JP2005152938A - 鋳型造型機 - Google Patents
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Abstract
【課題】鋳型の凸部の鋳型強度を向上させることができ、鋳造品の寸法精度の向上及び鋳造欠陥の低減に貢献することができる鋳型造型機を提供する。
【解決手段】鋳型造型機は、凹部32をもつ模型面30を有する模型部3を保持する模型部保持要素2と、昇降フレーム5と、模型面30に生砂Wを供給する生砂供給要素6と、加圧体70(70A〜70D)を有する加圧体群7と、加圧体70(70A〜70D)を駆動させる駆動系8と、制御系9とを有する。制御系9は、加圧体群7のうち模型面30の凹部32に対向またはほぼ対向する加圧体70Bを、他の加圧体70A,70C,70Dよりも優先的に前進させ、模型面30の凹部32内の生砂部分の加圧を優先させる凹部優先加圧操作を実行する。
【選択図】図1
【解決手段】鋳型造型機は、凹部32をもつ模型面30を有する模型部3を保持する模型部保持要素2と、昇降フレーム5と、模型面30に生砂Wを供給する生砂供給要素6と、加圧体70(70A〜70D)を有する加圧体群7と、加圧体70(70A〜70D)を駆動させる駆動系8と、制御系9とを有する。制御系9は、加圧体群7のうち模型面30の凹部32に対向またはほぼ対向する加圧体70Bを、他の加圧体70A,70C,70Dよりも優先的に前進させ、模型面30の凹部32内の生砂部分の加圧を優先させる凹部優先加圧操作を実行する。
【選択図】図1
Description
本発明は生砂等の砂を固めて鋳型を造型する鋳型造型機に関する。
近年、自動車産業をはじめとする産業界では、鋳造品の寸法精度の向上、鋳造欠陥の低減がますます要請されている。更に鋳造品の形状もますます複雑化している。しかし形状が複雑化した鋳型では、鋳型強度のバラツキが発生しやすい。例えば、形状が複雑化した鋳型を造型する際には、凹部をもつ模型面を有する模型部を用い、その模型面を鋳型にキャビティ型面として転写させることにより鋳型が造型されているが、鋳型のうち模型面の凹部に対応する凸部では、鋳型強度が必ずしも充分に高くならず、鋳型強度のバラツキが発生しやすい不具合が生じる。
そこで特許文献1には、上記した不具合を改善する鋳型造型機が開示されている。この鋳型造型機は、凹部をもつと共に鋳型のキャビティ型面として転写される模型面を有する模型部を保持する模型部保持要素と、模型部保持要素に対して相対的に昇降可能に設けられた昇降フレームと、模型部の模型面に生砂を供給する生砂供給要素と、模型部の模型面から離れた位置に配置されていると共に模型部の模型面に存在する生砂を加圧して鋳型を形成する複数の加圧体を有する加圧体群とを備えている。このものによれば、鋳型の凸部は模型部の凹部により転写される。このものによれば、加圧前の初期状態において、加圧体群のうち模型部の凹部に対向する加圧体の高さ位置を下げることにしている。
特開平8−164444号公報(図1)
上記した公報に係る技術によれば、加圧前の初期状態において、加圧体群のうち模型部の凹部に対向する加圧体の高さ位置を下げることにしている。これにより鋳型の凸部に相当する部分を効率よく固めるようにしている。しかしながら上記した公報に係る技術といえども、鋳型の凸部の鋳型強度は向上するものの、必ずしも充分ではない。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、鋳型の凸部の鋳型強度を更に向上させることができ、鋳造品の寸法精度の向上及び鋳造欠陥の低減に貢献することができる鋳型造型機を提供することを課題とする。
本発明に係る鋳型造型機は、凹部をもつと共に鋳型のキャビティ型面として転写される模型面を有する模型部を保持する模型部保持要素と、前記模型部保持要素に対して相対的に昇降可能に設けられた昇降フレームと、前記模型部保持要素に保持された前記模型部の前記模型面に生砂を供給する生砂供給要素と、前記模型部の前記模型面から離れた位置に配置されていると共に鋳型の造型の際に前記模型部の前記模型面に存在する生砂を加圧して鋳型を形成する複数の加圧体を有する加圧体群と、前記加圧体群を構成する加圧体を前進方向及び後退方向に駆動させる駆動系と、前記駆動系を制御して前記加圧体群を構成する前記加圧体の前進及び後退を制御する制御系とを具備する鋳型造型機において、前記制御系は、前記加圧体群のうち前記模型部の前記模型面の前記凹部に対向またはほぼ対向する前記加圧体を、他の前記加圧体よりも優先的に前進させ、前記模型部の前記模型面の前記凹部内の生砂部分の加圧を他の生砂部分よりも優先させる凹部優先加圧操作を実行することを特徴とするものである。
『模型面の凹部に対向またはほぼ対向する加圧体を他の加圧体よりも優先的に前進させる』ことは、例えば、模型部の模型面の凹部に対向またはほぼ対向する加圧体の前進速度及び前進ストロークのうちの少なくとも一方を、他の加圧体よりも大きく設定することにより達成することができる。
上記したように本発明に係る鋳型造型機によれば、加圧体群のうち少なくとも模型部の模型面の凹部に対向またはほぼ対向する加圧体を、他の加圧体よりも優先的に前進させる。これにより模型部の模型面の凹部内に存在する生砂部分の加圧を他の生砂部分よりも優先させる凹部優先加圧操作を実行することができる。このため模型部の模型面の凹部に存在する生砂部分を効率よく固めることができる。このため鋳型のうち、上記した模型部の模型面の凹部に対応する凸部の鋳型強度が良好に確保される。従って、鋳造の際に、鋳型のうち凸部の崩れや変形等を抑えることができ、鋳造品の寸法精度の向上、鋳造欠陥の低減、鋳造品の品質の向上を図り得る。
本発明に係る鋳型造型機によれば、模型部の模型面の凹部内に存在する生砂部分の加圧を他の生砂部分よりも優先させる凹部優先加圧操作を実行する。このため模型部の模型面の凹部に存在する生砂部分を効率よく固めることができる。このため鋳型のうち、上記した模型部の模型面の凹部に対応する鋳型の凸部の鋳型強度が良好に確保される。従って、鋳造の際に、鋳型のうち前記した凸部の変形や崩れ等を抑えることができ、鋳造品の寸法精度の向上、鋳造欠陥の低減、鋳造品の品質の向上を図り得る。
本発明に係る鋳型造型機の好ましい形態によれば、制御系は、模型部の模型面に生砂を供給する指令を生砂供給要素に出力することにより、模型部の模型面に生砂を供給する生砂供給操作を実行し、その後、加圧体群のうち少なくとも模型部の模型面の凹部に対向またはほぼ対向する加圧体を他の加圧体よりも優先的に前進させる指令を駆動系に出力し、生砂のうち模型面の凹部内の生砂部分の加圧を他の生砂部分よりも優先させる凹部優先加圧操作を実行する。
このため模型部の模型面の凹部に存在する生砂部分を効率よく固めることができる。このため前述同様に、鋳型のうち上記した模型部の模型面の凹部に対応する凸部の鋳型強度が良好に確保される。従って、鋳造の際に、鋳型のうち前記した凸部の変形や崩れ等を抑えることができ、鋳造品の寸法精度の向上、鋳造欠陥の低減、鋳造品の品質の向上を図り得る。
なお、鋳型となる生砂が充分に固まった状態で凹部優先加圧操作が実行されたときには、凹部以外の他の生砂部分が既に固くなっているため、模型部の模型面の凹部内の生砂部分を加圧するには不利である。
また本発明の鋳型造型機の好ましい形態によれば、制御系は、凹部優先加圧操作を実行した後、加圧体群のうち他の加圧体の前進量を増加させ、生砂のうち模型面の凹部以外の部位に存在する生砂部分を加圧する本加圧操作を実行する。このように凹部優先加圧操作は本加圧操作の前に実行されるため、凹部優先加圧操作を実行しているときには、鋳型となる生砂は充分に固まっていない。即ち、鋳型となる生砂が充分には固まっていない状態で凹部優先加圧操作が実行されるため、模型面の凹部内の生砂部分の加圧を効率的に行うことができる。従って、鋳型のうち上記した模型部の模型面の凹部に対応する凸部の鋳型強度が良好に確保される。従って、鋳造の際に、鋳型のうち前記した凸部の崩れや変形等を抑えることができ、鋳造品の寸法精度の向上、鋳造欠陥の低減、鋳造品の品質の向上を図り得る。
本発明の鋳型造型機の好ましい形態によれば、制御系は、模型部の模型面に生砂を供給する指令を生砂供給要素に出力することにより、模型部の模型面に生砂を供給する生砂供給操作を実行し、その後、加圧体群のうち少なくとも模型部の模型面の凹部に対向またはほぼ対向する加圧体を他の加圧体よりも優先的に前進させる指令を駆動系に出力し、生砂のうち模型面の凹部内の生砂部分の加圧を他の生砂部分よりも優先させる凹部優先加圧操作を実行し、その後、生砂を補充する指令を生砂供給要素に出力することにより、模型部の模型面に存在する生砂に生砂を補充する生砂補充操作を実行する。
この場合、凹部優先加圧操作を実行した後に、模型部の模型面に存在する生砂に生砂を補充する生砂補充操作を実行する。補充された生砂は後操作で加圧されるため、鋳型のうち上記した模型部の模型面の凹部に対応する凸部の鋳型強度が更に良好に確保される。
本発明の鋳型造型機の好ましい形態によれば、凹部優先加圧操作は、加圧体群のうち少なくとも模型部の模型面の凹部に対向またはほぼ対向する加圧体の前進速度及び前進ストロークのうちの少なくとも一方を、他の加圧体よりも大きく設定することにより行われる。このように加圧体の前進速度及び前進ストロークのうちの少なくとも一方が他の加圧体よりも大きく設定されているため、生砂のうち模型面の凹部内の生砂部分の加圧を他の生砂部分よりも優先させる凹部優先加圧操作を良好に実行することができる。
本発明の鋳型造型機の好ましい形態によれば、制御系は、凹部優先加圧操作において、加圧体群を構成する複数の加圧体を一緒に前進させると共に、加圧体群を構成する複数の加圧体による加圧を一緒に終えるように指令を駆動系に出力する。これにより鋳型の造型時間の短縮化を図ることができる。ここで、複数の加圧体を一緒に前進させるとは、複数の加圧体の前進動作開始の時間差が1秒以内であることを意味する。複数の加圧体を一緒に終えるとは、複数の加圧体の前進動作終了の時間差が1秒以内であることを意味する。
本発明の鋳型造型機の好ましい形態によれば、模型部の模型面上に存在する生砂を加圧する加圧ボードが設けられており、加圧ボードの透孔に加圧体が前進及び後退可能に挿入されている。この場合、模型部の模型面上に存在する生砂を加圧ボードでも加圧することができるため、生砂の加圧が良好に行われる。
以下、本発明の実施例1を図1〜図10を参照して具体的に説明する。図1〜図8は鋳型造型機の作用形態を模式的に示す。図10は鋳型造型機で実行される基本フローチャートを示す。本実施例に係る鋳型造型機は水平割り方式であり、基台1と、模型部保持要素2と、昇降フレーム5と、生砂供給要素6と、複数の加圧体70を有する加圧体群7と、加圧体群7を構成する複数の加圧体70をそれぞれ前進方向及び後退方向に駆動させる駆動系8と、駆動系8を制御して加圧体群7を構成する加圧体70の前進及び後退を制御する制御系としてのコントローラ9とを備えている。コントローラ9はCPUをもつ制御処理回路、メモリ、入力処理回路、出力処理回路等を有する。
図1に示すように、基台1には昇降機構部として機能するメインシリンダ装置4が設けられている。メインシリンダ装置4は、基台1に設置された本体部40と、本体部40に対して昇降可能なロッド状の可動部41とを有する。模型部保持要素2は基台1に据え付けられており、模型部3を載せて脱着可能に保持する載置面23をもつ。模型部3は模型面30をもつ。この模型面30は、鋳型300のキャビティ型面として転写されるものであり、鋳型300の凸部310を転写により形成する凹部32をもつ。凹部32は底面32a及び側面32bをもつ。模型部保持要素2には、模型部3の外壁面を保持する枠状の保持部20と、保持部20を矢印Y1,Y2方向に沿って昇降させる昇降シリンダ部21とが設けられている。昇降シリンダ部21は本体部21aと本体部21aに対して昇降可能なロッド状の昇降部21bとで形成されている。なお昇降シリンダ部21は油圧駆動式であるが、エア駆動式としても良い。
メインシリンダ装置4の移動量つまり昇降フレーム5の昇降量はセンサ43により検知され、センサ43の信号はコントローラ9に入力される。従ってコントローラ9は昇降フレーム5の昇降高さ、ひいては加圧体群7の高さ位置を認識することができる。
昇降フレーム5は模型部保持要素2の上方に配置されており、メインシリンダ装置4のロッド状の可動部41の先端に保持されている。メインシリンダ装置4が駆動すると、ロッド状の可動部41の先端が矢印Y1,Y2方向に沿って昇降し、昇降フレーム5は模型部保持要素2に対して矢印Y1,Y2方向に沿って昇降する。
生砂供給要素6は模型部3の模型面30に生砂Wを供給するものであり、昇降フレーム5に据え付けられている。生砂供給要素6は、昇降フレーム5に保持され生砂を収容する収容室60をもつ容器61と、容器61の底領域に設けられ模型部3の模型面30に対面する吹出口62を有する加圧ボード63(図2参照)と、容器61内に配置され容器61の収容室60内の生砂Wを吹出口62に向けて案内する案内部材64と、容器61の収容室60内に配置され工場のエア配管に接続されたエア供給部65とを有する。なお図1、図3等では図面の複雑化を避けるため、加圧ボード63は省略されている。
エア供給部65からエアが供給されると、容器61の収容室60内の生砂Wが吹出口62から下方に吹き出される。容器61の上面開口61uは、生砂Wを収容室60に投入する投入口とされている。生砂供給要素6を構成する容器61の外壁面の下部には、枠体形状をなす盛枠100が容器61に対してスライド可能に設けられている。なお盛枠100は金枠200の上部に載置可能とされている。
昇降フレーム5にはサブシリンダ装置55が設けられている。サブシリンダ装置55は、盛枠100を昇降させるためのものであり、昇降フレーム5に固定された本体部55aと、本体部55aから伸縮するシリンダロッド55bとを有する。サブシリンダ装置55のシリンダロッド55bの先端部は盛枠100に接続されており、サブシリンダ装置55が作動すると、盛枠100は昇降する。なおサブシリンダ装置55はエア駆動式とされているが、油圧駆動式でも良い。昇降フレーム5には連結フレーム56を介して金枠200が設けられている。金枠200は造型した鋳型を保持する鋳枠として機能するものであり、昇降フレーム5の下方に位置している。この結果、金枠200は、生砂供給要素6の容器61と模型部3との間、つまり、盛枠100と模型部3との間に位置している。
図2に示すように、加圧体群7は加圧ボード63を介して生砂供給要素6の容器61内に据え付けられている。加圧体群7は、互いに独立して前進及び後退可能な複数の加圧体70(70A,70B,70C,70D)と、加圧体70(70A,70B,70C,70D)をそれぞれ個別に独立させて前進及び後退させる複数の加圧体駆動部75(75A,75B,75C,75D)とを有する。なお加圧体駆動部75(75A,75B,75C,75D)は油圧シリンダ装置で形成されている。
図2に示すように、前記した加圧ボード63には複数の透孔66が形成されており、各透孔66に加圧体70(70A,70B,70C,70D)がそれぞれ前進及び後退可能に挿通されている。なお、加圧体群7を構成する加圧体70の数は多数個であるが、図1〜図9では複雑化を回避するため、4個(70A,70B,70C,70D)が図示されている。加圧体群7を構成する加圧体70(70A,70B,70C,70D)のうち、模型部3の模型面30の凹部32に直接的に対向するものは、加圧体70Bとされている。加圧体群7のうち加圧体70A,70C,70Dは、模型部3の模型面30の凹部32に直接的には対向するものではない。
駆動系8は、加圧体群7を構成する加圧体70(70A,70B,70C,70D)を独立して前進方向及び後退方向に駆動させる駆動力としての油圧を発生させる駆動力発生部として機能するものである。この駆動系8は、油圧発生回路80と、油圧発生回路80で発生した油圧を油路85を介して各加圧体70(70A,70B,70C,70D)の各加圧体駆動部75(75A,75B,75C,75D)に供給する複数の制御弁82(82A,82B,82C,82D)と、メインシリンダ装置4を駆動させるメイン制御弁83とを有する。油圧発生回路80の油圧は油路85、制御弁82(82A,82B,82C,82D)、油路86(86A,86B,86C,86D)を介して加圧体駆動部75(75A,75B,75C,75D)にそれぞれ独立して供給され、加圧体70(70A,70B,70C,70D)がそれぞれ独立して前進及び後退するようにされている。また油圧発生回路80の油圧は油路85、メイン制御弁83、油路87を介してメインシリンダ装置4に供給され、メインシリンダ装置4が矢印Y1,Y2方向に沿って昇降する。
コントローラ9は、信号線9aを介して油圧発生回路80の作動を制御し、信号線9bを介して制御弁82(82A,82B,82C,82D)の開閉を制御し、信号線9cを介してメイン制御弁83の開閉を制御する。これによりメインシリンダ装置4の昇降を制御すると共に、各加圧体70(70A,70B,70C,70D)の前進及び後退をそれぞれ独立して制御する。
次に鋳型を造型する場合について、図10に示すフローチャートと共に説明する。先ず、図1に示す初期状態では、生砂供給要素6の容器61の収容室60内に生砂Wを収容すると共に、模型部3を模型部保持要素2の載置面23に載せた状態で模型部3の外面を保持部20で保持する(ステップS102)。初期状態では、メインシリンダ装置4の可動部41は本体部40の上端からM1突き出している。この状態において、ロッド状の可動部41が矢印Y2方向に沿って下降し、昇降フレーム5が矢印Y2方向に沿って下降するように、コントローラ9はメインシリンダ装置4を制御する(ステップS104)。これにより図3に示すように生砂供給要素6の容器61、金枠200、盛枠100が一体的に矢印Y2方向に沿って下降し、金枠200が保持部20に載せられる。この状態では、メインシリンダ装置4の本体部40の上端から可動部41はM2(M2<M1)突き出している。この状態では、図3に示すように、模型部保持要素2の吹出口62が模型部3の模型面30に対面しつつ、模型面30の上方に配置されている。更に、容器61の下端部及び加圧ボート63が金枠200の上面200uよりも寸法L1下方に進入している。
その後、コントローラ9は、模型部3の模型面30に生砂を供給する指令を生砂供給要素6に出力する。これにより生砂供給操作(ステップS106)が実行される。即ち、エア供給部65が駆動して、図4に示すように、容器61の収容室60内の生砂Wが吹出口62から下方に吹き出される。吹き出された生砂Wは模型部3の模型面30と金枠200とで区画された空間202に供給される。生砂は、模型部3の模型面30の凹部32内にも供給される。なお、模型部3の模型面30に供給された生砂は加圧体70の先端面である加圧面71に実質的に接触するが、これに限定されるものではない。このように空間202への生砂Wの装填を終える。
その後、コントローラ9は、加圧体群7のうち少なくとも模型面30の凹部32に対向またはほぼ対向する加圧体70Bを、加圧体70A,70C,70Dよりも優先的に駆動させる指令を駆動系8に出力する。これにより凹部優先加圧操作が実行される(ステップS108)。即ち図5に示すように、模型部3の模型面30に供給された生砂のうち模型面30の凹部32内の生砂部分Waは、加圧体70Bにより加圧される。これにより模型部3の模型面30に供給された生砂Wのうち模型面30の凹部32内の生砂部分Waの加圧は、他の生砂部分Wcよりも優先される。このとき、模型部3の模型面30のうち凹部32以外の面に対面する生砂部分Wcはあまり固まっていないため、模型部3の模型面30に供給された生砂のうち模型部3の模型面30の凹部32内の生砂部分Waは効果的に加圧されて固くなる。このように本実施例によれば、模型部3の模型面30の凹部32の回りの生砂部分Wcが充分に固まっていないときに、模型部3の模型面30の凹部32内の生砂部分Waを優先的に固めるため、模型部3の模型面30の凹部32内の生砂部分Waを効率よく固めることができる。
その後、コントローラ9は、昇降フレーム5を矢印Y1方向に沿って上昇させる指令を駆動系8に出力し、図6に示すように、模型面30の上に生砂の上方に補充空間205を形成する(ステップS110)。この場合、メインシリンダ装置4の本体部40の上端から可動部41はM3(M3>M2)突き出している。この状態では、金枠200の上面に載置されている盛枠100の内面と金枠200の内面上部とにより、補充空間205が形成されている。ここで、上記した昇降フレーム5の上昇に伴い、サブシリンダ装置55のシリンダロッド55bは長さL2に伸びている。
その後、コントローラ9は、補充空間205に生砂を補充する指令を生砂供給要素6に出力する。これにより生砂補充操作が実行される(ステップS112)。即ち、エア供給部65が再び駆動して、図7に示すように、容器61の収容室60内の生砂が吹出口62から下方に吹き出され、吹き出された生砂は補充空間205に供給される。なお、生砂は加圧体70A〜70Dの加圧面71に実質的に到達するまで供給されるが、これに限定されるものではない。
その後、図8に示すように、コントローラ9は、加圧体群7を構成する他の加圧体70A,70C,70Dを加圧体70Bと共に前進させ、生砂のうち模型面30のうち凹部32以外の部位に存在する生砂部分Wcをも加圧する本加圧操作を実行する(ステップS114)。このとき、盛枠100を金枠200に載せたまま、メインシリンダ装置4によりロッド状の可動部41が矢印Y2方向に沿って下降し、補充された生砂Wの全体が加圧ボード63により加圧される。これにより鋳型300の全体が造型される。
その後、図9に示すように、メインシリンダ装置4の本体部40の上端から可動部41がM5突き出すように、コントローラ9は、メインシリンダ装置4を駆動させて昇降フレーム5を矢印Y1方向に沿って上昇させる。上記した操作により、容器61、盛枠100、金枠200を矢印Y1方向に沿って上昇させ、金枠200に保持されている鋳型300を模型部3の模型面30から離型させる。離型により鋳型300の凸部310は模型部3の模型面30の凹部32から離型される(ステップS116)。このとき、昇降シリンダ部21の昇降部21bを保持部20と共に矢印Y1方向に沿って上昇させることにより、金枠200を持ち上げ、模型部3の模型面30からの鋳型300の離型をアシストする。鋳型300を離型した後、造型終了か否か判定し(ステップS118)、終了でなければステップS102にリターンし、造型終了であれば、終了操作を行う。
上記のようにして造型された鋳型300によれば、鋳型300の凸部310(模型部3の模型面30の凹部32に対応する部分)は、他の鋳型部分に比較して優先的に固められている。このため、従来変形しがちであった鋳型300の凸部310は良好なる鋳型強度を有する。従って、この鋳型300を鋳造に使用したとき、鋳型300の凸部310の変形及び崩壊等の不具合が効果的に防止され、鋳造品の寸法精度の向上、鋳造欠陥の低減を図り得、鋳造品質の向上に貢献することができる。
殊に本実施例によれば、加圧体70A,70C,70Dが模型部3の模型面30に向けてほとんどあるいはあまり前進しておらず、模型部3の模型面30に供給された生砂Wの全体が充分に固まっていないとき、模型面30の凹部32に対向する加圧体70Bを、凹部32に対向していない加圧体70A,70C,70Dよりも優先的に前進させる。このため模型部3の模型面30に供給された生砂Wのうち模型部3の模型面30の凹部32内の生砂部分Waは、効果的に加圧されて固くなる。即ち本実施例によれば、模型部3の模型面30の凹部32の回りの生砂部分Wcが固まっていないとき、模型部3の模型面30の凹部32内の生砂部分Waを優先的に固めるため、模型部3の模型面30の凹部32内の生砂部分Waを効率よく固めることができる。
本実施例は実施例1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。ただし、模型面30の凹部32に対向する加圧体70Bの前進ストロークは、加圧体70A,70C,70Dの前進ストロークよりも大きく設定されている。このため凹部優先加圧操作においては、加圧体70Bの前進ストロークを大きくし、模型面30の凹部32内の生砂部分Waを加圧する。
本実施例においても、凹部優先加圧操作においては模型部3の模型面30のうち凹部32以外の面に対面する生砂部分Wcはあまり固まっていないため、模型部3の模型面30に供給された生砂のうち模型部3の模型面30の凹部32内の生砂部分Waを効果的に固めることができる。なお本加圧操作では、加圧体70A,70B,70C,70Dの前進ストロークを同一とすることができる。
本実施例は実施例1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。ただし、模型面30の凹部32に対向する加圧体70Bの前進ストロークは、加圧体70A,70C,70Dの前進ストロークよりも大きく設定されている。そして本実施例に係る凹部優先加圧操作においては、図11に示すように、加圧体70Bを大きく前進させて模型部3の模型面30の凹部32内に進入させ、凹部32内の生砂部分Waを優先的に且つ効率よく固める。その後、実施例1と同様に、生砂を補充した後に、加圧体群7を構成する他の加圧体70A,70C,70Dを加圧体70Bと共に前進させ、生砂のうち模型面30のうち凹部32以外の部位に存在する生砂部分Wcをも加圧する本加圧操作を実行する。このため、模型部3の模型面30の凹部32内の生砂部分Waを優先的に且つ効率よく固めることができる。なお、加圧体70Bを模型部3の模型面30の凹部32内に進入させ得るように、加圧体70Bの外径は模型部3の模型面30の凹部32の内径よりも小さく設定されている。
本実施例においても、凹部優先加圧操作においては、模型部3の模型面30のうち凹部32以外の面に対面する生砂部分Wcはあまり固まっていないため、模型部3の模型面30に供給された生砂のうち模型部3の模型面30の凹部32内の生砂部分Waを効果的に固めることができる。
図12〜図14は本発明の実施例4を示す。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。以下、実施例1と相違する部分を中心として説明する。共通する部位には共通の符号を付する。本実施例によれば、図12〜図14に示すように、加圧体群7は、互いに独立して前進及び後退可能な複数の加圧体70(70A,70B,70C,70D,70E)と、加圧体70(70A,70B,70C,70D,70E)をそれぞれ個別に独立させて前進及び後退させる複数の加圧体駆動部75(75A,75B,75C,75D,75E)とを有する。
加圧体群7のうち、加圧体70Bが模型部3の模型面30の凹部32に対向しているが、加圧体70A,70C,70D,70Eは模型面30の凹部32に直接的には対向していない。造型の際には、模型部3の模型面30と金枠200と盛枠100とで区画された空間202に生砂Wが供給される(図12参照)。
その後、図13から理解できるように、コントローラ9は、加圧体群7を構成する複数の加圧体70(70A,70B,70C,70D,70E)を同時にまたはほぼ同時に模型部3の模型面30に向けて前進させるべく、矢印Y2方向に沿って下降させる。この場合、模型部3の模型面30の凹部32に対向またはほぼ対向する加圧体70Bの前進速度Vbを、加圧体70A,70C,70D,70Eの前進速度Va,Vc,Vd,Veよりも優先的に速めている。これにより凹部優先加圧操作が実行される。
即ち、模型部3の模型面30に供給された生砂のうち模型面30の凹部32内の生砂部分Waは、加圧体70Bにより加圧される。これにより模型面30に供給された生砂のうち模型面30の凹部32内の生砂部分Waの加圧を、他の生砂部分Wcよりも優先させる。
このとき、凹部32に対向していない加圧体70A,70C,70D,70Eは前進していないか、ほとんど前進しておらず、模型部3の模型面30のうち凹部32以外の面に対面する生砂部分Wcは、充分には固まっていない。このような状況で加圧体70Bが凹部32に向けて前進すれば、模型部3の模型面30に供給された生砂のうち模型面30の凹部32内の生砂部分Waは、効果的に加圧されて固くなる。このように本実施例によれば、模型面30の凹部32の回りの生砂部分Wcが充分に固まっていないとき、模型面30の凹部32内の生砂部分Waの加圧を優先的に固めるため、模型面30の凹部32内の生砂部分Waを効率よく固めることができる。
上記のようにして造型された鋳型300Xの凸部310X(模型部3の模型面30の凹部32に対応する部分)は、他の鋳型部分に比較して優先的に固められている。このため鋳型300Xの凸部310Xは良好なる鋳型強度を有する。従って、この鋳型300Xを鋳造に使用したとき、鋳型300Xの凸部310Xの変形及び崩壊などの不具合が防止され、鋳造品の寸法精度の向上、鋳造欠陥の低減を図り得、鋳造品質の向上に貢献することができる。
(実施例4の加圧体70の動作形態)
前記した実施例4の動作形態としては次の(1)〜(3)が挙げられる。
前記した実施例4の動作形態としては次の(1)〜(3)が挙げられる。
(1)加圧体70(70A,70B,70C,70D,70E)の前進の開始を同時刻またはほぼ同時刻で行う。そして前進開始時から、模型面30の凹部32に対向する加圧体70Bの前進速度Vbを、加圧体70A,70C,70D,70Eの前進速度Va,Vc,Vd,Veよりも高速化させる。この場合、生砂が充分に固まっていない状態において、模型面30の凹部32内の生砂部分Waの加圧を優先的に固めることができる。
(2)加圧体70A,70B,70C,70D,70Eの前進の開始を同時刻またはほぼ同時刻で行う。そして模型部3の模型面30の凹部32に対向する加圧体70Bが途中の中間位置(前進開始端から前進終了端までの中間点)まで前進するまでは、加圧体70Bの前進速度Vbを加圧体70A,70C,70D,70Eの前進速度Va,Vc,Vd,Veと同一またはほぼ同一とする。そして加圧体70Bが途中の中間位置まで前進したら、加圧体70Bの前進速度Vbを加圧体70A,70C,70D,70Eの前進速度Va,Vc,Vd,Veよりも高速化させる。この場合、生砂がある程度固まった状態において、模型面30の凹部32内の生砂部分Waの加圧を優先的に固めることができる。
(3)模型部3の模型面30の凹部32に対向する加圧体70Bの前進の開始時刻を、加圧体70A,70C,70D,70Eの前進の開始時刻よりも早める。更に加圧体70Bの前進速度Vbを、加圧体70A,70C,70D,70Eの前進速度Va,Vc,Vd,Veよりも高速化させる。この場合、生砂があまり固まっていない状態において、模型面30の凹部32内の生砂部分Waの加圧を優先的に固めることができる。
(4)模型部3の模型面30の凹部32に対向する加圧体70Bの前進の開始時刻を、加圧体70A,70C,70D,70Eの前進の開始時刻よりも遅延させる。更に加圧体70Bの前進速度Vbを、加圧体70A,70C,70D,70Eの前進速度Va,Vc,Vd,Veよりも高速化させる。この場合、加圧体70A,70C,70D,70Eの前進により生砂がある程度固まってから、模型面30の凹部32内の生砂部分Waの加圧を優先的に固めることができる。
上記した(1)〜(4)の場合、加圧体70Bの前進速度Vbを、加圧体70A,70C,70D,70Eの前進速度Va,Vc,Vd,Veよりも高速化させている。この場合、加圧体70Bを前進させる油圧を発生させる制御弁82Bの開度を、加圧体70A,70C,70D,70Eを前進させる油圧を発生させる制御弁82A,82C,82D,82Eの開度よりも大きく設定することにより達成することができる。
なお、上記した(1)〜(4)の場合、加圧体70A,70B,70C,70D,70Eの前進の終了を同時刻またはほぼ同時刻で行っても良いし、加圧体70Bの前進の終了時刻を、加圧体70A,70C,70D,70Eの前進の終了時刻よりも遅延させても良いし、早めても良い。
(他の例)
実施例1によれば、加圧体駆動部75(75A,75B,75C,75D)は油圧シリンダ装置で形成されているが、空気圧シリンダ装置としても良く、あるいは、モータ機構としても良い。その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できるものである。
実施例1によれば、加圧体駆動部75(75A,75B,75C,75D)は油圧シリンダ装置で形成されているが、空気圧シリンダ装置としても良く、あるいは、モータ機構としても良い。その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できるものである。
図中、1は基台、2は模型部保持要素、3は模型部、30は模型面、32は凹部、4はメインシリンダ装置、5は昇降フレーム、6は生砂供給要素、60は収容室、61は容器、63は加圧ボード、7は加圧体群、70A〜70Dは加圧体、75は加圧体駆動部、8は駆動部、80は油圧発生回路、82A〜82Dは制御弁、9はコントローラ(制御系)を示す。
Claims (6)
- 凹部をもつと共に鋳型のキャビティ型面として転写される模型面を有する模型部を保持する模型部保持要素と、
前記模型部保持要素に対して相対的に昇降可能に設けられた昇降フレームと、
前記模型部保持要素に保持された前記模型部の前記模型面に生砂を供給する生砂供給要素と、
前記模型部の前記模型面から離れた位置に配置されていると共に鋳型の造型の際に前記模型部の前記模型面に存在する生砂を加圧して鋳型を形成する複数の加圧体を有する加圧体群と、
前記加圧体群を構成する加圧体を前進方向及び後退方向に駆動させる駆動系と、
前記駆動系を制御して前記加圧体群を構成する前記加圧体の前進及び後退を制御する制御系とを具備する鋳型造型機において、
前記制御系は、
前記加圧体群のうち前記模型部の前記模型面の前記凹部に対向またはほぼ対向する前記加圧体を、他の前記加圧体よりも優先的に前進させ、前記模型部の前記模型面の前記凹部内の生砂部分の加圧を他の生砂部分よりも優先させる凹部優先加圧操作を実行することを特徴とする鋳型造型機。 - 請求項1において、前記制御系は、
前記模型部の前記模型面に生砂を供給する指令を生砂供給要素に出力することにより、前記模型部の前記模型面に生砂を供給する生砂供給操作を実行し、その後、
前記加圧体群のうち少なくとも前記模型部の前記模型面の前記凹部に対向またはほぼ対向する前記加圧体を他の加圧体よりも優先的に前進させる指令を前記駆動系に出力し、生砂のうち前記模型面の前記凹部内の生砂部分の加圧を前記他の生砂部分よりも優先させる前記凹部優先加圧操作を実行することを特徴とする鋳型造型機。 - 請求項2において、前記制御系は、前記凹部優先加圧操作を実行した後、前記加圧体群のうち前記他の加圧体の前進量を増加させ、前記生砂のうち前記模型面の前記凹部以外の部位に存在する生砂部分を加圧する本加圧操作を実行することを特徴とする鋳型造型機。
- 請求項1において、前記制御系は、
前記模型部の前記模型面に生砂を供給する指令を生砂供給要素に出力することにより、前記模型部の前記模型面に生砂を供給する生砂供給操作を実行し、その後、
前記加圧体群のうち少なくとも前記模型部の前記模型面の前記凹部に対向またはほぼ対向する前記加圧体を他の前記加圧体よりも優先的に前進させる指令を前記駆動系に出力し、生砂のうち前記模型面の前記凹部内の生砂部分の加圧を前記他の生砂部分よりも優先させる前記凹部優先加圧操作を実行し、その後、
前記生砂を補充する指令を前記生砂供給要素に出力することにより、前記模型部の前記模型面に存在する前記生砂に生砂を補充する生砂補充操作を実行することを特徴とする鋳型造型機。 - 請求項1において、前記凹部優先加圧操作は、前記加圧体群のうち少なくとも前記模型部の前記模型面の前記凹部に対向またはほぼ対向する前記加圧体の前進速度及び前進ストロークのうちの少なくとも一方を、前記他の加圧体よりも大きく設定することにより行われることを特徴とする鋳型造型機。
- 請求項1〜請求項5のうちのいずれか一項において、前記模型部の前記模型面上に存在する前記生砂を加圧する加圧ボードが設けられており、前記加圧ボードの透孔に前記加圧体が前進及び後退可能に挿入されていることを特徴とする鋳型造型機。
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WO2018016123A1 (ja) * | 2016-07-20 | 2018-01-25 | 新東工業株式会社 | 鋳型造型方法 |
-
2003
- 2003-11-25 JP JP2003394579A patent/JP2005152938A/ja active Pending
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JPWO2018016123A1 (ja) * | 2016-07-20 | 2019-05-09 | 新東工業株式会社 | 鋳型造型方法 |
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