JP2005152895A - 容器の内部面洗浄装置および内部面洗浄方法 - Google Patents

容器の内部面洗浄装置および内部面洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 爆轟により容器(20)の内部面を洗浄する装置および方法を提供する。
【解決手段】 容器壁(24)が容器(20)の内部と外部とを分離するとともに壁開口部を備える。細長い管路(26)が、上流の第1の端部(28)と下流の第2の端部(30)とを有するとともに、該第2の端部から容器(20)の内部に衝撃波を導くように配置される。燃料および酸化剤の供給源(32)が、管路(26)に燃料と酸化剤を供給するように該管路に連結される。点火器(50)が、衝撃波を生じさせる爆轟波を管路(26)内で発生させるために、燃料と酸化剤の反応を開始させるように配置される。パージガス供給源が、管路(26)にパージガスを投入して燃料と酸化剤の反応生成物を下流に導くために、該管路に連結されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は産業設備に関し、特に、産業設備の爆轟による洗浄(detonative cleaning)に関する。
表面のファウリングは、産業設備において重大な問題である。このような設備は、(石炭、石油、廃棄物などの)炉、ボイラ、ガス化装置、反応炉、熱交換器などを含む。典型的には、産業設備は内部に熱交換面を備える容器を含み、この熱交換面にすす、灰、鉱物や他の燃焼生成物および燃焼副生成物の粒子の堆積によるファウリングやスラグおよび/またはファウリングなどのより集中した付着物などが生じやすい。このような粒子の付着は、施設の操業を徐々に妨げて、効率および処理能力を減少させるとともに損害を生じさせるおそれがある。従って、設備の洗浄が大変望ましいが、いくつかの関連する問題点を伴う。多くの場合、ファウリング面に直接接近することは困難である。さらに、収益を維持するためには産業設備の休止時間および洗浄に関連するコストを最小限に抑えることが望ましい。これまで種々の技術が提案されている。例として、特許文献1〜3には種々の技術が記載されている。別の技術は、非特許文献1に開示されている。また、非特許文献2,3には、特定の爆発波技術が説明されている。このような装置は、特許文献4,5でも説明されている。これらの装置は、この技術の例示的な用途にちなんで“スートブロワ”と呼ばれることが多い。
米国特許第5494004号明細書 米国特許第6438191号明細書 米国特許出願第2002/0112638号明細書 ユーゴスラビア特許第P1756/88号明細書 ユーゴスラビア特許第P1728/88号明細書 ヒューク ゼット.(Huque,Z.)著,「パルス爆轟波技術を用いたスラグ除去の実験的研究(Experimental Investigation of Slag Removal Using Pulse Detonation Wave Technique」,DOE/HBCU/OMI年次シンポジウム,マイアミ,フロリダ,1999年3月16−18日 ハンジャリック ケイ.(Hanjalic,K.)およびサマジェビック アイ.(Smajevic,I.)著,爆轟波を使用したボイラ加熱面の洗浄(Further Experience Using Detonation Waves for Cleaning Boiler Heating Surfaces),国際エネルギ研究ジャーナル 第17巻(International Journal of Energy Research Vol.17),1993年,p.583−595 ハンジャリック ケイ.(Hanjalic,K.)およびサマジェビック アイ.(Smajevic,I.)著,「ファウリング面から負荷時に堆積物を除去する爆轟波技術I,II部(Detonation−Wave Technique for On−load Deposit Removal from Surfaces Exposed to Fouling:Parts I and II)」,ガスタービンおよび動力のエンジニアリングジャーナル,ASME会報第1巻(Journal of Engineering for Gas Turbines and Power,Transactions of the ASME,Vol.1),1994年1月,p.223−236
上述の技術にかかわらず、当該技術分野ではさらなる改善が求められている。
本発明の一形態は、容器の内部面洗浄装置を含む。容器壁が、容器の外部と内部とを分離するとともに壁開口部を有する。細長い管路が、上流の第1の端部と下流の第2の端部とを有するとともに、該第2の端部から容器の内部に衝撃波を導くように配置される。燃料および酸化剤の供給源が、管路に燃料と酸化剤を供給するように該管路に連結される。点火器が、衝撃波を生じさせる爆轟波を管路内で発生させるために、燃料と酸化剤の反応を開始させるように配置される。パージガス供給源が、管路にパージガスを投入して燃料と酸化剤の反応生成物を下流に導くために、該管路に連結されている。
種々の実施例では、管路は、第1の部分と、該第1の部分の下流に位置する第2の部分とを含むことができる。第1の部分は、第1の特徴的な断面積を有し、第2の部分は、第1の特徴的な断面積よりも大きい第2の特徴的な断面積を有しうる。点火器は、第1の部分において燃料と酸化剤の爆燃を開始させるとともに、この爆燃から爆轟への変化(deflagration−to−detonation transition)によって爆轟波が発生するように配置可能である。燃料および酸化剤の供給源は、第1の燃料および酸化剤の第1の燃料および酸化剤の供給源と、第2の燃料および酸化剤の第2の燃料および酸化剤の供給源と、を含んでもよい。第2の燃料および酸化剤の供給源は、第1の燃料および酸化剤の供給源が連結されている位置よりも下流で管路に連結することができる。
本発明の他の形態は、容器の内部面洗浄方法を含む。この容器は、開口部を有する壁を備える。管路に燃料と酸化剤が投入される。上記の面に衝突する衝撃波を発生させるように燃料と酸化剤の反応が開始される。続いて、管路に加圧されたパージガスが投入される。
種々の実施例では、この方法は、繰り返し連続して実行することができる。上記反応は、爆燃から爆轟への変化を含みうる。パージガスの大部分は空気であってもよい。パージガスは、管路の流路長さの上流から20%以内に配置されたパージガスポートを通して投入することができる。燃料と酸化剤の投入は、第1の燃料/酸化剤混合物を形成する第1の燃料および第1の酸化剤を投入し、第2の燃料/酸化剤混合物を形成する第2の燃料および第2の酸化剤を投入することを含むことができ、第2の混合物は第1の混合物よりも爆轟しにくい。第2の酸化剤は、第1の酸化剤よりも酸素が希薄であってもよい。第2の燃料/酸化剤混合物は、混合物として投入することができる。第2の燃料/酸化剤混合物は、第1の燃料/酸化剤混合物よりも遅い化学的反応を提供しうる。第1の燃料/酸化剤混合物の主要部は、第2の燃料/酸化剤混合物の主要部が提供される前または後に提供することができる。
本発明の1つまたはそれ以上の実施例の詳細は、添付図面および以下の実施形態に記載されている。本発明の他の特徴、目的、および利点は、実施形態、図面、および請求項から明らかになる。
図1は、例示的に3つの関連するスートブロワ22を有する炉20を示している。図示の実施例では、炉の容器は、直方体の形状であり、スートブロワは、全て容器の単一の共通壁24と関連づけられているとともに壁に沿って同様の高さに配置されている。(単一のスートブロワ、複数の高さにそれぞれ設けられた1つまたは複数のスートブロワなどの)他の構成も可能である。
各々のスートブロワ22は、炉の壁24から離れた上流の遠位端部28から壁24に近接する下流の近位端部30まで延在する細長い燃焼管路26を含む。しかし、端部30を完全に炉の内部に設けることもできる。各々のスートブロワ22の動作時には、管路26内の燃料/酸化剤混合物の燃焼は上流端部の近傍(管路長さの上流から10%以内)で開始され、炉の内部容積内の面を洗浄するために下流端部から関連する燃焼ガスとともに衝撃波として放出される爆轟波を発生させる。各々のスートブロワ22は、燃料/酸化剤供給源32と関連づけることができる。このような供給源またはその1つまたは複数の部品は、別個のスートブロワ22の間で共有することができる。例示的な供給源32は、対応する格納構造体38,40内に設けられた液化または加圧された気体燃料シリンダ34と酸素シリンダ36とを含む。例示的な実施例では、酸化剤は、実質的に純粋な酸素などの第1の酸化剤である。第2の酸化剤は、中央空気供給源42から供給される工場の空気であってもよい。例示的な実施例では、空気は空気アキュムレータ44に蓄積される。シリンダ34からの膨張した燃料は、一般に燃料アキュムレータ46に蓄積される。例示的な供給源32は、下方に位置する適切な配管によって関連する管路26にそれぞれ連結される。同様に、スートブロワ22は、燃料酸化剤混合物の燃焼を開始する点火ボックス50をそれぞれ含み、この点火ボックス50は、供給源32とともに制御および監視装置(図示省略)によって制御されている。図1は、壁24が点検および/または測定用のいくつかのポートを含むことを示している。例示的なポートは、各々のスートブロワ22と関連づけられた光学的監視ポート54と温度監視ポート56を含み、これらのポートは、洗浄すべき面の観察および内部温度の監視のために赤外線および/または可視光線のビデオカメラと熱電対プローブをそれぞれ受け入れる。圧力の監視や組成のサンプリングなどのために他のプローブ/監視/サンプリングを利用することもできる。
図2は、例示的なスートブロワ22の他の詳細を示している。例示的な爆轟管路26は、上流から下流に向かって配列された両側にフランジを備える一連の管路部分すなわち管路セグメント60と、壁の開口部66を通って延在する下流部分64を備えるとともに炉の内部68に曝される下流端部すなわち下流出口30で終端となる下流ノズル管路部分すなわち下流ノズル管路セグメント62と、によって構成される本体部分を有する。ノズルという用語は、広く使用されており、空力的な収縮、膨張、またはこれらの組み合わせが存在することを要しない。例示的な管路セグメント材料は、(ステンレス鋼などの)金属である。適切な支持および冷却が提供されれば、炉内のより深くに出口30を設けることができる。図2は、さらに炉の内部の管束70を示し、これらの管束の外側面にファウリングが生じやすい。例示的な実施例では、管路セグメント60は、関連するトロリ72にそれぞれ支持されており、トロリ72の車輪が施設の床76に沿って設けられたトラック装置74と係合する。例示的なトラック装置74は、トロリ72の車輪の凹状の周囲面と係合する一対の平行なレールを含む。例示的なセグメント60は、同様の長さL1であり、対応するフランジのボルト穴に設けられた対応するボルトの列によって直列にボルト留めされている。同様に、最も下流のセグメント60の下流フランジは、ノズル62の上流フランジにボルト留めされる。例示的な実施例では、(例えば、綿または熱的/構造的に頑丈な合成材料である)反動ストラップ80が、最後に連結されたフランジ対に1つまたは複数の金属製コイル反動ばね82と直列に連結されており、スートブロワ22の吐出に関連する反力を弾性的に吸収するとともに次の点火において燃焼管路が正確に配置されるように燃焼管路と炉の壁などの環境構造体とを接続する。また、追加の減衰手段(図示省略)を設けることもできる。反動ストラップ/ばねの組合わせは、直列にまたはループとして構成することができる。例示的な実施例では、この組み合わされた下流セクションの全長はL2である。
予爆轟管路部分/セグメント84が、上流端部28から下流に延在しており、この予爆轟管路セグメントも両側にフランジを備えることができるとともに、長さL3を有する。予爆轟管路セグメント84は、燃焼管路の下流部分60,62の(例えば平均値、中央値、最頻値などの)特徴的な内部断面領域よりも小さい(管路の軸/中心線500を横切る)特徴的な内部断面領域を有する。円状断面の管路セグメントを含む例示的な実施例では、予爆轟断面積は、8〜12cmの直径を特徴とし、下流部分は、20〜40cmの直径を特徴とする。従って、下流部分対予爆轟セグメントの例示的な断面積の比は、1:1〜10:1、より狭くは2:1〜10:1である。端部28,30の間の全長Lは、1〜15m、より狭くは5〜15mとすることができる。例示的な実施例では、遷移管路セグメント86が、予爆轟セグメント84と最も上流のセグメント60との間に延在する。セグメント86は、セグメント84,60の対応するフランジと合わさる寸法の上流および下流のフランジを有するとともに、これらのセグメント84,60の内部断面との間に滑らかな遷移部を提供する内部面を有する。例示的なセグメント86は、長さL4を有する。セグメント86の内部面の例示的な広がり半角は、≦12°、より狭くは5〜10°である。
燃料/酸化剤のチャージは、種々の方法で爆轟管路の内部に投入することができる。1つまたは複数の異なる燃料/酸化剤混合物があってもよい。このような混合物は、爆轟管路の外部で予混合するか、または管路への導入時または導入後に混合することができる。図3は、予爆轟配合と主配合の2つの異なる燃料/酸化剤配合を別々に投入するように構成されたセグメント84,86を示している。例示的な実施例では、セグメント84の上流部分において、一対の予爆轟燃料噴射管路90が燃料噴射ポートを画成するセグメント壁に設けられたポート92に連結されている。同様に、一対の予爆轟酸化剤管路94が、酸化剤入口ポート96に連結されている。例示的な実施例では、これらのポートは、セグメント84の長さの上流側半部に設けられている。例示的な実施例では、各々の燃料噴射ポート92は、関連する酸化剤ポート96と対となっており、関連する酸化剤ポートと同一の軸方向位置でかつ燃料および酸化剤の対向する噴射混合を提供するような角度で設けられている(90°として例示的に示しているが、180°を含む他の角度も可能である)。以下でより詳細に説明するように、パージガス管路98が、さらに上流に位置するパージガスポート100に連結されている。セグメント84の上流フランジにボルト留めされた端部プレート102が、燃焼管路の上流端部を密封するとともに、セグメント84の内部に動作可能な端部108を有する(点火プラグなどの)点火器106が端部プレート102を通過する。
例示的な実施例では、主燃料および主酸化剤はセグメント86に投入される。図示の実施例では、主燃料は、いくつかの主燃料管路112によって運ばれ、主酸化剤は、いくつかの主酸化剤管路110によって運ばれる。各々の主酸化剤管路110は、関連する入口114で主燃料と主酸化剤が混合されるように関連する燃料管路112を同心円状に囲む終端部を有する。例示的な実施例では、燃料は各種の炭化水素である。特定の例示的実施例では、両方の燃料は同じであり、同じ燃料供給源から吸引されるが、異なる酸化剤すなわち予爆轟混合物用の実質的に純粋な酸素および主混合物用の空気とそれぞれ混合される。この場合に有用な例示的燃料は、プロパン、MAPPガス、またはこれらの混合物である。エチレンや(ディーゼル油、灯油、およびジェット飛行燃料などの)液体燃料を含む他の燃料も使用可能である。酸化剤は、所望の主爆轟および/または予爆轟のチャージの化学的性質を得るのに適した比率の空気/酸素の混合物などの混合物を含みうる。さらに、分子的に組み合わされた燃料および酸化剤成分を有するモノプロペラント燃料も選択肢となりうる。
動作時には、使用サイクルの初めに燃焼管路が空気(または他のパージガス)を除いて空にされる。次に、予爆轟燃料および予爆轟酸化剤が、関連するポートを介して投入され、セグメント84を満たしてセグメント86内に(例えば、中間点近くまで)部分的に広がり、有利には主燃料/酸化剤ポートをちょうど超えた位置まで広がる。続いて、予爆轟燃料および予爆轟酸化剤の流れが停止される。予爆轟燃料および予爆轟酸化剤によって満たされる例示的な容積は、燃焼管路の容積の1〜40%、より狭くは1〜20%である。次に、燃焼管路の残りの容積の一部(例えば、20〜100%)を実質的に満たすように主燃料および主酸化剤が投入される。続いて、主燃料および主酸化剤の流れが停止される。予爆轟燃料および予爆轟酸化剤を予め主燃料/酸化剤ポートを越えて投入することにより、予爆轟チャージと主チャージとの間に空気または他の不燃性のスラグが形成されるおそれがほとんどなくなる。このようなスラグは、2つのチャージの間の燃焼面の移動を妨げるおそれがある。
チャージが投入された状態で、点火器の火花放電を提供するように点火ボックスが起動されて予爆轟チャージが点火される。予爆轟チャージは、燃焼が非常に速い化学的性質を有するように選択され、初期の爆燃は、セグメント84内において急速に爆轟に変化して爆轟波を発生させる。このような爆轟波が生じると、管路内でそれ自体では爆轟しない程度の充分に遅い化学的性質を有しうる主チャージを効果的に通過する。爆轟波は、長手方向下流に進んで下流端部30から炉の内部の衝撃波として出現し、典型的にコンタミネーション(汚染物質)を少なくとも緩めるように洗浄すべき面に衝突して熱的かつ機械的に衝撃を与える。爆轟波に続いて、爆轟管路から加圧された燃焼生成物が放出され、放出された生成物は下流端部30から噴流として出現して(緩んだ材料の除去などにより)洗浄プロセスをさらに仕上げる。このような燃焼生成物の放出後またはこのような放出と同時に、(例えば、主酸化剤および/または窒素を供給する同じ供給源からの空気である)パージガスがパージポート100を通して投入され、最終的な燃焼生成物を追い出すとともに(制御および監視装置による手動もしくは自動の決定に従って、即座にまたは次の規則的または不規則なインターバルで)サイクルを繰り返す準備として予爆轟管路をパージガスで満たす。また、パージガスの基本的な流れは、ガスや粒子が炉の内部から上流に侵入するのを防ぐとともに爆轟管路の冷却を補助するために、充填/放出サイクルの間で維持することができる。
種々の実施例では、内部面の強化部によって、実質的に円筒状および円錐台状のセグメントの内部表面積を超えて内部表面積が実質的に増加する場合がある。このような強化部は、爆燃から爆轟への変化または爆轟波を持続させるのに効果的でありうる。図4は、1つの主セグメント60の内部に設けられた内部面の強化部を示している。例示的な強化部は、実質的にチンスパイラル(Chin spiral)であるが、シェルキンスパイラル(Shchelkin spiral)やスミルノフキャビティ(Smirnov cavity)などの他の強化部も使用可能である。このスパイラルは、螺旋状の部材120によって構成される。例示的な部材120は、直径が約8〜20mmの円状の断面を有する金属製要素として形成される。他の断面を使用してもよい。例示的な部材120は、複数の長手方向要素122によってセグメントの内部面から離間して保持されている。この例示的な長手方向要素122は、部材120と同様の断面および材料のロッドであり、部材120および関連するセグメント60の内部面に溶接される。このような強化部は、異なるチャージおよび異なる燃焼器断面積に関する上述の技術の代わりにまたはこれに加えて予爆轟を提供するために利用することができる。
本発明の装置は、幅広い用途で使用可能である。例えば、典型的な石炭燃焼炉では、本発明の装置は、ペンダントすなわち二次過熱器、対流流路(一時過熱器およびエコノマイザ束)、空気予熱器、選択的な触媒リムーバ(SCR)スクラバ、バグハウスすなわち静電集塵器、エコノマイザホッパ、熱伝達面またはそれ以外の面における灰や他の熱的堆積物などに適用することができる。本発明の利用可能性は、石油燃焼炉、黒液回収ボイラ、バイオマスボイラ、廃棄物再利用バーナ(ゴミバーナ)などの他の用途でも同様に存在する。
本発明の1つまたは複数の実施例を説明したが、本発明の趣旨および範囲から逸脱せずに種々の変更を行うことができる。例えば、本発明は、種々の産業設備および種々のスートブロワ技術とともに使用するように設けることができる。既存の設備および技術の形態によって、特定の実施例の形態が影響されうる。(例えば、外部または内部の障害物をよける非直線状部分などの)他の形状の燃焼管路も可能である。従って、請求の範囲には他の実施例も含まれる。
炉の洗浄のために配置された複数のスートブロワと関連して設けられた産業炉の斜視図である。 図1の1つのスートブロワ側面図である。 図2のスートブロワの上流端部の部分切り欠き側面図である。 図2のスートブロワの主燃焼セグメントの長手方向断面図である。 図4のセグメントの端面図である。
符号の説明
20…炉
22…スートブロワ
24…壁
26…燃焼管路
28…上流の遠位端部
30…下流の近位端部
32…燃料/酸化剤供給源
34…気体燃料シリンダ
36…酸素シリンダ
38,40…格納構造体
42…中央空気供給源
44…空気アキュムレータ
46…燃料アキュムレータ
50…点火ボックス
54…光学的監視ポート
56…温度監視ポート

Claims (14)

  1. 容器の外部と内部とを分離するとともに壁開口部を有する容器壁を備える容器の内部面洗浄装置であって、
    上流の第1の端部と下流の第2の端部とを有するとともに、該第2の端部から前記容器の内部に衝撃波を導くように配置された細長い管路と、
    前記管路に燃料と酸化剤を供給するように該管路に連結された燃料および酸化剤の供給源と、
    前記衝撃波を生じさせる爆轟波を前記管路内で発生させるために、前記燃料と酸化剤の反応を開始させるように配置された点火器と、
    前記管路にパージガスを投入して燃料と酸化剤の反応生成物を下流に導くために、該管路に連結されたパージガス供給源と、を有することを特徴とする容器の内部面洗浄装置。
  2. 前記管路は、第1の部分と、該第1の部分の下流に位置する第2の部分とを含み、
    第1の部分は、第1の特徴的な断面積を有し、第2の部分は、第1の特徴的な断面積よりも大きい第2の特徴的な断面積を有し、
    前記点火器は、第1の部分において前記燃料と酸化剤の爆燃を開始させ、この爆燃から爆轟への変化によって前記爆轟波が発生することを特徴とする請求項1記載の容器の内部面洗浄装置。
  3. 前記燃料および酸化剤の供給源は、
    第1の燃料の第1の燃料供給源と、
    第1の酸化剤の第1の酸化剤供給源と、
    第2の燃料の第2の燃料供給源と、
    第2の酸化剤の第2の酸化剤供給源と、を含むことを特徴とする請求項1記載の容器の内部面洗浄装置。
  4. 第2の燃料および酸化剤の供給源は、第1の燃料および酸化剤の供給源が連結されている位置よりも下流で前記管路に連結されていることを特徴とする請求項3記載の容器の内部面洗浄装置。
  5. 開口部を有する壁を備える容器の内部面洗浄方法であって、
    管路に燃料と酸化剤を投入し、
    前記面に衝突する衝撃波を発生させるように、前記燃料と酸化剤の反応を開始させ、
    前記管路に加圧されたパージガスを投入することを含むことを特徴とする容器の内部面洗浄方法。
  6. 繰り返し連続して実行されることを特徴とする請求項5記載の容器の内部面洗浄方法。
  7. 前記反応は、爆燃から爆轟への変化を含むことを特徴とする請求項5記載の容器の内部面洗浄方法。
  8. 前記パージガスの大部分は空気であることを特徴とする請求項5記載の容器の内部面洗浄方法。
  9. 前記パージガスは、前記管路の流路長さの上流から20%以内に配置されたパージガスポートを通して投入されることを特徴とする請求項5記載の容器の内部面洗浄方法。
  10. 燃料と酸化剤の投入は、
    第1の燃料/酸化剤混合物を形成する第1の燃料および第1の酸化剤を投入し、
    第2の燃料/酸化剤混合物を形成する第2の燃料および第2の酸化剤を投入することを含み、第2の混合物は第1の混合物よりも爆轟しにくいことを特徴とする請求項5記載の容器の内部面洗浄方法。
  11. 第2の酸化剤は、第1の酸化剤よりも酸素が希薄であり、
    第2の燃料/酸化剤混合物は、混合物として投入されることを特徴とする請求項10記載の容器の内部面洗浄方法。
  12. 第2の燃料/酸化剤混合物は、第1の燃料/酸化剤混合物よりも遅い化学的反応を提供することを特徴とする請求項10記載の容器の内部面洗浄方法。
  13. 第1の燃料/酸化剤混合物の主要部は、第2の燃料/酸化剤混合物の主要部が提供される前に提供されることを特徴とする請求項10記載の容器の内部面洗浄方法。
  14. 第1の燃料/酸化剤混合物の主要部は、第2の燃料/酸化剤混合物の主要部が提供された後に提供されることを特徴とする請求項10記載の容器の内部面洗浄方法。
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