JP2006092115A - 印刷システム、印刷制御プログラム、印刷方法、および電子デバイス - Google Patents

印刷システム、印刷制御プログラム、印刷方法、および電子デバイス Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザに対する煩わしさを生じさせずに、印刷物の機密性を保持でき、かつシステムの導入にあたって高いコストを要しない印刷システム、印刷制御プログラム、印刷方法、および電子デバイスを提供する。
【解決手段】 印刷ジョブ送信装置としてのPCは、機密印刷用の印刷制御プログラムが記録されたUSBメモリが装着されることによって、パスワードを含む機密印刷制御データを自動的に生成して(S107)、USBメモリに記録する(S109)。そして、USBメモリがユーザによってPCから取り外されて持ち運ばれ、プリンタコントローラへ装着されることによって、印刷ジョブ受信装置としてのプリンタコントローラは、受信した印刷ジョブのうち、ユーザが送信した機密印刷の対象とされる印刷ジョブを、USBメモリに記録された機密印刷制御データに基づいて特定する。
【選択図】図6

Description

本発明は、印刷システム、印刷制御プログラム、印刷方法、および電子デバイスに関し、特に、機密印刷に用いられる印刷システム、印刷制御プログラム、印刷方法、および電子デバイスに関する。
LANなどのネットワーク上にPC(パーソナルコンピュータ)とプリンタとが接続されたシステムにおいて、PCは、ネットワークを介してプリンタに印刷ジョブを送信して印刷させることができる。 しかし、ユーザがPCから印刷ジョブの送信を指示した後、プリンタで印刷物を取得するまでの間、その印刷物を他人に見られてしまうおそれがあり、機密保持上好ましくない場合がある。この問題を解決するために、印刷ジョブを送信したユーザの認証のために、ユーザにPCにおいてパスワードを入力させて当該パスワードを印刷ジョブに設定し、当該印刷ジョブを受信したプリンタにおいて、再度ユーザに同一パスワードを入力させて印刷処理を実行させる技術がある。この場合、ユーザに対して、パスワードの入力や、PCからプリンタに移動する間におけるパスワードの記憶といった煩わしさを与える。また、ユーザが、パスワードを記憶する代わりに、紙など視認性のある記録媒体にパスワードを記録した場合、記録した瞬間にパスワード盗用の恐れが生じる。
一方、あらかじめ固定的な認証情報として登録されたパスワードをUSB(Universal Serial Bus)メモリとPCとに記憶させておき、ユーザによってUSBメモリがPCに装着されたときに、USBメモリとPCとの両者に記憶されているパスワードに基づいてユーザの認証を行なう技術がある(特許文献1)。これにより、ユーザによるパスワードの入力を省略することができる。
特開2002−312326号公報
しかしながら上記従来技術において、USBメモリは、USBメモリ単体でユーザの認証が実現可能なものではない。そのため、実際の運用には、固定的な認証情報をあらかじめ登録・運用するためのサーバシステムやデータベースが必要となり、既存の環境を大幅に変更することを要し、システムの導入のためのコストが高くなり得る。また、上記従来技術は、ユーザの認証技術にすぎず、機密印刷については何ら開示されていない。
本発明は、上記従来技術の有する問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、ユーザに対する煩わしさを生じさせずに、印刷物の機密性を保持でき、かつシステムの導入にあたって高いコストを要しない印刷システム、印刷制御プログラム、印刷方法、および電子デバイスを提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1) 印刷ジョブ送信装置と、当該印刷ジョブ送信装置と通信可能な印刷ジョブ受信装置と、前記印刷ジョブ送信装置および前記印刷ジョブ受信装置にそれぞれ設けられた接続ポートに接続可能なインタフェース端子を具備する記録媒体とを有する印刷システムであって、前記記録媒体には、ユーザによる機密印刷の選択を検知する第1の検知手順と、ユーザによる機密印刷の選択が検知された場合、機密印刷の対象となる印刷ジョブに対してパスワードを含む機密印刷用の印刷制御データを設定する設定手順と、設定された印刷制御データを記録媒体内の所定の記憶領域に書き込む書き込み手順とを前記印刷ジョブ送信装置に実行させ、前記印刷制御データが記録媒体内の所定の記憶領域に書き込まれているか否かを検知する第2の検知手順と、前記印刷ジョブ受信装置が受信した印刷ジョブのうち、検知された前記印刷制御データに対応する前記機密印刷の対象となる印刷ジョブを特定する特定手順とを前記印刷ジョブ受信装置に実行させるための印刷制御プログラムが記録され、前記印刷データ送信装置は、前記記録媒体が接続されたときに、前記第1の検知手順、前記設定手順、および前記書き込み手順を実行する第1の実行手段と、前記機密印刷の対象となる印刷ジョブを前記印刷ジョブ受信装置に送信する送信手段とを有し、前記印刷データ送信装置は、前記印刷ジョブ送信装置から送信された前記機密印刷の対象となる印刷ジョブを受信する受信手段と、前記記録媒体が接続されたときに、前記第2の検知手順および前記特定手順を実行する第2の実行手段とを有することを特徴とする印刷システム。
(2) 前記印刷制御プログラムは、前記機密印刷の対象となる印刷ジョブが特定されたときに、前記印刷ジョブ受信装置の表示部に、特定された前記機密印刷の対象となる印刷ジョブの一覧を表示させる表示手順と、前記一覧に表示された前記機密印刷の対象となる印刷ジョブのうち、ユーザの選択に基づいて、印刷を実行する印刷ジョブや印刷を中止する印刷ジョブを決定する決定手順とを前記印刷ジョブ受信装置にさらに実行させることを特徴とする(1)に記載の印刷システム。
(3) 前記印刷制御プログラムは、記録媒体内の所定の記憶領域に書き込まれた印刷制御データのうち、印刷を中止すると決定された印刷ジョブまたは印刷が終了された印刷ジョブに対応する印刷制御データを削除する削除手順を前記印刷ジョブ受信装置にさらに実行させることを特徴とする(2)に記載の印刷システム。
(4) 前記インタフェース端子の規格は、USBであることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1つに記載の印刷システム。
(5) 印刷ジョブ送信装置、および当該印刷ジョブ送信装置と通信可能な印刷ジョブ受信装置を制御する印刷制御プログラムであって、ユーザによる機密印刷の選択を検知する第1の検知手順と、ユーザによる機密印刷の選択が検知された場合、機密印刷の対象となる印刷ジョブに対してパスワードを含む機密印刷用の印刷制御データを設定する設定手順と、設定された印刷制御データを記録媒体内の所定の記憶領域に書き込む書き込み手順とを前記印刷ジョブ送信装置に実行させ、前記印刷制御データが記録媒体内の所定の記憶領域に書き込まれているか否かを検知する第2の検知手順と、前記印刷ジョブ受信装置が受信した印刷ジョブのうち、検知された前記印刷制御データに対応する前記機密印刷の対象となる印刷ジョブを特定する特定手順とを前記印刷ジョブ受信装置に実行させることを特徴とする印刷制御プログラム。
(6) 前記機密印刷の対象となる印刷ジョブが特定されたときに、前記印刷ジョブ受信装置の表示部に、特定された前記機密印刷の対象となる印刷ジョブの一覧を表示させる表示手順と、前記一覧に表示された前記機密印刷の対象となる印刷ジョブのうち、ユーザの選択に基づいて、印刷を実行する印刷ジョブや印刷を中止する印刷ジョブを決定する決定手順とを前記印刷ジョブ受信装置にさらに実行させることを特徴とする(5)に記載の印刷制御プログラム。
(7) 記録媒体内の所定の記憶領域に書き込まれた印刷制御データのうち、印刷を中止すると決定された印刷ジョブまたは印刷が終了された印刷ジョブに対応する印刷制御データを削除する削除手順を前記印刷ジョブ受信装置にさらに実行させることを特徴とする(6)に記載の印刷制御プログラム。
(8) (5)〜(7)のいずれか1つに記載の印刷制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(9) 前記印刷ジョブ送信装置および前記印刷ジョブ受信装置にそれぞれ設けられた接続ポートに接続可能なUSB端子を具備することを特徴とする(8)に記載の記録媒体。
(10) 印刷ジョブ送信装置と、当該印刷ジョブ送信装置と通信可能な印刷ジョブ受信装置と、前記印刷ジョブ送信装置および前記印刷ジョブ受信装置にそれぞれ設けられた接続ポートに接続可能なインタフェース端子を具備する記録媒体とを用いた印刷方法であって、印刷ジョブ送信装置が、記録媒体に記録されている印刷制御プログラムを読み込む第1の読み込みステップと、前記印刷ジョブ送信装置が、前記印刷制御プログラムに従って、ユーザによる機密印刷の選択を検知する第1の検知ステップと、前記印刷ジョブ送信装置が、前記印刷制御プログラムに従って、ユーザによる機密印刷の選択が検知された場合、機密印刷の対象となる印刷ジョブに対してパスワードを含む機密印刷用の印刷制御データを設定する設定ステップと、前記印刷ジョブ送信装置が、前記印刷制御プログラムに従って、設定された印刷制御データを記録媒体内の所定の記憶領域に書き込む書き込みステップと、印刷ジョブ受信装置が、記録媒体に記録されている印刷制御プログラムを読み込む第2の読み込みステップと、前記印刷ジョブ受信装置が、前記印刷制御プログラムに従って、前記印刷制御データが記録媒体内の所定の記憶領域に書き込まれているか否かを検知する第2の検知ステップと、前記印刷ジョブ受信装置が、前記印刷制御プログラムに従って、前記印刷ジョブ受信装置が受信した印刷ジョブのうち、検知された前記印刷制御データに対応する前記機密印刷の対象となる印刷ジョブを特定する特定ステップとを有することを特徴とする印刷方法。
(11) 前記印刷ジョブ受信装置が、前記印刷制御プログラムに従って、前記機密印刷の対象となる印刷ジョブが特定されたときに、前記印刷ジョブ受信装置の表示部に、特定された前記機密印刷の対象となる印刷ジョブの一覧を表示させる表示ステップと、前記印刷ジョブ受信装置が、前記印刷制御プログラムに従って、前記一覧に表示された前記機密印刷の対象となる印刷ジョブのうち、ユーザの選択に基づいて、印刷を実行する印刷ジョブや印刷を中止する印刷ジョブを決定する決定ステップとをさらに有することを特徴とする(10)に記載の印刷方法。
(12) 前記印刷ジョブ受信装置が、前記印刷制御プログラムに従って、記録媒体内の所定の記憶領域に書き込まれた印刷制御データのうち、印刷を中止すると決定された印刷ジョブまたは印刷が終了された印刷ジョブに対応する印刷制御データを削除する削除ステップをさらに有することを特徴とする(11)に記載の印刷方法。
(13) 前記インタフェース端子の規格は、USBであることを特徴とする(10)〜(12)のいずれか1つに記載の印刷方法。
(14) 印刷ジョブ送信装置、および当該印刷ジョブ送信装置と通信可能な印刷ジョブ受信装置にそれぞれ設けられた接続ポートに接続可能なインタフェース端子を具備した電子デバイスであって、前記印刷ジョブ送信装置に接続されたときに、ユーザによる機密印刷の選択を検知する第1の検知手段と、ユーザによる機密印刷の選択が検知された場合、機密印刷の対象となる印刷ジョブに対してパスワードを含む機密印刷用の印刷制御データを設定する設定手段と、設定された印刷制御データを電子デバイス内の所定の記憶領域に書き込む書き込み手段と、前記印刷ジョブ受信装置に接続されたときに、前記印刷制御データが電子デバイス内の所定の記憶領域に書き込まれているか否かを検知する第2の検知手段と、前記印刷ジョブ受信装置が受信した印刷ジョブのうち、検知された前記印刷制御データに対応する前記機密印刷の対象となる印刷ジョブを特定する特定手段とを有することを特徴とする電子デバイス。
(15) 前記機密印刷の対象となる印刷ジョブが特定されたときに、前記印刷ジョブ受信装置の表示部に、特定された前記機密印刷の対象となる印刷ジョブの一覧を表示させる表示手段と、前記一覧に表示された前記機密印刷の対象となる印刷ジョブのうち、ユーザの選択に基づいて、印刷を実行する印刷ジョブや印刷を中止する印刷ジョブを決定する決定手段とをさらに有することを特徴とする(14)に記載の電子デバイス。
(16) 電子デバイス内の所定の記憶領域に書き込まれた印刷制御データのうち、印刷を中止すると決定された印刷ジョブまたは印刷が終了された印刷ジョブに対応する印刷制御データを削除する削除手段をさらに有することを特徴とする(15)に記載の電子デバイス。
(17) 前記インタフェース端子の規格は、USBであることを特徴とする(14)〜(16)のいずれか1つに記載の電子デバイス。
本発明によれば、ユーザは、機密印刷を行うにあたって、パスワードなどの認証情報を入力したり記憶する必要がなく、煩わしさを感じることがない。また、ユーザが当該認証情報を紙などの視覚性を有する媒体に記録する必要もないため、印刷の機密性が保持される。
さらに、既存の機器・システムに変更を加えることがなく認証処理を行うことが可能である。これにより、データベースの構築などを必要とせず、システムの導入にあたって高いコストを要しない。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態における印刷システムの全体構成を示すブロック図である。本実施形態にかかる印刷システムは、印刷ジョブ送信装置としてのPC10と、PC10から印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信装置としてのプリンタコントローラ20と、プリンタコントローラ20から印刷ジョブを受信して紙などの印刷媒体に印刷するプリンタ40と、PC10およびプリンタコントローラ20と接続可能とされたUSBメモリ30とを有する。PC10とプリンタコントローラ20とは、ネットワーク50を介して、相互に通信可能に接続されている。ネットワーク50は、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格によりコンピュータやネットワーク機器同士を接続したLAN、あるいはLAN同士を専用線で接続したWAN等からなる。また、プリンタ40は、プリンタコントローラ20と直接接続され、プリンタコントローラ20と通信可能とされている。
また、ネットワーク50に接続される機器の種類および台数は、図1に示す例に限定されない。また、プリンタ40は、ネットワーク50に接続されることにより、プリンタコントローラ20と通信可能とされてもよい。さらに、PC10は、ネットワーク50を介することなく、プリンタコントローラ20と直接機器間で接続(ローカル接続)されていてもよい。
つぎに、上記各機器の構成について説明するが、上記各機器は後述する構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、あるいは、後述する構成要素のうちの一部が含まれていなくてもよい。また、各機器で同様の機能を有する部分については、説明の重複を避けるため、初回のみその説明を行い、2回目以降はその説明を省略する。
図2は、PC10の構成の一例を示すブロック図である。
PC10は、CPU101、ROM102、RAM103、ハードディスク104、ディスプレイ105、入力装置106、ネットワークインタフェース107、およびUSBポート108を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス109を介して相互に接続されている。
CPU101は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理等を行う。ROM102は、PC10の基本動作を制御する各種プログラムやパラメータを格納する。RAM103は、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。ハードディスク104は、オペレーティングシステムを含む各種プログラムや各種データを格納する。
また、ハードディスク104には、文書を作成・編集するためのアプリケーションと、アプリケーションから指示された文書ファイルをプリンタコントローラ20およびプリンタ40が解釈可能な言語(たとえばPostScript(登録商標)などのPDL(Page Description Language:ページ記述言語)に変換するためのプリンタドライバとがインストールされている。このプリンタドライバにより、各種アプリケーションソフトウェアで作成されたドキュメントデータ、定型業務システムからの帳票データ、あるいは画像処理ソフトウェアなどにより作成された画像データなどの各種データに基づいて、印刷ジョブが作成され、当該印刷ジョブは、ネットワーク50を介して、プリンタコントローラ20へ送信される。また、上述したプリンタドライバの1つとして機密印刷対応のプリンタドライバが、PC10にインストールされている。この機密印刷対応のプリンタドライバは、機密印刷の対象となる印刷ジョブに対して、パスワードを含む機密印刷用の印刷制御データの設定を行うことが可能とされる。
ディスプレイ105は、各種の情報を表示する。入力装置106は、マウスなどのポインティングデバイスやキーボードであり、各種の入力を行うために使用される。
ネットワークインタフェース107は、ネットワーク50を介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格が用いられる。
図3は、プリンタコントローラ20の構成の一例を示すブロック図である。
プリンタコントローラ20は、CPU201、ROM202、RAM203、ハードディスク204、ディスプレイ205、入力装置206、ネットワークインタフェース207、およびUSBポート208を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス209を介して相互に接続されている。各構成の機能は、PC10におけるものと同様であるので、説明を省略する。
図4は、USBメモリ30の構成の一例を示すブロック図である。USBメモリ30は、不揮発性メモリ301と、不揮発性メモリ301に接続されるインタフェース端子としてのUSB端子302とを有している。また、USB端子302によって、PC10およびプリンタコントローラ20と接続可能とされる。
不揮発性メモリ301には、プロテクト領域と通常記憶領域との2つの記憶領域がある。プロテクト領域は、データ保護領域として使用可能な領域であり、通常記憶領域は、データの書き込みおよび削除が可能な領域である。
図5は、プリンタ40の構成の一例を示すブロック図である。
プリンタ40は、CPU401、ROM402、RAM403、印刷部404、ネットワークインタフェース405、およびバス406を有する。印刷部404は、プリンタコントローラ20から転送された印刷ジョブを電子写真方式などの印刷方式により用紙などの記録材に印刷する。
次に、図6〜8を参照して、本発明の実施形態におけるPC10で行われる処理について説明する。図6のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、USBメモリ30のプロテクト領域に印刷制御プログラムとして記憶されている。
USBメモリ30がPC10に装着されるに伴い、印刷制御プログラムが、USB30からPC10のCPU101によって読み出されて、自動的に起動される(S101)。次に、通常記憶領域に記録されているプログラム制御用データのチェックを行う(S102)。プログラム制御用データとは、USBメモリ30がPC10に接続され後述する機密印刷制御データがUSBメモリ30に記録されているか否かを示すフラグであり、ステップS102における処理は、前記機密印刷制御データが記録されていないUSBメモリ30がPC10に装着されることを保障するために、接続されたUSBメモリ30に記憶されているプログラム制御データのチェックを行うものである。本実施形態において、プログラム制御用データの値は、USBメモリ30に前記機密印刷制御データが記録されていない初期状態を示す値として1、USBメモリ30に前記機密印刷制御データが記録されている状態を示す値として2が設定される。
なお、上記のプログラム制御用データの値は、当然ながら、1および2以外の任意の数値に設定することができる。また、上記の設定値に代えて、USBメモリ30がPC10またはプリンタコントローラ20に接続されて制御プログラムが起動された回数をプログラム制御用データとすることもできる。
次に、接続されたUSBメモリ30がPC10での処理に対応しているか否かが判断される(S103)。具体的には、上述した通常記憶領域に記録されているプログラム制御用データの数値が1であるか否かが判断される。接続されたUSBメモリ30がPC10での処理に対応していないと判断された場合(S103でNO)、すなわちプログラム制御用データの数値が1ではなく2であると判断された場合、制御プログラムは自動的に終了する。なお、プログラム制御用データの数値に代えて、機密印刷制御用データが通常記憶領域に記録されているか否かを判断の基準とすることができる。
次に、接続されたUSBメモリ30がPC10での処理に対応していると判断された場合(S103でYES)、すなわちプログラム制御用データの数値が1であると判断された場合、USBメモリ30がPC10に装着されているか否かが判断される(S104)。USBメモリ30がユーザによって取り外され、装着されなくなった場合(S104でNO)、プログラムは自動的に終了する。
USBメモリ30が装着されている場合(S104でYES)、下記に示すステップS105以降の処理へ移る。
ここで、ユーザは機密印刷を行うにあたって、USBメモリ30をPC10に装着するとともに、機密印刷の対象となる印刷ジョブの印刷設定およびプリンタコントローラへの送信を行うために、当該印刷ジョブの文書を作成したアプリケーションを介してプリンタドライバを起動する。このプリンタドライバの起動に伴って表示される一般的なウィンドウを図7に示す。図に示すウィンドウにおいて、印刷の部数など、印刷に関する基本的な設定が可能とされ、ウィンドウ上にはプロパティ60の表示がある。このプロパティ60が押されることによって、図8に示す印刷の品質やグラフィックスなど印刷に関する詳細な設定を行うことが可能なウィンドウが表示される。このウィンドウにおいて、ジョブ管理のタブ70が選択されることによって、図に示す機密印刷の設定を行うための画面が表示される。この機密印刷の設定を行うための画面は、上述した機密印刷対応とされたプリンタドライバが起動されることによって表示されるものである。当該画面には、「機密印刷」の文字表示80、ユーザ名およびパスワードの入力を受け付ける入力欄90,100などが表示される。この機密印刷の設定を行うための画面が、ユーザによって表示されたときは、ユーザが機密印刷を行うことを選択したときと解することが出来る。よって、本実施形態において、ユーザが機密印刷を行うことを選択したか否かを判断するために、ディスプレイ105に表示されている画面情報を得ることとした。以下に前記画面情報を得るための処理について述べる。
図6に戻り、ディスプレイ105に表示されている画面情報のキャプチャを行う(S105)。これは、プログラミング言語のアプリケーションキャプチャー命令(OS上で動作しているすべてのオブジェクトの情報を取得できる命令)により、OS上に表示されているウィンドウをチェックすることによって行われる。
次に、ステップS105においてキャプチャした画面情報に、文字表示80が含まれているか否かが判断されることによって、ユーザが機密印刷を行うことを選択したか否かが判断される(S106)。
ユーザが機密印刷を行うことを選択したと判断された場合(S106においてYES)、すなわち文字表示80が画面の情報に含まれていると判断された場合、図8に示すウィンドウにおける入力欄90、100に入力するためのユーザ名およびパスワード、すなわち機密印刷制御データの生成を行う(S107)。ユーザ名およびパスワードの生成は、ランダムな文字列(数字)を発生させることにより行う。
一方、ユーザが機密印刷を行わないことを選択したと判断された場合(S106においてNO)、すなわちキャプチャした画面情報に文字表示80が含まれていないと判断された場合、ステップS104の処理に戻る。
なお、図8に示した画面は例示に過ぎず、機密印刷の設定を行うための画面として、他に様々な画面があり得る。これらの画面上には、親展印刷やジョブ保留など、本実施形態とは異なる機密印刷に関連する文字表示が表示され得る。この場合、上記の判断にあたって、これらの文字表示がキャプチャした画面情報に含まれているか否かを判断することとできる。
次に、機密印刷の設定を行うための画面における入力項目に文字列の書き込みを行う(S108)。これは、ステップS107において自動生成したユーザ名およびパスワードを、それぞれに対応する入力欄に表示させるものであり、プログラミング言語のキー入力送信命令(キーボード入力の代わりに、データをオブジェクトに送信する命令)によって行われる。この書き込みによって、生成されたユーザ名およびパスワードである機密印刷制御データが、機密印刷の対象とされる印刷ジョブの中に、印刷設定情報として含まれることとなる。
次に、生成した機密印刷制御データを、USBメモリ30内の通常記憶領域に記録する(S109)。また、この機密印刷制御データが記録されたことに伴って、プログラム制御用データを1から2に変更して通常記憶領域に記録する。
以上で、機密印刷の対象となる一つの印刷ジョブに対するPC10における処理が完了するが、ユーザがPC10において新たな機密印刷の対象となる印刷ジョブの処理を継続して行うことが考えられる。このため、本実施形態において、ステップS109の処理の後に、上述したステップS104の処理に戻すこととしている。この場合、ユーザが機密印刷を行うことを選択するたびに、機密印刷制御データは追加的に生成されてUSBメモリ30に記録される。すなわち、機密印刷制御データは、機密印刷の対象とされる印刷ジョブの一つ一つに対応するように生成されて、USBメモリ30に記録される。
ユーザがPC10において機密印刷処理を完了することとした場合、USBメモリ30はユーザによって取り外されて(S104においてNO)、プログラムは自動的に終了する。
また、ユーザは、PC10からプリンタコントローラ20へ機密印刷の対象となる印刷ジョブを送信する。送信後、ユーザは、プリンタコントローラ20へUSBメモリ30を持って移動し、USBメモリ30をプリンタコントローラ20に装着する。この装着に伴ってプリンタコントローラ20において開始される処理について、図9を用いて以下に説明する。なお、図9のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、USBメモリ30のプロテクト領域に印刷制御プログラムとして記憶されている。
まず、USBメモリ30がプリンタコントローラ20に装着されるに伴い、印刷制御プログラムが、USBメモリ30からCPU201に読み出され自動的に実行される(S201)。
次に、通常記憶領域に記録されているプログラム制御用データのチェックを行う(S202)。これは、機密印刷制御データが記録されているUSBメモリ30がプリンタコントローラ20に装着されることを保障するために、接続されたUSBメモリ30に記憶されているプログラム制御データのチェックを行うものである。
次に、接続されたUSBメモリ30がプリンタコントローラ20での処理に対応しているか否かが判断される(S203)。具体的には、上述した通常記憶領域に記録されているプログラム制御用データの数値が2であるかないかが判断される。すなわち、USBメモリ30に機密印刷制御データが記録されているか否かが判断されることを意味する。
プリンタコントローラ20での処理に対応していないと判断された場合(S203においてNO)、プログラムは自動的に終了する。
プリンタコントローラ20での処理に対応していると判断された場合(S203においてYES)、USBメモリ30がプリンタコントローラ20に装着されているか否かが判断される(S204)。USBメモリ30がユーザによって取り外されて、装着されなくなった場合(S204でNO)、プログラムは自動的に終了する。
USBメモリ30が装着されている場合(S204でYES)、USBメモリ30の通常記憶領域に記録されている機密印刷制御データを読み込む(S205)。
次に、上記読み込みに伴って、USBメモリ30の通常記憶領域内に機密印刷制御データが記録されているか否かが判断される(S206)。印刷制御用データが記録されていない場合(S206においてNO)、プログラムは自動的に終了する。
印刷制御用データが通常記憶領域に記憶されている場合(S206においてYES)、通常記憶領域に記録された機密印刷制御データと、プリンタコントローラ20が受信した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報とから、ユーザがPC10から送信した機密印刷の対象となる印刷ジョブを特定して、特定した印刷ジョブの一覧をディスプレイ205に表示する(S207)。ユーザは、表示された印刷ジョブの一覧から、印刷を実行する印刷ジョブやキャンセルする印刷ジョブを選択する。
次に、上記のユーザの選択に基づいて、印刷を実行すると選択された印刷ジョブについてプリンタ40に転送して印刷を実行させ、一方、印刷処理をキャンセルすると選択した印刷ジョブについて印刷を中止する(S208)。
次に、通常記憶領域に記録されている機密印刷制御データのうち、印刷が実行または中止された印刷ジョブに対応する機密印刷制御データが消去される(S209)。
次に、通常記憶領域内に機密印刷制御データが全て消去されているか否かを判断することによって、全ての機密印刷が終了したか否かが判断される(S210)。
全ての機密印刷が終了していないと判断された場合(S210においてNO)、ステップS204からの処理を開始する。
通常記憶領域内に機密印刷制御データが全て消去され、全ての機密印刷が終了したと判断された場合(S210においてYES)、プログラム制御用データを2から1に変更してUSBメモリ30の通常記憶領域に記録して(S211)、プログラムは自動的に終了する。これは、次回の機密印刷処理のために、USB30がPC10に装着されることを考慮してのものである。
このように本実施形態によれば、印刷ジョブ送信装置としてのPCは、機密印刷用の印刷制御プログラムが記録されたUSBメモリが装着されることによって、パスワードを含む機密印刷制御データを自動的に生成してUSBメモリに記録する。そして、USBメモリがユーザによってPCから取り外されて持ち運ばれ、プリンタコントローラへ装着されることによって、印刷ジョブ受信装置としてのプリンタコントローラは、受信した印刷ジョブのうち、ユーザが送信した機密印刷の対象とされる印刷ジョブを、USBメモリに記録された機密印刷制御データに基づいて特定する。これにより、ユーザは、機密印刷を行うにあたって、パスワードなどの認証情報を、PCやプリンタコントローラあるいはプリンタに入力したり、記憶する必要がなく、煩わしさを感じることがない。また、ユーザがパスワードなどの認証情報を、紙などの視覚性を有する媒体に記録する必要もないため、印刷の機密性が保持される。
さらに、USBメモリに記録された機密印刷制御データと、プリンタコントローラが受信した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報とから、前記機密印刷の対象とされる印刷ジョブを特定するために、既存の機器・システムに変更を加えることがなく機密印刷処理を行うことが可能とされる。これにより、サーバシステムやデータベースの構築などの必要もなく、システムの導入にあたって高いコストを要しない。
加えて、機密印刷制御データであるパスワードおよびユーザ名の生成において、4桁程度の数字しか使えない場合であっても、印刷ジョブを送信したユーザがUSBメモリを物理的に所持していること、4桁の数字には10000通りの組み合わせがあること、さらに印刷処理の実行または中止後に機密印刷制御データはクリアされることによって、当該データは一度限りしか存在しないことの3つの要因により、機密性は確保される。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
例えば、本実施形態において機密印刷用データとして、パスワードとともに、ユーザ名が含まれることとしたが、パスワードのみとすることが出来る。この際には、図8に示す機密印刷の設定を行うための画面において、ユーザ名の入力欄は省略される。
また、USBメモリにCPUなどの制御チップを設け、PCやプリンタコントローラへの装着に伴って、機密印刷用の印刷制御プログラムが前記制御チップにより読み出されて起動されることとしてもよい。
また、本発明における各種処理を行う手段は、専用のハードウェア回路、またはプログラムされたコンピュータのいずれによっても実現することが可能である。さらに、上記印刷制御プログラムを記録する手段は、USBメモリに限定されず、他の記録媒体に適用可能である。
本発明の実施形態における印刷システムの全体構成を示すブロック図である。 PCの構成の一例を示すブロック図である。 プリンタコントローラの構成の一例を示すブロック図である。 USBメモリの構成の一例を示すブロック図である。 プリンタの構成の一例を示すブロック図である。 PCにおける処理の手順を示すフローチャートである。 プリンタドライバの起動に伴って表示される一般的なウィンドウの一例を示す図である。 機密印刷の設定を行うための画面が表示されたウィンドウの一例を示す図である。 プリンタコントローラにおける処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 PC、
20 プリンタコントローラ、
30 USBメモリ、
40 プリンタ、
101,201,401 CPU、
102,202,402 ROM、
103,203,403 RAM、
104,204 ハードディスク、
105,205 ディスプレイ、
106,206 入力装置、
107,207,405 ネットワークインタフェース、
108,208 USBポート、
109,209,406 バス、
301 不揮発性メモリ、
302 USB端子、
404 印刷部。

Claims (17)

  1. 印刷ジョブ送信装置と、当該印刷ジョブ送信装置と通信可能な印刷ジョブ受信装置と、前記印刷ジョブ送信装置および前記印刷ジョブ受信装置にそれぞれ設けられた接続ポートに接続可能なインタフェース端子を具備する記録媒体とを有する印刷システムであって、
    前記記録媒体には、
    ユーザによる機密印刷の選択を検知する第1の検知手順と、
    ユーザによる機密印刷の選択が検知された場合、機密印刷の対象となる印刷ジョブに対してパスワードを含む機密印刷用の印刷制御データを設定する設定手順と、
    設定された印刷制御データを記録媒体内の所定の記憶領域に書き込む書き込み手順とを前記印刷ジョブ送信装置に実行させ、
    前記印刷制御データが記録媒体内の所定の記憶領域に書き込まれているか否かを検知する第2の検知手順と、
    前記印刷ジョブ受信装置が受信した印刷ジョブのうち、検知された前記印刷制御データに対応する前記機密印刷の対象となる印刷ジョブを特定する特定手順とを前記印刷ジョブ受信装置に実行させるための印刷制御プログラムが記録され、
    前記印刷データ送信装置は、
    前記記録媒体が接続されたときに、前記第1の検知手順、前記設定手順、および前記書き込み手順を実行する第1の実行手段と、
    前記機密印刷の対象となる印刷ジョブを前記印刷ジョブ受信装置に送信する送信手段とを有し、
    前記印刷データ送信装置は、
    前記印刷ジョブ送信装置から送信された前記機密印刷の対象となる印刷ジョブを受信する受信手段と、
    前記記録媒体が接続されたときに、前記第2の検知手順および前記特定手順を実行する第2の実行手段とを有することを特徴とする印刷システム。
  2. 前記印刷制御プログラムは、
    前記機密印刷の対象となる印刷ジョブが特定されたときに、前記印刷ジョブ受信装置の表示部に、特定された前記機密印刷の対象となる印刷ジョブの一覧を表示させる表示手順と、
    前記一覧に表示された前記機密印刷の対象となる印刷ジョブのうち、ユーザの選択に基づいて、印刷を実行する印刷ジョブや印刷を中止する印刷ジョブを決定する決定手順とを前記印刷ジョブ受信装置にさらに実行させることを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記印刷制御プログラムは、
    記録媒体内の所定の記憶領域に書き込まれた印刷制御データのうち、印刷を中止すると決定された印刷ジョブまたは印刷が終了された印刷ジョブに対応する印刷制御データを削除する削除手順を前記印刷ジョブ受信装置にさらに実行させることを特徴とする請求項2に記載の印刷システム。
  4. 前記インタフェース端子の規格は、USBであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の印刷システム。
  5. 印刷ジョブ送信装置、および当該印刷ジョブ送信装置と通信可能な印刷ジョブ受信装置を制御する印刷制御プログラムであって、
    ユーザによる機密印刷の選択を検知する第1の検知手順と、
    ユーザによる機密印刷の選択が検知された場合、機密印刷の対象となる印刷ジョブに対してパスワードを含む機密印刷用の印刷制御データを設定する設定手順と、
    設定された印刷制御データを記録媒体内の所定の記憶領域に書き込む書き込み手順とを前記印刷ジョブ送信装置に実行させ、
    前記印刷制御データが記録媒体内の所定の記憶領域に書き込まれているか否かを検知する第2の検知手順と、
    前記印刷ジョブ受信装置が受信した印刷ジョブのうち、検知された前記印刷制御データに対応する前記機密印刷の対象となる印刷ジョブを特定する特定手順とを前記印刷ジョブ受信装置に実行させることを特徴とする印刷制御プログラム。
  6. 前記機密印刷の対象となる印刷ジョブが特定されたときに、前記印刷ジョブ受信装置の表示部に、特定された前記機密印刷の対象となる印刷ジョブの一覧を表示させる表示手順と、
    前記一覧に表示された前記機密印刷の対象となる印刷ジョブのうち、ユーザの選択に基づいて、印刷を実行する印刷ジョブや印刷を中止する印刷ジョブを決定する決定手順とを前記印刷ジョブ受信装置にさらに実行させることを特徴とする請求項5に記載の印刷制御プログラム。
  7. 記録媒体内の所定の記憶領域に書き込まれた印刷制御データのうち、印刷を中止すると決定された印刷ジョブまたは印刷が終了された印刷ジョブに対応する印刷制御データを削除する削除手順を前記印刷ジョブ受信装置にさらに実行させることを特徴とする請求項6に記載の印刷制御プログラム。
  8. 請求項5〜7のいずれか1つに記載の印刷制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 前記印刷ジョブ送信装置および前記印刷ジョブ受信装置にそれぞれ設けられた接続ポートに接続可能なUSB端子を具備することを特徴とする請求項8に記載の記録媒体。
  10. 印刷ジョブ送信装置と、当該印刷ジョブ送信装置と通信可能な印刷ジョブ受信装置と、前記印刷ジョブ送信装置および前記印刷ジョブ受信装置にそれぞれ設けられた接続ポートに接続可能なインタフェース端子を具備する記録媒体とを用いた印刷方法であって、
    印刷ジョブ送信装置が、記録媒体に記録されている印刷制御プログラムを読み込む第1の読み込みステップと、
    前記印刷ジョブ送信装置が、前記印刷制御プログラムに従って、ユーザによる機密印刷の選択を検知する第1の検知ステップと、
    前記印刷ジョブ送信装置が、前記印刷制御プログラムに従って、ユーザによる機密印刷の選択が検知された場合、機密印刷の対象となる印刷ジョブに対してパスワードを含む機密印刷用の印刷制御データを設定する設定ステップと、
    前記印刷ジョブ送信装置が、前記印刷制御プログラムに従って、設定された印刷制御データを記録媒体内の所定の記憶領域に書き込む書き込みステップと、
    印刷ジョブ受信装置が、記録媒体に記録されている印刷制御プログラムを読み込む第2の読み込みステップと、
    前記印刷ジョブ受信装置が、前記印刷制御プログラムに従って、前記印刷制御データが記録媒体内の所定の記憶領域に書き込まれているか否かを検知する第2の検知ステップと、
    前記印刷ジョブ受信装置が、前記印刷制御プログラムに従って、前記印刷ジョブ受信装置が受信した印刷ジョブのうち、検知された前記印刷制御データに対応する前記機密印刷の対象となる印刷ジョブを特定する特定ステップと、
    を有することを特徴とする印刷方法。
  11. 前記印刷ジョブ受信装置が、前記印刷制御プログラムに従って、前記機密印刷の対象となる印刷ジョブが特定されたときに、前記印刷ジョブ受信装置の表示部に、特定された前記機密印刷の対象となる印刷ジョブの一覧を表示させる表示ステップと、
    前記印刷ジョブ受信装置が、前記印刷制御プログラムに従って、前記一覧に表示された前記機密印刷の対象となる印刷ジョブのうち、ユーザの選択に基づいて、印刷を実行する印刷ジョブや印刷を中止する印刷ジョブを決定する決定ステップとをさらに有することを特徴とする請求項10に記載の印刷方法。
  12. 前記印刷ジョブ受信装置が、前記印刷制御プログラムに従って、記録媒体内の所定の記憶領域に書き込まれた印刷制御データのうち、印刷を中止すると決定された印刷ジョブまたは印刷が終了された印刷ジョブに対応する印刷制御データを削除する削除ステップをさらに有することを特徴とする請求項11に記載の印刷方法。
  13. 前記インタフェース端子の規格は、USBであることを特徴とする請求項10〜12のいずれか1つに記載の印刷方法。
  14. 印刷ジョブ送信装置、および当該印刷ジョブ送信装置と通信可能な印刷ジョブ受信装置にそれぞれ設けられた接続ポートに接続可能なインタフェース端子を具備した電子デバイスであって、
    前記印刷ジョブ送信装置に接続されたときに、ユーザによる機密印刷の選択を検知する第1の検知手段と、
    ユーザによる機密印刷の選択が検知された場合、機密印刷の対象となる印刷ジョブに対してパスワードを含む機密印刷用の印刷制御データを設定する設定手段と、
    設定された印刷制御データを電子デバイス内の所定の記憶領域に書き込む書き込み手段と、
    前記印刷ジョブ受信装置に接続されたときに、前記印刷制御データが電子デバイス内の所定の記憶領域に書き込まれているか否かを検知する第2の検知手段と、
    前記印刷ジョブ受信装置が受信した印刷ジョブのうち、検知された前記印刷制御データに対応する前記機密印刷の対象となる印刷ジョブを特定する特定手段と、
    を有することを特徴とする電子デバイス。
  15. 前記機密印刷の対象となる印刷ジョブが特定されたときに、前記印刷ジョブ受信装置の表示部に、特定された前記機密印刷の対象となる印刷ジョブの一覧を表示させる表示手段と、
    前記一覧に表示された前記機密印刷の対象となる印刷ジョブのうち、ユーザの選択に基づいて、印刷を実行する印刷ジョブや印刷を中止する印刷ジョブを決定する決定手段とをさらに有することを特徴とする請求項14に記載の電子デバイス。
  16. 電子デバイス内の所定の記憶領域に書き込まれた印刷制御データのうち、印刷を中止すると決定された印刷ジョブまたは印刷が終了された印刷ジョブに対応する印刷制御データを削除する削除手段をさらに有することを特徴とする請求項15に記載の電子デバイス。
  17. 前記インタフェース端子の規格は、USBであることを特徴とする請求項14〜16のいずれか1つに記載の電子デバイス。
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