JP2005148433A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スぺーサー等の部品点数を削減した液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 本液晶表示装置21における液晶表示部5に、レール状(溝状)のスぺーサー1が差し込まれるようになっている。すると、フレーム7の突片部7aと表ケース9とで、スぺーサー1を挟持した場合、溝状体の側壁板(液晶表示パネル5aの上面5d・下面5eを押圧する各平板1d・1e)における一方(平板1d9)は、表ケース9と液晶表示パネル5aとに挟持され、他方(平板1e)は上記突片部7aを有するフレーム7と液晶表示パネル5aとによって挟持されることになる。そのため、液晶表示パネル5aの表示面(上面5d)と非表示面(下面5e)とに別離したスぺーサー1を設ける必要がない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、緩衝材等により液晶表示パネルを保持する液晶表示装置に関するものである。
従来、一般の液晶表示装置では、図13・図14に示すように、樹脂にて一体成型されたフレーム57に取り付けられる両面テープ等の粘着材60が、液晶表示部(液晶表示パネル)55を支持し、さらに、液晶表示装置の外装である表ケース59が、液晶表示部55の表示面側から取り付けられている。
このような、従来の液晶表示装置71であれば、液晶表示部55の表示欠陥や、ゴミ・異物等の混入という問題が生じた場合、解決するには煩雑な作業が必要となる。つまり、液晶表示部55が両面テープ等の粘着材60にて接着固定されているため、修正作業のとき、フレーム57から液晶表示部55の剥離が難しく、液晶表示パネル55の割れやフレーム57の破損等が生じる場合がある。また、剥離しやすくするために、恒温槽などに5分から10分程度、液晶表示装置71を投入し両面テープ等の粘着材60の接着力を低下させる手段もあるが、これでは、修正作業に長時間かかるという問題が生じる。
そこで、特許文献1では、図15に示すように、粘着材を使用することなく、フレーム57の液晶表示部55の支持部分に設けられたスぺーサー71eと、表ケース59の液晶表示部55の押圧部分に設けられたスぺーサー71dとによって、その液晶表示部55を保持するようにしている。つまり、両スペーサー71(71d・71e)によって、液晶表示部55を挟持するようになっている。
特開平8−179283号公報(請求項1、段落〔0021〕参照)
しかしながら、上記特許文献1では、液晶表示部(液晶表示パネル)55の各辺(4辺)のうち、少なくとも対向する2辺部に接する表ケース59・フレーム57にスぺーサー71(71d・71e)を設ける必要がある。つまり、少なくとも4つのスぺーサーを設ける必要がある。そのため、部品点数が多くなるとともに、液晶表示装置の組み立て効率(作業効率)が低下してしまうという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、スぺーサー等の部品点数の削減を図り、作業効率よく製造できる液晶表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の液晶表示装置は、液晶表示パネルに取り付けられた固定部を、内壁に突片部を有する枠体と、液晶表示装置の外装部とによって挟持する液晶表示装置であって、上記固定部が、溝状体である。
上記の構成によると、上記固定部が、溝状体であることから液晶表示パネルの側端部を挟持することができる。つまり、溝を構成する内面が、液晶表示パネルの側端部における上面(表示面)・側面・下面(非表示面)と接触するようになっている。(固定部が液晶表示パネルに差し込まれるようになっている)。
そのため、上記枠体の突片部と上記外装部とで、固定部を挟持した場合、溝状体の側壁板(液晶表示パネルの上面・下面を押圧する各平板)における一方は、外装部と液晶表示パネルとに挟持され、他方は上記突片部と液晶表示パネルとによって挟持されることになる。
したがって、液晶表示パネルの側端部において、パネルの表示面と非表示面(裏面)とに別離した固定部を設けることなく、1つの固定部のみで液晶表示パネルの側端部を固定することができる。つまり、固定部の部品点数を削減できる。また、溝状体の側壁板の厚みを調整することで、液晶表示パネルの垂直方向の位置決めをすることができる。
また、上記枠体の突片部と上記外装部とで、固定部を挟持した場合、溝状体の基底板は、液晶表示パネルの側面と枠体の側壁面とで挟まれるようになっている。そのため、この基底板の厚みを調整することで、液晶表示パネルの水平方向の位置決めをすることができる。
また、本発明の液晶表示装置では、上記の構成に加えて、上記固定部は、溝形成面側を内側とし、上記液晶表示パネルのコーナー部における外縁に沿うよう変形した形状であることが好ましい。
上記の構成によると、例えば固定部は、液晶表示パネルにおけるコーナー部を構成する当該液晶表示パネルの外周辺、すなわち、液晶表示パネルの外周辺のうち繋がりあった2辺の一部(外縁)に沿うような形状にすることができる。すると、この形状における変形箇所は、液晶表示パネルのコーナー部が直角のとき固定部もほぼ直角に折れ曲がった形状となってもよいし、また、上記コーナー部が湾曲しているとき固定部もほぼ湾曲した形状となってもよいことになる。
そして、このように変形した固定部であれば、液晶表示パネルのコーナー部(角)に差し込めることができる。すると、固定部は、液晶表示パネルの外周辺のうち少なくとも2辺の一部を挟持することになる。したがって、1個の固定部材で、液晶表示パネルの少なくとも2辺の位置決め(垂直方向・水平方向の位置決め)を行うことができ、固定部の部品点数を削減できる。
また、本発明の液晶表示装置では、上記の構成に加えて、上記固定部は、上記の変形箇所における溝の内側面と溝の外側面とを貫通する孔部を有することが好ましい。
上記の構成によると、液晶表示パネルのパネル分断のときに、その液晶表示パネルのコーナー部に分断残りが発生し、このコーナー部を構成する面(液晶表示パネルの上面・側面・下面)に凹凸が生じたとしても、これらの凹凸が孔部に位置することになる。
つまり、液晶表示パネルのコーナー部に発生した凹凸(液晶表示パネルの分断残り)が孔部に位置することから、これら凹凸が固定部の溝の内側面と接触することがなくなる。そのため、適切に液晶表示パネルの位置決めをすることができる。
また、本発明の液晶表示装置では、上記の構成に加えて、上記固定部は、上記液晶表示パネルのおいて少なくとも対向するコーナー部に取り付けられていることが好ましい。
上記の構成によると、例えば四角状の液晶表示パネルの場合、全てのコーナー部に固定部を取り付けることなく、対向する2箇所のコーナー部に各々1個の固定部材を設けることで、液晶表示パネルの4辺の位置決め(垂直方向・水平方向の位置決め)を行うことができる、そのため、固定部の部品点数を削減できる。
本発明の液晶表示装置によれば、別離した固定部を液晶表示パネルの表示面・非表示面に取り付けることなく、溝状の固定部を液晶表示パネルに挟み込むことによって、液晶表示パネルの位置決めを行うため、固定部の部品点数の削減を図ることができ、さらに、作業効率よく液晶表示装置を製造できる。
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図2は、本発明の液晶表示装置(本液晶表示装置21)を概略した分解斜視図ある。この図を用いて、本液晶表示装置21の概要を説明する。
本液晶表示装置21は、液晶表示部5、バックライト部6、フレーム(枠体)7、裏ケース8、および表ケース(外装部)9を有している。
液晶表示部5は、画像を表示するものであり、表偏光板・裏偏光板、液晶表示パネル(LCDパネル)5a、およびスぺーサー(固定部)1を有する構成である。そして、液晶表示パネル5aの表示面側の面上に表偏光板、裏側(非表示面側)の面上に裏偏光板が積層される構成である。つまり、表偏光板と裏偏光板とで液晶表示パネル5aを挟持するようになっている。
液晶表示パネル5aは、画像を表示するために、複数の画素を有する表示パネルであり2枚のパネルが積層するようになっている。表偏光板・裏偏光板は、バックライト部6からの入射光(照射光)における特定の偏光成分だけを透過させるものである。
また、スぺーサー1は、液晶表示パネル5aとフレーム7とのクリアランス(間隔)、および、液晶表示パネル5aと表ケース9とのクリアランスを調整するものであり、液晶表示パネル5aのコーナー部5bに取り付けられている。
バックライト部6は、液晶表示部5に光を照射するものであり、LED(Light Emitting Diode)等の発光体、レンズシート、拡散シート、導光板(導光体)、および反射シート等を有する構成である。なお、発光体は、FPC(Flexible Printed Circuit)等の回路基板に取り付けられている。
フレーム7は、液晶表示部5(液晶表示パネル5a)を保持するものであり、例えば内壁に突片部7aを有する枠状の形態(枠体)である。そして、この突片部7aによって、液晶表示部5は枠内に位置するように保持されるようになっている。なお、フレーム7の材質は特に限定するものではなく、金属(例えば板金)や、樹脂で一体成型されているものが好ましい。
裏ケース8は、液晶表示部5を保持したフレーム7と、バックライト部6とを収容するものであり、例えば箱型状の形態(箱状体)である。そして、この箱状体(裏ケース8)には、底面の上方側にバックライト部6が配置され、このバックライト部6の上方に液晶表示部5が配置されるようになっている。
表ケース9は、液晶表示装置の外装部であり、裏ケース8に収容された液晶表示部5の周縁(液晶表示パネル5aの周縁)およびフレーム7の枠縁(周縁)を覆うように裏ケース8に取り付けられる、例えば枠体である。
すなわち、本液晶表示装置21は、裏ケース8の底面から上方に向かって、バックライト部6、液晶表示部5が重なるように配置される。つまり、液晶表示部5と、バックライト部6とでフレーム7の枠縁を介在するように配置されることで構成されている。
次に、本液晶表示装置21の最も特徴的な構成について説明する。
本液晶表示装置21における液晶表示部5では、図3および図4(図3の平面図)に示すような、例えば、ほぼL字型で、レール状(溝状)のスぺーサー1が、液晶表示パネル5aのコーナー部5b(図2参照)に取り付けられている。このスぺーサー(位置決めスぺーサー)1は、図3の矢視A−A’および矢視B−B’からの側面を示す図5・図6に示すように、L字の各一辺の直交断面がほぼコの字の形状をとなっている。つまり、レール(溝状体)の基底板(平板)1cの側端から一対の側壁板(平板)1d・1eが、所定間隔(幅)を保持して立設している。なお、上記の所定間隔(側壁板1dと側壁板1eとの幅)については後述する。
なお、上述の説明では、液晶表示パネル5aのコーナー部5bが直角となっているため、L字型のスぺーサー1を用いて説明しているが、この形状に限定されるものではない。例えば、液晶表示パネル5aの形状が、四角以上の多角形のときには、そのコーナー部5bは鈍角になり、三角形のときには鋭角となる。また、コーナー部5bが湾曲している場合もあり得る。
かかるようなコーナー部5bの角度に対応すべく、スぺーサー1は、溝形成面側を内側とし、液晶表示パネル5aにおけるコーナー部5bを構成する当該液晶表示パネルの外周辺5f、すなわち、液晶表示パネル5aの外周辺5fのうち繋がりあった2辺の一部(液晶表示パネル5aのコーナー部5bにおける外縁の一部)に少なくとも沿うような形状になっている。すると、この形状における変形箇所は、液晶表示パネル5aのコーナー部5bが上述のように直角のときスぺーサー1もほぼ直角に折れ曲がった形状となってもよいし、また、上記コーナー部5bが湾曲しているときスぺーサー1もほぼ湾曲した形状となってもよいことになる。
つまり、スぺーサー1のほぼL字の各辺(2辺)の交点部分(コーナー部1b)における角度(内角)が、鋭角や鈍角、または湾曲していてもよい。また、液晶表示パネル5aのコーナー部5bの角度と、スぺーサー1のコーナー部1bとが必ず同一形状(同一角度)である必要はなく、要は、スぺーサー1が、液晶表示パネル5aのコーナー部5bを構成する繋がりあった一辺状部分(5f)を挟持できるように変形した形状であればよい。
また、このスぺーサー1の材質は特に限定するものではないが、熱・振動・衝撃等による液晶表示パネル5aへのストレスを緩和するため、耐熱性の良い材料や衝撃性を吸収するような、例えば硬度60°のゴム等の材料が好ましい。
スぺーサー1は、図1(本液晶表示装置21の周縁部の縦断面図)に示すように、液晶表示パネル5aのコーナー部5bにおける上面5d・側面5c・下面5eに、コの字形状(溝状)を構成する平板1d・1c・1eの内面が接触するように取り付けられている。つまり、コの字形状スぺーサー1の内面、特に、上面・下面(平板1d・1eの内面)によって、液晶表示パネル5aを挟持するようになっている(スぺーサー1が液晶表示パネル5aのコーナー部に差し込まれるようになっている)。
そして、この差し込まれたスぺーサー1の平板(上側平板)1dは表ケース9の内面9aと液晶表示パネル5aの表示側面5dとによって、平板(下側平板)1eはフレーム7の突片部(パネル支持面)7aと液晶表示パネル5aの非表示面5eとによって、挟持されるようになっている。
そのため、このスぺーサー1を液晶表示パネル5aのコーナー部(角)5bに差し込めば、L字の2辺が、上記角5bを構成する液晶表示パネル5aの2辺5fにおける、表ケース9と液晶表示パネル5aとのクリアランス、および、フレーム7(突片部7a)とその液晶表示パネル5aとのクリアランスの調整(位置決め)が可能となる。つまり、スぺーサー1の側壁板1d・1eの厚みを調整することで、垂直方向(上下方向)の位置決めをすることができる。
また、スぺーサー1の基底板1cは、フレーム7の内壁面と液晶表示パネル5aの側面5cとによって挟まれるように位置する(挟持するようになっている)。
そのため、上記同様、L字の2辺が、上記角5bを構成する液晶表示パネル5aの2辺5fにおける、フレーム7とその液晶表示パネル5aとのクリアランスの調整(位置決め)が可能となる。つまり、スぺーサー1の基底板1cの厚みを調整することで、水平方向(横方向)の位置決めをすることができる。
以上のように、本液晶表示装置21では、液晶表示パネル5aの4角のうち、少なくとも対角上の2角にスぺーサー1を取り付けるだけで、液晶表示パネル5aの4辺(各辺)すべての垂直方向および水平方向の位置決めをすることができる。つまり、液晶表示パネル5aの4辺すべてにスぺーサー1を取り付けることなく位置決めをすることができ、部品点数(スぺーサー等の数量)を削減することができる。
また、本液晶表示装置21では、液晶表示パネル5aに取り付けられたスぺーサー1を表ケース9とフレーム7とで挟持することで、本液晶表示装置21に液晶表示パネル5aを取り付けることができる。そのため、両面テープ等の粘着材を使用する必要がないので、一層部品点数の削減を図ることができ、その結果、本液晶表示装置21を製造するときの作業効率も向上する。
その上、粘着材を使用しないことから、液晶表示パネル5aの表示欠陥や、液晶表示パネル5aにゴミ・異物等の混入という問題が生じた場合、容易に修正作業を行える。つまり、容易にフレーム7から液晶表示パネル5aを剥離することができる。
また、上記説明では、液晶パネル5aの対向するコーナー部5b(対角)、つまり2ヶ所にスぺーサー1を取り付けた場合について説明してきたが、これに限定することなく、対角および残る2角の内の1つに取り付けた場合、もしくは、図7に示すように、液晶表示パネル5aの全てのコーナー部5bに取り付けても構わない。
また、液晶パネル5aの一辺5fにおける中央部等に、一辺型でレール状(溝状)のスペーサー1を取り付けても構わない。このような形状のスぺーサー1であっても、上述同様、フレーム7の突片部7aと表ケース9とで、スぺーサー1を挟持した場合、溝状体の側壁板(液晶表示パネル5aの上面5d・下面5eを押圧する各平板1d・1e)における一方(平板1d)は、表ケース9と液晶表示パネル5aとに挟持され、他方(平板1e)は上記突片部7aを有するフレーム7と液晶表示パネル5aとによって挟持されることになる。
したがって、液晶表示パネル5aの側端部において、液晶表示パネル5aの表示面(上面5d)と非表示面(下面5e)とに別離したスぺーサー1を設けることなく、1つのスぺーサー1のみで液晶表示パネル5aの側端部を固定することができる。つまり、スぺーサーの部品点数を削減できる。
また、上述同様、スぺーサー1の側壁板1d・1e、基底板1cの厚みを調整することで、液晶表示パネル5aの垂直方向・水平方向の位置決めをすることができる。その上、上述同様、粘着材を使用しないことから、ゴミ・異物等の混入という問題が生じた場合、容易に修正作業を行える。
なお、上記のような一辺状のスぺーサー1は、少なくとも対向する液晶表示パネル5aの外周辺に取り付ければよい。例えば四角状の液晶表示パネル5aであれば、4辺すべてに取り付けなくても対向する2辺のみに取り付けるだけでよい。
また、スぺーサー1には、図8〜図10に示すように、L字状のコーナー部1bにコーナー孔(孔部)15が設けられていてもよい。具体的には、コーナー孔15は、基底板1cのコーナー部1bの変形箇所、およびこの変形箇所と接する平板1d・1eのコーナー部を切り欠くことで設けられる。そして、この切り欠き部分の形状は、特に限定するものではなく、例えば平板1d・1eの断面が、図8・図10のように角度(鋭角、直角、鈍角)を有する形状や、図9のように曲面を有する形状であってもよい。
このコーナー孔15を設けると、本液晶表示装置21を製造するとき、液晶表示パネル5aの分断精度が低くなったとしても製造上、支障をきたさないことになる。なぜなら、液晶表示パネル5aパネル分断のとき、その液晶表示パネル5aのコーナー部5bに分断残りが発生し、このコーナー部5bを構成する面(液晶表示パネル5aの上面5d・側面5c・下面5e)に凹凸が生じたとしても、これらの凹凸がコーナー孔15に位置するためである。
つまり、液晶表示パネル5aのコーナー部5bに発生した凹凸(液晶表示パネル5aの分断残り)がコーナー孔15に位置することから、これら凹凸がスぺーサー1の内面(平板1c・1d・1eの面)と接触することがなくなる。そのため、適切に液晶表示パネル5aの位置決めをすることができる。
なお、コーナー孔15の大きさは、特に限定されることはなく、液晶表示パネル5aの分断のときに使用する分断機の精度に対応し、孔を大きくしたり小さくしたりすることができる。
また、上述の説明では、液晶表示パネル5aは2枚のパネルからなるものを用いて説明してきた。しかし、1枚のパネルから液晶表示パネル5aが構成されることもある。例えば、液晶駆動用のドライバーチップや、信号や電源等の入出力用FPCを異方性導電膜(Anisotropy Conductive film;ACF)により実装する場合、2枚のパネルにおける上側のパネル(例えば、カラーフィルター(Color Filter)パネル;CFパネル)が必要なくなる。
かかる場合、図11・図12に示すように、平板1dの厚みを増やしたスぺーサー1、すなわち、必要ないパネルの厚み分を平板1dの厚みに加えたスぺーサー1を用いる。このようなスぺーサー1を用いると、平板1dの内面で液晶表示パネル5aを押圧できる。そのため、2枚のパネルからなる液晶表示パネル5aと同様、垂直方向・水平方向の位置決めを行うことができる。
また、スぺーサー1における平板1dと平板1eとの幅(所定間隔)は、液晶表示パネル5aの厚みに対応させるようになっている。例えば、液晶パネル5aを構成する上下のパネルの厚みが各々0.5mmの場合、すなわち液晶表示パネル5a全体の厚みが1.0mmの場合、上記の所定間隔は0.93mmでも、0.95mmでも、さらに0.98mmでも様々な間隔にすることができる。
また、例えば液晶パネル5aを構成する上側のCFパネルの厚みが0.4mm、下側のTFT(Thin Film Transistor)パネルが0.5mmの場合には、上記の所定間隔を0.85mmにすることもできる。
すなわち、上記の所定間隔は、特に限定されることはなく、液晶表示パネル5aの厚みに対して同厚にしてもよいし、または薄くしたり厚くしたりしても構わない。
なお、上述した表ケース9は、樹脂成形型のフレームや、最終製品のキャビネット、透明な板等であっても構わない。また、フレーム7は、金属製(例えば板金)の裏ケースや、最終製品の支持部材等であっても構わない。
また、本発明の液晶表示装置は、下記のように表現することもできる。
液晶表示装置であって、その液晶表示装置の液晶表示パネルの少なくとも対角のコーナー部に位置決めスぺーサーを配置することを特徴としているともいえる。
また、本発明の液晶表示装置では、溝状体の位置決めスぺーサーは、溝形成面側を内側とし、上記液晶表示パネルのコーナー部における外縁の一辺状部分を少なくとも含むように変形した形状であることを特徴としているともいえる。
また、本発明の液晶表示装置では、スぺーサーの角に孔部があることを特徴としているともいえる。
本発明は、液晶表示パネルを有する液晶表示装置に有用である。
本発明の液晶表示装置(本液晶表示装置)の周縁部の縦断面図である。 本液晶表示装置を概略した分解斜視図である。 本液晶表示装置に用いられるスぺーサーの斜視図である。 本液晶表示装置に用いられるスぺーサーの平面図である。 図3の矢視A−A’からのスぺーサーの側面図である。 図3の矢視B−B’からのスぺーサーの側面図である。 図2の本液晶表示装置の他の一例を示す分解斜視図である。 コーナー孔を設けたスぺーサーを示す斜視図である。 図8のスぺーサーの他の一例を示す斜視図である。 図8・図9のスぺーサーの他の一例を示す斜視図である。 スぺーサーの平板の厚みを変更した当該スぺーサーを示す斜視図である。 図11のスぺーサーの他の一例を示す斜視図である。 従来の液晶表示装置(従来装置)を概略した分解斜視図である。 従来装置の周縁部の縦断面図である。 図14の従来装置の他の一例を示す縦断面図である。
符号の説明
1 スぺーサー(固定部)
1b スぺーサーのコーナー部
1c 基底板(平板)
1d 側壁板(平板)
1e 側壁板(平板)
5 液晶表示部
5a 液晶表示パネル
5b 液晶表示パネルのコーナー部
5c 液晶表示パネルの側面
5d 液晶表示パネルの上面
5e 液晶表示パネルの下面
5f 液晶表示パネルの外周辺
7 フレーム(枠体)
7a 突片部
9 表ケース(外装部)

Claims (4)

  1. 液晶表示パネルに取り付けられた固定部を、内壁に突片部を有する枠体と、液晶表示装置の外装部とによって挟持する液晶表示装置において、
    上記固定部が、溝状体であることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 上記固定部は、溝形成面側を内側とし、上記液晶表示パネルのコーナー部における外縁に沿うよう変形した形状であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 上記固定部は、上記の変形箇所における溝の内側面と溝の外側面とを貫通する孔部を有することを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 上記固定部は、上記液晶表示パネルのおいて少なくとも対向するコーナー部に取り付けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の液晶表示装置。
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