベア3上に排出するようにして、ゴミ内容物のチェック及び仕分け作業がやり易いようにする。
ゴミ内容物のチェック及び仕分け作業を行うステップは、ベルトコンベア3上にゴミがある程度蓄積されたら、一旦ベルトコンベア3を停止させる。そして、ベルトコンベア3上のゴミ内容物のチェックおよび仕分け作業を行う。このとき、ベルトコンベア3上のゴミの中に例えば不法投棄等された不正ゴミ等があれば取り除く。
なお、ゴミ内容物の仕分け作業はベルトコンベア3を一旦停止して行うが、必ずしもこれに限る必要はなく、可能であれば、ベルトコンベア3を極めてゆっくり運転させつつ、ゴミの仕分け作業を行ってもよい(この場合、順次送られてくるゴミを作業者がチェックするようになる。)。ベルトコンベア3を停止させない分、作業効率が向上する。
最後に、ベルトコンベア3上のゴミをゴミピット1に投入するステップは、前記ゴミの仕分け作業が完了すると、ベルトコンベア3の運転を再開するとともに、ゴミピット1のバンカーゲート5を開口して、ベルトコンベア3上のゴミをゴミピット1に投下する。
本発明では、以上のステップを繰り返すことによって、ゴミの搬入作業を行うものである。本発明に係るゴミ搬入装置およびゴミ搬入方法によれば、ゴミ内容物のチェックおよび仕分け作業がベルトコンベア3上で行えるので、作業環境も向上し、しかも、容易にチェックおよび仕分け作業が行えるようになる。また、ベルトコンベア3上にゴミを薄く均等に積載するので、不法投棄されたゴミなどを容易に発見でき、確実に取り除くことができる。
また、以上のように、ベルトコンベア3上でゴミのチェックおよび仕分け作業を行い、かつ、ゴミ収集車10からのゴミをベルトコンベア3によって順次ゴミピット1方向に送り出すことができるので、従来のようにゴミを蓄積するための大型のダンピングボックス3が不要となり、装置の小型化が可能となる。さらにまた、ゴミ収集単10を停止させたまま、ゴミを連続的にベルトコンベア3上に排出することができるので、従来のダンピングボックス13を用いた場合のように、ゴミ収集車10を除々に移動させながら複数回にわたってゴミを排出する必要がなくなり、ゴミの搬入効率を高めることができる。
本発明は、ゴミピットにゴミを投入する前に、ゴミ内容物のチェックおよび仕分け作業を行う必要のあるゴミ処理設備のゴミ搬入装置およびゴミ搬入方法に適用できる。
本発明に係るゴミ搬入装置を示し、(A)は側面図、(B)は平面図、(C)は断面図である。 従来技術のゴミ搬入装置を示す図である。 従来技術のゴミ搬入装置を示す図である。
符号の説明
1 ゴミピット
2 プラットホーム
2a 底床部
2b 車止め
3 ベルトコンベア
3a ベルトコンベアのプラットホーム側端部
3b ベルトコンベアのゴミピット側端部
3c 電動モータ
5 バンカーゲート
6 開口部
10 ゴミ収集車
11 ゴミ収容タンク
12 ハッチ

Claims (2)

  1. ゴミ処理設備のゴミ搬入装置において、
    ゴミ収集車を支持するプラットホームと、
    前記ゴミ収集車から排出されるゴミをゴミピットに搬送するベルトコンベアと、を備え、
    前記ベルトコンベアを、前記プラットホームよりも低い位置で、かつ、前記プラットホームから前記ゴミピットにわたって設けたことを特徴とするゴミ搬入装置。
  2. ゴミ収集車を支持するゴミ処理設備内のプラットホームと、
    前記ゴミ収集車から排出されるゴミをゴミピットに搬送するベルトコンベアと、を備えたゴミ搬入装置を用いたゴミ搬入方法において、
    前記ゴミ収集車を、前記ゴミ収集車のゴミ排出口が前記ベルトコンベアに向くように前記プラットホーム上に停止させるステップと、
    前記ベルトコンベアを運転させつつ、前記ゴミ収集車内のゴミを前記ベルトコンベア上に連続的に排出するステップと、
    前記ベルトコンベア上のゴミ内容物のチェック及び仕分け作業のために、前記ベルトコンベア上のゴミが前記ゴミピットに落ちる前に、一旦ベルトコンベアを停止するステップと、
    ゴミ内容物のチェック及び仕分け作業の完了後、前記ベルトコンベアの運転を再開し、前記ベルトコンベア上のゴミを前記ゴミピットに投入するステップと、
    からなるゴミ搬入方法。
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