JP2005150880A - 情報処理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005150880A
JP2005150880A JP2003382056A JP2003382056A JP2005150880A JP 2005150880 A JP2005150880 A JP 2005150880A JP 2003382056 A JP2003382056 A JP 2003382056A JP 2003382056 A JP2003382056 A JP 2003382056A JP 2005150880 A JP2005150880 A JP 2005150880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
content
user
control
personal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003382056A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4292954B2 (ja
Inventor
Akihiko Kimura
明彦 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2003382056A priority Critical patent/JP4292954B2/ja
Priority to CNB2004100957989A priority patent/CN1295929C/zh
Publication of JP2005150880A publication Critical patent/JP2005150880A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4292954B2 publication Critical patent/JP4292954B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】 コンテンツを処理する周辺の機器と個人の情報とに対応した、特定個人に向けたコンテンツ指向のインターフェースを提供すると共に、所望のコンテンツに対する所望の処理を、より少ない操作でできるようにする。
【解決手段】 通信部75は、SDRから送信されてくる周辺機器情報の受信を制御すると共に、PDRから送信されてくる、1人の使用者の個人情報の受信を制御する。制御部76は、領域情報のコンテンツ関係情報から、個人情報の使用者特定情報に対応するコンテンツ関係情報を抽出し、領域情報の装置制御情報から、個人情報の装置特定情報によって特定されるコンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を抽出し、コントローラ制御データを生成する。本発明は、コンテンツ視聴システムに適用できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、コンテンツを取り扱うことができるようにした情報処理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
従来、動画像や音声のコンテンツを複数の機器を用いて鑑賞する場合、使用者は、鑑賞しようとするコンテンツを選択し、選択したコンテンツを再生する機器を選択する。そして、さらに、使用者は、選択された機器から出力される動画像または音声の信号を基に、画像を表示し、または音声を出力する機器を選択し、画像を表示し、または音声を出力する機器の入力系統を選択する。
例えば、画像のコンテンツを記録しているビデオカセットを用いて、記録されているコンテンツを鑑賞する場合、使用者は、そのビデオカセットからコンテンツを読み出すことができるビデオカセットプレーヤ(または、再生機能を有するビデオカセットレコーダ)を選択し、選択されたビデオカセットプレーヤにビデオカセットを装着する。そして、使用者は、画像を表示し、音声を出力することができるテレビジョン受像器を選択し、そのテレビジョン受像器の入力をビデオカセットプレーヤからの入力系統に接続するように切り換える。
また、音声をテレビジョン受像器の小さなスピーカから出力するのではなく、ステレオ増幅器に接続されているスピーカから出力させたい場合には、使用者は、ステレオ増幅器の入力をビデオカセットプレーヤからの入力系統に接続するように切り換える。
例えば、リモートコントローラを使用して、ビデオカセットに記録されているコンテンツをテレビジョン受像器で鑑賞する場合には、使用者は、選択されたビデオカセットプレーヤにビデオカセットを装着し、テレビジョン受像器の入力をビデオカセットプレーヤからの入力系統に接続するように切り換えて、リモートコントローラを操作することによって、ビデオカセットに再生、早送り、巻き戻しなどの動作を実行させることにより、所望のコンテンツが記録されている部分を探す、いわゆる頭出しをして、コンテンツの再生を開始させる。
このように、使用者がコンテンツを鑑賞する場合、使用者が希望するコンテンツを選択して、再生するという本来必要とされる操作だけではなく、コンテンツを再生させる機器を選択して、機器の接続を切り換えて、機器の動作を指示するといった付帯的な操作が必要とされる。すなわち、コンテンツを鑑賞する場合には、コンテンツを選択するという目的とは、異なる作業によって、使用者の操作の大半が占められることになる。
使用者は、機器同士の配線接続を管理したり、入力の切り換えしたりしたいわけではないが、機器側の構成により、コンテンツを鑑賞する場合には、そのような付加的な操作をしなければならなかった。
また、家庭など複数の使用者が存在する環境において、ある特定の使用者が好んで使用するコンテンツを鑑賞する場合には、その使用者は、他の使用者を含む複数の使用者のそれぞれが所有する多数のコンテンツの中から、自己のコンテンツを選択しなければならなかった。
HAVi(Home Audio/Video interoperability)などの機器接続プロトコルを利用して、機器同士の接続管理を容易に行うようにしたとしても、使用者がコンテンツを視聴する場合に、「このコンテンツをこの機器を組み合わせて視聴したい」という要求に直接応えられるわけではない。
さらに、複数の使用者が保有する多数のコンテンツの中から、ある使用者が自分の希望するコンテンツを迅速に選択することはできなかった。
ビデオカセットが装着されたビデオカセットプレーヤの動作をリモートコントローラで指示する場合、テレビジョン受像器の入力系統がビデオカセットからの系統に切り替わるようにすることは従来から可能であるが、特定の使用者にあわせて、入力系統の切り替わり方を変更することはできない。
また、IC(Integrated Circuit)カードには、有料ディジタル放送を視聴するのに必要とされる情報に加えて、ディジタル放送受信装置に対して出力映像及び/又は出力音声の調節を行わせるための情報、EPG(Electronic Program Guide)画面を生成するのに必要な情報の選択取得に利用される情報、番組予約に関わる情報等の個人情報が格納されるようにしたシステムもある(例えば、特許文献1参照)。このシステムにおいて、システムコントローラは、ユーザにより設定された個人情報をCAモジュールに装填されているICカードから読み出し、この個人情報を利用した処理、例えば、映像調整、音声調整、EPG画面生成処理、番組予約設定内容に基づく予約番組受信処理などを行う。
特開2001−258007号公報
このように、複数の機器からなるシステムで所望のコンテンツを使用するためには、面倒な操作が必要とされる。
本発明の情報処理システムは、第1の情報提供装置が、自分の周辺の領域に配置されているコンテンツ処理装置から提供されるコンテンツに関係するコンテンツ関係情報を含むと共に、コンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を含む領域情報の記録を制御する第1の記録制御手段と、記録されている領域情報の情報処理装置への送信を制御する第1の送信制御手段とを含み、第2の情報提供装置が、使用者を特定する使用者特定情報を含むと共に、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を特定する装置特定情報を含む、使用者毎の個人情報の記録を制御する第2の記録制御手段と、記録されている個人情報のうちの、1人の使用者の個人情報の情報処理装置への送信を制御する第2の送信制御手段とを含み、情報処理装置が、第1の情報提供装置から送信されてくる領域情報の受信を制御すると共に、第2の情報提供装置から送信されてくる、1人の使用者の個人情報の受信を制御する受信制御手段と、受信した領域情報に含まれているコンテンツ関係情報から、受信した個人情報に含まれている使用者特定情報に対応するコンテンツ関係情報を抽出すると共に、受信した領域情報に含まれている装置制御情報から、受信した個人情報に含まれている装置特定情報によって特定されるコンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を抽出することによって、抽出されたコンテンツ関係情報が関係するコンテンツを処理するコンテンツ処理装置であって、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を制御するための制御データを生成する生成手段とを含むことを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、自分の周辺の領域に配置されているコンテンツ処理装置から提供されるコンテンツに関係するコンテンツ関係情報を含むと共に、コンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を含む領域情報を記録している第1の情報提供装置から送信されてくる領域情報の受信を制御すると共に、使用者を特定する使用者特定情報を含むと共に、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を特定する装置特定情報を含む、使用者毎の個人情報を記録している第2の情報提供装置から送信されてくる、1人の使用者の個人情報の受信を制御する第1の受信制御手段と、受信した領域情報に含まれているコンテンツ関係情報から、受信した個人情報に含まれている使用者特定情報に対応するコンテンツ関係情報を抽出すると共に、受信した領域情報に含まれている装置制御情報から、受信した個人情報に含まれている装置特定情報によって特定されるコンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を抽出することによって、抽出されたコンテンツ関係情報が関係するコンテンツを処理するコンテンツ処理装置であって、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を制御するための制御データを生成する生成手段とを含むことを特徴とする。
情報処理装置は、第2の情報提供装置との認証の処理を実行する認証処理実行手段をさらに設けることができる。
情報処理装置は、記憶デバイスから送信されてくる、使用者である個人を特定する個人特定情報の受信を制御する第2の受信制御手段と、第2の情報提供装置宛ての、個人情報の要求および個人特定情報の送信を制御する送信制御手段とをさらに設け、第1の受信制御手段は、第2の情報提供装置から送信されてくる、個人特定情報で特定される使用者の個人情報の受信を制御するようにすることができる。
情報処理装置は、記憶デバイスから送信されてくる、第2の情報提供装置の位置を示す位置情報の受信を制御する第2の受信制御手段と、受信した位置情報を基に、第2の情報提供装置宛ての、個人情報の要求の送信を制御する送信制御手段とをさらに設けることができる。
情報処理装置は、コンテンツ処理装置を制御するリモートコントローラへの、生成された制御データの送信を制御する送信制御手段をさらに設けることができる。
情報処理装置は、コンテンツ処理装置の制御が終了した場合、制御データを消去する消去手段をさらに設けることができる。
本発明の情報処理方法は、自分の周辺の領域に配置されているコンテンツ処理装置から提供されるコンテンツに関係するコンテンツ関係情報を含むと共に、コンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を含む領域情報を記録している第1の情報提供装置から送信されてくる領域情報の受信を制御すると共に、使用者を特定する使用者特定情報を含むと共に、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を特定する装置特定情報を含む、使用者毎の個人情報を記録している第2の情報提供装置から送信されてくる、1人の使用者の個人情報の受信を制御する受信制御ステップと、受信した領域情報に含まれているコンテンツ関係情報から、受信した個人情報に含まれている使用者特定情報に対応するコンテンツ関係情報を抽出すると共に、受信した領域情報に含まれている装置制御情報から、受信した個人情報に含まれている装置特定情報によって特定されるコンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を抽出することによって、抽出されたコンテンツ関係情報が関係するコンテンツを処理するコンテンツ処理装置であって、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を制御するための制御データを生成する生成ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の記録媒体のプログラムは、自分の周辺の領域に配置されているコンテンツ処理装置から提供されるコンテンツに関係するコンテンツ関係情報を含むと共に、コンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を含む領域情報を記録している第1の情報提供装置から送信されてくる領域情報の受信を制御すると共に、使用者を特定する使用者特定情報を含むと共に、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を特定する装置特定情報を含む、使用者毎の個人情報を記録している第2の情報提供装置から送信されてくる、1人の使用者の個人情報の受信を制御する受信制御ステップと、受信した領域情報に含まれているコンテンツ関係情報から、受信した個人情報に含まれている使用者特定情報に対応するコンテンツ関係情報を抽出すると共に、受信した領域情報に含まれている装置制御情報から、受信した個人情報に含まれている装置特定情報によって特定されるコンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を抽出することによって、抽出されたコンテンツ関係情報が関係するコンテンツを処理するコンテンツ処理装置であって、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を制御するための制御データを生成する生成ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータに、自分の周辺の領域に配置されているコンテンツ処理装置から提供されるコンテンツに関係するコンテンツ関係情報を含むと共に、コンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を含む領域情報を記録している第1の情報提供装置から送信されてくる領域情報の受信を制御すると共に、使用者を特定する使用者特定情報を含むと共に、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を特定する装置特定情報を含む、使用者毎の個人情報を記録している第2の情報提供装置から送信されてくる、1人の使用者の個人情報の受信を制御する受信制御ステップと、受信した領域情報に含まれているコンテンツ関係情報から、受信した個人情報に含まれている使用者特定情報に対応するコンテンツ関係情報を抽出すると共に、受信した領域情報に含まれている装置制御情報から、受信した個人情報に含まれている装置特定情報によって特定されるコンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を抽出することによって、抽出されたコンテンツ関係情報が関係するコンテンツを処理するコンテンツ処理装置であって、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を制御するための制御データを生成する生成ステップとを実行させることを特徴とする。
情報処理装置は、独立した装置であっても良いし、情報処理を行うブロックであっても良い。
本発明の情報処理システムにおいては、自分の周辺の領域に配置されているコンテンツ処理装置から提供されるコンテンツに関係するコンテンツ関係情報を含むと共に、コンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を含む領域情報の記録が制御され、記録されている領域情報の情報処理装置への送信が制御され、使用者を特定する使用者特定情報を含むと共に、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を特定する装置特定情報を含む、使用者毎の個人情報の記録が制御され、記録されている個人情報のうちの、1人の使用者の個人情報の情報処理装置への送信が制御され、第1の情報提供装置から送信されてくる領域情報の受信が制御されると共に、第2の情報提供装置から送信されてくる、1人の使用者の個人情報の受信が制御され、受信した領域情報に含まれているコンテンツ関係情報から、受信した個人情報に含まれている使用者特定情報に対応するコンテンツ関係情報を抽出すると共に、受信した領域情報に含まれている装置制御情報から、受信した個人情報に含まれている装置特定情報によって特定されるコンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を抽出することによって、抽出されたコンテンツ関係情報が関係するコンテンツを処理するコンテンツ処理装置であって、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を制御するための制御データが生成される。
本発明の情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムにおいては、自分の周辺の領域に配置されているコンテンツ処理装置から提供されるコンテンツに関係するコンテンツ関係情報を含むと共に、コンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を含む領域情報を記録している第1の情報提供装置から送信されてくる領域情報の受信が制御されると共に、使用者を特定する使用者特定情報を含むと共に、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を特定する装置特定情報を含む、使用者毎の個人情報を記録している第2の情報提供装置から送信されてくる、1人の使用者の個人情報の受信が制御され、受信した領域情報に含まれているコンテンツ関係情報から、受信した個人情報に含まれている使用者特定情報に対応するコンテンツ関係情報を抽出すると共に、受信した領域情報に含まれている装置制御情報から、受信した個人情報に含まれている装置特定情報によって特定されるコンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を抽出することによって、抽出されたコンテンツ関係情報が関係するコンテンツを処理するコンテンツ処理装置であって、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を制御するための制御データが生成される。
コンテンツを処理する周辺の機器と個人の情報とに対応した、特定個人に向けたコンテンツ指向のインタフェースを提供し、このインタフェースにより、所望のコンテンツに対する所望の処理を、より少ない操作でできるようになる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本明細書に記載の発明と、発明の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本明細書に記載されている発明をサポートする実施の形態が本明細書に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、本明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、本明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現、追加される発明の存在を否定するものではない。
本発明によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システム(例えば、図1のコンテンツ視聴システム1−1)は、第1の情報提供装置(例えば、図1のSDR12)が、自分の周辺の領域に配置されているコンテンツ処理装置(例えば、図1のDVDプレーヤ23)から提供されるコンテンツに関係するコンテンツ関係情報を含むと共に、コンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を含む領域情報(例えば、機能サービスリストに含まれる情報)の記録を制御する第1の記録制御手段(例えば、図2の蓄積部53)と、記録されている領域情報の情報処理装置への送信を制御する第1の送信制御手段(例えば、図2の通信部51)とを含み、第2の情報提供装置(例えば、図1のPDR13−1)が、使用者を特定する使用者特定情報を含むと共に、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を特定する装置特定情報を含む、使用者毎の個人情報(例えば、図20の個人情報)の記録を制御する第2の記録制御手段(例えば、図3の蓄積部63)と、記録されている個人情報のうちの、1人の使用者の個人情報の情報処理装置への送信を制御する第2の送信制御手段(例えば、図3の通信部61)とを含み、情報処理装置(例えば、図1のMDR14)が、第1の情報提供装置から送信されてくる領域情報の受信を制御すると共に、第2の情報提供装置から送信されてくる、1人の使用者の個人情報の受信を制御する受信制御手段(例えば、図4の通信部75)と、受信した領域情報に含まれているコンテンツ関係情報から、受信した個人情報に含まれている使用者特定情報に対応するコンテンツ関係情報を抽出すると共に、受信した領域情報に含まれている装置制御情報から、受信した個人情報に含まれている装置特定情報によって特定されるコンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を抽出することによって、抽出されたコンテンツ関係情報が関係するコンテンツを処理するコンテンツ処理装置であって、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を制御するための制御データ(例えば、図25のコントローラ制御データ)を生成する生成手段(例えば、図4の制御部76)とを含む。
本発明によれば情報処理装置が提供される。この情報処理装置(例えば、図1のMDR14)は、自分の周辺の領域に配置されているコンテンツ処理装置(例えば、図1のDVDプレーヤ23)から提供されるコンテンツに関係するコンテンツ関係情報を含むと共に、コンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を含む領域情報を記録している第1の情報提供装置(例えば、図1のSDR12)から送信されてくる領域情報(例えば、図23および図24の周辺機器情報)の受信を制御すると共に、使用者を特定する使用者特定情報を含むと共に、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を特定する装置特定情報を含む、使用者毎の個人情報を記録している第2の情報提供装置(例えば、図1のPDR13−1)から送信されてくる、1人の使用者の個人情報(例えば、図20の個人情報)の受信を制御する第1の受信制御手段(例えば、図4の通信部75)と、受信した領域情報に含まれているコンテンツ関係情報から、受信した個人情報に含まれている使用者特定情報に対応するコンテンツ関係情報を抽出すると共に、受信した領域情報に含まれている装置制御情報から、受信した個人情報に含まれている装置特定情報によって特定されるコンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を抽出することによって、抽出されたコンテンツ関係情報が関係するコンテンツを処理するコンテンツ処理装置であって、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を制御するための制御データ(例えば、図25のコントローラ制御データ)を生成する生成手段(例えば、図4の制御部76)とを含む。
情報処理装置は、第2の情報提供装置との認証の処理を実行する認証処理実行手段(例えば、図4の認証処理部73)をさらに設けることができる。
情報処理装置は、記憶デバイス(例えば、図1のIDデバイス15)から送信されてくる、使用者である個人を特定する個人特定情報(例えば、個人ID)の受信を制御する第2の受信制御手段(例えば、図4の近接通信制御部72)と、第2の情報提供装置宛ての、個人情報の要求および個人特定情報の送信を制御する送信制御手段(図19のステップS1215の処理を実行する制御部76)とをさらに設け、第1の受信制御手段は、第2の情報提供装置から送信されてくる、個人特定情報で特定される使用者の個人情報の受信を制御するようにすることができる。
情報処理装置は、記憶デバイス(例えば、図1のIDデバイス15)から送信されてくる、第2の情報提供装置の位置を示す位置情報の受信を制御する第2の受信制御手段(例えば、図4の近接通信制御部72)と、受信した位置情報を基に、第2の情報提供装置宛ての、個人情報の要求の送信を制御する送信制御手段(図19のステップS1215の処理を実行する制御部76)とをさらに設けることができる。
情報処理装置は、コンテンツ処理装置を制御するリモートコントローラへの、生成された制御データの送信を制御する送信制御手段(図22のステップS1304の処理を実行する制御部76)をさらに設けることができる。
情報処理装置(例えば、MDR101)は、コンテンツ処理装置の制御が終了した場合、制御データを消去する消去手段(例えば、図34のステップS1423の処理を実行する制御部116)をさらに設けることができる。
本発明によれば情報処理方法が提供される。この情報処理方法は、自分の周辺の領域に配置されているコンテンツ処理装置(例えば、図1のDVDプレーヤ23)から提供されるコンテンツに関係するコンテンツ関係情報を含むと共に、コンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を含む領域情報を記録している第1の情報提供装置(例えば、図1のSDR12)から送信されてくる領域情報(例えば、図23および図24の周辺機器情報)の受信を制御すると共に、使用者を特定する使用者特定情報を含むと共に、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を特定する装置特定情報を含む、使用者毎の個人情報を記録している第2の情報提供装置(例えば、図1のPDR13−1)から送信されてくる、1人の使用者の個人情報(例えば、図20の個人情報)の受信を制御する受信制御ステップ(例えば、図19のステップS1216の処理および図22のステップS1302の処理)と、受信した領域情報に含まれているコンテンツ関係情報から、受信した個人情報に含まれている使用者特定情報に対応するコンテンツ関係情報を抽出すると共に、受信した領域情報に含まれている装置制御情報から、受信した個人情報に含まれている装置特定情報によって特定されるコンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を抽出することによって、抽出されたコンテンツ関係情報が関係するコンテンツを処理するコンテンツ処理装置であって、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を制御するための制御データ(例えば、図25のコントローラ制御データ)を生成する生成ステップ(例えば、図22のステップS1304の処理)とを含む。
本発明によればプログラムが提供される。このプログラムは、コンピュータに、自分の周辺の領域に配置されているコンテンツ処理装置(例えば、図1のDVDプレーヤ23)から提供されるコンテンツに関係するコンテンツ関係情報を含むと共に、コンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を含む領域情報を記録している第1の情報提供装置(例えば、図1のSDR12)から送信されてくる領域情報(例えば、図23および図24の周辺機器情報)の受信を制御すると共に、使用者を特定する使用者特定情報を含むと共に、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を特定する装置特定情報を含む、使用者毎の個人情報を記録している第2の情報提供装置(例えば、図1のPDR13−1)から送信されてくる、1人の使用者の個人情報(例えば、図20の個人情報)の受信を制御する受信制御ステップ(例えば、図19のステップS1216の処理および図22のステップS1302の処理)と、受信した領域情報に含まれているコンテンツ関係情報から、受信した個人情報に含まれている使用者特定情報に対応するコンテンツ関係情報を抽出すると共に、受信した領域情報に含まれている装置制御情報から、受信した個人情報に含まれている装置特定情報によって特定されるコンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を抽出することによって、抽出されたコンテンツ関係情報が関係するコンテンツを処理するコンテンツ処理装置であって、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を制御するための制御データ(例えば、図25のコントローラ制御データ)を生成する生成ステップ(例えば、図22のステップS1304の処理)とを実行させる。
このプログラムは、記録媒体(例えば、図44の磁気ディスク351)に記録することができる。
図1は、本発明に係るコンテンツ視聴システムの一実施の形態の構成を示す図である。コンテンツ視聴システム1−1は、1つの住宅内に構成され、コンテンツ視聴システム1−2は、他の住宅内に構成されている。
コンテンツ視聴システム1−1およびコンテンツ視聴システム1−2は、インターネット2を介して、接続されている。
コンテンツ視聴システム1−1において、LAN(Local Area Network)11は、SDR(Space Directory)12、PDR(Personal Directory)13−1、無線LANアクセスポイント16、ルータ18、HDD(Hard Disk Drive)ビデオレコーダ19、モニタ21−1、スピーカ22−1、DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤ23、DVDレコーダ24、テレビジョンチューナ25、チューナ26、オーディオアンプ27、マルチスピーカ28、リモートコントローラ送受信装置29−1、モニタ21−2、スピーカ22−2、リモートコントローラ送受信装置29−2、モニタ21−3、スピーカ22−3、リモートコントローラ送受信装置29−3、モニタ21−4、スピーカ22−4、モニタ21−5、およびスピーカ22−5を相互に接続する。
なお、HDDビデオレコーダ19、モニタ21−1、スピーカ22−1、DVDプレーヤ23、DVDレコーダ24、テレビジョンチューナ25、チューナ26、オーディオアンプ27、マルチスピーカ28、モニタ21−2、スピーカ22−2、モニタ21−3、スピーカ22−3、モニタ21−4、スピーカ22−4、モニタ21−5、およびスピーカ22−5は、コンテンツを処理する装置の一例である。
さらに、LAN11は、無線LANアクセスポイント16を介して、SDR12乃至スピーカ22−5と、MDR(Mobile Directory)14およびパーソナルリモートコントローラ17を接続する。LAN11は、所望の通信方式を採用することができ、例えば、Ethernet(登録商標)、またはIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11a,IEEE802.11b,若しくはIEEE802.11gの規格に基づくネットワークとすることができる。
コンテンツ視聴システム1−2は、コンテンツ視聴システム1−1と同様に構成される。
以下、コンテンツとして、画像のデータまたは音声のデータを取り扱う例を説明するが、コンテンツは、画像のデータまたは音声のデータに限らず、数値データ、またはプログラムなど、使用者にとって有意な情報であれば足りる。
SDR12は、周辺の空間である、例えば、住宅内に設置された機器に関係する情報およびこれらの機器から提供されるコンテンツに関係する情報を記録して、記録している情報を他の機器に提供する。
PDR13−1は、個人に関係する個人情報を記録し、要求に応じて、記録している個人情報のうち、1人の個人の個人情報を他の機器に供給する。
PDR13−2は、PDR13−1が記録している個人情報の個人とは異なる、個人の個人情報を記録し、要求に応じて、記録している個人情報のうち、1人の個人の個人情報を他の機器に供給する。
MDR14は、ID(IDentifier)デバイス15から、IDデバイス15に記憶されている、個人を特定するための個人IDを取得して、個人IDを基に、PDR13−1またはPDR13−2から、個人IDで特定される個人の個人情報を取得する。MDR14は、SDR12から、周辺の空間に設置された機器に関係する情報およびこれらの機器から提供されるコンテンツに関係する情報を取得する。
そして、MDR14は、周辺の空間に設置された機器に関係する情報およびこれらの機器から提供されるコンテンツに関係する情報、並びに個人情報を基に、周辺の空間に設置された機器を制御するためのデータを生成する。MDR14は、生成した機器を制御するためのデータを無線を介してパーソナルリモートコントローラ17に供給する。
なお、図1において、1点鎖線は、無線(近接通信を含む)による通信を示す。
IDデバイス15は、いわゆる、IDカードなどであり、個人を特定するための個人IDを記憶し、記憶している個人IDをMDR14に供給する。
無線LANアクセスポイント16は、無線およびLAN11を介して、MDR14およびパーソナルリモートコントローラ17を、SDR12乃至スピーカ22−5と接続する。
パーソナルリモートコントローラ17は、MDR14から供給された、機器を制御するためのデータを基に、モニタ21−1乃至スピーカ22−5に動作を指示する指令を供給する。例えば、パーソナルリモートコントローラ17は、機器を制御するためのデータを基に、赤外線または無線を介して、モニタ21−1乃至スピーカ22−5に動作を指示する指令を供給する。
なお、図1において、2点鎖線は、赤外線による通信を示す。
ルータ18は、LAN11とインターネット2とを接続する。例えば、MDR14がPDR13−2から個人情報を取得する場合には、ルータ18は、MDR14からの要求をインターネット2を介して、PDR13−2宛てに送信し、インターネット2を介して、PDR13−2から送信されてきた個人情報をMDR14に供給する。
HDDビデオレコーダ19は、コンテンツの一例である画像データを記録し、記録している画像データをLAN11を介して他の機器に供給する。
コンテンツ視聴システム1−1が設けられている住宅の居間20には、モニタ21−1、スピーカ22−1、DVDプレーヤ23、DVDレコーダ24、テレビジョンチューナ25、チューナ26、オーディオアンプ27、マルチスピーカ28、およびリモートコントローラ送受信装置29−1が配置されている。
モニタ21−1は、LAN11を介して、供給された画像データを基に、画像を表示する。スピーカ22−1は、LAN11を介して、供給された音声データを基に、音声を出力(放音)する。
DVDプレーヤ23は、装着されているDVDからコンテンツを読み出して、LAN11を介して、コンテンツの画像データまたは音声データを他の機器に供給する。DVDレコーダ24は、LAN11を介して、供給された画像データまたは音声データを、装着されているDVDに記録する。
テレビジョンチューナ25は、テレビジョン放送局から放送される番組(電波)を受信して、テレビジョン放送の番組の画像データまたは音声データを復号し、LAN11を介して、コンテンツの一例であるテレビジョン放送の番組の画像データまたは音声データを他の機器に供給する。チューナ26は、ラジオ放送局から放送される番組(電波)を受信して、ラジオ放送の番組の音声データを復号し、LAN11を介して、コンテンツの一例であるラジオ放送の番組の音声データを他の機器に供給する。
オーディオアンプ27は、LAN11を介して、他の機器から供給された音声データに所定の処理を適用して、処理された音声データを他の機器に供給する。例えば、オーディオアンプ27は、LAN11を介して、DVDプレーヤ23から供給された音声データに周波数帯域毎のイコライジングの処理を適用して、イコライズされた音声データをマルチスピーカ28に供給する。
マルチスピーカ28は、LAN11を介して、他の機器から供給された音声データを基に、音声を出力する。例えば、マルチスピーカ28は、6個のスピーカの集合からなり、いわゆる5.1チャンネルの音声データを基に、各スピーカから各チャンネルの音声を出力する。
リモートコントローラ送受信装置29−1は、無線を介して、パーソナルリモートコントローラ17から送信されてきた指令を受信して、モニタ21−1乃至マルチスピーカ28に、受信した指令を供給する。
コンテンツ視聴システム1−1が設けられている住宅の寝室30には、モニタ21−2およびスピーカ22−2が配置されている。コンテンツ視聴システム1−1が設けられている住宅の子供部屋31には、モニタ21−3およびスピーカ22−3が配置されている。コンテンツ視聴システム1−1が設けられている住宅の洗面室32には、モニタ21−4およびスピーカ22−4が配置されている。コンテンツ視聴システム1−1が設けられている住宅の浴室33には、モニタ21−5およびスピーカ22−5が配置されている。
モニタ21−2乃至モニタ21−5は、LAN11を介して、供給された画像データを基に、画像を表示する。スピーカ22−2乃至スピーカ22−5は、LAN11を介して、供給された音声データを基に、音声を出力(放音)する。
リモートコントローラ送受信装置29−2乃至29−3は、無線を介して、パーソナルリモートコントローラ17から送信されてきた指令を受信して、モニタ21−2乃至スピーカ22−5に、受信した指令を供給する。
以下、コンテンツ視聴システム1−1およびコンテンツ視聴システム1−2を個々に区別する必要がないとき、単に、コンテンツ視聴システム1と称する。
以下、PDR13−1およびPDR13−2を個々に区別する必要がないとき、単に、PDR13と称する。以下、モニタ21−1乃至モニタ21−5を個々に区別する必要がないとき、単に、モニタ21と称する。
以下、スピーカ22−1乃至スピーカ22−5を個々に区別する必要がないとき、単に、スピーカ22と称する。以下、リモートコントローラ送受信装置29−1乃至リモートコントローラ送受信装置29−3を個々に区別する必要がないとき、単に、リモートコントローラ送受信装置29と称する。
次に、個々の機器の内部構成について説明する。
図2は、SDR12の構成の例を示すブロック図である。通信部51は、LAN11を介して、他の機器とデータを通信する。
以下の説明において、データは、制御用のデータ、例えば、メッセージまたはコマンドなどを含む。
通信部51は、LAN11を介して、他の機器から送信されてきたデータを受信して、受信したデータを処理部52に供給する。通信部51は、処理部52から供給されたデータを、LAN11を介して、他の機器に送信する。
処理部52は、通信部51から供給された、受信したデータ、または蓄積部53に蓄積されているデータを基に、各種の処理を実行する。処理部52は、通信部51から供給された、受信したデータ、または処理結果のデータを蓄積部53に蓄積させる。
蓄積部53は、処理部52から供給された、受信したデータまたは処理結果のデータを蓄積し、蓄積しているデータを処理部52に供給する。
図3は、PDR13の構成の例を示すブロック図である。通信部61は、LAN11を介して、他の機器とデータを通信する。通信部61は、LAN11を介して、他の機器から送信されてきたデータを受信して、受信したデータを制御部62または認証処理部64に供給する。通信部61は、制御部62または認証処理部64から供給されたデータを、LAN11を介して、他の機器に送信する。
制御部62は、通信部61から供給された、受信したデータ、または蓄積部63に蓄積されているデータを基に、PDR13全体を制御する。制御部62は、蓄積部63から、蓄積されているデータを読み出して、読み出したデータを通信部61に供給する。
蓄積部63は、各種のデータを蓄積し、蓄積しているデータを制御部62に供給する。
認証処理部64は、通信部61から供給されたデータを基に、認証の処理を実行して、その結果を示すデータを通信部61に供給する。認証処理部64は、認証の処理の結果を基に、処理の継続または停止を制御部62に指示する。
図4は、MDR14の構成の例を示すブロック図である。近接通信部71は、近接通信を介して、IDデバイス15から供給された認証データ(個人IDを含む)を受信して、受信した認証データを近接通信制御部72に供給する。
ここで、近接通信とは、電波または電磁結合などを利用した近距離の無線通信をいう。
近接通信部71は、近接通信制御部72から供給された認証データを、近接通信を介して、IDデバイス15に供給する。
近接通信制御部72は、近接通信部71の通信を制御する。近接通信制御部72は、近接通信部71から供給された認証データを認証処理部73に供給すると共に、認証処理部73から供給された認証の結果を示すデータを近接通信部71に供給する。
認証処理部73は、使用者の操作に対応した入出力部74からの信号、および受信した認証データを基に、認証の処理を実行して、認証の処理の結果を示すデータを近接通信制御部72に供給する。認証処理部73は、認証の処理の結果を入出力部74に表示させる。認証処理部73は、認証の処理の結果を制御部76を介して、蓄積部77に蓄積させる。
また、認証処理部73は、認証の処理の結果を基に、処理の継続または停止を制御部76に指示する。
入出力部74は、使用者の操作に対応した指示を入力するためのボタン若しくはスイッチ、または処理結果を表示するための液晶表示装置などからなる。
通信部75は、無線およびLAN11を介して、他の機器とデータを通信する。通信部75は、無線およびLAN11を介して、他の機器から送信されてきたデータを受信して、受信したデータを制御部76に供給する。通信部75は、制御部76から供給されたデータを、無線およびLAN11を介して、他の機器に送信する。
通信部75は、さらに、無線を介して、パーソナルリモートコントローラ17と通信する。通信部75は、無線を介して、パーソナルリモートコントローラ17から送信されてきたデータを受信して、受信したデータを制御部76に供給する。通信部75は、制御部76から供給されたデータを、無線を介して、パーソナルリモートコントローラ17に送信する。
制御部76は、MDR14の全体を制御する。制御部76は、通信部75から供給されたデータを蓄積部77に蓄積させる。また、制御部76は、蓄積部77から、蓄積されているデータを読み出して、読み出したデータを通信部75に供給する。
蓄積部77は、各種のデータを蓄積し、蓄積しているデータを制御部76に供給する。
図5は、IDデバイス15の構成の例を示すブロック図である。近接通信部81は、近接通信を介して、MDR14から供給された認証データを受信して、受信した認証データを近接通信制御部82に供給する。近接通信部81は、近接通信制御部82から供給された認証データを、近接通信を介して、IDデバイス15に供給する。
近接通信制御部82は、近接通信部81の通信を制御する。近接通信制御部82は、近接通信部81から供給された認証データを認証処理部83に供給すると共に、認証処理部83から供給された認証の結果を示すデータを近接通信部81に供給する。
認証処理部83は、蓄積部84に予め蓄積されている個人IDなどの各種のデータ、および受信した認証データを基に、認証の処理を実行して、認証の処理の結果を示すデータを近接通信制御部82に供給する。
蓄積部84は、個人IDなどの各種のデータを蓄積し、蓄積しているデータを認証処理部83に供給する。
図6は、パーソナルリモートコントローラ17の構成の例を示すブロック図である。通信部91は、無線またはLAN11を介して、他の機器とデータ(制御用データを含む)を通信する。通信部91は、無線またはLAN11を介して、他の機器から送信されてきたデータを受信して、受信したデータを制御部92に供給する。通信部91は、制御部92から供給されたデータを、無線またはLAN11を介して、他の機器に送信する。
また、通信部91は、無線通信を介して、MDR14またはリモートコントローラ送受信装置29−1乃至29−3と通信する。通信部91は、無線通信を介して、MDR14またはリモートコントローラ送受信装置29−1乃至29−3から送信されてきたデータを受信して、受信したデータを制御部92に供給する。通信部91は、制御部92から供給されたデータを、無線通信を介して、MDR14またはリモートコントローラ送受信装置29−1乃至29−3に送信する。
制御部92は、通信部91から供給された、受信したデータを蓄積部93に蓄積させる。制御部92は、通信部91から供給された、受信したデータ、蓄積部93に蓄積されているデータ、または使用者の操作に対応した入力部95からの信号を基に、パーソナルリモートコントローラ17全体を制御する。
制御部92は、表示部94に各種の画像(文字を含む)を表示させる。
蓄積部93は、制御部92から供給されたデータを蓄積して、蓄積されているデータを制御部92に供給する。
表示部94は、液晶表示装置などからなり、制御部92の制御に基づいて、各種の画像を表示する。入力部95は、ボタンまたはスイッチなどからなり、使用者の操作に対応する信号を制御部92に供給する。
赤外線通信部96は、赤外線を介して、他の機器と制御信号を通信する。赤外線通信部96は、赤外線を介して、他の機器から送信されてきた制御信号を受信して、受信した制御信号を制御部92に供給する。赤外線通信部96は、制御部92の制御の基に、赤外線を介して、他の機器に制御信号を送信する。
MDR14は、パーソナルリモートコントローラ17の機能を内蔵することができる。
図7は、パーソナルリモートコントローラ17の機能を内蔵するMDR101の構成の例を示すブロック図である。近接通信部111は、近接通信を介して、IDデバイス15から供給された認証データ(個人IDを含む)を受信して、受信した認証データを近接通信制御部112に供給する。近接通信部111は、近接通信制御部112から供給された認証データを、近接通信を介して、IDデバイス15に供給する。
近接通信制御部112は、近接通信部111の通信を制御する。近接通信制御部112は、近接通信部111から供給された認証データを認証処理部113に供給すると共に、認証処理部113から供給された認証の結果を示すデータを近接通信部111に供給する。
認証処理部113は、使用者の操作に対応した入出力部114からの信号、および受信した認証データを基に、認証の処理を実行して、認証の処理の結果を示すデータを近接通信制御部112に供給する。認証処理部113は、認証の処理の結果を入出力部114に表示させる。認証処理部113は、認証の処理の結果を制御部116を介して、蓄積部117に蓄積させる。
また、認証処理部113は、認証の処理の結果を基に、処理の継続または停止を制御部116に指示する。
入出力部114は、使用者の操作に対応した指示を入力するためのボタン若しくはスイッチ、または処理結果を表示するための液晶表示装置などからなる。
通信部115は、無線およびLAN11を介して、他の機器とデータを通信する。通信部115は、無線およびLAN11を介して、他の機器から送信されてきたデータを受信して、受信したデータを制御部116に供給する。通信部115は、制御部116から供給されたデータを、無線およびLAN11を介して、他の機器に送信する。
通信部115は、さらに、無線を介して、リモートコントローラ送受信装置29−1乃至29−3と通信する。通信部115は、無線を介して、リモートコントローラ送受信装置29−1乃至29−3から送信されてきたデータを受信して、受信したデータを制御部116に供給する。通信部115は、制御部116から供給されたデータを、無線を介して、リモートコントローラ送受信装置29−1乃至29−3に送信する。
制御部116は、通信部115から供給された、受信したデータ、蓄積部117に蓄積されているデータ、または使用者の操作に対応した入力部119からの信号を基に、MDR116の全体を制御する。制御部116は、通信部115から供給されたデータを蓄積部117に蓄積させる。また、制御部116は、蓄積部117から、蓄積されているデータを読み出して、読み出したデータを通信部115に供給する。
蓄積部117は、各種のデータを蓄積し、蓄積しているデータを制御部116に供給する。
また、制御部116は、表示部118に各種の画像(文字を含む)を表示させる。表示部118は、液晶表示装置などからなり、制御部116の制御に基づいて、各種の画像を表示する。入力部119は、ボタンまたはスイッチなどからなり、使用者の操作に対応する信号を制御部116に供給する。
赤外線通信部120は、赤外線を介して、他の機器と制御信号を通信する。赤外線通信部120は、赤外線を介して、他の機器から送信されてきた制御信号を受信して、受信した制御信号を制御部116に供給する。赤外線通信部120は、制御部116の制御の基に、赤外線を介して、他の機器に制御信号を送信する。
なお、入出力部114、または表示部118および入力部119のいずれか一方のみを設けて、認証処理部113および制御部116に、使用者の操作に対応する信号を供給し、処理結果を表示するようにしてもよい。
図8は、DVDプレーヤ23の構成を示すブロック図である。DVD131は、DVD再生部161に装着される。DVD再生部161は、制御部162の制御の基に、装着されたDVD131に記録されているデータに対応する再生信号を生成して、再生信号を再生出力部163に供給する。
制御部162は、DVDプレーヤ23全体を制御する。
再生出力部163は、制御部162の制御の基に、DVD再生部161から供給された再生信号を復号して、誤りを訂正するなどして、画像または音声の信号を生成して、生成した信号を出力するか、または通信部164に供給する。
通信部164は、制御部162の制御の基に、LAN11を介して、他の機器に、画像データまたは音声データを含むデータを供給する。また、通信部164は、LAN11を介して、他の機器から送信されてきたデータを受信して、受信したデータを制御部162に供給する。
蓄積部165は、制御部162の制御の基に、受信した各種のデータを蓄積し、蓄積している各種のデータを制御部162に供給する。
赤外線通信部166は、パーソナルリモートコントローラ17から送信されてきた赤外線を介した制御信号を受信して、受信した制御信号を制御部162に供給する。
制御部162は、赤外線通信部166から制御信号が供給された場合、制御信号に対応する動作をDVDプレーヤ23の各部に実行させる。
図9は、HDDビデオレコーダ19の構成を示すブロック図である。テレビジョンチューナ181は、テレビジョン放送局から放送される番組(電波)を受信して、テレビジョン放送の番組の画像データまたは音声データを復号し、復号した画像データまたは音声データをエンコーダ182に供給する。エンコーダ182は、制御部183の制御の基に、テレビジョンチューナ181から供給された画像データまたは音声データ、または通信部186から供給された、受信した画像データまたは音声データを、所定の符号化方式で符号化して、符号化された画像データまたは音声データをコンテンツ記録部184に供給する。
制御部183は、蓄積部187に蓄積されているデータを基に、HDDビデオレコーダ19の全体を制御する。
コンテンツ記録部184は、ハードディスクなどからなり、制御部183の制御の基に、エンコーダ182から供給された、符号化されている画像データまたは音声データを記録する。コンテンツ記録部184は、制御部183の制御の基に、記録している画像データまたは音声データを読み出して、読み出した画像データまたは音声データをデコーダ185に供給する。
デコーダ185は、制御部183の制御の基に、エンコーダ182における符号化方式に対応する方式で、画像データまたは音声データを復号して、復号された画像データまたは音声データを通信部186に供給する。
通信部186は、制御部183の制御の基に、LAN11を介して、他の機器から供給された画像データまたは音声データを受信して、受信した画像データまたは音声データをエンコーダ182に供給する。また、通信部186は、制御部183の制御の基に、デコーダ185から供給された画像データまたは音声データを、LAN11を介して、他の機器に送信する。
さらに、通信部186は、制御部183の制御の基に、LAN11を介して、他の機器から供給された制御用のデータを受信して、受信したデータを制御部183に供給する。この場合、制御部183は、蓄積部187に制御用のデータを蓄積させる。
赤外線通信部188は、赤外線を介して、他の機器と制御信号を通信する。赤外線通信部188は、赤外線を介して、他の機器から送信されてきた制御信号を受信して、受信した制御信号を制御部183に供給する。この場合、制御部183は、制御信号を基に、HDDビデオレコーダ19の全体を制御する。赤外線通信部188は、制御部183の制御の基に、赤外線を介して、他の機器に制御信号を送信する。
図10は、スピーカ22の構成を示すブロック図である。通信部191は、LAN11を介して、他の機器から送信されてきたデータを受信して、受信したデータを制御部192またはオーディオ信号復号部194に供給する。通信部191は、制御部192から供給されたデータを、LAN11を介して、他の機器に送信する。
制御部192は、通信部191から供給された、受信したデータを蓄積部193に蓄積させる。制御部192は、通信部191から供給された、受信したデータ、または蓄積部193に蓄積されているデータを基に、スピーカ22全体を制御する。
蓄積部193は、制御部192から供給されたデータを蓄積して、蓄積されているデータを制御部192に供給する。
オーディオ信号復号部194は、制御部192の制御の基に、通信部191から供給された音声データを復号して、その結果得られた音声信号を出力増幅部195に供給する。出力増幅部195は、制御部192の制御の基に、オーディオ信号復号部194から供給された音声信号を増幅して、増幅された音声信号によりスピーカユニット196を駆動して、スピーカユニット196に音声を出力させる。
赤外線通信部197は、赤外線を介して、他の機器と制御信号を通信する。赤外線通信部197は、赤外線を介して、他の機器から送信されてきた制御信号を受信して、受信した制御信号を制御部192に供給する。この場合、制御部192は、制御信号を基に、スピーカ22の全体を制御する。赤外線通信部197は、制御部192の制御の基に、赤外線を介して、他の機器に制御信号を送信する。
次に、コンテンツ視聴システム1における、処理を説明する。
周辺の空間、例えば、コンテンツ視聴システム1が設けられている住宅内に、コンテンツを処理する機器が新たに設置された場合、SDR12に、新たに設置されたコンテンツを処理する機器の情報に関係する情報および処理されるコンテンツに関係する情報が登録される。
次に、図11のフローチャートを参照して、周辺の空間の一例である住宅内に、コンテンツを処理する機器の一例である、DVDプレーヤ23が新たに設置された場合の登録の処理を説明する。
ステップS1001において、DVDプレーヤ23の通信部164は、LAN11を介して、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)リクエストメッセージをブロードキャストする。LAN11に接続されている他の機器は、DVDプレーヤ23から送信されてくるDHCPリクエストメッセージを受信する。
例えば、ステップS2001において、SDR12の通信部51は、DVDプレーヤ23から送信されてくるDHCPリクエストメッセージを受信する。ステップS3001において、HDDビデオレコーダ19の通信部186は、DVDプレーヤ23から送信されてくるDHCPリクエストメッセージを受信する。ステップS4001において、ルータ18は、DVDプレーヤ23から送信されてくるDHCPリクエストメッセージを受信する。
DHCPサーバではなく、DHCPサーバとしての機能を有しないSDR12の通信部51およびHDDビデオレコーダ19の通信部186は、受信したDHCPリクエストメッセージを破棄するが、ルータ18は、DHCPサーバとしての機能を有するので、ステップS4002において、LAN11を介して、DVDプレーヤ23に、使用可能なIP(Internet Protoco)アドレスを指定するDHCPレスポンスを送信する。
ステップS1002において、DVDプレーヤ23の通信部164は、ルータ18から送信されてきた、DHCPレスポンスを受信して、DHCPレスポンスで指定される、自分のIPアドレスを設定する。
ステップS1003において、DVDプレーヤ23の通信部164は、LAN11を介して、予め方式が定められているSDR探索メッセージをブロードキャストする。LAN11に接続されている他の機器は、DVDプレーヤ23から送信されてくるSDR探索メッセージを受信する。
例えば、ステップS2002において、SDR12の通信部51は、DVDプレーヤ23から送信されてくるSDR探索メッセージを受信する。ステップS3002において、HDDビデオレコーダ19の通信部186は、DVDプレーヤ23から送信されてくるSDR探索メッセージを受信する。ステップS4003において、ルータ18は、DVDプレーヤ23から送信されてくるSDR探索メッセージを受信する。
SDR12以外の機器、例えば、HDDビデオレコーダ19の通信部186またはルータ18は、受信したSDR探索メッセージを破棄するが、SDR12の通信部51は、ステップS2003において、LAN11を介して、DVDプレーヤ23に、応答メッセージを送信する。
ステップS1004において、DVDプレーヤ23の通信部164は、SDR12から送信されてくる応答メッセージを受信する。応答メッセージには、SDR12のIPアドレスが含まれているので、ステップS1005において、DVDプレーヤ23の通信部164は、応答メッセージを制御部162に供給する。そして、制御部162は、応答メッセージから、SDR12のIPアドレスを抽出して、蓄積部165に記憶させる。
このように、蓄積部165にSDR12のIPアドレスが記憶されるので、DVDプレーヤ23は、この処理の後、新たにDVD131が装着された場合など、SDR12にLAN11を介してデータを送信することができるようになる。
ステップS1006において、制御部162は、DVD再生部161に装着されているDVD131から、DVD131に記録されているコンテンツに関する情報を読み出して、また、蓄積部165から蓄積されている自分に関するデータを読み出して、機能サービスリストを生成する。
例えば、制御部162は、DVD再生部161に、装着されているDVD131から、DVD131に記録されているコンテンツに関係する情報であるコンテンツ情報を読み取らせ、コンテンツ情報に対応した再生信号を再生出力部163に供給させる。制御部162は、再生出力部163に、DVD再生部161から供給された再生信号をデコードさせて、復号された結果を制御部162に供給させる。
また、例えば、制御部162は、蓄積部165から蓄積されている、自分の機種種別、機種名、および自分を制御するための制御信号を生成するためのコマンドを読み出す。
そして、制御部162は、DVD131から読み出したコンテンツに関係する情報、および蓄積部165から読み出した自分に関係する情報を基に、機能サービスリストを生成する。
制御部162は、生成した機能サービスリストを通信部164に供給する。
ステップS1007において、通信部164は、制御部162の制御の基に、LAN11を介して、SDR12に機能サービスリストを送信する。
図12は、DVDプレーヤ23がSDR12に送信する機能サービスリストの例を説明する図である。
図12で示される機能サービスリストの例は、XML(eXtensible Mark-up Language)方式で記述されている。
XML方式において、ドキュメントの要素として、タグが利用される。タグは、”<”、タグ名、および”>”で構成されるか、または”<”、タグ名、および”/>”で構成される。”<”、タグ名、および”>”は、開始タグと称し、”<”、タグ名、および”/>”は、終了タグと称する。
開始タグと、終了タグとの間に、そのタグの対象となるテキストが配置される。
また、”<!”、タグ名、および”>”で構成されるタグは、コメントである。
図12で示される機能サービスリストの最初の行には、図12で示される機能サービスリストがXML方式のバージョン1.0で記述されることを示すタグが配置されている。
次に、機種種別タグの開始タグと終了タグとの間に、DVDプレーヤ23の機種種別がDVDプレーヤであることを示すテキスト”DVDプレーヤ”が配置されている。
図12で示される機能サービスリストにおいて、機種種別タグに続いて、機種名タグが配置される。機種名タグの開始タグと終了タグとの間に、DVDプレーヤ23の機種名がDVDP-1であることを示すテキスト”DVDP-1”が配置されている。
図12で示される機能サービスリストにおいて、機種名タグに続いて、機能タグが配置されている。機能タグには、コンテンツ処理装置であるDVDプレーヤ23の機能が記述される。図12で示される機能サービスリストの機能タグは、さらに、DVDプレーヤ23が再生機能を持つことを示す再生タグおよび停止タグからなる。
それぞれの機能に対応して、コマンドタグが配置される。
機能タグに、再生のコマンドが”0x0001”であることを示すコマンドタグが配置されている。さらに、機能タグに、停止のコマンドが”0x0002”であることを示すコマンドタグが配置されている。
図12で示される機能サービスリストにおいて、機能タグに続いて、コンテンツタグが配置されている。コンテンツタグには、DVDプレーヤ23に装着されているDVD131に記録されているコンテンツに関係する情報が記述されている。
例えば、コンテンツタグの最初には、コンテンツの種別を示す、種別タグが配置されている。例えば、図12で示される機能サービスリストにおいて、コンテンツが楽曲であることを示す”楽曲”のテキストが、種別タグの開始タグと終了タグとの間に配置されている。
種別タグに続いて、コンテンツ名タグが配置される。図12で示される機能サービスリストにおいて、コンテンツの名前が”サイレンスオブサウンド”であることを示すコンテンツ名タグが配置されている。また、コンテンツ名タグに続いて、コンテンツの全再生時間を示すコンテンツ時間タグが配置される。図12で示される機能サービスリストにおいて、全再生時間が2時間23分14秒であることを示すコンテンツ時間タグが配置されている。
さらに、コンテンツタグには、コンテンツのジャンルを示すジャンルタグが配置され、アーティスト名を示すアーティストタグが配置されている。
DVDプレーヤ23と同様に、モニタ21、スピーカ22、DVDレコーダ24、テレビジョンチューナ25、チューナ26、オーディオアンプ27、マルチスピーカ28、HDDビデオレコーダ19は、設置されたとき、それぞれ、機能サービスリストをSDR12に送信する。
図13は、HDDビデオレコーダ19がSDR12に送信する機能サービスリストの例を説明する図である。
図13で示される機能サービスリストの機種種別タグに、HDDビデオレコーダ19がHDDビデオレコーダであることを示すテキスト”HDDレコーダ”が配置されている。
図13で示される機能サービスリストにおいて、機種名タグに、HDDビデオレコーダ19の機種名がHDDR-1であることを示すテキスト”HDDR-1”が配置されている。
図13で示される機能サービスリストの機能タグは、さらに、HDDR-1が再生機能を持つことを示す再生タグ、停止タグ、録画機能を持つことを示す録画タグを含む。
機能タグに、再生のコマンドが”0x0001”であることを示すコマンドタグが配置されている。また、機能タグに、停止のコマンドが”0x0002”であることを示すコマンドタグが配置されている。さらに、機能タグに、録画のコマンドが”0x0003”であることを示すコマンドタグが配置されている。
図13で示される機能サービスリストにおいて、機能タグに続いて、コンテンツタグが配置されている。コンテンツタグには、HDDビデオレコーダ19に記録されているコンテンツに関係する情報が記述されている。
例えば、コンテンツタグの最初には、コンテンツの種別を示す、種別タグが配置されている。例えば、図13で示される機能サービスリストにおいて、コンテンツが映画であることを示す”映画”のテキストが、種別タグの開始タグと終了タグとの間に配置されている。
種別タグに続いて、コンテンツ名タグが配置される。図13で示される機能サービスリストにおいて、コンテンツの名前が”ハウスアローン3”であることを示すコンテンツ名タグが配置されている。また、コンテンツ名タグに続いて、コンテンツの全再生時間が2時間03分23秒であることを示すコンテンツ時間タグが配置されている。
さらに、コンテンツタグには、コンテンツのジャンルを示すジャンルタグが配置され、アーティスト名を示すアーティストタグが配置されている。
図11に戻り、ステップS2004において、SDR12の通信部51は、DVDプレーヤ23から送信されてきた機能サービスリストを受信し、受信した機能サービスリストを処理部52に供給する。ステップS2005において、処理部52は、受信した機能サービスリストを蓄積部53に蓄積されている機能情報テーブルに登録する。
図14は、SDR12の蓄積部53に蓄積されている機能情報テーブルの例を示す図である。
機能情報テーブルには、コンテンツを処理する装置毎に、IPアドレス、機器種別、機器名、機能および機能コマンド、並びにコンテンツに関係するデータが格納されている。
例えば、図14で示される機能情報テーブルにおいて、DVDプレーヤである機器種別の、DVDP-1である機器名に対応して、"192.168.3.3"であるIPアドレス、”0x0001”である再生コマンド、”0x0002”である停止コマンドが格納されている。
ここで、機能情報テーブルのIPアドレスとして、機能サービスリストに添付されてきたIPアドレスが格納される。機能情報テーブルの機器種別として、機能サービスリストの機種種別が格納される。機能情報テーブルの機器名として、機能サービスリストの機種名が格納される。
また、例えば、図14で示される機能情報テーブルにおいて、DVDプレーヤである機器種別の、DVDP-2である機器名に対応して、"192.168.3.7"であるIPアドレス、”0x0001”である再生コマンド、”0x0002”である停止コマンドが格納される。
図14で示される機能情報テーブルにおいて、DVDP-2である機器名に対応して、コンテンツに関係するデータとして、”サイレンスオブサウンド”であるコンテンツ名、”楽曲ポップス”であるジャンル、”2時間23分14秒”である時間、”ガイモンとサーファンクル”である関連人名が格納されている。
さらに、例えば、HDDレコーダである機器種別の、HDDR-1である機器名に対応して、"192.168.3.10"であるIPアドレス、”0x0001”である再生コマンド、”0x0002”である停止コマンド、および”0x0003”である保存コマンドが格納される。
ここで、機能情報テーブルの保存コマンドとして、機能サービスリストに添付されてきた録画コマンドが格納される。
図14で示される機能情報テーブルにおいて、HDDR-1である機器名に対応して、2つのコンテンツに関係するデータが格納されている。第1のコンテンツに関係するデータとして、”ハウスアローン3”であるコンテンツ名、”映画コメディー”であるジャンル、”2時間3分23秒”である時間、”オレックス・ヘンツ”である関連人名、”日本語/英語”である保存音声、および”ジョン”である保存操作ユーザ名が格納されている。
なお、機能情報テーブルの保存操作ユーザ名として、機能サービスリストに記述されている、コンテンツに関係する情報に含まれている記録ユーザ名が格納される。
第2のコンテンツに関係するデータとして、”日曜サスペンス劇場”であるコンテンツ名、”TVドラマ”であるジャンル、”1時間20分56秒”である時間、”山田太郎”である関連人名、および”ジョン”である保存操作ユーザ名が格納されている。
さらに、例えば、テレビジョン受像器である機器種別の、TV-1である機器名に対応して、"192.168.3.12"であるIPアドレス、”0x0001”である表示コマンド、”0x0002”であるDVDP-1の入力を選択するコマンド、および”0x0003”であるHDDR-1の入力を選択するコマンドが格納される。また、TV-1である機器名に対応して、居間20である機器の設置場所を示すデータが格納される。
また、例えば、テレビジョン受像器である機器種別の、TV-2である機器名に対応して、"192.168.3.13"であるIPアドレス、”0x0001”である表示コマンド、”0x0002”であるDVDP-1の入力を選択するコマンド、および”0x0003”であるHDDR-1の入力を選択するコマンドが格納される。また、TV-2である機器名に対応して、寝室30である機器の設置場所を示すデータが格納される。
再度、図11に戻り、ステップS2005における登録の処理が完了すると、ステップS2006において、処理部52は、登録完了メッセージを生成して、通信部51に供給する。通信部51は、LAN11を介して、登録完了メッセージをDVDプレーヤ23に送信する。
ステップS1008において、DVDプレーヤ23の通信部164は、SDR12から送信されてくる登録完了メッセージを受信する。通信部164は、登録完了メッセージを制御部162に供給して、処理は終了する。
このように、DVDプレーヤ23が新たに設置された場合、SDR12に、新たに設置されたコンテンツを処理する機器に関係する情報およびこれらの機器によって処理されるコンテンツに関係する情報である機能サービスリストが登録される。
従って、SDR12は、周辺の領域に配置されている、コンテンツを処理する機器に関係する情報、およびこれらの機器によって処理されるコンテンツに関係する情報を一括して記録し、他の装置の要求に応じて、これらの情報を提供することができる。
次に、図15を参照して、DVDプレーヤ23にDVD131が装着された場合の機能情報テーブルの更新の処理を説明する。DVDプレーヤ23にDVD131が装着されると、ステップS1101において、制御部162は、DVD再生部161に、装着されたDVD131から、DVD131に記録されているコンテンツに関係する情報であるコンテンツ情報を読み取らせ、コンテンツ情報に対応した再生信号を再生出力部163に供給させる。制御部162は、再生出力部163に、DVD再生部161から供給された再生信号をデコードさせて、復号された結果を制御部162に供給させる。
ステップS1102において、制御部162は、ステップS1101の処理で読み出されたコンテンツに関係する情報、および蓄積部165から蓄積されている自分に関するデータを基に、機能サービスリストを生成する。
ステップS1103およびステップS1104、並びにステップS2101乃至ステップS2103の処理のそれぞれは、図11のステップS1007およびステップS1008、並びにステップS2004乃至ステップS2006の処理のそれぞれと同様なので、その説明は省略する。
このように、DVDプレーヤ23にDVD131が装着された場合、装着されているDVD131に記録されているコンテンツに関係する情報が登録されるように、機能情報テーブルが更新される。
次に、SDR12の登録および提供の処理を図16のフローチャートを参照して、説明する。ステップS11において、通信部51は、LAN11を介して、コンテンツを処理する機器またはMDR14から送信されてくるメッセージまたは機能サービスリストを受信する。通信部51は、受信したデータである、メッセージまたは機能サービスリストを処理部52に供給する。
ステップS12において、処理部52は、SDR探索メッセージを受信したか否かを判定し、SDR探索メッセージを受信したと判定された場合、ステップS13に進み、通信部51に、LAN11を介して、応答メッセージを相手に送信させて、ステップS11に戻り、登録および提供の処理を繰り返す。
ステップS12において、SDR探索メッセージを受信していないと判定された場合、ステップS14に進み、処理部52は、機能サービスリストを受信したか否かを判定する。ステップS14において、機能サービスリストを受信したと判定された場合、ステップS15に進み、処理部52は、受信した機能サービスリストに含まれる情報を、蓄積部53に蓄積されている機能情報テーブルに追加することにより、機能サービスリストを機能情報テーブルに登録して、ステップS11に戻り、登録および提供の処理を繰り返す。
ステップS14において、機能サービスリストを受信していないと判定された場合、ステップS16に進み、処理部52は、周辺機器情報要求メッセージを受信したか否かを判定する。ステップS16において、周辺機器情報要求メッセージを受信したと判定された場合、ステップS17に進み、処理部52は、蓄積部53に蓄積されている機能情報テーブルから周辺機器情報を生成する。ステップS18において、処理部52は、通信部51に、LAN11を介して、生成した周辺機器情報をMDR14に送信させて、ステップS11に戻り、登録および提供の処理を繰り返す。
ステップS16において、周辺機器情報要求メッセージを受信していないと判定された場合、周辺機器情報を送信する必要はないので、ステップS17およびステップS18の処理はスキップされ、ステップS11に戻り、登録および提供の処理を繰り返す。
このように、SDR12は、周辺の領域に配置されている、コンテンツを処理する機器から機能サービスリストが送信されてきた場合、機能サービスリストに含まれる情報を機能情報テーブルに追加することにより、コンテンツを処理する機器に関する情報またはその機器が取り扱うコンテンツに関する情報を登録する。
また、SDR12は、MDR14から要求された場合、機能情報テーブルから、周辺の領域に配置されている機器に関する情報およびコンテンツに関係する情報を含む周辺機器情報を生成して、LAN11を介して、MDR14に送信する。
次に、図17乃至図19のフローチャートを参照して、使用者に対応する個人情報の取得の処理を説明する。ステップS1201において、MDR14の近接通信部71は、IDデバイス15が近接されたことを検知するためのポーリングの処理を実行する。例えば、ステップS1201において、近接通信部71は、FeliCa(商標)などの近接IDカードであるIDデバイス15が受信すると、IDデバイス15が電力を取得し、起動することができる、所定の周波数の電波を放射することにより、ポーリングの処理を実行する。
ステップS2201において、IDデバイス15の近接通信部81は、ステップS1201におけるポーリングの処理によって放射された電波を受信して、電力を取得し、IDデバイス15の各部に供給することにより、IDデバイス15を起動させる。
ステップS2202において、IDデバイス15の近接通信制御部82は、近接通信部81に、IDデバイス15の固有の情報を含む応答メッセージをMDR14宛てに送信させる。IDデバイス15の固有の情報は、例えば、カードIDである。
ステップS1202において、MDR14の近接通信部71は、IDデバイス15から送信されてきた応答メッセージを受信して、近接通信制御部72に供給する。近接通信制御部72は、IDデバイス15からの応答メッセージであるか否かを判定して、応答メッセージであると判定された場合、ステップS1203に進み、認証処理部73は、IDデバイス15と認証する。これに対応して、ステップS2203において、IDデバイス15の認証処理部83は、MDR14と認証する。
例えば、ステップS1203およびステップS2203の処理において、チャレンジアンドレスポンス方式により、所定のデータを相互に送受信することにより、お互いに相手を認証する。
ステップS1203およびステップS2203の処理において、相手を認証しない場合、すなわち、IDデバイス15およびMDR14のいずれかが、相手が正当でないと判定した場合、以下の処理は、実行されず、処理は終了する。
ステップS1203およびステップS2203の処理において、相手を認証した場合、すなわち、IDデバイス15およびMDR14が、相手が正当であると判定した場合、MDR14の近接通信制御部72が、近接通信部71に、IDデバイス15の固有の情報を基に、IDデバイス15の蓄積部84の個人情報領域から、個人IDおよびPDR13の位置情報を読み出させるコマンドをIDデバイス15宛てに送信させるので、ステップS2204において、IDデバイス15の近接通信制御部82は、認証処理部83を介して、蓄積部84から、予め記憶されている個人IDおよびPDR13の位置情報を取得して、近接通信部81に、個人IDおよびPDR13の位置情報をMDR14宛てに送信させる。
ここで、IDデバイス15に予め記憶されている個人IDは、IDデバイス15を所有する使用者を特定する個人特定情報である。例えば、PDR13の位置情報は、PDR13のIPアドレスまたはドメインネームなどである。
ステップS1204において、MDR14の近接通信部71は、近接通信によって、IDデバイス15から送信されてくる、個人IDおよびPDR13の位置情報を受信し、受信した個人IDおよびPDR13の位置情報を近接通信制御部72に供給する。近接通信制御部72は、認証処理部73を介して、個人IDおよびPDR13の位置情報を制御部76に供給する。
ステップS1205において、制御部76は、通信部75に、無線LANまたはbluetoothなどの規格に基づく通信を介して、所定のメッセージを送信させて、無線の局を探索させる。
ステップS3201において、無線LANアクセスポイント16は、MDR14から局を探索するメッセージを受信したとき、応答のメッセージをMDR14に送信する。
ステップS1206において、MDR14の通信部75は、無線LANアクセスポイント16から送信されてきた応答のメッセージを受信して、制御部76に応答のメッセージを供給する。ステップS1207において、制御部76は、通信部75に、無線LANアクセスポイント16宛てに所定のメッセージを送信させることにより、無線LANアクセスポイント16のサービスを探索させる。
ステップS3202において、無線LANアクセスポイント16は、MDR14からサービスを探索するメッセージを受信したとき、サービス探索の応答のメッセージをMDR14に送信する。
ステップS1208において、MDR14の通信部75は、無線LANアクセスポイント16から送信されてきたサービス探索の応答のメッセージを受信して、制御部76にサービス探索の応答のメッセージを供給する。制御部76は、サービス探索の応答メッセージを取得することにより、無線LANアクセスポイント16の機能(サービス)を知ることができる。
ステップS1209において、制御部76は、ステップS1204の処理で取得したPDR13の位置情報を基に、通信部75に、個人IDをPDR13宛てに送信させる。
ステップS3203において、無線LANアクセスポイント16は、MDR14から送信されてきた個人IDをPDR13に中継する。すなわち、無線LANアクセスポイント16は、無線を介して、MDR14から送信されてきた個人IDを受信して、LAN11を介して、個人IDをPDR13宛てに送信する。
ステップS4201において、PDR13の通信部61は、LAN11および無線を介して、MDR14から送信され、無線LANアクセスポイント16によって中継されてきた、個人IDを受信する。通信部61は、個人IDを制御部62および認証処理部64に供給する。ステップS4202において、認証処理部64は、認証データを生成して、通信部61に供給し、通信部61は、認証データをLAN11を介して、MDR14宛てに送信する。
例えば、ステップS4202において、通信部61は、IDデバイス15でのみ照合することができる、個人IDに対応する認証データをLAN11を介して、MDR14宛てに送信する。この場合、より詳細には、認証データは、IDデバイス15がFeliCa(商標)などの近接IDカードである場合、Auth1コマンドとすることができる。
ステップS3204において、無線LANアクセスポイント16は、PDR13から送信されてきた認証データをMDR14に中継する。すなわち、無線LANアクセスポイント16は、LAN11を介して、PDR13から送信されてきた認証データを受信して、無線を介して、認証データをMDR14宛てに送信する。
ステップS1210において、MDR14の通信部75は、LAN11および無線を介して、PDR13から送信され、無線LANアクセスポイント16によって中継されてきた、認証データを受信する。通信部75は、認証データを制御部76に供給する。制御部76は、認証データをさらに認証処理部73に供給する。
ステップS1211において、認証処理部73は、近接通信制御部72を指示して、近接通信部71に、近接通信を介して、IDデバイス15宛てに、認証コマンドを送信させる。例えば、近接通信制御部72は、近接通信部71に、近接通信を介して、データ通信用の汎用コマンドによって、認証データをそのままIDデバイス15宛てに送信させる。より詳細には、IDデバイス15がFeliCa(商標)などの近接IDカードである場合、汎用コマンドは、Auth1コマンドを送信するdumbコマンドとすることができる。
ステップS2205において、IDデバイス15の近接通信部81は、近接通信を介して、MDR14から送信されてくる認証コマンドを受信する。近接通信部81は、近接通信制御部82を介して、認証コマンドを認証処理部83に供給する。
ステップS2206において、認証処理部83は、認証コマンドに対するレスポンスを生成する。すなわち、レスポンスは、PDR13から送信されてきた認証データに対するレスポンスである。例えば、IDデバイス15がFeliCa(商標)などの近接IDカードである場合、レスポンスは、Auth1レスポンスとすることができる。認証処理部83は、生成したレスポンスを近接通信制御部82に供給する。
ステップS2207において、近接通信制御部82は、近接通信部81に、近接通信を介して、MDR14宛てにレスポンスを送信させる。例えば、近接通信部81は、汎用コマンドであるdumbコマンドの結果として、MDR14宛てにAuth1レスポンスを送信することができる。
ステップS1212において、MDR14の近接通信部71は、IDデバイス15から送信されてくるレスポンスを受信する。近接通信部71は、受信したレスポンスを近接通信制御部72に供給する。
ステップS1212において、近接通信制御部72は、受信したレスポンスを検査して、エラーが無ければ、すなわち、他のIDデバイス15が送信した個人IDに対する認証コマンドで無ければ、レスポンスを認証処理部73を介して、制御部76に供給する。例えば、近接通信制御部72は、汎用コマンドであるdumbコマンドの結果としてのAuth1レスポンスにエラーが無ければ、Auth1レスポンスを認証処理部73を介して、制御部76に供給する。
ステップS1213において、制御部76は、通信部75に、無線を介して、レスポンスデータをPDR13宛てに送信させる。例えば、通信部75は、Auth1レスポンスをそのままレスポンスデータとして、無線を介して、PDR13宛てに送信する。
ステップS3205において、無線LANアクセスポイント16は、MDR14から送信されてきたレスポンスデータをPDR13に中継する。すなわち、無線LANアクセスポイント16は、無線を介して、MDR14から送信されてきたレスポンスデータを受信して、LAN11を介して、レスポンスデータをPDR13宛てに送信する。
ステップS4203において、PDR13の通信部61は、LAN11および無線を介して、MDR14から送信され、無線LANアクセスポイント16によって中継されてきた、レスポンスデータを受信する。制御部62は、通信部61に、受信したレスポンスデータを認証処理部64に供給させる。
ステップS4204において、認証処理部64は、ステップS4202の処理において生成した認証データ、および受信したレスポンスデータを基に、認証の判定の処理を実行する。例えば、ステップS4202およびステップS4204の認証の処理は、チャレンジアンドレスポンス方式とすることができる。
ステップS4204の処理によって、PDR13は、IDデバイス15およびMDR14が正しい相手であると認める、すなわち、IDデバイス15およびMDR14を認証する。
ステップS4204の処理において、IDデバイス15およびMDR14を認証しない場合、すなわち、PDR13が、IDデバイス15およびMDR14のいずれかが正当でないと判定した場合、以下の処理は、実行されず、処理は終了する。
ステップS4204の処理において、IDデバイス15およびMDR14を認証した場合、すなわち、PDR13が、IDデバイス15およびMDR14のいずれかも正当であると判定した場合、ステップS4205に進み、認証処理部64は、認証結果のデータを生成して、通信部61に供給し、通信部61は、認証結果のデータをLAN11を介して、MDR14宛てに送信する。
ステップS3206において、無線LANアクセスポイント16は、PDR13から送信されてきた認証結果のデータをMDR14に中継する。
ステップS1214において、MDR14の通信部75は、LAN11および無線を介して、PDR13から送信され、無線LANアクセスポイント16によって中継されてきた、認証結果のデータを受信する。通信部75は、認証結果のデータを制御部76に供給する。認証結果のデータを基に、認証されたことを認識した制御部76は、個人情報の初期化を実行するために、ステップS1215において、制御部76は、ステップS1204の処理で取得したPDR13の位置情報を基に、通信部75に、個人IDと共に、個人情報の要求をPDR13宛てに送信させる。
ステップS3207において、無線LANアクセスポイント16は、MDR14から送信されてきた個人IDおよび個人情報の要求をPDR13に中継する。
ステップS4206において、PDR13の通信部61は、無線およびLAN11を介して、MDR14から送信され、無線LANアクセスポイント16によって中継されてきた、個人IDおよび個人情報の要求を受信する。通信部61は、個人IDおよび個人情報の要求を制御部62に供給する。ステップS4207において、制御部62は、個人IDを基に、蓄積部63に蓄積されている個人情報のうち、個人IDで特定される個人情報を選択する。
なお、PDR13は、ステップS4201の処理で受信した個人IDを基に、個人情報を選択するようにしてもよい。この場合、MDR14は、ステップS1215において、個人情報の要求のみを送信する。
ステップS4208において、制御部62は、選択された個人情報を通信部61に供給し、通信部61は、個人情報をLAN11を介して、MDR14宛てに送信する。
ステップS3208において、無線LANアクセスポイント16は、PDR13から送信されてきた個人情報をMDR14に中継する。
ステップS1216において、MDR14の通信部75は、LAN11および無線を介して、PDR13から送信され、無線LANアクセスポイント16によって中継されてきた、個人情報を受信する。通信部75は、個人情報を制御部76に供給する。制御部76は、個人情報を蓄積部77に蓄積させる。
このように、MDR14は、IDデバイス15に記憶されている個人IDによって特定される個人の個人情報をPDR13から取得することができる。
なお、蓄積部77に蓄積されている個人情報は、予め定めた時間が経過したのち、消去される。すなわち、制御部76は、図示せぬ内蔵されているカウンタを基に、予め定めた時間を経過したか否か、すなわち、タイムアウトしたか否かを判定して、タイムアウトしたと判定された場合、蓄積部77に蓄積されている個人情報を消去する。
図20は、MDR14がPDR13から取得する1人の個人に対する個人情報の例を示す図である。図20で示される個人情報は、図12で示される機能サービスリストと同様に、XML方式で記述されている。
図20で示される個人情報の最初の行には、図20で示される個人情報がXML方式のバージョン1.0で記述されることを示すタグが配置されている。
次に、名前タグに、使用者の名前がジョンであることを示すテキスト”ジョン”が配置されている。
図20で示される個人情報において、名前タグに続いて、利用ビデオ機器タグが配置される。利用ビデオ機器タグは、その使用者に使用される、コンテンツを再生するか、またはコンテンツを記録する機器を示す。図20で示される個人情報において、利用ビデオ機器タグに、使用者に使用される、コンテンツを処理する機器の名前がHDDR-1であることを示すテキスト”HDDR-1”が配置されている。
さらに、利用ビデオ機器タグに続いて、利用テレビジョンタグが配置される。利用テレビジョンタグは、その使用者に使用される、テレビジョン受像器を示す。図20で示される個人情報において、2つの利用テレビジョンタグが配置されている。
初めの利用テレビジョンタグに、使用者に使用される、コンテンツを表示するテレビジョン受像器の名前がTV-1であることを示すテキスト”TV-1”が配置されている。2番目の利用テレビジョンタグに、使用者に使用される、コンテンツを表示するテレビジョン受像器の名前がTV-2であることを示すテキスト”TV-2”が配置されている。
さらに、利用テレビジョンタグに続いて、利用音声選択タグが配置される。利用音声選択タグは、使用者が選択している音声を示す。図20で示される個人情報において、利用音声選択タグに、使用者が選択している音声が英語であることを示すテキスト”英語”が配置されている。
次に、使用者に対応する個人情報の取得の処理における、MDR14の個人情報の取得の処理の詳細を、図21のフローチャートを参照して説明する。ステップS31において、MDR14の近接通信部71は、IDデバイス15が近接されたことを検知するための、近接通信のポーリング信号を送信する。例えば、ステップS31において、近接通信部71は、FeliCa(商標)などの近接IDカードであるIDデバイス15に、電力を供給する、所定の周波数の電波の、近接通信のポーリング信号を送信する。
IDデバイス15は、ポーリング信号を受信すると、起動して、応答メッセージを送信してくるので、ステップS32において、MDR14の近接通信部71は、IDデバイス15から送信されてきた応答メッセージを受信して、近接通信制御部72に供給する。認証処理部73は、IDデバイス15と認証して、ステップS33において、MDR14の近接通信制御部72は、近接通信部71に、IDデバイス15の固有の情報を基に、個人IDおよびPDR13の位置情報を要求するコマンドを送信させて、IDデバイス15から送信されてくる個人IDおよびPDR13の位置情報を受信することにより、IDデバイス15から、個人IDおよびPDR13の位置情報を読み出す。
ステップS34において、通信部75は、制御部76の制御の基に、無線LANまたはbluetoothなどの規格に基づく近距離通信を介して、所定のメッセージを送信して、無線の局を探索する。無線LANアクセスポイント16から応答のメッセージが送信されてくるので、ステップS35において、通信部75は、無線LANアクセスポイント16宛てに所定のメッセージを送信することにより、無線LANアクセスポイント16のサービスを探索する。
無線LANアクセスポイント16がサービス探索の応答のメッセージを送信してくるので、ステップS36において、MDR14の通信部75は、無線LANアクセスポイント16からのサービス探索の応答のメッセージを受信することにより、局およびサービスの情報を取得する。通信部75は、取得した局およびサービスの情報を制御部76に供給する。
ステップS37において、制御部76は、取得したPDR13の位置情報を基に、通信部75に、LAN11を介して、PDR13と接続させる。ステップS38において、制御部76は、通信部75に、LAN11を介して、PDR13宛てに個人IDを送信させる。
PDR13は、個人IDを基に認証データを生成して、送信してくるので、ステップS39において、制御部76は、通信部75に、PDR13から送信されてきた認証データを受信する。通信部75は、認証データを制御部76に供給し、制御部76は、認証データをさらに認証処理部73に供給する。
ステップS40において、認証処理部73は、近接通信制御部72を指示して、近接通信部71に、近接通信を介して、IDデバイス15宛てに、認証データを送信させる。IDデバイス15は認証データを受信すると、レスポンスを生成して、レスポンスを送信してくるので、ステップS41において、近接通信制御部82は、近接通信部81に、IDデバイス15から送信されてきたレスポンスを受信させる。近接通信部71は、受信したレスポンスを近接通信制御部72に供給する。
ステップS42において、近接通信制御部72は、受信したレスポンスにエラーがあるか否かを検査して、エラーが無ければ、レスポンスを認証処理部73を介して、制御部76に供給する。そして、ステップS42において、制御部76は、通信部75に、LAN11を介して、レスポンスをそのままレスポンスデータとしてPDR13宛てに送信させる。
PDR13は、レスポンスデータを基に、認証の処理を実行して、その結果を示す認証結果を送信してくるので、ステップS43において、MDR14の通信部75は、LAN11および無線を介して、PDR13から送信されてきた、認証結果のデータを受信する。ステップS44において、制御部76は、PDR13の位置情報を基に、通信部75に、個人情報の要求をPDR13宛てに送信させる。
PDR13は、個人IDに対応する、1人の使用者の個人情報を送信してくるので、ステップS45において、MDR14の通信部75は、LAN11および無線を介して、PDR13から送信されてきた、個人情報を受信する。通信部75は、個人情報を制御部76に供給する。ステップS46において、制御部76は、個人情報を蓄積部77に記憶させ、処理は終了する。
このように、MDR14は、IDデバイス15に記憶されている個人IDによって特定される個人の個人情報をPDR13から取得して、記憶することができる。
次に、図22のフローチャートを参照して、周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御する処理を説明する。ステップS1301において、MDR14の制御部76は、通信部75に、無線を介して、SDR12宛てに周辺機器情報を要求するメッセージを送信する。
ステップS2301において、無線LANアクセスポイント16は、MDR14から送信されてきたメッセージをSDR12に中継する。すなわち、無線LANアクセスポイント16は、無線を介して、MDR14から送信されてきたメッセージを受信して、LAN11を介して、メッセージをSDR12宛てに送信する。
ステップS3301において、SDR12の通信部51は、MDR14から送信されてきた、周辺機器情報を要求するメッセージを受信して、受信したメッセージを処理部52に供給する。周辺機器情報を要求するメッセージを受け取ると、ステップS3302において、処理部52は、蓄積部53から機能情報テーブルを読み出して、機能情報テーブルを基に、周辺機器情報を生成する。
ステップS3303において、処理部52は、生成して周辺機器情報を通信部51に供給して、通信部51に、LAN11を介して、MDR14宛てに、周辺機器情報を送信させる。
ステップS2302において、無線LANアクセスポイント16は、SDR12から送信されてきた周辺機器情報をMDR14に中継する。すなわち、無線LANアクセスポイント16は、LAN11を介して、SDR12から送信されてきた周辺機器情報を受信して、無線を介して、周辺機器情報をMDR14宛てに送信する。
ステップS1302において、MDR14の通信部75は、LAN11および無線を介して、SDR12から送信され、無線LANアクセスポイント16によって中継されてきた、周辺機器情報を受信する。
図23および図24は、SDR12からMDR14に送信される、周辺機器情報の例を示す図である。
図23および図24で示される周辺機器情報の例は、XML方式で記述されている。
図23および図24で示される周辺機器情報の最初の行には、図23および図24で示される周辺機器情報がXML方式のバージョン1.0で記述されることを示すタグが配置されている。
図23および図24で示される周辺機器情報において、3つの機器に関する情報が配置されている。
図23および図24で示される周辺機器情報において、最初の機器名タグの開始タグと終了タグとの間に、機器名がHDDR-1であることを示すテキスト”HDDR-1”が配置されている。HDDR-1は、例えば、HDDビデオレコーダ19の名前である。
機器名タグの次に、機器名で特定される機器のIPアドレスを記述する機器IPアドレスタグが配置されている。図23および図24で示される周辺機器情報の最初の機器IPアドレスタグに、HDDR-1のIPアドレスが192.168.3.10あることを示すテキスト”192.168.3.10”が記述されている。
図23および図24で示される周辺機器情報の機器種別タグに、HDDR-1(例えば、HDDビデオレコーダ19)がHDDビデオレコーダであることが記述されている。
図23および図24で示される周辺機器情報の機能タグは、さらに、HDDR-1が再生機能を持つことを示す再生タグ、停止タグ、保存機能を持つことを示す保存タグからなる。
再生タグの開始タグと終了タグとの間に、再生のコマンドが”0x0001”であることを示すコマンドタグが配置されている。また、停止タグの開始タグと終了タグとの間に、停止のコマンドが”0x0002”であることを示すコマンドタグが配置されている。さらに、保存タグの開始タグと終了タグとの間に、保存のコマンドが”0x0003”であることを示すコマンドタグが配置されている。
なお、保存のコマンドは、機能サービスリストにおける録画コマンドに対応している。
図23および図24で示される周辺機器情報において、機能タグに続いて、コンテンツタグが配置されている。コンテンツタグには、HDDR-1に記録されているコンテンツに関係する情報が記述されている。
図23および図24で示される周辺機器情報において、HDDR-1に対応して、2つのコンテンツタグが配置されている。
例えば、最初のコンテンツタグの始めには、コンテンツの種別を示す、種別タグが配置されている。例えば、図23および図24で示される周辺機器情報において、コンテンツが映画コメディーであることを示す”映画コメディー”のテキストが、種別タグの開始タグと終了タグとの間に配置されている。
種別タグに続いて、コンテンツ名タグが配置される。図23および図24で示される周辺機器情報において、コンテンツの名前が”ハウスアローン3”であることを示すコンテンツ名タグが配置されている。また、コンテンツ名タグに続いて、コンテンツの全再生時間が2時間03分23秒であることを示すコンテンツ時間タグが配置されている。
また、コンテンツ時間タグに続いて、記録保存音声タグが配置される。図23および図24で示される周辺機器情報において、コンテンツの音声が日本語および英語であることを示す記録保存音声タグが配置されている。
さらに、記録保存音声タグに続いて、記録保存操作ユーザ名タグが配置される。図23および図24で示される周辺機器情報において、コンテンツを記録した使用者がジョンであることを示す記録保存操作ユーザ名タグが配置されている。
図23および図24で示される周辺機器情報の例の2番目のコンテンツタグの始めの種別タグの開始タグと終了タグとの間に、コンテンツがテレビドラマであることを示す”TVドラマ”のテキストが配置されている。
2番目のコンテンツタグには、コンテンツの名前が”日曜サスペンス劇場”であることを示すコンテンツ名タグが配置されている。また、コンテンツ名タグに続いて、コンテンツの全再生時間が1時間20分56秒であることを示すコンテンツ時間タグが配置されている。
さらに、図23および図24で示される周辺機器情報において、2番目のコンテンツタグには、コンテンツを記録した使用者がジョンであることを示す記録保存操作ユーザ名タグが配置されている。
図23および図24で示される周辺機器情報において、2番目の機器名タグの開始タグと終了タグとの間に、機器名がTV-1であることを示すテキスト”TV-1”が配置されている。TV-1は、例えば、モニタ21−1の名前である。
機器名タグの次に、機器名で特定される機器のIPアドレスを記述する機器IPアドレスタグが配置されている。図23および図24で示される周辺機器情報の2番目の機器IPアドレスタグに、TV-1のIPアドレスが192.168.3.12であることが記述されている。
図23および図24で示される周辺機器情報の機器種別タグに、TV-1(例えば、モニタ21−1)がテレビジョン受像器であることが記述されている。
図23および図24で示される周辺機器情報のTV-1に対応する設置場所タグに、TV-1が居間に設置されていることを示すテキスト”居間”が配置されている。
図23および図24で示される周辺機器情報のTV-1に対応する機能タグは、TV-1が表示機能を持つことを示す表示タグ、DVDP-1の入力を選択する入力選択タグ、HDDR-1の入力を選択する入力選択タグからなる。
図23および図24で示される周辺機器情報において、表示タグの開始タグと終了タグとの間に、再生のコマンドが”0x0001”であることを示すコマンドタグが配置されている。また、DVDP-1の入力を選択する入力選択タグの開始タグと終了タグとの間に、DVDP-1の入力を選択するコマンドが”0x0002”であることを示すコマンドタグが配置されている。さらに、HDDR-1の入力を選択する入力選択タグの開始タグと終了タグとの間に、HDDR-1の入力を選択するコマンドが”0x0003”であることを示すコマンドタグが配置されている。
図23および図24で示される周辺機器情報において、3番目の機器名タグに、機器名がTV-2であることを示すテキスト”TV-2”が配置されている。TV-2は、例えば、モニタ21−2の名前である。
図23および図24で示される周辺機器情報の3番目の機器IPアドレスタグに、TV-2のIPアドレスが192.168.3.13であることが記述されている。
図23および図24で示される周辺機器情報の機器種別タグの開始タグと終了タグとの間に、TV-2(例えば、モニタ21−2)がテレビジョン受像器であることを示すテキスト”TV”が配置されている。
図23および図24で示される周辺機器情報のTV-2に対応する設置場所タグに、TV-2が寝室に設置されていることを示すテキスト”寝室”が配置されている。
図23および図24で示される周辺機器情報のTV-2に対応する機能タグは、TV-2が表示機能を持つことを示す表示タグ、DVDP-1の入力を選択する入力選択タグ、HDDR-1の入力を選択する入力選択タグからなる。
図23および図24で示される周辺機器情報において、TV-2に対応する機能タグの表示タグの開始タグと終了タグとの間に、再生のコマンドが”0x0001”であることを示すコマンドタグが配置されている。また、TV-2に対応する機能タグのDVDP-1の入力を選択する入力選択タグの開始タグと終了タグとの間に、DVDP-1の入力を選択するコマンドが”0x0002”であることを示すコマンドタグが配置されている。さらに、TV-2に対応する機能タグのHDDR-1の入力を選択する入力選択タグの開始タグと終了タグとの間に、HDDR-1の入力を選択するコマンドが”0x0003”であることを示すコマンドタグが配置されている。
図22に戻り、ステップS1303において、MDR14は、パーソナライズの処理を実行する。パーソナライズの処理の詳細は、後述する。
ステップS1304において、MDR14の制御部76は、通信部75に、近距離無線通信を介して、パーソナライズの処理によって生成したコントローラ制御データを、パーソナルリモートコントローラ17宛てに送信させる。
ステップS4301において、パーソナルリモートコントローラ17の通信部91は、MDR14から送信されてきた、コントローラ制御データを受信して、受信したコントローラ制御データを制御部92に供給する。制御部92は、受信したコントローラ制御データを蓄積部93に蓄積させる。
図25は、MDR14において生成され、MDR14からパーソナルリモートコントローラ17に送信されるコントローラ制御データの例を示す図である。
図25で示されるコントローラ制御データの例は、XML方式で記述されている。
図25で示されるコントローラ制御データの最初の行には、コントローラ制御データがXML方式のバージョン1.0で記述されることを示すタグが配置されている。
コントローラ制御データには、最初にユーザ名タグが配置され、次に、コンテンツタグが配置され、さらに、視聴出力機器タグが配置される。
図25で示されるコントローラ制御データにおいて、ユーザ名タグの開始タグと終了タグとの間に、使用者の名前がジョンであることを示すテキスト”ジョン”が配置されている。
図25で示されるコントローラ制御データの例において、2つのコンテンツに関係する情報が記述されているコンテンツタグが配置されている。
図25で示されるコントローラ制御データにおいて、コンテンツタグのうちの、最初のコンテンツに関係する情報を記述するタグは、最初のコンテンツが映画であることを示す。
図25で示されるコントローラ制御データにおいて、最初のコンテンツの名前が”ハウスアローン3”であることを示すコンテンツ名タグが配置されて、コンテンツ名タグに続いて、コンテンツの再生時間が2時間03分23秒であることを示すコンテンツ時間タグが配置されている。
また、図25で示されるコントローラ制御データにおいて、最初のコンテンツの音声が日本語および英語であることを示す記録音声タグが配置されている。図25で示されるコントローラ制御データの記録音声タグにおいて、コンテンツの音声として、英語が選択されていることが示されている。
コントローラ制御データにおいて、コンテンツが収録されている機器を示す収録機器タグが配置される。さらに、収録機器タグには、コンテンツを収録している機器の名前およびIPアドレスを示すアドレスタグが配置される。
図25で示されるコントローラ制御データにおいて、最初のコンテンツに対応する収録機器タグには、最初のコンテンツを収録している機器の名前がHDDR-1であることを示し、最初のコンテンツを収録している機器のIPアドレスが192.168.0.10であることを示すアドレスタグが配置されている。
図25で示されるコントローラ制御データにおいて、コンテンツタグのうちの、2番目のコンテンツに関係する情報を記述するタグは、2番目のコンテンツがテレビドラマであることを示す。
図25で示されるコントローラ制御データにおいて、2番目のコンテンツの名前が”日曜サスペンス劇場”であることを示すコンテンツ名タグが配置されて、コンテンツ名タグに続いて、コンテンツの再生時間が1時間20分56秒であることを示すコンテンツ時間タグが配置されている。
図25で示されるコントローラ制御データにおいて、2番目のコンテンツに対応する収録機器タグには、2番目のコンテンツを収録している機器の名前がHDDR-1であることを示し、2番目のコンテンツを収録している機器のIPアドレスが192.168.0.10であることを示すアドレスタグが配置されている。
図25で示されるコントローラ制御データにおいて、コンテンツを処理する2つの機器に関する情報が記述されている視聴出力機器タグが配置されている。
例えば、視聴出力機器タグには、それぞれの機器の設置場所、機器のアドレスを示すアドレスタグ、表示のコマンドを示す表示タグ、DVDP-1からの入力を選択するコマンドを示すDVDP-1入力選択タグ、およびHDDR-1からの入力を選択するコマンドを示すHDDR-1入力選択タグが配置される。
図25で示されるコントローラ制御データにおいて、視聴出力機器タグのうちの、最初の機器に関係する情報を記述するタグは、機器が居間のテレビジョン受像器であることを示す。
図25で示されるコントローラ制御データにおいて、最初の機器に対応するアドレスタグとして、最初の機器の名前がTV-1であることを示し、最初の機器のIPアドレスが192.168.0.12であることを示すアドレスタグが配置されている。
図25で示されるコントローラ制御データにおいて、最初の機器に対応する表示のコマンドを示す表示タグとして、表示のコマンドが0x0001であることを示す表示タグが配置されている。
図25で示されるコントローラ制御データにおいて、最初の機器に対応するDVDP-1からの入力を選択するコマンドを示すDVDP-1入力選択タグとして、DVDP-1からの入力を選択するコマンドが0x0002であることを示すDVDP-1入力選択タグが配置されている。
図25で示されるコントローラ制御データにおいて、最初の機器に対応するHDDR-1からの入力を選択するコマンドを示すHDDR-1入力選択タグとして、HDDR-1からの入力を選択するコマンドが0x0003であることを示すHDDR-1入力選択タグが配置されている。
図25で示されるコントローラ制御データにおいて、2番目の機器に対応するアドレスタグとして、2番目の機器の名前がTV-2であることを示し、2番目の機器のIPアドレスが192.168.0.13であることを示すアドレスタグが配置されている。
図25で示されるコントローラ制御データにおいて、2番目の機器に対応する表示のコマンドを示す表示タグとして、表示のコマンドが0x0001であることを示す表示タグが配置されている。
図25で示されるコントローラ制御データにおいて、2番目の機器に対応するDVDP-1からの入力を選択するコマンドを示すDVDP-1入力選択タグとして、DVDP-1からの入力を選択するコマンドが0x0002であることを示すDVDP-1入力選択タグが配置されている。
図25で示されるコントローラ制御データにおいて、2番目の機器に対応するHDDR-1からの入力を選択するコマンドを示すHDDR-1入力選択タグとして、HDDR-1からの入力を選択するコマンドが0x0003であることを示すHDDR-1入力選択タグが配置されている。
図22に戻り、ステップS4302において、パーソナルリモートコントローラ17の制御部92は、入力部95から供給される、使用者の操作に対応する信号、および蓄積部93に蓄積されているコントローラ制御データを基に、赤外線通信部96または通信部91に、制御信号を出力させて、処理は終了する。ステップS4302において、赤外線通信部96は、赤外線を介して、コンテンツを処理する機器に制御信号を送信するか、または、通信部91は、近距離無線(電波)を介して、コンテンツを処理する機器に制御信号を送信する。
なお、ステップS4302において、パーソナルリモートコントローラ17の赤外線通信部96は、リモートコントローラ送受信装置29に、無線または赤外線を介して、制御信号を送信し、リモートコントローラ送受信装置29が、LAN11を介して、コンテンツを処理する機器に制御信号を送信するようにしてもよい。
次に、図22のステップS1303の処理に対応する、パーソナライズの処理の詳細を図26のフローチャートを参照して説明する。
ステップS61において、MDR14の制御部76は、蓄積部77に蓄積されている個人情報から使用者の名前を抽出する。例えば、ステップS61において、制御部76は、図20で示される個人情報から、名前タグの開始タグと終了タグとの間に配置されているテキスト”ジョン”を抽出することにより、使用者の名前を抽出する。
ステップS62において、MDR14の制御部76は、受信した周辺機器情報に含まれる機器の情報のうち、蓄積部77に蓄積されている個人情報に含まれている機器の情報と一致するものを抽出する。
例えば、図20で示される個人情報において、利用ビデオ機器タグによって、使用者に使用される、コンテンツを処理する機器の名前がHDDR-1であることが示されているので、ステップS62において、制御部76は、図23および図24で示される周辺機器情報から、機器名がHDDR-1である機器の情報を抽出する。
すなわち、例えば、図23および図24で示される周辺機器情報から、機器名がHDDR-1である、最初の機器に関係する情報が抽出される。より詳細には、機器名がHDDR-1(例えば、HDDビデオレコーダ19)であることを示す機器名タグ、HDDR-1のIPアドレスが192.168.3.10であることを示す機器IPアドレスタグ、HDDR-1がHDDビデオレコーダであることを示す機器種別名タグ、HDDR-1の機能タグ、HDDR-1に記録されているコンテンツに関係する情報を示すコンテンツタグが抽出される。
例えば、図20で示される個人情報において、最初の利用テレビジョンタグによって、使用者に使用される、コンテンツを表示するテレビジョン受像器の名前がTV-1であることが示されているので、ステップS62において、制御部76は、図23および図24で示される周辺機器情報から、機器名がTV-1である機器の情報を抽出する。
より詳細には、例えば、機器名がTV-1(例えば、モニタ21−1)であることを示す機器名タグ、TV-1のIPアドレスが192.168.3.12であることを示す機器IPアドレスタグ、TV-1がテレビジョン受像器であることを示す機器種別名タグ、TV-1が居間に設置されていることを示す設置場所タグ、およびTV-1の機能タグが抽出される。
また、例えば、図20で示される個人情報において、2番目の利用テレビジョンタグによって、使用者に使用される、コンテンツを表示するテレビジョン受像器の名前がTV-2であることが示されているので、ステップS62において、制御部76は、図23および図24で示される周辺機器情報から、機器名がTV-2である機器の情報を抽出する。
より詳細には、例えば、機器名がTV-2(例えば、モニタ21−2)であることを示す機器名タグ、TV-2のIPアドレスが192.168.3.13であることを示す機器IPアドレスタグ、TV-2がテレビジョン受像器であることを示す機器種別名タグ、TV-2が寝室に設置されていることを示す設置場所タグ、およびTV-2の機能タグが抽出される。
ステップS63において、制御部76は、受信した周辺機器情報に含まれるコンテンツの情報のうち、蓄積部77に蓄積されている個人情報に含まれている名前と録画した者の名前とが一致するものを抽出する。
例えば、図20で示される個人情報において、名前タグによって、使用者の名前がジョンであることが示されているので、ステップS63において、制御部76は、図23および図24で示される周辺機器情報から、記録保存操作ユーザ名がジョンであるコンテンツの情報を抽出する。
すなわち、例えば、図23および図24で示される周辺機器情報から、記録保存操作ユーザ名がジョンである、最初のコンテンツタグに記述されているコンテンツの情報が抽出される。より詳細には、記録保存操作ユーザ名がジョンである最初のコンテンツタグから、コンテンツが映画コメディーであることを示す種別タグ、コンテンツの名前が”ハウスアローン3”であることを示すコンテンツ名タグ、コンテンツの全再生時間が2時間03分23秒であることを示すコンテンツ時間タグ、並びにコンテンツの音声が日本語および英語であることを示す記録保存音声タグが抽出される。
また、図23および図24で示される周辺機器情報から、記録保存操作ユーザ名がジョンである、2番目のコンテンツタグに記述されているコンテンツの情報が抽出される。より詳細には、記録保存操作ユーザ名がジョンである2番目のコンテンツタグから、コンテンツがテレビドラマであることを示す種別タグ、コンテンツの名前が”日曜サスペンス劇場”であることを示すコンテンツ名タグ、並びにコンテンツの全再生時間が1時間20分56秒であることを示すコンテンツ時間タグが抽出される。
ステップS64において、制御部76は、ステップS63の処理で抽出したコンテンツの情報において、蓄積部77に蓄積されている個人情報に含まれている利用音声を選択する。
例えば、図20で示される個人情報において、利用音声選択タグによって、使用者が選択している音声が英語であることが示されているので、ステップS64において、制御部76は、最初のコンテンツタグの記録保存音声タグで示される、日本語および英語のうち、英語を選択する。
ステップS65において、制御部76は、ステップS61乃至ステップS63の処理で抽出された機器の情報およびコンテンツの情報、並びにステップS64の処理で選択された利用音声を基に、コントローラ制御データを生成して、処理は終了する。
例えば、ステップS65において、制御部76は、図20の個人情報、並びに図23および図24で示される周辺機器情報を基に、図25で示される方式のコントローラ制御データを生成する。
例えば、制御部76は、蓄積部77に蓄積されているコントローラ制御データのテンプレートに、ステップS61乃至ステップS63の処理で抽出された機器の情報およびコンテンツの情報、並びにステップS64の処理で選択された利用音声を配置することにより、コントローラ制御データを生成する。
このように、MDR14は、パーソナライズの処理において、SDR12から供給された周辺機器情報および蓄積部77に蓄積されている個人情報を基に、周辺機器情報に含まれている情報のうち、個人情報に対応する情報を抽出するか、または選択することにより、コントローラ制御データを生成する。
次に、図22のステップS4302の処理に対応する、パーソナルリモートコントローラ17による、コンテンツを処理する機器の制御の処理を図27のフローチャートを参照して説明する。
ステップS81において、制御部92は、MDR14からLAN11を介して送信され、通信部91によって受信されたコントローラ制御データを、通信部91から取得して、取得したコントローラ制御データを蓄積部93に記憶させる(蓄積させる)。
ステップS82において、制御部92は、蓄積部93に記憶されているコントローラ制御データを基に、コンテンツに関係する情報を表示部94に表示させる。また、ステップS82において、制御部92は、蓄積部93に記憶されているコントローラ制御データを基に、コンテンツを処理する機器に関係する情報を表示部94に表示させる。
ステップS83において、制御部92は、蓄積部93に記憶されているコントローラ制御データを基に、入力部95に対する指示を割り当てる。例えば、ステップS83において、制御部92は、蓄積部93に記憶されているコントローラ制御データを基に、入力部95を構成する個々のスイッチと、個々の指示とを対応付けることにより、入力部95に対する指示を割り当てる。
また、例えば、使用者の操作に対応して入力部95が座標データを出力する場合、ステップS83において、制御部92は、蓄積部93に記憶されているコントローラ制御データを基に、入力部95における座標と、個々の指示とを対応付けることにより、入力部95に対する指示を割り当てる。
図28および図29は、パーソナルリモートコントローラ17の表示部94に表示されるコンテンツに関係する情報およびコンテンツを処理する機器に関係する情報、並びに入力部95に対する指示の割り当ての例を示す図である。
図28および図29においては、液晶表示装置である表示部94の表示、および表示部94に重ねて設けられている透明のタッチパネルである入力部95の指示の割り当ての例を示す。
例えば、図28で示されるように、表示部94には、コンテンツに関する情報として、コントローラ制御データのコンテンツ名タグで示されるコンテンツの名前が表示される。例えば、図25で示されるコントローラ制御データに基づいて、コンテンツの名前を表示する場合、ハウスアローン3および日曜サスペンス劇場であるコンテンツの名前が表示される。
また、コンテンツの音声が選択できる場合、表示部94には、コンテンツの名前に対応して、音声の選択ができることを示す画像(テキスト)が表示される。例えば、図25で示されるコントローラ制御データに基づいて、音声の選択ができることを示す画像を表示する場合、ハウスアローン3に対応して、英語または日本語のいずれかの選択ができることを示す画像が表示される。この場合、図25で示されるコントローラ制御データにおいては、英語が選択されているので、英語をデフォルトとする選択の画像が表示され、日本語を選択する画像は、例えば、プルダウンメニューとして表示される。
また、例えば、図28で示されるように、表示部94には、コンテンツを処理する機器に関係する情報として、視聴出力機器タグの機器の設置場所(設置場所を含む機器の名前)が表示される。
例えば、図25で示されるコントローラ制御データに基づいて、コンテンツを処理する機器に関係する情報を表示する場合、居間のTVおよび寝室のTVであるコンテンツを処理する機器に関係する情報が表示される。
さらに、例えば、図28で示されるように、表示部94には、終了ボタンが表示される。
図28で示される例において、表示部94の表示に対応して、入力部95の指示が割り当てられる。
すなわち、例えば、図28で示される例において、ハウスアローン3の表示の領域に重ねて、名前がハウスアローン3であるコンテンツを選択する領域が配置され、日曜サスペンス劇場の表示の領域に重ねて、名前が日曜サスペンス劇場であるコンテンツを選択する領域が配置される。
例えば、名前がハウスアローン3であるコンテンツを選択する領域が押圧された場合、後述する処理において、名前がハウスアローン3であるコンテンツが特定される。名前が日曜サスペンス劇場であるコンテンツを選択する領域が押圧された場合、名前が日曜サスペンス劇場であるコンテンツが特定される。
また、ハウスアローン3に対応する、英語または日本語のいずれかの選択ができることを示す画像に重ねて、英語または日本語のいずれかを選択する領域が配置される。例えば、英語または日本語のいずれかを選択する領域の押圧によって、出力される音声として、英語または日本語のいずれかが選択される。
居間のTVの表示の領域に重ねて、居間のテレビジョン受像器(モニタ21−1)を選択する領域が配置される。また、寝室のTVの表示の領域に重ねて、寝室のテレビジョン受像器(モニタ21−2)を選択する領域が配置される。例えば、居間のTVを選択する領域が押圧された場合、コンテンツを表示する機器として居間に設置されているモニタ21−1が特定され、寝室のTVを選択する領域が押圧された場合、コンテンツを表示する機器として寝室に設置されているモニタ21−2が特定される。
終了ボタンの表示の領域に重ねて、終了を指示する領域が配置される。例えば、終了ボタンが押圧された場合、終了が指示される。
また、図29で示されるように、コンテンツに関係する情報と、コンテンツを選択するボタンの画像を別々に表示するようにしてもよい。
図29で示される例において、表示部94には、コンテンツに関する情報として、コンテンツの名前、コンテンツのジャンル、コンテンツに関係する人の名前、および再生時間が表示されている。例えば、ハウスアローン3であるコンテンツの名前、映画コメディーであるジャンル、オレックス・ヘンツであるコンテンツに関係する人の名前、および2時間3分23秒である再生時間が表示部94に表示される。
また、例えば、サイレンスオブサウンドであるコンテンツの名前、楽曲ポップスであるジャンル、ガイモンとサーファンクルであるコンテンツに関係する人の名前、および2時間23分14秒である再生時間が表示部94に表示される。
図29で示される例において、表示部94には、コンテンツに関する情報に関係する位置に、コンテンツの選択ボタンが配置される。
図29中において、コンテンツに関する情報と縦に並ぶ位置に配置されたコンテンツの選択ボタンを押圧することによって、コンテンツが特定される。例えば、ハウスアローン3であるコンテンツの名前、映画コメディーであるジャンル、オレックス・ヘンツであるコンテンツに関係する人の名前、および2時間3分23秒である再生時間の下に表示された、選択ボタンを押圧することによって、ハウスアローン3である名前のコンテンツが特定される。例えば、サイレンスオブサウンドであるコンテンツの名前、楽曲ポップスであるジャンル、ガイモンとサーファンクルであるコンテンツに関係する人の名前、および2時間23分14秒である再生時間の下に表示された、選択ボタンを押圧することによって、サイレンスオブサウンドである名前のコンテンツが特定される。
図27に戻り、ステップS84において、制御部92は、使用者の操作に対応する入力部95からの信号を取得する。ステップS85において、制御部92は、蓄積部93に記憶されているコントローラ制御データ、およびステップS83の処理により割り当てられた入力部95に対する指示を基に、取得した信号からコンテンツを特定する。
ステップS86において、制御部92は、蓄積部93に記憶されているコントローラ制御データを基に、ステップS85の処理によって特定されたコンテンツを再生する機器を特定する。
ステップS87において、制御部92は、蓄積部93に記憶されているコントローラ制御データを基に、ステップS86の処理によって特定された、コンテンツを再生する機器を制御するコマンドを特定する。
ステップS88において、制御部92は、ステップS84の処理によって取得された入力部95からの信号、および蓄積部93に記憶されているコントローラ制御データを基に、コンテンツを表示する機器を特定する。
ステップS89において、制御部92は、ステップS84の処理によって取得された入力部95からの信号、および蓄積部93に記憶されているコントローラ制御データを基に、コンテンツを表示する機器を制御するコマンドを特定する。
ステップS90において、制御部92は、ステップS87の処理およびステップS89の処理によって特定された、コマンドに対応する制御信号を赤外線通信部96に送信させる。
なお、ステップS90において、制御部92は、ステップS87の処理およびステップS89の処理によって特定された、通信部91に、無線およびLAN11を介して、コマンドに対応する制御信号を送信させるようにしてもよい。
ステップS91において、制御部92は、入力部95からの信号および図示せぬ内蔵されているカウンタを基に、使用者によって入力部95が操作されていない時間をカウントして、使用者によって入力部95が操作されていない時間が、予め定めた時間を超えたか否か、すなわち、タイムアウトしたか否かを判定する。
ステップS91において、タイムアウトしていないと判定された場合、パーソナルリモートコントローラ17による機器の制御が継続して行われているものとして、ステップS92に進み、制御部92は、入力部95からの信号を基に、終了が指示されたか否かを判定する。ステップS92において、終了が指示されていないと判定された場合、ステップS84に戻り、入力部95の操作に対応して、コンテンツを処理する機器に制御信号を送信する処理を繰り返す。
ステップS92において、終了が指示されたと判定された場合、ステップS93に進み、制御部92は、蓄積部93に記憶されているコントローラ制御データを消去して、処理は終了する。
また、ステップS91において、タイムアウトしたと判定された場合、パーソナルリモートコントローラ17による機器の制御が終了したものとして、ステップS93に進み、制御部92は、蓄積部93に記憶されているコントローラ制御データを消去して、処理は終了する。
コントローラ制御データを消去することで、特定の使用者に対応して生成されたコントローラ制御データが他人に利用されることを防止することができる。
なお、コンテンツを再生している場合、パーソナルリモートコントローラ17の表示部94には、再生しているコンテンツの記録を指示するための表示がなされ、入力部95には、再生しているコンテンツの記録の指示の割り当てがなされる。
図30は、コンテンツを再生している場合における、表示部94の表示、および入力部95の指示の割り当ての例を示す。
コンテンツを再生している場合、パーソナルリモートコントローラ17の表示部94には、再生されているコンテンツに対する操作を選択するための表示がされる。例えば、表示部94には、DVD-Rなどへの記録を指示する「永久に残すボタン」と、HDDなどへの記録を指示する「一時的に残すボタン」が配置される。例えば、「永久に残すボタン」が押圧されると、パーソナルリモートコントローラ17は、DVDレコーダ24に制御信号を送信して、DVDレコーダ24に、再生されているコンテンツを、DVDレコーダ24に装着されているDVD-Rに記録させる。例えば、「一時的に残すボタン」が押圧されると、パーソナルリモートコントローラ17は、HDDビデオレコーダ19に制御信号を送信して、HDDビデオレコーダ19に、再生されているコンテンツを記録させる。
この場合、図27のフローチャートを参照して説明した機器の制御の処理は、ステップS85において、再生されているコンテンツが特定され、ステップS86において、コンテンツを記録する機器が特定され、ステップS87において、コンテンツを記録する機器を制御するコマンドが特定されるように、実行される。
次に、パーソナルリモートコントローラ17の機能を内蔵するMDR101による、周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御する処理を図31乃至図34のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1401において、MDR101の制御部116は、通信部115に、無線LANまたはbluetoothなどの規格に基づく通信を介して、所定のメッセージを送信させて、無線の局を探索させる。
ステップS2401において、無線LANアクセスポイント16は、MDR101から局を探索するメッセージを受信したとき、応答のメッセージをMDR101に送信する。
ステップS1402において、MDR101の通信部115は、無線LANアクセスポイント16から送信されてきた応答のメッセージを受信して、制御部116に応答のメッセージを供給する。ステップS1403において、制御部116は、通信部115に、無線LANアクセスポイント16宛てに所定のメッセージを送信させることにより、無線LANアクセスポイント16のサービスを探索させる。
ステップS2402において、無線LANアクセスポイント16は、MDR101からサービスを探索するメッセージを受信したとき、サービス探索の応答のメッセージをMDR101に送信する。
ステップS1404において、MDR101の通信部115は、無線LANアクセスポイント16から送信されてきたサービス探索の応答のメッセージを受信して、制御部116にサービス探索の応答のメッセージを供給する。制御部116は、サービス探索の応答メッセージを取得することにより、無線LANアクセスポイント16の機能(サービス)を知ることができる。
ステップS1405において、MDR101の制御部116は、通信部115に、無線を介して、SDR12宛てに周辺機器情報を要求するメッセージを送信する。
ステップS2403において、無線LANアクセスポイント16は、MDR101から送信されてきたメッセージをSDR12に中継する。
ステップS3401において、SDR12の通信部51は、MDR101から送信されてきた、周辺機器情報を要求するメッセージを受信して、受信したメッセージを処理部52に供給する。ステップS3402において、処理部52は、蓄積部53から機能情報テーブルを読み出して、機能情報テーブルを基に、周辺機器情報を生成する。
ステップS3403において、処理部52は、生成して周辺機器情報を通信部51に供給して、通信部51に、LAN11を介して、MDR101宛てに、周辺機器情報を送信させる。
ステップS2404において、無線LANアクセスポイント16は、SDR12から送信されてきた周辺機器情報をMDR101に中継する。
ステップS1406において、MDR101の通信部115は、LAN11および無線を介して、SDR12から送信され、無線LANアクセスポイント16によって中継されてきた、周辺機器情報を受信する。通信部115は、受信した周辺機器情報を制御部116に供給する。
ステップS1407において、MDR14は、パーソナライズの処理を実行する。ステップS1407における、パーソナライズの処理は、図26のフローチャートを参照して説明した処理と同様なので、その詳細の説明は省略する。
なお、パーソナライズの処理によって生成したコントローラ制御データを、蓄積部117に記憶するようにしてもよい。
ステップS1408において、制御部116は、生成されたコントローラ制御データを基に、コンテンツに関係する情報を表示部118に表示させる。また、ステップS1408において、制御部116は、コントローラ制御データを基に、コンテンツを処理する機器に関係する情報を表示部118に表示させる。
ステップS1409において、制御部116は、コントローラ制御データを基に、入力部119に対する指示を割り当てる。例えば、ステップS1409において、制御部116は、コントローラ制御データを基に、入力部119を構成する個々のスイッチと、個々の指示とを対応付けることにより、入力部119に対する指示を割り当てる。また、例えば、使用者の操作に対応して入力部119が座標データを出力する場合、ステップS1409において、制御部116は、コントローラ制御データを基に、入力部119における座標と、個々の指示とを対応付けることにより、入力部119に対する指示を割り当てる。
ステップS1410において、制御部116は、使用者の操作に対応する入力部119からの信号を取得する。ステップS1411において、制御部116は、入力部119からの信号を共に、入力部119が操作されたか否かを判定する。ステップS1411において、入力部119が操作されたと判定された場合、ステップS1412に進み、制御部116は、使用者の操作に対応する入力部119からの信号を基に、指定された操作の対象となるコンテンツを特定して、コントローラ制御データを基に、このコンテンツの指定からコンテンツを再生する機器を特定する。
以下、コンテンツを再生する機器として、DVDプレーヤ23が特定された場合を例に説明する。
ステップS1413において、MDR101の制御部116は、通信部115に、無線を介して、DVDプレーヤ23宛てに再生スタンバイのコマンドを送信する。
ステップS2405において、無線LANアクセスポイント16は、MDR101から送信されてきた再生スタンバイのコマンドをDVDプレーヤ23に中継する。
ステップS4401において、DVDプレーヤ23の通信部164は、MDR101から送信されてきた、再生スタンバイのコマンドを受信して、受信した再生スタンバイのコマンドを制御部162に供給する。
ステップS4402において、制御部162は、DVD再生部161を再生スタンバイ状態に遷移させる。ステップS4403において、制御部162は、通信部164に、MDR101宛てに再生スタンバイ状態に遷移したことを示す応答メッセージを送信させる。
ステップS2406において、無線LANアクセスポイント16は、DVDプレーヤ23から送信されてきた応答メッセージをMDR101に中継する。
ステップS1414において、MDR101の通信部115は、LAN11および無線を介して、DVDプレーヤ23から送信され、無線LANアクセスポイント16によって中継されてきた、応答メッセージを受信する。通信部115は、受信した応答メッセージを制御部116に供給する。これにより、制御部116は、DVDプレーヤ23が再生スタンバイ状態に遷移したことを知ることができる。
ステップS1415において、制御部116は、入力部95からの信号、およびコントローラ制御データを基に、コンテンツを表示する機器を特定する。
以下、コンテンツを表示する機器として、モニタ21が特定された場合を例に説明する。
ステップS1416において、MDR101の制御部116は、通信部115に、無線を介して、モニタ21宛てに、表示開始のコマンド、およびDVDプレーヤ23からの入力系統を選択する入力系統選択のコマンドを送信する。
ステップS2407において、無線LANアクセスポイント16は、MDR101から送信されてきた表示開始のコマンドおよび入力系統選択のコマンドをモニタ21に中継する。
ステップS5401において、モニタ21は、MDR101から送信されてきた、表示開始のコマンドおよび入力系統選択のコマンドを受信する。
ステップS5402において、モニタ21は、DVDプレーヤ23からの入力系統を選択する入力系統選択のコマンドを受信したので、DVDプレーヤ23からの入力系統を選択する。ステップS5403において、モニタ21は、表示開始のコマンドを受信したので、表示を開始する。ステップS5404において、モニタ21は、MDR101宛てに表示を開始し、DVDプレーヤ23からの入力系統を選択したことを示す応答メッセージを送信する。
ステップS2408において、無線LANアクセスポイント16は、モニタ21から送信されてきた応答メッセージをMDR101に中継する。
ステップS1417において、MDR101の通信部115は、LAN11および無線を介して、モニタ21から送信され、無線LANアクセスポイント16によって中継されてきた、応答メッセージを受信する。通信部115は、受信した応答メッセージを制御部116に供給する。これにより、制御部116は、モニタ21が表示を開始し、DVDプレーヤ23からの入力系統を選択したことを知ることができる。
ステップS1418において、MDR101の制御部116は、通信部115に、無線を介して、DVDプレーヤ23宛てに再生開始のコマンドを送信する。
ステップS2409において、無線LANアクセスポイント16は、MDR101から送信されてきた再生開始のコマンドをDVDプレーヤ23に中継する。
ステップS4404において、DVDプレーヤ23の通信部164は、MDR101から送信されてきた、再生開始のコマンドを受信して、受信した再生開始のコマンドを制御部162に供給する。
ステップS4405において、制御部162は、DVD再生部161に、装着されているDVD131に記録されているコンテンツの再生を開始させる。コンテンツの再生を開始すると、制御部162は、通信部164に、LAN11を介して、画像データまたは音声データを含む、コンテンツのデータをモニタ21宛てに送信させる。ステップS4406において、制御部162は、通信部164に、MDR101宛てにコンテンツの再生を開始したことを示す応答メッセージを送信させる。
ステップS2410において、無線LANアクセスポイント16は、DVDプレーヤ23から送信されてきた応答メッセージをMDR101に中継する。
ステップS1419において、MDR101の通信部115は、LAN11および無線を介して、DVDプレーヤ23から送信され、無線LANアクセスポイント16によって中継されてきた、応答メッセージを受信する。通信部115は、受信した応答メッセージを制御部116に供給する。これにより、制御部116は、DVDプレーヤ23が再生を開始したことを知ることができる。
ステップS1420において、制御部116は、入力部119からの信号および図示せぬ内蔵されているカウンタを基に、使用者によって入力部119が操作されていない時間をカウントして、使用者によって入力部119が操作されていない時間が、予め定めた時間を超えたか否か、すなわち、タイムアウトしたか否かを判定する。
ステップS1420において、タイムアウトしていないと判定された場合、MDR101による機器の制御が継続して行われているものとして、ステップS1410に戻り、上述した処理を繰り返す。
ステップS1420において、タイムアウトしたと判定された場合、MDR101による機器の制御が終了したものとして、ステップS1421に進み、制御部116は、PDR13から受信した個人情報を消去する。例えば、ステップS1421において、制御部116は、蓄積部117に蓄積されている個人情報を消去する。
ステップS1422において、制御部116は、SDR12から受信した周辺機器情報を消去する。例えば、ステップS1422において、制御部116は、蓄積部117に蓄積されている周辺機器情報を消去する。
ステップS1423において、制御部116は、パーソナライズの処理によって生成したコントローラ制御データを消去して、処理は終了する。例えば、ステップS1423において、制御部116は、蓄積部117に蓄積されているコントローラ制御データを消去する。
タイムアウトによって、個人情報、周辺機器情報、またはコントローラ制御データを消去するようにしたので、個人情報、周辺機器情報、またはコントローラ制御データが他人に利用されることを防止することができる。特に、特定の使用者に対応して生成された個人情報およびコントローラ制御データを消去するので、個人に関係する情報が他人に取得されることを防止することができる。
ステップS1411において、入力部119が操作されていないと判定された場合、ステップS1412乃至ステップS1419の処理はスキップされ、手続きは、ステップS1420に進み、タイムアウトであるか否かの判定の処理から上述した処理を繰り返す。
このように、パーソナルリモートコントローラ17の機能を内蔵するMDR101は、周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御することができる。
MDR101は、周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御するための制御信号を赤外線を介して、機器に直接送信することができる。
図35乃至図38は、赤外線を介して制御信号を送信する場合の、MDR101による、周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御する処理を説明するフローチャートである。ステップS1501乃至ステップS1512の処理、ステップS2501乃至ステップS2504の処理、ステップS3501乃至ステップS3503の処理のそれぞれは、図31および図32のステップS1401乃至ステップS1412の処理、ステップS2401乃至ステップS2404の処理、ステップS3401乃至ステップS3403の処理のそれぞれと同様なので、その説明は省略する。
ステップS1513において、MDR101の制御部116は、赤外線通信部120に、赤外線を介して、DVDプレーヤ23宛てに再生スタンバイの制御信号(コマンド)を送信させる。
ステップS4501において、DVDプレーヤ23の赤外線通信部166は、MDR101から送信されてきた、再生スタンバイの制御信号を受信して、受信した再生スタンバイの制御信号を制御部162に供給する。再生スタンバイの制御信号が供給されたので、ステップS4502において、制御部162は、DVD再生部161を再生スタンバイ状態に遷移させる。ステップS4503において、制御部162は、赤外線通信部166に、MDR101宛てに再生スタンバイ状態に遷移したことを示す応答信号を送信させる。
ステップS1514において、MDR101の赤外線通信部120は、赤外線を介して、DVDプレーヤ23から送信されてきた、応答信号を受信する。赤外線通信部120は、受信した応答信号を制御部116に供給する。これにより、制御部116は、DVDプレーヤ23が再生スタンバイ状態に遷移したことを知ることができる。
ステップS1515において、制御部116は、入力部95からの信号、およびコントローラ制御データを基に、コンテンツを表示する機器を特定する。
以下、図31乃至図34における場合と同様に、コンテンツを表示する機器として、モニタ21が特定された場合を例に説明する。
ステップS1516において、MDR101の制御部116は、赤外線通信部120に、赤外線を介して、モニタ21宛てに、表示開始の制御信号、およびDVDプレーヤ23からの入力系統を選択する入力系統選択の制御信号を送信させる。
ステップS5501において、モニタ21は、MDR101から送信されてきた、表示開始の制御信号および入力系統選択の制御信号を受信する。
ステップS5502において、モニタ21は、DVDプレーヤ23からの入力系統を選択する入力系統選択の制御信号を受信したので、DVDプレーヤ23からの入力系統を選択する。ステップS5503において、モニタ21は、表示開始の制御信号を受信したので、表示を開始する。ステップS5504において、モニタ21は、MDR101宛てに、表示を開始し、DVDプレーヤ23からの入力系統を選択したことを示す応答信号を送信する。
ステップS1517において、MDR101の赤外線通信部120は、赤外線を介して、モニタ21から送信されてきた、応答信号を受信する。赤外線通信部120は、受信した応答信号を制御部116に供給する。これにより、制御部116は、モニタ21が表示を開始し、DVDプレーヤ23からの入力系統を選択したことを知ることができる。
ステップS1518において、MDR101の制御部116は、赤外線通信部120に、赤外線を介して、DVDプレーヤ23宛てに再生開始の制御信号(コマンド)を送信させる。
ステップS4504において、DVDプレーヤ23の赤外線通信部166は、MDR101から送信されてきた、再生開始の制御信号を受信して、受信した再生開始の制御信号を制御部162に供給する。ステップS4505において、制御部162は、DVD再生部161に、装着されているDVD131に記録されているコンテンツの再生を開始させる。コンテンツの再生を開始すると、制御部162は、通信部164に、LAN11を介して、画像データまたは音声データを含む、コンテンツのデータをモニタ21宛てに送信させる。ステップS4506において、制御部162は、赤外線通信部166に、MDR101宛てにコンテンツの再生を開始したことを示す応答信号を送信させる。
ステップS1519において、MDR101の赤外線通信部120は、赤外線を介して、DVDプレーヤ23から送信されてきた、応答信号を受信する。通信部115は、受信した応答信号を制御部116に供給する。これにより、制御部116は、DVDプレーヤ23が再生を開始したことを知ることができる。
ステップS1520乃至ステップS1523の処理のそれぞれは、図34のステップS1420乃至ステップS1423の処理のそれぞれと同様なので、その説明は省略する。
このように、パーソナルリモートコントローラ17の機能を内蔵するMDR101は、赤外線を介した制御信号を送信することにより、周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御することができる。
また、MDR101は、周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を動作させる前に、PDR13から最新の個人情報を取得して、最新の個人情報に基づいて、コンテンツを処理する機器を制御するようにすることができる。
なお、以下で説明する、PDR13から最新の個人情報を取得する処理は、図17乃至図19を参照して説明した認証処理により認証された場合にのみ、許可される。
図39乃至図43を参照して、この場合における、MDR101による、周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御する処理を説明する。
ステップS1601乃至ステップS1604の処理、並びにステップS2601およびステップS2602の処理のそれぞれは、図31のステップS1401乃至ステップS1404の処理、並びにステップS2401およびステップS2402の処理のそれぞれと同様なので、その説明は省略する。
ステップS1605において、MDR101の制御部116は、通信部115に、無線を介して、PDR13宛てに個人情報を要求するメッセージを送信する。
ステップS2603において、無線LANアクセスポイント16は、MDR101から送信されてきたメッセージをPDR13に中継する。
ステップS6601において、PDR13の通信部61は、LAN11および無線を介して、MDR101から送信され、無線LANアクセスポイント16によって中継されてきた、個人情報を要求するメッセージを受信して、受信したメッセージを制御部62に供給する。
ステップS6602において、制御部62は、図17乃至図19を参照して説明した認証処理において取得した個人IDを基に、蓄積部63に蓄積されている個人情報のうち、個人IDで特定される個人情報を選択する。
なお、MDR101が、個人IDを個人情報を要求するメッセージと共に送信し、PDR13が、個人IDを個人情報を要求するメッセージと共に受信するようにしてもよい。
ステップS6603において、制御部62は、選択された個人情報を通信部61に供給し、通信部61は、個人情報をLAN11を介して、MDR101宛てに送信する。
ステップS2604において、無線LANアクセスポイント16は、PDR13から送信されてきた個人情報をMDR101に中継する。
ステップS1606において、MDR101の通信部115は、LAN11および無線を介して、PDR13から送信され、無線LANアクセスポイント16によって中継されてきた、個人情報を受信する。通信部115は、受信した個人情報を制御部116に供給する。制御部116は、受信した個人情報を、蓄積部117に蓄積されている個人情報に上書きするように蓄積する(記憶する)。
ステップS1607乃至ステップS1625、ステップS2605乃至ステップS2612、ステップS3601乃至ステップS3603、ステップS4601乃至ステップS4606、およびステップS5601乃至ステップS5604の処理のそれぞれは、図31乃至図34のステップS1405乃至ステップS1423、ステップS2403乃至ステップS2410、ステップS3401乃至ステップS3403、ステップS4401乃至ステップS4406、およびステップS5401乃至ステップS5404の処理のそれぞれと同様なので、その説明は省略する。
このように、MDR101は、周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を動作させる前に、PDR13から最新の個人情報を取得して、最新の個人情報に基づいて、コンテンツを処理する機器を制御するようにすることができる。
以上のように、周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器に関する情報、およびこれらの機器で取り扱われるコンテンツに関する情報、並びに個人情報を基に、コンテンツを処理する機器を制御するための情報を生成して、コンテンツを処理する機器を制御するための情報を基に、コンテンツを処理する機器を制御するようにしたので、特定個人に向けたコンテンツ指向のインタフェースを提供することができるようになり、さらに、コンテンツを処理する機器を選択したり、その機器にいちいち指令を与えたりする操作が不要になる。すなわち、所望のコンテンツに対する所望の処理を、より少ない操作でできるようになる。
本発明によれば、「所望のコンテンツを視聴する」という目的指向のユーザインターフェースの枠組みを提供することができる。
MDR14、MDR101、およびパーソナルリモートコントローラ17は、認証された場合に、個人情報を取得し、個人情報が不要になった場合に、個人情報およびコントローラ制御データを消去するようにしたので、第三者が不正に、個人情報およびコントローラ制御データを取得することを防止でき、より安全に、個人に関係する情報を取り扱うことができるようになる。
さらに、MDR14またはMDR101は、最新の個人情報を取得するようにした場合、最新の個人情報に基づくコントローラ制御データを生成することができ、MDR101およびパーソナルリモートコントローラ17は、最新の個人情報に基づくコントローラ制御データによって、機器を制御することができる。
このように、コンテンツを処理する装置に制御信号を送信するようにした場合には、コンテンツを処理する装置を制御することができる。
また、自分の周辺の領域に配置されているコンテンツ処理装置から提供されるコンテンツに関係するコンテンツ関係情報を含むと共に、コンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を含む領域情報の記録を制御し、記録されている領域情報の情報処理装置への送信を制御し、使用者を特定する使用者特定情報を含むと共に、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を特定する装置特定情報を含む、使用者毎の個人情報の記録を制御し、記録されている個人情報のうちの、1人の使用者の個人情報の情報処理装置への送信を制御し、第1の情報提供装置から送信されてくる領域情報の受信を制御すると共に、第2の情報提供装置から送信されてくる、1人の使用者の個人情報の受信を制御し、受信した領域情報に含まれているコンテンツ関係情報から、受信した個人情報に含まれている使用者特定情報に対応するコンテンツ関係情報を抽出すると共に、受信した領域情報に含まれている装置制御情報から、受信した個人情報に含まれている装置特定情報によって特定されるコンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を抽出することによって、抽出されたコンテンツ関係情報が関係するコンテンツを処理するコンテンツ処理装置であって、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を制御するための制御データを生成するようにした場合には、コンテンツを処理する周辺の機器と個人の情報とに対応した、特定個人に向けたコンテンツ指向のインタフェースを提供し、このインタフェースにより、所望のコンテンツに対する所望の処理を、より少ない操作でできるようになる。
自分の周辺の領域に配置されているコンテンツ処理装置から提供されるコンテンツに関係するコンテンツ関係情報を含むと共に、コンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を含む領域情報を記録している第1の情報提供装置から送信されてくる領域情報の受信を制御すると共に、使用者を特定する使用者特定情報を含むと共に、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を特定する装置特定情報を含む、使用者毎の個人情報を記録している第2の情報提供装置から送信されてくる、1人の使用者の個人情報の受信を制御し、受信した領域情報に含まれているコンテンツ関係情報から、受信した個人情報に含まれている使用者特定情報に対応するコンテンツ関係情報を抽出すると共に、受信した領域情報に含まれている装置制御情報から、受信した個人情報に含まれている装置特定情報によって特定されるコンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を抽出することによって、抽出されたコンテンツ関係情報が関係するコンテンツを処理するコンテンツ処理装置であって、使用者に使用されるコンテンツ処理装置を制御するための制御データを生成するようにした場合には、コンテンツを処理する周辺の機器と個人の情報とに対応した、特定個人に向けたコンテンツ指向のインタフェースを提供し、このインタフェースにより、所望のコンテンツに対する所望の処理を、より少ない操作でできるようになる。
SDR12、PDR13、MDR14、パーソナルリモートコントローラ17、またはMDR101は、専用の機器として構成することも、パーソナルコンピュータで構成することもできる。
図44は、パーソナルコンピュータの構成の例を示すブロック図である。CPU(Central Processing Unit)301は、ROM(Read Only Memory)302、または記録部308に記録されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)303には、CPU301が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU301、ROM302、およびRAM303は、バス304により相互に接続されている。
CPU301にはまた、バス304を介して入出力インタフェース305が接続されている。入出力インタフェース305には、キーボード、マウス、スイッチなどよりなる入力部306、ディスプレイ、スピーカ、ランプなどよりなる出力部307が接続されている。CPU301は、入力部306から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。
入出力インタフェース305に接続されている記録部308は、例えばハードディスクなどで構成され、CPU301が実行するプログラムや各種のデータを記録する。通信部309は、インターネット2、その他のネットワークなどの通信網を介して、他の機器と通信する。
また、通信部309を介してプログラムを取得し、記録部308に記録してもよい。
入出力インタフェース305に接続されているドライブ310は、磁気ディスク351、光ディスク352、光磁気ディスク353、或いは半導体メモリ354などが装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記録部308に転送され、記録される。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図44に示すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク351(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク352(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク353(MD(Mini-Disc)(商標)を含む)、若しくは半導体メモリ354などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM302や、記録部308に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、上述した一連の処理を実行させるプログラムは、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースを介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、ディジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を介してコンピュータにインストールされるようにしてもよい。
また、本明細書において、記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
本発明に係るコンテンツ視聴システムの一実施の形態の構成を示す図である。 SDRの構成の例を示すブロック図である。 PDRの構成の例を示すブロック図である。 MDRの構成の例を示すブロック図である。 IDデバイスの構成の例を示すブロック図である。 パーソナルリモートコントローラの構成の例を示すブロック図である。 パーソナルリモートコントローラの機能を内蔵するMDRの構成の例を示すブロック図である。 DVDプレーヤの構成の例を示すブロック図である。 HDDビデオレコーダの構成の例を示すブロック図である。 スピーカの構成の例を示すブロック図である。 登録の処理を説明するフローチャートである。 機能サービスリストの例を説明する図である。 機能サービスリストの例を説明する図である。 機能情報テーブルの例を示す図である。 機能情報テーブルの更新の処理を説明するフローチャートである。 SDRの登録および提供の処理を説明するフローチャートである。 使用者に対応する個人情報の取得の処理を説明するフローチャートである。 使用者に対応する個人情報の取得の処理を説明するフローチャートである。 使用者に対応する個人情報の取得の処理を説明するフローチャートである。 1人の使用者に対する個人情報の例を示す図である。 MDRの個人情報の取得の処理の詳細を説明するフローチャートである。 コンテンツを処理する機器を制御する処理を説明するフローチャートである。 周辺機器情報の例を示す図である。 周辺機器情報の例を示す図である。 コントローラ制御データの例を示す図である。 パーソナライズの処理を説明するフローチャートである。 コンテンツを処理する機器の制御の処理を説明するフローチャートである。 表示部に表示されるコンテンツに関係する情報およびコンテンツを処理する機器に関係する情報、並びに入力部に対する指示の割り当ての例を示す図である。 表示部に表示されるコンテンツに関係する情報およびコンテンツを処理する機器に関係する情報、並びに入力部に対する指示の割り当ての例を示す図である。 表示部に表示されるコンテンツに関係する情報およびコンテンツを処理する機器に関係する情報、並びに入力部に対する指示の割り当ての例を示す図である。 周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御する処理を説明するフローチャートである。 周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御する処理を説明するフローチャートである。 周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御する処理を説明するフローチャートである。 周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御する処理を説明するフローチャートである。 周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御する処理を説明するフローチャートである。 周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御する処理を説明するフローチャートである。 周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御する処理を説明するフローチャートである。 周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御する処理を説明するフローチャートである。 周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御する処理を説明するフローチャートである。 周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御する処理を説明するフローチャートである。 周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御する処理を説明するフローチャートである。 周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御する処理を説明するフローチャートである。 周辺の領域に配置されているコンテンツを処理する機器を制御する処理を説明するフローチャートである。 パーソナルコンピュータの構成の例を示すブロック図である。
符号の説明
1−1,1−2 コンテンツ視聴システム, 2 インターネット, 11 LAN, 12 SDR, 13−1,13−2,13 PDR, 14 MDR, 15 IDデバイス, 16 無線LANアクセスポイント, 17 パーソナルリモートコントローラ, 19 HDDビデオレコーダ, 21−1,21−2,21−3,21−4,21−5,21 モニタ, 22−1,22−2,22−3,22−4,22−5,22 スピーカ, 23 DVDプレーヤ, 29−1,29−2,29−3 リモートコントローラ送受信装置, 51 通信部, 52 処理部, 53 蓄積部, 61 通信部, 62 制御部, 63 蓄積部, 64 認証処理部, 71 近接通信部, 72 近接通信制御部, 73 認証処理部, 74 入出力部, 75 通信部, 76 制御部, 77 蓄積部, 81 近接通信部, 82 近接通信制御部, 83 認証処理部, 84 蓄積部, 91 通信部, 92 制御部, 93 蓄積部, 94 表示部, 95 入力部, 96 赤外線通信部, 111 近接通信部, 112 近接通信制御部, 113 認証処理部, 114 入出力部, 115 通信部, 116 制御部, 117 蓄積部, 118 表示部, 119 入力部, 120 赤外線通信部, 131 DVD, 161 DVD再生部, 162 制御部, 163 再生出力部, 164 通信部, 165 蓄積部, 166 赤外線通信部, 181 テレビジョンチューナ, 182 エンコーダ, 183 制御部, 184 コンテンツ記録部, 185 デコーダ, 186 通信部, 187 蓄積部, 188 赤外線通信部, 191 通信部, 192 制御部, 193 蓄積部, 197 赤外線通信部, 301 CPU, 302 ROM, 303 RAM, 308 記録部, 351 磁気ディスク, 352 光ディスク, 353 光磁気ディスク, 354 半導体メモリ

Claims (10)

  1. 第1の情報提供装置、第2の情報提供装置、および情報処理装置からなる情報処理システムにおいて、
    前記第1の情報提供装置は、
    自分の周辺の領域に配置されているコンテンツ処理装置から提供されるコンテンツに関係するコンテンツ関係情報を含むと共に、前記コンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を含む領域情報の記録を制御する第1の記録制御手段と、
    記録されている前記領域情報の前記情報処理装置への送信を制御する第1の送信制御手段と
    を含み、
    前記第2の情報提供装置は、
    使用者を特定する使用者特定情報を含むと共に、前記使用者に使用される前記コンテンツ処理装置を特定する装置特定情報を含む、前記使用者毎の個人情報の記録を制御する第2の記録制御手段と、
    記録されている前記個人情報のうちの、1人の前記使用者の前記個人情報の前記情報処理装置への送信を制御する第2の送信制御手段と
    を含み、
    前記情報処理装置は、
    前記第1の情報提供装置から送信されてくる前記領域情報の受信を制御すると共に、前記第2の情報提供装置から送信されてくる、1人の前記使用者の前記個人情報の受信を制御する受信制御手段と、
    受信した前記領域情報に含まれている前記コンテンツ関係情報から、受信した前記個人情報に含まれている前記使用者特定情報に対応する前記コンテンツ関係情報を抽出すると共に、受信した前記領域情報に含まれている前記装置制御情報から、受信した前記個人情報に含まれている前記装置特定情報によって特定される前記コンテンツ処理装置を制御するための前記装置制御情報を抽出することによって、抽出された前記コンテンツ関係情報が関係する前記コンテンツを処理する前記コンテンツ処理装置であって、前記使用者に使用される前記コンテンツ処理装置を制御するための制御データを生成する生成手段と
    を含むことを特徴とする情報処理システム。
  2. 自分の周辺の領域に配置されているコンテンツ処理装置から提供されるコンテンツに関係するコンテンツ関係情報を含むと共に、前記コンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を含む領域情報を記録している第1の情報提供装置から送信されてくる前記領域情報の受信を制御すると共に、使用者を特定する使用者特定情報を含むと共に、前記使用者に使用される前記コンテンツ処理装置を特定する装置特定情報を含む、前記使用者毎の個人情報を記録している第2の情報提供装置から送信されてくる、1人の前記使用者の前記個人情報の受信を制御する第1の受信制御手段と、
    受信した前記領域情報に含まれている前記コンテンツ関係情報から、受信した前記個人情報に含まれている前記使用者特定情報に対応する前記コンテンツ関係情報を抽出すると共に、受信した前記領域情報に含まれている前記装置制御情報から、受信した前記個人情報に含まれている前記装置特定情報によって特定される前記コンテンツ処理装置を制御するための前記装置制御情報を抽出することによって、抽出された前記コンテンツ関係情報が関係する前記コンテンツを処理する前記コンテンツ処理装置であって、前記使用者に使用される前記コンテンツ処理装置を制御するための制御データを生成する生成手段と
    を含むことを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記第2の情報提供装置との認証の処理を実行する認証処理実行手段をさらに含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 記憶デバイスから送信されてくる、前記使用者である個人を特定する個人特定情報の受信を制御する第2の受信制御手段と、
    前記第2の情報提供装置宛ての、前記個人情報の要求および前記個人特定情報の送信を制御する送信制御手段と
    をさらに含み、
    前記第1の受信制御手段は、前記第2の情報提供装置から送信されてくる、前記個人特定情報で特定される前記使用者の前記個人情報の受信を制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 記憶デバイスから送信されてくる、前記第2の情報提供装置の位置を示す位置情報の受信を制御する第2の受信制御手段と、
    受信した前記位置情報を基に、前記第2の情報提供装置宛ての、前記個人情報の要求の送信を制御する送信制御手段と
    をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記コンテンツ処理装置を制御するリモートコントローラへの、生成された前記制御データの送信を制御する送信制御手段をさらに含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記コンテンツ処理装置の制御が終了した場合、前記制御データを消去する消去手段をさらに含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  8. 自分の周辺の領域に配置されているコンテンツ処理装置から提供されるコンテンツに関係するコンテンツ関係情報を含むと共に、前記コンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を含む領域情報を記録している第1の情報提供装置から送信されてくる前記領域情報の受信を制御すると共に、使用者を特定する使用者特定情報を含むと共に、前記使用者に使用される前記コンテンツ処理装置を特定する装置特定情報を含む、前記使用者毎の個人情報を記録している第2の情報提供装置から送信されてくる、1人の前記使用者の前記個人情報の受信を制御する受信制御ステップと、
    受信した前記領域情報に含まれている前記コンテンツ関係情報から、受信した前記個人情報に含まれている前記使用者特定情報に対応する前記コンテンツ関係情報を抽出すると共に、受信した前記領域情報に含まれている前記装置制御情報から、受信した前記個人情報に含まれている前記装置特定情報によって特定される前記コンテンツ処理装置を制御するための前記装置制御情報を抽出することによって、抽出された前記コンテンツ関係情報が関係する前記コンテンツを処理する前記コンテンツ処理装置であって、前記使用者に使用される前記コンテンツ処理装置を制御するための制御データを生成する生成ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  9. 自分の周辺の領域に配置されているコンテンツ処理装置から提供されるコンテンツに関係するコンテンツ関係情報を含むと共に、前記コンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を含む領域情報を記録している第1の情報提供装置から送信されてくる前記領域情報の受信を制御すると共に、使用者を特定する使用者特定情報を含むと共に、前記使用者に使用される前記コンテンツ処理装置を特定する装置特定情報を含む、前記使用者毎の個人情報を記録している第2の情報提供装置から送信されてくる、1人の前記使用者の前記個人情報の受信を制御する受信制御ステップと、
    受信した前記領域情報に含まれている前記コンテンツ関係情報から、受信した前記個人情報に含まれている前記使用者特定情報に対応する前記コンテンツ関係情報を抽出すると共に、受信した前記領域情報に含まれている前記装置制御情報から、受信した前記個人情報に含まれている前記装置特定情報によって特定される前記コンテンツ処理装置を制御するための前記装置制御情報を抽出することによって、抽出された前記コンテンツ関係情報が関係する前記コンテンツを処理する前記コンテンツ処理装置であって、前記使用者に使用される前記コンテンツ処理装置を制御するための制御データを生成する生成ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されている記録媒体。
  10. 自分の周辺の領域に配置されているコンテンツ処理装置から提供されるコンテンツに関係するコンテンツ関係情報を含むと共に、前記コンテンツ処理装置を制御するための装置制御情報を含む領域情報を記録している第1の情報提供装置から送信されてくる前記領域情報の受信を制御すると共に、使用者を特定する使用者特定情報を含むと共に、前記使用者に使用される前記コンテンツ処理装置を特定する装置特定情報を含む、前記使用者毎の個人情報を記録している第2の情報提供装置から送信されてくる、1人の前記使用者の前記個人情報の受信を制御する受信制御ステップと、
    受信した前記領域情報に含まれている前記コンテンツ関係情報から、受信した前記個人情報に含まれている前記使用者特定情報に対応する前記コンテンツ関係情報を抽出すると共に、受信した前記領域情報に含まれている前記装置制御情報から、受信した前記個人情報に含まれている前記装置特定情報によって特定される前記コンテンツ処理装置を制御するための前記装置制御情報を抽出することによって、抽出された前記コンテンツ関係情報が関係する前記コンテンツを処理する前記コンテンツ処理装置であって、前記使用者に使用される前記コンテンツ処理装置を制御するための制御データを生成する生成ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
JP2003382056A 2003-11-12 2003-11-12 情報処理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Expired - Fee Related JP4292954B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003382056A JP4292954B2 (ja) 2003-11-12 2003-11-12 情報処理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
CNB2004100957989A CN1295929C (zh) 2003-11-12 2004-11-12 信息处理系统、信息处理装置及方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003382056A JP4292954B2 (ja) 2003-11-12 2003-11-12 情報処理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005150880A true JP2005150880A (ja) 2005-06-09
JP4292954B2 JP4292954B2 (ja) 2009-07-08

Family

ID=34691228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003382056A Expired - Fee Related JP4292954B2 (ja) 2003-11-12 2003-11-12 情報処理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4292954B2 (ja)
CN (1) CN1295929C (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012185864A (ja) * 2012-07-06 2012-09-27 Seiko Epson Corp ネットワークシステム、ネットワークシステムの制御方法およびプログラム
JP2021083086A (ja) * 2019-11-15 2021-05-27 ジェネレック・オーワイGenelec Oy ラウドスピーカおよびラウドスピーカ制御システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101969930B1 (ko) 2011-01-07 2019-04-18 삼성전자주식회사 컨텐트 수집 방법 및 그 장치

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1418336A (zh) * 2000-02-25 2003-05-14 梦屋软件公司 个人服务器技术
CN1154059C (zh) * 2000-08-15 2004-06-16 元融企业有限公司 家庭网络连接系统
KR20030028310A (ko) * 2001-09-29 2003-04-08 삼성전자주식회사 홈네트워크에 연결된 피제어 장치를 인터넷을 통해제어하는 방법 및 그 제어 장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012185864A (ja) * 2012-07-06 2012-09-27 Seiko Epson Corp ネットワークシステム、ネットワークシステムの制御方法およびプログラム
JP2021083086A (ja) * 2019-11-15 2021-05-27 ジェネレック・オーワイGenelec Oy ラウドスピーカおよびラウドスピーカ制御システム
US11461073B2 (en) 2019-11-15 2022-10-04 Genelec Oy Loudspeaker and loudspeaker control system
JP7157122B2 (ja) 2019-11-15 2022-10-19 ジェネレック・オーワイ ラウドスピーカおよびラウドスピーカ制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN1295929C (zh) 2007-01-17
CN1617587A (zh) 2005-05-18
JP4292954B2 (ja) 2009-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8270811B2 (en) Information management method, information playback apparatus, and information management apparatus
JP4114421B2 (ja) 電子機器装置、サーバ装置、レイアウト記述文書の提供方法
US20060233519A1 (en) Content playback system, content playback apparatus, and content playback method
US20050060750A1 (en) Information apparatus and resource control method
JP2006054818A (ja) 情報処理システム、記録装置、通信装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2006511997A (ja) 映像信号を表示するためのディスプレイを備えた携帯コントローラを有するレジデンシャルゲートウェイシステム
KR20090053688A (ko) 제어기기, 재생시스템, 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체
JP5411131B2 (ja) コンテンツ再生装置
US20060034587A1 (en) Recording system, recording method and recording device
KR20070035994A (ko) 기호 정보 처리 시스템, 기록 장치 및 정보 처리 장치, 및통신 방법
JP2006229493A (ja) 情報処理装置および方法、並びにプログラム
KR20040013760A (ko) 디지털 티브이의 원격 예약녹화 제어장치 및 방법
JP2007005962A (ja) 遠隔録画システム、その遠隔予約録画方法、及び番組録画装置
JP6775525B2 (ja) 情報端末
JP4292954B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP5007710B2 (ja) 情報処理システム、記録装置、及び通信装置
JP5204010B2 (ja) コンテンツ管理方法、コンテンツ管理システム、および録画再生装置
JP4206907B2 (ja) 情報処理システム、リモートコントローラ、制御方法、記録媒体、およびプログラム
WO2010035515A1 (ja) コンテンツ管理方法、コンテンツ管理システム、録画再生装置、および管理サーバ
JP2005150881A (ja) 情報提供装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
KR20010078999A (ko) 인터넷을 이용한 tv프로그램 예약녹화 서비스 제공방법
KR20050101791A (ko) 맞춤형 프로그램 컨텐츠 제공 방법 및 시스템
JP2008085741A (ja) 遠隔制御システム、記憶装置、電子機器、遠隔制御方法、及び遠隔制御プログラム
CN101340250A (zh) 广播调度方法以及使用该方法的广播接收装置
JP6926305B2 (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090317

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090330

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140417

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees