JP2005150450A - 露光方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レジスト膜と水との化学的相互作用を防ぎ、レジスト膜本来の解像性を得ることができる露光方法を得る。
【解決手段】 被加工基体であるSi基板11上に反射防止膜12を形成し、反射防止膜12上にレジスト膜13を形成し、レジスト膜13上に疎水性の上層膜14を形成する。そして、露光機のレンズと上層膜14との間に液侵物質15を充填し、露光機から液侵物質15及び上層膜14を通してレジスト膜13に露光光を照射する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レンズとウェハの間を空気より屈折率の大きい液体で充填し、露光する液侵法を用いた露光方法に関するものである。
これまで解像力の向上のため、露光波長の短波長化とレンズの高NA化がなされてきた。短波長化は露光機、レジスト膜、マスクの材質が本格的に変更されるため、開発期間が長くなる。現在、露光波長157nmのリソグラフイーが開発中である。そのため、実用化されている露光波長193nmのリソグラフイーの高NA化に注目が高まっている。高NA化には多くの技術課題があるが、本質的には、NAの上限が1であるという制限が厳しい。近年、この制限を打破する手法として、レンズとウェハの間を空気より屈折率の大きい液体で充填し、露光する液侵法が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
従来の露光法におけるSi基板表面の断面図を図6に示す。図6(a)は、レジスト膜61とレンズ63の間を空気62で充填しており、図6(b)は、レジスト膜61とレンズ63の間を液侵物質64で充填している。空気62中での入射光の波長をλ、空気62の屈折率を1、液侵物質62の屈折率をn62とすると、レジスト膜表面での光学像のピッチは、図6(a)の場合はλ/2sinα、図6(b)の場合はλ/2n64sinαとなる。このように液侵法ではn64の分だけ解像性が向上するため、液侵法による場合の実効NAは、n64sinαとなる。このように、液侵法では、実質的なNAを1以上にすることができる。
一方、高NA露光における露光光の偏光の影響について種々の研究がなされている。以下、高NA露光における露光光の偏光の影響について説明する。露光光は偏光特性を有し、p偏光とs偏光に分けられる。p偏光は光の入射/反射面に対し、電界が平行に振動している光であり、s偏光はその面に対し電界が垂直に振動している光である。そして、一般的な露光機の照明系ではp偏光とs偏光の比率は同一であり、両者の合成が実際の光学像となる。
両偏光について2光束干渉での干渉状態を図7に示す。p偏光の場合、図7(a)に示すように、それぞれの光束の電界は平行でないため、電界強度の最大ベクトル長と最小ベクトル長の電界強度の差は小さい。これはパターンの明暗差(コントラスト)が小さいことを意味する。一方、s偏光の場合、図7(b)に示すように、それぞれの光束の電界は平行であるため、電界強度の最大ベクトル長は基準電界ベクトルの2倍になり、最小ベクトル長はゼロになる。よって、干渉像のコントラストにおいて、s偏光の方がp偏光より優れている。
次にp偏光の干渉における入射角度の影響について説明する。まず、入射角度が45度よりかなり小さい場合、図8(a)に示すように、最大強度と最小強度の差が大きく、コントラストが大きい。次に、入射角度が45度の場合、図8(b)に示すように、最大強度と最小強度が一致し、コントラストは0になる。そして、45度を超えた場合、図8(c)に示すように、コントラストが逆になる。
次に、パターンサイズを変えて行った具体的な光学計算の結果を図9に示す。図9(a)〜(d)は、それぞれパターンサイズを100nmL/S、80nmL/S、70nmL/S、60nmL/Sとした場合である。その他の条件は、露光光の波長が193nm、レンズNAが0.85、照明がdipole(σcenter=0.9、σradius=0.1)である。これらの計算結果から分かるように、p偏光像の方がs偏光像よりコントラストが常に劣っている。また、s偏光と比べて、p偏光は微細度とともにコントラストが劣化し、特に、60nmL/Sまで微細化するとp偏光のコントラストは逆転し、s偏光とp偏光の合成波の像質が劇的に劣化する。即ち、パターンが微細になる程、偏光現象により、解像性が劣化することになる。
M. Switkes and M. Rothschild SPIE Vol.4691 (2002) p. 459-465
レジスト膜と液侵物質との化学的相互作用による副作用がある。液侵法はArF(193nm)でまず適用されようとしているが、液侵物質は水が第一候補となっている。波長がKrF(248nm)より短波長用のレジスト膜は化学増幅型である。この反応は、露光により発生した酸がPEB(Post Exposure Bake)等によるエネルギーにより、疎水性に保護された部分を分解し、元の親水性に戻すことにより、レジスト膜を現像液に溶解可能にしている。しかし、レジスト膜表面にある水はレジスト膜中に微量であるが、侵透する。水はイオンである酸と結合するので、露光により発生した酸は失括してしまう。これにより、本来の解像性が得られないという問題がある。また、液侵露光法特有の現象ではないが、上記のように、微細パターン形成時の偏光現象による像コントラストの劣化の問題もある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、レジスト膜と水との化学的相互作用を防ぎ、レジスト膜本来の解像性を得ることができる露光方法を得るものである。そして、第2の目的は、偏光現象による解像性の劣化を防ぐことができる露光方法を得るものである。
本発明に係る露光方法は、被加工基体上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜上に疎水性の上層膜を形成する工程と、露光機と上層膜との間に液侵物質を充填する工程と、露光機から液侵物質及び上層膜を通してレジスト膜に露光光を照射する工程とを有する。本発明のその他の特徴は以下に明らかにする。
本発明により、レジスト膜と水との化学的相互作用を防ぎ、レジスト膜本来の解像性を得ることができる。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係る露光方法について説明する。まず、図1に示すように、被加工基体であるSi基板11上に反射防止膜12を形成し、反射防止膜12上にレジスト膜13を形成してプリベークを行い、レジスト膜13上に上層膜14を形成する。
ここで、液侵露光法において、レジスト膜13と液侵物質との化学的相互作用を防止するために、上層膜14として疎水性のものを用いる。また、上層膜14は、レジスト膜13との化学的相互作用しないものである必要がある。そこで上層膜14の材質として、低い屈折率が必要な場合には、Perfluoro-Polymer等のフッ素系ポリマーを用いる。一方、レジスト膜と同等の屈折率が必要な場合には、レジスト膜ポリマーを改変したものが候補となり、具体的には、アクリル酸ポリマー、メタクリル酸ポリマーに一部疎水性の保護基を装飾したものを用いる。ここで、保護基はArFレジスト膜で用いられるものである必要性はなく、より透明性が高いものが良い。具体的には、KrFレジスト膜で用いられる安価なt−BOC(ターシャルブトキシカルボニル)やEOE(エトキシエチル)を用いる。ただし、露光後に上層膜14を剥離する際に、下地のレジスト膜13にダメージを与えることなく、上層膜14が剥離できるように上層膜14の溶媒と剥離液、及び、上層膜14の分子量を適正化する必要がある。
次に、露光機のレンズと上層膜14との間に、液侵物質15を充填する。ここでは、液侵物質15として水を用いる。そして、液侵法により露光を行う、即ち、露光機から液侵物質15及び上層膜14を通してレジスト膜13に露光光を照射する。なお、露光光としては、ArF(193nm)に限らず、KrF(248nm)等を用いることができる。
その後、液侵物質15を除去し、水により洗浄を行う。次に、上層膜14を剥離し、PEBを行う。ただし、PEBは上層膜14の剥離前に行ってもよい。
以上説明した本発明の実施の形態1に係る露光方法により、レジスト膜と水との化学的相互作用を防ぎ、レジスト膜本来の解像性を得ることができる。また、上層膜が疎水性であるため、表面張力が高く、レンズと上層膜の間の水の保持が容易になる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る露光方法では、実施の形態1に係る露光方法において上層膜及びレジスト膜を形成する際に、レジスト膜中へ取り込まれる露光光の全エネルギーに対するs偏光分の比率が大きくなるように、上層膜の屈折率及び膜厚、及びレジスト膜の膜厚を調整する。このように、解像性に優れるs偏光の比率を大きくすることで、偏光現象による解像性の劣化を防ぐことができる。以下、上層膜の屈折率及び膜厚を調整する方法について具体的に説明する。前提として、図1に示すように、レジスト膜13上に設けられた上層膜14に、入射光を液侵物質15中から斜め入射させる場合を考える。
まず、計算に用いる数式1〜43について説明する。多重反射した場合の上層膜14表面での反射率Mrefは次のように表される。
Figure 2005150450
次に、入射光がSi基板11に透過する透過率Mtransは次のように表される。
Figure 2005150450
次に、入射光の上層膜14への入射角度θ15は、露光機のNAを用いて次のように表される。
Figure 2005150450
次に、上層膜14中での露光光の入射角度θ14、レジスト膜13中での露光光の入射角度θ13、反射防止膜12中での入射角度θ12、Si基板11中での入射角度θ11は、それぞれ次のように表される。
Figure 2005150450
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ここで、Re[n]はnの実数部分を表し、n12は反射防止膜12の屈折率、n11はSi基板11の屈折率である。
次に、上層膜14表面での入射光のp偏光の反射率rp14、s偏光の反射率rs14、上層膜14とレジスト膜13の界面での入射光のp偏光の反射率rp13、s偏光の反射率rs13、レジスト膜13と反射防止膜12の界面での入射光のp偏光の反射率rp12、s偏光の反射率rs12、反射防止膜12とSi基板11の界面での入射光のp偏光の反射率rp11、s偏光の反射率rs11は、それぞれ次のように表される。
Figure 2005150450
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次に、液侵物質15と上層膜14の界面での入射光のp偏光の透過率tp14、s偏光の透過率ts14、上層膜14とレジスト膜13の界面での入射光のp偏光の透過率tp13、s偏光の透過率ts13、レジスト膜13と反射防止膜12の界面での入射光のp偏光の透過率tp12、s偏光の透過率ts12、反射防止膜12とSi基板11の界面での入射光のp偏光の透過率tp11、s偏光の透過率ts11は、それぞれ次式で表される。
Figure 2005150450
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次に、上層膜14中の往復光路分による位相変化δ14、レジスト膜13中での往復光路分による位相変化δ13、反射防止膜12中での往復光路分による位相変化δ12は、次のように表される。
Figure 2005150450
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次に、上層膜14表面で反射する多重反射した反射光のp偏光の振幅ξp14、s偏光の振幅ξs14、上層膜14とレジスト膜13の界面での多重反射した反射光のp偏光の振幅ξp13、s偏光の振幅ξs13、レジスト膜13と反射防止膜12の界面での多重反射した反射光のp偏光の振幅ξp12、s偏光の振幅ξs12は、それぞれ次のように表される。
Figure 2005150450
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次に、液侵物質15と上層膜14の界面での多重反射した透過光のp偏光の振幅ηp14、s偏光の振幅ηs14、上層膜14とレジスト膜13の界面での多重反射した透過光のp偏光の振幅ηp13、s偏光の振幅ηs13、レジスト膜13と反射防止膜12の界面での多重反射した透過光のp偏光の振幅ηp12、s偏光の振幅ηs12は、それぞれ次のように表される。
Figure 2005150450
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次に、上層膜14表面で反射する多重反射した反射光のエネルギーのp偏光分R、s偏光分Rは、それぞれ次のように表される。
Figure 2005150450
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次に、Si基板11へ透過する多重反射した透過光のエネルギーのp偏光分Tp、s偏光分Tsは、それぞれ次のように表される。
Figure 2005150450
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次に、レジスト膜13中に取り込まれる全エネルギーに対するs偏光分の比率yは、次のように表される。
Figure 2005150450
以上説明した数式を用いて、図1に示す構造において入射光が上層膜へ斜め入射する場合の多重反射計算を行って、レジスト膜13中へ取り込まれる入射光の全エネルギーに対するs偏光分の比率yについて、上層膜14の屈折率及び膜厚、及びレジスト膜13の膜厚との関係を計算する。ここで、多重反射の計算は、Si基板11上のレジスト膜13や上層膜14の屈折率が基板のSiより大きいことにより、一定以上の入射角度ではSi基板11上で全反射が発生することを考慮した計算になっている。
この計算結果をレジスト膜の膜厚と上層膜の膜厚を変数とする比率yの等高線図として図2〜5に示す。ただし、図2(a)〜(d)は、NAが1、上層膜の屈折率がそれぞれ2.0,1.8,1.7,1.6の場合であり、図3(a)〜(d)は、NAが1、上層膜の屈折率がそれぞれ1.5,1.44,1.40,1.30の場合であり、図4(a)〜(d)は、NAが1.37、上層膜の屈折率がそれぞれ2.0,1.8,1.7,1.6の場合であり、図5(a)〜(c)は、NAが1.37、上層膜の屈折率がそれぞれ1.5,1.44,1.40の場合である。また、n11=0.86-2.75i,n12=1.82-0.34i,n13=1.70-0.02i,n15=1.44として計算を行った。
ここで、NAが1未満の場合は通常の露光法を用いればよいため、液侵露光における実用上のNAの下限は1である。この場合、上層膜への入射角度は44度である。また、液侵露光法のNAの理論上での上限は、上層膜への入射角度が90度の場合の1.44であるが、入射角度には製造上の限界があり、通常の露光法でのNAの上限が0.95であることから、液侵露光法の実用上のNAの上限は0.95×1.44=1.37である。この場合、上層膜への入射角度は72度である。
この計算結果から、レジスト膜中へ取り込まれる入射光の全エネルギーに対するs偏光分の比率yが大きくなるような上層膜の適正屈折率及び適正膜厚、及びレジスト膜の適正膜厚を求める。以下、図2〜5を参照して具体的に説明する。
まず、液侵露光でのNAが1の場合、図2及び図3から、比率yが大きくなるような上層膜の適正屈折率は1.45〜1.80程度であり、最適屈折率は1.5である。この場合、ほとんどのレジスト膜厚と上層膜膜厚において比率は0.5以上が確保される。そして、上層膜の膜厚とレジスト膜の膜厚をそれぞれ適正膜厚に選択すれば、比率yを0.52以上にすることができる。特に、上層膜の屈折率が1.5、膜厚が80nm、レジスト膜厚が190nmの場合に、s偏光をレジスト膜に最大に取り込むことができる。
次に、液侵露光でのNAが1.37の場合、図4及び図5から、比率yが大きくなるような上層膜の適正屈折率は1.45〜1.60程度であり、最適屈折率は1.5である。そして、上層膜の膜厚とレジスト膜の膜厚をそれぞれ適正膜厚に選択すれば、比率yを0.52以上にすることができる。特に、上層膜の屈折率が1.5、膜厚が60nm、レジスト膜厚が200nmの場合に、s偏光をレジスト膜に最大に取り込むことができる。
また、1.37という超高NAでは、上層膜の膜厚とレジスト膜の膜厚によっては比率yが0.45程度になる場合もあり、適正化の有無の差は大きい。そして、上層膜の最適屈折率は、NAが実用上の上限の場合も下限の場合も大差はなく、1.5である。このような最適屈折率を有する上層膜としてはフッ素系ポリマーがある。
そして、レジスト膜13を形成する際に、その膜厚を適正膜厚とし、上層膜14を形成する際に、その屈折率及び膜厚をそれぞれ適正屈折率及び適正膜厚にする。このように、レジスト膜中へ取り込まれる入射光の全エネルギーに対して、解像性に優れるs偏光の比率を大きくすることで、偏光現象による解像性の劣化を防ぐことができる。
また、従来では、上層膜はレジスト膜厚変動による寸法変動抑制のために使用されていたため、その屈折率の適正値はレジスト膜の屈折率の平方根である1.30であった。そのため、ポリマー中にフッ素を多量に入れる必要性があるため、塗布、剥離において様々な問題があった。しかし、本実施の形態に係る露光法法では、そこまで屈折率を下げる必要はなく、材料、プロセス面での問題が軽減される。
本実施の形態に係る露光法におけるSi基板表面の断面図である。 NAが1、上層膜の屈折率が2.0〜1.6の場合の比率yの等高線図である。 NAが1、上層膜の屈折率が1.5〜1.30の場合の比率yの等高線図である。 NAが1.37、上層膜の屈折率が2.0〜1.6の場合の比率yの等高線図である。 NAが1.37、上層膜の屈折率が1.5〜1.40の場合の比率yの等高線図である。 従来の露光法におけるSi基板表面の断面図である。 p偏光とs偏光について2光束干渉での干渉状態を示す図である。 p偏光の干渉における入射角度の影響を説明するための図である。 パターンサイズを変えて行った具体的な光学計算の結果を示す図である。
符号の説明
11 Si基板(被加工機体)
12 反射防止膜
13 レジスト膜
14 上層膜
15 液侵物質

Claims (4)

  1. 被加工基体上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜上に疎水性の上層膜を形成する工程と、
    露光機と前記上層膜との間に液侵物質を充填する工程と、
    前記露光機から前記液侵物質及び前記上層膜を通して前記レジスト膜に露光光を照射する工程とを有することを特徴とする露光方法。
  2. 前記レジスト膜中へ取り込まれる前記露光光の全エネルギーに対するs偏光分の比率が大きくなるように、前記上層膜の屈折率及び膜厚、及び前記レジスト膜の膜厚を調整することを特徴とする請求項1記載の露光方法。
  3. 入射光が前記上層膜へ斜め入射する場合の多重反射計算を行って、前記レジスト膜中へ取り込まれる前記入射光の全エネルギーに対するs偏光分の比率について、前記上層膜の屈折率及び膜厚、及び前記レジスト膜の膜厚との関係を計算する工程と、
    この計算結果から、前記レジスト膜中へ取り込まれる前記入射光の全エネルギーに対するs偏光分の比率が大きくなるような前記上層膜の適正屈折率及び適正膜厚、及びレジスト膜の適正膜厚を求める工程とを更に有し、
    前記レジスト膜を形成する際に、その膜厚を前記レジスト膜の前記適正膜厚とし、
    前記上層膜を形成する際に、その屈折率及び膜厚を前記上層膜の適正屈折率及び適正膜厚にすることを特徴とする請求項2記載の露光方法。
  4. 前記上層膜の適正屈折率及び適正膜厚、及びレジスト膜の適正膜厚を求める際に、前記レジスト膜中へ取り込まれる前記入射光の全エネルギーに対するs偏光分の比率が0.52以上になるような値を求めることを特徴とする請求項3記載の露光方法。
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