JP2005153797A - 自動車用サンシェード - Google Patents

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泰久 葛谷
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Abstract

【課題】 確実に日差しを遮ることができる自動車用サンシェードを提供することを課題とする。
【解決手段】 自動車用サンシェード1は、上縁から下縁80に向かう方向に拡幅する窓8を覆う自動車用サンシェード1であって、上縁付近に配置される基部と、基部に対し回転可能に枢支される巻き取り軸3と、一端が巻き取り軸3に止着され、巻き取り軸3に巻回される収容位置と、巻き取り軸3から下方に引き出される使用位置と、を切り替え可能であって、収容位置から使用位置への切り替え時に拡幅する拡幅部42を持つシェード本体4と、を備えてなることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば、フロントウィンドウから車室内に差し込む日差しを遮る自動車用サンシェードに関する。
自動車用サンシェードは、例えば、駐車時などにおいて、フロントウィンドウから車室内に差し込む日差しを遮るために用いられる。従来から、脱着式の自動車用サンシェードがよく用いられている。この自動車用サンシェードは、四隅に吸盤を持つ矩形板状を呈している。この自動車用サンシェードは、吸盤をガラス内面に吸着させることで、ウィンドウガラスに取り付けられる。
ところが、脱着式の自動車用サンシェードを用いると、不使用時の収容場所に困る。そこで、特許文献1には、インストルメントパネル一体型の自動車用サンシェードが紹介されている。同文献記載の自動車用サンシェードは、伸縮可能な蛇腹状を呈している。この自動車用サンシェードの一端は、インストルメントパネル上面に固定されている。日差しを遮る場合、搭乗者は、自動車用サンシェードの他端を把持し、ウィンドウガラス内面に沿って、上方に伸張させる。そして、他端を、フロントウィンドウ上縁付近に配置されたサンバイザに係止する。同文献記載の自動車用サンシェードは、不使用時において、インストルメントパネル上面に折り畳み収容される。このため、収容場所に困ることがない。
特開平8−48144号公報
ところで、自動車のフロントウィンドウは、上縁から下縁に向かう方向に拡幅する略台形状を呈している。これに対し、同文献記載の自動車用サンシェードは、伸張時において、上縁および下縁の幅がほぼ等しい略矩形状を呈している。このため、自動車用サンシェードは、フロントウィンドウの全面を覆うことができない。したがって、フロントウィンドウと自動車用サンシェードとの間に隙間が発生してしまう。そして、この隙間を介して、日差しが車室内に入り込んでしまう。このように、同文献記載の自動車用サンシェードによると、日差しを完全に遮ることができない。
本発明の自動車用サンシェードは、上記課題に鑑みて完成されたものである。したがって、本発明は、確実に日差しを遮ることができる自動車用サンシェードを提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決するため、本発明の自動車用サンシェードは、上縁から下縁に向かう方向に拡幅する窓を覆う自動車用サンシェードであって、該上縁付近に配置される基部と、該基部に対し回転可能に枢支される巻き取り軸と、一端が該巻き取り軸に止着され、該巻き取り軸に巻回される収容位置と、該巻き取り軸から下方に引き出される使用位置と、を切り替え可能であって、該収容位置から該使用位置への切り替え時に拡幅する拡幅部を持つシェード本体と、を備えてなることを特徴とする。
シェード本体は拡幅部を有している。拡幅部の幅は、シェード本体を収容位置から使用位置に切り替える際、つまりシェード本体を下方に引き出す際に、拡張される。このため、使用位置において、窓とシェード本体との間に隙間が発生するおそれが小さい。すなわち、シェード本体は、窓の略全面を覆うことができる。したがって、本発明の自動車用サンシェードによると、確実に日差しを遮ることができる。
(2)好ましくは、前記巻き取り軸は、軸方向両端部に向かう方向に拡径するテーパ巻き取り軸である構成とする方がよい。こうすると、軸方向中央部にシェード本体を畳んで収容しやすい。
(3)好ましくは、上記(2)の構成において、前記テーパ巻き取り軸の軸方向中央部には、前記収容位置において前記拡幅部を収容する収容部が区画されている構成とする方がよい。本構成によると、収容位置において、拡幅部が収容部に収容される。このため、収容位置において、拡幅部が嵩張るおそれが小さい。
(4)好ましくは、前記巻き取り軸は、軸方向に直列に並ぶ一対の軸分割体からなり、一対の該軸分割体は、軸方向中央部から軸方向端部に向かう方向に、上昇するように屈折して配置されている構成とする方がよい。
一対の軸分割体は、上方に開口する「く」字状に配置されている。シェード本体において、一方の軸分割体から引き出される部位は、この軸分割体に近接する窓の幅方向一縁に沿って、下方に展開される。これに対し、他方の軸分割体から引き出される部位も、同様に、この軸分割体に近接する窓の幅方向他縁に沿って、下方に展開される。ここで、窓の幅方向一縁と他縁とは末広がり状に、言い換えると「八」字状に配置されている。このため、シェード本体は、幅方向に広がりながら、下方に引き出される。したがって、本構成によると、シェード本体を下方に引き出すだけで、拡幅部を広げることができる。
(5)好ましくは、上記(4)の構成において、前記軸方向中央部には、前記収容位置において前記拡幅部を収容する分割体間収容部が区画されている構成とする方がよい。本構成によると、収容位置において、拡幅部が分割体間収容部に収容される。このため、収容位置において、拡幅部が嵩張るおそれが小さい。
(6)好ましくは、前記下縁付近には、窓側係合部が配置され、前記シェード本体の他端には、シェード側係合部が配置され、該シェード側係合部が該窓側係合部に係止されることにより、前記シェード本体は前記使用位置に保持される構成とする方がよい。
本構成によると、例えば、巻き取り軸と基部との間に介装された回転ストッパや、シェード本体に装着されたウェイトなどにより、シェード本体を使用位置に保持する場合と比較して、構造が簡単で済む。また、窓が垂直方向(重力方向)に延びていない場合であっても、窓ガラスの内面に沿ってシェード本体を展開させることができる。
(7)好ましくは、前記巻き取り軸と前記基部との間は、前記シェード本体を巻き取る方向に、該巻き取り軸を付勢する付勢部材が介装されている構成とする方がよい。本構成によると、使用位置から収容位置への切り替えを、付勢部材の付勢力により行うことができる。また、使用位置において、付勢部材の付勢力により、シェード本体の弛みを抑制することができる。
(8)好ましくは、前記拡幅部は、前記収容位置において、蛇腹状に畳まれた状態で収容される蛇腹拡幅部である構成とする方がよい。本構成によると、収容位置においては、比較的密に蛇腹拡幅部を収容することができる。したがって、蛇腹拡幅部が嵩張るおそれが小さい。また、蛇腹形状を有する本構成の蛇腹拡幅部は、変形の再現性が高い。このため、例えば使用位置から収容位置への切り替えの際、蛇腹拡幅部が巻き取り軸に噛み込まれるおそれが小さい。つまり、本構成によると、比較的スムーズに、使用位置と収容位置とを切り替えることができる。
(9)好ましくは、前記基部は、車室内天井に配置されるオーバーヘッドコンソールである構成とする方がよい。つまり、本構成は、オーバーヘッドコンソールと自動車用サンシェードとを一体化するものである。本構成によると、オーバーヘッドコンソールと自動車用サンシェードとを別々に配置する場合と比較して、部品点数が少なくて済む。
本発明の自動車用サンシェードによると、確実に日差しを遮ることができる。
以下、本発明の自動車用サンシェードの実施の形態について説明する。
(1)第一実施形態
まず、本実施形態の自動車用サンシェードの構成について説明する。図1に、本実施形態の自動車用サンシェードの取り付け図を示す。図2に、同自動車用サンシェードの合体図を示す。図3に、同自動車用サンシェードの分解図を示す。なお、これらの図に示すのは、シェード本体がテーパ巻き取り軸に巻回されている収容位置である。
これらの図に示すように、自動車用サンシェード1は、オーバーヘッドコンソール2とテーパ巻き取り軸3とシェード本体4とを備えている。オーバーヘッドコンソール2は、樹脂製であって車幅方向に延びる板状を呈している。オーバーヘッドコンソール2は、車室内天井9の前端部に、スクリュー23などにより、固定されている。また、オーバーヘッドコンソール2は、フロントウィンドウ8の上縁に近接して配置されている。フロントウィンドウ8は、本発明の窓に含まれる。
フロントウィンドウ8は、上縁から下縁に向かう方向に拡幅する略台形状を呈している。インストルメントパネル(図略)の車幅方向中央において、フロントウィンドウ8の下縁と近接する部位には、フック状の窓側係合部(図略)が配置されている。フロントウィンドウ8には、ウィンドウガラス82がはめ込まれている。
オーバーヘッドコンソール2の車幅方向中央部には、室内灯20が配置されている。室内灯20の前方には、ルームミラー21が配置されている。室内灯20を挟んで、車幅方向両側には、一対のサンバイザー22が配置されている。サンバイザー22は、前方に展開可能である。オーバーヘッドコンソール2の後縁には、シェード収容室24が区画されている。シェード収容室24の車幅方向両壁には、コンソール側枢支孔240が穿設されている。
テーパ巻き取り軸3は、樹脂製であって車幅方向に延びるパイプ状を呈している。テーパ巻き取り軸3は、一対のテーパ筒部30と連結筒部31とを備えている。テーパ筒部30の外周面は、軸方向端部に向かう方向つまり車幅方向端部に向かう方向に、徐々に拡径している。すなわち、テーパ筒部30の側端面300の外周径は、中央端面301の外周径よりも、大きく設定されている。連結筒部31は、同径円筒状を呈している。連結筒部31の外周径は、中央端面301の外周径よりも、小さく設定されている。連結筒部31は、一対のテーパ筒部30の中央端面301同士を連結している。連結筒部31の外周面外側には、収容部310が区画されている。側端面300中央には、軸側枢支孔302が穿設されている。軸側枢支孔302と前記コンソール側枢支孔240とは、車幅方向に直列に並んでいる。これら両孔には、コンソール側枢支孔240側からスクリュー25が挿通されている。すなわち、スクリュー25により、テーパ巻き取り軸3は、オーバーヘッドコンソール2に対し、回転可能に枢支されている。テーパ巻き取り軸3とオーバーヘッドコンソール2との間には、スプリング(図略)が介装されている。スプリングは、本発明の付勢部材に含まれる。スプリングは、テーパ巻き取り軸3を、後述するシェード本体4を巻き取る方向に付勢している。
シェード本体4は、黒色の樹脂製であって薄い帆布状を呈している。シェード本体4の一端は、テーパ巻き取り軸3の一対のテーパ筒部30外周面に、止着されている。一方、シェード本体4の他端40には、樹脂製であって矩形枠状のシェード側係合部41が配置されている。シェード本体4の車幅方向中央部には、蛇腹形状を有する蛇腹拡幅部(図略)が形成されている。
次に、本実施形態の自動車用サンシェードの収容位置から使用位置に切り替える場合の動きについて説明する。図4に、本実施形態の自動車用サンシェードを車両前方から見た場合の模式正面図を示す。(a)は収容位置を、(b)は使用位置を、それぞれ示す。なお、オーバーヘッドコンソールは省略して示す。また、図5に、同自動車用サンシェードの模式側面図を示す。(a)は収容位置を、(b)は使用位置を、それぞれ示す。
図4(a)、図5(a)に示すように、収容位置においては、シェード本体4は、スプリングの付勢力により、テーパ巻き取り軸3に巻回されている。また、シェード本体4の蛇腹拡幅部42は、連結筒部31外側の収容部310に、蛇腹形状の山部、谷部が折り畳まれた状態で、収容されている。搭乗者がシェード側係合部41を把持し、図中白抜き矢印で示すように下前方に引くと、スプリングの付勢力に抗して、シェード本体4が下前方に引き出される。
インストルメントパネル7の車幅方向中央において、フロントウィンドウ8の下縁80と近接する部位には、フック状の窓側係合部70が配置されている。図4(b)、図5(b)に示すように、搭乗者が、シェード側係合部41を、この窓側係合部70に係止することにより、収容位置から使用位置への切り替えが完了する。
次に、本実施形態の自動車用サンシェードの効果について説明する。本実施形態の自動車用サンシェード1のシェード本体4は、蛇腹拡幅部42を有している。蛇腹拡幅部42の幅は、シェード本体4を収容位置から使用位置に切り替える際、拡張される。このため、使用位置において、フロントウィンドウ8とシェード本体4との間に、隙間がほとんど発生しない。すなわち、シェード本体4は、フロントウィンドウ8の略全面を覆うことができる。したがって、本実施形態の自動車用サンシェード1によると、確実に日差しを遮ることができる。
また、本実施形態の自動車用サンシェード1によると、前出図4(a)に示すように、収容位置において、蛇腹拡幅部42は、蛇腹形状が折り畳まれた状態で、収容部310に収容される。このため、収容位置において、蛇腹拡幅部42が嵩張るおそれが小さい。
また、本実施形態の自動車用サンシェード1によると、シェード側係合部41が窓側係合部70に係止されることにより、シェード本体4が使用位置に保持される。このため、例えば、テーパ巻き取り軸3とオーバーヘッドコンソール2との間に介装された回転ストッパや、シェード本体4に装着されたウェイトなどにより、シェード本体4を使用位置に保持する場合と比較して、構造が簡単で済む。
また、前出図5に示すように、フロントウィンドウ8は、下前方に延びている。つまり、フロントウィンドウ8は後傾しており、垂直方向(重力方向)に延びていない。これに対し、シェード側係合部41は、フロントウィンドウ8の下縁80に近接した窓側係合部70に係止されている。加えて、シェード本体4は、上方つまり巻き取られる方向に、スプリングにより常時付勢されている。このため、使用位置において、シェード本体4を、所望のテンションを加えた状態で、ウィンドウガラス82内面に沿わせて保持することができる。
また、本実施形態の自動車用サンシェード1によると、本発明の拡幅部として蛇腹拡幅部42が配置されている。蛇腹拡幅部42は、蛇腹形状を有するため、変形の再現性が高い。このため、例えば使用位置から収容位置への切り替えの際、蛇腹拡幅部42がテーパ巻き取り軸3に噛み込まれるおそれが小さい。したがって、比較的スムーズに、使用位置と収容位置とを切り替えることができる。
また、本実施形態の自動車用サンシェード1によると、本発明の基部としてオーバーヘッドコンソール2が配置されている。このため、オーバーヘッドコンソール2と自動車用サンシェード1とを別々に配置する場合と比較して、部品点数が少なくて済む。
(2)第二実施形態
本実施形態と第一実施形態との相違点は、テーパ巻き取り軸の代わりに、第一軸分割体および第二軸分割体が配置されている点である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。
図6に、本実施形態の自動車用サンシェードを車両前方から見た場合の模式正面図を示す。(a)は収容位置を、(b)は使用位置を、それぞれ示す。なお、図4と対応する部位については同じ符号で示す。また、オーバーヘッドコンソールは省略して示す。
これらの図に示すように、第一軸分割体5aおよび第二軸分割体5bは、ともに樹脂製であって同径円筒状を呈している。第一軸分割体5aおよび第二軸分割体5bは、本発明の軸分割体に含まれる。第一軸分割体5aと第二軸分割体5bとは、軸方向(車幅方向)に直列に並んでいる。また、第一軸分割体5aと第二軸分割体5bとは、上方に開口する「く」字状に配置されている。第一軸分割体5aと第二軸分割体5bとの間つまり軸方向中央部には、分割体間収容部50が区画されている。分割体間収容部50には、蛇腹拡幅部42が収容されている。
収容位置から使用位置に切り替える際、シェード本体4において、第一軸分割体5aから引き出される部位は、第一軸分割体5aに近接するフロントウィンドウ8の一縁81aに沿って、下方に展開される。これに対し、第二軸分割体5bから引き出される部位は、第二軸分割体5bに近接するフロントウィンドウ8の他縁81bに沿って、下方に展開される。図に示すように、フロントウィンドウ8の一縁81aと他縁81bとは末広がり状に、言い換えると「八」字状に配置されている。このため、シェード本体4は、車幅方向に広がりながら、具体的には蛇腹拡幅部42の山部、谷部を車幅方向に伸張させながら、下方に引き出される。
本実施形態の自動車用サンシェード1は、第一実施形態の自動車用サンシェードと同様の効果を有する。また、本実施形態の自動車用サンシェード1の第一分割体5a、第二分割体5bは、ともに同径円筒状を呈している。このため、前出図4のテーパ巻き取り軸3と比較して、形状が簡単である。また、分割体間収容部50には、前出図4に示す連結筒部31が配置されていない。このため、蛇腹拡幅部42の収容スペースが広い。
(3)第三実施形態
本実施形態と第一実施形態との相違点は、テーパ巻き取り軸の代わりに、同径巻き取り軸が配置されている点である。また、蛇腹拡幅部の代わりに、展開拡幅部が配置されている点である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。
図7に、本実施形態の自動車用サンシェードを車両前方から見た場合の模式正面図を示す。(a)は収容位置を、(b)は使用位置を、それぞれ示す。なお、図4と対応する部位については同じ符号で示す。また、オーバーヘッドコンソールは省略して示す。
これらの図に示すように、同径巻き取り軸6は、樹脂製であって同径円筒状を呈している。一対の展開拡幅部44a、44bは、直角三角形状を呈している。展開拡幅部44a、44bは、シェード本体4の他縁40の車幅方向両側に配置されている。展開拡幅部44aには、シェード側補助係合部43aが配置されている。同様に、展開拡幅部44bには、シェード側補助係合部43bが配置されている。また、インストルメントパネルには、展開時のシェード側補助係合部43aに対向して、窓側補助係合部71aが配置されている。同様に、インストルメントパネルには、展開時のシェード側補助係合部43bに対向して、窓側補助係合部71bが配置されている。
収容位置から使用位置に切り替える際、まず、搭乗者は、シェード本体4を同径巻き取り軸6から下前方に引き出す。次いで、シェード側係合部41を窓側係合部70に係止する。それから、折り畳まれていた展開拡幅部44a、44bを拡幅方向に展開する。最後に、シェード側補助係合部43aを窓側補助係合部71aに、シェード側補助係合部43bを窓側補助係合部71bに、それぞれ係止する。
本実施形態の自動車用サンシェード1は、第一実施形態の自動車用サンシェードと同様の効果を有する。また、本実施形態の自動車用サンシェード1の同径巻き取り軸6は、同径円筒状を呈している。このため、前出図4のテーパ巻き取り軸3と比較して、形状が簡単である。また、展開拡幅部44a、44bは、図7(b)に点線で示すように、畳まれた状態で同径巻き取り軸6に巻き取られる。このため、前出図4の収容部310、前出図6の分割体間収容部50のような収容スペースは不要である。
(4)その他
以上、本発明の自動車用サンシェードの実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
例えば、本発明の拡幅部として、第一、第二実施形態においては蛇腹拡幅部42を、第三実施形態においては展開拡幅部44a、44bを、それぞれ配置した。しかしながら、拡幅部の形態は特に限定しない。例えば、車幅方向に伸縮するゴム製などの弾性膜により拡幅部を形成してもよい。
また、上記実施形態においては、本発明の基部としてオーバーヘッドコンソール2を用いたが、例えば車室内天井9を基部としてもよい。また、上記実施形態においては、フロントウィンドウ8に自動車用サンシェード1を配置したが、リアウィンドウやサイドウィンドウに配置してもよい。すなわち、上縁から下縁に向かう方向に拡幅している窓であればよい。
また、上記実施形態においては、シェード側係合部41を窓側係合部70に係止することで使用位置を保持したが、例えば、シェード本体4に配置した吸盤をウィンドウガラス82に吸着させることにより使用位置を保持してもよい。
第一実施形態の自動車用サンシェードの取り付け図である。 同自動車用サンシェードの合体図である。 同自動車用サンシェードの分解図である。 同自動車用サンシェードを車両前方から見た場合の模式正面図である。 同自動車用サンシェードの模式側面図である。 第二実施形態の自動車用サンシェードを車両前方から見た場合の模式正面図である。 第三実施形態の自動車用サンシェードを車両前方から見た場合の模式正面図である。
符号の説明
1:自動車用サンシェード、2:オーバーヘッドコンソール、20:室内灯、21:ルームミラー、22:サンバイザー、23:スクリュー、24:シェード収容室、240:コンソール側枢支孔、25:スクリュー、3:テーパ巻き取り軸、30:テーパ筒部、300:側端面、301:中央端面、302:軸側枢支孔、31:連結筒部、310:収容部、4:シェード本体、40:他端、41:シェード側係合部、42:蛇腹拡幅部、43a:シェード側補助係合部、43b:シェード側補助係合部、44a:展開拡幅部、44b:展開拡幅部、5a:第一軸分割体(軸分割体)、5b:第二軸分割体(軸分割体)、50:分割体間収容部、6:同径巻き取り軸、7:インストルメントパネル、70:窓側係合部、71a:窓側補助係合部、71b:窓側補助係合部、8:フロントウィンドウ(窓)、80:下縁、81a:一縁、81b:他縁、82:ウィンドウガラス、9:車室内天井。

Claims (9)

  1. 上縁から下縁に向かう方向に拡幅する窓を覆う自動車用サンシェードであって、
    該上縁付近に配置される基部と、
    該基部に対し回転可能に枢支される巻き取り軸と、
    一端が該巻き取り軸に止着され、該巻き取り軸に巻回される収容位置と、該巻き取り軸から下方に引き出される使用位置と、を切り替え可能であって、該収容位置から該使用位置への切り替え時に拡幅する拡幅部を持つシェード本体と、
    を備えてなることを特徴とする自動車用サンシェード。
  2. 前記巻き取り軸は、軸方向両端部に向かう方向に拡径するテーパ巻き取り軸である請求項1に記載の自動車用サンシェード。
  3. 前記テーパ巻き取り軸の軸方向中央部には、前記収容位置において前記拡幅部を収容する収容部が区画されている請求項2に記載の自動車用サンシェード。
  4. 前記巻き取り軸は、軸方向に直列に並ぶ一対の軸分割体からなり、
    一対の該軸分割体は、軸方向中央部から軸方向端部に向かう方向に、上昇するように屈折して配置されている請求項1に記載の自動車用サンシェード。
  5. 前記軸方向中央部には、前記収容位置において前記拡幅部を収容する分割体間収容部が区画されている請求項4に記載の自動車用サンシェード。
  6. 前記下縁付近には、窓側係合部が配置され、
    前記シェード本体の他端には、シェード側係合部が配置され、
    該シェード側係合部が該窓側係合部に係止されることにより、前記シェード本体は前記使用位置に保持される請求項1に記載の自動車用サンシェード。
  7. 前記巻き取り軸と前記基部との間は、前記シェード本体を巻き取る方向に、該巻き取り軸を付勢する付勢部材が介装されている請求項1に記載の自動車用サンシェード。
  8. 前記拡幅部は、前記収容位置において、蛇腹状に畳まれた状態で収容される蛇腹拡幅部である請求項1に記載の自動車用サンシェード。
  9. 前記基部は、車室内天井に配置されるオーバーヘッドコンソールである請求項1に記載の自動車用サンシェード。
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JP2009529459A (ja) * 2006-03-14 2009-08-20 ベーオーエス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト 自動車用のヘッドライナモジュール

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