JP2005153207A - 廃棄物の処理方法 - Google Patents
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- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
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Abstract
【課題】 廃棄物の処理の妨げとなる粗大な固まりの発生防止効果にすぐれ、粉状の廃棄物の粉塵発生を防止する産業廃棄物処理方法を提供する。
【解決手段】 常温で凝集性がある、若しくは常温で集積保管した際の圧力、又は保管時の温度変化により凝集する廃棄物を、その廃棄物と一括処理可能な小分け容器に入れて収集することを特徴とする廃棄物の処理方法。
【選択図】 図1
【解決手段】 常温で凝集性がある、若しくは常温で集積保管した際の圧力、又は保管時の温度変化により凝集する廃棄物を、その廃棄物と一括処理可能な小分け容器に入れて収集することを特徴とする廃棄物の処理方法。
【選択図】 図1
Description
本発明は、産業廃棄物の処理方法に関する。
近年、社会の環境に対する関心は一層高まり、法整備をはじめ循環型社会の形成を促す様々な施策がなされている。製造会社等は生産活動に伴って発生する、いわゆる産業廃棄物の廃棄埋め立て量を減らすためリサイクルを進めようとしている。化学会社でも発生する廃プラスチックをリユースしたり燃やして熱回収するなどのリサイクルを行ったりしている。しかしながら製造工程から発生する廃プラスチックは様々なものがあり、付着性があったり、保管中の天日により軟化することなどにより固まりになってしまうものがあった。
その中で、半導体封止に用いるエポキシ樹脂成形材料は、半導体パッケージの高性能化に対応し無機質充填材は高充填される傾向にあり、このような組成で成形時の流動性を確保するため、低粘度の樹脂が用いられるようになってきている。その廃棄物や、その製造途中の材料や、その原材料を含む廃棄物は廃棄のため常温で集積されることにより容易に凝集する。これらの固まりを砕くには、人手では難しいことが多く重機を用いたり、大型の粉砕機を準備しなければならないなど、大変な負担となっていた。
廃棄物の再生固形化のための過熱攪拌工程での凝集を防止する方法として無機質微粒子をまぶす方法が知られている(特許文献1参照)が、その他の廃棄物処理への応用はまぶす材料が必要なことと手間がかかることから実施にいたっていない。
また、粉状の廃棄物については粉塵が発生しハンドリングに難があることと集塵による歩留りが低下することが処理作業の隘路となっている。
その中で、半導体封止に用いるエポキシ樹脂成形材料は、半導体パッケージの高性能化に対応し無機質充填材は高充填される傾向にあり、このような組成で成形時の流動性を確保するため、低粘度の樹脂が用いられるようになってきている。その廃棄物や、その製造途中の材料や、その原材料を含む廃棄物は廃棄のため常温で集積されることにより容易に凝集する。これらの固まりを砕くには、人手では難しいことが多く重機を用いたり、大型の粉砕機を準備しなければならないなど、大変な負担となっていた。
廃棄物の再生固形化のための過熱攪拌工程での凝集を防止する方法として無機質微粒子をまぶす方法が知られている(特許文献1参照)が、その他の廃棄物処理への応用はまぶす材料が必要なことと手間がかかることから実施にいたっていない。
また、粉状の廃棄物については粉塵が発生しハンドリングに難があることと集塵による歩留りが低下することが処理作業の隘路となっている。
本発明は、廃棄物の処理の妨げとなる粗大な固まりの発生防止効果にすぐれ、粉状の廃棄物の粉塵発生を防止する産業廃棄物処理方法を提供するものである。
本発明は、
(1)常温で凝集性がある、若しくは常温で集積保管した際の圧力、又は保管時の温度変化により凝集する廃棄物を、その廃棄物と一括処理可能な小分け容器に入れて収集することを特徴とする廃棄物の処理方法。
(2)粉状の廃棄物を含む廃棄物をその廃棄物と一括処理可能な小分け容器に入れ、これを加熱および/又は加圧により小分け容器の中で凝集させたことを特徴とする廃棄物の処理方法。
(3)小分け容器に入れて収集した廃棄物を他の凝集性のない廃棄物と一緒に粉砕することを特徴とする(1)又は(2)記載の廃棄物の処理方法。
(4)小分け容器に入れて収集した廃棄物を粉砕後、凝集性のない廃棄物と混合することを特徴とする(1)〜(3)記載の廃棄物の処理方法。
(5)小分け容器に入れる廃棄物がエポキシ樹脂、硬化材、充填材を含むことを特徴とする(1)〜(4)記載の廃棄物の処理方法。
(6)小分け容器が50L以下の樹脂製の袋であることを特徴とする(1)〜(5)記載の廃棄物の処理方法。
である。
(1)常温で凝集性がある、若しくは常温で集積保管した際の圧力、又は保管時の温度変化により凝集する廃棄物を、その廃棄物と一括処理可能な小分け容器に入れて収集することを特徴とする廃棄物の処理方法。
(2)粉状の廃棄物を含む廃棄物をその廃棄物と一括処理可能な小分け容器に入れ、これを加熱および/又は加圧により小分け容器の中で凝集させたことを特徴とする廃棄物の処理方法。
(3)小分け容器に入れて収集した廃棄物を他の凝集性のない廃棄物と一緒に粉砕することを特徴とする(1)又は(2)記載の廃棄物の処理方法。
(4)小分け容器に入れて収集した廃棄物を粉砕後、凝集性のない廃棄物と混合することを特徴とする(1)〜(3)記載の廃棄物の処理方法。
(5)小分け容器に入れる廃棄物がエポキシ樹脂、硬化材、充填材を含むことを特徴とする(1)〜(4)記載の廃棄物の処理方法。
(6)小分け容器が50L以下の樹脂製の袋であることを特徴とする(1)〜(5)記載の廃棄物の処理方法。
である。
本発明によれば、常温で凝集性がある又は集積保管することによる圧力、集積した場所の温度上昇により凝集する廃棄物を、ハンドリングが難しい大きな固まりとすることを防止でき、人手でのハンドリングの容易な50L以下などの任意の大きさとすることができ、さらに粉状の廃棄物の処理工程での発塵も防止できる。これによりこれらの廃棄物の処理を飛躍的に効率的に行うことができ、社会の要求する循環型社会の形成に貢献するものである。
本発明の実施の形態について説明して行く。本発明における、常温で凝集性が有る廃棄物とは、液状の樹脂または液状の樹脂に充填材を混ぜた成形材料等であり、冷却又は加熱等をしない通常の雰囲気中で凝集性のある廃棄物である。又、常温で集積保管することによる圧力により凝集する廃棄物とは軟化点の低い樹脂や軟化点の低い樹脂を用いた成形材料等で、冷却又は加熱等をしない通常の雰囲気中で、集積保管した場合に自重により凝集する廃棄物であり、エポキシ樹脂、硬化材、充填材を必須成分とするエポキシ樹脂成形材料を含む。又、冷却又は加熱等をしない通常の雰囲気には、夏季の屋外の雰囲気や、天日にさらされた雰囲気を含む。
製造プロセス等で発生した廃棄物は発生場所近くで小分け容器に投入保管される。小分け容器の容量としては、人手でのハンドリングのため50L以下が好ましく、個数をいたずらに増やさないためには15Lから30Lがさらに好ましい。材質としては当該廃棄物と一括処理ができることが必要で、一般に行われている廃棄物の焼却による熱回収処理のためには、樹脂製であることが好ましく、入手のし易さやコストの点でポリエチレン製やポリプロピレン製がさらに好ましい。小分け容器は定形の容器である必要はなく、それぞれの内容物の凝集・接着を防止できればよく、入手のし易さやコストの点で袋が好ましい。これらの小分け容器はそれぞれの廃棄物の発生場所近くに準備され、廃棄物が充填される。廃棄物の充填された小分け容器は充填と同時又は、所定数の小分け容器の溜まった後にでも、事業所場内のドラム缶やコンテナなどの保管容器に集積される。廃棄物はこれらの保管容器の中で天日などによる加熱と集積による圧力で凝集するが、各小分け容器により分離されていることにより小分け容器以上の固まりとなることはない。
廃棄物が粉状である場合は、上記方法により小分け容器内で凝集して保管することで廃棄物の処分を行う際に廃棄物からの発塵が軽減される。更に、積極的に凝集する方法として廃棄物を収集した小分け容器を加熱、加圧又は加熱及び加圧を併用する方法を用いることも出来る。加熱による凝集方法とは廃棄物を充填した保管容器を廃棄物の軟化点以上の所定の温度雰囲気の恒温室に保管する方法が好ましい。また、加圧による凝集方法としては小分けの保管容器を積重ね、さらに上部におもりをのせたり、一定時間経過後、上下を入れ換えて積み替える等を行いすべての小分け容器内の廃棄物を加圧したりすることが好ましい。
これらの保管容器は収集運搬業者により廃棄物処理業者に運搬されるが、保管容器の中で一つのかたまりになる事など無く、小分け容器単位でハンドリングができる。粉砕などの中間処理を経て最終処分に至る場合は、凝集性の無い廃棄物と一緒に粉砕する、および/又は粉砕後凝集性のない廃棄物と混合することが好ましい。粉砕する方法としては一軸破砕機やハンマークラッシャー、ジョークラッシャー等で粉砕することができる。これにより、常温で凝集性が有る又は、常温で集積保管することによる圧力により凝集する廃棄物の個々の粉砕品中に凝集性の無い廃棄物の粉砕品が混ざることになり、再凝集を防止する。凝集性の無い廃棄物にはFRPや自動車内装部品のポリプロピレン等があり、廃棄物を使用することでコストを抑えることができる。このような状態で凝集する事無く保管、運搬され焼却などの最終処分がなされる。
即ち、本発明は、常温で凝集性がある、若しくは常温で集積保管した際の圧力、又は保管時の温度変化により凝集する廃棄物を例えば50L以下の容器に小分けして入れ、凝集させた後、凝集性のない廃棄物と混合して破砕し、保管することによって常温で凝集性がある、若しくは常温で集積保管した際の圧力、又は保管時の温度変化により凝集する廃棄物が最凝集して粗大な固まりになるのを防止するものである。
製造プロセス等で発生した廃棄物は発生場所近くで小分け容器に投入保管される。小分け容器の容量としては、人手でのハンドリングのため50L以下が好ましく、個数をいたずらに増やさないためには15Lから30Lがさらに好ましい。材質としては当該廃棄物と一括処理ができることが必要で、一般に行われている廃棄物の焼却による熱回収処理のためには、樹脂製であることが好ましく、入手のし易さやコストの点でポリエチレン製やポリプロピレン製がさらに好ましい。小分け容器は定形の容器である必要はなく、それぞれの内容物の凝集・接着を防止できればよく、入手のし易さやコストの点で袋が好ましい。これらの小分け容器はそれぞれの廃棄物の発生場所近くに準備され、廃棄物が充填される。廃棄物の充填された小分け容器は充填と同時又は、所定数の小分け容器の溜まった後にでも、事業所場内のドラム缶やコンテナなどの保管容器に集積される。廃棄物はこれらの保管容器の中で天日などによる加熱と集積による圧力で凝集するが、各小分け容器により分離されていることにより小分け容器以上の固まりとなることはない。
廃棄物が粉状である場合は、上記方法により小分け容器内で凝集して保管することで廃棄物の処分を行う際に廃棄物からの発塵が軽減される。更に、積極的に凝集する方法として廃棄物を収集した小分け容器を加熱、加圧又は加熱及び加圧を併用する方法を用いることも出来る。加熱による凝集方法とは廃棄物を充填した保管容器を廃棄物の軟化点以上の所定の温度雰囲気の恒温室に保管する方法が好ましい。また、加圧による凝集方法としては小分けの保管容器を積重ね、さらに上部におもりをのせたり、一定時間経過後、上下を入れ換えて積み替える等を行いすべての小分け容器内の廃棄物を加圧したりすることが好ましい。
これらの保管容器は収集運搬業者により廃棄物処理業者に運搬されるが、保管容器の中で一つのかたまりになる事など無く、小分け容器単位でハンドリングができる。粉砕などの中間処理を経て最終処分に至る場合は、凝集性の無い廃棄物と一緒に粉砕する、および/又は粉砕後凝集性のない廃棄物と混合することが好ましい。粉砕する方法としては一軸破砕機やハンマークラッシャー、ジョークラッシャー等で粉砕することができる。これにより、常温で凝集性が有る又は、常温で集積保管することによる圧力により凝集する廃棄物の個々の粉砕品中に凝集性の無い廃棄物の粉砕品が混ざることになり、再凝集を防止する。凝集性の無い廃棄物にはFRPや自動車内装部品のポリプロピレン等があり、廃棄物を使用することでコストを抑えることができる。このような状態で凝集する事無く保管、運搬され焼却などの最終処分がなされる。
即ち、本発明は、常温で凝集性がある、若しくは常温で集積保管した際の圧力、又は保管時の温度変化により凝集する廃棄物を例えば50L以下の容器に小分けして入れ、凝集させた後、凝集性のない廃棄物と混合して破砕し、保管することによって常温で凝集性がある、若しくは常温で集積保管した際の圧力、又は保管時の温度変化により凝集する廃棄物が最凝集して粗大な固まりになるのを防止するものである。
以下、実施例により本発明を説明する。本発明が以下の実施例に限定されるものではない。廃棄物としては半導体封止に用いるエポキシ樹脂成形材料の製造工程各所で集塵した集塵粉を用いた。集塵粉の成分は表1の通りとした。
図1に示すようにこの集塵粉1約15kgを厚さ40μmで容量が約30Lとなるポリエチレンの袋2にいれた。ポリエチレン袋2の口は集塵粉1がこぼれないようにセロハンテープ3を巻きつけた。これを約1辺1mでおおよそ立方体形状の容積1m3のフレキシブルコンテナ4に投入した。発生の都度投入して行き、順次フレキシブルコンテナ4を満杯にし、満杯にしたフレキシブルコンテナは気温23℃〜33℃の屋外で2段に積重ね、1日以上の時間を経過した後上下を載せ替えさらに1日以上の保管を行った。これによりフレキシブルコンテナ4内のどのポリエチレン袋をフレキシブルコンテナから取出しても、ポリエチレン袋内の集塵粉は人手では変形させることができない塊となった。
その後トラックで運搬の所定量に達したのちトラックで中間処理場へ運搬した。中間処理場でフレキシブルコンテナ4から集塵粉の入ったポリエチレン袋を取りだし、株式会社クボタ製の一軸破砕機KR−150で粉砕をおこなった。フレキシブルコンテナからの取り出しは小分け容器の単位で容易に取出すことができた。粉砕は凝集性の無いFRPと共に行い小分け容器も一緒に粉砕をおこなった。集塵粉とFRPの重量比は7:3で粉砕品の大きさは最大で2cm3以下とした。
破砕物は容量8m3のコンテナに投入され一時保管の後、最終処分を行うセメント会社に運ばれ、セメント製造工程中に投入され燃料、原料として使用された。集塵粉は小分け容器内で凝集していることにより破砕からコンテナへの投入工程での発塵を抑制することができた。又、凝集性のないFRPと破砕したことにより、最終処分までの破砕物の一時保管、輸送で凝集は発生しなかった。
(比較例)
実施例と同様の集塵粉を約1辺1mでおおよそ立方体形状の容積1m3のフレキシブルコンテナにそのまま投入すると真夏の気温33℃、フレキシブルコンテナ表面の日照部40℃のような状況で半日保管すると、人手では破砕できない固まりとなった。
図1に示すようにこの集塵粉1約15kgを厚さ40μmで容量が約30Lとなるポリエチレンの袋2にいれた。ポリエチレン袋2の口は集塵粉1がこぼれないようにセロハンテープ3を巻きつけた。これを約1辺1mでおおよそ立方体形状の容積1m3のフレキシブルコンテナ4に投入した。発生の都度投入して行き、順次フレキシブルコンテナ4を満杯にし、満杯にしたフレキシブルコンテナは気温23℃〜33℃の屋外で2段に積重ね、1日以上の時間を経過した後上下を載せ替えさらに1日以上の保管を行った。これによりフレキシブルコンテナ4内のどのポリエチレン袋をフレキシブルコンテナから取出しても、ポリエチレン袋内の集塵粉は人手では変形させることができない塊となった。
その後トラックで運搬の所定量に達したのちトラックで中間処理場へ運搬した。中間処理場でフレキシブルコンテナ4から集塵粉の入ったポリエチレン袋を取りだし、株式会社クボタ製の一軸破砕機KR−150で粉砕をおこなった。フレキシブルコンテナからの取り出しは小分け容器の単位で容易に取出すことができた。粉砕は凝集性の無いFRPと共に行い小分け容器も一緒に粉砕をおこなった。集塵粉とFRPの重量比は7:3で粉砕品の大きさは最大で2cm3以下とした。
破砕物は容量8m3のコンテナに投入され一時保管の後、最終処分を行うセメント会社に運ばれ、セメント製造工程中に投入され燃料、原料として使用された。集塵粉は小分け容器内で凝集していることにより破砕からコンテナへの投入工程での発塵を抑制することができた。又、凝集性のないFRPと破砕したことにより、最終処分までの破砕物の一時保管、輸送で凝集は発生しなかった。
(比較例)
実施例と同様の集塵粉を約1辺1mでおおよそ立方体形状の容積1m3のフレキシブルコンテナにそのまま投入すると真夏の気温33℃、フレキシブルコンテナ表面の日照部40℃のような状況で半日保管すると、人手では破砕できない固まりとなった。
1 集塵粉
2 ポリエチレン袋
3 セロハンテープ
4 フレキシブルコンテナ
2 ポリエチレン袋
3 セロハンテープ
4 フレキシブルコンテナ
Claims (6)
- 常温で凝集性がある、若しくは常温で集積保管した際の圧力、又は保管時の温度変化により凝集する廃棄物を、その廃棄物と一括処理可能な小分け容器に入れて収集することを特徴とする廃棄物の処理方法。
- 粉状の廃棄物を含む廃棄物をその廃棄物と一括処理可能な小分け容器に入れ、これを加熱および/又は加圧により小分け容器の中で凝集させたことを特徴とする廃棄物の処理方法。
- 小分け容器に入れて収集した廃棄物を他の凝集性のない廃棄物と一緒に粉砕することを特徴とする請求項1又は2各項記載の廃棄物の処理方法。
- 小分け容器に入れて収集した廃棄物を粉砕後、凝集性のない廃棄物と混合することを特徴とする請求項1〜3各項記載の廃棄物の処理方法。
- 小分け容器に入れる廃棄物がエポキシ樹脂、硬化材、充填材を含むことを特徴とする請求項1〜4各項記載の廃棄物の処理方法。
- 小分け容器が50L以下の樹脂製の袋であることを特徴とする請求項1〜5各項記載の廃棄物の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003392139A JP2005153207A (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 廃棄物の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003392139A JP2005153207A (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 廃棄物の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005153207A true JP2005153207A (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=34718939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003392139A Pending JP2005153207A (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 廃棄物の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005153207A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9873108B2 (en) | 2013-01-31 | 2018-01-23 | Japan Science And Technology Agency | Metal oxide mesocrystal, and method for producing same |
-
2003
- 2003-11-21 JP JP2003392139A patent/JP2005153207A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9873108B2 (en) | 2013-01-31 | 2018-01-23 | Japan Science And Technology Agency | Metal oxide mesocrystal, and method for producing same |
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