JP2005153032A - 弁シート装入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁シートの装入作業能率を向上出来る弁シート装入装置を提供する。
【解決手段】回転台1と、回転台1に取り付けられ、弁体5Aをそのシート溝6が上向きとなるように支持する弁体受け4Aと、弁体5Aに内側から重ね合わせられる内側弁体押え7Aと、弁体5Aに外側から重ね合わせられる外側弁体押え9Aと、回転台1上方に昇降自在に設けられた昇降部材12と、昇降部材12に取り付けられ、内側弁体押え7Aの外周壁8と外側弁体押え9Aの内周壁10との間に下端部が挿入可能なシート挿入筒13Aと、シート挿入筒と内側弁体押えとの間に介装され、内側弁体押えの上面を押えるバネ14と、外側弁体押え9Aの上面を押える押えローラ15とからなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、シール弁装置に使用される弁体の環状シート溝にリング状の弁シートを装入するための弁シート装入装置に関するものである。
従来の弁シート装入装置としては、例えば特許文献1に記載されたものある。この従来装入装置は、水平面に対し傾斜して設けられた回転主軸と、回転主軸上に取り付けられ、手で回転させる回転盤と、回転盤の中央部に固定され、弁体を環状シート溝が上向きとなるように支持する弁体受台と、弁体受台の上に重ねられる弁体押えと、弁体押えの上面を押える押えローラと、回転盤の上方に昇降可能に設けられた昇降部材と、昇降部材の下端部に設けられたシート押えローラとからなるもので、回転盤の上に弁体受台、弁体、弁体押えを載せ、弁体押えの上方からリング状弁シートを入れ、弁体押えの外周壁を滑らせて弁体のシート溝の上に導いた後、シート押えローラを下降させてローラにより弁シートの一部分をシート溝の中へ押し込み、次に回転盤を回して、弁シートの別の部分にシート押えローラを当て、ローラを下げて弁シートをシート溝の中に押し込み、以降同様な操作を数回繰り返し行って最終的にリング状の弁シート全体を弁体のシート溝に装入するようになっている。
実公平7−18498号公報
上記特許文献1に記載の弁シート装入装置では、シート押えローラでリング状弁シートの一部分ずつを弁体の環状シート溝に押し込む操作を複数回繰り返し行うことによって、最終的にリング状弁シート全体をシート溝に装入するようになっているため、装入作業に時間がかかって作業能率が非常に悪かった。またそのように弁シートを部分的にシート溝に装入すると、横断面形状が円形の場合はそれ程問題はないが、多角形断面の弁シートの場合、例えば図6に示すような略々六角形断面のリング状弁シートの場合には、最終的にシート溝に装入されたリング状弁シートが半径方向に波を打ったような状態となり、それがために弁体使用時には弁座に対する弁シートの当接位置が不的確となり、液漏れの原因となるおそれがあった。
本発明は、上記の課題に鑑み、リング状弁シートを弁体の環状シート溝にその真上から一気に装入出来るようにすることによって、装入作業能率を向上出来ると共に、シート溝に装入されるリング状弁シートの波打ち状変形を回避することの出来る弁シート装入装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、リング状の弁シート11を弁体5A,5Bの環状シート溝6に装入する弁シート装入装置であって、基台2に回転自在に設けられた回転台1と、回転台1の中央部に取り付けられ、弁体5A,5Bをそのシート溝6が上向きとなるように支持する弁体受け4A,4Bと、弁体5A,5Bに内側から重ね合わせられ、その重ね合せ時に環状シート溝6の内周縁近傍まで外周壁8を有する内側弁体押え7A,7Bと、弁体5A,5Bに外側から重ね合わせられ、その重ね合せ時に環状シート溝6の外周縁近傍まで内周壁10を有する外側弁体押え9A,9Bと、回転台1上方に昇降自在に設けられた昇降部材12と、昇降部材12に取り付けられ、内側弁体押え7A,7Bの外周壁8と外側弁体押え9A,9Bの内周壁10との間に下端部が挿入可能なシート挿入筒13A,13Bと、シート挿入筒13A,13Bと内側弁体押え7A,7Bとの間に介装され、内側弁体押え7A,7Bの上面を押えるバネ14と、外側弁体押え9A,9Bの上面を押える押えローラ15と、からなり、昇降部材12の下降に伴うシート挿入筒13A,13Bの下降動作によって、内側弁体押え7A,7Bに外嵌セットした弁シート11を、内側弁体押え7A,7Bの外周壁8と外側弁体押え9A,9Bの内周壁10との間から弁体5A,5Bのシート溝6に押し込むようにしてなることを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の弁シート装入装置において、シート挿入筒13A,13Bの下端面13oは、このシート挿入筒13A,13Bによって弁体5A,5Bのシート溝6に押し込まれる弁シート11の上側面に係合可能な断面形状に形成されていることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の弁シート装入装置によれば、リング状弁シート11を、弁体受け4A,4Bに支持させた弁体5A,5Bの環状シート溝6に対し、その真上からシート挿入筒13A,13Bを下降させて一気に装入することが出来るから、弁シート11の装入作業能率が従来装置に比べて格段に向上し、また横断面形状が多角形の弁シートでも、最終的にシート溝に装入されたリング状弁シートが半径方向に波打つようなことがなくなり、そのため弁体5A,5Bの使用時に弁シート11を弁座に対し的確に位置させることが出来、液漏れの発生を防止することが出来る。また、弁シート11を環状シート溝6に装入した後、回転台1を回転させることによって、環状シート溝6に装入された弁シート11の水平度を調整することが出来る。
請求項2に係る発明によれば、シート挿入筒13A,13Bの下動による弁シート11の押し込み時に、弁シート11が不測に捩じれたり変形することなく、弁体5A,5Bをそのままの状態でシート溝6内に的確に押し込むことが出来る。
図1は本発明に係る弁シート装入装置の一部断面側面図、図2は同弁シート装入装置の平面図である。これらの図において、1は基台2に軸受3a,3bを介して水平面沿いに回転自在に設けられた回転台であって、手で回せるようになっている。4A,4Bは回転台1の中央凹部1oに着脱自在に取り付けられて、弁体5A,5Bをその環状シート溝6が上向き状態となるように支持する弁体受けである。7A,7Bは弁体5A,5Bに内側から重ね合わせられ、その重ね合せ時に環状シート溝6の内周縁近傍まで外周壁8を有する内側弁体押えであり、9A,9Bは弁体5A,5Bに外側から重ね合わせられ、その重ね合せ時に環状シート溝6の外周縁近傍まで内周壁10を有する外側弁体押えである。
図3及び図4は、シール弁のサブシャフトに設けられる弁体5Aの環状シート溝6に弁シート11を装入する場合の弁シート装入装置を示し、また図5は、シール弁のメインシャフトに設けられる弁体5Bの環状シート溝6に弁シート11を装入する場合の弁シート装入装置を示しており、そして図1には回転台1の中心を通る中心線より右側半分に弁体5Aの環状シート溝6に弁シート11を装入する場合を示し、その左側半分には弁体5Bの環状シート溝6に弁シート11を装入する場合を示している。
また、図1において、12は回転台1の上方に昇降自在に設けられた昇降部材であり、13A,13Bは昇降部材12の下端部に取り付けられていて、内側弁体押え7A,7Bの外周壁8と外側弁体押え9A,9Bの内周壁10との間に挿入筒下端部13a,13bが挿入可能なシート挿入筒である。14はシート挿入筒13A,13Bと内側弁体押え7A,7Bとの間に介装され、内側弁体押え7A,7Bの上面を押える圧縮コイルバネであり、また15は後述するトグルクランプ20によって外側弁体押え9A,9Bの上面の2箇所を押える押えローラである。
図1及び図2において、16は基台2の側方に立設された支柱17の上端部に片持ち支持されている取付アームで、この取付アーム16の先端部にラック・ピニオン式の昇降駆動機構18が設けられ、この昇降駆動機構18の昇降ラック18aの下端部側に前記昇降部材12が連結されている。19は昇降駆動機構18の操作ハンドルで、このハンドル19を図1に示す矢印方向に揺動旋回することにより、ピニオン(図示せず)を回転させて昇降ラック18aを昇降駆動し、昇降部材12を昇降させるようになっている。
20は押えローラ15を外側弁体押え9A,9Bの上面に適当な力で押し付けるための周知構造のトグルクランプで、取付台21に押えアーム22の基端部を枢着し、押えアーム22の先端部に分岐アーム23を一体的に連結し、この分岐アーム23に一対の押えローラ15,15を軸支する一方、クランプハンドル24の下端部を取付台21に枢着し、押えアーム22とクランプハンドル24とをリンク25によって枢支連結してなるものである。
このトグルクランプ20は、クランプハンドル24を後方へ、即ち図1の矢印a方向へ引くと、押えアーム22が引き上げられて、押えローラ15が図3の仮想線図示のように外側弁体押え9A,9Bから離れ、クランプハンドル24を更に引くと、押えローラ15が外側弁体押え9A,9Bから十分離れた位置で押えアーム22をロックする。そして、クランプハンドル24を前方へ、即ち図1の矢印b方向へ押して同図に示すように立てた状態にすると、押えアーム22が揺動して、図1、図3〜図5に示すように押えローラ15が外側弁体押え9A,9B上面に適当な力で押し付けられる。
上記のようにトグルクランプ20によって押えローラ15が外側弁体押え9A,9Bに適当な力で押し付けられることにより、図3〜図5から分かるように、弁体5A,5Bが弁体受け4A,4Bに圧接状態で支持されると共に、弁体受け4A,4Bが回転台1の中央凹部1oに固定保持される。
図3及び図4に示すように弁体受け4A、内側弁体押え7A、外側弁体押え9A、及びシート挿入筒13Aは、弁シート11を装入すべき弁体5Aの形状に応じて形成される。この場合、弁体5Aはシール弁のサブシャフトに設けられる弁体であるから、これら弁体受け4A、内側弁体押え7A及び外側弁体押え9Aは、弁体5Aとこれに一体形成された弁軸部23とを図示のように逆さまにした状態で支持すると共に、内側弁体押え7Aが弁体5Aの環状シート溝6の内周縁近傍まで外周壁8を形成し且つ外側弁体押え9Aが環状シート溝6の外周縁近傍まで内周壁10を形成するような構造に形成される。またシート挿入筒13Aは、その下端部13aが内側弁体押え7Aの外周壁8と外側弁体押え9Aの内周壁10との間に形成される筒状空間部Saに挿脱自在に挿入されるものであって、その下端部13aの厚みが筒状空間部Saの厚みより僅かに薄く形成されている。
また、シール弁のメインシャフトに設けられる弁体受け4B、内側弁体押え7B、外側弁体押え9B、及びシート挿入筒13Bは、弁シート11を装入する弁体5Bの形状に応じて形成されるもので、図5に示すように、弁体5B、これに連設された弁軸筒部24及びメインシャフト25を支持すると共に、内側弁体押え7Bが弁体5Bの環状シート溝6の内周縁近傍まで外周壁8を形成し且つ外側弁体押え9Bが環状シート溝6の外周縁近傍まで内周壁10を形成するような構造に形成される。また、この場合のシート挿入筒13Bは、下端部13bが内側弁体押え7Bの外周壁8と外側弁体押え9Bの内周壁10との間の筒状空間部Sbに挿脱自在に挿入されるものであるから、下端部13bの厚みが筒状空間部Sbの厚みより僅かに薄く形成されている。
シート挿入筒13A,13Bの下端面13oは、このシート挿入筒13A,13Bによって弁体5A,5Bのシート溝6に押し込まれる弁シート11の上側面に係合可能な断面形状に形成されている。即ち、弁体5A,5Bのシート溝6に押し込まれる弁シート11は図3〜図5更には図6には示すように断面略五角形に形成されていることから、シート挿入筒13A,13Bの下端面13oは、この弁シート11に係合可能な断面略々逆山形に形成されている。このようにシート挿入筒13A,13Bは、その下端面13oが弁シート11に係合可能な形状を有するため、シート挿入筒13A,13Bの下動による弁シート11の押し込み時に、弁シート11を捩じったり変形させることなく、弁体5A,5Bをそのままの状態でシート溝6内に的確に押し込むことが出来る。
各シート挿入筒13A,13Bの上端部13cは、図示は省略するが、昇降部材12の下端部に着脱自在に取り付けられる構造となっている。また、各シート挿入筒13A,13Bの内部上端に圧縮コイルバネ14の上端部が取り付けられている。
次に、上記のように構成される弁シート装入装置による弁シート11の装入方法について説明する。
図3及び図4に示すように、シール弁のサブシャフトに設けられる弁体5Aの環状シート溝6に弁シート11を装入する場合は、先ず、トグルクランプ20のクランプハンドル24を後方へ引き、押えアーム22を引き上げた状態にロックしてから、回転台1の中央凹部1oに弁体受け4Aを取り付け、この弁体受け4Aに弁体5Aを支持させる。そして、弁体5Aにその内側から内側弁体押え7Aを重ね合わせ、外側から外側弁体押え9Aを重ね合わせて、内側弁体押え7Aの外周壁8と外側弁体押え9Aの内周壁10との間に筒状空間部Saを形成する。この筒状空間部Saは、シート挿入筒13Aによって環状シート溝6に押し込まれる弁シート11及びシート挿入筒13Aの下端部13aをその環状シート溝6まで案内する押し込みガイドとして機能する。
それから、内側弁体押え7Aにリング状弁シート11を図3に示すように嵌め込んでセットした後、トグルクランプ20のクランプハンドル24を前方へ押して同図に示すような立てた状態にすることにより、押えアーム22を下向きに揺動させて、押えローラ15を外側弁体押え9A,9B上面に押し付け、それによって弁体5A,5Bを弁体受け4A,4Bに固定すると共に、弁体受け4A,4Bを回転台1に固定する。
次いで、昇降駆動機構18の操作ハンドル19を図1の仮想線図示側から実線図示側へ揺動旋回して昇降部材12を下降させ、この昇降部材12に取り付けられたシート挿入筒13Aの下端部13aを内側弁体押え7Aの外周壁8と外側弁体押え9Aの内周壁10との間の筒状空間部Saに突入させ、それによってリング状弁シート11を筒状空間部Saから弁体5Aの環状シート溝6に一気に押し込んで図4に示す状態に装入する。尚、昇降部材12が下降する時に、その内部に取り付けてあるコイルバネ14の下端部が内側弁体押え7Aの上端面に押接して、この内側弁体押え7Aを弁体5Aに固定する。
弁体5Aの環状シート溝6は、その溝入口が溝奥部よりも幅狭い蟻溝であり、また内側弁体押え7Aの外周壁8と外側弁体押え9Aの内周壁10との間の筒状空間部Saは、その下端出口部が環状シート溝6の入口と同じ溝幅で、上端入口部は弁シート11の厚みより十分広くなるように形成されている。従って、内側弁体押え7Aにセットされた弁シート11は、下降するシート挿入筒13Aによって筒状空間部Sa内に押し込まれる時に、内側弁体押え7Aの外周壁8と外側弁体押え9Aの内周壁10とで幅狭に潰された状態に圧縮変形し、この圧縮変形した状態で一気に弁体5Aの環状シート溝6に押し込まれて、図4に示すように環状シート溝6内に嵌着された状態となる。
上記のようにシート挿入筒13Aの下端部13aが内側弁体押え7Aの外周壁8と外側弁体押え9Aの内周壁10との間の筒状空間部Saに突入して弁シート11を弁体5Aの環状シート溝6に装入した後、そのままの状態、即ちシート挿入筒13Aの下端面13oがシート溝6に装入した弁シート11の上側面に係合したままの状態(図4に示す状態)で回転台1を手動操作により回転させ、それによって環状シート溝6に装入された弁シート11の水平度を調整する。
この時、シート挿入筒13Aは回転せず、回転台1、弁体受け4A、弁体5A、内側弁体押え7A及び外側弁体押え9Aが互いに一体となっ回転し、従って回転する環状シート溝6内の弁シート11が固定状態にあるシート挿入筒13Aの下端面13oに沿って摺接しながら、当該弁シート11の上下方向の凹凸変形状態を水平に均され、それによって弁シート11は上側面全体が水平面状となるように弁体5Aの環状シート溝6に装入された状態となる。回転台1の回転は2〜3回程度でよい。
上記のように環状シート溝6に装入された弁シート11の水平度を調整した後、トグルクランプ20のクランプハンドル24を後方へ引き、押えアーム22を引き上げて、押えローラ15を図3の仮想線図示のように外側弁体押え9Aから引き離し、そして昇降駆動機構18の操作ハンドル19を図1の実線図示側から仮想線図示側へ揺動させることにより、昇降部材12を上昇させてシート挿入筒13Aを内側弁体押え7Aの外周壁8と外側弁体押え9Aの内周壁10との間の筒状空間部Saから引き上げる。その後、外側弁体押え9A及び内側弁体押え7Aを取り外せば、弁シート11が装入された弁体5Aを取り出すことが出来る。
図5に示すようなシール弁のメインシャフトに設けられる弁体5Bの環状シート溝6に弁シート11を装入する場合は、図3及び図4で示した弁体受け4Aを回転台1から取り外し、これに代えて図5に示すように弁体受け4Bを回転台1に取り付け、この弁体受け4Bにその内側から内側弁体押え7Bを重ね合わせ、外側から外側弁体押え9Bを重ね合わせて、内側弁体押え7Bの外周壁8と外側弁体押え9Bの内周壁10との間に筒状空間部Sbを形成する。以降は、図3及び図4によって説明したサブシャフト側弁体5Aの環状シート溝6に弁シート11を装入する場合と全く同様な操作を行うことにより、メインシャフト側弁体5Bの環状シート溝6に弁シート11を装入する。尚、図5は、シート挿入筒13Bによって弁シート11が弁体5Bの環状シート溝6に装入される直前の状態を示す。
上述の実施形態では、シール弁におけるサブシャフト側弁体5Aの環状シート溝6に弁シート11を装入する場合と、メインシャフト側弁体5Bの環状シート溝6に弁シート11を装入する場合の2つの例について説明したが、これ以外の各種シール弁装置における弁体の環状シート溝に所定のリング状弁シートを装入することが出来るものである。
以上説明したように、本発明の弁シート装入装置によれば、リング状弁シート11を、弁体受け4A,4Bに水平に支持させた弁体5A,5Bの環状シート溝6に対して、その真上からシート挿入筒13A,13Bを垂直下方へ下降させて一気に装入することが出来るから、弁シート11の装入作業能率を従来の弁シート装入装置に比べて格段に向上させることが出来る。また弁シート11の横断面形状が多角形の場合でも、最終的に環状シート溝6に装入されたリング状弁シート11が半径方向に波を打つようなことがなくなり、それがために弁体5A,5Bの使用時に弁シート11を弁座に対し的確に位置させることが出来て、液漏れの発生を防止出来る。
また、弁シート11を弁体5Aの環状シート溝6に装入した後、回転台1を手動操作で回転させることによって、環状シート溝6に装入された弁シート11の水平度を調整することが出来る。
本発明に係る弁シート装入装置の一部断面側面図である。 同弁シート装入装置の平面図である。 シール弁のサブシャフトに設けられる弁体の環状シート溝に弁シートを装入する場合を示す弁シート装入装置の要部拡大断面図で、弁シートがシート溝に装入される途中の段階を示す。 弁シートがシート溝に装入され終わった状態を示す図3と同様な断面図でである。 シール弁のメインシャフトに設けられる弁体の環状シート溝に弁シートを装入する場合の装置を示す弁シート装入装置の要部拡大断面図で、弁シートがシート溝に装入される寸前の状態を示す。 シート挿入筒及び弁シートの夫々の一部拡大断面図である。
符号の説明
1 回転台
2 基台
4A,4B 弁体受け
5A,5B 弁体
6 環状シート溝
7 内側弁体押え
8 内側弁体押えの外周壁
9A,9B 外側弁体押え
10 外側弁体押えの内周壁
11 リング状弁シート
12 昇降部材
13A,13B シート挿入筒
14 コイルバネ
15 押えローラ
20 トグルクランプ

Claims (2)

  1. リング状の弁シートを弁体の環状シート溝に装入する弁シート装入装置であって、
    基台に回転自在に設けられた回転台と、回転台の中央部に取り付けられ、弁体をそのシート溝が上向きとなるように支持する弁体受けと、弁体に内側から重ね合わせられ、その重ね合せ時に環状シート溝の内周縁近傍まで外周壁を有する内側弁体押えと、弁体に外側から重ね合わせられ、その重ね合せ時に環状シート溝の外周縁近傍まで内周壁を有する外側弁体押えと、回転台上方に昇降自在に設けられた昇降部材と、昇降部材に取り付けられ、内側弁体押えの外周壁と外側弁体押えの内周壁との間に下端部が挿入可能なシート挿入筒と、シート挿入筒と内側弁体押えとの間に介装され、内側弁体押えの上面を押えるバネと、外側弁体押えの上面を押える押えローラと、からなり、昇降部材の下降に伴うシート挿入筒の下降動作によって、内側弁体押えに外嵌セットした弁シートを、内側弁体押えの外周壁と外側弁体押えの内周壁との間から弁体のシート溝に押し込むようにしてなる弁シート装入装置。
  2. シート挿入筒の下端面は、このシート挿入筒によって弁体のシート溝に押し込まれる弁シートの上側面に係合可能な断面形状に形成されている請求項1に記載の弁シート装入装置。
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