JP2005150390A - 加熱ステージ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のセラミックヒータに代えて、ウエハ等の被加熱物を高温に加熱することができると共に、加熱中に不純物の発生による被加熱物の汚染を防止することを可能にした加熱ステージを提供することにある。
【解決手段】加熱ステージ1として、被加熱物12を支持する領域を有する表面を備えるとともに、減圧または不活性ガスで充填された内部空間を有するガラス製のステージ部2と、上記内部空間に配置された加熱手段としてのランプ3と、上記ランプ3に給電するとともに、上記内部空間と外部とを遮断する、上記ステージ部2と一体に形成されるコネクタ部10とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、加熱ステージに係わり、より詳しくは、化学気相堆積(CVD)処理装置のチャンバにおける加熱部を構成する加熱ステージに関する。
図12は、化学気相堆積(CVD)処理装置の概要を示す図である。
化学気相堆積(CVD)処理は、基板上に酸化膜や窒化膜といった様々な種類の膜を堆積するために用いられる処理であり、例えば、半導体ウエハをチャンバ内に配置して加熱し、反応ガスをチャンバ内に導入して、加熱面で分解して反応させ、半導体ウエハ上に薄膜を形成するものである。
CVD処理装置は、同図に示すように、チャンバ上方に、被加熱物としてのウエハに膜を形成するためのガスを導入するガス導入口が設けられ、下方には排気口が設けられている。チャンバの外周囲にはRF電極が取り付けられ、RF電極とサセプタ間には、RF発振器、高周波インピーダンス可変機構(RF−C)を介して高周波電圧が印加される。更にチャンバ内部にはウエハを加熱するためのヒータを備えるステージが設けられており、ステージの表面にはサセプタが取り付けられ、その上にウエハが載置するように構成されている。
例えば、ウエハ上に窒化珪素の薄膜を形成する場合は、ウエハをステージ表面のサセプタの上に置き、ヒータによりウエハを400℃程度に加熱する。ガス導入口からシラン(SiH)や窒素(N)ガスを導入する。RF電極とサセプタ間に高周波電圧を印加すると、チャンバ内に導入された気体が放電プラズマを発生し、加熱されているウエハ上に堆積する。このとき、高周波インピーダンス可変機構(RF−C)のインピーダンスを変化させることにより、ウエハ表面に入射するイオンのエネルギーを制御することができる。また、処理時間を制御することにより、ウエハ上に所定の膜厚の窒化珪素(Si)膜を形成することができる。
特開2002−124479号公報 特開2003−59848号公報
上記で説明したようなCVD処理装置においては、ウエハを載置して加熱するためにステージが用いられるが、通常、このステージに設けられる加熱手段は、抵抗加熱を利用したものが多く、例えば、炭化珪素(SiC)ヒータのようなセラミックヒータが用いられる。また、近年では、ウエハを従来より高い温度、例えば、700℃〜800℃に加熱して成膜することが行われている。
しかし、セラミックヒータは、半導体プロセスのように高いクリーン度が要求される工程においては、次のような問題がある。即ち、セラミックヒータは、700℃〜800℃のような高温に加熱した状態で、プラズマ中に置かれると、セラミックの微小な凹凸や間隙に吸着されていた不純物が放出し、それがウエハに吸着されて汚染や不良の原因となる。このようなウエハの汚染は、通称コンタミと呼ばれる。
本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、従来のセラミックヒータに代えて、ウエハ等の被加熱物を高温に加熱することができると共に、加熱中に不純物の発生による被加熱物の汚染を防止することを可能にした加熱ステージを提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するために、次のような手段を採用した。
第1の手段は、加熱ステージとして、被加熱物を支持する領域を有する表面を備えるとともに、減圧または不活性ガスで充填された内部空間を有するガラス製のステージ部と、上記内部空間に配置された加熱手段としてのランプと、上記ランプに給電するとともに、上記内部空間と外部とを遮断する、上記ステージ部と一体に形成されるコネクタ部とを備えることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、上記ランプは、両端に封止部を有するとともに管型封体の内部にフィラメントを有し、該ランプの封止部は、上記被加熱物を支持する領域を有する表面とは反対方向に屈曲していることを特徴とする。
第3の手段は、第1の手段または第2の手段において、上記ランプと上記コネクタ部との電気的接続は、上記ランプの封止部と上記コネクタ部からの配線をコイル状の接合部材に差し込むことによって行われることを特徴とする。
第4の手段は、第1の手段ないし第3の手段のいずれか1つの手段において、上記ステージ部の被加熱物を支持する領域を有する表面に、高周波電圧を印加するための電極を備え、該電極の配線は、上記ステージ部に設けられた貫通孔を通り、該配線の外径とほぼ等しい内径を有するコイル状の給電線に差し込まれることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ステージ部がガラス製であるので、不純物が吸着されず、高温に加熱されても、不純物の発生がなく、ウエハ等の被加熱物への汚染の問題が無くなる。また、ランプが配置されるステージ部の内部空間は、外部と遮断されているので、ランプやランプの配線からの汚染も無くなる。
請求項2に記載の発明によれば、ランプの非発光部がステージ部の上面に対面する割合が少なくなり、被加熱物を均一に加熱することが可能となる。また、隣合うランプの発光部を接近して配置することができ、非発光部がステージ部表面に対面する割合を少なくして、被加熱物を均一に加熱することができる。更に、ステージ部の上面とは反対側に設けられたコネクタ部の方向にランプからの配線を揃えやすくなり、束線や接続等の処理作業が容易となる。
請求項3に記載の発明によれば、コイルの中に、ランプの封止部と上記コネクタ部からの配線を挿入すると、コイルの伸縮により、両配線が確実に接触して保持され、両配線はコイルの弾性によって外れることなく接続が保持される。また、接続部材を適正な長さに設定することにより、十分な接触面積を確保することができ、接触不良等の問題がなくなり、ランプに安定して電力を供給することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ステージ部の貫通孔に配線を通すことにより、サセプタを簡便に取り付けることが可能となる。また貫通孔を通った配線が加熱ステージの裏面側から外に出て、配線と給電線との接続は、ガラスからなる接続部において、配線の外径とほぼ等しい内径を有する給電線のコイル中に差し込んで電気的に接続することができる。またサセプタは、RFプラズマ処理を繰り返すつれて消耗するので、交換する必要があるが、配線はコイルに差し込まれているだけであるので、着脱自在であり、交換が容易である。
本発明の一実施形態を図1乃至図12を用いて説明する。
図1は、図12に示されるようなCVD処理装置に用いられる本発明に係る加熱ステージの概要を示す正面断面図である。
同図において、1は加熱ステージ、2は材質が石英ガラス等で構成され、上部にウエハ等の被加熱物を載置する平らな表面を有すると共に、真空または不活性ガスが封入された密閉された内部空間を有するステージ本体、3はステージ本体2の内部空間に設けられ、効率良く赤外線を放射する複数のハロゲンランプ等からなる加熱手段としてのランプ、4はステージ本体2内部の上部とランプ3間に設けられるカーボンプレート等からなる均熱板、5はランプ3の下部に設けられる、ランプ3から放射される光を均熱板4側に反射する光反射板、6はランプリード線、7はリード線、8はランプリード線6とリード線7を接続する接続部材、9は外部電源に接続される外部給電線、10はリード線7と外部給電線9とを接続するコネクタ部、11は高周波電圧を印加するRF電極であるサセプタ、12はウエハ等の被加熱物、13は光反射板5に設けられたランプ封止部31を貫通する貫通孔である。
ステージ本体2の内部空間は、本実施例においては窒素により13.3kPaの圧力でパージされており、これによって、加熱中にランプ3の温度が上昇しても、後述するランプ3のランプ封止部31に用いられているシール箔32の酸化が防止される。
また、ステージ本体2がガラス製であるので、不純物が吸着されず、高温に加熱されても、不純物の発生がなく、ウエハへの汚染の問題が無くなる。また、ランプ3が配置されるステージ本体2の内部空間は、外部と遮断されているので、ランプやランプの配線からの汚染も無くなる。
図2は、ランプ3の構造を示す斜視図である。
同図において、31はシール箔32を介してフィラメント34とランプリード線6とを接続すると共に、管型封体の伸びる方向に対して直角方向に屈曲し、ステージ本体2の上部表面とは反対側に伸びる方向に配置されるランプ封止部、32はモリブデン箔等からなるシール箔、33はガラス製の筒からなるバルブまたは封体、34はバルブ33内に挿入されたフィラメント、35はサポーターである。
なお、バルブ33内にはハロゲンガスが封入されており、また、このような管型封体の両端にシール部を有するランプをダブルエンドタイプという。
ランプ3両端のランプリード線6に通電すると、フィラメント34が赤熱して赤外線を放射する。フィラメント34から放射された赤外線は、ステージ本体2の上部表面に設けられた均熱板4に照射され、さらに均熱板4からウエハ等の被加熱物12を均一に加熱する。
図3はランプ3のランプ封止部31を屈曲する利点を説明する図である。
図3(a)は、本発明に係るランプ3の構成を示す図、図3(b)は、本発明に係るランプ3と対比するためのランプの構成を示す図である。
ここで、ランプ3の赤外線を放射する部分を発光部、実質的に光を放射しないランプ封止部31を非発光部と呼ぶと、仮に、図3(b)に示すようなランプの非発光部が、ステージ本体2の表面と対面していると、被加熱物12の非発光部に対応する部分が加熱しにくくなり、均一に加熱されにくくなる。それに対して、図3(a)に示すように、ランプ封止部31をステージ本体2の上面とは反対側に曲げると、非発光部がステージ本体2の上面に対面する割合が少なくなり、被加熱物12を均一に加熱することが可能となる。また、ランプ封止部31が屈曲していると、隣合うランプ3の発光部を接近して配置することができ、上記と同様に、非発光部がステージ本体2表面に対面する割合を少なくして、被加熱物12を均一に加熱することができる。更に、ステージ本体2の上面とは反対側に設けられたコネクタ部10の方向にランプ3からのランプリード線6の配線を揃えやすくなり、束線や接続等の処理作業が容易となる。
図4は、図1の加熱ステージ1を上部表面側からみたランプ3の配置を示す図である。
同図に示すように、内側に複数の封体が直管状のランプ3を並べ、その外側に複数の円環状のランプ3を同心円状に配置したものである。
通常、被加熱物12であるウエハは、オリフラまたはノッチ部を除けば円形であるので、円形の領域を加熱できるようにランプ3を配置する。
円環状のランプ3は、円を2分割した半円形、あるいは4分割した形状のものを組み合わせ、円環状になるように配置している。1つのランプで円を形成してもよいが、径が大きくなると、封体の長さが長くなり、製造が難しくなるので、分割して短くしている。勿論4分割以上に分割したランプを用いてもよい。更に、同図において、直管状ランプ3を配置した部分をその外側と同じように、円環状ランプ3を同心円状に配置してもよい。また、径の小さい小面積のウエハであれば、1本のランプの封体を渦巻状に形成し、1本のランプのみで構成するようにしてもよい。
また、被加熱物12は、加熱中側面から熱が放射されるので、中央部に比べて周辺部の温度が低くなりやすい。そのため、加熱手段に用いる複数のランプ3は、図示されていない電力制御手段により複数のゾーンに分けて電力制御するとよい。例えば、図4のようにランプ3が配置されている場合、内側の直管状のランプ群と、外側の円環状のランプ群とで、別々に電力制御する。ウエハのような被加熱物12は、周辺部の温度が低くなりやすいので、中央部に対して周辺部がどの程度温度が下がるかを予め実験して測定しておき、その結果に基づいて、外側の円環状ランプ群を内側の直管状ランプ群に比べて出力が大きくなるように入力電力を制御する。各ランプ3は直列に接続されており、複数のランプを1つのゾーンとして電力制御が可能である。
次に、光反射板5の詳細について図1を用いて説明する。
同図に示すように、光反射板5は、ランプ3のステージ本体2の上面とは反対側に設けられ、その材質は赤外領域の光を効率良く反射すると共に、700℃以上の耐熱性を有し、ランプリード線6に近接して設けられることから、ショートの問題がないことを考慮した高純度アルミナ製のセラミック板が用いられる。なお、光反射板5はセラミック板でなく、例えば、石英等のガラス板の表面に高純度アルミナを塗布等によって形成したものを用いてもよい。
光反射板5には、屈曲したランプ封止部31が通る貫通孔13が設けられている。ランプ封止部31をこの貫通孔13に通すことにより、ランプ3からの光がランプ封止部31に照射されるのを防ぎ、ランプ封止部31の温度上昇を抑えることができる。
セラミック板を光反射板とすることにより、ランプ3からステージ本体2の上面とは反対方向に放射される光をステージ本体2の上面方向に反射し、被加熱物12の加熱の効率を上げることができる。
次に、均熱板4の詳細について図1を用いて説明する。
同図に示すように、被加熱物12を均一に加熱したい場合は、ランプ3とステージ本体2上面との間に均熱板4を設けるとよい。ランプ3からの光は均熱板4に照射され、ステージ本体2上面に載置された被加熱物12は、この均熱板4からの輻射によって加熱される。均熱板4に用いられるカーボンプレートは熱伝導性が高く、ランプ3の発光部がない部分にも熱を伝え、全体的に均一に温度上昇させることができる。そのため、被加熱物12を均一に加熱することができる。
次に、コネクタ部10の詳細を図5を用いて説明する。
同図に示すように、コネクタ部10には、通す配線の数分の貫通孔101が開けられている。外部給電線9とリード線7とはシール箔102を介してシールされ、端子103が形成される。端子103の基本的な構造はランプ3のシール部と同様であり、また端子103の材質はステージ本体2と同様にガラスから構成される。端子103のリード線7は貫通孔101に挿入され、端子103とステージ本体2の底部とが溶着104され、コネクタ部10は密閉される。
次に、ランプリード線6とリード線7との接続方法について図6乃至図8を用いて説明する。
図6に示すように、ステージ本体2は、ステージ部21とコネクタ部10に分けて作成される。同図に示すように、ステージ部21からはランプ3に接続されたランプリード線6が外に出ており、コネクタ部10からはリード線7が外に出ている。ランプリード線6とリード線7との接続は、接続部材8を間に挟んで、ステージ部21とコネクタ部10を近づけ、ランプリード線6とリード線7を接続部材8の両側に差し込み接続部材8のコイル81において接続し、図8に示すように、ステージ部21の端部とコネクタ部10の端部とを溶着し密閉する。
図7(a)は、接続部材8の1部の構成を示す図、図7(b)はランプリード線6とリード線7とを接続部材8において接続した状態を示す図である。
接続部材8は、図7(a)に示すように、1ヶ所の接続に対して、1個の中空のガラス管82とその中に挿入されたコイル81とから構成される。コイル81の内径は、ランプリード線6とリード線7が同時に挿入できる大きさとし、ガラス管82の内径はコイル81を挿入したとき、コイル81が抜け落ちない程度の大きさとする。図7(b)に示すように、コイル81の中に、ランプリード線6とリード線7を挿入すると、コイル81の伸縮により、ランプリード線6とリード線7とが確実に接触して保持され、ガラス管82は他の配線と接触しないように働く。このように、ランプリード線6とリード線7とはコイル81の弾性によって外れることなく接続が保持され、また、接続部材8の長さは、例えば、150mmあるので、十分な接触面積を確保することができる。そのため、接触不良等の問題を発生することなくランプ3に電力を供給できる。
このような接続手段をとる理由は、加熱手段に用いるランプ3は大きな電流を流せるように、容量の大きな太い配線が使われ、その分絶縁のための被覆も厚く硬くなる。そのため、ランプリード線6とリード線7を接続し、配線を巻きながらステージ部21内に収納することが困難である。従って、2つの配線を曲げることなく接続し、内部に収納可能な接続部材8を用いたものである。
次に、被加熱物12を加熱ステージ1に載置する機構を図9を用いて説明する。
CVD処理装置のような装置においては、ウエハのような被加熱物12を加熱ステージ1に効率よく取り付けたり、取り外すことが必要であり、本発明の加熱ステージ1では、被加熱物12を加熱ステージ1に取り付けたり、取り外すための搬送機構が設けられている。
被加熱物12を加熱ステージ1に取り付けるために、まず、図9(a)に示すように、搬送フィンガー14によって、被加熱物12を加熱ステージ1上面に搬送する。次に、図9(b)に示すように、加熱ステージ1にはピン16が貫通して昇降することが可能な貫通孔が設けられており、ピン16が駆動機構15により貫通孔内を上昇して、搬送フィンガー14から被加熱物12を受け取る。次に、ピン16が下降して加熱ステージ1表面に被加熱物12が載置される。被加熱物12を加熱ステージ1から取りだす場合は、上記の動作の逆動作の手順となる。
次に、サセプタ11(RF電極)の詳細を図10を用いて説明する。
同図に示すように、サセプタ11の形状は被加熱物12の形状に応じた形状で構成され、サセプタ11の裏面側には高周波を印加するRF電極配線111が取り付けられている。加熱ステージ1には、サセプタ11のRF電極配線111が通る貫通孔112が設けられており、この貫通孔112にRF電極配線111を通すことにより、サセプタ11を簡便に取り付けることが可能となる。貫通孔112を通ったRF電極配線111が加熱ステージ1の裏面側から外に出てきて、給電線113に接続される。RF電極配線111と給電線113との接続は、ガラスからなる接続部114において、RF電極配線111の外径とほぼ等しい内径を有する給電線113のコイル115中に差し込んで電気的に接続する。サセプタ11は、RFプラズマ処理を繰り返すつれて消耗するので、交換する必要がある。ここでサセプタ11のRF電極配線111は、コイル115に差し込まれているだけであるので、着脱自在であり、交換が容易である。
次に、本発明に係る加熱ステージでウエハを加熱した時の実験結果を図11を用いて説明する。
なお、加熱ステージ1の構造は、基本的には図1に示すものと同じであるが、ランプ3の本数は33本、反射板5を使用したが、均熱板4は使用していない。被加熱物12として、φ200mmのウエハを使用し、設定温度760℃で加熱した時の表面9点の温度を熱電対で測定したものである。9点の平均温度は767℃で、温度分布の幅は+13.5℃〜−20.4℃、面内ばらつきは±2.2%であった。
図12に示すようなCVD処理装置に用いられる本発明に係る加熱ステージの概要を示す正面断面図である。 ランプ3の構造を示す斜視図である。 ランプ3の構成を示す図および本発明のランプ3と対比するためのランプの構成を示す図である。 図1の加熱ステージ1を上表面側からみたランプ3の配置を示す図である。 コネクタ部10の詳細な構成を示す図である。 ランプリード線6とリード線7との接続方法を説明する図である。 ランプリード線6とリード線7との接続方法を説明する図である。 ランプリード線6とリード線7との接続方法を説明する図である。 被加熱物12を加熱ステージ1に載置する機構を説明する図である。 サセプタ11(RF電極)の詳細を説明する図である。 本発明の加熱ステージでウエハを加熱した時の実験結果を説明する図である。 化学気相堆積(CVD)処理装置の概要を示す図である。
符号の説明
1 加熱ステージ
2 ステージ本体
21 ステージ部
3 ランプ
31 ランプ封止部
32 シール箔
33 バルブ(封体)
34 フィラメント
35 サポーター
4 均熱板
5 光反射板
6 ランプリード線
7 リード線
8 接続部材
81 コイル
82 ガラス管
9 外部給電線
10 コネクタ部
101 貫通孔
102 シール箔
103 端子
104 溶着
11 サセプタ
111 RF電極配線
112 貫通孔
113 給電線
114 接続部
115 コイル
12 被加熱物
13 貫通孔
14 搬送フィンガー
15 駆動機構
16 ピン

Claims (4)

  1. 被加熱物を支持する領域を有する表面を備えるとともに、減圧または不活性ガスで充填された内部空間を有するガラス製のステージ部と、上記内部空間に配置された加熱手段としてのランプと、上記ランプに給電するとともに、上記内部空間と外部とを遮断する、上記ステージ部と一体に形成されるコネクタ部とを備えることを特徴とする加熱ステージ。
  2. 上記ランプは、両端に封止部を有するとともに管型封体の内部にフィラメントを有し、該ランプの封止部は、上記被加熱物を支持する領域を有する表面とは反対方向に屈曲していることを特徴とする請求項1に記載の加熱ステージ。
  3. 上記ランプと上記コネクタ部との電気的接続は、上記ランプの封止部と上記コネクタ部からの配線をコイル状の接合部材に差し込むことによって行われることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加熱ステージ。
  4. 上記ステージ部の被加熱物を支持する領域を有する表面に、高周波電圧を印加するための電極を備え、該電極の配線は、上記ステージ部に設けられた貫通孔を通り、該配線の外径とほぼ等しい内径を有するコイル状の給電線に差し込まれることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つの請求項に記載の加熱ステージ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015094022A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 トヨタ自動車株式会社 プラズマcvd装置

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