JP2005151548A - 折畳み式携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用者の選択により簡易にモードを切り換えることができる折り畳み式携帯電話機を提供する。
【解決手段】 折畳み式携帯電話機1は、第1筐体2と第2筐体3とヒンジ部4と制御部とを備える。第1筐体2は、第2イヤホン部21と、第1イヤホン部22とを有する。第2筐体3は、第2マイク部31と、第1マイク部32とを有する。ヒンジ部4は、第1回転軸A1を有し、第1筐体2と第2筐体3とが折畳まれた状態から、第1筐体2と第2筐体3とを第1状態と第2状態とに開くことが可能なように接続する。第1状態は、第1筐体2と第2筐体3とが180度以下の角度に開かれた状態である。第2状態は、第1筐体2と第2筐体3とが180を超える角度に開かれた状態である。制御部は、第1状態においては第1通信状態へ、第2状態においては第2通信状態へと、通信状態を切り換える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、折畳み式携帯電話機に関する。
一般に、折畳み式携帯電話機は、イヤホン部が設けられる第1筐体と、マイク部が設けられる第2筐体と、第1筐体と第2筐体とを折畳み可能に接続する接続部とを備える。また、このような折畳み式携帯電話は、第1筐体と第2筐体とが対向した状態となるように折畳まれ、通話時には折畳まれた状態から180度以下の所定角度に開かれて使用される(特許文献1参照)。
一方、折畳み式携帯電話機に限らず一般的な携帯電話機において、2つ以上の通信方式を自動的に切り換えるものが知られている。通信方式としては、例えば、PDC方式やPHS方式などがあり、これらの2つの通信方式を有し状況に応じて最適な通信方式を自動的に選択する携帯電話機がある(特許文献2参照)。
特開平6−338837号公報 特開平10−290474号公報
上記のように、自動的に通信方式が選択される携帯電話機は確かに便利であるが、状況によっては使用者が主体的に通信方式を選択して使用することを望む場合がある。また、通信方式に限らず、携帯電話機が有する2つ以上の通信状態等、複数のモードを必要に応じて主体的に切り換えることができれば便利である。
本発明の課題は、使用者の選択により簡易にモードを切り換えることができる折り畳み式携帯電話機を提供することにある。
請求項1に記載の折り畳み式携帯電話機は、第1筐体と、第2筐体と、接続部とを備えている。第1筐体は、第1イヤホン部を有する。第2筐体は、第1マイク部を有する。接続部は、第1筐体と第2筐体とを折り畳むための第1回転軸を有し、第1イヤホン部と第1マイク部とが対向するように第1筐体と第2筐体とが折り畳まれた状態から、第1筐体と第2筐体とが第1所定角度だけ開いた第1状態と、第1筐体と第2筐体とが第1所定角度より大きい第2所定角度だけ開いた第2状態とに、第1筐体と第2筐体とを開くことが可能なように接続する。制御部は、第1状態においては第1モードへ、第2状態においては第2モードへと、モードを切り換える。
この折畳み式携帯電話機では、第1筐体と第2筐体とを第1状態に開くか第2状態に開くかによって、第1モードと第2モードとを選択することができる。すなわち、折畳み式携帯電話機の開き方によって、簡易にモードを選択することができる。これにより、この折畳み式携帯電話機では、使用者の選択により簡易にモードを切り換えることができる。
なお、モードには、後述するように、通信状態、イヤホン部,マイク部の有効・無効、表示パネル部の表示状態、操作ボタン部のキー状態等が含まれる。
また、本発明において、第1及び第2所定角度は、後述する第1面乃至第4面を用いて表さない場合は、後述する第2回転軸回りに反転するしないに関わらず、第1イヤホン部と第1マイク部が対向して折り畳まれた状態から2つの筐体が第1回転軸回りに何度開いたかで表される。
従って、例えば、2つの筐体が第1イヤホン部と第1マイク部とが対向するよう折り畳まれた状態から第1回転軸回りに180度を超えて開いている場合、2つの筐体は180度を超えて開いているというとともに、その状態から第1筐体が第2回転軸回りに180度反転した場合も、2つの筐体は180度を超えて開いているという。
但し、第1面乃至第4面を用いて角度を表す場合、例えば、第1面(第1イヤホン部側の面)と第3面(第1マイク部側の面)が対向して折り畳まれた状態から2つの筐体が180度を超えて開いている場合は、第1面と第3面は180度を超えて開いている又は第2面(第1面と反対側の面)と第4面(第3面と反対側の面)は180度以下開いているといい、その状態から例えば第1筐体が第2筐体に対して第2回転軸回りに180度反転した場合は、第2面と第3面が180度を超えて開いている又は第1面と第4面が180度以下開いているという。
請求項2に記載の折り畳み式携帯電話機は、請求項1に記載の折り畳み式携帯電話機であって、第1所定角度は、180度以下の角度であり、第2所定角度は、180度を超える角度である。
この折り畳み式携帯電話機は、特に、第1筐体及び第2筐体を180度以下開くか180度を超えて開くかによって、簡易なモードの切り換えを行えるようになっている。
請求項3に記載の折り畳み式携帯電話機は、請求項1又は2に記載の折り畳み式携帯電話機であって、モードは通信状態である。
この折り畳み式携帯電話機は、第1状態か第2状態かにすることで、特に、第1通信状態及び第2通信状態を簡易に選択できるようになっている。
なお、通信状態には、通信方式、使用される通信回線、利用者の区別、通信態様等が含まれる。
請求項4に記載の折畳み式携帯電話機は、請求項3に記載の折畳み式携帯電話機であって、通信状態は通信方式であり、制御部は、第1状態においては第1通信方式へ、第2状態においては第2通信方式へと、通信方式を切り換える。
なお、通信方式とは、PDC,PHS,CDMA,W−CDMA,GSM、FOMAなどの通信システムを意味する。
この折畳み式携帯電話機では、携帯電話機の開き方によって、簡易に通信方式を選択することができる。これにより、使用者の選択により簡易に通信方式を切り換えることができる。
請求項5に記載の折畳み式携帯電話機は、請求項4に記載の折畳み式携帯電話機であって、第1通信方式はPDC方式であり、第2通信方式はPHS方式である。
この折畳み式携帯電話機では、携帯電話機の開き方によって、PDC方式とPHC方式とを使用者の選択により簡易に切り換えることができる。
請求項6に記載の折畳み式携帯電話機は、請求項3に記載の折畳み式携帯電話機であって、通信状態は使用される通信回線であり、制御部は、第1状態においては第1回線へ、第2状態においては第2回線へと、使用される通信回線を切り換える。
この折畳み式携帯電話機では、第1筐体と第2筐体とを第1状態に開くか第2状態に開くかによって、第1回線と第2回線とを選択することができる。このため、例えば、ビジネス用とプライベート用とで2つの回線を使い分けるなど、使用者の選択によって第1回線と第2回線とを簡易に使い分けることができる。
請求項7に記載の折畳み式携帯電話機は、請求項3に記載の折畳み式携帯電話機であって、通信状態は利用者の区別であり、制御部は、第1状態においては第1利用者へ、第2状態においては第2利用者へと、利用者の区別を切り換える。
この折畳み式携帯電話機では、第1筐体と第2筐体とを第1状態に開くか第2状態に開くかによって、第1利用者と第2利用者との区別を切り換えることができる。このため、例えば、第1利用者の場合と第2利用者の場合とで課金を切り換えることによって、1台の携帯電話機で通信費を2人の利用者に分けて精算することが可能である。このように、この折畳み式携帯電話機では、使用者の選択によって簡易に利用者を区別することができる。
請求項8に記載の折り畳み式携帯電話機は、請求項1又は2に記載の折り畳み式携帯電話機であって、通信状態は、通信態様である。そして、制御部は、第1状態においては通話及びメール送受信のいずれか一方へ、第2状態においては通話及びメール送受信の他方へと、通信態様を切り換える。
この折り畳み式携帯電話機は、第1状態か第2状態かにすることで、通話及びメール送受信を切り換えられるようになっている。
請求項9に記載の折り畳み式携帯電話機は、請求項1又は2に記載の折り畳み式携帯電話機であって、第2筐体は、第2マイク部が設けられた側に操作ボタン部をさらに有している。モードは、操作ボタン部のキー状態である。そして、制御部は、第1状態では、操作ボタンに対する入力が受け付けられないキーロック状態及びキーロック状態が解除されたキーロック解除状態のいずれか一方へと、第2状態では、キーロック状態及びキーロック解除状態の他方へと、操作ボタン部のキー状態を切り換える。
この折り畳み式携帯電話機は、第1状態か第2状態かにすることで、操作ボタン部のキー状態のキーロック状態及びキーロック解除状態を切り換えられるようになっている。
請求項10に記載の折り畳み式携帯電話機は、請求項1又は2に記載の折り畳み式携帯電話機であって、第1筐体は、第1イヤホン部が設けられた側に表示パネル部をさらに有している。モードは、表示パネル部の表示状態である。制御部は、第1状態では、文字情報を表示可能な文字情報表示状態へと、第2状態では、文字情報を表示しない文字情報非表示状態へと、表示パネル部の表示状態を切り換える。
この折り畳み式携帯電話機は、第1状態か第2状態かにすることで、表示パネル部の表示状態の文字情報表示状態及び文字情報非表示状態を切り換えられるようになっている。
なお、文字情報非表示状態とは、表示パネル部が消灯された状態、イルミネーションが表示された状態、スクリーンセーバーが表示された状態等である。
請求項11に記載の折り畳み式携帯電話機は、請求項1から10のいずれかに記載の折り畳み式携帯電話機であって、接続部は、第1回転軸に直交し第1筐体を反転させるための第2回転軸をさらに有している。
この折り畳み式携帯電話機は、2つの筐体が第1状態及び第2状態以外の状態を取ることができ、例えば、それら各状態に対し第1モード及び第2モード以外の他のモードを割り当てて、種々の使用態様を提供することができる。
請求項12に記載の折り畳み式携帯電話機は、請求項11の折り畳み式携帯電話機において、第1筐体は、第1イヤホン部が設けられた第1面の反対側の第2面に設けられる第2イヤホン部をさらに有している。
例えば、第1筐体と第2筐体が180度を超えて開いた第2状態とされると、操作ボタン部が外側に配置されるので、通話のために一方の筐体を他方に対し反転させて操作ボタン部を内側に配置させようとすることが想定される。
そこで、この折り畳み式携帯電話機では、一方の筐体にイヤホン部を両面側に配置することで、一方の筐体を反転させた場合にも通話ができるようにしている。
請求項13に記載の折り畳み式携帯電話機は、請求項11又は12に記載の折り畳み式携帯電話機において、第2筐体は、第2マイク部が設けられた第3面の反対側の第4面に設けられる第1マイク部をさらに有している。
この折り畳み式携帯電話機では、一方の筐体にマイク部を両面側に配置したことで、一方の筐体を反転させた場合でも、通話が可能になっている。
請求項14に記載の折り畳み式携帯電話機は、請求項13に記載の折り畳み式携帯電話機において、接続部は、第1面と第3面が第1所定角度だけ開いた第1状態から、第1筐体が第2筐体に対し反転して第2面と第3面とが第1所定角度だけ開いた第3状態と、第1面と第3面が第2所定角度だけ開いた第2状態から、第1筐体が第2筐体に対し反転して第2面と第3面とが第2所定角度だけ開いた第4状態とを採り得るよう第1筐体と第2筐体を接続する。制御部は、第3状態においては第3モードへ、第4状態においては第4モードへと、モードを切り換え可能である。
この折り畳み式携帯電話機では、第1モードと第2モードとのモード切り換えのほか、第2回転軸回りの反転動作によりさらに第3モードと第4モードとのモード切換を行うことができる。
請求項15に記載の折り畳み式携帯電話機は、請求項14に記載の折り畳み式携帯電話機において、第3状態では、第1面の第1イヤホン部及び第4面の第2マイク部が無効に、第2面の第2イヤホン部及び第3面の第1マイク部が有効となる。第4状態では、第2面の第2イヤホン部及び第3面の第1マイク部が無効に、第1面の第1イヤホン部及び第4面の第2マイク部が有効となる。
この折り畳み式携帯電話機では、第3状態での第1面及び第4面側や第4状態での第2面側及び第3面側に位置するイヤホン部及びマイク部を無効にすることで、音漏れや、不要な集音を防止することができる。
なお、外側とは、第1筐体と第2筐体とが180度を超えて開く側をいい、内側とは、第1筐体と第2筐体とが180度以下開く側をいう。
請求項1に記載の折り畳み式携帯電話機では、折畳み式携帯電話機の開き方によって、簡易にモードを選択することができる。これにより、この折畳み式携帯電話機では、使用者の選択により簡易にモードを切り換えることができる。
請求項2に記載の折り畳み式携帯電話機では、特に、第1筐体及び第2筐体を180度以下開くか180度を超えて開くかによって、簡易なモードの切り換えを行えるようになっている。
請求項3に記載の折畳み式携帯電話機では、折畳み式携帯電話機の開き方によって、簡易に通信状態を選択することができる。これにより、この折畳み式携帯電話機では、使用者の選択により簡易に通信状態を切り換えることができる。
請求項4に記載の折畳み式携帯電話機では、携帯電話機の開き方によって、簡易に通信方式を選択することができる。これにより、使用者の選択により簡易に通信方式を切り換えることができる。
請求項5に記載の折畳み式携帯電話機では、携帯電話機の開き方によって、PDC方式とPHC方式とを使用者の選択により簡易に切り換えることができる。
請求項6に記載の折畳み式携帯電話機では、第1筐体と第2筐体とを第1状態に開くか第2状態に開くかによって、第1回線と第2回線とを選択することができる。このため、例えば、ビジネス用とプライベート用とで2つの回線を使い分けるなど、使用者の選択によって第1回線と第2回線とを簡易に使い分けることができる。
請求項7に記載の折畳み式携帯電話機では、第1筐体と第2筐体とを第1状態に開くか第2状態に開くかによって、第1利用者と第2利用者との区別を切り換えることができる。このため、例えば、第1利用者の場合と第2利用者の場合とで課金を切り換えることによって、1台の携帯電話機で通信費を2人の利用者に分けて精算することが可能である。このように、この折畳み式携帯電話機では、使用者の選択によって簡易に利用者を区別することができる。
請求項8に記載の折り畳み式携帯電話機では、第1状態か第2状態かにすることで、通話及びメール送受信を切り換えられるようになっている。
請求項9に記載の折り畳み式携帯電話機では、第1状態か第2状態かにすることで、操作パネル部のキー状態のキーロック状態及びキーロック解除状態を切り換えられるようになっている。
請求項10に記載の折り畳み式携帯電話機では、第1状態か第2状態かにすることで、表示パネル部の表示状態の文字情報表示状態及び文字情報非表示状態を切り換えられるようになっている。
請求項11に記載の折り畳み式携帯電話機では、2つの筐体が第1状態及び第2状態以外の状態を取ることができ、例えば、それら各状態に対し第1モード及び第2モード以外の他のモードを割り当てて、種々の使用態様を提供することができる。
請求項12に記載の折り畳み式携帯電話機では、一方の筐体にイヤホン部を両面側に配置することで、一方の筐体が反転した場合にも通話を可能にしている。
請求項13に記載の折り畳み式携帯電話機では、一方の筐体にマイク部を両面側に配置したことで、一方の筐体を反転させた場合でも、通話が可能になっている。
請求項14に記載の折り畳み式携帯電話機では、第1モードと第2モードとのモード切り換えのほか、第2回転軸回りの反転動作によりさらに第3モードと第4モードとのモード切換を行うことができる。
請求項15に記載の折り畳み式携帯電話機では、外側に位置するイヤホン部及びマイク部を無効にすることで、音漏れや、不要な集音を防止することができる。
<第1実施形態>
〈構成〉
本発明の第1実施形態にかかる折畳み式携帯電話機1を図1に示す。
この折畳み式携帯電話機1は、第1筐体2と第2筐体3とヒンジ部4(接続部)と制御部5(図6参照)とを備えている。
[第1筐体2]
第1筐体2は、薄型の略長方形の形状を有しており、通話時において使用者の耳に近接する部分である。第1筐体2は、表示パネル部20と第2イヤホン部21と第1イヤホン部22とを有する。
表示パネル部20は、第1筐体2の一方の面である第1面11に設けられ、第1面11の中央部分に位置する大型の液晶ディスプレイである。この表示パネル部20には、電話番号やメールなどの文字情報や画像などが表示される。
第2イヤホン部21は、表示パネル部20が設けられた第1面11の反対側の面である第2面13に設けられ、第1筐体2の上端近傍に設けられる。第2イヤホン部21は、通話時に通話相手の音声を出力する。
第1イヤホン部22は、表示パネル部20が設けられている第1面11、すなわち、第2イヤホン部21が設けられた第2面13の反対側の面に設けられている。第1イヤホン部22は、表示パネル部20の上方であって第1筐体2の上端近傍に配置される。第1イヤホン部22は、通話時に通話相手の音声を出力する。
[第2筐体3]
第2筐体3は、薄型の略長方形の形状を有しており、通話時において使用者の口に近接する部分である。第2筐体3は、操作ボタン部30と第2マイク部31と第1マイク部32とを有する。
操作ボタン部30は、第2筐体3の一方の面である第3面15に設けられ、通話のオンオフボタンや数字や文字の入力ボタン、カーソルの移動ボタンなどによって構成される。
第2マイク部31は、操作ボタン部30が設けられた第3面15の反対側の面である第4面17に設けられ、第2筐体3の下端近傍に配置される。第2マイク部31は、通話時において折畳み式携帯電話機1の使用者の音声を集音する。
第1マイク部32は、操作ボタン部30が設けられた第3面15、すなわち、第2マイク部31が設けられた第3面15の反対側の第4面17に設けられる。第1マイク部32は、操作ボタン部30の下方であって第2筐体3の下端近傍に配置される。第1マイク部32は、通話時において折畳み式携帯電話機1の使用者の音声を集音する。
[ヒンジ部4]
ヒンジ部4は、第1筐体2と第2筐体3とを接続する部分であり、第1筐体2の下端および第2筐体3の上端とそれぞれ接続される。ヒンジ部4は、第1回転軸A1と第2回転軸A2との2つの回転軸を有する。
第1回転軸A1は、第1筐体2と第2筐体3とを折り畳むための回転軸であり、主として第1筐体2が第1回転軸A1を中心に回転することによって、折畳み式携帯電話機1は、折畳み状態から開いた状態へ、又は、開いた状態から折畳み状態へと移行する。この折畳み式携帯電話機1では、ヒンジ部4は、表示パネル部20と操作ボタン部30とが対向するように第1筐体2と第2筐体3とが折畳まれた状態(以下「第1折畳み状態」)から、第1筐体2と第2筐体3とを第1回転軸A1を中心に180度を超えて開くことが可能なように接続する(図2参照)。
ヒンジ部4は、図3に示すように、第1ストッパー41および第2ストッパー42を有している。第1ストッパー41および第2ストッパー42は、ヒンジ部4の周面から突出する小さな突起状の形状を有している。第1筐体2が、図4(a)に示す第1折畳み状態から第1回転軸A1を中心に回転し、第1筐体2側に設けられた溝に第1ストッパー41が係止することによって、折畳み式携帯電話機1は第1状態に保持される。第1状態とは、図4(b)に示すように、第1筐体2と第2筐体3とが180度以下の所定角度に開かれた状態であり、例えば、110度以上170度以下の所定角度に開かれた状態である。また、第1筐体2が、第1状態から第1回転軸A1を中心にさらに回転し、第1筐体2側に設けられた溝に第2ストッパー42が係止することによって、折畳み式携帯電話機1は第2状態に保持される。第2状態とは、図4(c)に示すように、第1筐体2と第2筐体3とが180度を超えて所定角度に開かれた状態であり、例えば、190度以上250度以下の所定角度に開かれた状態である。このように、ヒンジ部4は、第1状態と第2状態とに、第1筐体2と第2筐体3とを開くことが可能である。
第2回転軸A2は、第1回転軸A1に直交し、第1筐体2を反転させるための回転軸である。例えば、折畳み式携帯電話機1が第1状態にある場合に、図5に示すように、第1筐体2を第2回転軸A2を中心に180度回転させることによって、表示パネル部20が設けられた第1面11を外側へと向いた状態(以下「第3状態」)にすることができる。
なお、第3状態のまま第1回転軸A1を中心に第1筐体2を回転させて折畳み状態とすることも可能である。このような折畳み状態では、第1折畳み状態とは異なり、表示パネル部20が外側に面した状態となる。
また、折り畳み式携帯電話機1が第2状態にある場合に、第2回転軸A2回りに反転させることによって第1面11が外側を向いた状態(以下「第4状態」)にすることができる。そして、第3状態の場合と同様に、第4状態のまま第1回転軸A1回りに第1筐体2を回転させて折り畳み状態とすることも可能であり、このような折り畳み状態では、表示パネル部20が外側に面した状態となる。
[制御部5]
制御部5は、第1状態においては第1通信方式へ、前記第2状態においては第2通信方式へと、通信方式を切り換える。ここで、第1通信方式はPDC方式であり、第2通信方式はPHC方式である。
以下、制御部5による制御の詳細について説明する。
〈折畳み式携帯電話機1の制御〉
この折畳み式携帯電話機1は、使用者の選択によって第1状態および第2状態のいずれの状態においても通話を行うことが可能である。すなわち、折畳み式携帯電話機1は、第1折畳み状態から第1筐体2が開かれることによって第1状態へと移行するだけではなく、さらに180度より大きな角度に第1筐体2を開くことによって第2状態へと移行させることが可能である。第1状態と第2状態とのいずれの状態においても、使用者は、通話時には180以下の角度となっている側に顔を近接させて通話を行う。180以下の角度となっている側とは、第1状態では、表示パネル部20および操作ボタン部30に面する側(内側)であり(図1参照)、第2状態では、表示パネル部20および操作ボタン部30に面する側(外側)とは反対側である(図2参照)。
折畳み式携帯電話機1の制御ブロック図を図6に示す。折畳み式携帯電話機1は、上述した表示パネル部20や操作ボタン部30等の他に、開閉検知部50、スイッチ切替部51、PDC制御部52、PHC制御部53、PHS・PDC共用器54、PHS・PDC共通音声処理部55などを備えている。
開閉検知部50は、折畳み式携帯電話機1の状態、すなわち、第1折畳み状態、第1状態、第2状態のいずれであるかを検知する。開閉検知部50は、図4に示すように、主として、ヒンジ部4に設けられる第1電極面43および第2電極面44、第1筐体2に設けられる第3電極面23によって構成される。開閉検知部50では、第1筐体2が第1回転軸A1を中心に回転することによって、この第3電極面23が移動して第1電極面43や第2電極面44と接触する。これによって、折畳み式携帯電話機1の開閉検知が行われ、制御部5は、開閉検知部50による開閉検知結果によって各構成部品を制御する。
具体的には、まず、図4(a)に示す第1折畳み状態においては、第3電極面23は、第1電極面43および第2電極面44のいずれとも接触しておらず、制御部5は、第2イヤホン部21、第2マイク部31、第1イヤホン部22、第1マイク部32の全てを無効とし、表示パネル部20を消灯とする。
第1筐体2が第1回転軸A1を中心に回転して、図4(b)に示すように第3電極面23が第1電極面43と接触すると、折畳み式携帯電話機1が第1状態になったと判断される。そして、制御部5は、第2イヤホン部21と第2マイク部31とを無効に且つ第1イヤホン部22と第1マイク部32とを有効とし、表示パネル部20をオン状態とする。また、制御部5は、スイッチ切替部51を制御して、PDC制御部52を機能させる。PDC制御部52は、PDC方式によって送受信を行うための機能を有し、PHS・PDC共用器54、PHS・PDC共通音声処理部55を制御して、PDC方式によって通話やデータ通信を行う。
第1筐体2がさらに回転して、図4(c)に示すように第3電極面23が第2電極面44と接触すると、折畳み式携帯電話機1が第2状態となったと判断される。そして、第2イヤホン部21と第2マイク部31が有効に且つ第1イヤホン部22と第1マイク部32とが無効となる。また、制御部5は、スイッチ切替部51を制御して、PHC制御部53を機能させる。PHC制御部53は、PHC方式によって送受信を行うための機能を有し、PHS・PDC共用器54、PHS・PDC共通音声処理部55を制御して、PHC方式によって通話やデータ通信を行う。なお、第2状態では、制御部5は、操作ボタン部30を入力が受け付けられないキーロック状態とする。制御部5は、第1状態において操作ボタン部30の長押しが行われることによって、このキーロック状態を解除する。さらに、第2状態では、表示パネル部20は、文字情報を表示しない文字情報非表示状態となる。文字情報非表示状態とは、例えば、表示パネル部20が消灯された状態、イルミネーションやスクリーンセーバーが表示された状態などである。
なお、この折畳み式携帯電話機1では、図5のように第1筐体2を第2回転軸A2を中心に回転させて表示パネル部20が外側を向いた第3状態にすることが可能であるが、この状態では、第2イヤホン部21と第1マイク部32とが有効となり、第1イヤホン部22と第2マイク部31とは無効となる。
また、この折り畳み式携帯電話機1では、第1筐体2を第2回転軸A2回りに回転させて表示パネル部20が内側を向いた第4状態では、第1イヤホン部22と第1マイク部32が有効となり、第2イヤホン部21と第2マイク部31とが無効となる。
〈特徴〉
この折畳み式携帯電話機1では、使用者が第1筐体2と第2筐体3とを開くときに第1状態とするか第2状態とするかによって、使用する通信方式を選択することができる。例えば、PHS方式を使用した携帯電話機から着信があった場合には、第1筐体2と第2筐体3とを180度を超えて開いて第2状態とすることによって、PHS方式を選択して電話を受けることができる。また、PDC方式を使用した携帯電話機から着信があった場合には、第1筐体2と第2筐体3とを180以下に開いて第1状態とすることによって、PDC方式を選択して電話を受けることができる。このように、この折畳み式携帯電話機1では、使用者の意思によって、通信方式を簡易に選択して使用することができる。
なお、上記の構成では通信方式としてPDC方式とPHS方式が利用されているが、他にもCDMA,W−CDMA,GSM、FOMAなどが組み合わされて利用されてもよい。また、上記の構成では、第1状態においてPDC方式が選択され、第2状態においてPHS方式が選択されるように構成されているが、逆に、第1状態においてPHS方式が選択され、第2状態においてPDC方式が選択されてもよい。
<第2実施形態>
〈構成および制御〉
本発明の第2実施形態にかかる折畳み式携帯電話機1の制御ブロック図を図7に示す。
この折畳み式携帯電話機1は、第1状態と第2状態とで主回線(第1回線)と副回線(第2回線)との2つの回線を切り換えて使用することができる。折畳み式携帯電話機1は、第1実施形態のPDC制御部52、PHC制御部53、PHS・PDC共用器54、PHS・PDC共通音声処理部55に代えて、主回線処理部56、副回線処理部57、PDC共用器58、共通音声処理部59などを備えている。
開閉検知部50は、上記の第1実施形態で説明した制御内容と同様に、折畳み式携帯電話機1が開かれている状態、すなわち、第1折畳み状態、第1状態、第2状態のいずれであるかを検知する。
制御部5は、第1折畳み状態においては、第2イヤホン部21、第2マイク部31、第1イヤホン部22、第1マイク部32の全てを無効とし、表示パネル部20を消灯とする。
制御部5は、第1状態においては、第2イヤホン部21と第2マイク部31とを無効に且つ第1イヤホン部22と第1マイク部32とを有効とし、表示パネル部20をオン状態とする。また、制御部5は、スイッチ切替部51を制御して、主回線処理部56を機能させる。主回線処理部56は、主回線によって送受信を行うための機能を有し、PDC共用器58、共通音声処理部59を制御して、主回線によって通話やデータ通信を行う。
制御部5は、第2状態においては、第2イヤホン部21と第2マイク部31を有効に且つ第1イヤホン部22と第1マイク部32とを無効とする。また、制御部5は、スイッチ切替部51を制御して、副回線処理部57を機能させる。副回線処理部57は、副回線によって送受信を行うための機能を有し、PDC共用器58と共通音声処理部59とを制御して、副回線によって通話やデータ通信を行う。
他の構成および制御については、第1実施形態と同様である。
〈特徴〉
この折畳み式携帯電話機1では、使用者が第1筐体2と第2筐体3とを開くときに第1状態とするか第2状態とするかによって、使用する通信回線を選択することができる。すなわち、1つの携帯電話機で2つの電話番号を任意に選択して使用することができ、例えば、ビジネス用とプライベート用とで使用する回線を使い分けることができる。
<第3実施形態>
〈構成および制御〉
本発明の第3実施形態にかかる折畳み式携帯電話機1の制御ブロック図を図8に示す。
この折畳み式携帯電話機1は、第1状態と第2状態とにおいて、第1利用者と第2利用者との2つの利用者を区別して使用することができる。折畳み式携帯電話機1は、第2実施形態の主回線処理部56、副回線処理部57に代えて、第1利用者制御部60、第2利用者制御部61などを備えている。
開閉検知部50は、第1実施形態と同様に、折畳み式携帯電話機1が開かれている状態、すなわち、第1折畳み状態、第1状態、第2状態のいずれであるかを検知する。
制御部5は、第1折畳み状態においては、第2イヤホン部21、第2マイク部31、第1イヤホン部22、第1マイク部32の全てを無効とし、表示パネル部20を消灯とする。
制御部5は、第1状態においては、第2イヤホン部21と第2マイク部31とを無効に且つ第1イヤホン部22と第1マイク部32とを有効とし、表示パネル部20をオン状態とする。また、制御部5は、スイッチ切替部51を制御して、第1利用者制御部60を機能させる。第1利用者制御部60は、第1利用者によって送受信を行うための機能を有し、PDC共用器58、共通音声処理部59を制御して、第1利用者による使用であるとの認識の下に通話やデータ通信を行う。
制御部5は、第2状態においては、第2イヤホン部21と第2マイク部31を有効に且つ第1イヤホン部22と第1マイク部32とを無効とする。また、制御部5は、スイッチ切替部51を制御して、第2利用者制御部61を機能させる。第2利用者制御部61は、第2利用者によって送受信を行うための部分であり、PDC共用器58と共通音声処理部59とを制御して、第2利用者による使用であるとの認識の下に通話やデータ通信を行う。
他の構成および制御については、第1実施形態と同様である。
〈特徴〉
この折畳み式携帯電話機1では、使用者が第1筐体2と第2筐体3とを開くときに第1状態とするか第2状態とするかによって、利用者を区別することができる。例えば、第1状態において折畳み式携帯電話機1が使用される場合と、第2状態において折畳み式携帯電話機1が使用される場合とで、利用時間や利用データ量を別個に積算することができる。これによって、1台の携帯電話機で、通信費を2人の利用者に分けて精算することができる。
<第4実施形態>
〈構成および制御〉
本発明の第4実施形態にかかる折畳み式携帯電話機1の制御ブロック図を図9に示す。
この折畳み式携帯電話機1は、第1状態と第2状態とにおいて、通話とメール送受信を切り換えて使用することができる。折畳み式携帯電話機1は、第1実施形態のPDC制御部52、PHC制御部53、PHS・PDC共用器54、PHS・PDC共通音声処理部55に代えて、通話制御部63、メール通信制御部64、PDC共用器58、共通音声処理部59などを備えている。
開閉検知部50は、第1実施形態と同様に、折畳み式携帯電話機1が開かれている状態、すなわち、第1折畳み状態、第1状態、第2状態のいずれであるかを検知する。
制御部5は、第1状態においては、第2イヤホン部21と第2マイク部31とを無効に且つ第1イヤホン部22と第1マイク部32とを有効とし、表示パネル部20をオン状態とする。また、制御部5は、スイッチ切替部51を制御して、通話制御部63を機能させる。通話制御部63は、通話を行うための機能を有し、PDC共用器58、共通音声処理部59を制御して、他の携帯電話機等との間での通話が可能となる。
制御部5は、第2状態においては、第2イヤホン部21と第2マイク部31を有効に且つ第1イヤホン部22と第1マイク部32とを無効とする。また、制御部5は、スイッチ切替部51を制御して、第2利用者制御部61を機能させる。第2利用者制御部61は、第2利用者によって送受信を行うための部分であり、PDC共用器58と共通音声処理部59とを制御して、第2利用者による使用であるとの認識の下に通話やデータ通信を行う。
他の構成および制御については、第1実施形態と同様である。
〈特徴〉
この折畳み式携帯電話機1では、使用者が第1筐体2と第2筐体3とを開くときに第1状態とするか第2状態とするかによって、通話及びメール送受信のいずれかに通信態様を切り換えることができる。
[他の実施形態]
(a)第3状態及び第4状態への切り換えでは、イヤホン部、マイク部の有効・無効を切り換える以外に、通信状態や、操作ボタン部のキー状態、表示パネル部の表示状態等、他のモード切換が行われても良い。
(b)各筐体のA2軸回りの回転角度は、180度に限らず、90度等の他の角度であっても良い。この場合、A2軸回りの開閉角度ごとに第3及び第4モードと異なるモードがさらに割り当ててられても良い。
(c)切り換えの対象となるモードは、通信状態、操作ボタン部のキー状態、表示パネル部の表示状態に限定されず、他の機能の切り換えに関するものであっても良い。
(d)第2所定角度は、第1所定角度よりも大きければ良く、第2所定角度が180度以下であっても、第1所定角度が180度を超える角度であっても良い。
本発明は、使用者の選択により簡易にモードを切り換えることができる効果を有し、折畳み式携帯電話機として有用である。
第1状態における折畳み式携帯電話機の外観図。 第2状態における折畳み式携帯電話機の外観図。 ヒンジ部の外観図。 折畳み式携帯電話機の開閉動作を示す側面図。 第3状態における折畳み式携帯電話機の外観図。 第1実施形態にかかる制御ブロック図。 第2実施形態にかかる制御ブロック図。 第3実施形態にかかる制御ブロック図。 第4実施形態にかかる制御ブロック図。
符号の説明
1 折畳み式携帯電話機
2 第1筐体
3 第2筐体
4 ヒンジ部(接続部)
5 制御部
21 第2イヤホン部
22 第1イヤホン部
31 第2マイク部
32 第1マイク部
A1 第1回転軸
A2 第2回転軸

Claims (15)

  1. 第1イヤホン部を有する第1筐体と、
    第1マイク部を有する第2筐体と、
    前記第1筐体と前記第2筐体とを折り畳むための第1回転軸を有し、前記第1イヤホン部と前記第1マイク部とが対向するように前記第1筐体と前記第2筐体とが折り畳まれた状態から、前記第1筐体と前記第2筐体とが第1所定角度だけ開いた第1状態と、前記第1筐体と前記第2筐体とが前記第1所定角度より大きい第2所定角度だけ開いた第2状態とに、前記第1筐体と前記第2筐体とを開くことが可能なように接続する接続部と、
    前記第1状態においては第1モードへ、前記第2状態においては第2モードへと、モーを切り換える制御部と、
    を備える折り畳み式携帯電話機。
  2. 前記第1所定角度は、180度以下の角度であり、
    前記第2所定角度は、180度を超える角度である、
    請求項1に記載の折り畳み式携帯電話機。
  3. 前記モードは通信状態である、請求項1又は2に記載の折り畳み式携帯電話機。
  4. 前記通信状態は、通信方式であり、
    前記制御部は、前記第1状態においては第1通信方式へ、前記第2状態においては第2通信方式へと、前記通信方式を切り換える、
    請求項3に記載の折畳み式携帯電話機。
  5. 前記第1通信方式はPDC方式であり、前記第2通信方式はPHS方式である、
    請求項4に記載の折畳み式携帯電話機。
  6. 前記通信状態は、使用される通信回線であり、
    前記制御部は、前記第1状態においては第1回線へ、前記第2状態においては第2回線へと、前記使用される通信回線を切り換える、
    請求項3に記載の折畳み式携帯電話機。
  7. 前記通信状態は、利用者の区別であり、
    前記制御部は、前記第1状態においては第1利用者へ、前記第2状態においては第2利用者へと、前記利用者の区別を切り換える、
    請求項3に記載の折畳み式携帯電話機。
  8. 前記通信状態は、通信態様であり、
    前記制御部は、前記第1状態においては通話及びメール送受信のいずれか一方へ、前記第2状態においては通話及びメール送受信の他方へと、前記通信態様を切り換える、
    請求項1又は2に記載の折り畳み式携帯電話機。
  9. 前記第2筐体は、前記第1マイク部が設けられた側に操作ボタン部をさらに有し、
    前記モードは、前記操作ボタン部のキー状態であり、
    前記制御部は、前記第1状態では、前記操作ボタンに対する入力が受け付けられないキーロック状態及び前記キーロック状態が解除されたキーロック解除状態のいずれか一方へと、前記第2状態では、前記キーロック状態及びキーロック解除状態の他方へと、前記操作ボタン部のキー状態を切り換える、
    請求項1又は2に記載の折り畳み式携帯電話機。
  10. 前記第1筐体は、前記第1イヤホン部が設けられた側に表示パネル部をさらに有し、
    前記モードは、前記表示パネル部の表示状態であり、
    前記制御部は、前記第1状態では、文字情報を表示可能な文字情報表示状態へと、前記第2状態では、文字情報を表示しない文字情報非表示状態へと、前記表示パネル部の表示状態を切り換える、
    請求項1又は2に記載の折り畳み式携帯電話機。
  11. 前記接続部は、前記第1回転軸に直交し前記第1筐体を反転させるための第2回転軸をさらに有している、請求項1から10のいずれかに記載の折り畳み式携帯電話機。
  12. 前記第1筐体は、前記第1イヤホン部が設けられた第1面の反対側の第2面に設けられる第2イヤホン部をさらに有している、請求項11に記載の折り畳み式携帯電話機。
  13. 前記第2筐体は、前記第1マイク部が設けられた第3面の反対側の第4面に設けられる第2マイク部をさらに有している、請求項11又は12に記載の折り畳み式携帯電話機。
  14. 前記接続部は、前記第1面と前記第3面が前記第1所定角度だけ開いた第1状態から、前記第1筐体が前記第2筐体に対し反転して前記第2面と前記第3面とが前記第1所定角度だけ開いた第3状態と、前記第1面と前記第3面が前記第2所定角度だけ開いた第2状態から、前記第1筐体が前記第2筐体に対し反転して前記第2面と前記第3面とが前記第2所定角度だけ開いた第4状態とを採り得るよう前記第1筐体と前記第2筐体を接続し、
    前記制御部は、前記第3状態においては第3モードへ、前記第4状態においては第4モードへと、前記モードを切り換え可能である、
    請求項13に記載の折り畳み式携帯電話機。
  15. 前記第3状態では、前記第1面の第1イヤホン部及び前記第4面の第2マイク部が無効に、前記第2面の第2イヤホン部及び第3面の第1マイク部が有効となり、
    前記第4状態では、前記第2面の第2イヤホン部及び前記第3面の第1マイク部が無効に、前記第1面の第1イヤホン部及び第4面の第2マイク部が有効となる、
    請求項14に記載の折り畳み式携帯電話機。
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