JP2005149970A - 小型携帯電気機器用燃料電池および小型携帯電気機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 酸化剤極で発生する水が酸化剤ガス流路中に溜まることなく、酸化剤ガスの供給を安定して行うことができ、連続的に且つ安定して発電することができる小型携帯電気機器用燃料電池を提供する。
【解決手段】 複数の電極膜接合体(MEA)9を有し、該電極膜接合体9間に複数の酸化剤ガス流路7を有するセパレータ8が配置された小型携帯電気機器用燃料電池であって、前記セパレータ8に酸化剤ガス流路7が電極膜接合体9の辺16に対して平行にならない様に形成されている小型携帯電気機器用燃料電池。
【選択図】 図5
【解決手段】 複数の電極膜接合体(MEA)9を有し、該電極膜接合体9間に複数の酸化剤ガス流路7を有するセパレータ8が配置された小型携帯電気機器用燃料電池であって、前記セパレータ8に酸化剤ガス流路7が電極膜接合体9の辺16に対して平行にならない様に形成されている小型携帯電気機器用燃料電池。
【選択図】 図5
Description
本発明は、小型携帯電気機器用の燃料電池およびそれを用いた小型携帯電気機器に関する。
燃料電池は、発電装置として効率が良いことから近年注目を集めている。特に最近ではビデオカメラ、ノートPC等の小型携帯電気機器への燃料電池の応用が期待されている。
燃料電池は、リン酸型燃料電池、溶融炭酸塩型燃料電池、直接メタノール型燃料電池(DMFC)、直接水素型燃料電池(DHFC)等様々な種類の電池が挙げられるが、特に小型機器に適した燃料電池は固体高分子型燃料電池(PEFC)であり、直接水素型燃料電池(DHFC)、直接メタノール型燃料電池(DMFC)である。
燃料電池は、リン酸型燃料電池、溶融炭酸塩型燃料電池、直接メタノール型燃料電池(DMFC)、直接水素型燃料電池(DHFC)等様々な種類の電池が挙げられるが、特に小型機器に適した燃料電池は固体高分子型燃料電池(PEFC)であり、直接水素型燃料電池(DHFC)、直接メタノール型燃料電池(DMFC)である。
直接メタノール型燃料電池の小型機器への応用例としては特許文献1が挙げられる。特許文献1に開示されている直接メタノール型電池(DMFC)の例を図11および図12に示す。
図11において、燃料収納スペース40より、多孔質材で充填されている燃料拡散室34を通じて燃料電池本体32にメタノールが供給される。カートリッジ33は水収納スペース41、燃料収納スペース40の2室に分離されており、水回収室35からの水を水収納スペース41に収納する。また、この燃料電池は酸化剤ガスをスタックに対し垂直方向に流すように構成され、燃料となるメタノールはセル部を囲む多孔質体によってスタックの外周面よりセル部に供給するように構成されており、酸化剤ガスの流れを阻害することなく、毛管力によりセル部に円滑にメタノールの供給を行うことができる。
図12は電池の要部の一部切り欠き斜視図であり、25はセパレータであり、上下方向に酸化剤流路が形成されている。酸化剤ガスは下部より供給され上部に排出され、酸化剤側電極に接し、化学反応を起こして水を生成する。
しかしながら、燃料電池においては、化学反応により酸化剤極側電極上に水が生成するが、その生成した水により酸化剤ガス流路が詰まり、ガス流が妨げられ、セル部において一部発電反応を生じなくなり、その結果、十分な電力を電気機器に供給できなくなるなどの課題を有していた。特にデジタルカメラ、PDAなどのモバイル機器など屋外で主に用いることの多い携帯機器に用いる場合は、運搬時、使用時に小型携帯電気機器は様々な向きに置かれ、装着されている燃料電池もそれに伴い、様々な方向を向く。特に、カメラは撮影時、縦、あるいは横にしたりして使用することが往々にしてあり、使い方によっては生成した水を十分に排除することが困難になり、流路を塞ぐ場合がある。
小型携帯電気機器に用いる燃料電池は、できるだけ小さく軽量に構成することはもちろん重要であるが、酸化剤極で発生する水が、酸化剤ガス流路中に溜まらないようにし、ガスの供給を滞りなく行なえるようにすることが、それ以上に重要である。特にカメラなど機器の向きが、ノートPCと異なり、その使用時に一定でない機器にとっては重要な課題である。
特開平6−188008号公報(第8−16頁)
本発明は、この様な背景技術に鑑みてなされたものであり、小型携帯電気機器に用いる燃料電池において、酸化剤極で発生する水が酸化剤ガス流路中に溜まることなく、酸化剤ガスの供給を安定して行うことができ、連続的に且つ安定して発電することができる小型携帯電気機器用燃料電池を提供するものである。
また、本発明は、上記の連続的に且つ安定して発電することができる燃料電池を装着した小型携帯電気機器を提供するものである。
本発明は上述の課題を解決するためになされたものである。
すなわち、本発明は、複数の電極膜接合体を有し、該電極膜接合体間に複数の酸化剤ガス流路を有するセパレータが配置された小型携帯電気機器用燃料電池であって、前記セパレータに酸化剤ガス流路が電極膜接合体の辺に対して平行にならない様に形成されていることを特徴とする小型携帯電気機器用燃料電池である。
すなわち、本発明は、複数の電極膜接合体を有し、該電極膜接合体間に複数の酸化剤ガス流路を有するセパレータが配置された小型携帯電気機器用燃料電池であって、前記セパレータに酸化剤ガス流路が電極膜接合体の辺に対して平行にならない様に形成されていることを特徴とする小型携帯電気機器用燃料電池である。
また、本発明は、上記の燃料電池を装着した小型携帯電気機器であって、複数の電極膜接合体を有し、該電極膜接合体間に複数の酸化剤ガス流路を有するセパレータが配置され、前記セパレータに酸化剤ガス流路が電極膜接合体の辺に対して平行にならない様に形成されている燃料電池を、小型携帯電気機器の底面に対し酸化剤流路が平行になる領域を有さない様に装着してなることを特徴とする小型携帯電気機器である。
前記酸化剤ガス流路が直線状の複数の流路からなるのが好ましい。
前記酸化剤ガス流路が直線状の複数の流路からなるのが好ましい。
本発明は、小型携帯電気機器に用いる燃料電池において、酸化剤極で発生する水が酸化剤ガス流路中に溜まることなく、酸化剤ガスの供給を安定して行うことができ、連続的に且つ安定して発電することができる小型携帯電気機器用燃料電池を提供することができる。
また、本発明は、上記の連続的に且つ安定して発電することができる燃料電池を装着した小型携帯電気機器を提供することができる。
また、本発明は、上記の連続的に且つ安定して発電することができる燃料電池を装着した小型携帯電気機器を提供することができる。
本発明の小型携帯電気機器用燃料電池は、複数の電極膜接合体を有し、電極膜接合体間に複数の酸化剤ガス流路を有するセパレータが配置されており、前記セパレータに酸化剤ガス流路が電極膜接合体の辺に対して平行にならない様に形成されている小型携帯電気機器用燃料電池である。
本発明の小型携帯電気機器は、複数の電極膜接合体を有し、電極膜接合体間に複数の酸化剤ガス流路を有するセパレータが配置され、小型携帯電気機器の底面に対し、平行になる領域を有さない酸化剤ガス流路を含むセパレータを有する小型携帯電気機器用燃料電池を装着した小型携帯電気機器である。
本発明の小型携帯電気機器は、酸化剤ガス流路が直線状の複数の流路からなる小型携帯電気機器用燃料電池を装着した小型携帯電気機器である。
このような構成の本発明の小型携帯電気機器によれば、小型携帯電気機器を使用する際に、機器の底面に平行となる領域を有さない酸化剤ガス流路が形成されたセパレータを有する燃料電池を用いることにより、小型携帯電気機器の使用時に、酸化剤ガス流路が重力方向に垂直になる領域がなくなり、電池反応により生成した水の排出がスムーズにできるようになり、酸化剤ガス流路が発電によって生じた水によって塞がれることなく空気を触媒膜に供給することが可能になり、連続的且つ安定に発電することができるようになる。
このような構成の本発明の小型携帯電気機器によれば、小型携帯電気機器を使用する際に、機器の底面に平行となる領域を有さない酸化剤ガス流路が形成されたセパレータを有する燃料電池を用いることにより、小型携帯電気機器の使用時に、酸化剤ガス流路が重力方向に垂直になる領域がなくなり、電池反応により生成した水の排出がスムーズにできるようになり、酸化剤ガス流路が発電によって生じた水によって塞がれることなく空気を触媒膜に供給することが可能になり、連続的且つ安定に発電することができるようになる。
ここでいう底面とは、小型携帯電気機器の使用時において下方向(重力方向)、あるいは下方向を向く主面のことをいう。すなわち図9のカメラを例にとると、矢印で示す面が底面となる。
また複数の直線状の酸化剤ガス流路であるため、屈曲部分がなく排水、酸化剤ガスの流れがスムーズに行われるようになる。流路の幅、深さは、特に制限されるものではないが、幅は2mm〜10mm程度、深さは1mm以上あるのが好ましい。また酸化剤ガス流路の断面形状は矩形でも円形状であっても良い。
また、セパレータは金属板、カーボンを分散させたプラスチック基板等適宜用いることができる。
実施例1
図1は、燃料にメタノールを用いる本発明の小型携帯電気機器用燃料電池の模式図である。小型携帯電気機器用燃料電池は、電池部2、燃料容器4、水回収機構6、燃料容器と電池部をつなぎ燃料を電池部に供給するための燃料供給接続部5、燃料容器側及び電池部側の水回収機構6をつなぐ水回収機構接続部3、燃料を燃料極側電極に均一に拡散させるための燃料拡散機構10から構成されており容器内に収められている。
図1は、燃料にメタノールを用いる本発明の小型携帯電気機器用燃料電池の模式図である。小型携帯電気機器用燃料電池は、電池部2、燃料容器4、水回収機構6、燃料容器と電池部をつなぎ燃料を電池部に供給するための燃料供給接続部5、燃料容器側及び電池部側の水回収機構6をつなぐ水回収機構接続部3、燃料を燃料極側電極に均一に拡散させるための燃料拡散機構10から構成されており容器内に収められている。
容器はメタノールの漏洩がないような構造になっている。電池部はパーフルオロカーボンスルホン酸ポリマー(ナフィオン/デュポン社製)を高分子固体電解質に用い、Pt粒子、Pt/Ru粒子を分散させたカーボンを酸素極側電極、燃料極側電極とし、高分子電解質を両電極で挟持したものを電極膜接合体(MEA)9として用い、燃料極側電極は燃料拡散機構中の多孔質体と接触させることによりメタノールと酸化剤電極は酸化剤ガス流路を介して空気に接するように構成されている。電池はそのセルの発電電圧値が低い場合はリチウム電池などの二次電池と併用することにより、それぞれの機器を駆動できる電圧に設定することもできるが、特開平2002−56855に開示されているように複数個のセルを同極が同じ平面上に並ぶようにしたセルを用いることも可能である。
また、電池部2には、図2に示すようなセパレータを用い、図3に示すような断面構造のセルからなり、その酸化剤ガス流路7は図1に示すような矢印の方向となっている。図3はセルの一部の断面図であり一組の電極膜接合体(MEA)9を示している。MEAはセパレータ及び多孔質材に挟持されている。
図5はMEAを複数積層させたものであり、積層数は小型電気機器の使用電力量により、任意にその数を設定できる。複数のMEA9間に複数の酸化剤ガス流路7を有するセパレータ8が配置され、セパレータ8には酸化剤ガス流路7がMEA9の辺16に対して平行にならない様に傾斜して形成されている。
また、図4において、酸化剤電極側給排部11は水回収機構6と接続されている。
燃料となるメタノールが供給される電池部内には木綿、ガラス繊維等の有機、無機繊維、アクリル、ナイロン等の合成繊維などの多孔質体により充たされた燃料拡散機構10があり、燃料容器と燃料供給部と接続することにより、燃料が燃料極側電極に均一に供給されるようになる。水回収機構6は木綿、ガラス繊維等の有機、無機繊維、アクリル、ナイロン等の合成繊維などの多孔質体により充填され、酸化剤電極側給排部11と接続される。また燃料容器4と電池部2は燃料供給接続部5と水回収機構接続部3により接続され、燃料は燃料極側電極に供給されるようになり、酸化剤極側電極からの排水は水回収機構に貯まる。
燃料となるメタノールが供給される電池部内には木綿、ガラス繊維等の有機、無機繊維、アクリル、ナイロン等の合成繊維などの多孔質体により充たされた燃料拡散機構10があり、燃料容器と燃料供給部と接続することにより、燃料が燃料極側電極に均一に供給されるようになる。水回収機構6は木綿、ガラス繊維等の有機、無機繊維、アクリル、ナイロン等の合成繊維などの多孔質体により充填され、酸化剤電極側給排部11と接続される。また燃料容器4と電池部2は燃料供給接続部5と水回収機構接続部3により接続され、燃料は燃料極側電極に供給されるようになり、酸化剤極側電極からの排水は水回収機構に貯まる。
このような構成にすることによりデジタルカメラなどの小型携帯電気機器の使用時に、機器の方向による酸化剤の供給不足を抑制すると共に排水をスムーズに行うことができる。電池部容器内部には図4に示すようなセル部が納められている。セルの両端の酸化剤ガス流路と接する領域には上下に貫通する酸化剤電極側給排部11が設けられ、酸化剤電極で生成した水が酸化剤ガス流路を通り、酸化剤電極側給排部からセル部外に排出されるようになっている。
図9、図10はこの燃料電池を小型携帯電気機器の燃料電池装着部に装着した模式図であり、図9、図10においてはデジタルカメラを例として挙げているが他の小型携帯電気機器でも同様に用いることができる。小型携帯電気機器であるデジタルカメラの燃料電池装着部に装着後、電気機器の電源を入れることにより不図示の燃料電池に設けられた端子より電力が機器に供給され、撮影などを行うことができる。
実施例2
実施例1ではメタノールを燃料とする燃料電池について述べたが、ここでは水素ガスを燃料とする燃料電池について述べる。発電反応についてはメタノール電池と同様であるので、基本的には実施例1と同様である。図6は、燃料に水素を用いる本発明の小型携帯電気機器用燃料電池の模式図である。小型携帯電気機器用燃料電池は、電池部2、燃料容器4、水回収機構6、燃料容器と電池部をつなぎ燃料を電池部に供給するための燃料供給接続部5、燃料容器側及び電池部側の水回収機構6をつなぐ水回収機構接続部3から構成されている。
実施例1ではメタノールを燃料とする燃料電池について述べたが、ここでは水素ガスを燃料とする燃料電池について述べる。発電反応についてはメタノール電池と同様であるので、基本的には実施例1と同様である。図6は、燃料に水素を用いる本発明の小型携帯電気機器用燃料電池の模式図である。小型携帯電気機器用燃料電池は、電池部2、燃料容器4、水回収機構6、燃料容器と電池部をつなぎ燃料を電池部に供給するための燃料供給接続部5、燃料容器側及び電池部側の水回収機構6をつなぐ水回収機構接続部3から構成されている。
燃料としての水素はLaNi5 などの水素吸蔵合金を用い電池に供給することが可能である。また燃料電池部はパーフルオロカーボンスルホン酸ポリマー(ナフィオン/デュポン社製)を高分子固体電解質に用い、Pt粒子を分散させたカーボンを酸素極側電極、燃料極側電極とし、高分子電解質を両電極で挟持したものを電極膜接合体(MEA)9として用い、それぞれの電極を水素、空気に接するように構成されている。電池はそのセルの発電電圧値が低い場合はリチウム電池などの二次電池と併用することにより、それぞれの機器を駆動できる電圧に設定することもできるが、特開平2002−56855に開示されているように複数個のセルを同極が同じ平面上に並ぶようにしたセルを用いることも可能である。
図7はセルの一部の断面図であり、MEA9はセパレータ8に挟持され、そのMEAが複数積層されている。積層数は小型電気機器の使用電力量により、任意にその数を設定できる。複数のMEA9間に複数の酸化剤ガス流路7を有するセパレータ8が配置され、セパレータ8には酸化剤ガス流路7がMEA9の辺16に対して平行にならない様に傾斜して形成されている。
また、図4と同様に、酸化剤電極側給排部11は水回収機構6と接続されている。燃料は燃料容器と燃料供給部と接続することにより、燃料極側電極に供給される。水回収機構は木綿、ガラス繊維等の有機、無機繊維、アクリル、ナイロン等の合成繊維などの多孔質体により充填され、酸化剤電極側給排部と接続される。また燃料容器と電池部は燃料供給接続部と水回収機構接続部により接続され、燃料が燃料極側電極に供給、酸化剤極側電極からの排水が水回収機構に貯まる。このような構成にすることによりデジタルカメラなどの小型携帯電気機器の使用時に、機器の方向による酸化剤の供給不足を抑制すると共に排水をスムーズに行うことができる。
容器内部には、図4に示すようなセル部が納められている。セルの両端の酸化剤ガス流路と接する領域には上下に貫通する酸化剤電極側給排部が設けられ、酸化剤電極で生成した水が酸化剤ガス流路を通り、酸化剤電極側給排部からセル部外に排出されるようになっている。
図9、図10はこの燃料電池を小型携帯電気機器の燃料電池装着部に装着した模式図であり、図においてはデジタルカメラを例として挙げているが他の小型携帯電気機器でも同様に用いることができる。小型携帯電気機器であるデジタルカメラの燃料電池装着部に装着後、電気機器の電源を入れることにより不図示の燃料電池に設けられた端子より電力が機器に供給され、撮影などを行うことができる。
本発明の燃料電池は、酸化剤極で発生する水が酸化剤ガス流路中に溜まることなく、酸化剤ガスの供給を安定して行うことができ、連続的に且つ安定して発電することができるので、ビデオカメラ、ノートPC等の小型携帯電気機器用の燃料電池として利用することができる。
また、本発明は、上記の連続的に且つ安定して発電することができる燃料電池をビデオカメラ、ノートPC等に装着した小型携帯電気機器として利用することができる。
また、本発明は、上記の連続的に且つ安定して発電することができる燃料電池をビデオカメラ、ノートPC等に装着した小型携帯電気機器として利用することができる。
1 小型携帯電気機器用燃料電池
2 電池部
3 水回収機構接続部
4 燃料容器
5 燃料供給接続部
6 水回収機構
7 酸化剤ガス流路
8 セパレータ
9 電極膜接合体(MEA)
10 燃料拡散機構
11 酸化剤電極側給排部
12 小型携帯用電気機器
13 燃料電池装着部
14 多孔質材
15 燃料流路
16 辺
17 セル
18 酸化剤ガス流路の方向
21 電解質板
22 燃料極
23 酸化剤極
24 起電部
25 セパレータ
26 スタック
27 溝
30 液体燃料導入路
31 燃料導入路構成部材
2 電池部
3 水回収機構接続部
4 燃料容器
5 燃料供給接続部
6 水回収機構
7 酸化剤ガス流路
8 セパレータ
9 電極膜接合体(MEA)
10 燃料拡散機構
11 酸化剤電極側給排部
12 小型携帯用電気機器
13 燃料電池装着部
14 多孔質材
15 燃料流路
16 辺
17 セル
18 酸化剤ガス流路の方向
21 電解質板
22 燃料極
23 酸化剤極
24 起電部
25 セパレータ
26 スタック
27 溝
30 液体燃料導入路
31 燃料導入路構成部材
Claims (4)
- 複数の電極膜接合体を有し、該電極膜接合体間に複数の酸化剤ガス流路を有するセパレータが配置された小型携帯電気機器用燃料電池であって、前記セパレータに酸化剤ガス流路が電極膜接合体の辺に対して平行にならない様に形成されていることを特徴とする小型携帯電気機器用燃料電池。
- 前記酸化剤ガス流路が直線状の複数の流路からなる請求項1記載の小型携帯電気機器用燃料電池。
- 請求項1または2記載の燃料電池を装着した小型携帯電気機器であって、複数の電極膜接合体を有し、該電極膜接合体間に複数の酸化剤ガス流路を有するセパレータが配置され、前記セパレータに酸化剤ガス流路が電極膜接合体の辺に対して平行にならない様に形成されている燃料電池を、小型携帯電気機器の底面に対し酸化剤流路が平行になる領域を有さない様に装着してなることを特徴とする小型携帯電気機器。
- 前記酸化剤ガス流路が直線状の複数の流路からなる請求項3記載の小型携帯電気機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003387754A JP2005149970A (ja) | 2003-11-18 | 2003-11-18 | 小型携帯電気機器用燃料電池および小型携帯電気機器 |
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JP2003387754A JP2005149970A (ja) | 2003-11-18 | 2003-11-18 | 小型携帯電気機器用燃料電池および小型携帯電気機器 |
Publications (1)
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JP2003387754A Pending JP2005149970A (ja) | 2003-11-18 | 2003-11-18 | 小型携帯電気機器用燃料電池および小型携帯電気機器 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007042325A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-15 | Canon Inc | 電子機器 |
-
2003
- 2003-11-18 JP JP2003387754A patent/JP2005149970A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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