JP2005144287A - 濾過装置における濾過方法、および濾過装置 - Google Patents

濾過装置における濾過方法、および濾過装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005144287A
JP2005144287A JP2003383474A JP2003383474A JP2005144287A JP 2005144287 A JP2005144287 A JP 2005144287A JP 2003383474 A JP2003383474 A JP 2003383474A JP 2003383474 A JP2003383474 A JP 2003383474A JP 2005144287 A JP2005144287 A JP 2005144287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filtration
air
filter
liquid
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003383474A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4425608B2 (ja
Inventor
Setsu Nakamura
節 仲村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitaka Kogyosho KK
Original Assignee
Mitaka Kogyosho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitaka Kogyosho KK filed Critical Mitaka Kogyosho KK
Priority to JP2003383474A priority Critical patent/JP4425608B2/ja
Publication of JP2005144287A publication Critical patent/JP2005144287A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4425608B2 publication Critical patent/JP4425608B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

【課題】 濾過フィルタの目詰まりを好適に解消し得る濾過方法を提案する。
【解決手段】
内部に濾過空間11が形成された濾過タンク2に、袋形状の濾布で構成した濾過フィルタ16を、その上端の開口部を濾過空間11の上部に保持することにより収納し、その下部を濾過空間11内に垂下させる。そして、被処理液を濾過して、透過した濾過液を排出する濾過工程と、被処理液供給側11aへ空気を圧入し、濾過空間11に滞留する被処理液を除去する脱水工程と、濾過液排出側11bへ空気を圧入し、濾過フィルタ16を透過させる逆洗工程とを順次実行するようにした。これにより、逆洗工程において、濾過フィルタ16の内表面から噴出する空気圧と、濾布表面の変形や振動の両方の作用により、濾過物質40bを剥離させることができ、目詰まりを効率的に解消することが可能となる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、メッキ液や研削液等の被処理液を、濾過フィルタを用いて固液分離を行う濾過装置における濾過方法に関し、特には、濾過フィルタの目詰まりを解消させる逆洗工程を実行する濾過装置における濾過方法に関するものである。
メッキ液や研削液等の被処理液を、濾過タンク内の濾過空間に供給し、濾過空間に装着された濾過フィルタを透過させて、透過した濾過液を排出すると共に、被処理液に含まれていた分散物質を濾過物質として濾し取る濾過装置は種々提案されている。かかる濾過装置にあっては、被処理液の濾過を続けていくと、濾し取った濾過物質が濾過フィルタに付着し、濾過フィルタが目詰まりして、濾過処理を継続し難くなる。
シンプルな濾過装置の場合には、目詰まりが生じるたびに、濾過フィルタを取り外し、付着した濾過物質の除去作業や、濾過フィルタの交換作業を行わなければならない。ここで、こうした面倒な作業を軽減する構成として、逆洗機構を備えた濾過装置が知られている(例えば特許文献1)。かかる濾過装置では、被処理液を濾過する濾過工程により目詰まりが生じると、濾過工程での液の流れとは逆方向に、すなわち濾過液排出側から被処理液供給側へと空気を透過させる逆洗工程を実行し、空気を濾過フィルタの表面から噴出させることにより、濾過フィルタの被処理液供給側に付着した濾過物質を剥離させ、濾過フィルタを取り外すことなく目詰まりを解消させる。また、かかる逆洗機構を備えた従来の濾過装置にあっては、濾過フィルタは、その全面を支持部材に固着するなどして、撓みが生じないように保持されていた。
特開平5−4030公報
ところで、通常、目詰まりは、濾過フィルタの全面で一様に生じるわけではなく、部分によりその程度は異なり、空気の透過し易さにバラつきがある。従って、前記逆洗工程において、圧入された空気は、専ら目詰まりの程度が軽い部分を透過して、噴出しており、目詰まりの程度が激しい部分は濾過物質が剥れ難く、作業者の手による洗浄に比べ、充分に目詰まりを解消できなかった。このため、従来の濾過装置にあっては、逆洗工程後に実行する濾過工程で、比較的短期間で再度目詰まりが生じ易く、頻繁に逆洗工程を実行しなければならず、濾過装置の作動効率は低いものであった。
本発明は、かかる問題の解決を試みたものであり、濾過フィルタの目詰まりをより好適に解消し得る濾過方法および濾過装置を提案するものである。
本発明は、内部に濾過空間が形成された濾過タンクと、該濾過タンクの上部に接続されて、被処理液を濾過空間へ導入する供給管路と、濾過タンクの下部に接続されて、濾過液を濾過空間外へ導出する排出管路と、袋形状の濾布からなり、その上端の開口部を濾過空間の上部に保持されて、袋内方を被処理液供給側、袋外方を濾過液排出側とする濾過フィルタと、濾過空間の被処理液供給側と連通する脱水用エアー管路及びエアー抜き管路と、濾過空間の濾過液排出側と連通する逆洗用エアー管路とを備えた濾過装置にあって、供給管路から濾過空間に流入した被処理液を濾過フィルタにより濾過し、透過した濾過液を排出管路から濾過空間外へ導出する濾過工程と、前記脱水用エアー管路から濾過空間へ空気を圧入して、濾過空間に滞留する被処理液の少なくとも一部を濾過して、濾過液を排出管路から濾過タンク外へ導出する脱水工程と、前記逆洗用エアー管路から圧入した空気を、濾過フィルタの外側から内側へ透過させて、透過した空気をエアー抜き管路から排出する逆洗工程とを順次実行するようにしたことを特徴とする濾過装置における濾過方法である。
ここで、濾過フィルタの外側とは、袋の外側である濾過液排出側を指すものであり、濾過フィルタの内側とは、袋の内側である被処理液供給側を指す。かかる方法にあっては、濾過フィルタは袋形状の濾布により構成したものを用い、従来のように、支持部材に固着させるものではなく、筒状の濾過タンク内に、その上端の開口部のみを保持する。すなわち、本発明に係る濾過フィルタは、開口部より下の部分を、濾過空間に垂下させ、外力により簡単に変形可能となっている。
かかる濾過フィルタを構成する濾布には、一般の濾過装置に用いられる濾布と同じものを使用可能であり、濾過する被処理液の粘性や濾過すべき分散物質の大きさなどにより適宜変更するとよいが、強い濾過圧や空気圧を耐え得る、丈夫なものを用いることが好ましい。具体的な材料としては、紙、樹脂繊維、金属繊維などが挙げられる。また、この濾布は一種類の濾材で構成されていてもよいし、複数種類の濾材を重ねたものでも構わない。また、濾過フィルタの形状は、単純な袋形状に限らず、折り曲げたり巻回するなどして、濾過空間の容積に対して濾過面積を拡大させたものであっても、本発明の濾過方法を実行可能である。
そして、濾過工程においては、供給管路を介して被処理液を濾過空間へと供給し、濾過フィルタの袋内に被処理液を充満させる。そして、袋内外の圧力差により、被処理液の液体成分は濾過フィルタを透過し、袋外方から濾過液として排出されて、排出管路を介して濾過タンク外へ導出される。また、被処理液に含まれる分散物質は、濾過フィルタ表面に濾し取られ、濾過物質として濾過フィルタの内表面に付着し堆積することとなる。
そして、付着した濾過物質により、濾過フィルタが目詰まりし、濾過速度が低下すると、被処理液の供給を停止し、濾過工程から脱水工程に移行する。脱水工程では、脱水用エアー管路を介して、濾過空間の被処理液供給側に、被処理液に替えて空気を圧入する。この空気圧により袋内に滞留する被処理液は濾過されて、濾過空間から除去されることとなる。そして、これと共に、濾過フィルタの内表面に付着した泥状の濾過物質(スラッジ)は絞られて、固形状の濾過物質(ケーク)となる。
次に、脱水用エアー管路からの空気の供給を停止した後に、逆洗工程を行う。逆洗工程においては、逆洗用エアー管路から濾過液排出側へ空気が圧入されると共に、被処理液供給側に連通するエアー抜き管路から空気を排出させる。これにより、濾過フィルタの内外に差圧が生じ、濾過液排出側に圧入された空気は、従来の逆洗工程と同様に、濾過フィルタの外側から内側へと透過して、噴出し、濾布の表面に付着した濾過物質を剥離させる。ここで、本発明の濾過方法にあっては、濾過フィルタは上端のみしか保持されていないため、濾過フィルタは、外側の空気圧により、内方へ潰れるようにして大きく撓むこととなり、これにより生じる、濾布表面の変形や振動によっても、濾過物質が剥がれ落ちることとなる。すなわち、本発明に係る逆洗工程にあっては、空気の噴出による濾過物質の除去作用に加えて、濾過フィルタの撓みよる濾過物質の除去作用も得られるため、濾過フィルタの目詰まりを、従来よりも効率的に解消させることができる。特に、濾過フィルタに付着した濾過物質の少なくとも一部は、脱水工程により絞られて、泥状よりも脆い固形状となっているため、逆洗工程で、濾布との付着面が変形することで、その多くを剥落させることができる。
ここで、かかる逆洗工程では、単位時間に供給する空気量が大きい程、濾布を透過して、濾布表面から噴出する空気量は増し、濾過フィルタは勢いよく撓むため、濾過物質をより一層剥がし易くなる。従って、逆洗工程において圧入する空気量は、濾布が破損しない範囲内で、可及的に大きくすることが望ましい。
また、かかる逆洗工程により、濾過液排出側に圧入する空気は、常に一定の圧力、流量で圧入する必要はない。例えば、公知のパルス逆洗のように、周期的に空気を圧入するようにすれば、濾過フィルタが動的に変形することとなり、より多くの濾過物質を剥離させることができる。
なお、逆洗工程において、濾過液排出側に導入する空気は、エアーコンプレッサー等の空気供給手段を用いることにより好適に圧入できる。この空気供給手段は、濾過装置に組み込み、一体化することもできるが、別体として構成することも可能である。
このように、本発明の濾過方法によれば、逆洗工程において、濾過フィルタの目詰まりを、効率的に解消させることができる。このため、この濾過方法を順次繰り返し実行することにより、濾過工程において目詰まりが生じ難くなり、濾過装置の作動効率を上昇させることができる。
なお、上記の脱水工程では、濾過空間に滞留する被処理液の全てを濾過して、除去した方が、逆洗工程において、濾過フィルタが素早く変形し、また、濾過フィルタ表面に付着する濾過物質の全てが脆い固形状(ケーク)となっているため、目詰まりをより好適に解消することができる。しかし、滞留した被処理液の一部のみを除去した場合にあっても、濾過フィルタは大きく撓ませて、濾過物質を剥離させることは可能であり、かかる場合も本発明に含めるものとする。
また、かかる濾過方法を行う濾過装置としては、内部に濾過空間が形成された濾過タンクと、該濾過タンクの上部に接続されて、被処理液を濾過空間へ導入する供給管路と、濾過タンクの下部に接続されて、濾過液を濾過空間外へ導出する排出管路と、濾過空間に着脱可能に装着されて、濾過空間を被処理液供給側と、濾過液排出側とに隔絶する濾過フィルタとを備えた濾過装置において、前記濾過フィルタは、袋形状の濾布からなり、その上端の開口部を濾過空間の上部に保持されて、袋内方を被処理液供給側、袋外方を濾過液排出側とするものであり、濾過空間の被処理液供給側と連通する脱水用エアー管路及びエアー抜き管路と、濾過空間の濾過液排出側と連通する逆洗用エアー管路とを備え、さらに、供給管路から濾過空間に流入した被処理液を濾過フィルタにより濾過し、透過した濾過液を排出管路から濾過空間外へ導出する濾過工程と、前記脱水用エアー管路から濾過空間へ空気を圧入して、濾過空間に滞留する被処理液の少なくとも一部を濾過して、濾過液を排出管路から濾過タンク外へ導出する脱水工程と、前記逆洗用エアー管路から圧入した空気を、濾過フィルタの外側から内側へ透過させて、透過した空気をエアー抜き管路から排出する逆洗工程とを順次実行する制御手段を備えた構成が提案される。
かかる構成では、制御手段を設けることにより、一連の濾過方法を自動的に順次繰り返し実行させることが可能となり、本発明の優れた濾過方法を容易に行うことができる。制御手段は、例えば、濾過タンク内の圧力計や液位計等のセンサからの入力を受ける入力装置や、上述の各管路を開閉するバルブのを制御するための出力装置や、作業者が濾過方法を設定する操作装置、そして、それらの入出力を統括的に制御する電子回路などにより構成することができる。
ここで、上記の濾過方法にあっては、濾過装置が、濾過タンクの内壁と袋形状の濾過フィルタとの間に配設され、濾過フィルタを袋外側から支持し、濾過フィルタと濾過タンクの内壁との間に、濾過液や空気を、排出管路へと導出するための通過領域を形成する多孔性スペーサを備えていることが望ましい。かかる構成とした場合には、濾過工程や脱水工程において、濾過フィルタを袋内方から拡げる圧力を多孔性スペーサにより安定して支持できると共に、袋形状の濾過フィルタの広い部分で円滑に濾過を行うことが可能となる。
尚、本発明にかかる濾過方法や濾過装置は、濾過工程、脱水工程、逆洗工程を順次繰り返して実行するものであるが、これら三つの工程の間に、他の工程を実行するものであっても構わない。例えば、従来の逆洗機構を備える濾過装置にあっては、逆洗工程を行う度に、濾過フィルタに濾過助剤を再付着させるようにしたものが知られているが、本発明の濾過方法にあっても、逆洗工程後に、濾過助剤を再付着させる工程を実行することは可能であり、かかる方法も、本発明に含めるものとする。
このように、本発明は、供給管路から濾過空間に流入した被処理液を濾過フィルタにより濾過し、透過した濾過液を排出管路から濾過空間外へ導出する濾過工程と、前記脱水用エアー管路から濾過空間へ空気を圧入して、濾過空間に滞留する被処理液の少なくとも一部を濾過して、濾過液を排出管路から濾過タンク外へ導出する脱水工程と、前記逆洗用エアー管路から圧入した空気を、濾過フィルタの外側から内側へ透過させて、透過した空気をエアー抜き管路から排出する逆洗工程とを順次実行するようにしたことを特徴とする濾過装置における濾過方法であるから、逆洗工程において、濾過フィルタの内側へ噴出する空気の圧力と、濾過フィルタの撓みによる、濾布の変形や振動との二つの作用により、濾過物質が剥離することとなり、従来よりも濾過フィルタの目詰まりを効率的に解消可能となる。従って、逆洗工程後の濾過工程において目詰まりが生じ難く、逆洗工程の実行頻度も少なくなると共に、逆洗工程の実行時間を短縮可能となり、濾過装置の運転効率を向上させることができる。また、かかる構成では、脱水工程において、濾布に付着した濾過物質が固形化されるため、逆洗工程において、濾布の変形により濾過物質を剥がし易い。
また、濾過フィルタが、袋形状の濾布からなり、その上端の開口部を濾過空間の上部に保持されて、袋内方を被処理液供給側、袋外方を濾過液排出側とするものであり、濾過空間の被処理液供給側と連通する脱水用エアー管路及びエアー抜き管路と、濾過空間の濾過液排出側と連通する逆洗用エアー管路とを備え、さらに、供給管路から濾過空間に流入した被処理液を濾過フィルタにより濾過し、透過した濾過液を排出管路から濾過空間外へ導出する濾過工程と、前記脱水用エアー管路から濾過空間へ空気を圧入して、濾過空間に滞留する被処理液の少なくとも一部を濾過して、濾過液を排出管路から濾過タンク外へ導出する脱水工程と、前記逆洗用エアー管路から圧入した空気を、濾過フィルタの外側から内側へ透過させて、透過した空気をエアー抜き管路から排出する逆洗工程とを順次実行する制御手段を備えた濾過装置にあっては、上述の一連の濾過方法を、制御装置により自動的に繰り返し実行させることにより、作業者の負担を軽減することができ、上記濾過方法を実行する濾過装置として最適である。
本発明の実施形態を、実施例を用いて説明する。
本実施例の濾過装置1は、内部に濾過空間11が形成された濾過タンク2を備える。この濾過タンク2は、図1に示すように、容器状のタンク主体3の上部開口7を図1鎖線で示すように支軸5を中心として回動可能な椀形の開閉蓋4で遮蔽してなるものである。この開閉蓋4はその椀形により内部に上部通水領域6が形成される。この開閉蓋4の上部中心には、閉止バルブV1により開閉される被処理液の供給管路8と、同じく閉止バルブV2により開閉される脱水用エアー管路9が接続される。この供給管路8と脱水用エアー管路9は、閉止バルブV1,V2よりも濾過タンク2側で合流し、管路を共通させている。そして、開閉蓋4の中心から少し外れた位置に、濾過空間11の圧力を計測する圧力計10が設けられる。さらに、その側面には、閉止バルブV3により開閉されるエアー抜き管路12が接続される。
タンク主体3は下方へ僅かに縮径しており、その下底部には、濾過液の排出管路13が接続される。また、下底部から少し上部の外周部にも、上部脱水用の補助排出管路14が接続され。相互の排出管路13,14は、それぞれ濾過空間11と連通する。また、この補助排出管路14は閉止バルブV4を介して排出管路13と接続される。なお、この排出管路13の、図1に図示する部分は、濾過タンク2よりの部分を逆洗用エアー管路15(図2参照)と共通しており、逆洗工程においては、この部分を介して圧縮空気が濾過空間11へと流入する。
タンク主体3の内底面には、後述する濾過フィルタ16との間に、排出管路13へ濾過液を導出する通水領域17を形成するための多孔性スペーサ19aが配設される。また、タンク主体3の内周面にも、濾過フィルタ16との間に濾過液を排出する通水領域18を保持するための多孔性スペーサ19bが配設される。
そして、濾過タンク2の濾過空間11に、濾過フィルタ16が装着される。この濾過フィルタ16は、ナイロン製の濾布を封筒状に縫製してなるものであり、タンク主体3の上部に嵌着された保持リング21により、上端の開口部を濾過空間11の上部に保持されて、開口部以下の部分を濾過空間11に垂下させる。かかる濾過フィルタ16の装着により、濾過空間11は、供給管路8等と連通する被処理液供給側11aと、排出管路13等と連通する濾過液排出側11bとに隔絶され、被処理液供給側11aに供給された被処理液が、濾過フィルタ16のいずれかの部分で濾過されるようになっている。この濾過フィルタ16は、濾過タンク2を開放し、保持リング21を外すことにより、取り外し可能となっており、濾過物質の回収や洗浄、濾過フィルタ16の交換を適宜実行するようにしている。また、この濾過フィルタ16は、タンク主体3と略同じ大きさに形成されており、後述の濾過工程にあっては、濾布の略全面を多孔性スペーサ19a,19bと当接して支持されるようになっている。
図2は、濾過装置1における、液や空気の流れを表すフローシートである。濾過タンク2の上部に接続される供給管路8は、その他端に、被処理液の貯留槽(図示省略)へ挿入される液供給口23が形成され、該液供給口23と濾過タンク2の間には、送水ポンプ22が介装される。この送水ポンプ22は、液供給口23を介して吸引口24から被処理液を吸引し、吸い込んだ被処理液を、吐出口25から濾過空間11へと送り出す。また、この供給管路8には、該供給管路8を濾過タンク2側や液供給口23側で開閉する閉止バルブV1,V5や、被処理液の流量を調節するための調整バルブV9も設けられている。
そして、上記供給管路8から濾過タンク2へ供給された被処理液は、濾過フィルタ16により濾過されて、その濾過液は、上述の排出管路13及び補助排出管路14から排出される。この排出管路13の他端には、液排出口26が形成されており、濾過液は、排出管路13を介して、用意された貯留槽(図示省略)へと排出されることとなる。また、この排出管路13にも閉止バルブV6が設けられている。
一方、濾過装置1は、給気口27を備え、この給気口27を介してエアーコンプレッサー(図示省略)から圧縮空気が供給される。そして、供給された圧縮空気は、エアーレギュレーター28により所定圧に調整されたあと、脱水用エアー管路9と、逆洗用エアー管路15に供給される。脱水用エアー管路9には、上述したように、閉止バルブV2が設けられており、供給管路8と合流した後、濾過空間11へ連通する。すなわち、被処理液供給側11aへ被処理液を供給する際には供給管路8が開放され、これに対して被処理液供給側11aへ空気を圧入する際には、この脱水用エアー管路9が開放される。
逆洗用エアー管路15は、前記排出管路13と合流し、濾過空間11へと連通する。この逆洗用エアー管路15にも、閉止バルブV7が設けられており、濾過液排出側11bから濾過液を排出する際には排出管路13が開放され、濾過液排出側11bへ空気を圧入する際には逆洗用エアー管路15が開放される。なお、供給管路8と脱水用エアー管路9、および排出管路13と逆洗用エアー管路15の管路の共通化は構造単純化のためであり、別々に濾過空間11に接続しても構わない。
また、濾過空間11の被処理液供給側11aと連通するエアー抜き管路12は、液溜め29と連通しており、該管路12から空気とともに吹き出た被処理液が、該液溜め29に貯留される。この液溜め29は、返却管路30を介して供給管路8と接続されており、所定量以上の液量が液位計31により検知されると閉止バルブV8が開放され、液溜めに貯留された被処理液が供給管路8へ供給されるようになっている。
ここで、上述の閉止バルブV1〜V8や調整バルブV9は、全て電磁弁により構成されるものであり、濾過装置1に備える制御装置32からの入力により、その開閉を制御される。この制御装置32は、後述する濾過工程、脱水工程、逆洗工程等の実行を制御するための電子回路を備え、前記送水ポンプ22や、濾過タンク2の圧力計10、液溜めの液位計31等とも接続される。すなわち、かかる制御装置32は、圧力計10や液位計31の値や時間などを計測して、送水ポンプ22やバルブV1〜V9を適切に作動させることにより、濾過装置1における液や空気の流れを調整・変更し、各工程を順次実行させる。また、この制御装置32には、スイッチや目盛り、ランプ等が設けられた操作盤(図示省略)を備え、作業者は、被処理液の粘性や、分散物質の粒子径、濾過フィルタの種類等の条件に応じて、各工程の実行時間や空気圧、流量等の作動条件を設定すると共に、濾過装置1の作動状態を確認し得るようになっている。このように、かかる制御装置32が、本発明の濾過方法における各工程を順次実行する制御手段を構成するものである。
次に、この濾過装置1を用いた一連の濾過方法を説明する。
濾過空間11に濾過フィルタ16を装着して開閉蓋4を遮蔽した状態にあって、制御装置32の操作盤を介して濾過装置1を作動させると、まず、濾過工程が実行される。すなわち、制御装置32が、閉止バルブV1,V4,V5,V6を開放すると共に、送水ポンプ22を作動させると、被処理液が、供給管路8を介して、濾過空間11へと供給される。そして、供給された被処理液は、濾過フィルタ16の袋内方の被処理液供給側11aに充満し、図3に示すように、濾過フィルタ16は液圧により外方に広がり、多孔性スペーサ19a,19bに支持されると共に、被処理液は濾過フィルタ16で濾過されて、透過した濾過液は、通水領域17,18を介して、排出管路13および補助排出管路14から濾過タンク2外へと導出され、濾過液の貯留槽へと排出される。一方、被処理液中に含まれる分散物質は、濾し取られて泥状の濾過物質40a(以下スラッジと記す)となり、濾過フィルタ16の内側に付着する。
かかる濾過工程を連続すると、濾過フィルタ16の内側に堆積したスラッジ40aにより濾布が目詰まりして、被処理液供給側11aの圧力が上昇する。この圧力上昇は、圧力計10を介して制御装置32に検知され、この圧力が所定閾値以上となると、制御装置32は、送水ポンプ22の作動を停止させ、濾過工程を終了させる。
次いで、制御装置32は脱水工程を実行させる。すなわち、閉止バルブV1,V4,V5を閉じた後、閉止バルブV2を開放すると、図4に示すように、エアーコンプレッサーから供給される圧縮空気が、脱水用エアー管路9を介して、被処理液供給側11aへと圧入される。この圧入された空気により被処理液供給側11aの圧力が上昇し、図4に示すように、濾過フィルタ16内に滞留する被処理液が濾過されて、濾過された濾過液は排出管路13から排出される。ここで、かかる脱水工程においては、補助排出管路14は閉塞されているため、専ら濾過フィルタ16の底部でのみ濾過が行われる。このため、被処理液の液位が下がり、圧入された空気が濾過フィルタ16の内側面と接しても、空気が濾過フィルタ16を透過して、濾過タンク2外へ排出され難くなっており、図5に示すように、被処理液は余すことなく濾過されて、濾過空間11から除去される。また、この被処理液の除去により、濾過フィルタ16に付着していたスラッジ40aは、液分が絞られて、固形状の濾過物質40b(以下ケークと記す)となる。
そして、脱水工程を所定時間実行させると、制御装置32は、閉止バルブV2を閉じ、圧縮空気の供給を停止させ、脱水工程を終了させる。なお、本実施例にかかる脱水工程では、図5に示すように、被処理液の全てが濾過空間から除去されるが、被処理液の除去は部分的なものでもよく、図4に示すように被処理液が残留した状態で終了しても構わない。
次いで、制御装置32は逆洗工程を実行させる。すなわち、排出管路13の閉止バルブV6を閉じ、エアー抜き管路12の閉止バルブV3を開放させた後、逆洗用エアー管路15の閉止バルブV7を開放すると、エアーコンプレッサーから供給される圧縮空気が、逆洗用エアー管路15を介して、濾過液排出側11bへと流入し、濾過液排出側11bの圧力が急激に上昇する。一方、被処理液供給側11aは、エアー抜き管路12の開放により略常圧となっているため、図6に示すように、濾過フィルタ16は、内外の差圧により、潰れるようにして急激に内方に撓むと共に、濾過液排出側11bの空気は、濾過フィルタ16を外側から内側へと透過し、濾布の内表面から噴出することとなる。そして、上記逆洗工程を所定時間(ここでは30秒)実行すると、制御装置32は、逆洗用エアー管路15の閉止バルブV7を閉鎖して、圧縮空気の供給を停止し濾過工程を終了する。
かかる逆洗工程により、濾過フィルタ16に付着したケーク40bは、噴出する空気の圧力により濾布表面から剥離すると共に、濾過フィルタ16の急激な撓みによる、濾布の変形や振動によっても、剥がし落されて、図7に示すように、逆洗工程の終了後には、ケーク40bは、濾過フィルタ16の袋底部に堆積することとなる。このように、本実施例にかかる逆洗工程では、濾過フィルタ16を透過し、濾布から空気を噴出させるだけでなく、外側(濾過液排出側11b)の空気圧により、濾過フィルタ16を内方へ撓ませて、濾布を振動させ、また、濾布とケーク40bとの付着面を変形させることにより、濾過フィルタ16に付着したケーク40bを剥離させる。すなわち、かかる濾過方法では、濾過フィルタ16の撓みと、噴出する空気との、両方の作用の相乗効果により、濾過物質を剥離させるため、従来よりも濾過フィルタ16の目詰まりを効率的に解消させることができる。特に、濾過物質は、脱水工程で固形状のケーク40bとなっているため、濾布との付着面を振動、変形させることにより、その多くを崩落させることができる。
なお、逆洗工程において、濾過空間11へ圧入する空気の圧力、時間等の好適な値は、濾過物質や濾過フィルタ16等の種類により異なるため、一様に決定されるものではないが、例えば、濾過物質の粒子径が小さく、濾過フィルタ16に強く付着する場合には、圧入する空気圧を強く設定することが望ましく、もし、濾過フィルタ16の耐久性が弱い場合には、空気を圧入する時間を長めに設定するとよい。また、これに対して濾過物質の粒子径が大きく、濾布から剥離し易い場合には、空気を圧入する時間を短期間として、迅速に濾過工程を再開させるとよい。また、上記の逆洗工程においては、補助排出管路14を閉塞しているが、かかる補助排出管路14を開放し、この管路14を介しても圧縮空気を圧入しても構わない。
そして、逆洗工程により、濾過フィルタ16の目詰まりが解消されると、制御装置32は、再び被処理液を濾過タンク2へ供給し、濾過工程を再開する。そして、制御装置32は、かかる濾過工程、脱水工程、逆洗工程を順次繰り返し実行することにより、濾過フィルタ16の目詰まりを自動的に解消しつつ、被処理液の濾過を継続する。
かかる三つの工程を、繰り返していくと、濾過フィルタ16内に堆積する濾過物質が増加して、目詰まりが解消され難くなり、被処理液供給側11aの圧力が短時間で所定閾値を越えるようになる。かかる場合には、制御装置32は、脱水工程を実行させた後、逆洗工程を実行せずに、エアー抜き管路12を開放して、濾過タンク2の圧力を常圧とした後、全ての工程を停止させると共に、操作盤のランプを点灯させて、作業者に、濾過フィルタ16の交換やケーク40bの除去を促す。
なお、本発明は、上記実施例の濾過方法や濾過装置に限定したものではなく、本発明の主旨の範囲内で適宜変更可能である。例えば、本実施例にあっては、一連の濾過方法を、濾過装置1に設けられた制御装置32により自動的に実行させているが、例えば、濾過装置1の閉止バルブを手動式にすれば、かかる濾過方法を、作業者が手動で制御して実行させることも可能である。また、各種管路や閉止バルブの配置関係についても、単なる一例を示したに過ぎず、適宜変更を加えることができる。
濾過タンク2の断面図である。 本実施例の濾過装置1のフローシートである。 本発明に係る濾過工程を表す説明図である。 本発明に係る脱水工程を表す説明図である。 図4から続く脱水工程を表す説明図である。 本発明に係る逆洗工程を表す説明図である。 逆洗工程後の濾過タンク2を表す説明図である。
符号の説明
1 濾過装置
2 濾過タンク
3 タンク主体
4 開閉蓋
8 供給管路
9 脱水用エアー管路
11 濾過空間
11a 被処理液供給側
11b 濾過液排出側
12 エアー抜き管路
13 排出管路
14 補助排出管路
15 逆洗用エアー管路
16 濾過フィルタ
17,18 通水領域
19a,19b 多孔性スペーサ
21 保持リング
22 送水ポンプ
23 供給口
26 排出口
27 給気口
28 エアーレギュレーター
32 制御装置
40a 濾過物質(スラッジ)
40b 濾過物質(ケーク)
V1〜V8 閉止バルブ
V9 調整バルブ

Claims (2)

  1. 内部に濾過空間が形成された濾過タンクと、
    該濾過タンクの上部に接続されて、被処理液を濾過空間へ導入する供給管路と、
    濾過タンクの下部に接続されて、濾過液を濾過空間外へ導出する排出管路と、
    袋形状の濾布からなり、その上端の開口部を濾過空間の上部に保持されて、袋内方を被処理液供給側、袋外方を濾過液排出側とする濾過フィルタと、
    濾過空間の被処理液供給側と連通する脱水用エアー管路及びエアー抜き管路と、
    濾過空間の濾過液排出側と連通する逆洗用エアー管路と
    を備えた濾過装置にあって、
    供給管路から濾過空間に流入した被処理液を濾過フィルタにより濾過し、透過した濾過液を排出管路から濾過空間外へ導出する濾過工程と、
    前記脱水用エアー管路から濾過空間へ空気を圧入して、濾過空間に滞留する被処理液の少なくとも一部を濾過して、濾過液を排出管路から濾過タンク外へ導出する脱水工程と、
    前記逆洗用エアー管路から圧入した空気を、濾過フィルタの外側から内側へ透過させて、透過した空気をエアー抜き管路から排出する逆洗工程と
    を順次実行するようにしたことを特徴とする濾過装置における濾過方法。
  2. 内部に濾過空間が形成された濾過タンクと、該濾過タンクの上部に接続されて、被処理液を濾過空間へ導入する供給管路と、濾過タンクの下部に接続されて、濾過液を濾過空間外へ導出する排出管路と、濾過空間に着脱可能に装着されて、濾過空間を被処理液供給側と、濾過液排出側とに隔絶する濾過フィルタとを備えた濾過装置において、
    前記濾過フィルタは、袋形状の濾布からなり、その上端の開口部を濾過空間の上部に保持されて、袋内方を被処理液供給側、袋外方を濾過液排出側とするものであり、
    濾過空間の被処理液供給側と連通する脱水用エアー管路及びエアー抜き管路と、濾過空間の濾過液排出側と連通する逆洗用エアー管路とを備え、
    さらに、供給管路から濾過空間に流入した被処理液を濾過フィルタにより濾過し、透過した濾過液を排出管路から濾過空間外へ導出する濾過工程と、
    前記脱水用エアー管路から濾過空間へ空気を圧入して、濾過空間に滞留する被処理液の少なくとも一部を濾過して、濾過液を排出管路から濾過タンク外へ導出する脱水工程と、
    前記逆洗用エアー管路から圧入した空気を、濾過フィルタの外側から内側へ透過させて、透過した空気をエアー抜き管路から排出する逆洗工程と
    を順次実行する制御手段を備えたことを特徴とする濾過装置。
JP2003383474A 2003-11-13 2003-11-13 濾過装置における濾過方法、および濾過装置 Expired - Fee Related JP4425608B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003383474A JP4425608B2 (ja) 2003-11-13 2003-11-13 濾過装置における濾過方法、および濾過装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003383474A JP4425608B2 (ja) 2003-11-13 2003-11-13 濾過装置における濾過方法、および濾過装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005144287A true JP2005144287A (ja) 2005-06-09
JP4425608B2 JP4425608B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=34692185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003383474A Expired - Fee Related JP4425608B2 (ja) 2003-11-13 2003-11-13 濾過装置における濾過方法、および濾過装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4425608B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010528838A (ja) * 2007-05-30 2010-08-26 デイビッド・ジェイ・グロス 超音波再生を用いてフィルタ能力を向上する装置と方法
KR101384333B1 (ko) 2012-08-30 2014-04-10 (주) 영동엔지니어링 부유물질 처리장치
JP2014198340A (ja) * 2014-06-27 2014-10-23 ヤンマー株式会社 濾過装置
JP2019111481A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 房総車体有限会社 飛沫類回収装置
JP2021065830A (ja) * 2019-10-21 2021-04-30 Icn株式会社 濾過装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010528838A (ja) * 2007-05-30 2010-08-26 デイビッド・ジェイ・グロス 超音波再生を用いてフィルタ能力を向上する装置と方法
KR101384333B1 (ko) 2012-08-30 2014-04-10 (주) 영동엔지니어링 부유물질 처리장치
JP2014198340A (ja) * 2014-06-27 2014-10-23 ヤンマー株式会社 濾過装置
JP2019111481A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 房総車体有限会社 飛沫類回収装置
JP2021065830A (ja) * 2019-10-21 2021-04-30 Icn株式会社 濾過装置
JP7420340B2 (ja) 2019-10-21 2024-01-23 Icn株式会社 濾過装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4425608B2 (ja) 2010-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3302992B2 (ja) 中空繊維膜を用いたサスペンション中の固形物の濃縮
JP3744447B2 (ja) 膜分離装置
JP2003053160A (ja) 分離膜の洗浄方法及び膜濾過装置
KR20090046966A (ko) 저압 역세척
JPH10504996A (ja) 中空ファイバ膜の洗滌
US10486089B2 (en) Method and system for filtration and filtration cake layer formation
JPS62502452A (ja) 可変容積濾過器或は濃縮器
JP2000317276A (ja) 濾過装置
JPH0276633A (ja) 電食機の加工液準備装置
CN112299510A (zh) 净水机、净水系统及其控制方法
JP4425608B2 (ja) 濾過装置における濾過方法、および濾過装置
JP5324636B2 (ja) 吸引式濾過濃縮方法
JP5768391B2 (ja) 濾過装置
JP2009241043A (ja) 膜濾過装置の逆洗方法
CN213802961U (zh) 净水机及其净水系统
JP3809648B2 (ja) 移動ろ床式ろ過装置
KR200206446Y1 (ko) 오수정화장치
RU162750U1 (ru) Установка для очистки природных и сточных вод
CN110627191A (zh) 一种预处理固液分离装置和方法
JP4605951B2 (ja) 膜濾過システムおよびその運転方法
CN214327255U (zh) 一种外置式mbr反应器
KR102627451B1 (ko) 연마 슬러리액 필터링 장치
KR101461718B1 (ko) 섬유사 여과기를 구비하는 용존가압부상장치
KR900004724Y1 (ko) 사이폰 여과장치
WO2015052906A1 (ja) ろ過装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091112

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4425608

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151218

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees