JP2005150929A - 信号伝送装置および信号伝送方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 伝送路に電流を供給する出力回路の構成を簡素化することができ、簡単な構成で一対の伝送路間に接続される抵抗の両端部間の電位差を調整することができる信号伝送装置を提供する。
【解決手段】 一対の伝送路6の各伝送路6a,6b間に第1抵抗部19および第2抵抗部24が電気的に接続される。送信バッファ18は、所定の入力信号に基づいて、第1抵抗部19の一端部22から他端部23、および第1抵抗部19の他端部23から一端部22に双方向に電流の向きを変えて、予め定める一定の電流を各伝送路に6a,6bに供給する。前記伝送路6に供給される予め定める一定の電流は、第2抵抗部24によって分流され、第1抵抗部19に流れる電流を小さくなり、これによって第1抵抗部19の両端部間の電位差を小さくすることができる。第2抵抗部24を設けることによって、第1抵抗部19の両端部間の電位差を容易に調整することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一対の伝送路の各伝送路間に電気的に接続される抵抗に流す電流の向きを変えることによって所定の信号を伝送する信号伝送装置および信号伝送方法に関する。
たとえば低電圧差動通信(Low Voltage Differential Signaling:略称LVDS)など、差動信号を用いて所定の信号を伝送する信号伝送装置では、入力される所定の入力信号に基づいて、一対の伝送路の各伝送路間に電気的に接続される抵抗に、この抵抗に流れる電流の向きが変わるように伝送路に予め定める一定の電流を供給し、前記抵抗の両端部間の電位に基づいて、所定の出力信号を出力する。前記所定の入力信号および所定の出力信号は、高レベル信号および低レベル信号を含むデジタル信号で表される。
前述したような信号伝送装置における第1の従来の技術では、一対の伝送路に接続され、所定の入力信号に基づいて各伝送路に電流を供給するLVDS構成の出力回路を有し、この出力回路に電流調整用MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect
Transistor)を設けて、電流調整用MOSFETによって1または複数の電流源を出力回路に接続して、出力回路から各伝送路に供給する電流を調整している(たとえば特許文献1参照)。
また前述したような信号伝送装置における第2の従来の技術では、一対の伝送路に接続され、各伝送路に所定の入力信号に基づいて電流を供給する出力回路に、電圧源から供給される電圧を調整するための電圧振幅調整回路および抵抗を設け、前記抵抗の抵抗値を変えることによって各伝送路に供給する電流を調整している(たとえば特許文献2参照)。
特開2000−134082号公報 特開2000−181591号公報
第1および第2の従来の技術では、各伝送路に電流を供給する出力回路によって各伝送路に供給する電流を調整することによって、伝送路間に電気的に接続される抵抗の両端部間の電位を調整することができるが、出力回路に電流調整用MOSFET、電圧振幅調整回路および抵抗などを設ける必要があり、前記出力回路の構成が複雑になるという問題がある。
本発明の目的は、伝送路に電流を供給する部分の構成を簡素化することができ、簡単な構成で一対の伝送路間に接続される抵抗の両端部間の電位差を調整することができる信号伝送装置および信号伝送方法を提供することである。
本発明は、一対の伝送路と、
予め定める第1の抵抗値を有し、各伝送路間に電気的に接続される第1抵抗と、
所定の入力信号に基づいて、第1抵抗の一端部から他端部、および第1抵抗の他端部から一端部に双方向に電流の向きを変えて、各伝送路に予め定める一定の電流を供給する電流供給部と、
第1抵抗の両端部間の電位差が予め定める電位差以上であって、第1抵抗の一端部の電位が他端部の電位以上である場合に、予め定める第1レベル信号を出力し、第1抵抗の他端部の電位が一端部の電位以上である場合に、予め定める第1レベル信号とは異なる予め定める第2レベル信号を出力して所定の出力信号を生成する信号生成部と、
予め定める第2の抵抗値を有し、各伝送路間に電気的に接続され、電流供給部から各伝送路に供給される前記予め定める一定の電流を分流する第2抵抗とを含むことを特徴とする信号伝送装置である。
本発明に従えば、第1抵抗は、一対の伝送路の各伝送路間に電気的に接続される。第1抵抗が一対の伝送路のうちの一方に接続される接続部が、第1抵抗の一端部であり、第1抵抗が一対の伝送路のうちの他方に接続される接続部が、第1抵抗の他端部である。電流供給部は、所定の入力信号が入力されることによって、この所定の入力信号に基づいて、第1抵抗の一端部から他端部、および第1抵抗の他端部から一端部に双方向に電流の向きを変えて、予め定める一定の電流、つまり一定の電流値を有する電流を各伝送路に供給する。前記所定の入力信号は、高レベル信号および低レベル信号で表されるデジタル信号である。第1抵抗の一端部から他端部に向かって電流が流れると、第1抵抗の両端部間には、予め定める第1の抵抗値と、電流とに応じた電位差が発生して第1抵抗の一端部の電位が他端部の電位以上となる。また第1抵抗の他端部から一端部に向かって電流が流れると、第1抵抗の両端部間には、予め定める第1の抵抗値と、電流とに応じた電位差が発生して第1抵抗の他端部の電位が一端部の電位以上となる。信号生成部は、第1抵抗の両端部間の電位差が予め定める電位差以上であって、第1抵抗の一端部の電位が他端部の電位以上である場合に、第1レベル信号を出力し、第1抵抗の他端部の電位が一端部の電位以上である場合に、予め定める第1レベル信号とは異なる予め定める第2レベル信号を出力することによって、所定の出力信号を生成する。伝送路を流れる電流にノイズ成分が含まれている場合、この電流が第1抵抗を流れることによって発生する第1抵抗の両端部の電位に同様なノイズ成分が含まれる。たとえば前記ノイズ成分によって、第1抵抗の一端部の電位が上昇すれば他端部の電位も上昇し、第1抵抗の一端部の電位が降下すれば他端部の電位も降下することとなる。つまり伝送路に流れる電流にノイズ成分が含まれていたとしても、このノイズ成分によって、第1抵抗の一端部および他端部間の電位差は変わらない。信号生成部は、第1抵抗の両端部間の電位差および一端部の電位および他端部の電位の大きさに基づいて所定の出力信号を生成するので、ノイズ成分によって伝送される所定の信号が変化してしまうことが防止される。
第2抵抗は、一対の伝送路間に電気的に接続される。つまり第2抵抗は、第1抵抗と並列に伝送路に接続される。電流供給部から一対の伝送路に供給される予め定める一定の電流は、第1抵抗と第2抵抗とによって分流される。第1抵抗の一端部から他端部、および第1抵抗の他端部から一端部に双方向に電流の向きを変えて、電流出力部が予め定める一定の電流を伝送路に流すと、予め定める一定の電流は第2抵抗によって分流され、第1抵抗および第2抵抗にはそれぞれ予め定める一定の電流が分流された所定の電流が流れる。したがって、第1抵抗に流れる電流を小さくすることができ、第1抵抗の両端部間の電位差を小さくすることができる。これによって信号生成部の入力特性に応じて、第1抵抗の両端部間の電位差を容易に調整することができる。
本発明では、各伝送路に供給する電流を変化させるような構成を電流供給部に設ける必要がないので、第1および第2の従来の技術と比較して、伝送路に電流を出力する電流出力部の構成を簡素化することができる。また第2抵抗の予め定める第2の抵抗値を選択することによって、電流出力部が出力する予め定める一定の電流の電流値、および信号生成部が入力可能な電圧値の設定、および第1の抵抗の予め定める抵抗値を変更することなく、信号生成部が入力可能な電位差に応じて、第1抵抗の両端部間の電位差を容易に調整することができる。
また第1抵抗の両端部間の電位差を小さくすることができるので、第1抵抗の一端部の電位が他端部の電位よりも高くなる第1状態から、第1抵抗の他端部の電位が一端部の電位よりも高くなる第2状態に切換わる、および第2状態から第1状態に切換わるスルーレートを小さくすることができる。したがって、第1抵抗に流れる電流の向きをより早く切り換えて、所定の信号を伝送することができるので、信号の伝送速度を向上させることができる。
また本発明は、前記第2抵抗は、一対の伝送路の電流供給部寄りの端部に設けられることを特徴とする。
本発明に従えば、第2抵抗が伝送路の電流供給部寄りの端部に設けられるので、第2抵抗が設けられる伝送路の電流供給部寄りの端部から、伝送路の信号生成部寄りの端部までの伝送路に流れる電流の電流値を、電流供給部が各伝送路に供給する予め定める一定の電流の電流値未満にすることができる。伝送路は、たとえばプリント配線基板に形成されるプリント配線、フレキシブルプリント配線基板に形成されるプリント配線などを含んで実現される。これらのプリント配線などの伝送路に過電流が流れると、発熱によって伝送路が切断されてしまうおそれがあるので、伝送路の太さは、この伝送路に流れる電流によって決定される。本発明では、伝送路の信号生成部寄りの端部までの伝送路に流れる電流を、電流供給部が各伝送路に供給する予め定める一定の電流よりも小さくすることができるので、この部分の伝送路を、他の部分の伝送路よりも細く形成することができる。また伝送路に電流を流すと、伝送路から磁界が放射されるが、前述したように伝送路に流れる電流を小さくすることによって、この部分から発生する磁界を小さくすることができる。これによって伝送路がノイズ源となるおそれを低減することができる。
また本発明は、前記信号伝送装置と、
所定の情報の送信または受信を無線で行う通信部とを有することを特徴とする無線通信装置である。
本発明に従えば、信号生成部は、第1抵抗の両端部の電位に基づいて所定の出力信号を生成する。通信部によって所定の情報を無線で送信または受信するときに、通信部からの電波が伝送部で受信され、各伝送路に流れる電流にノイズが重畳される場合があるが、第1抵抗の両端部の電位には、同様のノイズ成分が含まれることになるので、第1抵抗の両端部の電位差、およびその電位の大小関係などは変化しない。したがって、通信部が伝送路の近くにある場合であっても、伝送路を介して伝送される所定の信号が変化してしまうことが防止される。特にたとえば折り畳み型の携帯電話装置などで、一方の筐体内に設けられる処理装置と、他方の筐体内に設けられる処理装置との間で所定の信号を伝送する場合に、伝送路が長くなり、この伝送路がアンテナとして機能してしまうおそれがあるが、このような場合であっても伝送される所定の信号に含まれるノイズ成分によって、所定の信号が変化しまうことが防止される。
また本発明は、予め定める第1の抵抗値を有し、一対の伝送路を電気的に接続する第1抵抗の一端部から他端部、および他端部から一端部に双方向に電流の向きを変えるように、所定の入力信号に基づいて一対の伝送路に予め定める一定の電流を供給し、第1抵抗の両端部間の電位差が予め定める電位差以上であって、かつ第1抵抗の一端部の電位が他端部の電位以上である場合に、予め定める第1信号を出力し、第1抵抗の他端部の電位が一端部の電位以上である場合に、予め定める第1信号とは異なる予め定める第2信号を出力することによって所定の出力信号を生成する信号伝送方法であって、
予め定める抵抗値を有する第2抵抗によって一対の伝送路を電気的に接続して、一対の伝送路に供給される前記予め定める一定の電流を分流することを特徴とする信号伝送方法である。
本発明に従えば、第1抵抗によって一対の伝送路のそれぞれの伝送路間を電気的に接続し、第1抵抗の一端部から他端部、および他端部から一端部に双方向に電流の向きを変えるように所定の入力信号に基づいて一対の伝送路に予め定める一定の電流を供給する。第1抵抗が一対の伝送路のうちの一方に接続される接続部が、第1抵抗の一端部であり、第1抵抗が一対の伝送路のうちの他方に接続される接続部が、第1抵抗の他端部である。前記一定の電流は、予め定める電流値を有する。また前記所定の入力信号は、高レベル信号および低レベル信号で表されるデジタル信号である。第1抵抗の一端部から他端部に向かって電流が流れると、第1抵抗の両端部間には電圧が発生して第1抵抗の一端部の電位が他端部の電位以上となる。また第1抵抗の他端部から一端部に向かって電流が流れると、第1抵抗の両端部間には電圧が発生して第1抵抗の他端部の電位が一端部の電位以上となる。第1抵抗の両端部間の電位差が予め定める電位差以上であって、第1抵抗の一端部の電位が他端部の電位以上である場合に、第1レベル信号を出力し、第1抵抗の他端部の電位が一端部の電位以上である場合に、予め定める第1レベル信号とは異なる予め定める第2レベル信号を出力することによって、所定の出力信号が生成される。伝送路を流れる電流にノイズ成分が含まれている場合、この電流が第1抵抗を流れることによって発生する第1抵抗の両端部の電位に同様なノイズ成分が含まれる。たとえば前記ノイズ成分によって、第1抵抗の一端部の電位が上昇すれば他端部の電位も上昇し、第1抵抗の一端部の電位が降下すれば他端部の電位も降下することとなる。つまり伝送路に流れる電流にノイズ成分が含まれていたとしても、このノイズ成分によって、第1抵抗の一端部および他端部間の電位差は変わらない。信号生成部は、第1抵抗の両端部間の電位差および一端部の電位および他端部の電位の大きさに基づいて所定の出力信号を生成するので、ノイズ成分によって伝送される所定のデータが変化してしまうことが防止される。
第2抵抗は、一対の伝送路間に電気的に接続される。つまり第2抵抗は、第1抵抗と並列に伝送路に接続される。一対の伝送路に供給される予め定める一定の電流は、第1抵抗と第2抵抗とによって分流される。第1抵抗の一端部から他端部、および第1抵抗の他端部から一端部に双方向に電流の向きを変えて、電流出力部が予め定める一定の電流を伝送路に流すと、予め定める一定の電流は第2抵抗によって分流され、第1抵抗および第2抵抗にはそれぞれ予め定める一定の電流が分流された所定の電流が流れる。したがって、第1抵抗に流れる電流を小さくすることができ、第1抵抗の両端部間の電位差を小さくすることができる。第1抵抗の両端部間の電位差を小さくすることができるので、第1抵抗の一端部の電位が他端部の電位よりも高くなる第1状態から、第1抵抗の他端部の電位が一端部の電位よりも高くなる第2状態に切換わる、および第2状態から第1状態に切換わるスルーレートを小さくすることができる。したがって、第1抵抗に流れる電流の向きをより早く切り換えて、所定の信号を伝送することができるので、信号の伝送速度を向上させることができる。
本発明によれば、第2抵抗の予め定める第2の抵抗値を選択することによって、電流出力部が出力する予め定める一定の電流の電流値、および信号生成部が入力可能な電圧値の設定、および第1の抵抗の予め定める抵抗値を変更することなく、第1抵抗の両端部間の電位差を信号生成部が所定の出力信号を生成するために最適な電位差に容易に調整することができる。これによって、たとえば電流出力部および信号生成部を電気回路で実現する場合に、電流出力部および信号生成部をそれぞれ専用に設計する必要がなくなり、さらに電流出力部の構成を簡素化することができるので、装置の製造コストを低減することができる。また第1抵抗に流れる電流の向きをより早く切り換えて、所定の信号を伝送することができるので、信号の伝送速度を向上させることができる。またノイズ成分によって伝送される所定のデータが変化してしまうことが防止されるので、信号の伝送の精度を向上させることができる。
本発明によれば、第2抵抗が伝送路の電流供給部寄りの端部に設けられるので、第2抵抗が設けられる伝送路の電流供給部寄りの端部から、伝送路の信号生成部寄りの端部までの伝送路に流れる電流を、電流供給部が各伝送路に供給する予め定める一定の電流未満にすることができ、この部分の伝送路を、他の部分の伝送路よりも細く形成することができる。また伝送路に電流を流すと、伝送路から磁界が放射されるが、前述したように伝送路に流れる電流を小さくすることによって、この部分から発生する磁界を小さくすることができる。これによって伝送路がノイズ源となるおそれを低減することができる。
本発明によれば、通信部が伝送路の近くにある場合であっても、伝送路を介して伝送される所定の信号が変化してしまうことが防止されるので、無線通信装置に好適に実施することができる。
本発明によれば、第2抵抗の予め定める第2の抵抗値を選択することによって、第1抵抗の両端部間の電位差を容易に調整することができる。予め定める一定の電流を変更しなくても、第1抵抗の両端部の電位差を容易に調整することができる。また第1抵抗に流れる電流の向きをより早く切り換えて、所定の信号を伝送することができるので、信号の伝送速度を向上させることができる。またノイズ成分によって伝送される所定のデータが変化してしまうことが防止されるので、信号の伝送の精度を向上させることができる。
図1は、本発明の実施の一形態の信号伝送装置1の構成を模式的に示す図である。信号伝送装置1は、予め定める第1の処理装置2から、予め定める第2の処理装置3に所定の信号を伝送する。本実施の形態では予め定める第1の処理装置2は、中央演算処理装置(
Central Processing Unit:略称CPU)であり、予め定める第2の処理装置3は表示装置である。前記所定の信号は、たとえば所定の情報を表すデータ信号およびクロック信号などを含む。前記所定の情報は、画像データ、動画データおよび文字データなどを含む。予め定める第1の処理装置2は、第1の基板4に設けられ、予め定める第2の処理装置3は、第1の基板4とは異なる第2の基板5に設けられる。第1および第2の基板4,5は、たとえばFRP(Fiber Reinforced Plastic)などの樹脂基板に所定のプリント配線が形成されるプリント配線基板によって実現される。前記第1および第2の基板4,5に形成される所定のプリント配線は、導電性を有する。
信号伝送装置1には、予め定める第1の処理装置2から所定の信号であるデータ信号が与えられ、信号伝送装置1はこのデータ信号を伝送して、予め定める第2の処理装置3に与える。本実施の形態ではデータ信号は、予め定める第1の処理装置2からパラレル伝送されて信号伝送装置1に与えられる。また図1では、データ信号を伝送する部分についてのみ示している。
信号伝送装置1は、一対の伝送路6a,6bと、送信部7と、受信部8とを含む。一対の伝送路6a,6bは、送信部7と受信部8と間にわたって設けられ、送信部7と受信部8とを電気的に接続する。本実施の形態において、送信は、出力と同義であり、受信は入力と同義である。より詳細には、送信部7と受信部8とは、予め定める距離だけ離間して配置され、一対の伝送路6a,6bは、送信部7の後述する送信バッファ18と、受信部8の後述する受信バッファ20との間にわたって延びている。一対の伝送路6a,6bは、直線状に延びていてもよいし、折れ曲がっていてもよい。各伝送路6a,6bは、たとえば金(Au)および銅(Cu)などの導電性を有する材料によって形成される。本実施の形態において一対の伝送路6a,6bは、第1プリント配線部9と、第2プリント配線部10と、配線接続部11と、第1コネクタ部12と、第2コネクタ部13とを含む。
第1プリント配線部9は、一対の第1プリント配線9a,9bを含む。第1プリント配線9a,9bは、第1基板4に形成される。第2プリント配線部10は、一対の第2プリント配線10a,10bを含む。第2プリント配線10a,10bは、第2基板5に形成される。配線接続部11は、接続配線11a,11bを含む。接続配線11a,11bは、第1および第2基板9,10に形成される第1プリント配線9a,9bおよび第2プリント配線10a,10bを電気的に接続する。接続配線11a,11bは、フレキシブルプリント配線基板14に形成されるプリント配線によって実現される。第1コネクタ部12は、第1基板4とフレキシブルプリント配線基板14とを着脱自在に連結するとともに、第1プリント配線9a,9bと接続配線11a,11bとを着脱可能に接続する。第2コネクタ部13は、第2基板5とフレキシブルプリント配線基板14とを着脱自在に連結するとともに、第2プリント配線10a,10bと接続配線11a,11bとを着脱可能に接続する。さらに各伝送路6a,6bは、第1プリント配線6a,6bと送信バッファ18とを電気的に接続する送信部配線15a,15bと、第2プリント配線部10a,10bと受信バッファ20とを電気的に接続する受信部配線16a,16bとを含む。本実施の形態において、一方の伝送路6aに含まれる各配線には、参照符号に添え字aを付し、他方の伝送路6bに含まれる各配線には、参照符号に添え字bを付している。
送信部7は、第1信号変換部17と、送信バッファ18とを含む。送信部7は、たとえばIC(Integrated Circuit)チップなどの集積回路装置によって実現される。第1信号変換部17と、予め定める第1の処理装置2と複数の配線によって接続される。第1信号変換部17には、前記複数の配線を介して、予め定める第1の処理装置2からデータ信号がパラレル伝送されて与えられる。第1信号変換部17は、パラレル伝送されて与えられるデータ信号をパラレルシリアル変換して、シリアル伝送して送信バッファ18に与える。つまり第1信号変換部17は、たとえばシフトレジスタを含み、パラレルで与えられるデータ信号を、シリアルで出力する。
送信バッファ18は、電流供給部であって、第1信号変換部17からシリアル伝送され、送信バッファ18に与えられる所定の入力信号であるデータ信号に基づいて、各伝送路6a,6bに予め定める一定の電流を供給する。前記予め定める一定の電流の電流値iは、たとえば3.5ミリアンペア(mA)に選ばれる。送信バッファ18は、データ信号に基づいて、一方の伝送路6a側から電流を供給する、または他方の伝送路6b側から電流を供給する。前記送信バッファ18に入力されるデータ信号は、高レベル信号と、低レベル信号とを含む。前記高レベル信号は、低レベル信号と比較して電圧が高い状態の信号である。前記高レベル信号および低レベル信号は、予め定める電圧で表され、たとえば高レベル信号は、3ボルト(V)で表され、低レベル信号は、0ボルト(V)で表される。
受信部8は、第1抵抗部19と、受信バッファ20と、第2信号変換部21とを含む。受信部8は、たとえばICチップなどの集積回路装置によって実現される。第1抵抗部19は、各伝送路6a,6b間に電気的に接続される。具体的には、第1抵抗部19は、受信部配線16a,16b間に電気的に接続される。第1抵抗部19が一対の伝送路6a,6bのうち一方の伝送路6aと接続される接続部を、第1抵抗部19の一端部22とする。また第1抵抗部19が一対の伝送路6a,6bのうち他方の伝送路6bと接続される接続部を、第1抵抗部19の他端部23とする。第1抵抗部19は、抵抗器によって実現され、予め定める第1の抵抗値r1を有する。予め定める第1の抵抗値r1は、たとえば100オーム(Ω)に選ばれる。第1抵抗部19は、一対の伝送路6a,6bの受信バッファ20寄りの端部29に設けられる。受信バッファ20より一対の伝送路6a,6bの線路長をLとすると、第1抵抗部19は、線路長Lの中央よりも受信バッファ20側に設けられ、さらに好ましくは、受信バッファ20と接続される一対の伝送路6a,6bの端部27からL/10の領域に設けられ、受信バッファ20に可能な限り近接して配置される。
受信バッファ20は、データ生成部であって、第1抵抗部19の両端部間の電位差が予め定める電位差以上であって、第1抵抗部19の一端部22の電位が他端部23の電位以上である場合に、予め定める第1レベル信号を出力する。また受信バッファ20は、第1抵抗部19の両端部間の電位差が予め定める電位差以上であって、第1抵抗部19の他端部23の電位が一端部22の電位以上である場合に、予め定める第1レベル信号とは異なる予め定める第2レベル信号を出力する。受信バッファ20は、第1レベル信号および第2レベル信号を出力することによって所定の出力信号であるデータ信号を生成する。受信バッファ20は、所定の出力信号を第2信号変換部21に与える。本実施の形態では、たとえば予め定める第1レベル信号は、予め定める第2レベル信号よりも高レベルの電位を有する信号とする。予め定める第1および第2レベル信号は、予め定める電圧で表され、たとえば予め定める第1レベル信号は、3ボルト(V)で表され、予め定める第2レベル信号は、0ボルト(V)で表される。前記受信バッファ20は、差動増幅器によって実現される。前記所定の出力信号は、所定の入力信号と同様の情報を表す。つまり所定の入力信号として高レベル信号が送信バッファ18に入力されると、これに対応して受信バッファ20から出力される所定の出力信号は、高レベル信号である第1レベル信号となる。また所定の入力信号として低レベル信号が送信バッファ18に入力されると、これに対応して受信バッファ20から出力される所定の出力信号は、低レベル信号である第2レベル信号となる。受信バッファ20は、生成したデータ信号をシリアル伝送して、第2信号変換部21に与える。
第2信号変換部21は、予め定める第2の処理装置3と複数の配線によって接続される。第2信号変換部21には、前記複数の配線を介して受信バッファ20からシリアル伝送されるデータ信号が与えられる。第2信号変換部21は、シリアル伝送されて入力されるデータ信号をシリアルパラレル変換して、複数の配線を介してパラレル伝送して予め定める第2の処理装置3に与える。つまり第2信号変換部21は、たとえばシフトレジスタを含み、シリアルで与えられるデータ信号を、パラレルで出力する。
第2抵抗部24は、一対の伝送路6a,6bを電気的に接続して、送信バッファ18から各伝送路6a,6bに供給される予め定める一定の電流を分流する。第2抵抗部24は、いわゆる分流抵抗である。第2抵抗部24は、一対の伝送路6の送信バッファ18寄りの端部27に設けられる。第2抵抗部24は、一対の伝送路6の各伝送路6a,6b間に電気的に接続され、第1プリント配線部9a,9b間に電気的に接続される。つまり一対の伝送路6の延びる方向の長さをLとすると、第2抵抗部24は、長さLの中央よりも送信バッファ18側に設けられ、さらに好ましくは送信バッファ18と接続される一対の伝送路6a,6bの端部からL/10の領域に設けられる。
第2抵抗部24が一対の伝送路6のうち一方の伝送路6aと接続される接続部を、第2抵抗部24の一端部25とする。また第2抵抗部24が一対の伝送路6のうち他方の伝送路6bと接続される接続部を、第2抵抗部24の他端部26とする。第2抵抗部24は、抵抗器によって実現され、予め定める第2の抵抗値r2を有する。予め定める第2の抵抗値r2は、たとえば100オーム(Ω)に選ばれる。
図2は、送信バッファ18および受信バッファ20間における所定の信号の伝送を説明する図である。所定の信号は、差動信号を用いて送信される。送信バッファ18は、電流源31から予め定める一定の電流が与えられるスイッチ部32を含んで構成される。スイッチ部32は、第1〜第4スイッチング素子33〜36を含む。第1〜第4スイッチング素子33〜36は、たとえば半導体スイッチによって実現され、本実施の形態では電界効果型トランジスタによって実現される。本実施の形態で用いられる電界効果型トランジスタは、ゲートに予め定める電圧値以上の電圧を印加されるとソースおよびドレイン間が導通し、ゲートに予め定める電圧値未満の電圧が印加されるとソースおよびドレイン間が非導通となる。
第1および第2スイッチング素子33,34は直列に接続され、第3および第4スイッチング素子35,36は直列に接続される。具体的には、第1スイッチング素子33のソースと、第2スイッチング素子34のドレインとが電気的に接続され、第3スイッチング素子35のソースと、第4スイッチング素子36のドレインとが電気的に接続される。また第1スイッチング素子33の第2スイッチング素子34が接続される側とは反対側の端子は、電流源31に接続され、第3スイッチング素子35の第4スイッチング素子36が接続される側とは反対側の端子は、電流源31に接続される。具体的には、第1スイッチング素子33のドレインと、第3スイッチング素子35のドレインとが、電流源31に接続される。第2スイッチング素子34の第1スイッチング素子33が接続される側とは反対側の端子と、第4スイッチング素子36の第3スイッチング素子35が接続される側とは反対側の端子は、ともにグラウンドに接続される。
前述した一対の伝送路6a,6bのうち、一方の伝送路6aの一端部は、第3スイッチング素子35と第4スイッチング素子36との間、具体的には、第3スイッチング素子35のソースと第4スイッチング素子36のドレインとに電気的に接続される。また他方の伝送路6bの一端部は、第1スイッチング素子33と第2スイッチング素子34との間、具体的には第1スイッチング素子33のソースと第2スイッチング素子34のドレインとに電気的に接続される。第1および第4スイッチング素子33,36のゲートは入力端子40に接続され、第2および第3スイッチング素子34,35のゲートは、インバータ37を介して入力端子40に接続される。
受信バッファ20は、前述したように差動増幅器によって実現される。差動増幅器の正入力端子、つまり非反転入力端子38は、一方の伝送路6aの他端部に接続され、具体的には第1抵抗部19の一端部22に電気的に接続される。また差動増幅器の負入力端子、つまり反転入力端子39は、他方の伝送路6bの他端部に接続され、具体的には第1抵抗部19の他端部23に電気的に接続される。
入力端子40を介して、予め定める電圧値以上の電圧によって表される高レベル信号が送信バッファ18に入力されると、第1および第4スイッチング素子33,36が非導通となり、第2および第3スイッチング素子34,35が導通する。これによって、電流源31からの予め定める一定の電流は、第3スイッチング素子33、一方の伝送路6a、第1抵抗部19と第2抵抗部24、他方の伝送路6bおよび第2スイッチング素子36の順番に流れる。具体的には第1抵抗部19では、一端部22から他端部23に向かって電流が流れ、第2抵抗部24では一端部25から他端部26に向かって電流が流れる。これによって第1抵抗部19の一端部22の電位が他端部23の電位に対して高くなる。
また入力端子40を介して、予め定める電圧値未満の電圧を有する低レベル信号が送信バッファ18に入力されると、第1および第4スイッチング素子33,36が導通し、第2および第3スイッチング素子34,35が非導通となる。これによって、電流源31からの予め定める一定の電流は、第1スイッチング素子33、他方の伝送路6b、第1抵抗部19と第2抵抗部24、一方の伝送路6aおよび第4スイッチング素子36の順番に流れる。具体的には第1抵抗部19では、他端部23から一端部に向かって電流が流れ、第2抵抗では他端部26から一端部25に向かって電流が流れる。これによって第1抵抗部19の一端部22の電位が他端部23の電位に対して低くなる。
受信バッファ20は、非反転入力端子38および反転入力端子39に与えられる電位に対応して、第1レベル信号である高レベル信号および第2レベル信号である低レベル信号を出力する。受信バッファ20は、高い入力インピーダンスを有し、ここでは受信バッファ20にはほとんど電流が入力されないものとして取り扱う。前記受信バッファ20の入力インピーダンスは、たとえば1ギガオーム(GΩ)に選ばれる。
受信バッファ20は、非反転入力端子38および反転入力端子39に与えられる電位差が、予め定める電位差以上であり、かつ非反転入力端子38に与えられる電位が、反転入力端子39に与えられる電位以上である場合に、第1レベル信号を出力する。本実施の形態において第1レベル信号は、高レベル信号である。また受信バッファ20は、非反転入力端子38および反転入力端子39に与えられる電位差が、予め定める電位差以上であり、かつ反転入力端子39に与えられる電位が、非反転入力端子38に与えられる電位以上である場合に、第2レベル信号を出力する。本実施の形態において第2レベル信号は、低レベル信号である。以上のように、送信バッファ18に与えられる所定のデータに対応して、第1〜第4スイッチング素子33〜36が動作することによって、受信バッファ20は、送信バッファ18に与えられるデータ信号と同様のデータ信号を出力することができる。
前述の送信バッファ18から一対の伝送路6a,6bに供給される予め定める一定の電流は、第1抵抗部19と第2抵抗部24とによって分流される。したがって、第1抵抗部19に流れる電流の電流値i1を、予め定める一定の電流の電流値i0未満にすることができ、これによって第1抵抗部19の両端部間の電位差を小さくすることができる。第1抵抗部19に流れる電流の電流値をi1とし、予め定める第2の抵抗値をr2とし、第2抵抗部24に流れる電流の電流値をi2とすると、式1および式2が成り立つ。
i0=i1+i2 …(1)
r1×i1=r2×i2 …(2)
式1および式2から、第1抵抗部19に流れる電流の電流値i1を求めると、式3が成り立つ。
i1=r1×i0/(r1+r2) …(3)
式3から、第2抵抗部24を設けることによって、予め定める第1抵抗部19に流れる電流の電流値i1を、予め定める電流iのr1/(r1+r2)倍にすることができる。これによって、第1抵抗部19の両端部間の電位差を、予め定める一定の電流i0が第1抵抗部19に流れる場合のr1/(r1+r2)倍にすることができる。したがって、第2抵抗部24を設けることによって、受信バッファ20が入力可能な電位差、つまり差動増幅器の入力電圧の特性に応じて、第1抵抗部19の両端部間の電位差を容易に調整することができる。
たとえば電流源31が送信バッファ18に与える予め定める一定の電流の電流値i0が固定であり、受信バッファ20の非反転入力端子38および反転入力端子39に入力する電位の許容範囲と、第1抵抗部19の抵抗値r1とが決定されている場合に、第2抵抗部24を設けることによって、送信部7および受信部8の構成および第1抵抗部19の抵抗値r1を変更することなく、第1抵抗部19の両端部間の電位差を所望の電位差に調整することができる。これによって、たとえば送信バッファ18および受信バッファ20をそれぞれ専用に設計する必要がなくなり、さらに第1および第2の従来の技術と比較して、送信バッファ18の構成を簡素化することができるので、装置の製造コストを低減することができる。
また第2抵抗部24が一対の伝送路6a,6bの受信バッファ20寄りの端部27に設けられるので、第2抵抗部24が設けられる一対の伝送路6a,6bの受信バッファ20寄りの端部27から、一対の伝送路6a,6bの受信バッファ20寄りの端部29までに流れる電流の電流値を、送信バッファ18が各伝送路6a,6bに供給する予め定める一定の電流の電流値未満にすることができる。前述したように一対の伝送路6a,6bは、第1および第2プリント配線部9,10、配線接続部11、送信部配線15、および受信部配線16を含む。これらのプリント配線などによって実現される一対の伝送路6a,6bに加電流が流れると、発熱によって各伝送路6a,6bが切断されてしまうおそれがあるので、各伝送路6a,6bの太さ、言い換えれば伝送路の延びる方向に垂直な断面積は、この各伝送路6a,6bに流れる電流の大きさによって決定される。本発明では、一対の伝送路6a,6bの第2抵抗部24が接続される部位から受信バッファ20寄りの端部29までの一対の伝送路6に流れる電流の電流値を、送信バッファ18が各伝送路6a,6bに供給する予め定める一定の電流の電流値i0よりも小さくすることができるので、この部分の各伝送路6a,6bを、残余の部分の各伝送路6a,6bよりも細く形成することができる。したがって、フレキシブルプリント配線基板14に形成される配線接続部11から受信バッファ20までの一対の伝送路6a,6bを細く形成することができる。フレキシブルプリント配線基板14に形成される接続配線11a,11bを細くすることができるので、フレキシブルプリント配線基板14で接続配線11a,11bが形成される領域をより小さくすることができる。これによってフレキシブルプリント配線基板14をより小形化することができる。
また一対の伝送路6に流れる電流を小さくすることができるので、各伝送路6a,6b電流が流れることによって各伝送路6a,6bから放出される磁界を低減させることができる。したがって伝送路6a,6bから放出される磁界によって、予め定める第1および第2の処理装置2,3が誤動作することが防止される。
また各伝送路6a,6bは、互いに一定の間隔Wを保って平行に形成される。前記一定の間隔Wは、たとえば0.1ミリメートル(mm)に選ばれる。これによって、各伝送路6a,6bに電流が流れたとしても、各伝送路6a,6bに流れる電流の向きは反対となる。したがって、各伝送路6a,6bから外方に放出される磁界が互いに相殺しあい、放射ノイズを低減することができる。
また前述した構成によって、一対の伝送路6a,6bを流れる電流にノイズ成分が含まれている場合、この電流が第1抵抗部19を流れることによって発生する第1抵抗部19の両端部の電位に同様なノイズ成分が含まれる。たとえば前記ノイズ成分によって、第1抵抗部19の一端部22の電位が上昇すれば他端部23の電位も上昇し、第1抵抗部19の一端部22の電位が降下すれば他端部23の電位も降下することとなる。つまり一対の伝送路6に流れる電流にノイズ成分が含まれていたとしても、このノイズ成分によって、第1抵抗部19の一端部22および他端部23間の電位差は変化しない。受信バッファ20は、第1抵抗部19の両端部間の電位差および一端部22の電位および他端部23の電位の大きさに基づいて所定の出力信号を生成するので、ノイズ成分によって伝送される所定の入力信号が変化してしまうことが防止される。したがって、信号の伝送の信頼性を向上させることができる。
また信号伝送装置1では、第1抵抗部19の両端部間の電位差を小さくすることができるので、第1抵抗部19の一端部22の電位が他端部の電位よりも高くなる第1状態から、第1抵抗部19の他端部23の電位が一端部の電位よりも高くなる第2状態に切換わる、および第2状態から第1状態に切換わるスルーレートを小さくすることができる。したがって、第1抵抗部19に流れる電流の向きをより早く切り換えて、所定の入力信号を伝送することができるので、信号の伝送速度を向上させることができる。
図3は、信号伝送装置1を有する携帯型無線通信装置50の構成を示すブロック図である。本実施の形態において携帯型無線通信装置50は、携帯電話装置である。携帯型無線通信装置50は、前述した信号伝送装置1を含み、これに加えて制御部51、撮像部52、表示部53、操作部54、通信部55、音声入力部56、音声出力部57およびメモリ58を含む。
制御部51は、前述した予め定める第1の処理装置2である中央演算処理装置と、この中央演算処理装置によって実行される制御プログラムが記憶される記憶部とを含む。中央演算処理装置は、記憶部に記憶される制御プログラムを実行することによって、装置の各部、具体的には撮像部52、表示部53、操作部54および通信部55を制御する。前記制御プログラムには、たとえば電子メールを送受信するためのプログラムが含まれ、制御部31は、通信部55および無線基地局を介して電子メールを所定の通知先に送信し、また電子メールを受信することができる。
撮像部52は、撮像装置であり、カメラ部と、画像処理部とを含む。カメラ部は、撮像レンズと、固体撮像素子である電荷結合素子(Charge Coupled Device:略称CCD)イメージセンサ、および相補型モス(Contemporary Metal Oxide Semiconductor:略称CMOS)イメージセンサなどの固体撮像素子とを含む。またカメラ部は、たとえば赤色(R),緑色(G)および青色(B)の3色のカラーフィルタをさらに含む。カメラ部は、被写体で反射されて撮像レンズに入射した光を、前記カラーフィルタを通してR,G,Bの3色光にし、R,G,Bの3色光をそれぞれ前記固体撮像素子によって電気信号に変換する。カメラ部によって撮像された画像の1画素分のデータは、たとえば16ビットで表される。
画像処理部は、画像増幅部、アナログ/デジタル(Analog/Digital:略称A/D)変換部および信号処理部を含む。増幅部は、カメラ部から与えられるR,G,Bの3色光のそれぞれに対応したアナログで表される電気信号(以後、アナログ信号と記載する)を増幅し、A/D変換部に与える。A/D変換部は、増幅部で増幅されたR,G,Bに対応したアナログ信号をデジタル信号に変換し、画像データを生成して信号処理部に与える。信号処理部は、A/D変換部から与えられる画像データに対して、画素の補間処理などの信号処理を行う。また信号処理部は、制御部51から与えられる指令に基づいて、信号処理を施した画像データを制御部51に与える。
表示部53は、前述した予め定める第2の処理装置3である表示装置であり、表示パネルと、画像処理部とを含む。表示パネルは、たとえば所定の表示内容をカラー表示可能であって、たとえば液晶表示パネルおよび有機エレクトロルミネッセンス(ElectroLuminecence:略称EL)パネルなどによって実現される。画像処理部は、たとえばマイクロコンピュータによって実現される画像処理回路と、画像記憶部とを含む。画像処理回路は、たとえば制御部51から圧縮された状態で、伝送される画像データを伸張する処理を行う。画像記憶部は、表示パネルに表示する1画面分の画像データを記憶する。表示部53は、制御部51からの制御指令に基づいて、与えられた画像データを表示する。
信号伝送装置1は、制御部51から与えられる画像データを表すデータ信号を含む所定の信号を表示部53に伝送する。
操作部54は、複数の操作キーを有する。操作者は、操作キーを操作することによって、情報および処理要求を入力することができる。前記情報は、たとえば電話番号情報および電子メールの文字情報およびなどを含む。また前記処理要求は、たとえば撮像部52に撮像させる要求、所定の電話番号の相手先に発呼する要求、および電子メールを送信する要求などを含む。
通信部55は、無線通信部55Aとアンテナ部55Bとを含む。無線通信部55Aは、無線部と、通信制御部とを含む。無線部は、無線基地局からアンテナ部55Bを介して取得した電波を受信して復調し、文字データ、画像データおよび音声データなどを取得する。無線部は、取得した文字データ、画像データおよび音声データなどを通信制御部に与える。また無線部は、通信制御部から送られてくる文字データ、画像データおよび音声データなどを変調して、電波としてアンテナ部55Bを介して基地局に送信する。
通信制御部は、無線部が復調した文字データおよび画像データなどの受信データを制御部51に送り、無線部が復調した音声データを音声出力部57に送る。無線部および通信制御部を介して受信した相手先からの文字データおよび画像データなどの受信データは、制御部51によってメモリ58に保存される。また通信制御部は、制御部51から与えられるメモリ58に保存される文字データ、画像データなどの送信データ、および音声入力部56から入力される音声データを所定の通信プロトコルに基づいて無線部に送る。
アンテナ部55Bは、基地局と無線通信を行うときに、音声データ、文字データおよび画像データなどを変調した電波を放出または取得する。音声入力部56は、たとえばマイクロフォンによって実現され、音声データを入力する。音声出力部57は、たとえばスピーカによって実現され、無線通信部55から与えられる音声データに基づいて発音する。
図4は、携帯型無線通信装置50の外観を示す斜視図である。携帯型無線通信装置50は、第1可動部61と第2可動部62とを含む。第1可動部61の長手方向の一端部63と第2可動部62の長手方向の一端部64とは、ヒンジ部65によって各変位軸線L1まわりに相対的に角変位可能に連結される。第1および第2可動部61,62は、大略的に中空箱状に形成される。前記各変位軸線L1の延びる方向を幅方向とし、長手方向および幅方向に垂直な方向を厚み方向とする。第1可動部61には、厚み方向の一表面部66側から表示部53の表示パネル53Aに表示される所定の表示内容が目視可能となるように、表示部53が配置される。前記表示パネル53Aは、第1可動部61の厚み方向の一表面部66に設けられる。第2可動部62の厚み方向一表面部67には、操作部54の操作キー54Aが露出して配置される。
第1および第2可動部61,62は、厚み方向の一表面部66,67とが相互に対向する折り畳み状態から、第1可動部61の厚み方向一表面68と第2可動部69の厚み方向一表面69とが成す角度が、ほぼ180°となる展開状態までヒンジ部65の角変位軸線L1を中心として相対的に角変位自在とする。
撮像部52のカメラ部52Aは、ヒンジ部65に設けられ、このヒンジ部65の角変位軸線L1まわりに、角変位自在に設けられる。カメラ部52Aの撮像レンズは、その光軸が前記角変位軸線L1に垂直となるように配置される。
前述した第1基板4は、第1筐体61の内部空間に設けられ、第2基板5は第2筐体62の内部空間に設けられる。制御部51の中央演算処理装置は、第1基板4に設けられ、表示部53は第2基板5に設けられる。前述した信号伝送装置1によって、制御部51の中央演算処理装置から表示部53に、所定の信号を伝送することによって、所定の信号をパラレル伝送する場合と比較して、第1基板4と第2基板5とを接続する伝送路の数を少なくすることができる。
前述したフレキシブルプリント配線基板14は、第1基板4と第2基板5との間にわたってヒンジ部65を通って設けられる。第1筐体61と第2筐体62とが角変位軸線L1まわりに相対的に角変位することによって、第1基板4と第2基板5とが角変位軸線L1まわりに相対的に角変位する。このときフレキシブルプリント配線基板14が撓むことによって、各伝送路6a,6bによる送信部6と受信部7との接続が保持される。このようなフレキシブルプリント配線基板14の配線の数は、可及的少なく構成するほうが好ましい。本発明では、パラレルでデータの伝送を行う場合よりも、伝送路の数、つまり配線の数を少なくすることができるので、フレキシブルプリント配線基板14を小形化することができる。特に携帯型通信装置においては、装置を小形化することができ、これによって携帯性が向上される。
また無線通信部55Aによってアンテナ部55Bを介して、所定の情報を送信または受信するときに、アンテナ部55Bから放出される電波が一対の伝送路6a,6bで受信され、各伝送路6a,6bに流れる電流にノイズが重畳される場合があるが、前述したように受信バッファ20は、第1抵抗部19の両端部間の電位に基づいて所定の出力データを生成するので、ノイズの影響を低減することができる。図3に示すような折り畳み型の携帯電話装置では、第1筐体61内に設けられる制御部51と、第2筐体62内に設けられる表示部53との間で所定の信号を伝送する場合に、一対の伝送路6a,6bの線路長が長くなり、この一対の伝送路6a,6bがアンテナとして機能してしまうおそれがあるが、このような場合であっても伝送される所定の信号が変化してしまうことが防止される。
本実施の形態において、信号伝送装置1は、制御部51と表示部53との間で所定の信号を伝送しているが、本発明の他の実施の形態において、信号伝送装置1は、撮像部52と制御部51との間で所定の信号を伝送する構成としてもよい。この場合であっても同様の効果を達成することができる。また本実施の形態では信号伝送装置1は、予め定める第1の処理装置2から予め定める第2の処理装置に所定の信号を伝送しているが、これに限らず信号伝送装置1は、2つの装置間における所定の信号の伝送に好適に用いることができる。本発明の実施のさらに他の形態において、携帯型無線通信装置50は、たとえばPHS(Personal Handyphone System)、および無線通信機能を有するPDA(Personal
Digital Assistant)などであってもよい。この場合においても同様な効果を達成することができる。また本発明の信号伝送装置1は、携帯型無線通信装置50だけでなく、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置に設けられてもよい。
本実施の形態では、第1コネクタ部12および第2コネクタ部13によって、第1プリント配線部9a,9bおよび第2プリント配線部10a,10bと、配線接続部11a,11bとを着脱自在に連結しているが、本発明の実施のさらに他の形態において、第1プリント配線部9a,9bおよび第2プリント配線部10a,10bと、配線接続部11a,11bとは、たとえばはんだなどによって固定して連結されてもよい。
図5は、本発明の実施のさらに他の形態の信号伝送装置71を有する携帯型無線通信装置72の構成を模式的に示す図である。信号伝送装置71は、予め定める第1の処理装置2から、予め定める第2の処理装置3に所定の信号を伝送する。本実施の形態では予め定める第1の処理装置2は、撮像装置であり、予め定める第2の処理装置3はCPUおよびCPUの周辺装置を含む。前記CPUの周辺装置は、FIFO(Fast In Fast Out)バッファメモリを含む。本実施の形態の信号伝送装置71は、図1に示す前述した実施の形態の信号伝送装置1と同様な構成であり、信号伝送装置1に対応する部分には、同様の符号を付してその説明を省略する。また本実施の形態の携帯型無線通信装置72は、図3に示す前述した携帯型無線通信装置50と同様な構成を有し、携帯型無線通信装置50と同様な部分には同様な参照符号を付してその説明を省略する。
前述の実施の形態において、送信部7と受信部8とは異なる基板に設けられているが、本実施の形態では、送信部7および受信部8が同一の基板73に設けられる。したがって本実施の形態において一対の伝送路6a,6bは、基板72に形成されるプリント配線73a,73bと、このプリント配線73a,73bと送信バッファ18とを電気的に接続する送信部配線15a,15bと、プリント配線73a,73bと受信バッファ20とを電気的に接続する受信部配線16a,16bとを含む。
また基板72には、バス74が形成される。バス74は、複数の伝送線を有し、パラレル伝送に用いられる。バス74には、予め定める第2の処理装置3である中央演算処理装置、操作部54、通信部55、およびメモリ58が接続される。
図5に示すように、予め定める第1の処理装置2である撮像装置をバス74に接続せず、撮像装置から中央演算処理装置に伝送される所定の信号を信号伝送装置1によって伝送する。これによって、撮像装置によって得られる画像データを中央演算処理装置に伝送するときに、この信号の伝送よってバス74が占有されることはない。
たとえば撮像装置など、CPUに対してデータを送るようなデバイスからCPUに伝送されるデータは、シリアルデータとしてCPUの周辺機器である受信用FIFO(Fast
In Fast Out)バッファメモリに一旦蓄えられる。CPUは前記受信用FIFOバッファメモリに蓄えられたデータを任意のタイミングで取り出すことができる。たとえば1画素分の画像データなどの、1つのデータのまとまり単位でCPUが取得するために、撮像装置がバスにアクセスする時間T1と、FIFOデータバッファから取り出す時間T2とを比較すると、FIFOデータバッファから取り出す時間T2の方が短い。つまり相対的にバス74の占有時間は、CPUがFIFOデータバッファからデータを取り出す方が短くてすむ。またバス74を介して撮像装置によって撮像された画像データをCPUが直接取り出す場合は、定期的に1つのデータまとまり単位を取り出す必要があるが、データ伝送装置1では、FIFOバッファメモリの規定メモリ容量を超えない限り、CPUは、他の演算処理の合間などの都合の良いタイミングでFIFOバッファメモリにアクセスし、データを取り出すことが可能となる。したがって、CPUが、他の演算処理を行うことができる時間を増やすことができ、たとえば撮像装置から画像データを信号伝送装置71によって伝送中であっても、画像データをバス74を介してメモリ58などに記憶させることができ、携帯型無線通信装置72におけるデータ処理の効率を向上させることができる。
本実施の形態では、撮像装置からCPUにデータを伝送する場合について考えているが、表示装置など、CPUからデータを送るようなデバイスからCPUにデータを伝送する場合は、前述の撮像装置からCPUにデータが伝送される場合において、データの流れが逆であるだけで同様である。この場合は、表示データを前述の受信バッファFIFOバッファメモリとは異なる送信FIFOバッファメモリに一旦蓄積し、送信FIFOバッファメモリの表示データを信号伝送装置71を介して表示装置に伝送する。これによって、CPUが、他の演算処理を行うことができる時間を増やして、携帯型無線通信装置72におけるデータ処理の効率を向上させることができる。
たとえば撮像装置によって撮像された画像データを、バス74を介して画像データを表示装置に与えるためには、撮像装置からの画像データをCPUがバスを占有して取得し、表示装置にCPUがバス74を占有して画像データを送出することになるが、前述の構成とすることによって、撮像装置からの画像データを単純に表示装置に表示するのであれば、CPUの周辺装置である受信用FIFOバッファメモリから送信用FIFOバッファメモリに単純にデータを転送すればよく、パラレルバス71をまったく占有せずに処理することが可能となる。これによって、携帯型無線通信装置72におけるデータ処理の効率をさらに向上させることができる。
本発明の実施の一形態の信号伝送装置1の構成を模式的に示す図である。 送信バッファ18および受信バッファ20間における所定の信号の伝送を説明する図である。 信号伝送装置1を有する携帯型無線通信装置50の構成を示すブロック図である。 携帯型無線通信装置50の外観を示す斜視図である。 本発明の実施のさらに他の形態の信号伝送装置71を有する携帯型無線通信装置72の構成を模式的に示す図である。
符号の説明
1,71 信号伝送装置
6a,6b 伝送路
7 送信部
8 受信部
18 送信バッファ
19 第1抵抗
20 受信バッファ
24 第2抵抗
50,72 携帯型無線通信装置

Claims (4)

  1. 一対の伝送路と、
    予め定める第1の抵抗値を有し、各伝送路間に電気的に接続される第1抵抗と、
    所定の入力信号に基づいて、第1抵抗の一端部から他端部、および第1抵抗の他端部から一端部に双方向に電流の向きを変えて、各伝送路に予め定める一定の電流を供給する電流供給部と、
    第1抵抗の両端部間の電位差が予め定める電位差以上であって、第1抵抗の一端部の電位が他端部の電位以上である場合に、予め定める第1レベル信号を出力し、第1抵抗の他端部の電位が一端部の電位以上である場合に、予め定める第1レベル信号とは異なる予め定める第2レベル信号を出力して所定の出力信号を生成する信号生成部と、
    予め定める第2の抵抗値を有し、各伝送路間に電気的に接続され、電流供給部から各伝送路に供給される前記予め定める一定の電流を分流する第2抵抗とを含むことを特徴とする信号伝送装置。
  2. 前記第2抵抗は、一対の伝送路の電流供給部寄りの端部に設けられることを特徴とする請求項1記載の信号伝送装置。
  3. 請求項2記載の信号伝送装置と、
    所定の情報の送信または受信を無線で行う通信部とを有することを特徴とする無線通信装置。
  4. 予め定める第1の抵抗値を有し、一対の伝送路を電気的に接続する第1抵抗の一端部から他端部、および他端部から一端部に双方向に電流の向きを変えるように、所定の入力信号に基づいて一対の伝送路に予め定める一定の電流を供給し、第1抵抗の両端部間の電位差が予め定める電位差以上であって、かつ第1抵抗の一端部の電位が他端部の電位以上である場合に、予め定める第1信号を出力し、第1抵抗の他端部の電位が一端部の電位以上である場合に、予め定める第1信号とは異なる予め定める第2信号を出力することによって所定の出力信号を生成する信号伝送方法であって、
    予め定める抵抗値を有する第2抵抗によって一対の伝送路を電気的に接続して、一対の伝送路に供給される前記予め定める一定の電流を分流することを特徴とする信号伝送方法。
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JP2007129735A (ja) * 2005-10-31 2007-05-24 Silicon Image Inc Dcバランスコントロールを有するクロックエッジ変調されたシリアルリンク
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