JP2005146844A - 多点ロック - Google Patents

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Ajay M Castelino
アジャイ・マイケル・カステリノ
Andrew M Gow
アンドリュー・ムライ・ガウ
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Abstract

【課題】単純な構造を有し、効果的な多点施錠を達成する多点ロックを提供する。
【解決手段】密閉用多点ロックは、シュート・ボルトまたはリモート・デッドボルトを動作させるためのラッチ19、20、リフト・ボルト13および少なくとも1つの駆動要素16、17のうちの2つ以上を含む。駆動カム15、駆動ギア14および歯状部材42は、前記リフト・ボルト13および少なくとも1つの前記駆動要素16、17の少なくとも一方に結合され、前記歯状部材42は駆動ギア14に噛合い係合し、前記駆動カム15は空転結合38、40を介して駆動ギア14に駆動結合される。したがって、駆動カム15の一方向の回転は、ラッチ19、20を作動させ、反対方向の回転は駆動ギア14を作動させて、リフト・ボルト13および駆動要素16、17を移動させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は多点ロックに関し、より詳細には開き戸用多点ロックに関する。
多点開き戸ロックが知られている。それらは、複数施錠点によってより高レベルのセキュリティを提供する。このタイプのロックは、負圧状態のときの開放パネルの周囲の風雨シールを維持するのにも役立つ。
当該技術分野において知られているように、複数施錠点は、ラッチ・タング、デッドボルト、1つまたは複数のシュート・ボルトまたはリモート動作デッドボルトによって形成できる。好ましい形態の多点ロックには、2つのシュート・ボルトまたはリモート・デッドボルトが存在し、一方はドアの上縁を施錠点とし、他方はドアの下縁を施錠点とする。シュート・ボルトについては、上部シュート・ボルトがドアフレームの上部交差部材に係合され、下部シュート・ボルトは床、またはドアフレームの下部交差枠部材に係合される。同様の施錠点をリモート・デッドロックで達成することができ、あるいはリモート・デッドロックは、ドアの上部と下部に掛かるが、ラッチ・タングおよび/またはデッドボルトが係合する垂直ドアフレーム部材に嵌り込むことになる。
いくつかの知られたロックは構造が非常に複雑になり、複数の構成要素を有することになる。これにより、製造コストのみならず、ロックの組立てに伴うコストが上昇する。
多くの知られたロックの複雑さは、使用者によるロックの動作を複雑にする。したがって、例えば、ロックの動作を達成するために操作することが必要な複数のレバー、ノブ、サム・ターン、さらに言うまでもなく施錠シリンダがある。
ロックの機能的要件としては、リモート・デッドボルトまたはシュート・ボルトをロックから駆動する必要がある。これは、十分な力(例えばトルク)を達成して、リモート・デッドボルト/シュート・ボルトを容易に動作することが困難であるいくつかの知られたロックについて、さらなる欠点をもたらす可能性がある。これは、例えば、リモート・デッドボルト/シュート・ボルトが、サム・ターンによって、またはキー・シリンダの動作により動作するときに問題となる。
また、いくつかの多点ロックの構造と構成は、シュート・ボルトのための十分な行程、または実際にはリモート・デッドボルトの動作を達成する上での困難さをもたらす。
本発明の目的は、単純な構造を有し、効果的な多点施錠を達成する多点ロックを提供することである。
本発明のさらなる目的は、リモート・デッドボルトまたはシュート・ボルトの動作のための良好なトルク特性を導くことが可能である多点ロックを提供することである。
広義には、本発明の一態様によれば、シュート・ボルトまたはリモート・デッドボルトを動作させるためのラッチ機構、リフト・ボルト、少なくとも1つの駆動要素の2つ以上と、駆動カムと、駆動ギアと、前記リフト・ボルトの少なくとも1つと前記駆動要素の少なくとも一つに結合された歯状部材とを含み、前記歯状部材は、駆動ギアとかみ合い係合し、前記駆動カムは、空転結合を介して駆動ギアに駆動的に結合される多点ロックが提供される。
1つの好ましい実施態様において、駆動部材とリフト・ボルトは一体的に形成される。
好ましい態様において、駆動部材は、その駆動部材か駆動要素の一方に設けられ、前記駆動要素または駆動部材の他方に設けた横長溝に滑動的に係合するスピゴットによって前記駆動要素に結合される。
好ましくは、ねじりばねは回復性トルクを駆動カムに加える。
好ましい態様において、駆動カムは、駆動ギアの開口部に係合するスリーブを含むことにより、駆動カムと駆動ギアが共通の回転軸のまわりを相対的に移動できる。開口部は、少なくとも1つの切欠部を含み、該切取位置において、スリーブから突出する突起が、端壁または突出部によって形成される境界の間を活動できる。
ロックは、キー動作シリンダを介して動作可能であるデッドロッカをさらに含むのが好ましい。デッドロッカ・ボタンは、デッドロッカを解除することにより、シリンダ・カムがデッドロッカをデッドロッキング位置に移動できるようにするキー・シリンダのカムによって動作可能である。好ましくは、駆動ギアが所定位置に移動していなければデッドロッカ・ボタンを解除させない拘束手段が含まれる。
本発明の第2の広義態様によれば、シュート・ボルトまたはリモート・デッドボルトを動作するためのラッチ機構、リフト・ボルト、少なくとも1つの駆動要素のうちの2つ以上を含み、ラッチ機構はラッチ・タングを有する多点ロックであって、ラッチ機構は、個別要素としてラッチ・タングが取りつけられたラッチ・シャーシをさらに含むことを特徴とする多点ロックが提供される。
1つの好ましい態様において、ラッチ・タングは、ラッチ・シャーシに着脱可能に取りつけられる。
本発明の第3の広義態様によれば、シュート・ボルトまたはリモート・デッドボルトを動作させるためのラッチ機構、リフト・ボルト、少なくとも1つの駆動要素のうちの2つ以上と、使用に際してレバー・ハンドルをシャフトによって結合できる駆動カムとを含み、駆動カムは、シャフトにより一方向に移動して前記ラッチ機構を動作し、第2の方向に移動してリフト・ボルトと前記少なくとも1つの駆動要素を動作する多点ロックが提供される。
以下の本発明の好ましい実施形態のより詳細な説明において、添付の図面を参照する。
最初に、図1を参照すると、分解された形の多点開き戸が示されている。これは、ロックの構成要素を示す。ロック・シリンダとバネ構成要素以外の構成要素はすべて、例えば亜鉛鋳造材料から鋳造することによって製造できるように設計されている。
当業者なら以下の説明から理解するであろうが、いくつかの構成要素は多機能性を有し、構成部品の数を最小限にする。以下の説明から理解されるであろうが、組立ての容易さは、最小の部品数のみならず、モジュラねじりばねの使用によるものである。
例示された形態によるロックはハウジング10を有し、内部に構成部品が組み立てられるとハウジング10にはカバー12が取りつけられる。リフト・ボルトまたはデッドボルト13がハウジングに回転可能に取りつけられる。これは、ハウジング10の床から突出し、リフト・ボルト13の穴13bに係合するピン13aによって回転可能に取りつけられる。
上述のモジュラねじりばね組立品は、駆動ギア14と、駆動カム15と、駆動ねじりばね22とから構成される。これらの構成要素は、予め1つのユニットに組み立てられている。
ロックは、上部ラック16と下部ラック17をさらに含む。後に説明するように、ラック16、17をリモート・デッドボルトまたはシュート・ボルト(不図示)に(接続ロッドまたは要素によって)接続することができる。
デッドロッカ18とデッドロッカ・ボタン21はキー・シリンダLと協働して、後に説明するようにデッドロッキング機能を果たす。
ロックの一次的なラッチング機能は、ラッチ・タング19が取りつけられるラッチ・シャーシ20によって達成される。組立品19、20は、ラッチばね23によってバイアスされる。
ロックの残りの構成部品は、リフト・ボルトばね24とリフト・ボルトばねガイド26を含む。ばね24はガイド26内に嵌り、その遠端においてリフト・ボルト13上のスピゴット24a(図5参照)に係合する。ガイド26は、スピゴット24aに係合する分岐端部を有する(図5)。ガイド26の反対側の末端は、ハウジング10の床に固定され、そこから突出するピン26aに回転可能に係合する。
多点ばねドアロックの動作は、簡潔で単純な性質を有している。ロックの機能は以下の作用によって制御される。
・駆動カム15が時計回りに回転する。
・駆動カム15が反時計回りに回転する。
・ロック・シリンダLのキーが時計回りに回転する。
・ロック・シリンダLのキーが反時計回りに回転する。
ロックによって提供される複数施錠点は、ラック16、17に接続されたラッチ・タング19、リフト・ボルト13、シュート・ボルトまたはリモート・デッドボルトである。
図面の図2は、ハウジング10内に組み立てられたロックの構成部品を示す図である。ラッチ・タング19は、ハウジング10の壁28の開口部27を通ってハウジング10から突出する。図2に示されるように、ラッチ・タング19は、受座30のラッチ空洞29に係合する。この受座30は、図5の「投入」位置にあるときにリフト・ボルト13が係合する空洞31をさらに含む。
本発明によるロックによって提供される利点は、ラッチ・タング19はラッチ・シャーシ20に対する個別的な構成要素であることである。したがって、必要に応じて、異なる「手動」ラッチ・タング19をラッチ・シャーシ20に取りつけることができる。本発明の好ましい形態において、ラッチ・タングはリバーシブルである。また、必要に応じて、ラッチ・タング19が突出位置にあるときにラッチ・タング19が壁28から突出する範囲を拡大または縮小するように、異なるサイズのラッチ・タング19を取りつけることもできる。この突出位置は、ラッチ・シャーシ20に作用するばね23のバイアス効果が与えられた自然の位置である。
ラッチ・タング19が突出する範囲を調整できることによって、ロックの「後方設定」、すなわち駆動カム15の回転軸からドアの縁までの距離を用途に合わせて必要に応じて調整することができる。
次に、ロックと構成部品の相互作用とをより具体的に説明するために、ロックの動作を参照する。
ロックは自己締結式である。ドアが閉められたときに、ラッチ・タング19がドアフレームに固定された受座30に重なる。これにより、ラッチ・タング19は、ラッチばね23のバイアス作用に逆らってハウジング10内に押し戻される。ドアが完全に閉まると、ラッチ・タング19の輪郭の位置がラッチ空洞29に合わされるため、ばね23の影響によってラッチ・タング19ラッチ空洞29に係合する。よって、図2に示されるように、ドアは自己締結して閉鎖位置とラッチ位置になる。
この位置において、駆動カム15を時計回りに40°回転させると(図4を参照)、ドアを解錠することができる。この駆動カム15の回転は、方形穴32を通じて駆動カム15に係合される方形駆動軸(不図示)により、従来の方法で達成される。駆動軸の回転は、駆動軸に接続されたレバー・ハンドルを移動(回転)させることで達成できる。レバー・ハンドルは、ドアの面に固定されたロック金具の一部を形成している。
デッドロッカ・ボタン21の面34(図3aを参照)に接触する下部ラック17上のリブ33(図3および3bを参照)により、デッドロッカ・ボタン21(図3および3aを参照)が引き込まれるのが妨げられるため、キー・シリンダLをこの位置で作動させることはできない。加えて、デッドロッカ18の面に係合するリフト・ボルト13のリブ33a(図3を参照)により、デッドロッカ18が持ち上げられるのが防止される。
ここでも、図2に示されたのと同じドア・ロックの構成から、駆動カム15を反時計回りに40°回転させることができる(図5を参照)。この作用は、リフト・ボルト13を受座30の空洞31に係合させ、それに接続されたシュート・ボルトまたはリモート・デッドボルトを施錠位置に移動させるためにラック16、17を動かす(移動させる)。
駆動カム15を時計回りに40°回転させると(図4を参照)、駆動カム15の面35が、ラッチ・シャーシ20の面36に作用する。図4により明確に示されるように、これによってラッチ・シャーシ20がハウジング10の壁37の方へ移動させられ、ラッチ・シャーシ20と壁27が接触したときに完全引き込み位置が達成される。ここで、ラッチは解錠位置にあり、ドアを開くことが可能になる。駆動カム15は、駆動カムスピゴット15a上のカムねじりばね22の作用によって、その静止または中立位置に戻される。
駆動カム15を反時計回りに40°回転させると(図5を参照)、これにより、駆動カム15のスリーブ39上に形成される駆動突起38を介して駆動ギア14が駆動させられる(すなわち駆動ギア14が回転する)。図1と5に見られるように、スリーブ39は、駆動突起38がそれぞれに係合し、移動することができる多数の切欠き40を有する駆動ギア14の穴に係合する。図5に示されるように、駆動突起38は、切欠き40の一端に向かって移動して、壁面に係合することにより、駆動カム15を回転させて、回転力を駆動ギア14に加えることができる。
切欠き40の長さによって、(上述のように)駆動カム15を時計回りに回転させたときに、突起38が切欠き40の他端に向かって移動できる。したがって、この「空転」は、駆動カム15が単にラッチ・シャーシ20を動作させているときに、駆動カム15が駆動ギア14から独立して移動することになる。
駆動ギア14は、リフト・ボルト13の歯42と相互係合する駆動ギア14のギア歯41を介してリフト・ボルト13を90°回転させる(図5を参照)。このリフト・ボルト13の移動は、リフト・ボルトばね24とリフト・ボルトばねガイド26によって形成されたバイアスばねシステムによって支援される。リフト・ボルトを回転させると、ピン13aとスピゴット24aとスピゴット26aの相対位置により、スピゴット24aガイド26の分岐端に沿って移動してばねを圧縮する。組立品が「中心に対して」移動すると、ばね24はスピゴット24aに力を加えて、リフト・ボルト13をその投入位置まで駆動させる。
リフト・ボルト13は、その駆動スピゴット43、44を介してラック16、17を駆動させる。図5に見られるように、これらの駆動スピゴット43、44は、それぞれ上部ラック16と下部ラック17における横長溝45、46に沿って移動可能である。図5に示されるように、ラック16、17を駆動させて、例示のロックでは、ハウジング10の各末端から約22mmの距離だけ突出させる。よって、ここでドアは、(a)ラッチ・タング19により施錠され、(b)ラック16、17によって駆動されるシュート・ボルト/リモート・デッドボルトを介して施錠され、(c)受座30に係合するリフト・ボルト13によって施錠される。
駆動カム15は、駆動カムねじりばね22によって、その静止または中立位置に戻される。ねじ22の一脚が、ハウジング10に設けられた凸部22aに係合し、他脚が駆動カム15上の凸部15aに係合する。したがって、駆動カム15が移動すると、ばね22に応力を生じさせ、それが回復力を生成する。
図5を参照することにより、上部ラック16は、(例えば図5の方向で見ると)その下側に、ラッチ組立品19、18をロックするようにラッチ・シャーシ20のフランジ部48に係合する棚47によって形成された面を有する。
リフト・ボルト13が動かされ、ラック16、17が伸長すると、駆動カム15を時計回りに40°回転させて、リフト・ボルト13とラック16、17を引き込ませ、ドアを解錠することができる。
したがって、駆動カム15を時計方向に40°回転させると、駆動突起38を介して駆動ギア14が駆動させられる。よって、駆動ギア14は、ギア歯41と42の噛合いを介してリフト・ボルト13を反時計回りに90°回転させる。ここでも、前述したように、リフト・ボルト13は、バイアス・スプリング・システム24、26によってその移動を支援される。
リフト・ボルト13は、溝45、46内を移動する駆動スピゴット43、44を介してラック16、17を引き込ませる。したがって、ラック16、17は22mm引き込まれる。また、前述したように、駆動カム15の面35は、ラッチ・シャーシ20の面36に作用し、その結果、ラッチ・タング19が引き込まれる。したがって、ドアは、ボルトが外されて解錠し、開くことが可能になる(図4、5、6を参照)。
あるいは、リフト・ボルト13が動かされ、ラック16、17が伸長すると、キー・シリンダLを時計回りに回転させて、システムを施錠することができる。したがって、キー・シリンダLを時計回りに360°回転させると、キーが回転するにつれて、シリンダ・カム50の面49(図7を参照)はデッドロッカ・ボタン21の面51に接触する。シリンダ・カム50が回転すると、デッドロック・ボタン21をデッドロック・ボタンばね25に押しつける。カム50の面52が、デッドロッカ18の面53に接触し、それを上方へ押す。
デッドロッカ18が所定の距離(本発明の例示の形態では約13.5mm)だけ移動したら、デッドロック・ボタンの面53は、それが押し下げられるのを防止するロック・カバー12の面54に圧接する。ここで、リフト・ボルト13とラック16、17はデッドロックされる。デッドロッカ18は、面55(図8を参照)においてリフト・ボルト13を施錠し、面56(図8を参照)において駆動カム15を施錠する。
システムが施錠されると、駆動カム15を回転させることができなくなる。システムを解錠するためには、キーを反時計回りに360°回転させることによってキー・シリンダLを開く。キーが回転すると、シリンダ・カム50の面49が、デッドロッカ・ボタン21の面51に接触する。シリンダ・カム50が回転すると、デッドロッカ・ボタン21をデッドロッカ・ボタンばね25に押しつける。シリンダ・カム50の面58がデッドロッカ18の面59に接触し、それを引き込ませる。
デッドロッカ18が前述の量(すなわち約13.5mm)だけ引き込まれると、デッドロッカ・ボタン21は、それが延びるのを防止するカバー12の面60に圧接する。ここで、リフト・ボルト13ならびにラック16、17は解錠される(図9を参照)。ここで、駆動カム15を時計回りに40°移動させて、リフト・ボルト13とラック16、17を引き込ませるとともに、受座からラッチ19を引き込ませることによってドアを開くことが可能になる。
駆動カム15の反時計回りの移動が、方形駆動軸(不図示)を介して駆動カム15に接続されるレバー・ハンドル(不図示)を持ち上げることによって達成されるのが望ましい。したがって、梃子の作用が、リフト・ボルト13の延びだしを達成させ、ラック16、17にシュート・ボルト/リモート・デッドボルトを動作させるための良好なトルクが生成される。結果として、使用者側に対する厳しい強度要件は求められない。
(キー・シリンダLを介したデッドロッキング以外の)ロックを動作させるためのすべての作用が、ロックに連動するロック金具のレバー・ハンドルの操作によって達成されるため、ロックは単純で動作が容易になる。
ロックを末端使用者の要件または使用者の用途に容易に適応させることができることを当業者なら理解するであろう。例えば、動作時に突出するリフト・ボルト13を存在させずにロックの動作を達成するように、リフト・ボルト13の代わりに歯42ならびに駆動スピゴット43、44のみを含む要素を使用することが可能である。
あるいは、ラッチ・タング19を必要としない用途では、ラッチ・タング19を省略することもラッチ組立品全体19、20、23を省略することも可能である。
図10から13は、ラック16、17から伸びる動作要素をシュート・ボルトまたはリモートボルトに接続する1つの手段を示す図である。この接続方法は、組み合わせて、接続ロッド等のねじ端を係合させることで、完全なねじの形になる3つの個別のねじ形材60、61、62によって形成されるねじを介するものである。
3つのねじ部60−62の空間配列と構成は、ラックを(前述したように)ダイ鋳造または射出成形することを可能にする。ねじ設計は、高価なねじ止めダイ、または製造過程における二次的な処理(タッピング)を必要とせずに、単純な開閉工具でねじを鋳造または成形することができるる。この設計は、また、ロック部の用途に応じた十分なねじ係合および強度を提供する。
ロックのさらなる特徴は、リフト・ボルト13の傾斜形材63である。例えば図8に見られるように、(受座30と相対的な)先導部は、受座30の空洞31の先端に向かって薄くなる部分63を有する。したがって、リフト・ボルトがその完全投入位置に向かって進むにつれて、空洞31の先端がランプ63に寄りかかることにより、(リフト・ボルト13を介して)ドアに力を加えて、ドアに風雨シールの圧縮またはより良好な圧縮を達成させる。正味の効果は、「レバー圧縮ロック」作用である。
その様々な構成部品を示す多点ロックの分解斜視図である。 1つの蓋板が取り外され、ラッチ・タングが受座に係合したロックの斜視図である。 図2に示されるロックで受座のないロックの部分断面正面図で、リフト・ボルト(デッドボルト)が投入されていないときにキー・シリンダがデッドロッカを作動させるのを防止する構成要素を示す図である。 ロックのデッドロッカ・ボタンの斜視図である。 ロックのボタン・ラックの斜視図である。 図3と同様の部分正面図であるが、ロックの単なる一部であって、ハンドル(不図示)がラッチ・タングを引き込ませた構成のロックを示す図である。 上部および下部ラックが伸長され、デッドボルトが施錠位置にある構成のロックを示すロックのさらなる正面図部分断面を示す図である。 図5と同じ正面図であるが、デッドボルトおよびラックの引き込むを示す図である。 キー・シリンダを介したデッドロックの作動を示す、ロックの下端の詳細部分断面図である。 図5の施錠構成のロックのさらなる部分断面図で、一側面に対してロックのデッドロッカ構成要素を示す図である。 図7と同様の図であるが、キー・シリンダを介したデッドロッカの引き込むを示す図である。 シュート・ボルト/リモート・デッドボルトのための動作ロッドまたは接続要素を取りつけるためのねじ込み装着具の実施形態を示す上部ラックの斜視図である。 図10の詳細部Aの拡大図である。 図10に示される上部ラックの正面図である。 図10および12に示される上部ラックの側面図である。
符号の説明
10 ハウジング、12 カバー、13 リフト・ボルト、13a ピン、13b 穴、14 駆動ギア、15 駆動カム、15a 凸部、16 上部ラック、17 下部ラック、18 デッドロッカ、19 ラッチ・タング、20 ラッチ・シャーシ、21 デッドロッカ・ボタン、22a 凸部、22 ねじりばね、23 ラッチばね、24 リフト・ボルトばね、24a スピゴット、26 ガイド、27 開口部、28 壁、29 ラッチ空洞、30 受座、31 空洞、32 方形穴、33a リブ、37 壁、38 駆動突起、39 スリーブ、41 歯、42 歯、43 スピゴット、44 スピゴット、45 横長溝、46 横長溝、47 棚、50 シリンダ・カム

Claims (14)

  1. シュート・ボルトまたはリモート・デッドボルトを動作させるためのラッチ機構、リフト・ボルト、少なくとも1つの駆動要素の2つ以上と、駆動カムと、駆動ギアと、前記リフト・ボルトの少なくとも1つと前記駆動要素の少なくとも一つに結合された歯状部材とを含み、前記歯状部材は、駆動ギアとかみ合い係合し、前記駆動カムは、空転結合を介して駆動ギアに駆動的に結合される多点ロック。
  2. 駆動部材とリフト・ボルトは一体的に形成される請求項1に記載のロック。
  3. 駆動部材は、前記駆動ギアまたは駆動要素の一方に設けられ、前記駆動要素または駆動ギアの他方に設けた横長溝に滑動的に係合するスピゴットによって前記駆動要素に結合される請求項1または2に記載のロック。
  4. 駆動カムは、駆動ギアの開口部に係合するスリーブを含むことにより、駆動カムと駆動ギアが共通の回転軸のまわりを相対的に移動でき、開口部は、少なくとも1つの切欠部を含み、該切欠部において、スリーブから突出する突起が、端壁または突出部によって形成される境界の間を活動できる請求項1から4のいずれか一項に記載のロック。
  5. キー動作シリンダを介して動作可能であるデッドロッカをさらに含み、デッドロッカ・ボタンは、デッドロッカを解除することにより、シリンダ・カムがデッドロッカをデッドロッキング位置に移動できるようにするキー・シリンダのカムによって動作可能であり、駆動ギアが所定位置に移動していなければデッドロッカ・ボタンを解除させない拘束手段がさらに含まれる請求項1から4のいずれか一項に記載のロック。
  6. カムは軸係合手段を含み、カムは、カムに係合する軸により、第1の方向に回転してラッチ機構を動作させ、第2に方向に回転して歯状部材を動作させるように取りつけられる請求項1から5のいずれか一項に記載のロック。
  7. 駆動ギアと固定装着具の間に結合されるオーバ・センタばねをさらに含む請求項1から6のいずれか一項に記載のロック。
  8. シュート・ボルトまたはリモート・デッドボルトを動作させるためのラッチ機構、リフト・ボルト、少なくとも1つの駆動要素のうちの2つ以上と、使用に際してレバー・ハンドルをシャフトによって結合できる駆動カムとを含み、駆動カムは、シャフトにより一方向に移動して前記ラッチ機構を動作し、第2の方向に移動してリフト・ボルトおよび/または前記少なくとも1つの駆動要素を動作する多点ロック。
  9. 駆動カムは、駆動カムと駆動ギアの相対回転および複合回転移動を前記第1、第2の方向の軸の移動によって選択できるようにロックに取りつけられるモジュラねじりばね組立品における駆動ギアと駆動ねじりばねで予め組み立てられる請求項8に記載のロック。
  10. 駆動カムと駆動ギアは、第2の方向の移動が開始されると、その複合回転移動が開始する前に、駆動カムが駆動ギアと相対的に移動するように結合される請求項9に記載のロック。
  11. 駆動カムは、駆動ギアの開口部に係合するスリーブを含み、前記開口部は、スリーブの駆動突起が、切欠き部における端壁または合口によって形成される境界の間を移動するために滑動係合する少なくとも1つの切欠き部を含む請求項10に記載のロック。
  12. 駆動ねじりばねは、駆動カムとロック内の固定点との間に係合させられる請求項11に記載のロック。
  13. 駆動要素または各駆動要素は、シュート・ボルトまたは接続ロッドのねじ端をねじ込み係合できるねじ部を含み、前記ねじ部は、前記ねじ端に対して完全ねじ形材を一括形成する複数の個別的なねじ形材によって形成される請求項1から12のいずれか一項に記載のロック。
  14. リフト・ボルトは、リフト・ボルトの先導部に傾斜形材を組み込む請求項1から13のいずれか一項に記載のロック。
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