JP2005153344A - ホログラフィック画像定位包装膜 - Google Patents
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Abstract
【課題】 斬新な構造のホログラフィック画像定位包装膜を提供することであり、印刷原理と結合させ、硬化材料を塗布し、縞模様を加圧成型し、硬化処理をした後、蒸着を行なう、又は画像を印刷した後に蒸着を行なうことによって、ホログラフィック画像定位包装膜を形成する。
【解決手段】 基材10の指定位置に定位ホログラフィック成型硬化層11を有し、この定位ホログラフィック成型硬化層11上に蒸着層12を形成する。また、定位ホログラフィック成型硬化層11の指定エリア外に、図案印刷層を設けることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 基材10の指定位置に定位ホログラフィック成型硬化層11を有し、この定位ホログラフィック成型硬化層11上に蒸着層12を形成する。また、定位ホログラフィック成型硬化層11の指定エリア外に、図案印刷層を設けることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、偽造防止を目的とした印刷包装技術に係り、更に詳細には、ホログラフィック画像定位包装膜に関する。
例えば、特許文献1等に記載されているように、セキュリティ部品においては、ホログラフィック技術が使用されている。周知のとおり、既存のホログラフィック偽造防止包装膜は、基材に対しニッケル膜を用いて成型、加圧、加熱を行なった後、アルミニウムの真空スプレーにより電気メッキ膜を形成して、ホログラフィック画像効果を得るもの、又は、基材に対し、アルミニウムの真空スプレーにより電気メッキ膜を形成し、更に、ニッケル膜を用いて成型、加圧、加熱を行なうことによって、ホログラフィック画像効果を得るものがある。
以上の方法を用いた場合、ホログラフィック画像のポジショニングが難しく、生産効率が低く、プロセスが複雑で、速度が遅く、コストが高いという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、斬新な構造のホログラフィック画像定位包装膜を提供することであり、印刷原理と結合させ、硬化材料を塗布し、縞模様を加圧成型し、硬化処理をした後、蒸着を行なう、又は画像を印刷した後に蒸着を行なうことによって、ホログラフィック画像定位包装膜を形成することを目的とする。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、斬新な構造のホログラフィック画像定位包装膜を提供することであり、印刷原理と結合させ、硬化材料を塗布し、縞模様を加圧成型し、硬化処理をした後、蒸着を行なう、又は画像を印刷した後に蒸着を行なうことによって、ホログラフィック画像定位包装膜を形成することを目的とする。
前記目的に沿う請求項1記載のホログラフィック画像定位包装膜は、基材の指定位置に定位ホログラフィック成型硬化層を有し、この定位ホログラフィック成型硬化層上に蒸着層を形成している。
また、請求項2記載のホログラフィック画像定位包装膜は、請求項1記載のホログラフィック画像定位包装膜において、前記定位ホログラフィック成型硬化層の指定エリア外に、図案印刷層を設けている。
そして、請求項3記載のホログラフィック画像定位包装膜は、請求項1及び2記載のホログラフィック画像定位包装膜において、前記基材にプラスチック膜材料又は紙材料を用いている。
本発明のホログラフィック画像定位包装膜は、前記した既存の技術と比較すると、現在使用されている加熱加圧方式と異なり、高圧処理及び加熱工程を省き、硬化方式により直接加圧印刷することが可能となるため、プロセス全体の進行が速く、構造がシンプルかつ斬新で、原材料が節減できる。これによって、印刷コストが削減でき、生産効率が高く、ポジショニングが正確で、製品の外観が美しく、ホログラフィック画像の局部印刷だけでなく、ホログラフィック画像の全体印刷にも適している。
また、本発明のホログラフィック画像定位包装膜は、応用範囲が広く、広告宣伝、製品の包装、美術工芸品、贈り物、年賀状、クリスマスカード、画帖、有価証券、プラスチック製品、紙製品、証書、手形などの書類、印刷表面の包装、偽造防止などの用途に用いることができる。
また、本発明のホログラフィック画像定位包装膜は、応用範囲が広く、広告宣伝、製品の包装、美術工芸品、贈り物、年賀状、クリスマスカード、画帖、有価証券、プラスチック製品、紙製品、証書、手形などの書類、印刷表面の包装、偽造防止などの用途に用いることができる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態について説明する。ここに、図1は本発明の第1の実施の形態に係るホログラフィック画像定位包装膜を適用した紙製品の断面図、図2は本発明の第2の実施の形態に係るホログラフィック画像定位包装膜を適用したプラスチック製品の断面図である。
図1に、本発明の第1の実施の形態に係るホログラフィック画像定位包装膜を適用した紙製品の構造図を示すが、図中の10は基材、11は定位ホログラフィック成型硬化層、12は蒸着層を示す。
印刷技術の原理と結合させて、まず、基材10の一例である紙材料の指定位置に対して紫外線硬化塗料もしくは電子線硬化塗料を、例えば、0.05μm〜5μmの厚さで塗布し、輪転機を使って紫外線硬化塗料もしくは電子線硬化塗料に対して直接縞模様加圧成型と硬化処理を行ない、定位ホログラフィック成型硬化層11を形成する。この後、反射材料などの金属材料を蒸着して、蒸着層12を形成し、真空状態で製品製造を行なう。
印刷技術の原理と結合させて、まず、基材10の一例である紙材料の指定位置に対して紫外線硬化塗料もしくは電子線硬化塗料を、例えば、0.05μm〜5μmの厚さで塗布し、輪転機を使って紫外線硬化塗料もしくは電子線硬化塗料に対して直接縞模様加圧成型と硬化処理を行ない、定位ホログラフィック成型硬化層11を形成する。この後、反射材料などの金属材料を蒸着して、蒸着層12を形成し、真空状態で製品製造を行なう。
図2は、本発明の第2の実施の形態に係るホログラフィック画像定位包装膜を適用したプラスチック製品を示す。基材14の一例である透明なプラスチック板の指定位置に、定位ホログラフィック成型硬化層15が形成され、その指定エリア以外に図案印刷層16及び17が設けられている。この理由は、このプラスチック製品においては、基材14が透明なプラスチックであるため、画像が基材14の裏側から透けて見えることを考慮し、定位ホログラフィック成型硬化層15の指定エリア外に図案印刷層16及び17を設けている。
印刷技術の原理と結合させ、まず、基材14のプラスチック板の指定位置に対し、紫外線硬化塗料もしくは電子線硬化塗料を0.05μm〜5μmの厚さで塗布し、輪転機を使って紫外線硬化塗料もしくは電子線硬化塗料に対して直接縞模様加圧成型と硬化処理を行ない、定位ホログラフィック成型硬化層15を形成し、定位ホログラフィック成型硬化層15の指定エリア外に図案印刷層16及び17を印刷した後、反射材料などの金属材料を蒸着して、蒸着層18を形成し、真空状態で製品製造を行なう。
次に、本発明のホログラフィック画像定位包装膜を更に詳細に説明した実施例について説明する。
実施例1
図1に示すように、常温下で基材の一例である紙材料の表面の指定位置に、紫外線硬化塗料を2μmの厚さで塗布し、輪転機を使って紫外線硬化塗料に対して直接縞模様加圧成型と硬化処理を行なってから、アルミニウムなどの反射材料を蒸着し、真空状態で製品製造を行なう。
即ち、(1)基材の表面に紫外線硬化塗料を所定の厚みで塗布し、(2)輪転機を用いて紫外線硬化塗料に対して直接縞模様加圧成型と硬化処理を行い、次に、(3)反射材料を蒸着して製品が完成する。
実施例1
図1に示すように、常温下で基材の一例である紙材料の表面の指定位置に、紫外線硬化塗料を2μmの厚さで塗布し、輪転機を使って紫外線硬化塗料に対して直接縞模様加圧成型と硬化処理を行なってから、アルミニウムなどの反射材料を蒸着し、真空状態で製品製造を行なう。
即ち、(1)基材の表面に紫外線硬化塗料を所定の厚みで塗布し、(2)輪転機を用いて紫外線硬化塗料に対して直接縞模様加圧成型と硬化処理を行い、次に、(3)反射材料を蒸着して製品が完成する。
実施例2
証書カードを保護するためにホログラフィック画像定位包装膜を使う。ここで用いる基材は、透明プラスチック膜材料であり、まず塗布方式でプラスチック膜上の指定位置に電子線硬化塗料を0.5μmの厚さで塗布し、輪転機を使って電子線硬化塗料に対して直接縞模様加圧成型と硬化処理を行ない、定位ホログラフィック成型硬化層を形成し、定位ホログラフィック成型硬化層の指定エリアの外に図案を印刷した後、(図2参照)、アルミニウムなどの反射材料を蒸着し、真空状態で製品製造を行なう。
即ち、(1)基材の表面に電子線硬化塗料を所定の厚みで塗布し、(2)輪転機を用いて電子線硬化塗料に対して直接縞模様加圧成型と硬化処理を行い、次に、(3)定位ホログラフィック成型硬化層の指定エリアの外に図案を印刷した後、(4)反射材料を蒸着して製品が完成する。
証書カードを保護するためにホログラフィック画像定位包装膜を使う。ここで用いる基材は、透明プラスチック膜材料であり、まず塗布方式でプラスチック膜上の指定位置に電子線硬化塗料を0.5μmの厚さで塗布し、輪転機を使って電子線硬化塗料に対して直接縞模様加圧成型と硬化処理を行ない、定位ホログラフィック成型硬化層を形成し、定位ホログラフィック成型硬化層の指定エリアの外に図案を印刷した後、(図2参照)、アルミニウムなどの反射材料を蒸着し、真空状態で製品製造を行なう。
即ち、(1)基材の表面に電子線硬化塗料を所定の厚みで塗布し、(2)輪転機を用いて電子線硬化塗料に対して直接縞模様加圧成型と硬化処理を行い、次に、(3)定位ホログラフィック成型硬化層の指定エリアの外に図案を印刷した後、(4)反射材料を蒸着して製品が完成する。
本発明のホログラフィック画像定位包装膜は、商品券等の印刷物、クレジットカード、キャッシュカード等の偽造の防止に最適に適用可能である。
10:基材、11:定位ホログラフィック成型硬化層、12:蒸着層、14:基材、15:定位ホログラフィック成型硬化層、16、17:図案印刷層、18:蒸着層
Claims (3)
- 基材の指定位置に定位ホログラフィック成型硬化層を有し、この定位ホログラフィック成型硬化層上に蒸着層を形成していることを特徴とするホログラフィック画像定位包装膜。
- 請求項1記載のホログラフィック画像定位包装膜において、前記定位ホログラフィック成型硬化層の指定エリア外に、図案印刷層を設けていることを特徴とするホログラフィック画像定位包装膜。
- 請求項1及び2のいずれか1項に記載のホログラフィック画像定位包装膜において、前記基材にプラスチック膜材料又は紙材料を用いることを特徴とするホログラフィック画像定位包装膜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003395811A JP2005153344A (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | ホログラフィック画像定位包装膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003395811A JP2005153344A (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | ホログラフィック画像定位包装膜 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005153344A true JP2005153344A (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=34721477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003395811A Pending JP2005153344A (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | ホログラフィック画像定位包装膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005153344A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100040811A1 (en) * | 2006-12-14 | 2010-02-18 | Colgate-Palmolive | Hologram Appearing Package Image |
RU199584U1 (ru) * | 2019-07-24 | 2020-09-08 | Хсинг-Лех ЧУАНГ | Декоративная пленка |
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2003
- 2003-11-26 JP JP2003395811A patent/JP2005153344A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20100040811A1 (en) * | 2006-12-14 | 2010-02-18 | Colgate-Palmolive | Hologram Appearing Package Image |
US8865374B2 (en) * | 2006-12-14 | 2014-10-21 | Colgate-Palmolive Company | Hologram appearing package image |
RU199584U1 (ru) * | 2019-07-24 | 2020-09-08 | Хсинг-Лех ЧУАНГ | Декоративная пленка |
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