JP2005149254A - 印刷制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】セキュリティ上の問題からハードディスク内のデータを復元不可能な状態に完全消去することを目的とし、且つこれに伴う処理速度の低下を防ぐことを目的とする。
【解決手段】第一及び第二の接続手段と、第1の接続手段を通じて受信し、記憶手段に記憶された印刷データを復元不可能な状態に消去する完全消去手段と、前記完全消去手段を実施するタイミングを指定する完全消去タイミング指定手段と、前記完全消去手段を実施する前記記憶媒体内の範囲を指定する完全消去範囲指定手段と、前記完全消去タイミング指定手段と前記完全消去範囲指定手段によって設定された条件に基づいて前記記憶媒体の完全消去を実施する自動完全消去手段とからなる印刷制御装置で行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、記憶装置を具備し、印刷データのスプール、印刷データの一時保管、印刷済みデータの保持等が可能な印刷制御装置に関し、画像データのセキュリティを重視する分野に適用される。
図6は従来の画像形成システムの構成図である。
図6において、5001は第一の接続手段である第一のLAN(Local Area Network)、5004はコンピュータ装置であるところの印刷クライアント、5006は画像データを紙などの記録メディアへ印刷する能力を有する画像形成装置、5007は印刷の制御を司る印刷制御装置、5008は第二接続手段である第二のLANである。
第一のLAN5001上にはこの他にも、印刷クライアントや、その他の役割を担うコンピュータ装置、画像形成装置であるところのプリンタ装置、サーバコンピュータ装置、リピータやHUBなどのネットワークを構成するための中継装置、などが接続されていることが考えられるが、ここではそれらを省略して記述している。
初めに、既存の印刷プロトコルを用いて、印刷クライアント5004がPDL(Page Description Language)印刷データを生成し、このデータが印刷制御装置5007を介して画像形成装置5006へ送られ、画像形成装置5006によって印刷されるまでの手順を説明する。
印刷クライアント5004から印刷制御装置5007へ、印刷データを送信するまでの手順を、図8のフローチャートを用いて以下に説明する。
印刷クライアント5004はNIC(Network Interface Card)などにより第一のLAN5001へ接続するための手段を持ったコンピュータ装置であり、印刷すべきデータを処理または生成するソフトウェアが少なくとも1つは内部にインストールされている。オペレータは印刷クライアント5004を操作し、ステップS5401でそのソフトウェアを起動し、ステップS5402で印刷すべきデータの生成や編集を行う。こうして印刷すべきデータの準備が整うとオペレータは、ステップS5403で起動中のソフトウェアから印刷の開始を命令する。ソフトウェアはこの印刷命令を受け付けると、ステップS5404でプリンタドライバを起動し、オペレータに印刷制御の設定を促す画面を表示する。図7で示した図が、プリンタドライバの印刷制御画面の例である。
図7において5101はプリンタドライバのウィンドウ画面、5102は印刷対象となるプリンタを選択するためのGUI(Graphic User Interface)、5103は選択したプリンタの詳細情報を表示するためのPropertyボタン、5104は印刷枚数を指定するためのGUI、5105は印刷する用紙のサイズを指定するためのGUI、5106は印刷するページの範囲を指定するためのGUI、5017は印刷する用紙の向きを指定するためのGUI、5108は印刷するための紙を給紙する場所を指定するためのGUI、5109は印刷した紙を排紙する場所を指定するためのGUI、5110はステイプラによって針を留める位置を指定するためのGUI、5111は両面印刷か片面印刷かを指定するためのGUI、5112は印刷する解像度を指定するためのGUI、5113は印刷する倍率を指定するためのGUI、5114はページレイアウトを指定するためのGUI、5115はウォーターマークや透かし文字などを指定するためのGUI、5116は印刷を開始するためのOKボタン、5117は印刷を中止するためのCancelボタン、5118はファイリングのための穴開け動作を指定するためのGUI、5119は紙をZ字状に折って排紙するための制御を行うGUI、5120は製本印刷の実行を制御するためのGUI、5121はボックスプリントを指定するためのGUI、5122はボックスプリントを行う場合に画像データを保存するボックス番号を指定するGUIである。
オペレータはステップS5405で、図7で示したプリンタドライバの各種GUIを用いて、印刷制御情報の設定を行い、印刷をする意志が有れば、OKボタン5116を押下し、ソフトウェアに対して印刷の開始を促す。またもし、印刷を行う意志が無くなった場合は、Cancelボタン5117を押下し、ソフトウェアに対してプリンタドライバの終了を促す。オペレータの意志はステップS5406のオペレータ入力判定で判定され、もしCancelと判定された場合は、ソフトウェアは直ちにプリンタドライバのウィンドウをクローズして、ステップS5402に戻り、印刷すべきデータの編集画面を再表示する。
また、ステップS5406のオペレータ入力判定で、OKと判定された場合は、ステップS5407で、印刷すべきデータを例えばPS(Post Script : Adobe社登録商標)など印刷制御装置5007が解釈可能なデータ形式に変換するためのPDL(Page Description Language)変換を行う。こうして印刷すべき画像データは印刷データとなり、ステップS5408で印刷制御装置5007への送信が行われる。この時に印刷クライアント5004と印刷制御装置5007の間では、例えば通信プロトコルにはTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)、印刷プロトコルにはLPD(Line Printer Daemon)プロトコルが用いられる。LPDプロトコルについてはRFC1179で詳しく述べられているので、ここではその説明を割愛する。
任意の通信プロトコル及び印刷プロトコルを用いて印刷データを送信する印刷クライアント5004は、最小転送ブロック毎に、ステップS5409で全データの送信が終了したか否かの確認を行い、まだ終了していない場合はステップS5408へ戻って、次の転送ブロックの送信を行う。もし、ステップS5409で全データの送信が終了したと判定された場合は、ステップS5410でオペレータに対して、印刷が終了した旨を通知するウィンドウを表示すると共に、処理を終了するか継続するかの判定を促すGUIを表示する。この判定はステップS5411で行われ、処理を継続する場合は、ステップS5402に戻り、印刷すべきデータの編集画面を再表示する。また、処理を終了する場合は、ステップS5412でソフトウェアの終了が行われる。
続いて印刷制御装置5007が、印刷クライアント5004から送信された印刷データを受信し、この受信したデータを画像データに展開して画像形成装置5006へ送り、画像形成装置5006によって紙などの記録メディアに印刷されるまでの手順を説明する。
図9は従来の印刷制御装置5007の構成を表した内部ブロック図である。図9において5007は本発明の印刷制御装置、5501は第一のLAN5001との低位レイヤレベルの接続を司るNIC(Network Interface Card)部、5502は受信した印刷言語(PDL)或いは特定の(JBIGなどで圧縮された)データフォーマットをラスタイメージ化するためのRIP処理部、5503はラスタイメージ化されたデータを画像形成装置5006がサポートする印刷データ或いはデータフォーマットに変換するためのエンコード部、5504は第二のLAN5008との低位レイヤレベルの接続を司るNIC部、5505はNIC部101で受信した印刷データを一時的に保存(スプール)したり、印刷済みデータの保管、印刷履歴情報の保管などの目的に利用されるHDD部、5506はRIP部5502が画像展開処理に利用するためのメモリ部(1)、5507は印刷制御装置全体の制御を司るCPU部、5508はCPU部5507がデータの一時保存領域として利用するメモリ部(2)、5509は印刷制御装置の操作を行うための操作部、5510はオペレータに画像や文字によって情報を伝えるための表示部である。
図10は印刷制御装置5007が、印刷クライアント5004から送信された印刷データを受信し、この受信したデータを画像データに展開して画像形成装置5006へ送信するまでの手順を示したフローチャートである。
印刷クライアント5004が第一のLAN5001を介して印刷制御装置5007と通信する場合、例えば通信プロトコルにTCP/IPプロトコルが用いられる。TCP/IPプロトコルを用いた通信では、データ通信を開始する前に、二つのホスト間でコネクションを開設する必要があるため、印刷クライアント5004は印刷制御装置5007に対して接続要求(SYNビットがオンのTCPセグメント)を送信する。この接続要求は第一のLAN5001を経由して、印刷制御装置5007のNIC部5501へ送られる。NIC部5501では初めにステップS5601でこの接続要求の監視を行い、もし接続要求が検出された場合は、TCP/IPプロトコルで定められた正規の手順に従って、ステップS5602でコネクションの開設を行う。こうして印刷クライアント5004と印刷制御装置5007の2点間でコネクションが確立すると、印刷クライアント5004は例えば印刷プロトコルの1つであるLPDプロトコルを用いて、印刷データを印刷制御装置5007へ送信する。
LPDプロトコルを用いた印刷データは、TCP/IPプロトコルのポート515番を用いて、印刷クライアント5004から印刷制御装置5007へ送られる。印刷制御装置5007では、ステップS5603でこの印刷データを受信しつつ、受信中のデータを一旦、ステップS5604でHDD部5505へスプールを行い、ステップS5605で全データの受信が終了したか否かの判定を行う。このとき、まだ全データの受信が終了していないと判断された場合は、再びステップS5603に戻り、ステップS5603からステップS5605を繰り返すが、ステップS5605で全データの受信が終了したと判断されたならば、CPU部5507の指示により、NIC部5501はTCP/IPプロトコルに定められた正規の手順に則って、ステップS5606でコネクションのクローズを行う。
こうして印刷クライアント5004から送られてきた印刷データの受信が終了すると、HDD部5505にスプールされた印刷データを読み出され、RIP部5502へと送られる。この読み出したデータはPDL(Page Description Language)と呼ばれるページ記述言語の状態であり、このままでは印刷データとして扱えないため、ステップS5607でRIP(Raster Image Processing)処理を行い、PDLデータをラスタ画像データに変換する処理を行う。こうしてラスタ画像データになったデータは、ステップS5608で、画像形成装置5006が認識可能な画像データ形式へとエンコードされ、NIC部5504によって、ステップS5609で、画像形成装置5006へと送信される。
この送信されたデータは、第二のLAN5008を介して、画像形成装置5006へと送られ、画像形成装置5006の所定の処理が施され、紙などの記録メディアへ、画像の印刷が行われる。
以上の処理によって画像の印刷が終了すると、CPU部5507はステップS5610で、印刷済みのデータをHDD部5505のスプーラ(印刷キュー)から、印刷済みキューへ転送する。この印刷済みキューは、過去に印刷したデータを再び印刷する場合に、再度、印刷クライアント5004から印刷データを送信しなくても良いように設けられたキューであり、オペレータは印刷クライアント5004からの遠隔指示や、印刷制御装置5007に設けられた操作部5509からの指示によって、印刷済みキューの中に保管された画像データを、再度、記録メディアに印刷することができる。
続いてCPU部5507はステップS5611で、印刷の履歴情報を保存するための印刷ログファイルに印刷ログを記録する。この印刷ログは、HDD部5505上に作成されたファイルであり、このファイルには、印刷者名、印刷データ名、印刷開始時間、印刷終了時間、印刷データ容量、印刷枚数、印刷用紙サイズ、印刷データに関するコメントなど、印刷に関わる関連情報が履歴情報として保存される。
次に、ボックスプリントと呼ばれる機能について、簡単に説明する。ボックスプリントは、印刷クライアントから送られた印刷データを直ぐに画像形成装置5006へ送り、紙などの記録メディアに印刷するのでは無く、一旦、印刷制御装置5007に設けられた記憶領域へ保存し、印刷制御装置5007上の操作部5509から直接オペレータの指示があった場合のみ、記憶領域に保存された印刷データを印刷する機能である。この記憶領域は一般にHDD部5505に設けられ、複数の印刷データを保存できるようにするために、記憶領域毎にボックス番号を割り当てて管理している。
印刷クライアント5004は、ボックスプリントを行う場合、図7のプリンタドライバのウィンドウ画面に示したボックスプリントを指定するためのGUI5121をチェックし、ボックス番号を指定するGUI5122に希望するボックス番号を設定し、印刷制御装置5007に対してボックスプリントの指示を行う。この指示を受け取った印刷制御装置5007は、受信した印刷データを画像形成装置5006へは送信せず、HDD部5505に設けられたボックスプリント用記憶領域に印刷データを保存する。もしオペレータによって、操作部5509を用いて、ボックスプリント用記憶領域に保存されたデータの印刷指示があった場合は、CPU部5507は前述の手順を用いて、HDD部5505から印刷データを読み出し、画像形成装置へ画像データを送信することによって、紙などの記録媒体に画像を印刷する。
最後に、HDD部5505に記憶された印刷データ、履歴情報などを消去する従来の手法について説明しておく。HDD部5505に一時的に記憶された印刷データや履歴情報は、そのまま蓄積させておくとHDD部5505のリソースを消費するため、ユーザの指示や、特定のアルゴリズムに従って消去される。HDD部5505のデータを削除する典型的な手法は、そのデータ自身は消去せずに、データ管理テーブルに含まれるポインタ情報のみを削除する方法である。
また、昨今ではセキュリティの観点から、HDD部5505のデータ部に対し、残留磁気を除く目的で、0及び1のデータを複数回重ね書きする方法が用いられる場合もある。
上述したような技術に関する特許文献として特許文献1や特許文献2がある。
特開2000−108425 特開2001−111798
上記従来例のような画像形成システムにおけるデータ消去方法を考えてみると、データ部に新しいデータが上書きされるまでの間は実データが存在している時間が発生するので、データの復元が絶対不可能な状態とはいえず、今後の情報セキュリティの更なる強化を見据えると、上記のような問題に対して積極的に取り組んで対処した方がより好ましいと思われる。
また、データ部に0及び1を複数回上書きし、残留磁気を除く手法はセキュリティの観点から安全性が高いと言えるが、HDD部5505に対するアクセスが通常の何倍にもなり、印刷制御装置としての処理速度が低下する可能性がある。
更に、これらのデータ消去のタイミングをユーザの指示に依存した場合、ユーザが指示を行わず(或いは指示を忘れて)、夜間などに装置が無人状態で放置された場合、HDD部5505内のデータは未防御状態となり、万が一HDD部5505の盗難が起きるようなトラブルを想定してみると、内部に記憶された重要情報が外部に洩れるおそれが発生したりするかもしれない等、考えるべき問題がある。
本発明によれば、記憶媒体に記憶された印刷データを復元不可能な状態に消去する完全消去手段と、前記完全消去手段を実施するタイミングを指定する完全消去タイミング指定手段と、前記完全消去手段を実施する前記記憶媒体内の範囲を指定する完全消去範囲指定手段と、前記完全消去タイミング指定手段と前記完全消去範囲指定手段によって設定された条件に基づいて前記記憶媒体の完全消去を実施する自動完全消去手段とを具備した印刷制御装置を提供する。
以上説明したように本発明によれば、記憶媒体の完全消去を、予めオペレータによって指定されたタイミングと範囲に基づいて実施することにより、印刷制御装置としての処理速度の低下を防ぐ効果がある。同時に、完全消去の実行が(予め指定された条件に基づいて)自動的に実施されるため、完全消去の指示を忘れたために記憶媒体に保存されたデータが危険にさらされるなどの問題が解消される効果がある。
図1は、本発明を適用した画像形成システムのシステム構成図である。
図1において、101は第一の接続手段である第一のLAN(Local Area Network)、104はコンピュータ装置であるところの印刷クライアント、106は画像データを紙などの記録メディアへ印刷する能力を有する画像形成装置、107は印刷の制御を司る印刷制御装置、108は第二接続手段である第二のLANである。
第一のLAN101上には、この他にも印刷クライアントとなり得る複数のコンピュータ装置、画像形成装置であるところのプリンタ装置、サーバコンピュータ装置、ネットワークを構成するためのリピータやHUBなどの中継装置などが接続されていることが考えられるが、ここでは、それらを省略して記述している。
図2は、本発明の印刷制御装置107の電気的な構成を示すブロック図である。図2において107は本発明の印刷制御装置、201は第一のLAN1001との低位レイヤレベルの接続を司るNIC(Network Interface Card)部、202は受信した印刷言語(PDL)或いは特定の(JBIGなどで圧縮された)データフォーマットをラスタイメージ化するためのRIP処理部、203はラスタイメージ化されたデータを画像形成装置106がサポートする印刷データ或いはデータフォーマットに変換するためのエンコード部、204は第二のLAN108との低位レイヤレベルの接続を司るNIC部、205はNIC部201で受信した印刷データを一時的に保存(スプール)したり、印刷済みデータの保管、印刷履歴情報の保管などの目的に利用されるHDD部、206はRIP部202が画像展開処理に利用するためのメモリ部(1)、207は印刷制御装置全体の制御を司るCPU部、208はCPU部207がデータの一時保存領域として利用するメモリ部(2)、209は印刷制御装置の操作を行うための操作部、210はオペレータに画像や文字によって情報を伝えるための表示部である。
図3はHDD部205を用途別に分割した利用方法を表した図である。
301は、HDD部205の管理情報を記憶するための管理情報領域、303は、画像形成装置106の個体を識別するための個体識別番号を保存する領域、304は、印刷制御装置107を制御するためのプログラムを格納するためのプログラム領域、305は、CUP部207が処理中にデータの一時的な保管領域として利用することが可能なキャッシュ領域、306は、印刷前のデータを印刷クライアントから受信するためのスプールエリアとして利用するための印刷キュー領域、307は、印刷が終了した印刷データを保存しておくための印刷済みデータ保存領域、308は、ボックスプリントの印刷データを保存しておくための保存領域、309は、印刷ログを保存するための印刷ログデータ保存領域である。
上述した図1、図2及び図3と各フローチャートを用いて、本発明の動作フローを以下に説明する。
図4は本発明の完全消去タイミング指定手段及び、完全消去範囲指定手段の処理手順を示したフローチャートである。この処理は操作部209及び表示部210を介してオペレータの指示によって実行される。
初めに印刷制御装置107はステップS401で表示部210にHDD部205の完全消去を実施する実行日時を指定する意思があるか否かの確認を行う。オペレータがこれに対し、指定する意思がある旨の入力を操作部209に対して行うと、続いてステップS402で実行日時の入力モードに移行し、操作部209を介してオペレータからの実行日時の指定を受け付け、入力された実行日時情報はCPU部207によってメモリ部208に記憶され、次のステップであるS403へ移行する。もしステップS401でオペレータが実行日時を指定する意思が無かった場合は、ステップS402は実行されずにステップS403へ移行する。
続いてステップS403で表示部210にHDD部205の完全消去を実施されるまでの無アクセス時間を指定する意思があるか否かの確認を行う。オペレータがこれに対し、指定する意思がある旨の入力を操作部209に対して行うと、続いてステップS404で無アクセス時間の入力モードに移行し、操作部209を介してオペレータからの実行日時の指定を受け付け、入力された無アクセス時間情報はCPU部207によってメモリ部208に記憶され、次のステップであるS405へ移行する。もしステップS403でオペレータが無アクセス時間を指定する意思が無かった場合は、ステップS402は実行されずにステップS403へ移行する。
続いてステップS405で表示部210にシャットダウン時におけるHDD部205の完全消去の実施を指定する意思があるか否かの確認を行う。オペレータがこれに対し、指定する意思がある旨の入力を操作部209に対して行うと、続いてステップS406でCPU部207によってメモリ部208にこの指示が記憶(フラグのセットが実行)され、次のステップであるS408へ移行する。もしステップS405でオペレータが無アクセス時間を指定する意思が無かった場合は、ステップS407でCPU部207によってメモリ部208にこの指示が記憶(フラグのリセットが実行)され、次のステップであるS408へ移行する。
続いてステップS408では、表示部210にHDD部205における完全消去を実施する実施範囲を入力させる画面を表示する。ここで指定される範囲は、図3で示した領域毎に指定することが可能であり、完全消去の対象となる(完全消去の実施が可能な)領域は、印刷キュー領域306、印刷済みデータ保存領域307、ボックスプリント保存領域308、印刷ログデータ保存領域309である。オペレータによって操作部209からの実施範囲の指定が終了すると、ステップS409でCPU部207によってメモリ部208にこの範囲が記憶され、完全消去タイミング及び、完全消去範囲の指定処理が終了する。
続いて、HDD部205の完全消去を自動的に実施する自動完全消去手段を図5のフローチャートを用いて説明する。
初めにステップS501では、上述した完全消去タイミング指定手段によって指定された条件と合致したか否かの確認が行われ、もしこの条件と合致しない場合は、この条件が満たされるまでステップS501が繰り返し実行される。もしステップS501でこの条件が合致したと判定された(指定されたタイミングになったと判定された)場合は、前述した完全消去範囲指定手段で指定された範囲に従い、HDD部205の完全消去が実施される。この時実施される完全消去の手法は、例えば従来例で説明した、データ部に0及び1を複数回上書きし、HDD部205に記憶されていたデータの残留磁気を取り除く手法が用いられる。
本発明の実施形態に関わる画像形成システムの構成図。 本発明の、画像形成システムを構成する、印刷制御装置107の内部ブロック図。 HDD部205を用途別に分割した利用方法を表した図。 本発明の完全消去タイミング指定手段及び、完全消去範囲指定手段の処理手順を示したフローチャート。 本発明の自動完全消去手段を示したフローチャート。 従来の画像形成システムを表す構成図。 従来のプリンタドライバの印刷制御画面の例を示した図。 印刷クライアント5004から印刷制御装置5007へ、印刷ジョブを送信するまでの手順を示すフローチャート。 印刷制御装置5007の内部ブロック図。 印刷制御装置5007が、印刷クライアント5004から送信された印刷ジョブを受信し、受信したデータを画像形成装置5006に送信して印刷の処理を促し、印刷制御処理を終了するまでの手順を示すフローチャート。
符号の説明
101 第一のLAN
104 印刷クライアント
106 画像形成装置
107 印刷制御装置
108 第二のLAN
201 NIC部
202 RIP部
203 エンコード部
204 NIC部
205 HDD部
206 メモリ部(1)
207 CPU部
208 メモリ部(2)
209 操作部
210 表示部

Claims (5)

  1. 印刷クライアントと接続するための第一の接続手段と、前記第一の接続手段を介して前記印刷クライアントから送られてくる印刷データを受信するための受信手段と、前記受信手段によって受信した印刷データを記憶媒体に記憶する記憶手段と、前記記憶手段によって記憶された印刷データを記憶媒体から読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段によって得られた印刷データから画像データを生成するための展開手段と、
    画像形成装置と接続するための第二の接続手段と、前記展開手段によって生成された画像データを、前記第二の接続手段を介して前記画像形成装置へ送信するための送信手段とを具備する印刷制御装置において、
    前記記憶手段に記憶された印刷データを復元不可能な状態に消去する完全消去手段と、前記完全消去手段を実施するタイミングを指定する完全消去タイミング指定手段と、前記完全消去手段を実施する前記記憶媒体内の範囲を指定する完全消去範囲指定手段と、前記完全消去タイミング指定手段と前記完全消去範囲指定手段によって設定された条件に基づいて前記記憶媒体の完全消去を実施する自動完全消去手段と、を具備する事を特徴とした印刷制御装置。
  2. 前記完全消去タイミング指定手段は、前記完全消去手段を実施する日時を指定することを特徴とした請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 前記完全消去タイミング指定手段は、前記記憶媒体へのアクセスが一定時間行われなかった時に前記完全消去手段を実施するための待ち時間を指定することを特徴とした請求項1記載の印刷制御装置。
  4. 前記完全消去タイミング指定手段は、前記印刷制御装置のシャットダウン処理中に実施するか否かを指定することを特徴とした請求項1記載の印刷制御装置。
  5. 前記完全消去範囲指定手段は、前記完全消去手段が実施される前記記録媒体の範囲を指定することを特徴とした請求項1記載の印刷制御装置。
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